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成約率80%!トップセールスの「価値観営業」メソッド
中級者営業

【要約・書評】『成約率80%!トップセールスの「価値観営業」メソッド』の評判・おすすめポイント

加賀田裕之|きずな出版|2025-03-04|220ページ

4.0
(4件)

この本を一言で言うと

顧客の「価値観」を掘り起こし寄り添うことで——成約率80%を実現する「台本営業」の全技法。

この本の概要

本書は、著者・加賀田裕之氏が独自に体系化した「価値観営業」メソッドを18のフレームワークと14のワークシートで解説する実践書だ。人が高額商品を買うとき、そこには必ずその人の「価値観」が動いている。従来の説明型・押し売り型営業ではなく、顧客が自然と「欲しい」と感じるプロセスを設計する考え方を徹底的に教える。 著者自身、入社当初は全く売れず自社商材を250万円で自腹購入するほど追い詰められた経験を持つ。そこからトップセールスの極意を学び、100億円企業の営業マネジャーとして部下20名のチームを連続優勝させた。現在はミリオンセールスアカデミー®代表として「台本営業®」メソッドを広める立場から、口下手・人見知りでも再現できる営業の「型」を提供している。 本書の核心は「価値観を満たす価値提供」という概念。大きな買い物をする瞬間、人は自分の人生観・優先順位・理想の姿を商品に投影する。営業担当者の役割はその価値観を丁寧にヒアリングし、商品がその価値観にどう応えるかを「呼応させる」こと。雑談とは全く異なる「価値観ヒアリング」の手順が本書の最重要パートだ。 ワークシートを使いながら自分だけの「売れる営業台本(トークスクリプト)」を作り上げる構成になっており、読了後すぐ現場で試せる。Amazonレビューでは「人間の心理に沿っている」「ベネフィットの大切さが腑に落ちた」と実務者からの評価が高い。

「売れない」から「売れる」に変わる瞬間が、この本の中にあった

正直に言う。読む前は「また根性論か」と思ってた。タイトルに「成約率80%」なんて書いてあって、どうせキャッチコピーでしょ、と。でも読み始めて30ページで「あ、これ俺のことだ」と気づいた。 私がずっとやってきたのは「説明営業」だ。商品の良さを一生懸命伝えて、資料を見せて、「いかがですか?」と聞く。それの何が問題かって言うと、お客様の価値観を一切無視してるということを、この本ではっきり突きつけられた。 加賀田さんが言う「価値観営業」は、最初からお客様の話を聞くところから始まる。「なぜ今、このタイミングで保険を考えているのか」「家族にどういう未来を作りたいのか」「もし何かあったとき、一番守りたいものは何か」。そういう深いところを、型を使ってちゃんと聞き出す。雑談じゃなくてヒアリング。でも詰問でもない。この微妙な境界線が、本書のワークシートを通じてやっと理解できた気がする。 本に載っている18のフレームワーク、最初は「こんなに覚えられるか」と思った。でもよく読むと、全部が「お客様の価値観を深掘りするための道具」として整理されてる。バラバラに見えるテクニックじゃなくて、一つの流れの中に組み込まれている。台本作りのワーク、3回やり直した。最初はうまくできなかったけど、だんだん「自分のお客様」の顔が浮かびながら書けるようになってきた。 著者の加賀田さん、昔は対人恐怖症で250万円の自社商材を自腹で買うくらい追い詰められた、という話が冒頭にある。そこから這い上がった人の言葉だから、重みが違う。「口下手でも売れる」というのは逃げじゃなくて、「口下手だからこそ、型が必要」という意味なのだとわかった。 この本を読んで翌週、担当のお客様との面談で少し試してみた。いつもなら商品説明から入るところを、まず「今の生活で一番大切にしていることを教えてもらえますか」と聞いた。お客様、ちょっと驚いた顔をして、それから15分くらい話してくれた。こちらはほぼ聞くだけ。最後に「そういうご状況なら、このプランが一番近いかもしれません」と言ったら、「それ、詳しく聞かせてください」と言ってもらえた。成約にはなってないけど、雰囲気が全然違った。 まだまだ成約率80%には程遠いけど、「売れる方向性」が見えた気がする。8年間ずっとモヤモヤしてたものが、少しだけ晴れた感覚。

32歳・生命保険会社の営業担当。入社8年目で成績は中の下。毎月ノルマギリギリで、上司に「もっと説明を磨け」と言われ続けている。

この本で学べること

価値観を満たす価値提供が成約の核心

高額商品の購買決定には必ず顧客の「価値観」が介在する。商品スペックの説明ではなく、顧客が大切にしているもの・守りたいもの・実現したい未来と商品を結びつけることが成約への唯一の道。

雑談と「価値観ヒアリング」は全く別物

Amazonレビューのタイトルにも挙げられるほど重要なポイント。場を温めるための雑談とは異なり、「なぜ今か」「何を守りたいか」「理想の未来は何か」を型に沿って深掘りするプロセスが必要。

18のフレームワークで「売れる台本」を作る

属人的な「センス」に頼らず、再現性ある営業台本(トークスクリプト)を作成するための18の型が提供される。14のワークシートで自分の商材・顧客に合った台本を実際に手を動かしながら完成させる。

