マイゴルフ皆本のおすすめ人気ランキング25選【2026年版】
監修

佐藤メバル
@shelfy_mebaru
編集長。あらゆるジャンルの本を年間数百冊読み込む本のプロ。投資・経営から小説・実用書・絵本まで、良書と読者の相性を見抜く。

橘ナナミ
@medias_nanami
編集部の新人インターン。22歳の大学院生で、メディア論を研究中。「それ気になります!」が口癖の天然キャラ。読者の素朴な疑問を代弁する役割で、各メディアの専門家にいろんなジャンルの素朴な質問をぶつけていく。
最終更新: 2026年10月
橘ナナミ
佐藤さん、今回のお題は「マイ ゴルフ 皆 本」ですよね。ゴルフのYouTubeチャンネル「MY GOLF」を観て上達したい人が、どんな本を読めばいいか、というお題だと理解しました。でも私、打ちっぱなしに一度行ったきりで、クラブの名前もおぼつかないんです。それで書けますか。
佐藤メバル
いい質問だね。むしろナナミさんの立ち位置は、この記事の読者にいちばん近いよ。書店のゴルフコーナーって「入門」「スイング理論」「メンタル」がごちゃっと並んでいて、初心者はどこから手を出せばいいか分からない。だから今日は、MY GOLFを見て「もっと上手くなりたい」と思った人が、動画の次の一歩として本をどう選ぶか、という地図をつくろう。
橘ナナミ
動画だけじゃ足りないんですか?
佐藤メバル
動画は「見て分かる」のが強みで、本は「何度も戻って確かめられる」のが強みなんだ。書店員だった頃、レッスン動画を観て帰ってきたお客さんが「家で復習したい」と本を探しに来る、という流れを何度も見た。動画は流れていくけれど、本は手元に残る。この2つは競合じゃなく、役割が違うんだよ。
橘ナナミ
なるほど、セットなんですね。でも本がたくさんあると、どれが必要か分からなくなりそう……。
佐藤メバル
だから順番が大事。今日は「目的」「レベル」「形式」「著者」「鮮度」「価格」という6つの物差しで選べるようにしよう。
マイゴルフ皆本の選び方
目的別で選ぶ
橘ナナミ
目的別って、たとえばどんな分け方ですか?
佐藤メバル
大きく5つ。スコアメイク、飛距離、コースマネジメント、メンタル、そしてケガ予防だね。「寄せワンでスコアを作りたい」なら、『練習なしでも10打よくなる!アプローチ・パター』や『レッドベターの実戦ドリルブック』がどんぴしゃ。逆に「心が乱れるのが悩み」なら『ゴルフのメンタルトレーニング』や『禅ゴルフ』に進む。同じ上達でも、狙う的がまったく違うんだ。
橘ナナミ
メンタルの本って、技術書とどう違うんですか?
佐藤メバル
技術書は体の動かし方、メンタル書は結果への向き合い方を扱う。『禅ゴルフ』は恐れや不安からどう解放されるかを説いていて、これはもうスイングの話ではない。両方を手元に持つのが、実はいちばん近道なんだよ。
レベル別で選ぶ
橘ナナミ
レベル別だと、初心者はどこからですか?
佐藤メバル
コースデビュー前なら『いちばんわかりやすいゴルフ入門』だね。マナーやスコアカードの書き方、クラブの選び方まで網羅していて、最初の1冊に向く。打ちっぱなしで練習を始めた段階なら『Cool Golf はじめてのゴルフレッスン』、100切りを目指すなら『予約が取れないレッスンプロが教える ゴルフ1年生のためのスイングの教科書』が番手選びやアプローチまで踏み込む。
橘ナナミ
90切り、80切りになると?
佐藤メバル
90切りなら『ゴルフには上手くなる「順番」がある』が分かりやすい。スイングからショートゲームまで覚える順番を示してくれる。80切りを狙う中上級者は『練習はインパクトゾーンだけでいい!』のように理論の解像度が高い本が効いてくる。段階が上がるほど、量より精度の本に移っていくんだ。
形式別で選ぶ
橘ナナミ
図解が多い本と、文章主体の本、どっちがいいんでしょう?
佐藤メバル
動きを覚える段階は写真や図解が圧倒的に有利。『ゴルフは基本がすべて! てらゆーのゴルフスイング大全』はB5の大判で全ページカラー、『世界が認めた究極のシンプルスイング キープレフト理論』も写真を多用している。一方『ゴルフスイング物理学』や『ゴルフサイエンス ファンダメンタルズ』は文章で理屈を積むタイプ。図で覚えて、理屈で腹に落とす、と役割が分かれるよ。
橘ナナミ
電子版でも図解は見やすいですか?
佐藤メバル
ここは正直に言うと、大判カラーの本をスマホで読むと、見開きの迫力は落ちる。通勤で読みたい文章主体の本は電子、練習場に持って行って開く写真の本は紙、という使い分けが現実的だね。
著者別で選ぶ
橘ナナミ
著者のタイプでも選び方が変わるんですか?
佐藤メバル
変わるよ。現役ツアープロの本は実戦の言葉が濃い。『ゴルフには上手くなる「順番」がある』の藤田寛之さん、『40歳から劇的にスコアを伸ばすゴルフの組み立て方』の深堀圭一郎さん、『日本一“練習しない”プロが教える「科学的」ゴルフ上達法30』の堀川未来夢さんがそれだ。レッスンプロやコーチの本は再現性の設計が丁寧で、研究者やトレーナー系は体の理屈から攻める。
橘ナナミ
プロの本って、感覚すぎて真似できない、みたいなことは?
佐藤メバル
いいところに気づいたね。だからこそ「順番」という切り口が効くんだ。いきなり上級テクニックではなく、基本の「き」から積み上げる構成になっている。プロの本を読むときは、背伸びせず前の段階に戻れるかどうかを見るといい。
内容の鮮度で選ぶ
橘ナナミ
古い本は避けたほうがいいですか?
佐藤メバル
一概には言えない。『ベン・ホーガン パワー・ゴルフ』は半世紀以上前の名著で、今読んでも学びがある。原理を扱う本は古びないんだ。逆にクラブや道具の話は進化が速いから、新版や改訂版が出ていればそちらを選ぶ。買う前に同じタイトルで版が違わないかを確認するのがコツだよ。
価格帯で選ぶ
橘ナナミ
予算も気になります……。
佐藤メバル
千円前後の入門・実用書がとても充実している。『これだけできれば大丈夫! 初心者女子のためのゴルフBOOK』や『30cmのパットが確実に入れば、飛距離は必ず伸びる』、『ゴルフ・シングルになれる人、アベレージで終わる人』あたりは手頃だね。逆に『ゴルフサイエンス ファンダメンタルズ』のように数千円クラスの専門書は、腰を据えて理屈を学びたい人向け。まず1冊なら、目的がはっきりした千円台から入るのが失敗しないよ。
マイゴルフ皆本をひと目で比較
橘ナナミ
えっ、25冊もあるんですか!?まずどう見ればいいんですか?
佐藤メバル
焦らず焦らず(笑)。まずはこの一覧で全体像を眺めてみよう。価格・著者・対象読者をまとめて見られるから、自分に近そうなのが分かるはず
マイゴルフ皆本のおすすめ人気ランキング
橘ナナミ
一覧だけだとピンと来ないので...1冊ずつ詳しく教えてください!
