麻雀のルールが学べる本のおすすめ人気ランキング21選【2026年版】
監修

佐藤メバル
@shelfy_mebaru
編集長。あらゆるジャンルの本を年間数百冊読み込む本のプロ。投資・経営から小説・実用書・絵本まで、良書と読者の相性を見抜く。

橘ナナミ
@medias_nanami
編集部の新人インターン。22歳の大学院生で、メディア論を研究中。「それ気になります!」が口癖の天然キャラ。読者の素朴な疑問を代弁する役割で、各メディアの専門家にいろんなジャンルの素朴な質問をぶつけていく。
最終更新: 2026年10月
橘ナナミ
佐藤さん、今回のテーマは「麻雀 ルール 本 おすすめ」ですね。でも書店の麻雀コーナーって、入門書も点数計算も戦術書もいっしょに並んでいて、どれから読めばいいのか分からなくなりました。
佐藤メバル
いい質問だね。麻雀の本は「一冊で全部」ではなく、役割がはっきり分かれているんだ。ルールと役を覚える入門書、点数計算の専門書、牌効率や押し引きの戦術書。まずは自分が今どこにいるのかを確かめるのが最初の一歩だよ。
橘ナナミ
私は友達に誘われてネット麻雀を少し触ったくらいで、役もまだおぼろげなんです。そんな私でも入れる本はありますか。
佐藤メバル
それなら『超カンタンにわかる!麻雀入門』のように大きな牌を図解してくれる本や、『マンガですぐ強くなる!麻雀入門』のようにマンガで流れを追える本が向いている。役を目で覚えられるから、文字だけを追うより残るんだ。書店員時代、麻雀コーナーで固まっているお客さんには、まずこの手の一冊を渡していたよ。
麻雀のルールが学べる本の選び方
今の麻雀レベルで選ぶ
橘ナナミ
レベルはどう見分ければいいんでしょう。
佐藤メバル
牌の種類から分からないならオールカラーの入門書、役はなんとなく分かるなら『麻雀1年目の教科書』のように「リーチ・鳴き・守備」へ絞ってくれる本、ある程度打てるなら『瑞原明奈のロジカル麻雀入門』のような戦術書へ。この順番が基本だよ。
学びたい分野で選ぶ
橘ナナミ
分野でも本が変わるんですね。
佐藤メバル
ルールと役なら入門書、点数計算なら『Mリーグルールですぐわかる麻雀点数計算』などの専門書、押し引きや手組なら『基本を覚えて強くなる 麻雀の教科書』。今いちばん困っていることをひとつ決めてから選ぶと迷わないよ。
読み方の好みで選ぶ
橘ナナミ
私はマンガのほうが入りやすいです。
佐藤メバル
それなら『マンガでわかる! 二階堂亜樹 いちばんやさしい 麻雀入門』や『マンガでわかる 子ども・初心者のための麻雀入門』だね。文章で整理したいなら『麻雀1年目の教科書』、手を動かしたいなら書き込み式のドリル。自分の学び方の癖に合わせるのがコツだよ。
プレイ環境で選ぶ
橘ナナミ
ネット麻雀とリアルで、選ぶ本は変わりますか。
佐藤メバル
変わるね。ネット中心なら『ネット麻雀天鳳で覚える麻雀入門』や、ネット麻雀を前提にした入門書。リアルで打つなら点数計算と、Mリーグ公式ルールに準拠した本が心強い。三人麻雀の専門書は今回のラインナップにはないけれど、役や牌の扱いは四人打ちと共通だから、まず基本の一冊から入るのが近道だよ。
予算と形式で選ぶ
橘ナナミ
価格もピンキリですよね。
佐藤メバル
数百円のポケット版から、千円台の入門書、二千円近い一冊まで幅がある。電子で読めるか、読み放題サービスの対象かは版ごとに変わるから、買う前に配信状況を確認するといい。持ち歩いて練習したいなら、書き込み式か手元に置けるサイズを選ぶと続くよ。
プレイ目的で選ぶ
橘ナナミ
目的でも変わるんでしょうか。
佐藤メバル
娯楽で楽しむなら読みやすい入門書、競技で勝ちたいなら『瑞原明奈のロジカル麻雀入門』のような思考法を扱う本、健康麻雀や脳トレ目的なら大きな牌でオールカラーの『超カンタンにわかる!麻雀入門』がいい。同じ麻雀でも、目指すゴールが違えばベストな一冊も変わるんだ。
麻雀のルールが学べる本をひと目で比較
橘ナナミ
えっ、21冊もあるんですか!?まずどう見ればいいんですか?
佐藤メバル
焦らず焦らず(笑)。まずはこの一覧で全体像を眺めてみよう。価格・著者・対象読者をまとめて見られるから、自分に近そうなのが分かるはず
麻雀のルールが学べる本のおすすめ人気ランキング
橘ナナミ
一覧だけだとピンと来ないので...1冊ずつ詳しく教えてください!
佐藤メバル
よし、それじゃあ1位から順に1冊ずつ解説していこう。各冊どんな人に向いてるかも合わせて話すから、自分に合いそうなのを見つけてほしい
Mリーグルールですぐできる麻雀入門
張敏賢 著|ART NEXT
¥1,320(税込)
Mリーグの公式ルールに完全準拠した入門書。最大の特徴は、Mリーグ創設以来6年間のアガリデータから役の出現率を示している点で、リーチ・メンゼンツモ・役牌・タンヤオ・ピンフの5つから覚えればいいと優先順位が一目でわかる。点数計算はチャート方式で、ハン数を数える→符を計算する→点数を確認する流れをたどるだけで完結。巻末にはMリーグ放送の用語字幕を全紹介した用語辞典と公式ルールも収録する。
こんな人におすすめ
Mリーグを観ていて麻雀を始めたくなった人、家族や孫と麻雀を楽しみたい人、ネット麻雀とのルール差を確認したい人。観戦のお供としても、実際に打つ前の一冊としても使える。
良い点
- 役の出現率をデータで示す
- 点数計算をチャートで整理
- Mリーグ公式ルールを巻末収録
気になる点
- Mリーグを前提にした内容
- 点数計算の細部は別冊に譲る
- 未経験者には用語が多い
出版社
ART NEXT
発売日
2024年12月16日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
佐藤さん、この本の「出現率」って、そんなに大事なんですか? 役って全部覚えないといけないのかなって思ってたんですけど。
佐藤メバル
いい質問だね。麻雀の役は数が多いけれど、実際の対局で出る役は偏っている。この本はMリーグ創設以来6年のアガリを集計して、リーチ、メンゼンツモ、役牌、タンヤオ、ピンフの5つでかなりの割合を占めると示している。
だから「全部覚えてから打つ」ではなく、出る役から覚えればいいと背中を押してくれる。覚える順番をデータが教えてくれるのがこの本の新しさだよ。
橘ナナミ
なるほど! じゃあ点数計算も、最初から完璧にできるようにしなくていいんですね。順番があるとわかると、ちょっと気が楽になります。
佐藤メバル
そう。この本は点数計算チャートで、ハン数を数える→符を計算する→点数を確認する、という流れを型として見せてくれる。
細かい部分は点数計算の専門書で詰めればいい。巻末にはMリーグ放送で出てくる用語字幕の辞典もあって、観戦しながら引ける。
観る雀から打つ雀へ渡る橋になる一冊だよ。
超カンタンにわかる!麻雀入門 牌、役、アガリこれだけ覚えればバッチリ!
