ゴルフ安プロ本のおすすめ人気ランキング25選【2026年版】
監修

佐藤メバル
@shelfy_mebaru
編集長。あらゆるジャンルの本を年間数百冊読み込む本のプロ。投資・経営から小説・実用書・絵本まで、良書と読者の相性を見抜く。

橘ナナミ
@medias_nanami
編集部の新人インターン。22歳の大学院生で、メディア論を研究中。「それ気になります!」が口癖の天然キャラ。読者の素朴な疑問を代弁する役割で、各メディアの専門家にいろんなジャンルの素朴な質問をぶつけていく。
最終更新: 2026年10月
橘ナナミ
佐藤さん、今回のお題が「ゴルフ 安 本 プロ」なんですけど……正直、わたし読めなくて。「安い本」の「プロ」ってことですか?
佐藤メバル
いい質問だね。この検索語は二通りに読める。ひとつは「安本プロ」——最軽量級の細身ながら飛距離で上位につけることで知られる安本大祐プロ。もうひとつは「安い本」、つまりゴルフの教本をできるだけ費用をかけずに手に入れたい、という読み方だ。だから今日は両方を拾いにいくよ。
橘ナナミ
なるほど! じゃあ安本大祐プロが書いた本を探せばいいんですか?
佐藤メバル
そこは正直に言おう。いま並んでいる書籍の中に、安本大祐プロ本人の著書は一冊も入っていない。だから「本人が書いた本」を紹介する記事にはできない。代わりに、その安本プロが体現しているとされる“細くても飛ばせる”というテーマに沿って、理屈を学べる本を選んでいく。これが検索意図にいちばん近い答え方だと思う。
橘ナナミ
たしかに、細いのに飛ぶって聞くと希望があります。わたしはゴルフ未経験ですけど、そこは素朴に気になります。
佐藤メバル
書店員時代、ゴルフの棚の前で長く立ち止まるお客さんは、たいてい「飛ばない」「当たらない」に悩んでいた。だから軸をはっきりさせよう。目的、レベル、形式、価格、著者の実績、そして体型や体力。この6つで絞れば25冊でも迷わない。
橘ナナミ
ではその6つ、順番に教えてください!
ゴルフ安プロ本の選び方
目的別に選ぶ — 飛距離か、寄せか、マネジメントか
橘ナナミ
目的別だと、まず何から決めればいいんでしょう。
佐藤メバル
いまいちばん失っているものを、ひとつだけ選ぶ。飛距離なら小澤康祐氏の『ゴルフスイング物理学』。24歳でゴルフを始めた著者が「水平面上の遠心力」に気づくまでの話から組み立てている。同じ著者の『「物理学」×「クラブの構造」で解き明かす ゴルフスイングの新事実』は、クラブという道具の構造側から迫る一冊だ。寄せとパットなら吉田洋一郎氏の『超簡単!欧米流アプローチ&パットで90切り』、マネジメントなら『タケ小山のゴルフ超上達ノート』。著者は上達の条件を「他の人のプレーをよく見ること」だと言い切っている。
レベル別に選ぶ — 100切り、90切り、競技志向
橘ナナミ
初心者と、90切りを狙う人では選ぶ本が違いますよね。
佐藤メバル
まったく違う。デビュー前後なら西尾和也氏の『いちばんわかりやすいゴルフ入門』か、浦大輔氏の『予約が取れないレッスンプロが教える ゴルフ1年生のためのスイングの教科書』。90切り狙いなら北野正之氏の『お金をかけずに90を切るゴルフ』、ストーリーマンガで読める桑田泉氏のクォーター理論。競技志向ならベン・ホーガンの『パワー・ゴルフ』と、デーヴィド・レッドベターの『実戦ドリルブック』で状況別の引き出しを増やす。
形式別に選ぶ — 理論書、写真ドリル、動画付き
橘ナナミ
同じ内容でも、本の形で読みやすさが変わりそうですね。
佐藤メバル
動きを覚えるなら写真と動画だね。てらゆー氏の『ゴルフは基本がすべて! てらゆーのゴルフスイング大全』はB5の大判で全ページカラー、写真で動きがわかる構成。新井真一氏の『Cool Golf はじめてのゴルフレッスン』は動画を確認できるQRコード付き、中村香織氏の『初心者女子のためのゴルフBOOK』はスマホで見られるレッスン動画付き、三觜喜一氏の『スウィングの流儀』は漫画レッスンにグラビアと動画を足したハイブリッドなMOOKだ。理屈から入るなら、文字で読む理論書のほうが向いている。
価格帯別に選ぶ — バーゲン本、中古、電子
橘ナナミ
「安い本」という読み方もありますもんね。
佐藤メバル
