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この1冊ですべてわかる 営業の基本
初心者営業

【要約・書評】『この1冊ですべてわかる 営業の基本』の評判・おすすめポイント

横山信弘|日本実業出版社|2019-04-19|248ページ

4.0
(4件)

この本を一言で言うと

2万人を指導した営業コンサルタントが初めて明かす——営業の定義・スキル・戦略・マネジメントをすべてカバーした辞書的教科書

この本の概要

著者の横山信弘は、企業の目標達成を専門とする営業コンサルタントとして2万人以上を指導してきた実績を持つ。本書は「体系的にまとめた営業の本は、これまでありそうでなかった」という問題意識から書かれた。営業の定義から始まり、やり方・スキル・ツール・戦略・マネジメントまでをテーマごとに網羅した、まさに「この1冊ですべてわかる」を目指した教科書だ。 本書の大きな特徴は、最初に「営業の定義と分類」に十分なページを割いていることだ。「ルート営業とは何か」「新規開拓営業との違い」「BtoBとBtoCの違い」を明確にした上で各スキルを解説するため、「自分の仕事に当てはめて理解しやすい」という評価が多い。ふわっとした「営業感覚」を言語化する起点として機能する。 横山氏が一貫して強調するのは「結果を出すという視点を踏まえること」だ。「薄いメンタル系営業本ではない」というレビューが象徴するように、精神論ではなく成果につながる考え方と具体的スキルを実務直結で提示する。また営業パーソンの生産性・採用・転職にも触れており、個人のキャリア設計にも活用できる視点が含まれている。 日本実業出版社から2019年に刊行。「古典になりうる本」「マニュアル本に最適」といった読者レビューが多く、新人が最初に手に取る一冊として、またマネージャーが部下指導の基準として使うためにも評価されている。

「営業って何するの?」から始めた自分が一番欲しかった本がこれだった

エンジニアとして3年やってきた会社で、突然「来月から営業をお願いしたい」と言われた時の絶望感は今でも覚えている。 「営業って何するの?」というレベルから始まった自分にとって、最初の問題は「何がわからないのかがわからない」という状態だった。先輩の行動を見ようにも、何を見ればいいのか判断できない。 そんな時に手に取ったのがこの本だ。冒頭から「営業の定義と分類」にページを割いているのが良かった。ルート営業と新規開拓の違い、BtoBとBtoCの違い、無形商材と有形商材の違い——これを整理してもらっただけで、「自分は今どういう営業をしているのか」がはっきり見えてきた。 エンジニア出身の自分には「成果につながる思考法」という切り口が合っていた。精神論じゃなくて、「なぜこのステップが必要か」「この行動はどういう成果につながるか」というロジックで説明してくれる。「こうすれば売れる!」みたいな根拠のない断言ではなく、仕組みとして説明してくれるのが信頼できた。 マネジメントや採用・転職の章まで含まれているのも良かった。「将来このまま営業を続けるとどういうキャリアがあるのか」という視点で読めた部分があって、「まずここを目指そう」という指針ができた。 辞書的な使い方ができるのも良い。「クロージングって何だっけ」「ヒアリングのやり方」みたいに、わからない言葉が出てきた時に引ける感覚で使っている。厚みはあるけど、章立てが明確で探しやすい。 異動から半年経った今、最初に比べたら随分と「なにすればいいか」がわかるようになってきた。この本がなければもっと長い迷走期間があったと思う。

27歳 エンジニアから突然営業に異動になった、何から手をつければいいかわからない

この本で学べること

まず「営業の定義と分類」から始める体系的構成

ルート営業・新規開拓・BtoB・BtoCなどの分類を明確にした上でスキルを解説するため、自分の仕事に照らし合わせて理解しやすい。定義を先に整理することで学習効率が大きく上がる。

精神論ではなく「結果を出す」ための実務直結スキル

「努力が大事」「気合いを見せろ」ではなく、成果につながる考え方と具体的な行動を提示。エンジニアや異職種からの転向者でも論理的に理解できる。

やり方・スキル・ツール・戦略・マネジメントを網羅

営業活動に必要な要素をテーマごとに体系的に整理。辞書的に使える構成で、わからない概念が出てきた時の参照本としても機能する。

営業パーソンの生産性・採用・転職まで視野に入れた内容

プレイヤーとしての成長だけでなく、キャリア設計の視点も含まれている。「営業を続けた先にどういう道があるか」を考えるための材料が提供される。

本の目次

  1. 1第1章 営業の定義と分類——何が「営業」なのかを正しく理解する
  2. 2第2章 営業のやり方——プロセスと基本行動
  3. 3第3章 営業スキル——ヒアリング・提案・クロージング
  4. 4第4章 営業ツールの使い方
  5. 5第5章 営業戦略——目標達成のための思考法
  6. 6第6章 営業マネジメント——チームを動かす方法
  7. 7第7章 営業パーソンの生産性・採用・転職

