麻雀の100本ノック形式で学べる本のおすすめ人気ランキング23選【2026年版】
監修

佐藤メバル
@shelfy_mebaru
編集長。あらゆるジャンルの本を年間数百冊読み込む本のプロ。投資・経営から小説・実用書・絵本まで、良書と読者の相性を見抜く。

橘ナナミ
@medias_nanami
編集部の新人インターン。22歳の大学院生で、メディア論を研究中。「それ気になります!」が口癖の天然キャラ。読者の素朴な疑問を代弁する役割で、各メディアの専門家にいろんなジャンルの素朴な質問をぶつけていく。
最終更新: 2026年10月
橘ナナミ
佐藤さん、「麻雀 100本ノック おすすめ」で調べものをしていたんですけど、書名に「何切る」がつく本が次々出てきて、どれが“ノック”なのか分からなくなっちゃいました。
佐藤メバル
いいところに気づいたね。まず言葉をそろえよう。麻雀でいう100本ノックは、野球のノックと同じで、同じ種類の判断を100問単位で反復する練習法のこと。教材の名前というより、学習のやり方を指す言葉なんだ。
橘ナナミ
なるほど、練習法の名前なんですね。じゃあタイトルに「100本ノック」と入っていなくても、100問前後の問題集なら同じ使い方ができるんだ。
佐藤メバル
そういうこと。たとえば『麻雀 傑作「何切る」300選』は300問、『麻雀技術の教科書「何切る」ドリル』は200問。1冊を何周もする前提で作られているものが多くて、周回すれば実質100本ノック以上の反復になる。だから今日は、問題数よりも「何を反復する教材か」という軸で見ていこう。
橘ナナミ
それ気になります! 符計算なのか、点数計算なのか、押し引きなのかで、選ぶ本が変わってくるんですね。
佐藤メバル
その通り。じゃあ選び方の軸を、順番に整理していこう。
麻雀の100本ノック形式で学べる本の選び方
目的別に選ぶ
橘ナナミ
目的別って、具体的にはどう分ければいいんですか?
佐藤メバル
大きく五つ——符計算、点数計算、何切る(牌効率)、押し引き、鳴き読みだね。点数計算なら『書いて覚えて強くなる! 麻雀点数計算 魔法のドリル』が入りやすい。【解説】→【練習問題】→【解答】のくり返しで、切り取り式の「点数早見表」も付いている。符計算そのものは、この本のLESSON5で「符計算 30符・40符・50符」として扱われているよ。
橘ナナミ
符計算と点数計算って、別々に練習したほうがいいんですか?
佐藤メバル
そこは分けたほうがいい。符の内訳を言えるようにしてから点数に変換する、という順番だね。符計算だけを軽く回したいなら、スマホアプリの「符計算100本ノック」のような選択肢もある。牌効率を固めるなら『牌効率が自然と身につく! 麻雀・何切らない問題』が面白い。これは正解を当てるというより、「これは切ってはいけない」という損を避ける判断を鍛える作りなんだ。
橘ナナミ
押し引きや鳴き読みはどうですか?
佐藤メバル
押し引きなら『新 科学する麻雀 実戦問題集』。麻雀の基本である“ベタオリ”を問題形式で解説している。『麻雀 弱点克服ドリル』は「手作り」「ベタオリ」「押し引き」「状況判断」の四分野から出題する構成だね。鳴きなら『VTuber×Mリーガー上達レッスン 麻雀「何切る」 攻撃の極意』が「牌効率」と「鳴き」をメインテーマに据えている。河や点数状況まで加味する立体何切るなら『場況を見抜く!超実戦立体何切る』だ。
形式別に選ぶ
橘ナナミ
アプリと本、どっちで練習するのがいいんでしょう?
佐藤メバル
場所で使い分けるのがいちばん現実的だね。電車の中や休憩中はアプリ、机に向かえる時間は書籍。紙の本は書き込めるのが強みで、正解までの過程を余白に残せる。
橘ナナミ
動画と組み合わせる本もあるんですか?
佐藤メバル
あるよ。『YouTube連動! ここで差がつく 麻雀何切るチャンネル』は、書籍の解説から動画の詳細解説に飛べる作り。『麻雀 弱点克服ドリル』もQRコードから著者の動画へ進める。文字で考えて、動きで確認する流れが作りやすいね。
無料で試すか、書籍を買い足すか
橘ナナミ
いきなり本を買うのはハードルが高い気がします。
佐藤メバル
まず無料で試すのがいい。アプリやWebの問題集、動画で100問ぶん回してみて、「続くな」と感じたら書籍を買い足す。逆に、無料教材で物足りなくなった人が紙に戻ってくる、という順番でも構わないよ。
出題方式と解説の粒度、周回しやすさで選ぶ
橘ナナミ
同じ100問でも、出題のされ方で違いはありますか?
佐藤メバル
大きく変わる。ランダム出題は実戦に近く、順番出題は同じ論点を固められる。書き込み式は手を動かすぶん記憶に残りやすい。『コバゴー式“パッと見でわかる”麻雀多面待ち特訓ドリル』は書いて身につけるドリル形式で、多面待ちの見つけ方をレッスン形式で学べる。
橘ナナミ
解説の細かさも見たほうがいいですか?
佐藤メバル
そこが一番大事かもしれない。『麻雀 傑作「何切る」300選』は打牌ごとの受け入れ枚数を数字で示していて、答えの理由まで追える。『麻雀 勝者になれる「何切る」の教科書』は1問1問を丁寧に解説し、問題ごとに三段階のレベル表記がある。逆に、正解と点数だけ載っている本は反復向きだが、「なぜ」を学ぶには物足りない。目的に合わせて選んでほしい。
麻雀の100本ノック形式で学べる本をひと目で比較
橘ナナミ
えっ、23冊もあるんですか!?まずどう見ればいいんですか?
佐藤メバル
焦らず焦らず(笑)。まずはこの一覧で全体像を眺めてみよう。価格・著者・対象読者をまとめて見られるから、自分に近そうなのが分かるはず
麻雀の100本ノック形式で学べる本のおすすめ人気ランキング
橘ナナミ
一覧だけだとピンと来ないので...1冊ずつ詳しく教えてください!
佐藤メバル
よし、それじゃあ1位から順に1冊ずつ解説していこう。各冊どんな人に向いてるかも合わせて話すから、自分に合いそうなのを見つけてほしい
麻雀 傑作「何切る」300選
G・ウザク 著|三才ブックス
¥1,760(税込)
「何切る」職人・G・ウザクと福地誠が、10年かけてストックした1,000問以上から厳選した300問を収録した一冊です。最大の特徴は、打牌ごとの受け入れ枚数をすべて数字で表示している点。『リャンメンを崩しても枚数は同じ?』といった意外な数字が次々に出てきて、感覚ではなく数字で裏づけながら打牌を選べるようになります。さらにコラムでは5ブロック理論、2ヘッド理論、3ヘッド最弱理論、1シャンテンピーク理論など最新打法が説明され、問題を解くうちに自然と叩き込まれる構成。量だけでなく1問ごとに吟味された質の高さが、後続の何切る本と一線を画します。
こんな人におすすめ
牌効率を感覚ではなく数字で理解したい初〜中級者。ひと通り何切る本を解いたものの根拠に自信がない人。5ブロック理論などの最新打法を問題形式で叩き込みたい人。シリーズの土台を作りたい人にも向きます。
良い点
- 受け入れ枚数が数字で示される
- 1問ごとに吟味された質の高さ
- 最新理論をコラムで解説
気になる点
- 300問と問題数が多く時間がかかる
- 解説はコンパクトで初心者には速い
- 理論の前提知識が少し必要
出版社
三才ブックス
発売日
2016年08月06日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「何切る」って、牌姿を見て切る牌を答える問題ですよね。300問って、ただ量をこなすだけの本なんでしょうか?