中井学氏の『ゴルフなぜプロはラウンド後に、アマはラウンド前に練習するのか?』、マーク金井氏の『一生役立つゴルフ スイングタイプ上達法』、吉田洋一郎氏のアプローチ本、桑田泉氏のクォーター理論——このあたりはバーゲン本として出回っている。スイングタイプの見分け方や練習の考え方は、そう簡単に古びるものではないから、価格が下がっているなら素直に得だね。中古と電子、図書館の使い分けは後半でまとめるよ。
著者実績別に選ぶ — ツアープロ、レッスンプロ、科学の専門家
橘ナナミ
著者の経歴も見たほうがいいんですよね。
佐藤メバル
見てほしい。飯島茜氏はツアー7勝の女子プロで、『正しい打ち方教えます』はアドレス、ボディーターン、飛距離、ラウンドマネジメントの順に組み立てられている。深堀圭一郎氏の『大人のゴルフ上達講座』は、年齢を重ねても結果を出したい人に向けて、飛距離からコースマネジメント、メンタル、ストレッチまで章を割く。堀川未来夢氏は「日本一練習しない」を掲げ、最小限の時間とお金でスコアを上げる方法を書いた。理論側では内藤雄士氏が骨格とスポーツ科学から、板橋繁氏が身体動作学から、マツモトタスク氏が力学から攻めている。同じ悩みでも、答えの入口がまるで違う。
体型・体力別に選ぶ — 細身・非力・シニア・女性
橘ナナミ
ここが最初の「細くても飛ばせる」につながる話ですよね。
佐藤メバル
内藤雄士氏の『ゴルフ 正しいスイングは「骨格」で理解する!』は、太っている人もやせている人も、骨と関節の動きは人間である以上同じだ、というところから始まる。体型を言い訳にしないための一冊だね。小澤康祐氏の物理学系も、力ではなくクラブの扱いから飛びを説明する。シニアなら深堀圭一郎氏の一冊、女性なら中村香織氏の一冊——元ツアープロで二児の母でもある著者が、パワーがなくても飛ばす方法を書いている。
「安い」の再定義と、同姓プロの整理
橘ナナミ
佐藤さん、さっきから「安本大祐プロ」と聞いていますけど、「安本憲雄プロ」という名前も見かけて。同じ人の別表記なんでしょうか?
佐藤メバル
いいところに引っかかったね。結論から言えば、同姓の別のプロゴルファーだ。ここを混ぜてしまうと、検索した人が「どっちの本を買えばいいんだ」と余計に迷う。だから編集部としては、名前で選ばないでほしい。今回挙げた本に、両者の著書は含まれていない。名前ではなく、いま自分が抱えている悩みに効くかどうかで選ぶ。それがいちばん確実だよ。
橘ナナミ
じゃあ「安本プロのおすすめ本」を探して来た人は、がっかりしちゃいますかね。
佐藤メバル
そこは期待に応えられない部分として、正直に書く。著名なプロが私的に「愛読書はこれ」と公表した情報は、まとめ記事で名前だけが独り歩きしがちで、出典がたどれないものが多い。だから断定はしない。その代わり、安本プロのような細身でも飛距離を出すタイプが依拠していそうな理屈——骨格、遠心力、クラブの構造——を学べる本を並べている。
橘ナナミ
なるほど。「誰が読んだか」より「自分に効くか」ですね。
佐藤メバル
そして「安い」という言葉も、ここで定義し直しておきたい。単に価格が低いことではなく、読んだ結果いくらスコアが縮んだかで見る。バーゲン本の一冊でも、ラウンド一回分の価値があれば十分すぎる。逆に高くても、何度も開き直す一冊なら安い。これを僕は「費用対効果で選ぶ」と呼んでいる。
改訂版の見分け方と、レッスン書の再現性チェック
橘ナナミ
本って、古い版と新しい版があると聞きました。どう見分ければいいんでしょう。
佐藤メバル
まず版元のページや目次を見て、章立てが今の悩みと噛み合っているかを確認する。次に判型。スイングの本は写真の大きさが命だから、小型版になっているものは動きの確認がしづらいことがある。逆に理論書は判型が小さくても中身は損なわれない。『ゴルフサイエンス ファンダメンタルズ』のように、R&Aのクラブルールや力学的な前提から書かれた本は、流行のスイング論とは別の時間軸で読める。鮮度で選ぶべき本と、古典として残る本を分けて考えよう。
橘ナナミ
レッスン書を読んでも再現できない、という話も聞きます。
佐藤メバル
だから検証のリストを持っておくといい。ひとつ、著者の実績と本の主張がつながっているか。ふたつ、写真や動画がどのくらいの量と大きさで入っているか。みっつ、ドリルが自宅でも練習場でもできる形か。よっつ、ラウンド中の状況別の記述があるか。いつつ、章末に確認項目や反復の指示があるか。『レッドベターの実戦ドリルブック』は球筋、応用、アプローチ、バンカー、トラブル脱出と状況別に分かれているから、この型に当てはめやすい。