佐藤メバル
よし、それじゃあ1位から順に1冊ずつ解説していこう。各冊どんな人に向いてるかも合わせて話すから、自分に合いそうなのを見つけてほしい
ベン・ホーガン パワー・ゴルフ
ベン・ホーガン 著|筑摩書房
¥1,870(税込)
「史上最強」ともいわれるショットメーカー、ベン・ホーガンが、『モダン・ゴルフ』の10年前に自分のスウィングがどう生まれたかを書き記していた幻の名著です。グリップ、クラブ、スタンス、ショットに加え、コースでの実践まで、スウィングとスコア改善の要点が明かされます。完成された理論ではなく試行錯誤の過程が綴られているのが『モダン・ゴルフ』との決定的な違い。生誕100年を経て蘇った一冊です。
こんな人におすすめ
すでに基本を覚え、スウィングの「なぜ」を掘り下げたい中級者。レッスン書を何冊読んでもしっくりこない人、名手の思考の過程そのものを読み物として味わいたい人、結果より過程を追いたい読者に向きます。
良い点
- 「モダン・ゴルフ」以前の思考過程が読める
- グリップからコース実践まで網羅
- 名著の原点を手頃に読める
気になる点
- 文章中心で写真や図は少なめ
- 現代のクラブ前提の内容ではない
- 初心者にはやや難解
出版社
筑摩書房
発売日
2012年12月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「パワー・ゴルフ」って、あのベン・ホーガンの本ですよね。『モダン・ゴルフ』と何が違うのか、ずっと気になっていました。
佐藤メバル
いい質問だね。『モダン・ゴルフ』は完成された教えだけれど、こちらはその10年前、ホーガンが自分のスウィングをどう組み立てていったかの記録なんだ。
答えではなく過程が書かれている。グリップやスタンスからコースでの実践まで触れていて、同じ人物の思考の変化を追えるのが面白いところだよ。
橘ナナミ
過程が読めるって、なんだか実験ノートみたいで面白いですね。答えだけ知りたい人には、逆に新鮮かもしれないです。
佐藤メバル
そう、そこが読みどころなんだ。書店員時代、理論書を読んでも腹に落ちないというお客さんに、こういう“考えている途中”の本を薦めると刺さることが多かった。
技術書というより、名手の思考をたどる読み物として楽しめる一冊だよ。
ゴルフサイエンス ファンダメンタルズ
マツモトタスク 著|日経BP
¥4,950(税込)
「なぜ昨日は飛んだのに今日は当たらないのか」——長く続けるほど誰もがぶつかる疑問に、感覚ではなく科学で答える一冊。クラブの重心点に働く6種類の力やグリップ部の力学データをもとに、クラブがどう力を受け取りボールへ伝えるかを、物理と感覚の両面から体系立てて解説します。形を追うゴルフからの脱却を提案し、読後は「なぜ飛ぶのか」を自分の言葉で説明できるようになる、類書より一歩踏み込んだ内容です。
こんな人におすすめ
練習しても伸び悩む中・上級者。動画でフォームを直しても再現性が上がらない人、物理や数値からスイングを設計し直したい人、感覚頼みを卒業したい大人のゴルファー、学び直しに関心のある人に向きます。
良い点
- 力学データに基づく体系的な解説
- クラブ設計やルールの背景にも触れる
- 「なぜ飛ぶのか」を言語化できる
気になる点
- 物理用語が多く読みごたえがある
- 実践ドリルは中心ではない
- じっくり読む時間が必要
出版社
日経BP
発売日
2026年03月27日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「昨日は飛んだのに今日は当たらない」、これ毎回ラウンドで思います…。結局、練習量を増やすしかないんでしょうか?
佐藤メバル
それこそがこの本の出発点だね。原因を感覚で探していると答えは霧のようにすり抜けていく、だから科学の目で見ようというのが主題なんだ。
クラブの重心に働く6種類の力や、グリップに加わる力のデータを示しながら、クラブがどう力を受け取り、整えてボールへ伝えるかを体系立てて説明している。
形を追うゴルフからの脱却を勧める一冊だよ。
橘ナナミ
ちょっと難しそう…でも「なぜ曲がるのか」を自分の言葉で説明できるようになる、というのは惹かれます。読み終えたら見え方が変わりそうです。
佐藤メバル
まさにそこが狙いでね。著者は長年欧州で活躍した元国際金融マンで、50代半ばでティーチングプロ資格を取って転身した人なんだ。
学び直しの記録としても読めるのが面白い。理解が深まれば、練習の意味そのものが変わってくるよ。
世界が認めた究極のシンプルスイング キープレフト理論
和田泰朗 著|日本文芸社
¥1,540(税込)
クラブを体の左サイドにキープして振る——それがキープレフト理論。一般的な「振り子運動」ではなく「吊り子運動」、つまり寺の鐘を棒で突くイメージで振るため、リストコックやアームローテーションへの意識が不要になり、動きがシンプルで再現性が高まります。考案者の和田泰朗プロは会員3万8000人のWGTFで「マスター」資格を持ち、この理論が認められてトップ100にも選ばれた人。写真を多用した解説が頼もしい一冊です。
こんな人におすすめ
振り子スイングに手首の使い方が混ざってしまう人、再現性の低さに悩むアマチュア。シンプルな動きひとつに絞りたい初心者から中級者、独学で練習場に通う人、レッスンの合間に自分の型を確認したい人に向きます。
良い点
- 独自理論を写真で徹底解説
- 動きがシンプルで再現性が高い
- 6パート構成のマスタードリル付き
気になる点
- 理論の賛否は分かれうる
- 一般的な教則本と感覚が逆
- 上級者には物足りない可能性
出版社
日本文芸社
発売日
2019年09月25日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「キープレフト理論」って、クラブを体の左サイドにキープして振るだけなんですか? そんなに単純なら、なぜみんなやらないんでしょう。
佐藤メバル
一般的なスイングは振り子運動として語られるけれど、これは吊り子運動で考えるんだ。寺の鐘を棒で突くイメージだね。
するとリストコックやアームローテーションへの意識が要らなくなり、動きがシンプルで再現性が高くなる。手首の意識を捨てるという転換が、多くの人には大きな違和感になるんだよ。
橘ナナミ
なるほど、覚えることを減らす方向なんですね。ところで、この理論を考えたのはどういう方なんですか? 名前を聞いたことがなくて。
佐藤メバル
和田泰朗プロは、会員3万8000人の世界的ティーチングプロ団体WGTFで、会員の1%しかいない「マスター」資格を持つ人なんだ。
さらにこの理論が認められてトップ100にも選ばれている。PART1からPART6まで段階的に解説されているから、独学でも一段ずつ試しやすいと思うよ。
世界標準のスイングが身につく科学的ゴルフ上達法
板橋繁 著|講談社
¥1,320(税込)
「リストを返す」「ヘッドを走らせる」——日本人ゴルファーの常識を次々に否定し、世界のトッププロが実践する世界標準のスイングへ導く一冊。シリーズ累計10万部、YouTube総再生回数7000万回のメソッドが初の書籍化です。クラブの設計・構造を最大限に活かす考え方で、リストは返さず、ヘッドは走らせず、グリップをヘッドより先行させる。著者は日体大で伊澤利光プロと同期、渡豪後はジェイソン・デイの母校で監督も務めた人です。
こんな人におすすめ
長年染みついた“常識”で伸び悩む人、クラブの性能を活かしきれていない中級者。スイングを根本から見直したい人、右手の使い方や球質のコントロールに悩む人、理論から入りたい読者に向きます。
良い点
- 常識と世界標準を対比して解説
- 著者の指導歴が豊富で裏付けがある
- 手頃な価格で入りやすい
気になる点
- 従来の教えと真逆で混乱しうる
- 紙面では動きの再現が難しい
- 上級者には基本すぎる面も
出版社
講談社
発売日
2019年04月17日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「リストは返さない」「ヘッドは走らせない」って、これまで教わったことと真逆すぎませんか…? 正直、かなり戸惑っています。
佐藤メバル
そこがこの本の核心なんだ。日本人の99%は間違ったスイングをしている、という強い言い方から始まるけれど、根っこにあるのは「クラブの設計・構造を最大限に活かす」という考え方だよ。
リストを返す、インパクトでアドレスを再現する、といった常識を並べ、世界標準の動きと対比していく。立ち位置がはっきりしているから読み応えがある。
橘ナナミ
YouTubeで7000万回見られてるメソッドの本なんですよね。動画を見ている人は、本も欲しくなりそうです。
佐藤メバル
そうだね。著者の板橋繁氏は日体大ゴルフ部で伊澤利光プロと同期で、渡豪後はジェイソン・デイの母校のゴルフ部監督も務めた人なんだ。
トレーニング論と身体動作学を専門にして、運動力学とメンタルコントロールの両面から組み立てているのが、単なるハウツーとの違いだよ。
ゴルフスイング物理学
小澤康祐 著|実業之日本社
¥1,430(税込)
甲子園を目指して野球に打ち込んだ著者が、24歳でゴルフと出会い「飛ぶけどOB連発」に苦しんだ末、理工学部で学んだ物理とフィジカルの知識から「水平面上の遠心力」にたどり着く——その発見と理論構築の過程を追う一冊。道具(クラブ)→技術(動作)→カラダの順に考える方法論で、頭が納得すればカラダは動くという新しい上達法を提示します。既成概念にとらわれないのが、ゴルフ出身ではない著者ならではの強みです。
こんな人におすすめ
理屈が分からないと体が動かないタイプの人、運動経験はあるのにゴルフで伸び悩む人。感覚より原理を知りたい社会人ビギナー、他のスポーツから転向した人、独学で理論を組み立てたい人に向きます。
良い点
- 物理と身体の知識から構築した理論
- 道具から順に考える構成
- 野球経験者の悩みに寄り添う
気になる点
- 図の理解に物理の基礎が要る
- 感覚派には回り道に感じる
- ドリル中心の内容ではない
出版社
実業之日本社
発売日
2018年09月27日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
理系の人が物理でゴルフを解いた本なんですか? 文系の私でも読みこなせるのか、少し心配です。
佐藤メバル
大丈夫、読み物としても面白いよ。著者は甲子園を目指して野球に打ち込み、24歳でゴルフを始めて「飛ぶけどOB連発」に苦しんだ人なんだ。
そこでフェースがスクエアになる力の方向を物理的に考え始め、たどり着いたのが「水平面上の遠心力」。頭が納得すればカラダは動くというのが一貫した主張だよ。
橘ナナミ
野球上がりの悩み、なんだかリアルに伝わってきます。どんな順番で読み進める構成になっているんですか?