佐藤メバル
そこがこの本の面白いところでね。福地誠さんが「はじめに」で書いているんだけど、量で勝負に見えて質もすごいんです。
ウザクさんは同じトリックを使った問題を減らし、大事なものは前半と後半に1問ずつ置く、といった吟味をしている。
しかも解答ページには打牌ごとの受け入れ枚数が数字で並んでいる。「リャンメンを崩しても枚数は一緒?」みたいに、意外な数字がしょっちゅう出てくるんですよ。
橘ナナミ
なるほど、感覚じゃなくて数字で答え合わせができるんですね。じゃあコラムの5ブロック理論とかも、読むだけで覚えられるんでしょうか?
佐藤メバル
名前は違っても全部同じことを言っている、と解説されているんです。だから問題を解きながら進むと、その考え方が叩き込まれるようにできている。
読み物として先に理論を覚えるより、手を動かして身につく構成なんですよ。
麻雀 定石「何切る」301選
G・ウザク 著|三才ブックス
¥1,760(税込)
あの300選の第2弾で、何切る本の最高到達点を堂々更新したと評された一冊です。膨大なストックから、より実戦的で洗練された301問をセレクト。最大の特徴は、現代麻雀技術論のネマタ、天鳳位のタケオしゃん、麻雀ライターの福地誠、G・ウザクという4人の意見が一致するように調整された問題だけで構成されている点です。優先して覚えるべきことを中心に解説され、解答も腑に落ちるものばかり。解いて解説を読むだけで確実に強くなれる、無駄なく雀力を上げたい人向けの301問です。
こんな人におすすめ
前作を解き終え、次に何を覚えるべきか絞りたい人。複数の研究者的視点が一致した問題だけを解いて、優先順位の高い形から固めたい初中級者。実戦的な問題で数をこなしたい人にも向きます。
良い点
- 4人の意見が一致した問題のみ
- 実戦的で洗練された301問
- 覚えるべき点に絞った解説
気になる点
- 前作を解いた前提の構成
- 好みが分かれる問題は掲載外
- 解説を読み飛ばすと効果が薄い
出版社
三才ブックス
発売日
2017年07月27日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
前作の300選のあとに301選が出たんですね。1問違いなのがすごく気になります。
佐藤メバル
そこは遊び心でね。ただ中身はちゃんと進化していて、最前線で活躍中の麻雀研究者4人の意見が一致した問題だけを載せているのが特徴です。
現代麻雀技術論のネマタさん、天鳳位のタケオしゃん、麻雀ライターの福地誠さん、そしてG・ウザクさん。4人の見解が割れない問題に絞ってある。
橘ナナミ
4人が一致した問題だけって、逆に問題数が少なくなりませんか?
佐藤メバル
膨大なストックから301問セレクトされているので、量はちゃんとあります。より実戦的に、より洗練された問題に絞ったということですね。
解答もすべて腑に落ちるものばかりで、解いて解説を読むだけで確実に強くなる、と。前作を楽しんだ人は、こちらで優先して覚えるべきところから固めるといいと思います。
令和麻雀 超実践「何切る」200問
こいで 著|鉄人社
¥1,870(税込)
「名古屋のラスボス」の異名を持つ競技プロ・こいで氏が、Xで出題してきた平面の何切るから選りすぐった200問を収録した問題集です。出題のみに徹し解答を控えてきた著者にとって、ファン待望の一冊。誰もが頭を悩ませる難しい牌姿が並び、強者の間でも意見が割れる問題もあります。それを10年に及ぶフリー雀荘の勤務経験を基に、令和の最先端の打ち方で解答。平成のスピード優先のデジタル打法から、AIの発達でスピードと打点のバランスを重んじる時代へ。その変化に対応する極めて実践的な参考書です。
こんな人におすすめ
ネット麻雀の普及で打ち手のレベルが上がった令和で、ライバルに差をつけたい人。平面の何切るを一通り学び、強者の間でも意見が割れる難問に挑みたい中・上級者。競技として勝ちたい人に向きます。
良い点
- 令和の最先端の打ち方を学べる
- 難問ぞろいの200問
- フリー雀荘10年の経験が根拠
気になる点
- 難しい牌姿が中心で初心者には重い
- 平成の打法が染みついた人ほど違和感
- 答えが状況に依存する問題もある
出版社
鉄人社
発売日
2026年01月28日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
こいでさんって「名古屋のラスボス」と呼ばれている方なんですか。Xで出題だけして解答を控えていたのが、初めて本で答えを出したんですね。
佐藤メバル
そう、そこがファン待望のポイントです。平面の何切る200問で、しかも誰もが頭を悩ませる難しい牌姿が並ぶ。
中には強者の間でも意見が割れる問題もある。それを10年に及ぶフリー雀荘の勤務経験を根拠に、令和の最先端の打ち方で答えている。
橘ナナミ
平成のデジタル打法とは、そんなに答えが変わるものなんですか?
佐藤メバル
変わってくるんですよ。平成はスピード優先で、とにかく一直線にテンパイという考え方だった。令和に入ってAIが発達して、スピードと打点のバランスが大事になってきた。
打点を上げつつ、相手に攻められたとき押し返せる手組にして期待値を高めていく。推薦文には鈴木優プロが「私も間違えた問題がありました」と寄せています。ライバルに勝ちたい人向けの一冊ですね。
ウザク式麻雀学習 何切る 金(ゴールド)
G・ウザク 著|三才ブックス
¥1,760(税込)
多くのプレーヤーの実力を底上げしてきたシリーズの最新刊です。今回は似たような手の問題を並べて掲載しているのが最大の特徴で、同じような手でも戦局によって切る牌が変わる、という麻雀の難しさと楽しさに正面から向き合えます。比較しやすい配置だからこそ、牌効率への理解の解像度がぐっと高まる。さらに従来の何切るにはなかった、フリテンや喰い替えといった特殊な鳴きを意識した問題や、平面では答えを出しづらい問題も収録。初心者から中・上級者まで満足できる、解いていて楽しくなるハイスペックな一冊です。
こんな人におすすめ
牌効率の理解をもう一段深めたい中・上級者。似た形の違いを並べて比べながら学びたい人。フリテンや喰い替えなど、特殊な鳴きが絡む判断まで押さえたい実戦派に向きます。
良い点
- 似た手を並べて比較できる
- 特殊な鳴きを意識した問題
- 平面で答えが出ない問題も収録
気になる点
- シリーズ既読者向けの内容
- 初心者にはやや難所がある
- 比較問題はじっくり解く必要
出版社
三才ブックス
発売日
2024年08月26日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
『何切る 金』ってタイトル、シリーズの最新刊なんですよね。これまでと何が変わったんでしょう?
佐藤メバル
今回は似たような手の問題を並べて掲載しているのが肝でね。同じような手でも戦局によって切る牌が変わってくる、これが麻雀の難しくも楽しいところ。
並べて比べられるから、牌効率への理解の解像度がぐっと上がるんです。
橘ナナミ
並んでいると、違いが目で見てわかるのは助かりますね。
佐藤メバル
さらに従来の何切るにはなかった、フリテンや喰い替えといった特殊な鳴きを意識した問題や、平面では答えを出しづらい問題も入っている。
初心者はもちろん、中・上級者も満足できる、解いていて楽しくなるハイスペックな何切る本になっていますよ。
麻雀技術の教科書「何切る」ドリル
井出洋介 著|池田書店
¥1,595(税込)
井出洋介プロと小林剛プロが厳選した200問でセオリーが身につく問題集です。普段は意見の合わないこともある2人ですが、その意見がほぼ一致した問題だけをそろえた本書は説得力があります。悩むだけの難しい問題は掲載せず、実戦で役立つ良問に絞り、ルールを覚えたばかりの人でも読める設計。第1章の基本問題から、テンパイスピード、5ブロック、手役、その他へと段階を追って学べます。不正解した問題を何度でも解けるチェック付きで、麻雀観戦のお供にもなる一冊です。
こんな人におすすめ
麻雀本が初めてで、まずセオリーを固めたい人。2人のプロの意見が一致した問題で、迷わずに打牌選択ができるようになりたい初・中級者。観る雀をもっと深く理解したい人にも向きます。
良い点
- プロ2人の一致した問題だけ
- 200問でセオリーが身につく
- チェック付きで復習できる
気になる点
- 超上級者には物足りない
- 難しい問題は意図的に除外
- 章ごとの進度に差が出やすい
出版社
池田書店
発売日
2021年06月11日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
井出洋介プロと小林剛プロの共著なんですね。お二人って意見が合わないこともあるって聞きました。
佐藤メバル
小林さん自身が、普段から意見の合わないこともあると書いていてね。だからこそ、2人の意見がほぼ一致した問題だけを集めた本書には説得力がある。200問でセオリーが身につく構成です。
橘ナナミ
ということは、悩むだけの難しい問題は載っていないんですか?