入手手段の比較と、買って失敗しないためのチェックリスト
橘ナナミ
実際、どこで買うのがいいんでしょう。
佐藤メバル
新刊は迷ったら紙で買う。書き込みができるし、練習場に持ち込める。電子は検索が速く、移動中にも読めるから理論書や科学系と相性がいい。定額読み放題の対象になっている本もあるけれど、対象は時期で入れ替わる。買う前に必ず自分で確認してほしい。図書館は、バーゲン本や中古で見かけた本の“試し読み”に使うのが賢い。読んでから手元に置くか決めれば、失敗がぐっと減る。
橘ナナミ
買って失敗しないためのチェックリストも作れますか?
佐藤メバル
シンプルに5つ。いまの悩みを一言で言えるか。その悩みが目次に載っているか。著者の実績と内容がつながっているか。写真か動画で動きを確認できるか。そして、手元に置いて何度も開きそうか。この5つを順に問いていけば、25冊でも一冊に絞れる。書店員時代、お客さんに同じことを聞いて棚から一冊抜いていたのを思い出すよ。
ゴルフ安プロ本をひと目で比較
橘ナナミ
えっ、25冊もあるんですか!?まずどう見ればいいんですか?
佐藤メバル
焦らず焦らず(笑)。まずはこの一覧で全体像を眺めてみよう。価格・著者・対象読者をまとめて見られるから、自分に近そうなのが分かるはず
ゴルフ安プロ本のおすすめ人気ランキング
橘ナナミ
一覧だけだとピンと来ないので...1冊ずつ詳しく教えてください!
佐藤メバル
よし、それじゃあ1位から順に1冊ずつ解説していこう。各冊どんな人に向いてるかも合わせて話すから、自分に合いそうなのを見つけてほしい
お金をかけずに90を切るゴルフ
北野正之 著|WAVE出版
¥1,540(税込)
練習場に通うお金も時間もない——そんな人に向けて書かれた、発想の転換で上達する一冊です。著者の北野正之さんは「ゴルフは練習場に行かなくても、いくらでも練習することができる」と断言し、お金をかけずにうまくなる練習方法は山のようにあると説きます。「そんな虫のいい話があるわけない」と思う読者のために書かれた本だと、冒頭から伝わってきます。無駄なお金をいっさいかけることなく上達し、90切りを達成するための創意工夫した練習を、続けられる形で示しているのが核。財布と相談しながらスコアを縮めたい人の味方になる、レッスン本とは真逆の立ち位置です。
こんな人におすすめ
練習場代やレッスン料をできるだけ抑えたい人、平日は仕事や研究でまとまった練習時間が取れない人、自宅や狭い場所でもできる練習を探している人に向きます。お金をかけずに上達したいと考えている独学ゴルファーが、最初に手に取る一冊として。
良い点
- 練習場に行かなくてもできる工夫が軸
- 90切りという目標が最初から明確
- お金をかけない前提が徹底している
気になる点
- 練習場で打ち込みたい人には遠回り
- 続ける意志が試される内容
- 上級者には物足りない可能性
出版社
WAVE出版
発売日
2011年09月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
佐藤さん、いきなりなんですけど……ゴルフって、お金がかかるスポーツですよね。友人に誘われて調べたら、練習場代だけでびっくりしてしまって。
佐藤メバル
いいところに目をつけたね。この本の北野正之さんは、そこに真っ向から噛みついていて——「ゴルフは練習場に行かなくても、いくらでも練習をすることができる」と書いている。
お金をかけずにうまくなる練習方法は山のようにある、と。発想を転換して創意工夫した練習を続ければ、無駄なお金をいっさいかけることなく90切りも達成できる、というのがこの本の主張です。
橘ナナミ
え、練習場に行かずに練習って、どういうことですか? 素振りとか、鏡の前でフォームを確認するとか、そういうことでしょうか。
佐藤メバル
まさにその延長線上です。この本は「虫のいい話があるわけない」と思っている読者のために書かれたと宣言していて、お金をかけない前提で、日常の中でどう工夫するかを積み上げていく。
書店員だった頃、練習代を気にしてラウンド回数を減らす常連さんを何人も見ていたので、こういう切り口の本は棚に置いておきたくなるんですよ。
【バーゲン本】ゴルフなぜプロはラウンド後に、アマはラウンド前に練習するのか?