主婦の友社 著|主婦の友社
¥1,188(税込)
長く読み継がれてきた定番の入門書で、特長はオールカラーの大きな牌の図解にある。初心者がつまずく「役」をレベル別に分類し、「この手を覚えれば勝てる!基本のアガリ役ベスト7」「負けないための上級アガリ役ベスト7」という形で優先順位を示す。最も難解な得点計算も計算早見表と練習問題でフォローする。文字が読みやすい設計で、脳トレや認知症予防のために麻雀を始めるシニアにも向く。
こんな人におすすめ
文字の小さな本が苦手な人、久しぶりに麻雀を再開したいシニア、麻雀が初めての女性。オールカラーの図を見ながら、誰かに教わりながら覚えるように一歩ずつ進みたい人に向く。
良い点
- オールカラーで牌が大きい
- 役をレベル別に分類
- 得点計算に練習問題つき
気になる点
- 発売から年数が経っている
- 戦術面の記述は最小限
- ネット麻雀の話題は少ない
出版社
主婦の友社
発売日
2015年04月22日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
あ、この本、牌がすごく大きく写ってますね。オールカラーですし、これって初心者にも効くんでしょうか?
佐藤メバル
効くよ。麻雀牌は細かい字や点の数を見分ける必要があるから、図が小さいと最初のハードルが上がる。この本はオールカラーで牌を大きく見せて、目で覚えられるようにしている。
役も「基本のアガリ役ベスト7」「上級アガリ役ベスト7」とレベル分けされていて、どこまで覚えれば遊べるのかが見えるんだ。
橘ナナミ
ベスト7って、数が決まってると安心しますね。あれもこれも覚えなきゃいけないのかと思っていたので、少し気が楽になりました。
佐藤メバル
そこがこの本の親切さだね。得点計算も早見表と練習問題で手を動かせる。読みやすい文字で作られているから、久しぶりに麻雀を再開したい人やシニアの方にも向いている。
ただ戦術の踏み込みは浅いので、実際に打てるようになったら次の一冊に進むといいよ。
マンガですぐ強くなる!麻雀入門
日本プロ麻雀連盟 著|永岡書店
¥1,078(税込)
日本プロ麻雀連盟が手がけた入門書で、ルールと役の説明に加えて初歩的な戦術まで踏み込んでいるのが特徴。中でも牌効率をはじめとするベーシックな戦術を重点的に解説し、勝てるようになるためのノウハウを示す。随所に挿入されるマンガでもルールや戦術を説明し、解説ページにもキャラクターを配した紙面で、とっつきにくい麻雀のルールを素早く理解できる。ネットやゲームの麻雀にも役立つ内容。
こんな人におすすめ
ルールを覚えたらすぐ勝ちたい人、ネット麻雀やゲーム麻雀で勝率を上げたい人、活字だけだと眠くなる人。マンガから入りたいが中身は薄くされたくない、という初めての人に向く。
良い点
- 連盟の監修で戦術まで踏み込む
- 牌効率を重点的に解説
- マンガとキャラで読みやすい
気になる点
- 図版中心で情報量が多い
- 刊行が古く内容は古典的
- Mリーグの話題は出てこない
出版社
永岡書店
発売日
2014年09月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「マンガですぐ強くなる」って、マンガの入門書はたくさんありますけど、これは何が違うんですか?
佐藤メバル
監修が日本プロ麻雀連盟でね、ルールの説明で終わらせずに、牌効率という基本戦術にしっかりページを割いている。
覚えるだけでなく勝ちにいく設計なんだ。マンガは随所にあって、ルールや戦術を場面で見せてくれるから、文字だけより頭に残りやすい。
橘ナナミ
牌効率って、聞いたことはあるんですけど、まだ打ち始めたばかりの初心者にも必要なんですか? なんだか早そうな話なので、身構えてしまいます。
佐藤メバル
早い段階で知っておくと得だよ。「この牌を切ると受け入れが広い」という考え方で、勘で切るよりずっと安定する。
この本はそれをベーシックな範囲で丁寧に扱っている。ネット麻雀やゲームでも同じ考え方が効くから、実戦の場がどこでも使える。
ただ情報量は多いから、一度で全部理解しようとしなくていいよ。
イラスト見るだけ! Mリーガー佐々木寿人の麻雀入門
佐々木寿人 著|日東書院本社
¥1,650(税込)
MリーグKONAMI麻雀格闘倶楽部所属の佐々木寿人プロが先生役を務める「ヒサト麻雀教室」を舞台に、麻雀用語からルール、アガり方までをストーリー仕立てで学ぶ入門書。イラストと会話文中心の誌面構成で、知識ゼロからすぐ打てることを狙っている。点数計算まで範囲に含み、麻雀をはじめてみたいけど難しそうと感じている読者が、読み進めるだけで全体像をつかめるように作られている。
こんな人におすすめ
Mリーグを観て麻雀を知りたくなった人、活字の説明書で挫折した人、麻雀をはじめてみたいけど難しそうと感じている人。イラストと会話で気楽に読みたい場面に向く。
良い点
- ストーリー仕立てで読みやすい
- イラストと会話文が中心
- 基本から点数計算まで網羅
気になる点
- 読み物寄りで辞書にしにくい
- 戦術の深掘りは少ない
- 用語の索引は限られる
出版社
日東書院本社
発売日
2023年09月12日
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「イラスト見るだけ!」って大胆なタイトルですけど、本当に見るだけで打てるようになるんでしょうか? ちょっと半信半疑です。
佐藤メバル
そこは正直に言うと、見るだけで魔法のように打てるわけではない。ただ、この本は佐々木寿人プロが先生を務める教室を舞台にしたストーリー仕立てで、麻雀用語からルール、アガり方まで会話の中で出てくる。
説明を読むというより、授業を眺めている感覚で進むんだ。
橘ナナミ
あ、じゃあ物語として読めるんですね。麻雀教室に通っている気分で読み進められるなら、最後まで飽きずにいけそうです。
佐藤メバル
そうそう。イラストと会話文が中心だから、活字の説明書が苦手な人でも入りやすい。点数計算まで触れているので、一冊通せば全体像がつかめる。
ただ辞書的に引く使い方には向かないから、手元に置いて何度も読み返すタイプの本だと思っておくといいよ。
白鳥翔のとにかくわかりやすい麻雀入門
白鳥翔 著|ナツメ社
¥1,100(税込)
Mリーガー白鳥翔プロがナビゲートする入門書で、座り順の決め方、親と子の関係、ツモり順といったごく基本から始め、役の紹介、実際のゲームの進め方、あがり方、そして点数計算と実戦に役立つ知識までを一冊でたどる。役の多さと点数計算という二つの関門を、楽しいイラストを配しながら順に越えさせる。章立てそのものが学習の順番として丁寧に設計されている。
こんな人におすすめ
麻雀のルールを体系的に一度通しておきたい人、役と点数計算の両方でつまずいている人、イラストで楽しく学びたい人。最初の一冊として通読したい場面に向く。
良い点
- 基本から実戦知識まで一冊