佐藤メバル
そこが親切で、悩むだけの難しい問題は掲載せず、実戦で役立つ良問に絞っている。ルールを覚えたばかりの人でも読めるし、不正解した問題を何度でも解けるチェック付き。
麻雀観戦のお供にもなる。基本がわかると、プロのスゴ技が身に染みて理解できるようになるんですよ。
「何切る」で覚える 麻雀基本手筋コレクション
日本プロ麻雀連盟 著|マイナビ出版
¥1,639(税込)
日本最大の麻雀プロ団体、日本プロ麻雀連盟が贈る手筋の解説書です。各手筋に関する何切る問題を解き、その解説を読み進めることで次々に手筋が覚えられる構成。第1章で最も基本的な牌効率の手筋を学び、それを踏まえて第2章で打点も考慮した手筋、第3章でチー・ポンといった仕掛けの手筋へと進みます。一冊を通して読むことで、自分の手のプラスをどう最大化するかが身につく。今よりさらに上のレベルを目指したい初・中級者に特に読んでほしい一冊です。
こんな人におすすめ
牌効率だけでなく打点や仕掛けまで一冊で押さえたい初・中級者。手筋を名前で覚えながら、自分の手のプラスを最大化する考え方を身につけたい人。プロ団体が監修した信頼感を求める人にも。
良い点
- 牌効率から仕掛けまで一冊で
- 手筋を問題形式で覚えられる
- プロ団体が監修している
気になる点
- 派手な難問は少なめ
- 手筋の暗記がある程度必要
- 上級者には基本寄りの内容
出版社
マイナビ出版
発売日
2017年02月23日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
日本プロ麻雀連盟が出している本って、団体としての見解みたいなものなんですか?
佐藤メバル
そう捉えていいと思います。この本は手筋、つまり「この形ならこう組む」というパターンを、何切る問題を解きながら覚えていく構成です。
第1章が牌効率、第2章で打点も考慮した手筋、第3章でチー・ポンといった仕掛けの手筋と、段階を踏んで進みます。
橘ナナミ
一冊通して読むと、最終的に何が身につくんでしょう?
佐藤メバル
自分の手のプラスをどうやって最大化すればよいか、という感覚です。今よりさらに上のレベルを目指したい初・中級者に特に向いています。
何切る本が増えた今でも、プロ団体が監修している手筋の本として立ち位置がはっきりしているのが強みですね。
誰でもすぐ上達! 二階堂亜樹のひと目の何切る
二階堂亜樹 著|マイナビ出版
¥1,694(税込)
二階堂亜樹プロによる何切る問題集です。麻雀は何切る問題の連続で、何気なく打った一打のミスが半荘の勝敗に直結することも少なくありません。だからこそ本書は、基本的な何切る問題を出しながら、麻雀で勝つための考え方を優しく教えてくれます。コース分け、安全牌の持ち方、狙いの切り替え、ベタオリ、形式テンパイ粘りなど、序盤・中盤・終盤と変化する状況の中で自然に切るべき牌へ手が行くように構成された、上級者になるためのとっておきの講座です。
こんな人におすすめ
「あのとき、あれを切っておけば良かった」という後悔を減らしたい人。状況ごとの打ち分けを、優しい解説で基礎から学びたい初・中級者。ベタオリや形式テンパイといった実戦的な判断を身につけたい人に向きます。
良い点
- 状況別の判断を丁寧に解説
- 優しい語り口で読みやすい
- ベタオリや形式テンパイも扱う
気になる点
- 収録される問題数は多くない
- 高度な牌効率理論は少なめ
- 上級者には基礎的に映る
出版社
マイナビ出版
発売日
2017年07月27日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
二階堂亜樹プロの本は、麻雀を始めたばかりでも読めますか?
佐藤メバル
そこを狙った一冊です。何気なく打った一打のミスが半荘の勝敗に直結する。だから序盤・中盤・終盤で状況が変わる中で、自然に切るべき牌へ手が行くように教えてくれる。
コース分け、安全牌の持ち方、狙いの切り替え、ベタオリ、形式テンパイ粘りなど、実戦で迷う場面が並びます。
橘ナナミ
ベタオリって、降りることですよね。そういう地味なところも拾ってくれるんですか?
佐藤メバル
地味なところこそ大事なんですよ。あのとき、あれを切っておけば良かった、という後悔をなくすのがこの本の目的です。
麻雀上級者になるための、とっておきの何切る講座という位置づけですね。
麻雀 勝者になれる「何切る」の教科書
クリアレイン 著|日本文芸社
¥1,430(税込)
人気麻雀YouTuber・クリアレイン氏の初めての著書となる何切る本です。従来の何切る本が問題を大量に並べるクイズ的な作りだったのに対し、本書は1問1問を動画のように丁寧すぎるくらいに解説し、数をこなして満足するのではなく「勝つための麻雀の考え方を理解して身に付ける」ことを目的に作られています。基本、浮き牌選択、6ブロック、5ブロック、重要な形、待ち選択とテーマ別に構成され、問題ごとに三段階のレベル表記つき。自分のレベルを知りながら進められます。
こんな人におすすめ
ルールを覚えたての初級者から、仲間内やオンラインでたまに勝つけれどトータルでは負け越している人。問題数をこなすより、一問ずつ理解して上級者の階段を登りたい人に向きます。
良い点
- 1問ごとの解説が非常に丁寧
- 三段階のレベル表記つき
- テーマ別のパート構成
気になる点
- 収録問題数は絞られている
- 数をこなしたい人には物足りない
- じっくり読み込む時間が必要
出版社
日本文芸社
発売日
2024年08月30日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
クリアレインさんって麻雀YouTuberの方ですよね。動画の人が書いた何切る本って、どう違うんでしょう?
佐藤メバル
従来の何切る本がクイズのように問題を大量に並べる作りだったのに対して、この本は1問1問を動画のように丁寧すぎるくらいに解説している。
数をこなして満足するのではなく、勝つための考え方を理解して身につける、という設計です。
橘ナナミ
ということは、問題数は少なめなんですか?