中井学 著|(株)池田書店
¥467(税込)
タイトルがそのまま問いになっている本です。アマチュアは普段の練習もするし、スタート前にも必ず練習する。ラウンドが近づけば前日や1週間以内に練習場へ足を運んでスイングをチェックする。では、タイトルにある「ラウンド後の練習」を実践している人は、いったいどれだけいるだろうか——中井学さんはそこから話を始めます。スイングの作り方ではなく、いつ、どの順番で練習を積むかという時間の設計に焦点を当てているのが、他の技術書との大きな違い。バーゲン本として手に取りやすい価格なのも嬉しいところです。
こんな人におすすめ
ラウンド後の反省メモを書くだけで終わっている人、練習の順番や組み立てに悩んでいる人、ラウンド前の詰め込み練習に限界を感じている人。振り返りを次のラウンドに効かせたいゴルファーや、独学でラウンドを重ねている人に向きます。
良い点
- 視点が「いつ練習するか」にある
- タイトルの問いが明快で頭に残る
- スイング論とは競合しない切り口
気になる点
- 具体的なスイング技術の解説は薄め
- ラウンド後の体力が要る
- 習慣化しないと効果が出にくい
出版社
(株)池田書店
発売日
詳細情報なし
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
タイトルが気になりすぎます。プロはラウンドの後に練習するのに、アマは前に練習する——これ、どういう意味なんですか?
佐藤メバル
中井学さんはまず、アマチュアの行動を丁寧になぞるところから始めるんです。普段から練習する。スタート前にも必ず練習する。
ラウンドが近づけば前日か1週間以内に練習場でスイングチェック。ここまでは誰でもやっている。でも、と問いかける。
「ラウンド後の練習を実践されている人は、果たしてどれだけいるでしょうか」と。
橘ナナミ
あ……確かに、ラウンドが終わったら疲れてそのまま帰っちゃいます。私も締切前に詰め込んで、終わったら何もしないタイプなので、他人事じゃないです。
佐藤メバル
その感覚、すごく近いと思う。ラウンド後は体も疲れているし、頭も反省でいっぱいですからね。この本は、その「後」に目を向けさせてくれる。
ラウンド前だけ練習してきた人が、ラウンド後という時間帯に何を置くのか——練習の順番を組み替えるきっかけになる一冊ですよ。
【バーゲン本】一生役立つゴルフ スイングタイプ上達法
マーク金井 著|マイナビ
¥539(税込)
「あなたのスイングはアウトサイドイン? それともインサイドアウト?」——この問いから始まる一冊です。ゴルファーのほとんどはこの2つのタイプに分けられ、弾道はタイプとインパクト時のフェースの向きで決まってしまう。だから自分のタイプに合わない練習をいくら重ねても、それは時間の無駄だ、とマーク金井さんは言い切ります。タイプの見つけ方から、タイプ別の特徴と練習方法までをやさしく整理した内容。「何を練習するか」より「自分はどっち側か」を先に決めるという順番が、他のスイング本と決定的に違うところです。
こんな人におすすめ
練習しているのに球筋が良くならない人、雑誌や動画のレッスンを次々試して迷子になっている人、自分のスイングの癖を一度言葉にしておきたい人。タイプを決めてから練習を絞りたい中級者に向きます。
良い点
- タイプ診断という入口が明快
- タイプ別に練習法が整理されている
- 「一生役立つ」という長期の視点
気になる点
- 診断結果を受け入れる勇気が要る
- 2タイプに割り切る発想に戸惑う人も
- スイング改造の細部は絞られる
出版社
マイナビ
発売日
詳細情報なし
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
アウトサイドインとかインサイドアウトって、よく聞くんですけど、いまいちピンとこなくて。どっちが良いとかあるんですか?