良い点・気になる点

良い点

  • 定義・スキル・戦略・マネジメントまで一冊で網羅した教科書的な完成度
  • 辞書として使えるため、成長段階に応じて読み返すたびに発見がある
  • 精神論・メンタル系ではなく、成果ベースの思考法で説明されている
  • 異業種からの転向者やマネージャー候補にも使える汎用性

気になる点

  • 網羅性が高い分、各テーマの深掘りは他の専門書に劣る面がある
  • 業種特有の営業手法(保険・不動産・SaaSなど)についての記述は限定的

みんなの評判・口コミ

ゆうと

EC企業マーケター

4.5

他部署から営業に異動してきた時に読んだ。「営業の定義と分類」から始まる構成が、自分の仕事を整理するのに最適だった。精神論ではなく成果につながる考え方で説明されているので、論理的に物事を考えるタイプの人間には非常に読みやすい。辞書的に使っていて、今でも手放せない一冊。

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miku

Webマーケター

4.0

新人の育成教材として使っている。営業の全体像を体系的に理解させるのに最適で、「何がわからないかわからない」という状態から脱出させてくれる本。各テーマの専門的な深掘りは別の本で補う必要があるが、ベースとして持っておくべき一冊だと思う。

R
R

エンジニア

4.0

「古典になりうる本」というレビューに同感。営業の本質部分は時代が変わっても通用する内容が多い。マネジメントや採用の章まで含まれているのが他の入門書にはない特徴。やや情報量が多くて一度では全部消化しきれないが、繰り返し読むことを前提にすれば問題ない。

こーた

マーケター

3.5

体系的にまとまっているのは確かだが、各テーマの具体的な実践方法はやや薄い。「なんとなくわかった気にはなれる」という感想。ベースとして読んでから、各テーマの専門書に進む入口として使うのが最善だと思う。スキルの個別ブラッシュアップは他書で補完が必要。

著者について

こんな人におすすめ

他部署・異業種から営業に転向した人

「何がわからないかわからない」という状態から脱出するのに最適。営業の定義・分類から始まる体系的な構成が、全体像の把握を助ける。

営業1年目で基礎を体系的に学びたい新入社員

精神論ではなく成果ベースの考え方で書かれているため、論理的に物事を考えるタイプの新入社員に特に刺さる。辞書として手元に置くのに最適。

部下に営業の基礎を教えたいマネージャー

指導の基準本として活用できる。「この本のこの部分を参照して」という使い方で部下育成の効率が上がる。

営業の全体像を整理したい中堅営業マン

点在していた知識を体系化して整理し直すのに有効。「なんとなくやってきた営業」を言語化するきっかけになる。

よくある質問

Q. 『この1冊ですべてわかる 営業の基本』の著者・横山信弘はどんな人ですか?
A. 企業の目標達成を専門とする営業コンサルタントで、2万人以上を指導してきた実績があります。独自の「アタックスセールスアソシエイツ」を主宰し、多数の著書があります。
Q. 『この1冊ですべてわかる 営業の基本』は何ページですか?
A. 248ページです。定義・スキル・戦略・マネジメントまで網羅した内容にしては読みやすい分量です。
Q. 『この1冊ですべてわかる 営業の基本』は入門者向けですか、中級者向けですか?
A. 主に入門者〜初中級者向けです。特に「営業の全体像を整理したい」という方に最適。ただし辞書的に使えるので、中堅営業マンが基本を見直す際にも有効です。
Q. Kindle版はありますか?
A. はい、Kindle版が販売されています。日本実業出版社から刊行された同内容が電子書籍でも購入できます。
Q. 『この1冊ですべてわかる 営業の基本』はBtoB・BtoCどちらに向いていますか?
A. 本書は両方を対象としており、BtoBとBtoCの違いも定義・分類の章で丁寧に解説しています。ただし業種特有の手法(保険・不動産・SaaSなど)の深掘りは限定的です。
Q. 他の営業本と何が違いますか?
A. 多くの営業本が特定のスキルや手法に特化しているのに対し、本書は「定義から始まり、スキル・ツール・戦略・マネジメントまで網羅する」教科書的な完成度が特徴です。辞書的に使える汎用性が最大の差別化ポイントです。

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