佐藤メバル
パートごとに9選、13選、14選、15選、11選、9選と、テーマ別に絞って並べています。基本、浮き牌選択、6ブロック、5ブロック、重要な形、待ち選択という順番で、それぞれ三段階のレベル表記つき。
ルールを覚えたての初級者から、ネット麻雀でトータルすると負け越している、というレベルの人に向けて作られています。
新 科学する麻雀 実戦問題集
ホビージャパン
¥1,479(税込)
『新 科学する麻雀』で示された状況判断を試す、最先端の問題集です。解答は新規開発されたシミュレータによる状況判断の最新基準に基づいていますが、同書の知識を必ずしも必要としない作りなので、この一冊から入っても学べます。状況判断の理解度を試しながら、解くだけで正しい打ち筋が身につく実戦的な構成。加えて、麻雀の基本であり状況判断を活かすために必須の技術であるベタオリについても、問題形式で解説しているのが特徴です。
こんな人におすすめ
状況判断の基準を最新のシミュレータに基づいて確かめたい中・上級者。ベタオリをなんとなくではなく、問題形式で体系的に学び直したい人。読み物より手を動かして学びたい人に向きます。
良い点
- シミュレータ基準の状況判断
- ベタオリも問題形式で解説
- 前著の知識がなくても学べる
気になる点
- 初心者には判断が高度
- 読み物としての物語性は薄い
- 数字の裏づけを好む人向け
出版社
ホビージャパン
発売日
2022年03月31日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
『科学する麻雀』って聞いたことがあるんですが、これはその問題集なんですね。
佐藤メバル
はい。答えの基準は、新規開発されたシミュレータで状況判断の最新の基準を示した『新 科学する麻雀』に基づいています。
ただし、必ずしも同書の知識を必要としない作りになっているので、この一冊から入っても大丈夫です。
橘ナナミ
「状況判断を試す問題集」というのが、ちょっとピンとこないんですが。
佐藤メバル
たとえばベタオリです。麻雀の基本であり、状況判断を活かすために必須の技術なんですが、それも問題形式で解説されている。
解くだけで正しい打ち筋が身につくように作られているんですよ。読み物として理解するより、手を動かして確認したい人に向いています。
麻雀 激ムズ何切る問題集
nisi 著|鉄人社
¥1,870(税込)
麻雀という不完全情報ゲームにおいて、シミュレータやAIが人間よりも「強い」のはなぜか。本書を読むとそれがよくわかる、と語られる一冊です。著者はnisi氏と堀内正人氏。今後、我々が勝つためには、人間の感情を捨て去り自身をAI化し、データと数値に基づいて打たねばならない——という強いメッセージを掲げています。タイトルどおり難度の高い何切るが並びますが、そのぶん自分の打牌を数字で見直す視点が手に入ります。
こんな人におすすめ
感覚や経験ではなく、データと数値で打牌を選びたい中・上級者。AIの判断基準を自分のものにしたい人。難問に挑んで、自分の打ち筋の甘さを確かめたい人に向きます。
良い点
- AI視点で打牌を捉え直せる
- 難度の高い問題を収録
- 数字で裏づける思考が身につく
気になる点
- タイトルどおり難度が高い
- 人間らしい打ち筋は否定される
- 初心者には厳しい内容
出版社
鉄人社
発売日
2023年12月27日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「激ムズ」ってタイトル、ちょっと身構えてしまいます。
佐藤メバル
でも内容はとても現代的でね。不完全情報ゲームである麻雀において、シミュレータやAIが人間より強いのはなぜか。
それが読むとよくわかる。今後勝つためには、人間の感情を捨てて自分をAI化し、データと数値に基づいて打たなければならない、と本書は言い切ります。
橘ナナミ
感情を捨てるって、なかなか厳しいことを言いますね。
佐藤メバル
著者はnisiさんと堀内正人さんです。数字と向き合う覚悟を問う一冊で、読了後の打ち筋が変わるタイプの本ですね。
娯楽としての麻雀が好きな人には、少し辛口に映るかもしれません。
場況を見抜く!超実戦立体何切る
平澤元気 著|マイナビ出版
¥1,694(税込)
平澤元気プロによる立体何切る問題集です。何切る問題は、自分の手牌だけで受け入れ枚数が最も多い牌を選ぶ「平面何切る」と、相手3人の捨て牌やポン・チーの情報をすべて加味して選ぶ「立体何切る」に大別されます。麻雀界では平面何切るの良書が数多く出て知識が共有されたぶん、差がつくのは立体何切る。河、点数状況、今が何局目かといった多くのファクターを考え合わせて最善手を導く、現代麻雀の立体何切る問題集として先陣を切る一冊です。
こんな人におすすめ
平面何切るの知識は一通りあり、そこから一段抜け出したい中・上級者。捨て牌や点数状況を絡めた実戦的な判断を鍛えたい人。河や場況を読む力を伸ばしたい人に向きます。
良い点
- 立体何切るの先陣を切る一冊
- 場況を考慮した判断を学べる
- 平面との違いが明確
気になる点
- 平面何切るの基礎知識が前提
- 初心者には情報量が多い
- 正解が状況依存で覚えにくい
出版社
マイナビ出版
発売日
2018年08月13日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「立体何切る」って、平面の何切るとは何が違うんですか?
佐藤メバル
自分の手牌だけを見て受け入れ枚数が一番多い牌を選ぶのが平面何切る。それに対して立体何切るは、相手3人の捨て牌やポン・チーの情報まで全部加味して何を切るかを選ぶ。
河、点数状況、今が何局目か、といったファクターも考え合わせる必要があります。
橘ナナミ
平面の良書はもうたくさん出ている、と紹介にありましたね。
佐藤メバル
だからこそ、そこで差がつくのが立体何切るなんです。平澤元気プロが、現代麻雀の立体何切る問題集として先陣を切った一冊。
本書の内容をマスターすると、一群から抜け出す雀力が身につくはずですよ。
渡辺太×麻雀AI「NAGA」 AIが迷う何切る80
渡辺太 著|KADOKAWA
¥1,540(税込)
トリプル天鳳位・ダブル魂天にして「ネット最強雀士」の異名を持つMリーガー・渡辺太プロが、その判断を明かす一冊です。麻雀AI「NAGA」の5タイプの答えが割れた局面を取り上げ、どの牌を選ぶべきか、なぜAIの選択と同じ/異なるのかを徹底解説。第1部ではNAGAの開発責任者・小田桐優理氏が、NAGAの5タイプや一致率・類似度・悪手率、Mリーガーとの打ち筋の違いを解説します。チートイツ、鳴いたあとの進め方、オーラスの条件作りなど厳選80問を収録した、AI時代の実践何切るです。
こんな人におすすめ
AIの判断を丸暗記ではなく理由から理解したい中・上級者。NAGAの解析や類似度とどう向き合うかを知りたい人。オーラスの条件作りなど、終盤の判断を鍛えたい人に向きます。
良い点
- NAGAの答えが割れた局面を解説
- 開発責任者による第1部
- 厳選80問とデータ公開
気になる点
- AI用語に慣れが必要
- 初心者には前提が重い
- 読み込みに時間がかかる
出版社
KADOKAWA
発売日
2025年03月01日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
麻雀AIの「NAGA」ってよく名前を聞きます。答えが割れた局面って、どういうことなんですか?
佐藤メバル
NAGAには5タイプあって、それぞれ答えが違うことがあるんですよ。そこを渡辺太プロが、どの牌を選ぶべきか、なぜAIと同じ/違うのかを徹底解説している。
トリプル天鳳位・ダブル魂天で、ネット最強雀士の異名を持つ人の判断が読める、というのが大きいですね。
橘ナナミ
開発責任者の方の解説も入っているんですね。
佐藤メバル
小田桐優理さんによるNAGAの5タイプの解説や、一致率・類似度・悪手率、各種データの公開や考察も収録されています。
80問の実践何切るは、チートイツで残す牌、鳴いたあとの進め方、オーラスの条件作り、勝負手で危険牌を押すか、誰に対する安全牌を残すか、といった場面。
AIの答えを丸暗記するのではなく、なぜそう打つのかを追う一冊です。
麻雀IQ220の選択
勝又健志 著|竹書房
¥1,650(税込)
MリーグでEX風林火山に所属する勝又健志プロの初の麻雀戦術書です。「プロが強いと思うプロ」で1位に輝くほど麻雀の知能指数が高いと言われる著者が、Mリーグの牌譜を使いながら、実戦でよく出てくる迷う場面を解説します。26の場面がそれぞれ問題形式になっており、解きながら強くなれる作り。七対子ど真ん中待ちはリーチするのか、仮テン時にリーチを受けたら、ツモ切りリーチをどう読むか、同巡2鳴きはありか、ブラフの捨て牌の作り方は——と実戦の判断が並びます。
こんな人におすすめ
牌効率を一通り勉強し、実戦でも勝てるようになりたい中級者。今ある程度打てているけれど勝率をもう一段上げたい上級者。読みや鳴きの判断を言語化して学びたい人に向きます。
良い点
- Mリーグの牌譜で実戦的に学べる
- 26場面すべてが問題形式
- 読みやブラフまで扱う
気になる点
- 牌効率の基礎は別途必要
- 中・上級者向けの内容
- 収録される場面数は絞られている
出版社
竹書房
発売日
2019年08月01日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
勝又健志プロの「IQ220」って、すごい数字ですよね。どういう本なんですか?