佐藤メバル
そこを入口にした本です。ゴルファーのほとんどはアウトサイドインかインサイドアウトのどちらかに分けられて、弾道はそのタイプとインパクトのフェースの向きで決まる。
だったら、自分のタイプに合わない練習をしていても時間の無駄ですよね、と。
橘ナナミ
時間の無駄、と言い切られるとドキッとします。私、勉強でも同じことをやってました。参考書を片っ端から買って、結局どれも中途半端で終わって。
佐藤メバル
そのたとえ、すごくわかりやすい。この本がやっているのは、参考書を買う前に自分はどこが弱点かを確かめよう、と言っていることに近いんです。
タイプの見つけ方から、タイプ別の特徴と練習方法までやさしく解説してくれる。自分の型を知ってから練習を選ぶという順番が身につきますよ。
【バーゲン本】超簡単!欧米流アプローチ&パットで90切り
吉田洋一郎 著|Gakken
¥550(税込)
90切りを「ショットの本数」ではなく「グリーン周りの打数」から攻める一冊です。著者の吉田洋一郎さんは、スコアに直結するアプローチとパッティングこそ欧米流で決まりだとし、科学的な研究の繰り返しから生み出された技術レッスンを紹介します。読んで終わりではなく、簡単に実践できるヒントが満載なのが特徴。グリーン周りからの打数が「計算できるもの」になっていくという言い方が、この本の立ち位置をよく表しています。ドライバーの飛距離を伸ばす本とは狙いがまったく違い、スコアの下振れを止めたい人向けです。
こんな人におすすめ
ドライバーはそこそこ当たるのにスコアが崩れる人、100前後で足踏みしている人、アプローチとパットの練習量が足りていないと自覚している人。打数が読めるようになりたいゴルファーに向きます。
良い点
- アプローチとパットに絞った構成
- 科学的な研究を重視している
- 実践しやすいヒントが豊富
気になる点
- 飛距離アップは期待できない
- 基礎スイングの解説は少なめ
- 欧米流の感覚に慣れが必要
出版社
Gakken
発売日
詳細情報なし
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
90切りって、ドライバーを飛ばす話だと思っていたんですが、この本はアプローチとパットなんですね。意外です。
佐藤メバル
そこが面白いところでね。吉田洋一郎さんは、スコアに直結するのはアプローチとパッティングだと言い切る。
しかも欧米流、つまり科学的な研究を繰り返して生み出された技術として紹介しています。
橘ナナミ
欧米流って、日本人の体には合わないとかあるんですか? スイングの作り方も違うんでしょうか。
佐藤メバル
本書の書き方に沿って言えば、研究の積み重ねから出てきた技術だからこそ、簡単に実践できるヒントが多いのが売りなんです。
グリーン周りからの打数が計算できるものになる——この言葉が象徴的でね。うまくいったかどうかが運任せじゃなくなる。スコアの波を止めたい人にぴったりです。
【バーゲン本】世界最速のゴルフ上達法クォーター理論ー実戦ラウンドで90を切る!