佐藤メバル
まず道具(クラブ)があり、それを前提に技術(動作)、そしてカラダ、という順番で組み立てている。この順番が非常に大切だと著者は言うんだ。
ゴルフ出身者ではないから既成概念にとらわれていないのが強みで、運動経験のある人ほど共感しやすいと思うよ。
ゴルフは基本がすべて! てらゆーのゴルフスイング大全
てらゆー 著|KADOKAWA
¥1,980(税込)
登録者60万人超の人気ゴルフトレーナー、てらゆーがスイングを「振り子」「回転」「足の動き」の3つの土台に整理して徹底解説。大半のアマはこのどれかが欠けており、「当てたい」「飛ばしたい」という思いが回転や振り子を止めてしまうと指摘します。土台を身につければ「勝手に当たる」「力まなくても飛ぶ」感覚が得られる。B5大判・オールカラー176ページで、大きな写真と反復ドリルが詰まった実践型の一冊です。
こんな人におすすめ
独学でフォームが固まらない初心者から中級者、動画で学んだけど体系立てて整理したい人。感覚の言語化が欲しい人、練習ドリルを家や練習場で試したい人、大きな写真で動きを確認したい人に向きます。
良い点
- 3つの土台で整理された明快な構成
- 大判カラーで写真が見やすい
- クラブ別チェックとドリルが充実
気になる点
- 体系を覚えるまで分量が多い
- 紙面では動画の熱量は伝わりにくい
- 上級者向けの深掘りは少ない
出版社
KADOKAWA
発売日
2023年03月01日
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
てらゆーさんのYouTube、名前は聞いたことがあります。「振り子」「回転」「足の動き」の3つだけって、整理されていて覚えやすそうですね。
佐藤メバル
そこがこの本の良さでね。大半のアマチュアはこの3つの土台のどれかが欠けていて、原因は「当てたい」「飛ばしたい」という気持ちが回転や振り子を止めてしまうことにあると指摘している。
3つの土台を徹底的に身につけるという方針を、大判とオールカラーの写真で追えるのが強みだよ。
橘ナナミ
176ページで全ページカラーって、見ているだけで練習した気になれそうですね。反復ドリルも載っているんですか?
佐藤メバル
ポジションごと、クラブ別のチェックポイントに加えて、弱点克服の反復上達ドリルの章も用意されている。再現性が上がって「勝手に当たる」感覚がわかると、軽く振っても飛ぶようになる。
まずは3つの土台のどこが足りないかを確認するところから始めると使いやすいよ。
三觜喜一 スウィングの流儀
三觜喜一 著|日本文芸社
¥1,100(税込)
予約の取れない超人気レッスンプロ、三觜喜一の連載がMOOK化。漫画レッスンに加え、グラビアと動画のレッスンを大幅に撮りおろしたハイブリッドな一冊です。基本であるスウィングを集中レッスンし、登録者約30万人のYouTubeチャンネル「MITSUHASHI TV」の再生回数BEST10も誌上解説。飛距離アップ術や、アドレスでミスを直す話まで、読み物としても軽快で、初心者から中級者まで幅広く使えます。
こんな人におすすめ
レッスン書が苦手で読み物として入りたい人、漫画や動画で動きをイメージしたい人。肩の力を抜いて学びたい初心者から中級者、YouTubeで見た内容を紙でも整理したい人に向きます。
良い点
- 漫画とグラビアと動画のハイブリッド構成
- YouTubeの人気テーマを誌上解説
- 初心者から中級者まで対応
気になる点
- 体系的な理論書ではない
- 動画視聴が前提の部分がある
- 上級者には物足りない可能性
出版社
日本文芸社
発売日
2020年12月17日
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
漫画でレッスンって、教則本では珍しいですよね。苦手意識のある人でも、読み物として楽しめそうです。
佐藤メバル
三觜喜一プロは予約の取れないと言われる超人気プロでね。この本はMOOKとして、漫画のレッスンに加えてグラビアと動画、さらにYouTubeチャンネルの再生回数BEST10の誌上解説まで入っているハイブリッドな構成なんだ。
読みながら動きをイメージできるのが、文字だけの教本との大きな違いだよ。
橘ナナミ
「どうしたらクラブは倒れるのか?」みたいな人気テーマが並んでいるんですね。動画を見ている人には嬉しそうです。
佐藤メバル
そう、飛距離アップの話や、アドレスでミスを直す話まで幅広い。ゴルフの基本であるスウィングに絞って集中レッスンしているから、ファンだけでなく初心者から中級者まで役に立つ。
気になったテーマから開けるのも気楽でいいと思うよ。
ゴルフのトップコーチが教える スウィングの真髄
辻村明志 著|日本文芸社
¥1,210(税込)
上田桃子、小祝さくら、永井花奈らトッププロを指導する辻村明志が、スイングメソッドをアマにも分かるように説く一冊。王貞治の一本足打法を生んだ元巨人軍打撃コーチ・荒川博に師事し、そのエッセンスをゴルフ指導に取り入れたのが土台です。「構えで勝負は決まっている」「ヘソとグリップはつないでおく」など独自の言葉が並び、荒川が遺した18の名言も収録。合氣道に通じる武道として捉える視点が他書にない個性です。
こんな人におすすめ
技術より心身の使い方に関心がある人、メンタルや姿勢の作り方に悩む中・上級者。理論の枠を超えた教えを味わいたい人、野球とゴルフの共通点に興味がある人、練習法を増やしたい人に向きます。
良い点
- トッププロを指導するコーチの理論
- 荒川博の教えと結びつけた独自性
- 練習法も多数紹介
気になる点
- 抽象的な表現が多く好みが分かれる
- 体系立てて学ぶには不向き
- 写真や図は多くない
出版社
日本文芸社
発売日
2019年12月17日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「氣で打つ」って、ちょっと想像がつかないんですけど、いったいどういう感覚なんでしょうか。気になって仕方ないです。
佐藤メバル
著者の辻村明志氏は、上田桃子、小祝さくら、永井花奈といったトッププロを指導するコーチでね。王貞治選手の一本足打法を作り上げた元巨人軍打撃コーチの荒川博氏に師事し、そのエッセンスをゴルフ指導に取り入れたんだ。
ゴルフは合氣道に通じる武道である、という捉え方から始まる。構えで勝負は決まっているという言葉が象徴的だよ。
橘ナナミ
野球とゴルフがつながるんですね。「ヘソとグリップはつないでおく」という言葉も気になります。どういう意味なんでしょう。
佐藤メバル
そういう独自の言い回しが随所に出てくる。荒川氏が遺した18の名言と箴言をまとめた章もあって、技術書というより心身の使い方の本として読めるんだ。
メソッドが身につく練習方法も数多く紹介されているから、頭でっかちにならずに試せるのもいいところだよ。
内藤雄士 ゴルフ 正しいスイングは「骨格」で理解する!
