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営業の魔法
初心者累計20万部突破営業

【要約・書評】『営業の魔法』の評判・おすすめポイント

中村信仁|ビーコミュニケーションズ|2007-10-01|200ページ

4.5
(4件)

この本を一言で言うと

落ちこぼれ営業マン・正志と師匠・小笠原の対話形式で展開される——営業の本質は「人を助ける仕事」だと気づかせてくれる感動の物語

この本の概要

2007年に刊行されてから読書メーターで1,700件以上の登録数を誇り、「5回読んでも新しい発見がある」と語るファンが後を絶たない。本書は営業書でありながら、主人公・正志と伝説の営業マン・小笠原の対話形式で書かれた小説仕立ての一冊だ。ストーリーを通じて営業の本質が自然と染み込んでいく独特の構成が多くの読者を惹きつけている。 本書で小笠原が語る「12の魔法」は、営業テクニックというより「人と接するときの心の持ち方」だ。「短縮質問話法」「推定承諾話法」「スリーポジション法」など、名前はつけられているが、その本質は「相手の立場に立って考える」「相手に主体性を持たせる」という姿勢にある。 特に印象的なのが「営業の定義」だ。本書では「営業とは、相手の話をよく聴き、相手が求めているものを提供することで、相手に喜んでもらい、その対価をいただく仕事」と定義する。この定義が、「売り込む」という意識を「貢献する」という意識に変えてくれると多くの読者が証言している。 会話調で書かれているため読みやすく、心の持ち方と話し方の基本が自然と身につく構成になっている。出版から20年近く経った今でも新人営業パーソンへのプレゼントとして選ばれ続ける、営業書の中の名著。

「魔法ってほどでもない」って最初は思ったけど、今は毎日持ち歩いてる

正直、最初に読んだ時の感想は「魔法ってほどでもないな」だった。12の魔法って書いてあるから、何か特別なテクニックが書いてあるのかと期待してたら、「相手の話をよく聴く」とか「相手の立場に立つ」とかいう基本的なことばかりで。 保険の飛び込み営業を始めて3ヶ月、断られまくって、「自分は向いてないのかも」と毎晩考えていた頃に、先輩からこの本を渡された。「読んでみ、気持ちが変わるから」って。 ストーリー仕立てで読みやすくて、1日で読んだ。主人公の正志が自分と完全に重なった。うまくいかない、怖い、でも辞めたくないというあのもどかしさが。 小笠原さんの「営業は人を助ける仕事」という言葉がずっと頭に残ってる。「売る」じゃなくて「助ける」——そう思うだけで、お客様の前に立つ時の姿勢が変わった。断られても「まだ必要なタイミングじゃなかっただけ」と思えるようになった。 「推定承諾話法」も最初は「なんかずる賢い感じがする」と思ったけど、実際に使ってみると意外と自然だった。「もしご加入いただけるとしたら、いつ頃がご都合よろしいですか?」——断られることが前提じゃない聞き方をするだけで、会話の流れが変わる。 今は鞄の中に常備している。落ち込んだ時に開くと、小笠原さんの言葉がスッと入ってくる。営業のテクニックより先に、心の持ち方を変えてくれた本。読んだあの日から何かが変わった気がする。

23歳 生命保険営業1年目、毎日断られて心が折れそう

この本で学べること

物語形式で営業の本質が自然と身につく

主人公・正志と師匠・小笠原の対話を通じて、テクニックより前に「心の持ち方」が変わる。説教臭くなく、読んでいるうちに気づかされる構成が独自の魅力。

「12の魔法」——聴く力と相手主体の発想

短縮質問話法・推定承諾話法・スリーポジション法など、相手の立場に立つことを前提にした12の話法が具体的に解説される。テクニックというより姿勢として身につく。

「営業は人を助ける仕事」という定義の転換

「売り込む」という意識から「相手が求めているものを提供して喜んでもらう」という意識へ。この定義の転換が、断られることへの恐怖を和らげ、長く続けられる営業スタイルの土台になる。

聴くことの重要性——「聞く」ではなく「聴く」

本書が一貫して強調するのは「傾聴」の力だ。相手が話したいことを引き出し、本当のニーズを理解することが、すべての営業活動の起点になる。

本の目次

  1. 1第1話 出会い——落ちこぼれ営業マン正志と伝説の小笠原
  2. 2第2話 第1の魔法 短縮質問話法
  3. 3第3話 第2の魔法 推定承諾話法
  4. 4第4話 第3の魔法 スリーポジション法
  5. 5第5話 聴くことの大切さ——耳を傾ける営業
  6. 6第6話 第4〜12の魔法
  7. 7第7話 営業の本質——人を助けるということ
  8. 8最終話 正志の変化と「魔法」の意味