桑田泉 著|(株)日本文芸社
¥440(税込)
「ボールを見るな」「ダフれ」——普通のレッスンなら真逆のことを言うのが、桑田泉さんのクォーター理論です。従来のゴルフスイングのセオリーを覆すメソッドを、ストーリーマンガでわかりやすく解説しているのが最大の特徴。理屈の説明から入るのではなく、物語を追いながら体の感覚をつかむタイプの一冊です。実戦ラウンドで90を切ることをゴールに置いていて、独特の言い回しに最初は戸惑っても、読み進めるうちに筋が見えてくる。スコアアップにつながるメソッドを、漫画という入口で渡してくれる本です。
こんな人におすすめ
文章だけのスイング本が頭に入らなかった人、漫画や物語から入るほうが理解しやすい人、常識を疑うレッスンに興味がある人。既存のセオリーに息苦しさを感じているゴルファーに向きます。
良い点
- 漫画なので読み進めやすい
- 既存セオリーと真逆の刺激がある
- 90切りという着地点が明快
気になる点
- 独特の用語に慣れが必要
- 真似する前に混乱する可能性
- 理論の細部を求める人には物足りない
出版社
(株)日本文芸社
発売日
詳細情報なし
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「ボールを見るな」「ダフれ」って……え、それってゴルフで一番言われていることの逆ですよね? 大丈夫なんですか、それ。
佐藤メバル
そう、真逆なんです。桑田泉さんのクォーター理論は従来のセオリーを覆すメソッドで、この本はそれをストーリーマンガで解説している。
文字だけで理論を追うより、物語の流れで体の使い方をつかむ作りになっているのが特徴ですね。
橘ナナミ
漫画なら読めそう! でも、間違ったことを覚えてしまわないか心配です。途中で混乱しそう。
佐藤メバル
そこは順番が大事で、実戦ラウンドで90を切るというゴールに向けて書かれているから、漫画の展開の中で「なぜそうするのか」が積み上がっていきます。
書店でも、こういう攻めた切り口の本は、既存のレッスンで伸び悩んだ人が手に取っていくんですよ。
内藤雄士 ゴルフ 正しいスイングは「骨格」で理解する!
内藤雄士 著|池田書店
¥990(税込)
「うまくならない人が見直すべきはスイングでなく体」——第一章のこの言葉が、本の性格をよく表しています。人間の骨や関節の位置と役割は数千年前から変わっていない。だから体型や筋力、柔軟性に差があっても、骨と関節という共通点で考えれば、誰もが採り入れられる正しいスイングが見えてくる。ツアープロコーチの内藤雄士さんの理論に、コナミスポーツのスポーツ科学の考証が重なった一冊です。間違ったスイングの大部分は「代償動作」でできているという指摘が、自分の癖を別角度から見直すきっかけになります。
こんな人におすすめ
レッスンを受けても同じミスを繰り返す人、体の使い方を根本から見直したい人、フィジカル面のアプローチに関心がある人。骨格という共通言語でスイングを理解したいゴルファーに向きます。
良い点
- スポーツ科学の裏づけがある
- 体型差を超えた共通解を提示
- エクササイズまで踏み込む
気になる点
- 読み物としてやや硬質
- すぐ球筋が変わる本ではない
- 運動習慣がないと実践が重い
出版社
池田書店
発売日
2019年08月09日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「骨格で理解する」って、どういうことでしょう。骨の形や動きなんて、人によってけっこう違うんじゃないですか?
佐藤メバル
そこがこの本の出発点なんです。骨や関節の位置や役割は数千年前から変わっていない。太っている人も痩せている人も、筋肉がある人もない人も、骨と関節の動きについては人間である以上みんな同じ。
だからこそ、万人が採り入れられる正しいスイング動作が考えられる、と。
橘ナナミ
なるほど……体型のせいにしなくていい、ということでもあるんですね。ちょっと救われる気がします。
佐藤メバル
その通り。第二章では、間違ったスイングの大部分は「代償動作」でできていると指摘します。うまく動かない部分を別の場所でカバーしてしまう、という見方ですね。
コナミスポーツの協力でスポーツ科学の考証も入っているので、根拠を確かめながら読み進められますよ。
三觜喜一 スウィングの流儀
三觜喜一 著|日本文芸社
¥1,100(税込)
『ゴルフレッスンプラス』で人気を集めた連載がMOOKになった一冊です。予約が取れないほどの超人気レッスンプロ、三觜喜一さんのレッスンを、漫画とグラビア、そして動画で重ねて学べるハイブリッド構成。登録者約30万人のYouTubeチャンネルとのコラボ企画では、再生回数BEST10が誌上で解説されます。同じテーマを活字・写真・動画で三度確認できるのは、動きのレッスンでは大きな強み。ドライバーの飛距離からバンカー、寄せワンのアプローチまで、スウィングを軸に幅広く扱っています。
こんな人におすすめ
レッスン動画を見ても自分の動きと結びつかない人、一冊で振り方をまとめて押さえたい人、飛距離とミスショットの両方を何とかしたい人。初心者から中級者まで、スウィングの教科書を探しているゴルファーに向きます。