佐藤メバル
Mリーグの牌譜を使いながら、実戦でよく出てくる迷う場面を26場面、問題形式で解説しています。七対子ど真ん中待ちはリーチするのか、ふんわり暗刻にしていた牌が4枚になったらどうするか、仮テン時にリーチを受けたら、ツモ切りリーチをどう読むか、同巡2鳴きはありか、トップ目での役牌ドラの切り時、ブラフの捨て牌の作り方。判断に迷うところが並びます。
橘ナナミ
牌効率の本を一通りやったあとに読む感じですか?
佐藤メバル
まさにその層に向けて作られています。牌効率を一通り勉強して、実戦でも勝てるようになりたい中級者。今ある程度打てているけれど、勝率をもう一段上げたい上級者。
数字だけでは割り切れない判断を、実戦の局面で練習できるのがこの本の持ち味ですね。
必勝!麻雀実戦対局問題集
多井隆晴 著|竹書房
¥1,870(税込)
最速最強と言われるプロ・多井隆晴が、実際にあった30の対局場面をもとに明かす麻雀の絶対正解をまとめた一冊です。全ページフルカラーでMリーグの実戦譜を再現しており、端っこ待ちならツモ切りリーチ、アガりづらい8000よりアガりやすい5200、手詰まりしたくないなら配牌オリ、親のリーチは魔法の言葉、地獄単騎はアガれる、カンチャン待ちリーチをシステム化するな——といった判断が並びます。場面ごとの合言葉として頭に残り、実戦で思い出せる構成です。
こんな人におすすめ
強い人の判断を具体的な局面ごとに知りたい中・上級者。フルカラーの実戦譜で、実戦に近い形のまま学びたい人。打牌の迷いを減らして打てるようになりたい人に向きます。
良い点
- 全ページフルカラーで実戦譜を再現
- 30の対局場面で構成
- 決断の言葉が覚えやすい
気になる点
- エピソード形式で体系立ては薄い
- 多井プロの判断を前提にした内容
- 初心者にはやや唐突に映る
出版社
竹書房
発売日
2020年06月01日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
多井隆晴プロの本は、全ページフルカラーなんですね。
佐藤メバル
Mリーグの実戦譜を再現しているので、その作りが効いています。内容は実際にあった30の対局場面をもとにした絶対正解。
端っこ待ちならツモ切りリーチ、アガりづらい8000よりアガりやすい5200、手詰まりしたくないなら配牌オリ、親のリーチは魔法の言葉、大きく負けてる親番では焦らず大物手、地獄単騎はアガれる、赤牌を鳴かせることが得になる場面もある、といった具合です。
橘ナナミ
言葉がキャッチーで、覚えやすそうですね。
佐藤メバル
最速最強と言われるプロの判断が、場面ごとの合言葉として残るのがいいところですね。読み終えたあとに実戦で思い出せる。
これで迷わなくなる、という触れ込みに嘘はないと思いますよ。
麻雀「何切る」200人に聞きました!
佐々木寿人 著|CCCメディアハウス
¥1,430(税込)
札幌の雀荘「ハートランド」が2000年から続けるウェブの人気コンテンツ「真説 何を切る?」から、レベル1〜10まで各10問ずつ、100問をより抜きで紹介した一冊です。各問題には一般ユーザーだけでなく店のスタッフや麻雀プロなど、のべ800人が回答し、その理由も明示。打牌別のパーセンテージを円グラフで表示しているのもウリです。佐々木寿人プロと高宮まりプロがキャラクター化されて登場し、それぞれ50問ずつコメント。多数派の感覚を可視化した、珍しい何切る本です。
こんな人におすすめ
正解がひとつに決まらない問題で、他の人がどう打っているかを知りたい人。レベル1〜10で難易度を変えながら学びたい初中級者。人気プロ2人のコメントを読み比べたい人に向きます。
良い点
- のべ800人の回答と理由
- 円グラフで多数派がわかる
- レベル別に100問収録
気になる点
- 多数派が常に正解とは限らない
- 理論の体系化は弱め
- データ重視の人には物足りない
出版社
CCCメディアハウス
発売日
2018年02月28日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「200人に聞きました」って、アンケート本なんですか?
佐藤メバル
元は札幌の雀荘「ハートランド」が2000年から続けているウェブの人気コンテンツ「真説 何を切る?」でね。
そこからレベル1〜10まで各10問、100問をより抜きで紹介しています。各問題には一般ユーザーだけでなく店のスタッフや麻雀プロなど、のべ800人が回答していて、その理由も明示されている。
橘ナナミ
円グラフが出ているのが面白いですね。
佐藤メバル
打牌別のパーセンテージが円グラフで見られるのがウリのひとつです。そして佐々木寿人プロと高宮まりプロが、それぞれ50問ずつコメントしている。
正解がひとつに決まらない問題で、世の中の多数派がどう打っているかを見られるのは、他の何切る本にはない価値ですね。
YouTube連動! ここで差がつく 麻雀何切るチャンネル
平澤元気 著|マイナビ出版
¥1,694(税込)
平澤元気氏による初・中級者向けの何切る本です。著者のYouTubeチャンネルと連動した内容で、本には丁寧な解説がつき、動画に飛べばさらに詳細な解説を見られる仕組み。牌効率や手組の基礎が身につく良問がそろっています。基本編、リーチ判断、待ち取り、頻出形、雀頭の考え方、ブロック選択、打点の作り方、バランスを考える、という8章立てで、明快な解説に定評のある著者の良さが存分に表れた一冊です。
こんな人におすすめ
動画で麻雀を学ぶ習慣がある初・中級者。紙の問題集と動画を行き来しながら理解を深めたい人。牌効率と手組の基礎を、テーマ別に固めたい人に向きます。
良い点
- YouTubeと連動して学べる
- 牌効率と手組の基礎が身につく
- 8章のテーマ別構成
気になる点
- 動画を見ないと物足りない面も
- 中級者以上には易しめ
- 網羅性はそれほど高くない
出版社
マイナビ出版
発売日
2021年07月26日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
YouTubeと連動している本って、実際どう使うんでしょう?