内藤雄士 著|池田書店
¥990(税込)
骨や関節の位置と役割は数千年前から変わらない——だから体型や筋力、柔軟性が違っても、骨と関節という共通点で考えれば万人に通じる正しいスイング動作が見えてくる。ツアープロコーチの内藤雄士の理論に、コナミスポーツ全面協力によるスポーツ科学の考証を重ねた一冊です。「うまくならないのはスイングでなく体」「間違った動きの多くは代償動作」という切り口が、他の教則本と一線を画します。骨格という共通言語で語るのが特徴です。
こんな人におすすめ
体が硬い、体型に自信がないと感じている人、代償動作で崩れる自覚がある人。体の使い方から見直したい中・上級者、エクササイズも取り入れたい人、理屈から動きを理解したい人に向きます。
良い点
- 骨格とスポーツ科学の融合
- 体型差を超えた普遍性を提示
- エクササイズの章が実践的
気になる点
- 理論寄りで読み物感は薄い
- 即効性のあるコツは少ない
- 図版の理解に時間がかかる
出版社
池田書店
発売日
2019年08月09日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
骨格って、体型が違っても同じと言い切れるんでしょうか。太っている人も痩せている人もいるのに。そこが気になります。
佐藤メバル
いい質問だね。骨や関節の位置や役割は数千年前から変わっていない。体型や筋力、柔軟性に差はあっても、骨と関節の動きは人間である以上同じなんだ。
だから共通点で「正しいスイング動作」を考えれば、万人が採り入れられる理論になる。骨格という共通言語で語るのがこの本の立ち位置だよ。
橘ナナミ
すると、うまくいかないのは体のせいかもしれない、ということですか? 自分の動きを見直したくなります。
佐藤メバル
そう。「うまくならない人が見直すべきはスイングでなく体」という章から始まって、間違った動きの大部分は代償動作でできていると説明される。
ツアープロコーチの内藤雄士氏の理論に、コナミスポーツの全面協力によるスポーツ科学の考証が重なっているから説得力があるよ。
最後はエクササイズの章で体づくりまでつながる。
レッドベターの実戦ドリルブック
デーヴィド・レッドベター 著|ゴルフダイジェスト社
¥2,750(税込)
名コーチ、デーヴィド・レッドベターによる実戦ドリル集。球筋を整える基本テクニックから、飛距離や方向性のドライバー、状況別のアプローチ、バンカー、トラブル脱出まで、コースで必ず直面する場面ごとに打ち方を整理しています。「フックとプッシュアウト、どうすれば直る?」のように問いかけ形式で進み、練習場ではなくコースを想定して引ける構成。ラウンド前後に開く実用書として使いやすい一冊です。
こんな人におすすめ
練習場の球は悪くないのにコースで崩れる人、状況別の引き出しを増やしたい中・上級者。ラウンド中の困りごとを解決したい人、バンカーやトラブル脱出に悩む人、アプローチの距離感を磨きたい人に向きます。
良い点
- 場面別に引ける実戦的な構成
- バンカーとトラブル脱出が充実
- 問いかけ形式で読みやすい
気になる点
- 基本の解説は最小限
- 出版からの年数で内容に時代差
- スイング理論の深掘りはない
出版社
ゴルフダイジェスト社
発売日
2005年06月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
レッドベターって世界的に有名なコーチですよね。この本は、スイング理論の本なんですか? それとも実践向けでしょうか。
佐藤メバル
いや、これは実戦ドリル集なんだ。球筋を整える基本から、飛距離や方向性のドライバー、状況別のアプローチ、バンカー、トラブル脱出まで、コースで必ず出くわす場面ごとに打ち方を整理している。
ラウンド中に引く実用書として作りやすい構成だよ。
橘ナナミ
「フックとプッシュアウト、どうすれば直る?」みたいに問いかけで進むんですね。練習場ではなくコースを想定しているのがいいです。
佐藤メバル
そうそう。だから基本の解説は最小限で、応用と状況別に厚みがある。バンカーやトラブル脱出の章が充実しているのも、実際のラウンドで困る場面をよく分かっているからだろうね。
手元に置いて、ラウンドの前後に開く使い方が合っていると思うよ。
いちばんわかりやすいゴルフ入門
西尾和也 著|成美堂出版
¥1,430(税込)
ゴルフコースデビューまでに必要なすべてがわかる入門書。マナーやスコアカードの書き方、道具の選び方といった基礎知識から、打ちっぱなしでの練習法、状況別スイングまでを網羅しています。初心者が陥りやすいポイントを丁寧にフォローし、用語もやさしく説明。クラブ別の基本と体づくり、プレーファストの心得まで一冊でつながる。初ラウンドの前に不安をつぶしたい人に最適です。
こんな人におすすめ
これからゴルフを始める人、誘われてデビューが決まった人。マナーや段取りで恥をかきたくない人、打ちっぱなしからコースまでの流れを一冊で押さえたい人、道具選びに迷っている人に向きます。
良い点
- デビューまでの流れを網羅
- マナーと用語の説明が丁寧
- 状況別スイングと体づくりまで対応
気になる点
- 上級者には物足りない
- 理論の深掘りは少ない
- 写真の量は中程度
出版社
成美堂出版
発売日
2023年03月14日
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
ゴルフって、道具を揃えてマナーも覚えて…と、始めるまでの壁が高そうで不安なんです。一冊で解決できますかね?
佐藤メバル
その不安に応えるのがこの入門書でね。マナーやスコアカードの書き方、道具の選び方といった基礎知識から、打ちっぱなしでの練習法、状況別スイングまでを一冊で網羅している。
初心者が陥りやすいポイントを丁寧にフォローしていて、用語もわかりやすく説明されている。デビューまでの流れを丸ごと押さえられるよ。
橘ナナミ
ドレスコードの話やプレーファストの心得まで載っているんですね。初ラウンドの前に読んでおけば安心できそうです。
佐藤メバル
そう、実はゴルフは時間の管理がとても重要なスポーツだと書かれている。初ラウンドではスコアよりもプレーテンポが大切、という指摘は最初に知っておくとラウンドがぐっと楽になる。
クラブ別・状況別のスイングと体づくりまで入っているから、始めてからも長く使える一冊だよ。
予約が取れないレッスンプロが教える ゴルフ1年生のためのスイングの教科書
浦大輔 著|KADOKAWA
¥1,760(税込)
170cm弱の体格で400ヤード以上飛ばすことで話題になり、レッスン予約が殺到する日本一予約が取りづらいプロ、浦大輔がゴルフ1年生に向けてスイングの超基本を徹底解説します。「まずは自分に合ったクラブを知り、アライメントを整える」「スイングは一つではない、番手ごとに振り方を変える」——上手下手の差が出るポイントを踏まえ、クラブ選びからアプローチまでを最短ルートでまとめた一冊です。
こんな人におすすめ
始めたばかりで何から手を付けるか迷う人、100切りを目標にしている初心者。クラブ選びと番手の理解から始めたい人、独学で練習法を組み立てたい人、ドライバーに苦手意識がある人に向きます。
良い点
- クラブ選びと診断から始まる構成
- 番手ごとの考え方が明快
- アプローチとパターまで網羅
気になる点
- 上級者向けの内容は少ない
- スイング理論は基本に絞られる
- 練習ドリルの量は中程度
出版社
KADOKAWA
発売日
2024年10月02日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
170cm弱で400ヤード以上飛ばすって、どういうことなんですか…? 体格は関係ないんですね。驚きです。
佐藤メバル
そこが著者・浦大輔プロの話題性なんだ。レッスン予約が殺到して、日本一予約が取りづらいプロと言われる人でね。
この本は「初心者がまずやるべきは自分に合ったクラブを知ることとアライメント調整」という方針から始まる。
番手ごとに振り方を変えるという意識が上達スピードを上げる、と説いているよ。
橘ナナミ
クラブ選びから始まる入門書って、あまり見たことがありません。100切りを目標にしている人にもよさそうですね。
佐藤メバル
うん、各番手で自分のヤード数を把握するだけでスコアに直結する、100切りも夢じゃないという話もあってね。
ドライバー、ユーティリティ、アプローチとパターまで、初心者が見落としがちなところを順に埋めていく構成なんだ。
最短で上達したい人の道しるべになると思うよ。
これだけできれば大丈夫! 初心者女子のためのゴルフBOOK
中村香織 著|日本文芸社
¥990(税込)
元ツアープロで二児のママでもある中村香織が、女性の悩みに寄り添うかたちでまとめたレッスンBOOK。ウェア選びの楽しさ、基本的なルール、パワーがなくても飛ばす方法など、初心者女子が知っておきたい内容が詰まっています。モデルの夏目愛美が初心者女子役として実際にレッスンを受ける構成で、20本のレッスン動画もスマホで見られる。同じ目線で一緒に学べるのがこの本の強みです。
こんな人におすすめ
女性でこれからゴルフを始める人、周りに経験者が少なくて不安な人。パワー不足を言い訳にしたくない人、ウェアやルールも含めて全体像から知りたい人、コースデビューを控えた人に向きます。
良い点
- 女性目線の悩みに寄り添う構成
- 動画20本で動きを確認できる
- ウェアやルールも網羅
気になる点
- 上級者には基礎的すぎる
- 対象が女性読者に絞られる
- 理論の深掘りは少ない
出版社
日本文芸社
発売日
2018年12月10日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
ゴルフって男性のイメージが強くて、女性向けの入門書があると助かります。中身はどんな感じなんですか?
