この本を一言で言うと
高卒・コミュ障・24歳フリーターからアメリカン・エキスプレスのトップ営業に変貌した著者が語る——テクニック不要、「記憶に残る人」になる12の行動原則
この本の概要
「売れない自分」にうんざりしていたとき、この本がストンと落ちた
— 27歳 大手保険会社の営業職2年目(ノルマに追われる日々)
この本で学べること
売るより先に「ファン」をつくる
顧客に「この人は自分のために動いてくれる」と感じてもらうことが信頼構築の起点。商品説明よりも関係性の構築を先行させることで、長期的な受注サイクルが生まれる。
「5秒間の思考法」で記憶に残る反応をつくる
相手の発言に5秒間深く向き合うことで、的確なリアクションと「驚き・喜び」を生み出す。表面的な返しではなく、感情に寄り添う反応が相手の記憶に焼き付く。
「傘を持っていてもささない」姿勢が信頼を生む
準備と提案はしながらも、相手のタイミングを待つ。強引なクロージングを手放すことが、逆説的に成約率を高め、長期的な信頼関係につながる。
感謝の方法は決めない
感謝の表し方を画一化せず、相手ごとに柔軟に対応する。形式的な御礼より、相手の状況に合わせた感謝が、ビジネス関係をより深いものにする。
人間力を磨くことが最大の武器
テクニックより先に「人としての誠実さ」を磨く姿勢が根底にある。営業力の本質は人間力であり、それを高め続けることが長期的なトップ営業への道だと著者は主張する。
本の目次
- 1はじめに——高卒・コミュ障・フリーターから、なぜトップ営業になれたか
- 2第1章 顧客より先に「ファン」をつくる
- 3第2章 すべてに「意味づけ」をする
- 4第3章 印象に残る「5秒間の思考法」
- 5第4章 「傘」を持っていてもささない
- 6第5章 素朴な「鏡」へと姿を変える
- 7第6章 「無駄」を追究して効率化を実現する
- 8第7章 「感謝」の方法を決めない
- 9第8章 「緊張」できる場面を自らつくる
- 10第9章 つねに謙虚でいる
- 11第10章 誰よりも自分がいちばんに「感動」する
- 12第11章 「最後尾車両」に乗ってカーブを待つ
- 13第12章 「人間」になる努力を怠らない
良い点・気になる点
良い点
- ○リッツ・カールトン出身者ならではの、ホスピタリティと営業を結びつけた独自視点
- ○12のルールが章立てで整理されており、実践につなげやすい構成
- ○著者自身のリアルな挫折体験(最下位→トップ)が読む動機になる
- ○営業職以外(接客・サービス業・就活生)にも応用できる普遍性
- ○具体的なエピソードが豊富で、抽象論に終わらない
気になる点
- △数値・データによる論証が少なく、著者の体験談ベースの叙述が中心
- △リッツ・カールトン的なホスピタリティ文化が馴染まない業種・環境では応用に工夫が必要
- △BtoB大型商談よりも、個人向け・対面型営業に特化した内容
みんなの評判・口コミ
IT企業勤務
営業2年目で伸び悩んでいた時期に読みました。テクニック本を読み漁っていたのですが、この本は「人として信頼される」という根本を問い直してくれます。「5秒間の思考法」は商談翌日から実践できました。リッツ・カールトン出身の著者ならではの視点が新鮮で、読後に気持ちが軽くなりました。
MLエンジニア
12のルールが章ごとに整理されていて、どこから読んでも実践に結びつけやすい。「傘を持っていてもささない」という表現が特に印象に残りました。押し売り感が出てしまっていた自分の営業スタイルを見直すきっかけになりました。データや数値が少ない点は気になりますが、読みやすさは抜群です。
Web担当者
著者の体験談が中心なので、エビデンスを重視する人には物足りないかもしれません。ただ、「感謝の方法を決めない」など、当たり前に見えて実行できていないことを気づかせてくれる章が多い。BtoCの対面営業には刺さる内容ですが、法人営業には少し使いにくい場面もあります。
バックエンドエンジニア
就活生から勧められて読みましたが、これは営業職だけが読む本ではないですね。人と接するすべての仕事に通じる原則が書かれています。「誰よりも自分が先に感動する」という章で、仕事に対する自分のスタンスを改めて問い直しました。ベストセラーなのも納得です。
著者について
こんな人におすすめ
営業成績が伸び悩む1〜3年目
テクニックではなく「信頼の土台づくり」から見直したい人に最適。著者の挫折体験が、同じ壁にぶつかっている営業パーソンの背中を押してくれる。
接客・サービス業からの転職営業
ホスピタリティと営業の橋渡しをする本として独自の価値がある。顧客満足を軸にしながら成果を出したい人に向いている。
就職活動中の学生
Amazonレビューにも「就活で結果が出ない方に」とあるように、面接・自己PR・OB訪問など、人に動いてもらうすべての場面に応用できる。
よくある質問
Q. 『記憶に残る人になる』はどんな人に向いていますか?▼
Q. 著者の福島靖氏はどんな経歴の人ですか?▼
Q. 12のルールの中で特に実践しやすいのはどれですか?▼
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対象読者
書籍情報
- 出版社
- ダイヤモンド社
- 発売日
- 2024-06-04
- ページ数
- 224p
- ISBN
- 978-4478119037
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