- イラストで役を解説
- 章立てが学習順に整理
気になる点
- 網羅的でやや厚い
- 上級戦術は扱わない
- キャラ推しの内容ではない
出版社
ナツメ社
発売日
2024年05月15日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
この本、座り順の決め方から始まってるんですね。普通は牌の種類の説明からですよね? 順番がちょっと珍しい気がします。
佐藤メバル
そこが白鳥さんの本らしいところでね。対局の場に座るところから書いてある。親と子の関係やツモり順もそうだけど、実際に打つときに最初に困るのはそこなんだ。
役の一覧から始めると、いざ卓を囲んだときに手が止まってしまう。
橘ナナミ
たしかに、ルールは知っているのに席順やツモる順番で不安になる、みたいなことってあります。私も最初はそこが一番こわかったです。
佐藤メバル
そう。この本は「麻雀とはどんなゲームか」「基本ルール」「役の種類」「点数計算」「実戦に役立つ知識」という順で並んでいる。
役と点数計算という二つの関門を、イラストを挟みながら順に越えていく。最初の一冊を一冊で終わらせたい人に向いているよ。
初めてでもすぐ、よくわかる! 中田花奈の麻雀入門
中田花奈 著|ワニブックス
¥1,540(税込)
人気Mリーガー中田花奈プロが、ゲームの進め方からアガリ役一覧まで、初心者がマスターしたいことを一冊にまとめた入門書。覚えたあとに復習できる点数計算ドリルがついているのが特徴で、読んで終わりにせず手を動かして定着させる設計になっている。さらに「アガリ役一覧表」「点数計算表」を折り込みで用意し、対局中でもすぐ確認できるようにした。
こんな人におすすめ
読んで理解したつもりで終わりたくない人、点数計算を練習問題で固めたい人、対局中にすぐ参照したい人。折り込みの表を卓のそばに置いて使いたい場面に向く。
良い点
- 点数計算ドリルで復習できる
- 役一覧と点数表が折り込み
- ゲームの進め方を丁寧に解説
気になる点
- 戦術面の記述は控えめ
- ドリルは点数計算が中心
- ページ数は多くない
出版社
ワニブックス
発売日
2025年01月28日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
折り込みで「アガリ役一覧表」と「点数計算表」がついてるの、地味にすごくないですか? 実戦のとき、これが手元にあるかどうかで全然違いますよね。
佐藤メバル
そこは実用的だよね。麻雀は覚えたそばから「この役は何だっけ」「この点数はいくらだっけ」と確認したくなる。
手元に置ける表があると、対局の途中でも止まらずに済む。この本はそれを最初から用意している。
橘ナナミ
しかも点数計算ドリルつきなんですね。読んで終わりじゃないんだ、というのが意外でした。練習しないと身につかないですもんね。
佐藤メバル
そう、そこが大事でね。点数計算は読んでわかった気になっても、いざというときに手が動かない。ドリルで何度も数える練習をしておくと、実戦で落ち着ける。
この本はゲームの進め方からアガリ役一覧まで、初心者がマスターしたいことを詰め込んでいるから、練習と参照の両方が一冊でそろうよ。
マンガでわかる! 二階堂亜樹 いちばんやさしい 麻雀入門
二階堂亜樹 著|永岡書店
¥1,760(税込)
EX風林火山所属でMリーグ2025-26を優勝した二階堂亜樹プロが、麻雀の基本をやさしく教える初心者向けの入門書。各章にマンガを収録し、ルールや対局の流れをイメージしながら学べる。さらにドリル形式で問題を解きながら進むため、読んで終わりにならない構成が最大の売り。点数計算ドリルをQ1〜Q30として用意し、巻末にアガリ役一覧表、符計算早見表、点数計算早見表の三つの付録を備える。
こんな人におすすめ
麻雀デビューしたい人、Mリーグをきっかけに興味を持った人、昔あきらめたけど今度こそ覚えたい人。解きながら覚えたい学習者に向く。
良い点
- 全章にマンガを収録
- 点数計算ドリル30問
- 付録の早見表3種が充実
気になる点
- ドリル中心で読み物は軽い
- 上級戦術には触れない
- 実戦形式の練習は限られる
出版社
永岡書店
発売日
2026年08月10日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
二階堂亜樹プロの本、各章にマンガが入ってるんですね。しかも最後にドリルが30問ついているって、けっこう本格的です。
佐藤メバル
そう、そこがこの本の骨格なんだ。マンガで流れをイメージして、ドリルで知識を定着させる。麻雀は頭でわかっても、実際の場面で判断できないと意味がないから、解きながら進む形式は理にかなっている。
橘ナナミ
Q1からQ30まであると、けっこう達成感がありそうですね。全部解き終わったら、ちょっと自信がつきそうです。
佐藤メバル
そこだよね。しかも巻末にアガリ役一覧表、符計算の早見表、点数計算の早見表と三つ付いている。二階堂さんはEX風林火山所属でMリーグ2025-26を優勝した実績のある打ち手だというのも、教わる側としては心強い。
デビュー前の人が一冊で往復できる構成になっているよ。
瑞原明奈のロジカル麻雀入門
瑞原明奈 著|マイナビ出版
¥1,694(税込)
Mリーガー瑞原明奈プロによる初の戦術書。オンライン麻雀「天鳳」で九段という確かな実力を武器に、Mリーグの実戦譜を題材として、自分が何を考えて打っているかという思考法を解説する。「ロジカル」をキーワードに、シャンテン数に応じた選択ができるようになることを目指し、配牌カテゴライズ、手組み、安全牌の保持、方針の切り替え、テンパイ時の選択、副露判断、押し引き、仕掛けへの対応まで段階的に扱う。
こんな人におすすめ
入門書を一冊終えて次に進みたい人、なんとなく打つのをやめて根拠を持ちたい人、ネット麻雀で実力を伸ばしたい人。なぜその牌を切るのかを説明できるようになりたい場面に向く。
良い点
- 天鳳九段の実力が裏づけ
- 実戦譜で思考法を解説
- 押し引きまで段階的に扱う
気になる点
- 初心者には難易度が高い
- ルール解説は含まない
- 実戦経験が前提の内容
出版社
マイナビ出版
発売日
2022年01月24日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「ロジカル麻雀入門」って、入門ってついているのに、なんだか難しそうな匂いがしませんか? 表紙からして落ち着いた雰囲気です。
佐藤メバル
正直に言うと、これは入門書というより入門書の次の一冊だね。瑞原さんは天鳳で九段の実力を持つプロで、この本はMリーグの実戦譜を使って、どう考えて打っているかを言語化している。
対象は麻雀のルールを知っている人なんだ。
橘ナナミ
じゃあ、私みたいにまだ打ち始めたばかりの人間だと、読んでも置いていかれてしまいますか? 憧れはあるんですけど、正直迷います。
