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トップセールスが使いこなす! 〝基本にして最高の営業術″総まとめ 営業1年目の教科書
初心者営業

【要約・書評】『トップセールスが使いこなす! 〝基本にして最高の営業術″総まとめ 営業1年目の教科書』の評判・おすすめポイント

菊原智明|大和書房|2018-02-21|240ページ

4.0
(4件)

この本を一言で言うと

7年間最下位だった著者が契約No.1になった実体験から——トップセールスが実際に使っている基本にして最高の営業術を総まとめした一冊

この本の概要

著者の菊原智明は、営業マン時代の7年間を最下位で過ごし、クビ寸前まで追い込まれた。しかし「営業レター」という独自の手法を開発したことで、その後4年間で全国トップの座に上り詰めた。本書はそんな実体験に基づく、再現性の高い営業術の総まとめだ。 「トップセールスが使いこなす」というタイトルが示すとおり、本書で解説する手法は特別な才能やセンスがなくても習得できるものばかり。訪問しないで売る「営業レター」、顧客の心理に寄り添う「お役立ち情報の提供」、信頼を積み上げる「フォロー戦略」など、地道だが確実に効果が出る技術が体系的にまとめられている。 特に本書が重視するのは、「売り込まない営業」という考え方だ。押しつけがましいアプローチを捨て、顧客が自然と「買いたい」という気持ちになる環境を整えることに集中する。この逆転の発想が、菊原氏の最下位からトップへという劇的な転身を可能にした。 大和書房から2018年に刊行され、営業1年目の新入社員から「社会人1年目の教科書」と呼ぶ読者も多い。基本を徹底する重要性を繰り返し説いており、ベテランが基本を見直すためにも使えると評判の一冊。

7年間最下位だった人の本を読んで、初めて「自分でもできるかも」と思えた

営業って、もともとできる人がやるものだと思ってた。話が上手くて、押しが強くて、社交的で——自分にはどれも当てはまらない。最初の2年間、毎月の営業会議が本当に嫌で、「向いてないのかも」と何度も思った。 そんな時に読んだのがこの本だ。著者の菊原さんが7年間最下位だったという話が冒頭に出てくる。「クビになる寸前だった」というくだりを読んで、なんか自分のことみたいで、ページをめくる手が止まらなくなった。 本書で一番衝撃を受けたのが「売り込まない営業」という概念だ。お客さんを追いかければ追いかけるほど逃げる。でも、役に立つ情報を提供し続けて「頼りにされる存在」になれば、向こうから連絡が来るようになる。これが「営業レター」の発想だ。 最初は「そんな上手くいくの?」と半信半疑だった。でも実際にやってみると、不思議と反応が変わってきた。毎月一度、物件情報や「賃貸vs購入の比較表」みたいな情報をメールで送るようにしたら、3ヶ月後に「あの情報、役に立ったんですよ」って連絡をくれた方が出てきた。 本書が一貫して言うのは「基本を徹底すること」の重要性だ。特別なテクニックより、約束を守る、連絡を入れる、役立つ情報を届け続けるという地味な行動の積み重ねが成果につながる。これを読んだ時、自分がいかに「一発逆転」を求めていたかに気づいた。 イラスト(こつじゆい氏)入りで読みやすく、営業の仕組みが視覚的に理解できる。難しいことは書いてないのに、「なるほど、そういうことか」という気づきが随所にある。営業に悩む人に、本当に読んでほしい一冊。

25歳 不動産営業2年目、数字が出せず毎日が憂鬱

この本で学べること

「売り込まない営業」という逆転の発想

押しつけがましいアプローチを捨て、役立つ情報を届け続けることで顧客から信頼される存在になることを目指す。菊原氏が7年最下位からトップに転身した根幹の考え方。

営業レターによる非訪問型フォロー戦略

訪問しなくても関係を維持・深化できる「営業レター」の活用法を解説。定期的に役立つ情報を届けることで、顧客が「困ったらこの人に頼もう」と思う状態を作る。

基本を徹底することの威力

約束を守る、連絡を早くする、お礼状を送るといった当たり前の行動を徹底することが差別化につながる。特別なテクニックよりも、基本の積み重ねが最強の武器になる。

顧客の購買心理に沿ったアプローチ設計

顧客が「買う気になる」までのプロセスを理解し、それぞれの段階で最適なアクションを設計する考え方。タイミングを読む力が受注率を大きく変える。

本の目次

  1. 1第1章 なぜトップセールスは基本を大切にするのか
  2. 2第2章 訪問しないで売る「営業レター」の使い方
  3. 3第3章 顧客の信頼を積み上げるフォロー術
  4. 4第4章 商談で差をつける聞き方・話し方
  5. 5第5章 クロージングで失敗しないための思考法
  6. 6第6章 長期的に売れ続けるための仕組みづくり