佐藤メバル
元ツアープロで二児のママでもある中村香織プロのレッスンBOOKでね。ウェア選びの楽しさ、基本的なルール、パワーがなくても飛ばす方法など、初心者女子が知っておきたい内容が詰まっている。
モデルの夏目愛美が初心者女子役で実際にレッスンを受ける構成だから、同じ目線で一緒に学べるのがいいところだよ。
橘ナナミ
動画が20本も見られるんですね。スマホで確認できるのは、練習のときも心強いです。どんな場面で見るんでしょう。
佐藤メバル
基礎の確認から練習場でのレッスン、コースデビューまで章が進む流れに沿って使える。女性の悩みが解決できる、わかりやすいレッスンが好評な人だから、これから始める人には安心できる一冊だと思うよ。
Cool Golf はじめてのゴルフレッスン
新井真一 著|新星出版社
¥1,320(税込)
自宅と練習場で、密かにコースデビューを目指すための最短練習法をまとめた一冊。基礎知識から、部屋の中でもできるスイングメイク、練習場でボールを打って確認するところまでを段階的に進めます。基本の7アイアン、9アイアン、ユーティリティ、ドライバーのスイングメイクに加え、アプローチとパッティングのストロークの基本まで。QRコードで動きを動画確認できるのが心強い。
こんな人におすすめ
まとまった練習時間が取れない人、自宅でも動きを確認したい人。一人でこっそり上達したい初心者、コースデビューを控えて基本を固めたい人、短い時間で練習を組み立てたい人に向きます。
良い点
- 自宅でできるメニューが豊富
- QRコードで動画確認できる
- 番手別に基本を整理
気になる点
- 実戦の応用編は少なめ
- 上級者には物足りない
- 内容は基礎に絞られる
出版社
新星出版社
発売日
2018年02月09日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
自宅と練習場で密かに目指す、って、まさに私のような人向けですかね。部屋の中でも練習できるんでしょうか?
佐藤メバル
できるんだよ。基礎知識から始まって、部屋の中でもできるスイングメイク、練習場でボールを打って確認するところまで段階を踏む。
基本の7アイアン、9アイアン、ユーティリティ、ドライバーのスイングメイクに、アプローチとパッティングのストロークの基本まで含まれている。
QRコードで動きを動画確認できるのが心強いね。
橘ナナミ
一人でこっそり練習して、そのままコースデビューする、という流れが描けるんですね。なんだか勇気が出ます。
佐藤メバル
そういう最短練習法を狙った本だからね。まとまった時間が取れない人ほど使いやすい。ただ内容は基礎に絞られているから、応用は次の一冊で補うといいと思うよ。
ゴルフには上手くなる「順番」がある
藤田寛之 著|ベストセラーズ
¥1,100(税込)
ゴルフの基本の「き」から、パワーフェードの打ち方まで、スピード上達する77のポイントを「順番」という切り口で整理した一冊。スイングメカニズム、ドライバーショット、フェアウェイウッド&アイアン、ショートゲーム、実践と、レベルを追って覚えるべき順序を示します。序章では賞金王になれた理由にも触れ、順番を飛ばすと遠回りになることを実感させてくれる、独学の指針にしやすい構成です。
こんな人におすすめ
あれもこれもと手を出して迷子になっている人、練習の優先順位を決めたい人。基本から順に積み上げたい初心者から中級者、スランプから抜けたい人、ラウンド後の振り返りに使いたい人に向きます。
良い点
- 順番で優先度が明確になる
- レベル別にポイントを整理
- 基本から実践まで一貫
気になる点
- 写真や図は多くない
- 各項目は簡潔で物足りない面も
- 理論書ではない
出版社
ベストセラーズ
発売日
2014年06月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「順番」ってタイトルが気になります。順番を間違えると、遠回りになってしまうということですか? なんだか怖いです。
佐藤メバル
その通りでね。基本の「き」から、パワーフェードの打ち方まで、スピード上達する77のポイントを「順番」という切り口で整理している。
スイングメカニズム、ドライバー、フェアウェイウッド&アイアン、ショートゲーム、実践と、レベルを追って覚えるべき順序を示しているんだ。
順番を飛ばすと遠回りになることを実感させてくれるよ。
橘ナナミ
序章で「賞金王になれた理由」が読めるのも気になります。読む順番を意識するだけで、練習の意味が変わりそうですね。
佐藤メバル
藤田寛之プロの言葉だから重みがあるよね。あれもこれもと手を出して迷子になっている人ほど、この順番の提示は効く。
各項目は簡潔だから、まずは今の自分がどこまで来ているかを確認する使い方もできるよ。
ゴルフ・シングルになれる人、アベレージで終わる人
小泉十三 著|幻冬舎
¥814(税込)
月イチゴルファーから一念発起し、伊藤プロのレッスンでシングルの仲間入りをした小泉十三。だが再び悪壁が現れ、ハンデ11と9を行き来する泥沼にはまる——その過程を追ったドキュメンタリー教則本です。真のシングルには何が必要か、万年アベレージとの違いとは何か。感性の話からスイングの違い、スコアメイク術、試合への臨み方まで、上達の法則を物語として追究します。
こんな人におすすめ
スコアが頭打ちで伸び悩む中級者、シングルを目標に掲げる人。技術以外の差を知りたい人、上達の過程そのものを読み物として味わいたい人、試合や競技に挑んでみたい人に向きます。
良い点
- 実体験ベースで引き込まれる
- スコアメイク術が具体的
- シングルの常識がわかる
気になる点
- 理論の体系性は高くない
- 著者の体験に依存する部分がある
- 初心者には遠い世界かも
出版社
幻冬舎
発売日
2012年03月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
シングルになれる人と、アベレージで終わる人。その違いって、やっぱり技術だけではないんですよね? すごく気になります。
佐藤メバル
そこを掘ったのがこの本でね。月イチゴルファーだった小泉十三氏が一念発起して、伊藤プロのレッスンでシングルの仲間入りをした。
でも再び悪壁が現れて、ハンデ11と9を行き来する泥沼にはまる。その過程を追うドキュメンタリー教則本なんだ。
技術より大切なことから、スイングの違い、スコアメイク術、試合への臨み方まで扱っているよ。
橘ナナミ
成功談だけじゃなくて、また崩れていく話も入っているのがリアルですね。読み物として引き込まれそうです。
佐藤メバル
そう、だからこそ上達の法則が立体的に見えてくる。アマチュアが掴めていない“感性”の話から入って、最後は関東シニアへの挑戦まで描かれる。
スコアが頭打ちの人にこそ刺さる内容だと思うよ。
40歳から劇的にスコアを伸ばすゴルフの組み立て方
深堀圭一郎 著|ベストセラーズ
¥1,155(税込)
飛距離をあきらめず、小技を極める——これまで取り組んできたゴルフの組み立て方を少し変えるだけでスコアが驚くほど伸びる、というのがこの本の主張です。グリップとアドレス、アイアン、ドライバー、FW&UT、ウェッジ、パターと、年代に合わせて組み立て直す視点で章が並びます。若い頃と同じ振り方を続けなくていい、という発想が他のスイング教本とひと味違うところです。
こんな人におすすめ
若い頃より飛ばなくなったと感じる40代以上、体力の変化を前提に組み立てたい人。スコアの作り方を見直したい中級者、小技を武器にしたい人、番手ごとの役割を整理したい人に向きます。
良い点
- 年代に合わせた組み立て方が明確
- 番手別に実践的な内容
- 小技の比重が高い
気になる点
- 若い読者には参考になりにくい
- 理論の深掘りは少ない
- 写真は控えめ
出版社
ベストセラーズ
発売日
2017年05月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
40歳から劇的に、というのは、やっぱり飛距離が落ちてくる年代だからなんでしょうか? 自分がその年代になったときのために知っておきたいです。
佐藤メバル
そこが主題でね。飛距離をあきらめず、小技を極める。これまで取り組んできた組み立て方を少し変えるだけでスコアが驚くほど伸びる、と説いている。
グリップとアドレス、アイアン、ドライバー、FW&UT、ウェッジ、パターと、年代に合わせて組み立て直す視点で章が並ぶんだ。
若い頃と同じ振り方を続けなくていい、というのが気楽でいいよ。
橘ナナミ
体力が落ちても工夫で戦えるなら、40代じゃなくても参考になりそうですね。組み立て方の見直しは早めにしたいです。