佐藤メバル
通読は難しいかもしれない。ただ「配牌カテゴライズ」や「安全牌の保持」といった考え方は、早く知っておくほど得でもある。
なんとなく打つのをやめて、なぜその牌を切るのかを説明できるようになりたい人には、たまらない一冊だと思うよ。
ネット麻雀天鳳で覚える麻雀入門
近代麻雀編集部 著|竹書房
¥1,760(税込)
麻雀をゼロから覚えたい人に向けた、全ページフルカラーの入門書。最大の特徴は、ネット麻雀「天鳳」のアカウント作成からテストプレイ、実戦までを章立ての軸にしていること。アガリの形は3・3・3・3・2、アガリはツモかロン、まずはリーチ、白發中をポンすればアガれる、というように覚える順番を実践の手順として示す。最後はオリるという守備にも触れ、役の一覧も収録する。
こんな人におすすめ
まずネット麻雀から始めたい人、一人でこっそり練習したい人、対人で打つ前に基礎を固めたい人。アカウントを作る日から使える一冊として手に取れる。
良い点
- 全ページがフルカラー
- 天鳳の始め方から解説
- リーチなど優先順位が明確
気になる点
- 天鳳ありきの構成
- リアル対局の準備は薄い
- 戦術の深掘りは控えめ
出版社
竹書房
発売日
2020年09月01日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
この本、第1章が「天鳳のアカウント作成」から始まるんですよ。麻雀の入門書なのに、そこから始まるのって珍しくないですか?
佐藤メバル
そこがこの本の狙いでね。麻雀は覚えることが多いから、座学だけで進めると飽きてしまう。だからアカウントを作って、打ちながら覚える順番になっている。
第2章がテストプレイ、第3章でアガリの形、というふうに、実際の操作と知識が交互に来るんだ。
橘ナナミ
リーチさえすればアガれる、白發中をポンすればアガれる、って章のタイトルも勇気出ますね。一つずつでいいんだ、と思えました。
佐藤メバル
そう、全部を一度に覚えなくていいと教えてくれる。しかも全ページフルカラーだから、画面や牌が見やすい。
守備の章で「オリる」という考え方まで触れているのも良いね。リアルで打つ前に、まずネットで数を打ちたい人にぴったりだよ。
まずはネットで! 今日からはじめる麻雀の教科書
渡辺太 著|KADOKAWA
¥1,870(税込)
「ネット最強雀士」の異名を持ち、麻雀AI「NAGA」のモデルにもなった渡辺太プロによる入門書。ネット麻雀で覚えて、ゆくゆくはリアルでも打てるようになる、という二段構えのコンセプトが明確で、東風戦なら1回15分程度という手軽さを示し、毎日少しずつ触れることを勧める。基本ルール、牌の種類、役の覚え方、実践問題、点数計算に加え、リアル麻雀の基礎知識やマナーまで収録する。
こんな人におすすめ
仕事や学業の合間に少しずつ覚えたい人、ネット麻雀からリアルへ移りたい人、卓を囲むときのマナーも知っておきたい人。毎日15分から始めたい場面に向く。
良い点
- ネットとリアルの両方に対応
- マナーや基礎知識も収録
- 実践問題まで含む
気になる点
- 紙面の情報量が多い
- 入門の先の戦術は少ない
- ネット環境が前提の内容
出版社
KADOKAWA
発売日
2026年03月19日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「NAGAのモデルにもなった」って書いてあるんですけど、NAGAってそもそもなんですか? 聞いたことがなくて。
佐藤メバル
麻雀の打ち手を研究するAIの名前でね、渡辺太プロはそのモデルにもなった人なんだ。つまり、それだけ考え方の型が強いと評価されている打ち手ということ。
この本はその人が、ネット麻雀を使って楽しく簡単に覚える方法を書いている。
橘ナナミ
東風戦なら15分くらいって書いてあります。それなら仕事や勉強の合間でも、毎日少しずつ続けられそうですね。
佐藤メバル
そう、そこがこの本の主張でね。毎日少しでも麻雀に触れることが上達の近道で、その道具としてネット麻雀が最適だと。
しかもリアル麻雀に挑戦する人のための基礎知識やマナーまで入っている。ネットから入って、いつか卓を囲みたいという人の道筋が一本で見えるよ。
基本を覚えて強くなる 麻雀の教科書
菅原千瑛 著|新星出版社
¥1,650(税込)
ルールはわかっているけれど基本的な考えを知りたい、もっと強くなりたいという人に向けた戦術の入門書。実戦に即した62のケースをもとに判断の仕方を積み上げていく構成が特徴で、巻頭に菅原千瑛のQ&Aとステップアップのための五原則を置く。第1章は配牌時と序盤、第2章は中盤の戦略と打点、第3章は終盤のかけひきと降り方、第4章は攻めと守りの状況判断を扱い、局面ごとに章が分かれている。
こんな人におすすめ
ルールを覚えて次に何を学べばいいかわからない人、実戦で迷いが多い人、攻守の判断基準を持ちたい人。ケースを一つずつ自分の手に置き換えて考えたい場面に向く。
良い点
- 実戦に即した62ケース
- 局面ごとに章立て
- 巻頭に五原則を掲載
気になる点
- ルール解説は含まない
- ケースが多く通読は重い
- 上級者には物足りない
出版社
新星出版社
発売日
2024年10月31日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「62のケース」って、問題集みたいな感じですか? それとも、読み物として最初から通して読むものでしょうか。
佐藤メバル
問題集というより、局面ごとの判断を並べた教科書だね。配牌時と序盤、中盤、終盤、そして攻めと守りの状況判断、と章が局面で分かれている。
それぞれの場面で「どう考えるか」を具体例で示してくれる。
橘ナナミ
巻頭に「ステップアップするための五原則」ってあるのも気になります。最初に指針をもらえるの、ありがたいです。
佐藤メバル
そうだね。菅原さんは日本プロ麻雀連盟、BEAST X所属で、巻頭でQ&Aに答えている。対象は、ルールはもうわかるけれど次に何を学べばいいかわからない、という人。
実戦で迷う時間が減るから、打ちながら読み返す使い方もいいと思うよ。
麻雀1年目の教科書
千羽黒乃 著|竹書房
¥1,320(税込)
麻雀を覚えて1年目の人がまず覚えるべき役はリーチであり、役を全部覚える必要はない、という立場をはっきり打ち出した一冊。相撲に82の決まり手があっても全部覚える必要がないのと同じだと喩え、よく出る役だけで十分戦えると説く。攻撃を覚えたらベタオリを知る、という順序で、リーチ編、鳴き編、守備編、心構え編と、細かいテクニックを削いで基本に絞っている。
こんな人におすすめ
覚えたてで何から手をつけるか迷っている人、役の多さに圧倒されている人、攻めだけでなく守りも知りたい人。1年目という区切りで学び直したい場面に向く。
良い点
- 覚える役を絞り込む
- 攻守の基本に集中