良い点
- 漫画・写真・動画の三重構成
- 人気チャンネルのBEST10を収録
- 飛距離とミスの両方を扱う
気になる点
- MOOKならではの紙面の粗さ
- 動画を見る環境が前提
- 理論を深く知りたい人には軽め
出版社
日本文芸社
発売日
2020年12月17日
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
MOOKって、雑誌と本の間みたいなものですよね。漫画とグラビアと動画が一緒になっていると聞いて、ちょっと想像がつかないんですけど。
佐藤メバル
そこがこの本の面白さでね。三觜喜一さんは予約の取れない超人気レッスンプロで、同じテーマを漫画・写真・動画で重ねて確認できるように作られているんです。
動きの話は一度聞いただけでは入らないから、この重ね方は理にかなっています。
橘ナナミ
YouTubeチャンネルともコラボしているんですか。登録者30万人って、けっこうな大きさですよね。
佐藤メバル
そう、そのチャンネルの再生回数BEST10を誌上で解説する企画も入っています。「どうしたらクラブは倒れるのか」が1位だったりして、人気の順番そのものが参考になる。
ドライバーの飛距離からバンカー、寄せワンのアプローチまで、スウィングを軸に幅広く押さえられる一冊ですよ。
正しい打ち方教えます 飯島茜のゴルフ上達レッスン
飯島茜 著|マイナビ出版
¥1,694(税込)
ツアー7勝の女子プロ、飯島茜さんが開設したYouTubeチャンネルは登録者20万人以上、最高視聴数は約400万回、100万回超えの動画も連発している人気チャンネル。そのレッスンを本にまとめたのがこの一冊です。プロでも間違いがちな正しい構えとアドレス、ボディーターン、飛距離アップ、そしてラウンドの回り方までを、写真でわかる形で解説しています。アドレスからラウンドマネジメントまで「茜流」で一貫しているのが特徴で、寄せ集めではなく、ひとつの考え方として通して学べます。
こんな人におすすめ
動画で見てはいるけれど手元に残る形が欲しい人、アドレスとボディーターンを一から整えたい人、飛距離とラウンドの組み立てを同時に伸ばしたい人。女子プロの感覚を写真で確認したいゴルファーに向きます。
良い点
- アドレスから通した一貫した理論
- 写真中心で動きが追いやすい
- ラウンドマネジメントまで含む
気になる点
- 競技志向でない人にはやや本格的
- 文章量は多くない
- 経験者には基本すぎる面も
出版社
マイナビ出版
発売日
2023年09月26日
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
YouTubeの登録者20万人って、けっこうな数字ですよね。最高視聴が400万回って、もうテレビ並みじゃないですか。
佐藤メバル
しかも100万回超えの動画が連発している。飯島茜さんはツアー7勝の選手で、そのレッスンを写真中心でまとめたのがこの本です。
第一章は「ゴルフ上手の決め手は『茜流・アドレス』にあり」から始まる。アドレスからラウンドマネジメントまで一貫して「茜流」で通しているのが読みどころですね。
橘ナナミ
「プロゴルファーでも間違いがちな」と書いてあるのが気になります。プロでも間違うものなんですか?
佐藤メバル
そこなんですよ。正しい構えとアドレス、ボディーターン、飛距離アップ、そしてコースでの回り方。基本のようでいて、選手でも崩れる部分だからこそ、写真で確認できる形にしたんでしょうね。
人の動きを真似して覚えるタイプの人には、特に効く一冊です。
深堀圭一郎 大人のゴルフ上達講座
深堀圭一郎 著|実業之日本社
¥2,420(税込)
「歳をとっても結果が出せるゴルフ上達法」を掲げた、大人のゴルファーのための一冊です。百戦錬磨のツアープロ深堀圭一郎さんは、アマチュアから「どうすればうまくなるのか」「どの理論がいいのか」とよく聞かれると言います。動画などで情報が溢れ、頭の中が混乱している人も少なくない。毎日練習する時間がある人なら高度な理論でもいいけれど、一般のゴルファーは基本的な打ち方を正しく身につけるのが第一で、自分に合う理論と練習法を取捨選択することが大切だと説きます。
こんな人におすすめ
40代以降で体力や飛距離の変化を感じ始めた人、レッスン情報が多くて何を信じればいいか迷っている人、体のケアも含めて長くゴルフを楽しみたい人。大人のゴルフ人生を設計したいゴルファーに向きます。
良い点
- シニア目線で構成が整理されている
- 基本の再確認パートが厚い
- ストレッチや体づくりまで含む
気になる点
- 若い上級者には物足りない
- 高度な理論は扱わない方針
- 実践して結果が出るまで時間がかかる
出版社
実業之日本社
発売日
2026年03月26日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「大人のゴルフ」って言葉に、ちょっとドキッとしました。私まだ22歳なんですけど、これは親世代のための本なんですか?