佐藤メバル
深堀圭一郎プロの本だから、プロがどう組み立てているかの実感が文章に出ている。特にウェッジとパターの章はスコアメイクの鍵を握ると言われる部分だね。
飛ばなくなったと感じ始めた人ほど、早めに読むと切り替えがしやすいと思うよ。
お金をかけずに90を切るゴルフ
北野正之 著|WAVE出版
¥1,540(税込)
ゴルフは練習場に行かなくても、いくらでも練習することができる——そんな発想の転換から始まる一冊。お金をかけずにうまくなる練習方法は山のようにあるとして、創意工夫した練習を継続することで無駄なお金をかけずに90切りも達成できる、という考え方を示します。「そんな虫のいい話があるわけない」と思う人こそ、と著者は呼びかけます。お金ではなく工夫に投資する一冊です。
こんな人におすすめ
練習代やラウンド代を抑えたい人、まとまった時間とお金が取れない社会人。自宅や日常の中で工夫したい人、90切りを現実的な目標にしている人、家計を気にしながら上達したい人に向きます。
良い点
- お金をかけない練習法が中心
- 発想の転換を促してくれる
- 家計に優しい内容
気になる点
- 出版からの年数が経っている
- 図解は少なめ
- 上級者向けの内容ではない
出版社
WAVE出版
発売日
2011年09月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
お金をかけずに90を切るって、本当に可能なんですか…? 練習場に行かないと上達しないイメージがあります。
佐藤メバル
そこに挑んだ本でね。ゴルフは練習場に行かなくてもいくらでも練習できる、お金をかけずにうまくなる方法は山のようにある、というのが出発点なんだ。
「そんな虫のいい話があるわけない」と思う人こそ、と著者は呼びかける。お金ではなく工夫に投資するという発想の転換を促してくれるよ。
橘ナナミ
家計に優しいのはありがたいです。創意工夫の練習を続ける、というのが現実的なんですね。私にもできそうです。
佐藤メバル
そう、発想を変えて練習を継続すれば、無駄なお金をいっさいかけることなく上達し、90切りも達成できるという筋立てになっている。
出版から年数は経っているから、道具の話は今の感覚と差があるかもしれないけれど、考え方そのものは古びないよ。
練習なしでも10打よくなる!アプローチ・パター
ゴルフ上達アカデミー 著|永岡書店
¥968(税込)
プロや上級者が重視するのはアプローチとパター。スコアアップの鍵は「寄せワン」が取れるかどうかにかかっている——その考えのもと、必要な技術と情報、練習法を一冊のハンディブックにまとめました。30ヤードのピッチ&ラン、50ヤード以内の基本、ライ別や季節ごとの応用、バンカー、パッティングまで。手に取れるサイズと章立てで、ラウンド前の確認にも向きます。
こんな人におすすめ
ショットは悪くないのにスコアがまとまらない人、100切り目前の中級者。寄せとパットで差をつけたい人、練習量を増やせない人、ラウンド前に要点を確認したい人に向きます。
良い点
- アプローチとパターに特化
- ライや季節別の応用が豊富
- ハンディで持ち歩きやすい
気になる点
- フルショットの解説はない
- 上級者には基本的内容
- 写真の大きさは控えめ
出版社
永岡書店
発売日
2021年05月31日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「練習なしでも10打よくなる」って、さすがに盛りすぎでは…と疑ってしまうんですけど。本当なんですか? 気になります。
佐藤メバル
でもプロや上級者が重視するのはアプローチとパターだと、この本は言うんだ。スコアアップの秘訣は「寄せワン」が取れるかどうかにかかっている。
だから30ヤードのピッチ&ラン、50ヤード以内の基本、ライや季節別の応用、バンカー、パッティングまでを、ハンディブックとして持ち歩ける形にまとめている。
10打というのは、そこに集中するという意味だと思うよ。
橘ナナミ
ザックリとトップを撲滅する、という言葉が刺さります。そこだけ直れば、確かにスコアは変わりそうです。
佐藤メバル
ライ別、シチュエーション別に整理されているから、自分の失敗場面を探しやすい。ショットは悪くないのにスコアがまとまらない人には、いちばん効率のいい一冊だと思うよ。
30cmのパットが確実に入れば、飛距離は必ず伸びる
新井真一 著|新星出版社
¥935(税込)
練習場に行かなくてもうまくなる——パターからスイングを改造する「魔法の30cm」という発想がタイトルに込められています。ショートストロークから始める「楽々スイングメイク」の利点、アドレスのズレ、パッティングを変えたらスイングが良くなった実例、グリップとアドレス、体幹の動き、振り幅の感覚と、小さな動きから大きな動きへ段階を踏んで進む、逆転の発想が面白い一冊です。
こんな人におすすめ
大きなスイングを固める前に土台を作りたい人、パットが苦手な人。自宅で短時間しか練習できない人、体幹の動きを覚え直したい中・上級者、逆転の発想で練習を組み替えたい人に向きます。
良い点
- 小さな動きから始める独自の順序
- 自宅で実践しやすい構成
- 実例が豊富で納得しやすい
気になる点
- 飛距離そのものを伸ばす内容ではない
- 理論の深掘りは少ない
- 写真は控えめ
出版社
新星出版社
発売日
2015年07月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「30cmのパットが確実に入れば、飛距離は必ず伸びる」って、タイトルが不思議すぎませんか? どうつながるんでしょう。
佐藤メバル
そこが逆転の発想なんだ。練習場に行かなくてもうまくなる、パターからスイングを改造する「魔法の30cm」。
ショートストロークから始める「楽々スイングメイク」のメリット、アドレスのズレ、パッティングを変えたらスイングが良くなった実例、体幹の動き、振り幅の感覚と、小さな動きから大きな動きへ段階を踏んでいく。因果がつながると面白いよ。
橘ナナミ
パターから始めるって意外です。自宅で短時間しか練習できない私にも、できそうな気がしてきました。
佐藤メバル
まさにそういう人に向いている。体幹の動きを覚えるのはショートストロークのほうが圧倒的にやりやすいからね。
飛距離そのものを伸ばす本ではないけれど、土台を作り直したい人には効くと思うよ。
週1回30球で上手くなる!大人のゴルフ練習帳
中井学 著|日本文芸社
¥1,100(税込)
20年間にわたりアマチュアを指導してきた中井学プロが、「一生懸命練習しているのにスコアアップできない」という声に応える一冊。原因はもったいない練習にあり、工夫すれば上達スピードは上がる——そう説き、週1回30球程度で身につく練習法を写真つきで紹介します。ドライバーと9番アイアンでのスイングづくり、ボール位置、上下左右の打ち分け、大人の練習法まで。練習をスコアに変える考え方が軸です。
こんな人におすすめ
練習時間が限られている社会人、量より質に切り替えたい人。週1回の練習を濃くしたい中級者、何を練習すべきか迷っている人、ダラダラ打ちをやめたい人に向きます。
良い点
- 少ない球数で組み立てる練習法
- もったいない練習の指摘が刺さる
- 写真つきで手順が追いやすい
気になる点
- 練習量が多い人には物足りない
- 上達の即効性を保証する本ではない
- 理論の体系性は高くない
出版社
日本文芸社
発売日
2019年01月17日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
週1回30球で上手くなる、って少なすぎませんか? 逆に不安になるんですけど…。本当に効果があるんでしょうか。
佐藤メバル
そこがこの本の主張でね。「一生懸命練習しているのにスコアアップできない」という声が多いのは、もったいない練習をしているからだと言うんだ。
要は無駄を省けば効率が上がり、上達のスピードも上がる。ドライバーと9番アイアンでのスイングづくり、ボール位置、球の打ち分けなど、練習をスコアに変える方法を写真つきで紹介しているよ。
橘ナナミ
極端なことをやってみる練習、という章が気になります。遊び感覚で試せそうですね。どんな内容なのか想像が膨らみます。
佐藤メバル
中井学プロは20年間アマチュアを指導してきた人だから、つまずきどころをよく分かっている。自分のセンターを把握する、という章もあってね。
まず何を練習すべきか迷っている人ほど、この少ない球数の縛りが役に立つよ。
練習はインパクトゾーンだけでいい!