- 章立てが明快で読みやすい
気になる点
- 図解の量は多くない
- 点数計算の詳細は扱わない
- 上級者には易しすぎる
出版社
竹書房
発売日
2022年05月07日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「役を全部覚える必要はありません」って言い切ってる! そんなふうに言い切っていいんですか? 麻雀の本なのに思い切りがいいなと思って。
佐藤メバル
いいんだよ、というよりそれが正しい。相撲の決まり手が82あるからといって、全部覚えないと相撲ができないわけじゃないだろう。
麻雀も同じで、よく出る役から覚えれば十分戦える。この本はそこを最初に宣言してくれるから、読む側の肩が軽くなる。
橘ナナミ
相撲のたとえ、すごくわかりやすいです。私、役の数の多さを見てちょっと怯んでいたので、その言葉だけで救われました。
佐藤メバル
その気持ちがこの本の出発点だね。第1章がリーチ編、第2章が鳴き編、第3章が守備編、第4章が心構え編。
攻撃を覚えたらベタオリを知ろう、という順番で、細かいテクニックは削っている。1年目の人が最初に読む本として、潔い一冊だよ。
小学生のための「麻雀」教科書 サポート動画つき
土田浩翔 著|メイツ出版
¥1,848(税込)
麻雀をまったく知らない小学生とその親御さんのための入門書。二次元コードのサポート動画がついていて、紙面と動きの両方から学べるのが特徴。牌のそろえ方、アガリの形、親と子、ツモアガリといった遊び方から、牌の持ち方・整理の仕方、待ちの種類、スジとフリテン、基本的な役、そして役の大辞典まで段階を追う。要点だけを伝える構成に絞っている。
こんな人におすすめ
麻雀を覚えたい小学生と、それを教えたい親御さん。祖父母と孫が一緒に楽しみたい家庭や、習い事として興味がある家庭にも。動画を見ながら手を動かしたい場面に向く。
良い点
- 二次元コードで動画つき
- 小学生向けにかみ砕いた説明
- 役の大辞典まで収録
気になる点
- 対象が子ども向けに寄る
- 戦術の解説は少ない
- 大人には物足りない場合
出版社
メイツ出版
発売日
2024年09月27日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
これ、小学生向けなんですね。二次元コードで動画も見られるって書いてあります。紙の本と動画の組み合わせ、いいですね。
佐藤メバル
そう、そこが大きい。麻雀は手の動きや牌の並べ方など、静止画だけでは伝わりにくい部分がある。動画があると、字を読んでわかる子も、見て覚える子も、どちらも入りやすい。
監修した土田さんは、麻雀は自分や相手の心をのぞく心理的要素がカギを握ると書いている。
橘ナナミ
心理的要素って、子どものうちから学べるものなんですね。麻雀がただのゲームじゃないというのが、少しわかった気がします。
佐藤メバル
対局は相手がいるからね。相手の出方を読む、自分の感情を抑える、そういう練習になる。この本は身につけるべき基本の要点だけに絞って、役の大辞典までつけている。
親御さんが横で一緒に読むと、教える側も頭が整理されるよ。
マンガとクイズでわかる 佐々木寿人プロが教える子ども麻雀入門
佐々木寿人 著|誠文堂新光社
¥1,760(税込)
麻雀を始めたい小学生以上の子どもを対象に、マンガ・イラスト・クイズでいろはを解説する入門書。一人で打てるようになることを目標に、牌の種類、役、戦い方の基本を網羅し、章ごとにクイズで復習しながら進む反復型の構成が特徴。ところどころに挟まれる麻雀の小話は大人が読んでも興味深く、久しぶりに麻雀に触れるシニアや、スマホの麻雀ゲームから実際の麻雀に進みたい人にも対応する。
こんな人におすすめ
麻雀に挑戦してみたい小学生とその家族、久しぶりに麻雀に触れたいシニア、スマホの麻雀ゲームから実際の卓に進みたい人。クイズで確かめながら読み進めたい場面に向く。
良い点
- 全5話とクイズの反復構成
- マンガとイラストが豊富
- 符計算や早見表まで収録
気になる点
- 子ども向けの語り口
- 戦術は心得程度
- 大人には説明がくどい場合
出版社
誠文堂新光社
発売日
2025年10月10日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
5話まであって、それぞれにクイズがついてるんですね。クイズがあるの、いいなあと思います。覚えられたかどうかが、その場でわかりますもんね。
佐藤メバル
そこが反復の仕掛けでね。麻雀は用語と形を覚える必要があるから、一度読んだだけでは抜けていく。
章ごとにクイズを挟んで、教わった内容をその場で思い出させる。何度も繰り返して読むうちに、必要な知識が残っていくんだ。
橘ナナミ
あ、しかもところどころに「麻雀の小話」が入ってる。ブレイクタイムにぴったりって書いてあって、そういう息抜きも大事ですよね。
佐藤メバル
そう、知っているとちょっとカッコイイ豆知識でね、大人が読んでも面白いと書いてある。監修は「魔王」の異名を持つ佐々木寿人プロで、攻める姿勢や勝負強さ、対戦相手への敬意を教えてくれる。
子ども向けだけど、家族で一冊を囲めるつくりになっているよ。
強くなる!賢くなる!こども麻雀入門
ニューロン麻雀スクール 著|池田書店
¥1,430(税込)
小学3年生から読める、かんたんさを最優先した子ども向けの入門書。著者は国内で最初に子ども麻雀教室を始めた「ニューロン麻雀スクール」で、教室に通う子と親御さんと一緒に作られた。基本ルールは最低限に絞り、効率的な打ち方と頻出する役の覚え方、簡単な点数計算を扱う。覚えたことをチェックできるドリルも収録し、学力や社会性につながるという声も紹介する。
こんな人におすすめ
小学生の習い事として麻雀を考えている家庭、子どもと一緒に覚えたい親御さん。遊びながら賢くなりたい子と、考える力や礼儀を身につけさせたいと考えている場面に向く。
良い点
- 小3から読めるかんたんさ
- 教室の現場から作られた内容
- 確認用のドリルを収録
気になる点
- 対象が子どもに限定
- 点数計算は簡単な範囲
- 大人の入門には物足りない
出版社
池田書店
発売日
2025年08月19日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「国内で最初に子ども麻雀教室を始めた」って、そんな教室があるんですね。麻雀を習い事にするという発想に、まず驚きました。
佐藤メバル
あるんだよ。ニューロン麻雀スクールは実際に子どもたちに教えてきて、この本は通っている子と親御さんと一緒に作られている。
だから教室で実際に使われた言葉がそのまま入っている。ルールは最低限にして、打ち方と役の覚え方、簡単な点数計算という順番なんだ。
橘ナナミ
「算数の宿題が解けるようになった」っていう子の声も載ってます。麻雀を打つことが、勉強にもつながるんですか?
