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新人不動産営業が最初に読む本 5訂版
初心者営業

【要約・書評】『新人不動産営業が最初に読む本 5訂版』の評判・おすすめポイント

本鳥有良|住宅新報出版|2025-03-30|240ページ

4.5
(4件)

この本を一言で言うと

不動産売買仲介の実務を時系列で学ぶ——入社直後から使える業界バイブルの最新5訂版。

この本の概要

本書は不動産会社の新人営業担当に向けて、売買仲介業務の全プロセスを時系列で解説する実務入門書だ。著者の本鳥有良氏は不動産売買の媒介業務に経験と実績を持ち、「こんなときどうする?」の答えがすぐ確認できる構成で現場のリアルな疑問に答える。 5訂版では最新の法改正に完全対応。「不動産の表示に関する公正競争規約」の改正、媒介契約書面や重要事項説明書面の「電子書面による提供」への対応、「人の死の告知に関するガイドライン」の改正、IT重説に関する改正など、デジタル化・コンプライアンス強化の流れに対応した最新内容が盛り込まれている。 構成は客付業務(物件を探す顧客対応)と元付業務(売却依頼対応)の双方をカバーする。集客広告の作り方から受付・お客様対応の基本、住宅ローンの基礎知識、物件案内からクロージング、媒介契約の締結、重要事項説明まで、営業フローに沿って学べるバイブル的構成が特徴だ。 業績向上につながるワンポイントアドバイスも豊富で、入社2〜3年目の実力が問われる段階にある担当者にも役立つ内容になっている。Amazonレビューでは「業務が満遍なくボリュームを抑えて理解できる」と実用性が高く評価されている。

宅建は受かったけど「実務」は全然別の話だった

宅建は受かったけど「実務」は全然別の話だった、というのが入社3ヶ月目の正直な感想です。試験で媒介契約や重要事項説明を覚えたけど、実際の業務でどのタイミングで何をするのか、全然わからなかった。 この本を読んで、ようやく「実務の流れ」が頭の中で整理できました。時系列で業務を教えてくれる構成は意外と他の本にはないもので、入社直後の自分には本当に必要なものでした。「月曜日の朝、お客様から電話が来たらまずこうする」という粒度の話が、実務には必要なんです。 IT重説や電子書面への対応が最新版で追加されていて助かりました。うちの会社もIT重説を使い始めていて、この点の理解が後輩より一歩早くできた気がします。 「こんなときどうする?」のQ&A形式が随所にあって、先輩に聞くほどでもないけど自分で判断するのは怖い、という新人の痒いところに手が届く構成です。業界用語の解説も丁寧で、「レインズ」「囲い込み」「契約不適合責任」など試験では単語として知っていたものが文脈の中で理解できました。 デスクの引き出しに常備して、疑問が出るたびに開く辞書として使っています。副題の「バイブル」は本当だと思います。

23歳・不動産仲介会社に新卒入社して3ヶ月目。宅建は持っているが、実際の業務フローがよくわからない。先輩の真似をしながら見よう見まねでやっているが、「なぜこの書類が必要なのか」「なぜこの順番なのか」が腹落ちしていない。

この本で学べること

売買仲介の全業務を時系列で学べる

客付業務(集客〜成約)と元付業務(売却依頼〜成約)の双方を、実際の業務フローに沿って時系列で解説。何をいつやるかが明確になり、現場で迷わなくなる。

最新の法改正(IT重説・電子書面・死告知ガイドライン等)に完全対応

5訂版では宅建業法の改正、電子書面提供への対応、IT重説の拡充などデジタル化・コンプライアンス強化の最新トレンドを完全反映。古い版との差が大きい。

「こんなときどうする?」形式で現場の疑問を即解決

業務中に迷う具体的な場面をQ&A形式で網羅。先輩に聞くほどでもないけど自分で判断するのは怖いという新人が一番困る「灰色の場面」への答えが豊富。

住宅ローン基礎・資金計画の実践知識をカバー

お客様の資金計画と住宅ローンの基礎知識を解説。金利タイプ・審査の流れ・事前承認の進め方など、営業担当として最低限必要なファイナンス知識が得られる。

業績向上ワンポイントで中堅社員にも有用

新人向けの基礎に留まらず、入社2〜3年目を意識した「もう一段上に行くためのワンポイントアドバイス」が随所に含まれており、長期にわたって参照できる。

本の目次

  1. 1第1章 不動産取引のプロとしての基本行動
  2. 2第2章 物件検索依頼に基づく業務(客付業務)—広告・集客
  3. 3第3章 受付業務とお客様対応の基本
  4. 4第4章 資金計画と住宅ローンの基礎
  5. 5第5章 物件検索・紹介・現地案内からクロージング
  6. 6第6章 媒介契約の締結と重要事項説明
  7. 7第7章 売却依頼に基づく業務(元付業務)