栗林保雄 著|ゴルフダイジェスト社
¥1,320(税込)
時間のないアマチュアがいつも80台——その秘訣を「インパクトゾーン」に絞って解き明かす一冊。スウィングは「ねっこ」を比べなければわからない、ヒッティングの習得が上達への最短コースだと説きます。グリップは握らず支えるだけ、ピストンスナップの実態、フルスウィングとヒッティングの違いなど、従来の理論を疑うところから組み立てるのが特徴です。
こんな人におすすめ
練習時間が取れないのに80台を目指したい人、スイング理論に疲れた中・上級者。ポイントを絞って練習したい人、インパクトの感覚を掴み直したい人、独自の理論を試してみたい人に向きます。
良い点
- インパクトに絞った独自の切り口
- グリップの捉え方が新鮮
- 短時間の練習に向く
気になる点
- 独自理論のため賛否が分かれる
- スイング全体像は見えにくい
- 図解は多くない
出版社
ゴルフダイジェスト社
発売日
2016年02月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
インパクトゾーンだけでいい、と言い切るのはすごいですね。スイングの途中は、どうでもいいんでしょうか。
佐藤メバル
そこを「スウィングは“ねっこ”を比べなければわからない」と表現しているんだ。ヒッティングの習得が上達への最短コースだと説いて、グリップは握らず支えるだけ、ピストンスナップの実態、フルスウィングとヒッティングの違いへと進む。
従来の理論を疑うところから組み立てるのが、この本ならではだよ。
橘ナナミ
グリップは握らない、というのも衝撃です。時間のない人向けの内容なんですね。発想が面白いです。
佐藤メバル
そう、時間のないアマチュアがいつも80台、というのが出発点にある。だからポイントを絞って練習する。ただ独自理論だから、読んでしっくりこない人もいると思う。
合うかどうかを確かめるつもりで読むといいよ。
日本一“練習しない”プロが教える「科学的」ゴルフ上達法30
堀川未来夢 著|KADOKAWA
¥1,760(税込)
「練習のための練習は死んでも行わない」をモットーにするトッププロ、堀川未来夢が、最小限のお金と時間で最大限のスコアアップを狙う上達法を伝授します。再現性の鬼と化すスイングの基本、スライス知らずの体質づくり、スコアを10縮めるパッティング術、シーン別の小技まで。練習量ではなく質に振り切った構成で、読者の変化の声も多数収録。効率重視の人に向きます。
こんな人におすすめ
仕事が忙しく練習時間が取れない人、効率よくスコアを縮めたい中級者。ダラダラ練習をやめたい人、小技とパットで差をつけたい人、プロの思考を知りたい人に向きます。
良い点
- 練習しない前提の効率的な上達法
- パッティングと小技の章が実践的
- 読者の変化の声が具体的
気になる点
- プロの感覚が前提の部分がある
- 練習好きには物足りない
- 理論の体系性は高くない
出版社
KADOKAWA
発売日
2022年11月04日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「日本一練習しないプロ」って、肩書きが強烈です。それで本当にスコアが出るんですか? 不思議で、理由を知りたいです。
佐藤メバル
「練習のための練習は死んでも行わない」がモットーのトッププロ、堀川未来夢プロの本でね。最小限のお金と時間で最大限のスコアアップを狙う。
再現性の鬼と化すスイングの基本、スライス知らずの体質づくり、スコアを10縮めるパッティング術、シーン別の小技という構成だ。
練習量ではなく質に振り切っているのが特徴だよ。
橘ナナミ
読者の声がたくさん載っているんですね。同じ悩みの人が変われたと思うと、励みになります。自分にもできる気がします。
佐藤メバル
そう、具体的な変化が並んでいて説得力がある。忙しい人ほど「1球打つごとにうまくなる世界」という言葉に惹かれるんじゃないかな。
ただしプロの感覚が前提の部分もあるから、自分の体で試しながら読むといいよ。
ゴルフのメンタルトレーニング
デーヴィト・グレーアム 著|大修館書店
¥1,980(税込)
精神力の強さが安定したスイングを生む——メンタル強化書というより、これはもうゴルフ哲学書だと評される一冊。なぜゴルフは難しいのか、ゴルフに特有な問題とその解決法、偉大なプレーヤーはどこが違うのか、ゾーンの威力、心の総合力を身につける応用テクニック、メンタル・タフネス度のチェックまでを扱います。心の状態を技術と切り離さずに語るのが特徴です。
こんな人におすすめ
大事な場面で手が止まる人、メンタルの波を抑えたい中・上級者。ゾーンや集中の仕組みを知りたい人、競技や試合に臨む人、結果を恐れずに振りたい人に向きます。
良い点
- メンタルを体系的に扱う古典
- ゾーンの章が読み応え十分
- 競技志向の人に役立つ
気になる点
- 出版からの年数が経っている
- 具体的なスイング解説はない
- 翻訳の文体に好みが分かれる
出版社
大修館書店
発売日
1992年03月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
1992年の本なんですね。メンタルの本って、古くなっても通用するものなんでしょうか? 内容が色あせないか知りたいです。
佐藤メバル
この本はメンタル強化書というより、もうゴルフ哲学書だと評されるものなんだ。なぜゴルフは難しいのか、ゴルフに特有な問題と解決法、偉大なプレーヤーはどこが違うか、ゾーンの威力、心の総合力を身につける応用テクニック、そしてメンタル・タフネス度のチェックまで扱っている。
心の状態を技術と切り離さずに語るのが面白いところだよ。
橘ナナミ
ゾーンに入る秘訣、というのは気になります。ラウンド中に頭がぐちゃぐちゃになることが多いので…。
佐藤メバル
そこは多くの人が悩むところだね。精神力の強さが安定したスイングを生む、というのが一貫した主張だ。翻訳の文体は好みが分かれるかもしれないけれど、競技に臨む人ほど読む価値があると思うよ。
禅ゴルフ
ジョセフ・ペアレント 著|筑摩書房
¥946(税込)
あらゆるスポーツで勝敗を分けるのはメンタル・トレーニングであり、特にゴルフでは恐れや不安からどう解放されるかが大きな問題になる——ここには「現在という瞬間のことだけを考えてショットに集中し、雑念を捨て、結果に関して自分を責めてはならない」と具体的に示されています。ゴルフというスポーツの本質を明らかにし、自分の心をコントロールする方法を学ぶ一冊です。
こんな人におすすめ
練習しているのに結果が出ず、心が乱れやすい人。スコアより心の静けさを求める人、ラウンド中の雑念に悩む初中級者、メンタル書を読み慣れた人、競技に挑む人に向きます。
良い点
- 禅とゴルフを結ぶ独自の視点
- 具体的な心の扱い方が示される
- メンタル本の古典として読める
気になる点
- 技術的な内容はほぼない
- 禅の文脈に馴染みがないと難しく感じる
- 現代の競技書とは雰囲気が異なる
出版社
筑摩書房
発売日
2012年09月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「禅ゴルフ」って、座禅を組んでからラウンドするんですか? ちょっと身構えてしまいました。どういう本なんでしょう。
佐藤メバル
そこまで仰々しくはないんだけどね。あらゆるスポーツで勝敗を分けるのはメンタル・トレーニングで、特にゴルフでは恐れや不安からどう解放されるかが大きな問題になる。
この本には「現在という瞬間のことだけを考えてショットに集中し、雑念を捨て、結果に関して自分を責めてはならない」と具体的に示されている。
自分の心をコントロールする方法を学ぶ一冊だよ。
橘ナナミ
「結果に関して自分を責めてはならない」、これが一番難しい気がします。スコアを見るたびに落ち込むので。
佐藤メバル
誰もが通る道だよね。ゴルフというスポーツの本質を明らかにしながら、心の扱い方を丁寧に説いていく。技術的な内容はほとんどないけれど、練習しているのに結果が出ない人、心が乱れやすい人には長く効く一冊だと思うよ。
紙・電子・オーディオ、そして動画との併用術
橘ナナミ
さっき電子の話が出ましたけど、オーディオ版ってゴルフ本でも意味ありますか?
佐藤メバル
ゴルフ書は図や写真が命だから、ジャンル全体がオーディオ向きとは言えない。ただメンタル系は例外で、『禅ゴルフ』のように読み物として通る本は耳から入るのもありだね。移動中に聴いて、練習場では紙で図を確認する二段構えが現実的だよ。
橘ナナミ
動画と本の併用って、具体的にどう回すんですか?