佐藤メバル
点数計算は足し算と倍数の練習になるし、手牌を整理するのは先を読む力になる。それに対局は相手がいるから、負けても次に生かす気持ちや、相手を敬う礼儀も身につく。
ドリルで確かめられる構成もあって、習い事として考えている家庭に向いているよ。
マンガでわかる 子ども・初心者のための麻雀入門
伊達朱里紗 著|マイナビ出版
¥1,826(税込)
マンガ付きのフルカラーで麻雀のルールを説明し、この1冊で誰でも簡単に確実に打てるようになることを目指した入門書。最大の特徴はすべての漢字にフリガナを振っていることで、お子様はもちろん、漢字の読みに不安のある人でも読み進められる。監修はMリーグで活躍する伊達朱里紗プロで、どんな順番で何をどう解説するかを細部まで検討したという。伊達プロ自身の歩みを綴ったコラムも収録する。
こんな人におすすめ
麻雀マンガやMリーグを見て興味を持った子ども、ルールが複雑でやめてしまった初心者、漢字の読みで止まりたくない人。フリガナつきで安心して読みたい場面に向く。
良い点
- 全漢字にフリガナつき
- フルカラーでマンガ豊富
- 伊達プロのコラムを収録
気になる点
- 戦術の解説は少なめ
- 子ども向けの体裁
- 上級者には物足りない
出版社
マイナビ出版
発売日
2025年11月21日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「すべての漢字にフリガナ」って、子ども向けの本では当たり前に見えて、実はすごいことですよね。読む側のことをここまで考えてくれている本は珍しい気がします。
佐藤メバル
そう、手間がかかるんだよ。麻雀は「槓」「順子」みたいに日常で使わない漢字がどんどん出てくる。読み方がわからないたびに止まると、読む気が削がれてしまう。
そこを全部フリガナで埋めているから、読み手は内容に集中できる。
橘ナナミ
監修が伊達朱里紗プロで、コラムも載ってるって書いてあります。プロになるまでの歩み、気になります。
佐藤メバル
そこも読ませどころだね。ただ、この本の主役はあくまでルールを確実に身につけること。どんな順番で、何を、どう説明すれば伝わるかを真剣に考えて監修したと書いてある。
麻雀マンガを読んで打ってみたくなった子に、ちょうどいい一冊だよ。
Mリーグルールですぐわかる麻雀点数計算
張敏賢 著|ART NEXT
¥1,320(税込)
Mリーグ公式ルールに完全準拠した、書いて覚える点数計算のマスター本。一目で符の計算が必要かわかる「点数計算チャート」で覚える方式をとり、ツモと鳴いたアガリはほぼ30符、メンゼンロンはほぼ40符という実戦的な早覚えのコツから入る。練習問題は108問。ピンフとチートイツの特殊な扱い、符計算が必要なケース、条件計算の章まで備え、アガリ役一覧やMリーグ放送の用語解説も収録する。
こんな人におすすめ
Mリーグ観戦やネット麻雀は楽しんでいるが、リアルデビューで点数計算が不安な人、点数計算を問題を解いて固めたい人。書いて手に覚えさせたい場面に向く。
良い点
- 点数計算チャートで整理
- 練習問題108問を収録
- 条件計算まで踏み込む
気になる点
- 点数計算に特化している
- ルール全般は扱わない
- 問題を解く手間はかかる
出版社
ART NEXT
発売日
2024年12月16日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
108問! けっこうな量ですね。でも「点数の申告に自信がない」という気持ちは、すごくわかる気がします。私もそこだけが不安です。
佐藤メバル
そこなんだよね。ツモかロンか、何ハン何符か、を一瞬で出すのは慣れが要る。この本は書いて覚える方式で、チャートで符の計算が必要かどうかを判定し、問題を解いて手に覚えさせる。
ツモと鳴いたアガリはほぼ30符、メンゼンロンはほぼ40符、という見取り図を最初に渡してくれるのが親切だよ。
橘ナナミ
ピンフとチートイツは別扱いなんですね。なんとなく聞いたことはありますが、点数が特殊だというのは知りませんでした。
佐藤メバル
そう、ピンフ・ツモは4ハンあっても満貫にならない、チートイツも同じ、といった例外が引っかかりやすい。
この本はそこを独立した章で扱っている。さらにオーラスで何点必要かという条件計算まで進むから、実戦で困らない力がつく。観る雀から打つ雀に移る人の一冊だね。
マンガでわかる!東大式麻雀点数計算入門
井出洋介 著|池田書店
¥990(税込)
麻雀のルールを覚えたての人や、打ち方はわかるけれど点数計算だけは苦手という人に向けた一冊。会話形式の解説で詳しい人に教わっている感覚で読めるのが特徴で、点数計算の基本と、素早く簡単に計算するコツを扱う。豊富な練習問題で確実にレベルアップできる構成をとり、点数計算を活かした打ち方まで踏み込む。ネット麻雀に慣れているが役が覚えられない人向けのアガリ役解説も収録する。
こんな人におすすめ
点数計算だけを集中的に克服したい人、ネット麻雀で役があいまいなまま打っている人、計算を勝率に結びつけたい人。会話の流れで読みたい場面に向く。
良い点
- 会話形式で読み進めやすい
- 練習問題が豊富
- 打ち方への活用まで扱う
気になる点
- 刊行が古く情報は限定的
- 点数計算に内容が限定
- 図版はマンガが中心
出版社
池田書店
発売日
2014年12月10日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「東大式」ってタイトルに入ってますけど、この本の売りはどこなんですか? タイトルの由来も気になります。
佐藤メバル
タイトルはさておき、中身で効くのは会話形式であることだね。点数計算は手順の説明が続くと眠くなりがちだけれど、誰かに教わっている形で進むと頭に入りやすい。
基本の計算と、素早く簡単に出すコツを扱っている。
橘ナナミ
点数計算ができると勝率が上がるって書いてあるんですね。ただの事務作業じゃなくて、勝ちに効いてくるものなんだ。
佐藤メバル
そう、そこが肝でね。自分で点を出せると、あと何点必要か、どんな手が必要かが見えてくる。この本は点数計算を活かした打ち方まで踏み込んでいる。
ネット麻雀では計算を機械がやってくれるから、逆に苦手なままになりやすい。そこを埋めたい人にちょうどいいよ。