佐藤メバル
平澤元気さんの「麻雀何切るチャンネル」と連動していて、本には丁寧な解説がついているけれど、動画に飛べばさらに詳しい解説が見られる。
紙で問題を解いて、動画で理解を深める、という使い方ができるんです。
橘ナナミ
初・中級者向けとのことですが、章立ても気になります。
佐藤メバル
基本編、リーチ判断、待ち取り、頻出形、雀頭の考え方、ブロック選択、打点の作り方、バランスを考える、と8章で、牌効率や手組の基礎が身につく良問が並びます。
明快な解説に定評のある方なので、動画が好きな人には入りやすい一冊だと思いますよ。
VTuber×Mリーガー上達レッスン 麻雀「何切る」 攻撃の極意
渋谷ハル 著|KADOKAWA
¥2,090(税込)
VTuberの渋谷ハルと、KADOKAWAサクラナイツの渋川難波選手のコラボによる何切る問題集です。神域リーグでも活躍する渋谷ハルの麻雀を渋川選手が徹底分析し、初中級者が学ぶべき「牌効率」と「鳴き」をテーマに、アガリ率と打点力がアップする極意を解説。最大の特徴は、100点満点の正解だけでなく、有力な選択肢それぞれに点数をつけていること。なぜその選択がだめなのかまでロジカルにわかる構成です。
こんな人におすすめ
正解だけでなくなぜ間違いなのかを知りたい初中級者。牌効率と鳴きをセットで鍛えたい人。すでに勉強していて、90点と100点の選択の違いを考えたい人にも向きます。
良い点
- 選択肢に点数がつく独自形式
- 牌効率と鳴きを両方扱う
- だめな理由まで解説
気になる点
- 点数はプロの感覚による目安
- 麻雀用語に不慣れだと重い
- 網羅的な理論書ではない
出版社
KADOKAWA
発売日
2025年03月19日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
VTuberの渋谷ハルさんと、Mリーガーの渋川難波選手のコラボ本なんですね。
佐藤メバル
そう。神域リーグでも活躍する渋谷ハルの麻雀を、KADOKAWAサクラナイツの渋川難波選手が徹底分析しています。
テーマは初中級者が学ぶべき「牌効率」と「鳴き」。アガリ率と打点力が劇的にアップする極意を解説してくれます。
橘ナナミ
「100点満点の正解だけではない」というのが気になります。
佐藤メバル
そこが画期的でね。正解だけでなく、有力な選択肢それぞれに渋川プロの感覚で点数をつけている。30点や40点の選択を減らす使い方もできるし、すでに勉強している人は90点と100点の違いを考える使い方もできる。
なぜその選択がだめなのかまで、ロジカルに説明されているんですよ。
牌効率が自然と身につく! 麻雀・何切らない問題
平澤元気 著|マイナビ出版
¥1,958(税込)
麻雀の何切るは「手牌の中からベストの選択を問う」ものですが、実戦では選択肢AとBの差はわずかで好みによる、という場面が多々あります。そういうときは「CやDだけは切らないほうがいい」という判断のほうが重要で、明らかな損を避けることが勝率アップの秘訣になる。そこで生まれたのが「何切らない」という少し変わった問題集です。正解を述べたあとに、初級者が選びそうな「これはNG」という打牌を挙げ、理由もきちんと解説。形への理解が自然と深まります。
こんな人におすすめ
何切る本を何冊か解いたけれど、わずかな差の場面で迷う初〜中級者。明らかな損を避ける感覚を身につけたい人。「この形はこれ」と瞬時に出せるようになりたい人に向きます。
良い点
- 「何切らない」という逆転の発想
- NGの理由まで解説
- 7章で段階的に学べる
気になる点
- 正解の比較を好む人には遠回り
- 収録問題数は絞られている
- 既存の何切る本と併用が前提
出版社
マイナビ出版
発売日
2025年08月20日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「何切らない問題」って、逆の発想ですよね。どういうことなんですか?
佐藤メバル
実戦では、選択肢AとBの差はわずかで好みによる、という場面がたくさんあるんです。そういうときは「CやDだけは切らないほうがいい」という判断のほうが大事で、明らかな損を避けることが勝率アップの秘訣になる。
だから「何切らない」という問題集になった。
橘ナナミ
正解を述べたあとに、NGな打牌も挙げてくれるんですね。
佐藤メバル
初級者が選んでしまいそうな「これはNG」という打牌と、その理由をきちんと解説しています。読み進めるうちに、形に対する理解が自然と深まっていく。
超基本編から実戦何切る編、バランス問題編まで7章あって、「この形はこれ」と瞬時に出せるようになるのが目標です。
麻雀 弱点克服ドリル
平澤元気 著|三才ブックス
¥1,540(税込)
「手作り」「ベタオリ」「押し引き」「状況判断」の4分野から、人気麻雀YouTuberの著者が、自分の雀力や課題がわかってしまう問題を出題するドリルです。要点をわかりやすく解説し、さらに理解を深めるために自身の動画へのリンクをQRコードで掲載しているのが特徴。リアル麻雀でのレベルアップはもちろん、天鳳や雀魂などでどうしても突破できないランクの壁を超えるための鍵を与えてくれる、令和の基本戦術書です。協力にG・ウザク氏が入っています。
こんな人におすすめ
自分の弱点がどこにあるか診断しながら学びたい初中級者。ネット麻雀であるランクから上がれずに悩んでいる人。手作りから状況判断まで、4分野をバランスよく復習したい人に向きます。
良い点
- 4分野から弱点を診断できる
- QRコードで動画解説に飛べる
- ネット麻雀の壁を意識した内容
気になる点
- じっくり読む戦術書ではない
- 分野ごとの深掘りは限定的
- 動画視聴が前提になりがち
出版社
三才ブックス
発売日
2021年12月21日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
平澤元気さんの本は何冊も出ていますね。この『弱点克服ドリル』は、どう使い分けるんでしょう?
佐藤メバル
これは自分の弱点を見つけるための本です。「手作り」「ベタオリ」「押し引き」「状況判断」の4分野から問題を出題して、自分の雀力や課題がわかってしまう作りになっています。
橘ナナミ
QRコードが載っているんですよね。
佐藤メバル
理解を深めるために、自身の動画へのリンクがQRコードで掲載されている。解いて、解説を読んで、動画で確認する、という流れで弱点を潰していけます。
リアル麻雀はもちろん、天鳳や雀魂でどうしても突破できないランクの壁を超えるための鍵を与えてくれる位置づけですね。
協力にG・ウザクさんが入っているのも心強いです。
コバゴー式“パッと見でわかる”麻雀多面待ち特訓ドリル
小林剛 著|ART NEXT
¥1,320(税込)
点数計算と並んで悩みの種になりがちな「多面待ち」に特化したドリルです。テンパイした形が複雑で手が止まる、ホンイツやチンイツになると目がチカチカして焦る、待ちが多いとフリテンが怖い——そんな声に応え、現役Mリーガーで麻雀講師の小林剛プロが監修。待ちを見つけるコツと、待ちが増えるメカニズムをレッスンで伝授します。スジのチェック、アンコかアタマの2通りチェック、基本の7枚形、ホンイツ&チンイツと段階を追い、書いて身につく構成です。
こんな人におすすめ
多面待ちに苦手意識がある初中級者。パッと見で待ちを見つけられるようになりたい人。ホンイツやチンイツのテンパイで焦らず数えたい人。ドリル形式で手を動かして学びたい人に向きます。
良い点
- 多面待ちに特化した珍しい一冊
- 書いて身につくドリル形式
- 待ちが増える仕組みから解説
気になる点
- 多面待ち以外のテーマは扱わない
- 牌姿を書き込む手間がかかる
- 押し引きは別途学習が必要
出版社
ART NEXT
発売日
2025年06月30日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「多面待ち」って、待ちがたくさんあるほど嬉しいのに、苦手に感じる人が多いんですか?