佐藤メバル
おすすめは「動画で動きを見る → 本で理屈を確かめる → 練習場で1つだけ試す → 撮影して動画と見比べる」のサイクル。『予約が取れないレッスンプロが教える ゴルフ1年生のためのスイングの教科書』は「スイングは一つではない」と番手ごとに振り方を変える考え方を説いていて、動画の断片をつなぐ軸になる。本は動画の寄せ集めを体系に変えてくれるんだ。
橘ナナミ
なるほど……動画だけだと点、本だと線になる感じですね。
佐藤メバル
うまいこと言うね。まさにそれだ。
技術書とメンタル書、そして読む順番
橘ナナミ
技術書とメンタル書って、並行して読んでいいんですか?
佐藤メバル
役割が違うから並行でいい。技術書は『内藤雄士 ゴルフ 正しいスイングは「骨格」で理解する!』のように体の仕組みから動きを決める本、メンタル書は結果への向き合い方を扱う本。前者でやることを決め、後者で揺れたときの戻り方を用意する。両輪だね。
橘ナナミ
読む順番のロードマップも教えてほしいです。
佐藤メバル
ざっくり4段階で考えよう。コースデビュー前は入門書(『いちばんわかりやすいゴルフ入門』)、100切り前後は基本の型(『ゴルフは基本がすべて! てらゆーのゴルフスイング大全』や『Cool Golf はじめてのゴルフレッスン』)、90切りはスコアの組み立て(『お金をかけずに90を切るゴルフ』や『週1回30球で上手くなる!大人のゴルフ練習帳』)、80切り以上は精度と理屈(『練習はインパクトゾーンだけでいい!』や『ゴルフスイング物理学』)。この流れに沿うと背伸びせず読めるよ。
橘ナナミ
書誌情報で気をつけることは?
佐藤メバル
買う前に出版社・価格・発売日・版を確認すること。改訂版が出ていれば新版、原理を学ぶ本は旧版でも価値がある。あとMOOKは流通が終わると手に入りにくくなるから、気になったら早めに、が鉄則だね。
橘ナナミ
予算別だと、どう並べればいいですか?
佐藤メバル
千円前後なら『これだけできれば大丈夫! 初心者女子のためのゴルフBOOK』や『30cmのパットが確実に入れば、飛距離は必ず伸びる』、1500円前後なら『世界標準のスイングが身につく科学的ゴルフ上達法』や『40歳から劇的にスコアを伸ばすゴルフの組み立て方』、数千円クラスなら『レッドベターの実戦ドリルブック』や『ゴルフサイエンス ファンダメンタルズ』で、腰を据えて学ぶ段階だね。
よくある質問
ゴルフ初心者が最初に読むべき本はどれですか
橘ナナミ
ゴルフ初心者が最初に読むべき本はどれですかについて教えてください。
佐藤メバル
コースデビュー前なら『いちばんわかりやすいゴルフ入門』が、マナーやスコアカードの書き方、道具選びまで網羅していて最初の1冊に向きます。打ちっぱなしで練習を始めている段階なら『Cool Golf はじめてのゴルフレッスン』、100切り前後なら『ゴルフは基本がすべて! てらゆーのゴルフスイング大全』が動きを写真で確認しやすいです。自分の段階に合う1冊から始めるのが失敗しないコツです。
マイゴルフ(皆本プロ)のおすすめ本や著書はありますか
橘ナナミ
マイゴルフ(皆本プロ)のおすすめ本や著書はありますかについて教えてください。
佐藤メバル
今回集めた本の中に、皆本プロ本人の著書は確認できていません。MY GOLFは動画チャンネルなので、動画で観た内容を紙の本で復習する使い方が現実的です。現役プロの著書を読みたいなら、藤田寛之さんの『ゴルフには上手くなる「順番」がある』、深堀圭一郎さんの『40歳から劇的にスコアを伸ばすゴルフの組み立て方』、堀川未来夢さんの『日本一“練習しない”プロが教える「科学的」ゴルフ上達法30』が候補になります。
100切りを最短で目指すなら紙の本と動画どちらが良いですか
橘ナナミ
100切りを最短で目指すなら紙の本と動画どちらが良いですかについて教えてください。
佐藤メバル
どちらか一方ではなく、併用が最短です。動きの理解は動画が速く、反復と理屈の確認は紙の本が強い。『予約が取れないレッスンプロが教える ゴルフ1年生のためのスイングの教科書』のように番手ごとの考え方を示す本を軸にすると、動画の断片が整理されます。役割が違うので、動画で見て本で確かめる循環をつくるのが有効です。
飛距離アップに効く本のおすすめは何ですか
橘ナナミ
飛距離アップに効く本のおすすめは何ですかについて教えてください。
佐藤メバル
『世界標準のスイングが身につく科学的ゴルフ上達法』はクラブの設計を活かす考え方を示し、飛距離を伸ばす発想が得られます。『三觜喜一 スウィングの流儀』は飛距離アップ術をテーマにしたレッスンを収録、『世界が認めた究極のシンプルスイング キープレフト理論』は動きをシンプルにして再現性を高めるアプローチです。理屈から入るなら『ゴルフスイング物理学』も候補になります。
メンタルが弱い人向けのゴルフ本はありますか
橘ナナミ
メンタルが弱い人向けのゴルフ本はありますかについて教えてください。
佐藤メバル
『ゴルフのメンタルトレーニング』はゾーンやメンタル・タフネスの要素を体系的に扱い、『禅ゴルフ』は恐れや不安から解放される考え方を示します。どちらもスイングの技術書ではなく、結果への向き合い方を整える本です。心の扱い方を学ぶ1冊を技術書と並行して持つと、ラウンド中の立て直しがしやすくなります。
電子書籍版でも図解や写真は見やすいですか
橘ナナミ
電子書籍版でも図解や写真は見やすいですかについて教えてください。
佐藤メバル
大判カラーや写真を多用する本は、紙のほうが見開きの迫力と一覧性で有利です。『ゴルフは基本がすべて! てらゆーのゴルフスイング大全』のような本は練習場に持ち込む紙向き。一方、文章主体の理論書はスマホやタブレットでも読みやすく、通勤中の電子版が向きます。形式で使い分けるのが現実的です。
改訂版と旧版はどちらを買うべきですか
橘ナナミ
改訂版と旧版はどちらを買うべきですかについて教えてください。
佐藤メバル
原理や体の使い方を扱う本は古びにくく、『ベン・ホーガン パワー・ゴルフ』のように旧版でも価値が残ります。逆にクラブや道具、練習法の進化が関わる本は、改訂版や新版が出ていればそちらを選ぶのが無難です。買う前に同じタイトルで版が違わないかを確認し、版の違いを見極めてから選びましょう。
スコア80切りを狙う中上級者向けの本は何がおすすめですか
橘ナナミ
スコア80切りを狙う中上級者向けの本は何がおすすめですかについて教えてください。
佐藤メバル
『練習はインパクトゾーンだけでいい!』はインパクト前後の動きに絞って精度を高める考え方を示します。『ゴルフスイング物理学』は道具と体の関係を理屈で組み立て、『日本一“練習しない”プロが教える「科学的」ゴルフ上達法30』は限られた時間で成果を出す発想が参考になります。精度を上げる段階では、量より解像度の高い1冊が効きます。
まとめ
橘ナナミ
佐藤さん、今日の話を聞いて、本がたくさんあっても全部読む必要はないんだなって思いました。
佐藤メバル
そう。自分のスコア帯と目的に合う1冊を、まず手元に置く。それが動画の学びを定着させる土台になる。
橘ナナミ
動画で見て「分かったつもり」になっていた部分を、本で確かめる。それって、練習場で1球ずつ確認する作業に似てますね。
佐藤メバル
いい例えだね。画面の中のスイングは何度観ても同じだけど、読む側の自分は毎回違う。だから本を引き直すたび、同じ1ページから違う発見が出る。それが紙の強さだよ。
橘ナナミ
画面の向こうのスイングを、自分の手元の1冊に落とし込む。MY GOLFの動画が“コースの景色”だとしたら、本は“キャディバッグに残り続ける1本のクラブ”みたいですね。何度でも取り出せる。
佐藤メバル
素敵な締めだね。ラウンドの前夜、バッグに入れるクラブを選ぶように、自分のスコア帯に合う1冊を選んでほしい。