良い点・気になる点

良い点

  • 7年間最下位という著者自身の失敗経験に基づいており、再現性があって共感しやすい
  • イラスト付きで読みやすく、営業初心者でもサクサク読み進められる
  • 「売り込まない営業」という考え方が精神的に楽で、長続きしやすい
  • 基本を見直したいベテランにも有益な内容

気になる点

  • 2018年刊行でやや古く、デジタルツールを活用した最新手法は含まれていない
  • BtoB法人営業より、BtoC個人向け営業(不動産・保険等)に特化した内容が多い

みんなの評判・口コミ

ゆうと

EC企業マーケター

4.5

営業2年目で成績が伸び悩んでいた時に読んだ。著者が7年間最下位だったという話が最初から出てきて、「自分みたいな人間でもできるんだ」という気持ちになれた。売り込まない営業という発想が新鮮で、実際に営業レターを試してみたら反応が変わってきた。基本の大切さを改めて気づかせてくれる本。

m
miku

Webマーケター

4.0

イラスト入りで読みやすく、営業の仕組みが視覚的に理解できる構成が良かった。特にフォロー戦略のパートは参考になった。BtoC寄りの内容なので法人営業の自分にはそのまま使えない部分もあったが、考え方の基本として取り入れている。新人研修のテキストとして使っている会社も多いと思う。

R
R

エンジニア

4.0

シンプルで実践しやすい内容が詰まっている。特に「役立つ情報を届け続ける」という姿勢が大事だということが、著者の実体験を通じてよく伝わってくる。ただ、2018年刊行でSNSやデジタルツールの話がないので、そのあたりは自分で補完が必要。

こーた

マーケター

3.5

新人に勧めやすい本ではあるが、内容的には既知のことが多かった。著者の失敗経験が豊富に語られているのは良いが、もう少し具体的なスクリプト例や数字が欲しかった。読みやすさは抜群なので、営業経験の浅い人には強くおすすめできる。

著者について

こんな人におすすめ

営業1〜2年目で成果が出ずに悩んでいる人

著者の7年間の失敗体験から始まる内容なので、同じ境遇の読者に特に刺さる。「自分でもできる」という気持ちになれる一冊。

訪問営業で押しが強くできずに困っている人

「売り込まない営業」という逆転の発想が学べる。営業レターなど非訪問型のアプローチ手法が具体的に解説されている。

基本を見直したいベテラン営業マン

成果が落ちてきた時期に読み直すと、自分がいかに基本を疎かにしているかに気づける。原点回帰にも有効。

BtoC(保険・不動産・金融)の営業職

個人顧客向け営業のフォロー戦略が充実しており、特にこの業種の人に実践しやすい内容が多い。

よくある質問

Q. 『営業1年目の教科書』の著者・菊原智明はどんな人ですか?
A. 菊原智明氏は営業マン時代の7年間を最下位で過ごした後、独自の「営業レター」手法を開発して全国トップになった人物です。現在は営業コンサルタントとして活躍しています。
Q. 『営業1年目の教科書』はどんな内容ですか?
A. 売り込まない営業、営業レターによるフォロー戦略、顧客の購買心理に応じたアプローチなど、基本にして最高の営業術が総まとめされています。イラスト付きで読みやすい構成です。
Q. 『営業1年目の教科書』は経験者でも読む価値がありますか?
A. はい、ベテランが基本を見直すためにも有益です。「基本の徹底」の重要性を改めて気づかせてくれる内容で、成果が落ちている時期の原点回帰にも使えます。
Q. 『営業1年目の教科書』はBtoB営業にも使えますか?
A. 著者の実体験がBtoC(住宅営業)ベースのため、法人営業に100%そのまま当てはまるわけではありません。ただし「売り込まない」「役立つ情報を届ける」という考え方はBtoBでも応用できます。
Q. 「営業レター」とは何ですか?
A. 菊原氏が開発した、顧客に役立つ情報を定期的に送付するフォロー手法です。訪問しなくても関係を維持・深化でき、顧客から「頼りたい存在」として認識されることを目的としています。
Q. Kindle版はありますか?
A. はい、Kindle版が販売されています。大和書房刊の同内容が電子書籍で購入できます。

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