良い点・気になる点

良い点

  • 小説形式で読みやすく、営業書が苦手な人でも自然に読み進められる
  • テクニックより「心の持ち方」に重点を置いており、長く使える考え方が身につく
  • 5回読んでも新しい発見があると言われるほどの奥深さ
  • 200ページと薄く、短時間で読める

気になる点

  • 2007年刊行のためデジタル時代のSNSや非対面営業への応用は限定的
  • 具体的な数字やデータに基づく内容ではなく、感覚的な部分が多い
  • Kindle版がなく電子書籍で読めない

みんなの評判・口コミ

ゆうと

EC企業マーケター

5.0

営業1年目に読んで、「売り込む」から「助ける」に意識が変わった。断られても落ち込まなくなったのはこの本のおかげ。5回読んでも読むたびに気づきがある。小笠原さんの言葉は本当に染み込んでくる。新人に渡す本を一冊選べと言われたら、迷わずこれを選ぶ。

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miku

Webマーケター

4.5

会話調の読みやすさが秀逸。物語を楽しみながら自然と営業の本質を学べる。推定承諾話法は最初ちょっと使いにくかったけど、慣れると会話の流れが変わった。長く使える考え方が詰まっている。ただし最新のデジタルツールへの応用は自分で考える必要がある。

R
R

エンジニア

3.5

タイトルから特別な魔法があると期待しすぎたかもしれない。内容は「よく聴くこと」「相手の立場に立つこと」という基本的なことが中心。でも読後に「自分の営業姿勢を見直そう」という気持ちになれたのは確か。もう少し具体的な実践例があればよかった。

こーた

マーケター

4.0

営業研修のテキストとして使っているが、受講者の反応が非常に良い。理屈より先に「気持ちが変わる」という感覚を得やすいのが本書の強み。2007年刊行でやや古いが、人と人の対話における本質は変わらず、今読んでも十分に通用する内容だと思う。

著者について

こんな人におすすめ

営業に苦手意識があって、心が折れそうになっている新人

「売り込む」から「助ける」への意識転換が、営業を続けるための心の支えになる。断られることへの恐怖が和らぐ。

テクニック本を読んでも成果が出ない人

テクニックより心の持ち方の問題かもしれない。本書は「何をするか」より「どう在るか」を先に整えてくれる。

後輩に最初に読ませたい一冊を探しているマネージャー

薄くて読みやすく、読後に「営業を前向きに捉えられる」ようになる。新人研修のきっかけとして最適。

毎日断られ続けて自己嫌悪になっている営業パーソン

主人公の正志の姿が自分と重なり、小笠原の言葉が救いになる。今の自分の状況は普通のプロセスだと気づかせてくれる。

よくある質問

Q. 『営業の魔法』の「12の魔法」とは何ですか?
A. 短縮質問話法・推定承諾話法・スリーポジション法など、相手の立場に立つことを前提にした12の話法です。テクニックというより「人と接する姿勢」として解説されています。
Q. 『営業の魔法』はどんな形式で書かれていますか?
A. 小説形式(物語形式)で書かれています。落ちこぼれ営業マン・正志と師匠・小笠原の対話を通じて、営業の本質が自然と学べる構成になっています。
Q. 『営業の魔法』は何ページありますか?
A. 約200ページと比較的薄く、1〜2時間で読み終えられる分量です。
Q. 『営業の魔法』のKindle版はありますか?
A. 現在、通常のKindle版は販売されていません。オーディオブックCD版や、でじじ発行のオーディオブック版はあります。
Q. 『営業の魔法』は20年近く前の本ですが、今でも通用しますか?
A. はい、本書の核心は「人と向き合う姿勢」であり、デジタル化が進む現代でも変わらない本質です。ただしSNSや非対面営業などへの具体的応用は自分で考える必要があります。
Q. 「推定承諾話法」とは何ですか?
A. 断られることを前提にしない質問の仕方です。例えば「もしご加入いただけるとしたら、いつ頃がご都合よろしいですか?」のように、相手の主体性を尊重しながら話を進める技法です。

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