良い点・気になる点

良い点

  • 時系列の業務フローで学べるため、入社直後から実践投入できる
  • 最新の法改正(IT重説・電子書面・死告知ガイドライン)に完全対応
  • 新人だけでなく2〜3年目の中堅にも役立つワンポイントアドバイスが充実

気になる点

  • 売買仲介専門の内容であり、賃貸仲介や管理業務を学びたい人には別の書籍が必要
  • 不動産特有の法律・規制の解説が中心で、営業トーク・心理術の内容は少ない

みんなの評判・口コミ

h
hrkds

IT企業勤務

5.0

業務が満遍なくボリュームを抑えて理解できる点がよかったです。不動産業界の初心者でも読みやすく、実際の業務フローがイメージしやすい。宅建試験に合格していても、この本がないと実務の「流れ」はわからないんだなと実感しました。

m
miku

Webマーケター

4.5

5訂版でIT重説や電子書面への対応が追加されていて、現場に即使える内容になっています。「こんなときどうする?」のQ&A形式が実務中の疑問を即解決してくれます。デスクに常備して何度も開いています。

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nao

バックエンドエンジニア

4.0

売買仲介の基礎が体系的に学べる良書です。ただ、賃貸仲介や不動産管理の仕事が中心の方には内容がずれるかもしれません。売買仲介専門の会社に入った新人なら迷わず買うべき一冊です。

y
yui

フロントエンドエンジニア

4.0

入社前に読みたかった!という感想です。業界用語の解説が丁寧で、レインズや媒介契約の種類が実務の文脈でやっと理解できました。ワンポイントアドバイスが具体的で、先輩から教わった「裏ワザ」みたいな話も載っていて楽しい。

著者について

こんな人におすすめ

不動産会社に新卒・転職入社した営業担当

宅建取得済みでも「実務の流れ」がわからない人の必携書。業務フローを時系列で把握することで、先輩の真似ではなく「なぜそうするか」を理解した実務ができるようになる。

IT重説・電子書面など最新規制に対応したい担当者

5訂版は最新の法改正を完全反映。デジタル化が進む不動産業界で、コンプライアンス上のリスクを減らしながら業務を進めるための知識が得られる。

入社2〜3年目で「基礎をもう一度確認したい」営業担当

新人向けの基礎書というだけでなく、実力が問われる中堅段階向けのワンポイントアドバイスも充実。「なんとなく」やっていた業務の意味を再確認できる。

よくある質問

Q. 『新人不動産営業が最初に読む本』は宅建取得前の人でも読めますか?
A. 宅建取得者・未取得者どちらでも読めます。業界用語の解説が丁寧なので、不動産業界の知識が少ない方でも理解しやすい構成です。宅建の学習と並行して読むと相乗効果もあります。
Q. 賃貸仲介の仕事にも使えますか?
A. 本書は主に売買仲介(買付・売却の媒介)に特化した内容です。賃貸仲介や不動産管理業務を学びたい方には、専門に対応した別の書籍が必要です。
Q. 5訂版で新しく追加された内容は何ですか?
A. IT重説に関する改正、媒介契約書面・重要事項説明書面の「電子書面による提供」への対応、「人の死の告知に関するガイドライン」の改正、「不動産の表示に関する公正競争規約」の改正が主な追加内容です。
Q. Kindle版はありますか?
A. 現在Kindle版は提供されていません。紙書籍のみの販売です。業務中に机で参照するケースが多いため、紙書籍の方が使い勝手がよいという声もあります。
Q. 一人前の不動産営業になるまでに他にどんな本が必要ですか?
A. 本書は業務フローと法令知識の基礎書です。トーク術・ヒアリング技術・心理学的アプローチを学ぶには営業技術系の本、住宅ローンをより深く学ぶには金融知識系の本との組み合わせが効果的です。
Q. 中途採用で入社した場合でも役立ちますか?
A. はい、異業種から不動産業界に転職した方にも有効です。「業界の常識」として暗黙的に扱われることが多い業務フロー・慣行を体系的に学べます。

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