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できる営業マンのすごい言語化 「なんとなく」を納得に変える
中級者営業

【要約・書評】『できる営業マンのすごい言語化 「なんとなく」を納得に変える』の評判・おすすめポイント

乾哲也|KADOKAWA|2025-08-19|224ページ

4.5
(4件)

この本を一言で言うと

「なんとなくいい」を言葉にできない営業マンの悩みを解消する——顧客を納得させる言語化力を体系的に鍛えるメソッド集

この本の概要

営業の現場で成果を出し続けるためには、商品の良さや自分の提案価値を的確な言葉で相手に伝える力が欠かせない。本書の著者・乾哲也は、長年の営業実践と指導経験から「なんとなくいい」という感覚を「納得」に変えるための言語化技術を体系化した。感覚的に行動していた優秀な営業マンが、なぜ部下指導や横展開で躓くのかという問いへの答えがここにある。 本書では、顧客の心理段階に応じた言葉の選び方を中心に解説する。商談の入り口から提案、クロージングまで、それぞれのフェーズで「どの言葉を使うべきか」「なぜその言葉が相手に刺さるのか」を事例とともに丁寧に解説している。特に「あいまい語」を「具体語」に置き換えるトレーニングは即実践できる内容だ。 また、言語化が苦手な人の思考パターンにも踏み込んでいる。「感覚が先行してしまう」「言葉が出てこない」という状態の背景にある思考の癖を分析し、それを意識的に修正する方法を提示する。これは個人のスキルアップだけでなく、チーム全体の営業力底上げにも直結する視点だ。 KADOKAWAから2025年8月に刊行された本書は、Amazonで「この実例を使えば最強の営業!」「感激しました!」といった高評価レビューが集まる注目作。営業の言語化という切り口はビジネス書の中でも新鮮で、言葉の力で受注を増やしたいすべての営業パーソンに響く内容になっている。

「なんでこれ刺さるか説明できない」が口癖だったのが恥ずかしくなった

正直に言うと、この本を読む前の自分はわりとひどかった。 後輩に「なんであのお客さんに刺さったと思う?」って聞かれても、「うーん、なんか雰囲気でわかるんだよね」みたいなことしか言えなかった。8年やってて、自分でもわかってた。言語化が全然できてないって。 本書の冒頭に「なんとなくいい、という感覚は正しい。でもそれを言葉にできなければ、誰にも伝わらないし、再現もできない」という一節がある。読んだ瞬間、ちょっと刺さったというか、ズキッときた。 本の中で特に参考になったのが「あいまい語→具体語」の置き換えトレーニングだ。たとえば「この商品はコスパがいい」ではなく、「初期費用が競合の30%以下で、かつ導入後3ヶ月での効果検証が可能です」という言い方に変えていく練習。こういう具体例が豊富で、「あ、俺が普段言ってたのはこっち側だったんだ」と気づける。 もうひとつ刺さったのが、顧客の心理段階に合わせた言葉の選び方のパート。初回商談と3回目の商談では、相手の「聞く耳」が全然違う。それに応じてこっちが使う言葉も変えなきゃいけない——というのはわかっちゃいるけど、「具体的にどう変えるの?」という問いに答えてくれる本って意外と少なかった。 後輩育成の話でいうと、「感覚で動いてるとうまく教えられない」という点が本書全体を通じて示されていて、それが自分への指摘にもなった。自分が「なんとなく」でやってきたことを言語化する——この作業が、実は最強の営業スキルアップだったんだと気づかされた本。 読後、久しぶりに商談の録音を聞き返してみた。自分がいかにあいまいな言葉を使っているか、改めてわかった。痛かったけど、必要な痛さだった。

31歳 メーカー営業8年目、後輩育成を任されるようになってきた

この本で学べること

「あいまい語」を「具体語」に変える思考法

「いい商品」「コスパが良い」などのあいまい表現を数字や事例で具体化するトレーニングが本書の核心。感覚的に良いとわかっていることを言葉にする筋トレのような作業だ。

顧客の心理段階に応じた言葉の選択

商談のフェーズ(初回・提案・クロージング)ごとに、顧客の「聞く耳」の状態が異なることを前提に言葉を設計する方法を解説。同じ内容でも言葉の選び方次第で受け取られ方が大きく変わる。

言語化できない思考パターンの診断と矯正

感覚先行で行動してしまうタイプの思考の癖を自己分析し、意識的に言語化する習慣を身につけるための具体的な方法が示されている。

チームの営業力底上げへの応用

個人の言語化力を高めるだけでなく、マネージャーが部下指導に使えるフレームワークとしても機能する。「なんとなくわかる」を「言葉で教えられる」に変える視点が提供される。

