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SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】 スクラムチームではじめるアジャイル開発
初心者RSGT2020 好きな本投票 総合3位経営プログラミング

【要約・書評】『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】 スクラムチームではじめるアジャイル開発』の評判・おすすめポイント

西村直人|翔泳社|2020-05-19|288ページ

4.5
(4件)

この本を一言で言うと

スクラム開発入門者のバイブルが最新スクラムガイド対応で増補改訂——ストーリー形式でスクラムの概念と実践を同時に学べるアジャイル開発の決定版入門書。

この本の概要

『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK 増補改訂版』は西村直人らによるスクラム開発入門書で、2013年発行の初版が改訂されて2020年に増補改訂版として発行された。note.comの出版記念イベントレポートによると、「2013年以降コンスタントに売れ続けている」「RSGT2020の好きな本投票で総合3位」というロングセラーであり、スクラム入門書の定番として愛されてきた。 本書の特徴はストーリー形式を採用している点だ。スクラムを初めて経験するチームの物語として展開することで、抽象的なスクラムの概念が実際の現場でどう機能するかをリアルに体感しながら学べる。スクラムガイドだけでは抽象的すぎる、エッセンシャルスクラムは分厚すぎる、という初学者に「ちょうどいい入門書」として機能する。 増補改訂版では最新のスクラムガイドへの対応と現代の現場にフィットする内容への更新が行われており、スプリント・バックログ・スクラムイベントなどの概念が最新の定義に合わせて記述されている。電子書籍での売り上げが多いという統計からも、現役エンジニアや開発チームに広く読まれている実態が分かる。 Amazonレビューでも「分かりやすかった」「ストーリーだてでわかりやすい」という評価が目立ち、スクラム未経験チームが最初に手に取る一冊としての地位を確立している。

「スクラムで開発します」と言われて慌てて読んだ本

転職先でいきなり「うちはスクラムでやってます」と言われて、「スクラムって何?」という状態から慌てて読んだ。スクラムガイドを先に読んでみたんだけど、抽象的すぎて全然イメージが掴めなかった。 この本を開いて最初に感じたのは「読みやすい」だった。ストーリー形式でスクラムを初めて経験するチームの話として書かれているので、「あ、現場ってこういう感じなんだ」というリアリティがある。 スプリントとかバックログとかの言葉を「概念の説明」として読むのではなく、「そのチームが実際にどう使っているか」として読めるのが大きい。 スプリントプランニング・デイリースクラム・スプリントレビュー・レトロスペクティブがどんな目的でどう進むかが、ストーリーの流れの中で自然に頭に入ってくる。「これは教科書で読んだ」じゃなくて「物語として見た」記憶として残るので、実際の現場で「あ、あのシーンと同じだ」と思い出せる。 増補改訂版になってスクラムガイドの最新版に合わせた内容になっているというのも、読んでいて「古い情報じゃないか」という不安がない。 コラム部分がいくつかあって、現役スクラムマスターや開発者からの生の声が読める。ここが本編と同じくらい参考になった。 一方でレビューに「いきなり実践するのは難しい」という意見もあって、それは正直そうだと思う。この本でスクラムの「地図」は作れるけど、実際に動かすのは別の話。読んでから実践→また読んでのサイクルが必要。でも「スクラムを始めるときに最初に読む本」としてはこれが最適解だと感じる。

32歳 ウォーターフォール開発しか経験のないSE

この本で学べること

ストーリー形式でスクラムの実践をリアルに体験

スクラムを初めて経験するチームの物語として展開することで、抽象的な概念が現場でどう機能するかをリアルに体感しながら学べる。スクラムガイドだけでは得られない現場感が身につく。

スクラムガイド最新版対応の増補改訂版

2020年の増補改訂版では最新スクラムガイドへの対応と現代の現場にフィットした内容への更新が行われている。最新の定義でスクラムを学べる。

スクラム入門のバイブルとして長年の実績

2013年発行以来コンスタントに売れ続け、RSGT2020の好きな本投票総合3位を獲得。スクラム入門書として業界全体から支持される定番書。

スプリントからレトロスペクティブまで実践的に網羅

スプリントプランニング・デイリースクラム・スプリントレビュー・レトロスペクティブなどスクラムの全イベントをストーリー形式で実践的に学べる。

本の目次

  1. 1第1章 スクラムとは何か
  2. 2第2章 スクラムの役割(スクラムマスター・プロダクトオーナー・開発チーム)
  3. 3第3章 スプリントとスプリントプランニング
  4. 4第4章 デイリースクラム
  5. 5第5章 スプリントレビュー
  6. 6第6章 レトロスペクティブ
  7. 7第7章 プロダクトバックログ
  8. 8第8章 スクラムチームの課題と解決策
  9. 9付録 コラム:現役スクラムマスターの声