佐藤メバル
そこなんですよ。パッと見で待ちを全部見つけられない、ホンイツやチンイツになると目がチカチカして焦る、待ちが多いとフリテンの恐怖を感じる。
悩みは尽きない。本来なら待ちが増えて喜ぶべき場面なのに、苦手意識を持っている人が多いんです。
橘ナナミ
小林剛プロの本は、その悩みに応えるものなんですね。
佐藤メバル
現役Mリーガーで麻雀講師でもある小林剛プロ監修で、待ちを見つけるコツと、待ちが増えるメカニズムをレッスンで伝えてくれます。
書いて身につくドリル形式で、多面待ちへの不安をワクワクに変えるのが狙い。スジのチェック、アンコかアタマの2通りチェック、基本の7枚形、ホンイツ&チンイツと順に進みます。
書いて覚えて強くなる! 麻雀点数計算 魔法のドリル
伊達朱里紗 著|永岡書店
¥1,320(税込)
MリーグでMVPに輝いたプロ雀士・伊達朱里紗による、点数計算がみるみる得意になるドリルです。点数計算早見表を覚える必要は一切なし、という方針で、実戦に即した頭の使い方を学べるのが特徴。解説→練習問題→解答のくり返しで、いつのまにか点数計算ができるようになります。プロローグには点数計算アレルギーがなくなるマンガを収録。切り取り式の「アガリ役一覧表」「点数早見表」付きで、いつでも確認しながら計算脳を鍛えられます。
こんな人におすすめ
点数計算をあきらめている初心者。申告に自信が持てない人。テンパイ時点で計算できるようになりたい人。観る雀派だけれど、もっと理解を深めたい人にも向きます。
良い点
- 早見表を覚えなくてよい方針
- 解説→練習→解答の反復
- 切り取り式の早見表つき
気になる点
- 何切るの内容は含まれない
- コツコツ解く根気が必要
- 計算が得意な人には冗長
出版社
永岡書店
発売日
2023年08月10日
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
点数計算、私も苦手で…早見表を覚えるのが無理なんです。
佐藤メバル
まさにその人のための本です。MリーグでMVPに輝いた伊達朱里紗プロが、早見表を覚える必要は一切なし、という方針で作っています。
実戦に即した頭の使い方を、解説→練習問題→解答のくり返しで身につける構成です。
橘ナナミ
マンガも入っているんですね。
佐藤メバル
プロローグにマンガがあって、点数計算アレルギーがなくなる入口になっています。切り取り式の「アガリ役一覧表」「点数早見表」付きで、いつでも確認できる。
しかもテンパイ時点で計算しておく、イーシャンテンで準備しておく、という実戦的な段階まで進みます。観る雀が好きな人が理解を深めるのにも向いていますよ。
七対子とメンツ手の分岐点何切る
忍田幸夫 著|竹書房
¥1,870(税込)
麻雀で何を切るか、中級者が最もよく迷うのが七対子とメンツ手の分岐点です。本書はそこに特化して作られています。5対子のとき、4対子のとき、3対子のとき、と対子の数ごとに章を分けて説明し、さらにドラの扱いや鳴きの判断にも触れています。説明はそれほど長くせず、細かい説明はあえて省略。その分、練習問題がたくさん収録されており、解いて解説を読むことで実戦に生かせる構成になっています。
こんな人におすすめ
七対子に行くかメンツ手を伸ばすか、毎回迷ってしまう中級者。対子の数ごとに判断の基準を持ちたい人。ドラや鳴きが絡むときの考え方もあわせて押さえたい人に向きます。
良い点
- 分岐点だけに絞った切り口
- 対子の数ごとに章立て
- 練習問題が豊富
気になる点
- 七対子とメンツ手以外は扱わない
- 説明は簡潔で好みが分かれる
- 上級者には基本寄り
出版社
竹書房
発売日
2025年11月20日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
七対子とメンツ手、どっちに行くかで迷うこと、よくあります。
佐藤メバル
中級者が最もよく迷う分岐点、まさにそこに特化した本です。5対子のとき、4対子のとき、3対子のとき、と対子の数ごとに章を分けて説明していて、ドラの扱いや鳴きの判断にも触れています。
橘ナナミ
説明は長いんでしょうか?
佐藤メバル
そこは潔くて、説明はそれほど長くせず、細かい説明はあえて省略されている。その分、練習問題がたくさん収録されていて、解いて解説を読むことで実戦に生かせるようになっています。
分岐点だけに絞った問題集というのは、他の何切る本にはなかなかない切り口ですよ。
ザンリーグ完全監修!!全赤三麻何切る180
三人麻雀競技団体ザンリーグ 著|竹書房
¥1,980(税込)
近年ファンが増えている「全赤三麻」に特化した何切る本です。三人麻雀は四人麻雀とルールが異なるため、まとめて学べる教材は貴重。配牌何切る、何持って来たら何切る、くっつき何切る、二次変化・受け入れ何切る、場況何切る、押し引き何切る、トイツ何切る、シチュエーション何切る——という重要8テーマをピックアップし、問題を解きながら実戦で最適解を導く思考までを身につけられる構成です。競技団体ザンリーグが完全監修しています。
こんな人におすすめ
三麻を本格的に打ちたい人。四麻の常識が通じない全赤三麻の判断を、テーマ別に固めたい中・上級者。配牌や押し引きの感覚を問題形式で鍛えたい人に向きます。
良い点
- 全赤三麻に特化した希少な一冊
- 重要8テーマを体系的に収録
- 競技団体が完全監修
気になる点
- 四麻の学習には使えない
- 三麻のルール理解が前提
- 関連書籍が少なく比較しにくい
出版社
竹書房
発売日
2026年03月25日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「全赤三麻」って、三人麻雀のことですよね。三麻は四麻とルールがけっこう違うと聞きます。
佐藤メバル
そう、そこに特化した何切る本は珍しいんですよ。近年ファンが増えている全赤三麻に絞って、重要8テーマをピックアップした問題を多数収録しています。
配牌何切る、何持って来たら何切る、くっつき何切る、二次変化・受け入れ何切る、場況何切る、押し引き何切る、トイツ何切る、シチュエーション何切る、という並びです。
橘ナナミ
四麻の本をやっていても、三麻は別で勉強が要りますか?
佐藤メバル
別物として捉えたほうがいいですね。競技団体ザンリーグが完全監修していて、問題を解きながら実戦で最適解を導く思考まで身につくように作られています。
三麻で勝ちたいなら、まずここから、という一冊です。
反復練習が効く理由と、符計算・点数計算の段階練習
橘ナナミ
そもそも麻雀って、なぜ反復練習が効くんですか?
佐藤メバル
麻雀は不完全情報ゲームで、手牌も河も点数状況も毎回変わる。でも、「この形が来たらどう切るか」という判断のパターンは有限で、繰り返し現れるんだ。だから同じ種類の判断を反復すると、考えなくても手が動く状態に近づく。これが100本ノックの発想だね。
橘ナナミ
じゃあ符計算と点数計算は、どう段階を踏めばいいんでしょう?
佐藤メバル
順番は決まっているよ。まず符の内訳——待ちの形、雀頭、面子、ツモかロンか——を数えられるようにする。次にそれを点数に変換する。『書いて覚えて強くなる! 麻雀点数計算 魔法のドリル』は、PART1で基本の符と30符・40符・50符、PART2で鳴いた手やメンゼンのパターン、と進む構成だから、この順番をそのままなぞれる。多面待ちで手が止まる人は、待ちを数える練習を別に置くといい。『コバゴー式“パッと見でわかる”麻雀多面待ち特訓ドリル』はホンイツ・チンイツのドリルまで含めて、待ちを見つけるコツを扱っている。
橘ナナミ
レベル別だと、どこから始めればいいんでしょうか。
佐藤メバル
ルールを覚えたてなら『誰でもすぐ上達! 二階堂亜樹のひと目の何切る』が入りやすい。コース分けや安全牌の持ち方、ベタオリまで、序盤・中盤・終盤の流れで考え方を教えてくれる。少し慣れたら『麻雀技術の教科書「何切る」ドリル』や『麻雀 勝者になれる「何切る」の教科書』。中級で迷いやすいところなら『七対子とメンツ手の分岐点何切る』が対子の数ごとに章分けしてくれている。上級なら『麻雀 激ムズ何切る問題集』や、強者の間でも意見が割れる問題を含む『令和麻雀 超実践「何切る」200問』に挑む段階だね。
1日の演習量とスケジュール設計、正答率の記録と間違いノート
橘ナナミ
100本ノックって、毎日100問やらないといけないんでしょうか。
佐藤メバル
いや、そこは誤解されやすい。大事なのは1セット=100問という区切りで「今日はここまで」と決まること。毎日20問を5日でもいいし、平日は10問、週末にまとめて100問でもいい。通勤中にアプリで20問、夜に本で10問、と混ぜても構わない。
橘ナナミ
正答率は記録したほうがいいですか?