本の目次

  1. 1第1章 なぜ営業マンは言語化が苦手なのか
  2. 2第2章 「なんとなく」を解体する思考法
  3. 3第3章 顧客を動かす言葉の選び方
  4. 4第4章 商談フェーズ別の言語化戦略
  5. 5第5章 あいまい語を具体語に変えるトレーニング
  6. 6第6章 チームへの言語化スキル展開

良い点・気になる点

良い点

  • 抽象的な「言語化」という概念を、具体的なトレーニング方法で実践可能にしている
  • 営業歴の長いベテランこそ気づかされる「感覚に頼りすぎ」の問題点を鋭く指摘
  • 個人スキルだけでなく、チーム指導への応用まで視野に入れた構成
  • 豊富な実例で「自分の商談に当てはめてみよう」と思いやすい

気になる点

  • 2025年8月刊行のため、実際に読んだ人のレビューがまだ少ない段階
  • 中〜上級者向けの内容が多く、入社1年目の新人には少し難度が高い

みんなの評判・口コミ

ゆうと

EC企業マーケター

5.0

「なんとなくいい」という感覚を言葉にするという切り口が新鮮だった。特にあいまい語を具体語に変えるトレーニングは即実践できる。8年やってきた自分が見落としていた部分を突かれた感じがして、本当に刺さった。後輩指導にも使える内容で、繰り返し読んでいる。

m
miku

Webマーケター

4.5

商談フェーズごとの言葉の選び方が体系化されているのが良かった。自分では感覚でやってきたことを「なぜそう言うべきか」という理由とセットで整理されていて、部下に説明する際に役立っている。もう少しページ数があればより深く掘り下げられたと思うが、全体的に満足度高い一冊。

R
R

エンジニア

3.5

内容はためになるが、ある程度の営業経験がある人向けだと感じた。新人として読むと「具体語に変えろ」と言われてもピンとこない部分があった。中堅以上の営業パーソンが読むと一番効果的だと思う。タイトルに惹かれて購入したが、期待していたものとは少し違った。

こーた

マーケター

4.0

マネージャーとして部下育成に悩んでいた時期に読んだ。自分自身が感覚でやってきた部分を言語化するという発想が面白く、チームのロールプレイに活用している。実例が多くて読みやすい。もう少し業種別の事例があればさらに使いやすくなると思う。

著者について

こんな人におすすめ

後輩育成に悩む中堅営業マン

自分のやり方を言葉にできず教えられないと感じている人に。感覚を言語化する方法が体系的に学べる。

提案が「なんとなく」で終わってしまう人

商談後に「なぜ受注できたか・失注したか」を言語化できていない営業パーソンに。再現性を上げるための思考法が身につく。

営業チームの言語化力を高めたいマネージャー

チーム全体のレベルを上げるためのフレームワークとして活用できる。個人の感覚知をチームの形式知に変換する手法が学べる。

言語化に苦手意識がある営業パーソン

「わかるけど言えない」という状態から抜け出したい人に。あいまい語を具体語に変えるトレーニングが即実践できる。

よくある質問

Q. 『できる営業マンのすごい言語化』はどんな人が著者ですか?
A. 著者は乾哲也氏で、長年の営業実践と指導経験を持つビジネス著者です。KADOKAWAから2025年8月に本書を刊行しました。
Q. 『できる営業マンのすごい言語化』は営業初心者でも読めますか?
A. 内容的には中〜中上級者向けが中心です。ある程度の営業経験(3年以上が目安)がある人が読むと一番効果を感じやすいでしょう。
Q. 『できる営業マンのすごい言語化』の「あいまい語を具体語に変える」とはどういう意味ですか?
A. 「コスパが良い」「使いやすい」などの抽象的な表現を、数字や具体的事例を使って相手が「なるほど」と思える言葉に変換することです。本書ではその実践トレーニング方法が豊富な例とともに示されています。
Q. 『できる営業マンのすごい言語化』はマネージャーにも役立ちますか?
A. はい、特に部下指導に悩むマネージャーに効果的です。自分の感覚知を言葉にしてチームに伝えるためのフレームワークとして活用できます。
Q. 『できる営業マンのすごい言語化』はKindle版もありますか?
A. はい、Kindle版(電子書籍)が販売されています。物理本と同じ内容でAmazonから購入できます。
Q. 『できる営業マンのすごい言語化』は何ページありますか?
A. 本書は約224ページの単行本です。KADOKAWA刊行で、2025年8月に発売されました。

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