良い点・気になる点

良い点

  • ストーリー形式でスクラムの現場感をリアルに体感できる
  • 最新スクラムガイドに対応した増補改訂版
  • 業界標準の入門書として現役エンジニアに広く愛用されている
  • Kindle版対応で電子書籍でも学習可能

気になる点

  • 読むだけでは実践に直結しない。実践→振り返りのサイクルとの組み合わせが必要
  • スクラムの高度なカスタマイズや大規模スクラムは扱っていない

みんなの評判・口コミ

R
R

エンジニア

5.0

新しくアジャイル開発を始めるチームには必ず薦めてる。ストーリー形式なのでスクラムのイベントが何のためにあるかが直感的に分かる。スクラムガイドだけ渡しても理解できない人でも、この本を先に読めば理解が全然違う。

ゆうと

EC企業マーケター

4.5

スクラムを初めてやることになって最初に読んだ。ストーリーの主人公チームに自分を重ねながら読めて、現場で起きることのリアルなイメージが掴めた。増補改訂版で最新のスクラムガイドに対応しているのも安心感がある。

m
miku

Webマーケター

4.0

スクラムの入門書として読みやすい。各イベントがなぜ存在するかの理由が分かる構成になっていて、ルールの丸暗記ではなく理解に基づいた学習ができる。コラム部分の生の声が参考になった。

n
nao

バックエンドエンジニア

3.5

読んでスクラムの地図は作れた。ただ「いきなり実践するのは難しい」という評価は正直そう。本の読み方として、実際にスクラムを動かしながら何度も参照するものだと思う。スクラムマスターとして使いこなすには経験との組み合わせが必要。

著者について

こんな人におすすめ

スクラム開発を初めて経験するエンジニア

スクラムチームに初めて参加するエンジニアが、スクラムのイベントと役割を実践的に理解するための定番入門書。スクラムガイドより分かりやすい。

チームにアジャイル開発を導入したいマネージャー

スクラムの概念と実践をチーム全体で共有するための教材として活用できる。ストーリー形式で議論のベースラインを作るのに向いている。

ウォーターフォールからアジャイルに転向する開発者

従来のウォーターフォール開発しか経験のない開発者がスクラムの思想と実践を理解するための最初の一冊として機能する。

よくある質問

Q. 『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK 増補改訂版』はスクラムガイドを読む代わりになりますか?
A. スクラムガイドは抽象的な定義書なのに対し、この本はそれをストーリーで具体化した補完的な関係にあります。スクラムガイドの概念をリアルに理解するためにこの本を組み合わせるのが最適です。
Q. 『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK 増補改訂版』はプロジェクトマネージャーにも役立ちますか?
A. スクラムのプロダクトオーナー・スクラムマスター・開発チームの役割と責任が具体的に描かれており、アジャイル開発への転換を検討するPMにも有用です。
Q. 『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK 増補改訂版』と初版の違いは何ですか?
A. 増補改訂版では最新のスクラムガイドへの対応と現代の現場にフィットした内容への更新が行われています。今から学ぶなら増補改訂版を選んでください。
Q. 『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK 増補改訂版』はKindle版で読めますか?
A. はい、Kindle版が提供されています。電子書籍での売り上げが多いことからも、多くの読者がKindle版を活用しています。
Q. 『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK 増補改訂版』を読めばすぐにスクラムを実践できますか?
A. スクラムの概念と全体像は理解できますが、実践には現場での経験が必要です。読んで理解した後、実際のスプリントを経験しながら繰り返し参照することで理解が深まります。
Q. 『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK 増補改訂版』はUnityやゲーム開発向けですか?
A. 特定の技術スタックに依存せず、ソフトウェア開発全般のスクラム実践について扱っています。業界・技術を問わずスクラムを学びたい人に向いています。

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