購買心理の「型」を活用したクロージング

最新の購買心理学に基づく「型」を使うことで、押し売りにならずに自然な流れでクロージングに持ち込める。お客様が自ら「欲しい」と言いたくなる状況を設計するのが本書の最終ゴール。

口下手・人見知りでも再現できる設計

著者自身が対人恐怖症を抱えた営業マンだった背景から、コミュニケーション力に自信がない人でも使える「型」として体系化されている。セミナー受講者の前月比500%成約という実績が証明。

本の目次

  1. 1第1章 なぜ「価値観営業」が必要なのか
  2. 2第2章 顧客の価値観を引き出すヒアリング術
  3. 3第3章 18のフレームワークで台本を設計する
  4. 4第4章 購買心理の「型」によるクロージング
  5. 5第5章 ワークシートで自分だけの営業台本を作る
  6. 6第6章 成約率80%を維持する日々の習慣

良い点・気になる点

良い点

  • 18フレームワーク+14ワークシートで読了後すぐ実践できる
  • 著者自身の失敗体験から来る説得力があり、現場感がリアル
  • 「価値観ヒアリング」という概念が新鮮で、従来の営業本と視点が異なる

気になる点

  • 高額商材(保険・不動産等)向けの内容が中心で、BtoB法人営業には一部応用が必要
  • ワークシートを真剣にやらないと本の真価が半減する

みんなの評判・口コミ

h
hrkds

IT企業勤務

5.0

営業歴10年で初めて「なぜ自分が売れないのか」の答えを得た気がします。価値観ヒアリングと雑談の違いを丁寧に解説していて、翌週から商談の雰囲気が変わりました。ワークシートが面倒くさそうで後回しにしていたら上司に「ちゃんとやれ」と言われ、やったら本当に台本が完成して驚きました。

m
miku

Webマーケター

4.0

18のフレームワークは最初多すぎると感じたけど、全部が一つの流れに統合されていると理解してからスッキリしました。著者の失敗談が具体的で共感しやすい。個人営業メインの内容なので法人営業の方は多少読み替えが必要かもしれません。

n
nao

バックエンドエンジニア

3.5

内容自体は実践的でよかったです。ただ「成約率80%」というタイトルへの期待値が高すぎて、読み終わったあとに「これだけで80%になるわけじゃないよな」という感想も正直ありました。基礎をしっかり固める本として読むと満足度が上がると思います。

y
yui

フロントエンドエンジニア

4.0

保険営業3年目ですが、「お客様の価値観に呼応させる」という発想がなかったのでかなり学びがありました。読むだけじゃなくてワークをやることで自分の型が見えてくる。2025年の新刊にしては価格も抑えられていてコスパが高いと思います。

著者について

こんな人におすすめ

成約率が伸び悩んでいる中堅営業マン

商品説明は上手なのに契約が取れない、というジレンマを抱える人に。「説明型営業」から「価値観型営業」へのシフトに必要な考え方と型が一冊に詰まっている。

保険・不動産・金融の高額商材営業担当

感情と価値観が大きく動く高額購買の場面に特に有効。顧客の深い動機を引き出すヒアリング技術は、クロージング率の向上に直結する。

口下手で人見知りだと思っている営業職

著者自身が対人恐怖症を克服した背景から設計されたメソッド。コミュニケーションが苦手でも「型」があれば動けると実感できる一冊。

よくある質問

Q. 『成約率80%!トップセールスの「価値観営業」メソッド』はどんな人向けですか?
A. 営業経験はあるが成約率が上がらない中堅営業マン、特に保険・不動産・金融など高額商材を扱う方に最適です。口下手や人見知りが悩みの人にも向いています。
Q. 「価値観営業」とは何ですか?
A. 顧客が商品を買う背景にある「価値観(大切にしていること・守りたいもの)」を丁寧にヒアリングし、商品がその価値観にどう応えるかを結びつける営業スタイルです。従来の説明型・押し売り型営業とは根本的に異なります。
Q. ワークシートは必須ですか?
A. 本の内容を理解するだけでも有益ですが、14のワークシートを実際に使って自分の営業台本を作ることで、理解が実践力に変わります。著者もワークなしでは効果が半減すると述べています。
Q. BtoB法人営業にも使えますか?
A. 基本概念は応用可能ですが、本書の主なターゲットは個人向け高額商材の営業です。法人営業に活用する場合は、「価値観」を個人ではなく組織・担当者の判断基準に読み替える工夫が必要です。
Q. 著者・加賀田裕之さんはどんな経歴の方ですか?
A. 大学卒業後に営業会社に入り、最初は全く売れず自社商材を250万円で自腹購入するほど追い詰められた経験を持ちます。その後トップセールスから極意を学び、100億円企業の営業マネジャーとして活躍。現在はミリオンセールスアカデミー®代表として営業コンサルタントを務めています。
Q. Kindleでも読めますか?
A. はい、Kindle版も提供されています。ワークシートは紙書籍で手を動かして使う方が実践的ですが、まず読んでみたい方はKindle版から試すのもよいでしょう。

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