佐藤メバル
してほしい。ただし点数よりも、間違えた理由を残すのが目的だよ。僕が書店員だった頃、棚の売れ筋を毎日メモしていたら、数字そのものより「なぜ動いたか」の記録が仕事に効いた。同じで、間違いノートには「問題の形」「自分が切った牌」「正解」「なぜ間違えたか」の4行を書く。これだけで周回の質が変わる。
橘ナナミ
チェックを付ける場所がある本もあるんですか?
佐藤メバル
あるよ。『麻雀技術の教科書「何切る」ドリル』には「できなかったらチェック」が付いている。こういう仕掛けは素直に使ったほうがいい。2周目はチェックが付いた問題だけ、3周目は全部、と回せるからね。
橘ナナミ
正答率が上がらないときは、どうすればいいんでしょう。
佐藤メバル
上げようとしないのがコツだよ。原因はたいてい三つ——前提知識が足りない、いまの問題が実力より難しい、解説を読まずに次へ進んでいる。まずは一段やさしい本に戻ること。『麻雀技術の教科書「何切る」ドリル』は、悩むだけの難しい問題は載せず実戦で役立つ良問を掲載していると明記されている。難易度の設定が自分に合っているかを見直すのが早いよ。
無料でできるノックと、AI・牌譜解析ツールの併用
橘ナナミ
無料でできるノック教材って、何があるんでしょう?
佐藤メバル
アプリ、Web問題集、動画の三つが中心だね。符計算なら「符計算100本ノック」のような専用アプリ、何切るなら無料で遊べる対戦アプリ内の練習や動画解説が使いやすい。動画は1本10分前後で、解答の理由まで聞けるのが強みだよ。
橘ナナミ
本とアプリは、どう役割を分ければいいですか?
佐藤メバル
アプリは回数を稼ぐのに向いている。ランダム出題で毎回違う形が来るし、正答率も自動で残る。本は理解を深めるのに向いている。打牌ごとの受け入れ枚数や、なぜその選択が劣るのかまで書いてあるからね。
橘ナナミ
AIと組み合わせる使い方もあると聞きました。
佐藤メバル
『渡辺太×麻雀AI「NAGA」 AIが迷う何切る80』は、まさにその入り口だね。NAGAの5タイプで答えが割れた局面を取り上げ、なぜAIの選択と同じか、異なるのかを解説している。開発責任者の小田桐優理によるNAGAの5タイプや一致率・類似度・悪手率の説明も収録されている。ドリルで自分の判断を作ったあとに、牌譜解析で一致率を見る——この順番がおすすめだよ。
よくある質問
麻雀の100本ノックとは何ですか?
橘ナナミ
麻雀の100本ノックとは何ですかについて教えてください。
佐藤メバル
野球のノックと同じで、同じ種類の判断を100問単位で反復する練習法のことです。特定の教材名ではなく、問題集・アプリ・Web問題集・動画のどれでも使える学習の型。何切る、牌効率、点数計算、押し引き、鳴き読みなど、鍛えたいテーマごとに100問ぶんの山を作って回していきます。
符計算100本ノックはアプリと本のどちらがいいですか?
橘ナナミ
符計算100本ノックはアプリと本のどちらがいいですかについて教えてください。
佐藤メバル
スキマ時間に回数を稼ぐならアプリ、符の内訳から理解したいなら本です。アプリの「符計算100本ノック」のような教材は手軽に反復できます。書籍なら『書いて覚えて強くなる! 麻雀点数計算 魔法のドリル』が、PART1で符の基本と30符・40符・50符を扱い、練習問題と解答をくり返す構成になっています。まずアプリで試し、続くようなら本を買い足す順番が無駄がありません。
点数計算は100本ノックで覚えられますか?
橘ナナミ
点数計算は100本ノックで覚えられますかについて教えてください。
佐藤メバル
覚えられますが、順番が大事です。先に符の内訳を数えられるようにしてから、点数に変換する練習に入る。『書いて覚えて強くなる! 麻雀点数計算 魔法のドリル』はPART1で基本のキ、PART2で鳴いた手やメンゼンのパターンへと進む構成で、点数早見表を丸暗記する必要はないと明記されています。段階を踏めば、テンパイの時点で計算しておく感覚が育ちます。
無料でできる麻雀100本ノックはありますか?
橘ナナミ
無料でできる麻雀100本ノックはありますかについて教えてください。
佐藤メバル
あります。中心はアプリ、Web問題集、動画の三つです。符計算なら専用アプリ、何切るなら無料で遊べる対戦アプリ内の練習や解説動画が使いやすい。まず無料の教材で100問ぶん回してみて、物足りなくなったら書籍を買い足す流れがおすすめです。
1日何問やれば効果がありますか?
橘ナナミ
1日何問やれば効果がありますかについて教えてください。
佐藤メバル
毎日100問である必要はありません。大切なのは1セット100問という区切りで今日の分が決まることです。毎日20問を5日、平日10問と週末まとめて100問、通勤中にアプリで20問など、生活に合わせて構いません。演習量より、間違えた理由を残して周回することのほうが効きます。
何切る100問ノックのおすすめはどれですか?
橘ナナミ
何切る100問ノックのおすすめはどれですかについて教えてください。
佐藤メバル
100問単位で回す前提なら、基本から始めるなら『誰でもすぐ上達! 二階堂亜樹のひと目の何切る』、解説の丁寧さなら三段階のレベル表記がある『麻雀 勝者になれる「何切る」の教科書』、実戦で役立つ良問を厳選した200問なら『麻雀技術の教科書「何切る」ドリル』が候補になります。
100本ノックはアプリと書籍どちらが向いていますか?
橘ナナミ
100本ノックはアプリと書籍どちらが向いていますかについて教えてください。
佐藤メバル
アプリは回数を稼ぐのに向き、書籍は理解を深めるのに向いています。アプリはランダム出題で正答率も自動で残る。書籍は打牌ごとの受け入れ枚数や、なぜその選択が劣るのかまで書いてある。電車ではアプリ、机では書籍、という併用がいちばん現実的です。
正答率が上がらないときの対処法はありますか?
橘ナナミ
正答率が上がらないときの対処法はありますかについて教えてください。
佐藤メバル
原因はたいてい三つです。前提知識が足りない、いまの問題が実力より難しい、解説を読まずに次へ進んでいる。まずは一段やさしい本に戻してください。『麻雀技術の教科書「何切る」ドリル』は、悩むだけの難しい問題は載せず実戦で役立つ良問を掲載していると明記されています。間違いノートに「なぜ間違えたか」を残すのも効きます。
まとめ
橘ナナミ
佐藤さん、今日の話を聞いて、まず何から始めればいいか見えてきました。
佐藤メバル
よかった。まずは自分の弱点をひとつ決めること。符計算なのか、何切るなのか、押し引きなのか。欲張って全部いっぺんにやると、どれも定着しないからね。
橘ナナミ
私はまず、形を見て「これは切らない」と判断する練習から始めてみます。正解を当てにいくより、気持ちが楽そうなので。
佐藤メバル
それなら『牌効率が自然と身につく! 麻雀・何切らない問題』が合うかもしれないね。損を避ける判断から入ると、正解探しのプレッシャーが軽くなる。
橘ナナミ
100問できたら、間違いノートに4行ずつ書いて、週末に周回します。
佐藤メバル
完璧だ。実戦では同じ手牌は二度と来ない。でもドリルの中なら、同じ形を納得いくまで引き直せる。100本ノックは、その引き直しを積み重ねて、あなたの打ち筋を少しずつ書き換えていく作業なんだよ。