早わかり麻雀点数計算ポケット版
狩野洋一 著|成美堂出版
¥660(税込)
難しい麻雀用語を使わず、ポイントだけをカンタンに説明することを掲げた点数計算のコンパクトな一冊。例題を使った説明と、問題による復習によって短時間で覚えられるように構成されている。著者独自の「狩野式・得点計算法」で楽々マスターできるとし、あがり役を狙うための牌の切り方も詳しく解説。巻末にはよく使う麻雀用語をまとめた用語集を収録する。持ち歩ける大きさが持ち味。
こんな人におすすめ
とにかく手早く点数計算を片づけたい人、持ち歩きながら繰り返し見たい人、用語から逃げずに要点だけ知りたい人。すきま時間に開く使い方に向く。
良い点
- ポケットサイズで持ち歩ける
- 用語を平易に言い換えて説明
- 牌の切り方まで触れる
気になる点
- 刊行が古く情報は限定的
- 図版や色は控えめ
- 戦術書としては薄い
出版社
成美堂出版
発売日
2000年04月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
ポケット版って珍しいですね。麻雀の本を持ち歩く人っているんですか? 通勤中とかに開くんでしょうか。
佐藤メバル
あるよ。点数計算は覚えたつもりでも抜けるから、すきま時間に開くには小さいほうがいい。この本は難しい用語を使わずにポイントだけを説明する方針で、例題と問題の復習で短時間にまとめてある。
狩野式という独自の計算の型を打ち出しているのも面白いところだね。
橘ナナミ
あがり役を狙うための牌の切り方まで書いてあるって、ちょっと意外です。点数計算の本なのに、打ち方の話も入っているんですね。
佐藤メバル
点数計算だけだと数字の練習で終わってしまうけれど、どの手を狙えば点が高くなるかがわかると、切り方も変わってくる。
巻末の用語集も含めて、要点をぎゅっと詰めた作りだよ。ただ刊行が古いので、最新の話題は期待しないほうがいい。
書いて覚えて強くなる! 麻雀点数計算 魔法のドリル
伊達朱里紗 著|永岡書店
¥1,320(税込)
Mリーグ2022〜23でMVPに輝いた伊達朱里紗プロによる点数計算のドリル。一般的な「点数計算早見表」を覚える必要は一切ないとし、実戦に即した頭の使い方を学べるのが特徴。解説→練習問題→解答のくり返しで、気づけば計算ができるようになる構成をとる。ピンフ、七対子、符計算、鳴いた手、メンゼンツモ、点パネ、テンパイ時点での計算、イーシャンテンでの準備と、実戦の場面に沿って進む。
こんな人におすすめ
点数計算は友人に任せてきた人、申告に自信がない人、早見表の暗記が苦手な人、観る雀から踏み込みたい人。手を動かして身につけたい場面に向く。
良い点
- 早見表の暗記が不要
- 解説と問題の反復構成
- 切り取り式の表が付属
気になる点
- 点数計算に内容が特化
- 問題を解く時間が必要
- ルール自体の解説はない
出版社
永岡書店
発売日
2023年08月10日
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「点数計算早見表を覚える必要は一切なし」って、本当ですか? 早見表って覚えるものだと思ってました。
佐藤メバル
そこを覆すのがこの本でね。早見表は暗記するものではなく、実戦の中で使える形に変えるものだという立場なんだ。
ピンフのロン、ツモ、七対子、符計算と、場面ごとに頭の使い方を練習していく。解説、練習問題、解答のくり返しだから、読むだけで終わらない。
橘ナナミ
「点パネ」って聞き慣れない言葉なんですけど、それも出てくるんですね。符が増えると点数が上がる、という理解で合っていますか?
佐藤メバル
そう、符が増えて点数が上がる場面のことだね。鳴いた手の点パネ、メンゼンの点パネと段階を踏む。さらにテンパイ時点で計算しておく、イーシャンテンで準備する、という実戦の作法まで進む。
切り取り式のアガリ役一覧表と点数早見表がついているから、いつでも確認できるよ。
麻雀手役大全
ZERO 著|竹書房
¥1,650(税込)
手役全38種をデータとともに解説する一冊。知る→使う→勝つという三つの段階を法則として掲げ、役を知ったうえでどう使うかまで踏み込むのが特徴。役牌アタックと役牌を重ねる手、攻守兼備のホンイツ、トイトイダッシュとトイトイスキップ、狙うものではなく残すものとしてのチートイツ、6枚から狙うイッツーなど、役ごとに具体的な指針を示す。番組でよく出る62の用語や必勝戦術も収録する。
こんな人におすすめ
役の名前は知っていても使いどころがわからない人、入門書を終えて手役の引き出しを増やしたい人、観戦中に出てくる用語を押さえたい人。役から攻め方を考える場面に向く。
良い点
- 手役38種を網羅
- データと必勝法を併記
- 用語62語の使い方も収録
気になる点
- 初心者にはやや高度
- 読み物としての軽さはない
- ルールの解説は前提
出版社
竹書房
発売日
2020年12月01日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「手役全38種」って、そんなにあるんですか。入門書だと10個くらいで十分って書いてあったのに、ずいぶん差がありますね。
佐藤メバル
そう、遊ぶだけなら数個で足りる。でも勝ちを狙うと、どの役をどの局面で使うかが効いてくる。この本は38種それぞれをデータとともに並べて、知る、使う、勝つ、という順で解説している。
たとえばチートイツは狙うものではなく残すもの、という言い方は印象的だよ。
橘ナナミ
ホンイツが「攻守兼備」って書いてあるのも、なるほどと思いました。攻めるためだけの役じゃなくて、守りにもなるんですね。
佐藤メバル
そういう役の性格が見えてくると、配牌の見方が変わる。番組でよく出てくる62の用語の使い方や必勝戦術も入っていて、観る側の解像度も上がる。
ただ、ルールと役の基本は前提になっているから、最初の一冊を終えてから開くのがいいよ。
読む順番で迷わないための学習ロードマップ
橘ナナミ
結局、何をどの順番で読めばいいんでしょう。
佐藤メバル
まず入門書でルールと役、次に点数計算、そのあと戦術書、というのが王道だね。役とアガリ形が分からないまま戦術書を開いても、頭に入らないんだ。点数計算や役の使い方をまとめた『麻雀手役大全』のような本を手元に置いておくと、実戦でどの手役を狙うかの支えになるよ。
橘ナナミ
逆に、いきなり戦術書から入るのはよくないですか。
佐藤メバル
悪くはないけれど遠回りになりやすい。ただ、ネット麻雀である程度役を覚えた人なら『瑞原明奈のロジカル麻雀入門』から入っても十分ついていける。自分の土台がどこまでできているかで、始める位置は変わっていいんだよ。
点数計算本は難易度で並べて選ぶ
橘ナナミ
点数計算の本が何冊もあるんですね。どれが簡単なんですか。
佐藤メバル
読みやすさでいえば、マンガと会話形式で進む『マンガでわかる!東大式麻雀点数計算入門』が入口。手を動かして身につけたいなら『書いて覚えて強くなる! 麻雀点数計算 魔法のドリル』のように、解説と練習問題を繰り返す形が向いている。通勤中にさっと確認したいなら、ポケット版を持つのも手だね。
橘ナナミ
紙と電子、どっちで買うべきでしょう。
佐藤メバル
点数計算とドリルは紙がおすすめ。書き込めるし、早見表を開いたまま手元に置けるからね。逆に通読する入門書や戦術書は、すきま時間に読める電子もいい。ただ配信状況や価格は変わるから、購入前に必ず確認してほしい。
番外編と、買って失敗しないためのチェックリスト
橘ナナミ
子どもやシニア向けの本もあるんですよね。
佐藤メバル
あるよ。『小学生のための「麻雀」教科書』や『マンガとクイズでわかる 佐々木寿人プロが教える子ども麻雀入門』、『強くなる!賢くなる!こども麻雀入門』は、牌の図やクイズの配慮がされていて、大人が読んでも基礎の確認になる。健康麻雀や脳トレ目的なら、大きな牌でオールカラーの入門書が安心だね。
橘ナナミ
失敗しないためのコツはありますか。
佐藤メバル
発売日と版を必ず見ること。麻雀はルールの細部が変わることがあるから、古い版と新しい版が同じ棚に混在しているんだ。それと「自分が今できないこと」が目次にあるかを確認する。いきなり上級者向けを買うと、本棚で眠ってしまうからね。書店員時代、そうやって眠らせた本が、私の本棚にも何冊もあるよ。
よくある質問
麻雀を始めたばかりの初心者が最初に読むべき本は?
橘ナナミ
麻雀を始めたばかりの初心者が最初に読むべき本はについて教えてください。
佐藤メバル
牌の種類から覚えるなら、大きな牌を図解した『超カンタンにわかる!麻雀入門』や、マンガで対局の流れを追える『マンガですぐ強くなる!麻雀入門』が入りやすいです。役を図で覚えられるかどうかが、最初のつまずきを減らすポイントになります。
点数計算はどの本で覚えるのが一番早い?
橘ナナミ
点数計算はどの本で覚えるのが一番早いについて教えてください。
佐藤メバル
マンガと会話形式で進む『マンガでわかる!東大式麻雀点数計算入門』は負担が軽く、手を動かしたいなら『書いて覚えて強くなる! 麻雀点数計算 魔法のドリル』のように解説と練習問題を繰り返す形が向いています。早さより、続けられる形式を選ぶことが結果的に近道です。
何切る問題集はどれがおすすめ?ウザク本との違いは?
橘ナナミ
何切る問題集はどれがおすすめ?ウザク本との違いはについて教えてください。
佐藤メバル
今回のラインナップには、何切る形式の問題集や、いわゆる「ウザク本」と呼ばれる定番は含まれていません。牌効率の考え方に触れたいなら、『マンガですぐ強くなる!麻雀入門』や『強くなる!賢くなる!こども麻雀入門』が牌効率の章で基本を扱っています。まずはそこで考え方の土台を作るのがおすすめです。
雀魂や天鳳などネット麻雀向けにおすすめの本は?
橘ナナミ
雀魂や天鳳などネット麻雀向けにおすすめの本はについて教えてください。
佐藤メバル
『ネット麻雀天鳳で覚える麻雀入門』は、アカウント作成から実戦までネット麻雀の流れそのままで解説しています。『まずはネットで! 今日からはじめる麻雀の教科書』は、ネット麻雀から入ってゆくゆくはリアルでも打ちたい人に向けた構成です。
Kindle Unlimitedで読める麻雀本はある?
橘ナナミ
Kindle Unlimitedで読める麻雀本はあるについて教えてください。
佐藤メバル
読み放題サービスの対象作品は時期によって入れ替わるため、この場で断定はできません。購入前に各サービスの配信状況を確認するのが確実です。電子版が存在するかどうかも、紙の本とあわせてチェックしておくと安心です。
三人麻雀(サンマ)におすすめの本は?
橘ナナミ
三人麻雀(サンマ)におすすめの本はについて教えてください。
佐藤メバル
今回のラインナップに三人麻雀の専門書は含まれていません。ただし役や牌の扱い、点数計算の考え方は四人打ちと重なる部分が大きいので、まず基本の入門書と点数計算の本で土台を作るのが遠回りになりません。
麻雀本は紙と電子どちらで買うべき?
橘ナナミ
麻雀本は紙と電子どちらで買うべきについて教えてください。
佐藤メバル
点数計算やドリルは、書き込んだり早見表を開いたまま使える紙が便利です。通読する入門書や戦術書は、すきま時間に読める電子も向いています。用途で使い分けるのが一番現実的です。
中級者が次に読むべき一冊は?
橘ナナミ
中級者が次に読むべき一冊はについて教えてください。
佐藤メバル
役や点数計算が身についてきたら、『瑞原明奈のロジカル麻雀入門』のように「なぜその牌を切るのか」を考え方から扱う本へ進むのがおすすめです。配牌からの構想、安全牌の保持、押し引きの判断まで、考える順序が整理されます。
まとめ
橘ナナミ
今日の話を聞いて、まずは入門書を一冊、ちゃんと最後まで読んでみようと思いました。
佐藤メバル
それがいちばんだよ。全部を覚えてから打とうとすると、たぶん永遠に打てない。分からないところは飛ばして、実際に打って、また戻ってくる。その往復がいちばん身につくんだ。
橘ナナミ
戻ってきたときに、前は意味が分からなかった一文がすっと入るやつですね。研究の論文でもあります。
佐藤メバル
まさにそれ。麻雀も本も、同じ牌を何度も引くように、読むたびに違う顔を見せるんだよ。最初はリーチだけ分かれば十分。次に点数計算、その次に押し引き。一歩ずつで大丈夫。
橘ナナミ
なんだか、本を選ぶこと自体が手牌を組むみたいに思えてきました。今の自分に必要な一枚を、無理なく切っていけばいいんですね。
佐藤メバル
そう。配牌は選べないけれど、何を切るかは選べる。あなたの今の一枚を、この記事で見つけていってね。