佐藤メバル
想定されているのは、体力や飛距離の変化を感じ始めた世代だね。深堀圭一郎さんは、アマチュアから「どうすればうまくなるのか」「どの理論がいいのか」とよく聞かれると言っていて、動画などで情報が溢れて頭が混乱している人も少なくない、と。
橘ナナミ
あー、それはわかります。研究でも、論文を読みすぎて何が正しいのかわからなくなることがあります。
佐藤メバル
それと同じでね。この本は、毎日練習する時間がある人なら高度な理論に挑戦してもかまわないけれど、一般のゴルファーは基本的な打ち方を正しく身につけるのが第一だと置くんです。
自分に合う理論と練習法を取捨選択する——その視点で、ドライバーからパッティング、コースマネジメント、メンタル、ストレッチまで章立てで整理しています。
タケ小山のゴルフ超上達ノート
タケ小山 著|日本文芸社
¥1,210(税込)
この本の出発点は、スイングの技術解説ではありません。「ゴルフが上手くなる条件は何か」と問い、著者のタケ小山さんはそれを「他の人のプレーをよく見ること」だと言います。ボールをうまく打つことは大事だが、それだけではスコアはよくならない。人のプレーからどれだけ情報を集め、使いこなせるかが勝負だというわけです。アプローチの確率が劇的に上がる方法など、スコアアップに直結する考え方を軸に、ティーイングエリア、バンカー、傾斜地といった場面ごとの賢明な打ち方まで具体例で示しています。
こんな人におすすめ
練習量は確保できないけれどスコアを縮めたい人、ラウンド中の判断で迷いがちな人、コンペや仲間とのラウンドが多い人。観察と情報の使い方で差をつけたいゴルファーに向きます。
良い点
- 技術以外の上達条件を提示
- コース上の判断が具体例で学べる
- ショットからパットまで網羅
気になる点
- スイング矯正は期待できない
- 観察を習慣にする必要がある
- 効果が出るまで時間がかかる
出版社
日本文芸社
発売日
2019年11月19日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「他の人のプレーをよく見ること」が上達の条件って、ちょっと意外でした。盗み見しろってことですか?
佐藤メバル
はは、そこまで乱暴ではないけれど近い発想です。タケ小山さんは、ボールを上手く打つことは大事だけれど、それだけではスコアはよくならないと言う。
人のプレーから情報を数多く集めて、それを使いこなすことこそが条件だと。
橘ナナミ
確かに、うまい人のラウンドを見ていると、打ち方より「選び方」が違うなって思うことがあります。あれ、どこを見ればいいんでしょう。
佐藤メバル
まさにそこです。この本はアプローチの確率が劇的に上がる方法など、スコアアップに直結する考え方を中心に、ティーイングエリア、バンカー、傾斜地といった場面ごとの賢明な打ち方を具体例で紹介しています。
ショット、アプローチ、パッティング、マネジメント、スコアアップと、実戦の順番で並んでいるのも親切ですね。
ベン・ホーガン パワー・ゴルフ
ベン・ホーガン 著|筑摩書房
¥1,870(税込)
「史上最強」ともいわれるショットメーカー、ベン・ホーガンが、『モダン・ゴルフ』の10年前に書いていた一冊です。自分のスウィングがどう生まれたのかを詳しく書き記したもので、グリップ、クラブ、スタンス、ショットはもちろん、コースでの実践まで、スウィングとスコア改善のポイントが明らかにされます。長く幻の名著とされてきたものが生誕100年を機に蘇った、という来歴そのものが読みどころ。ハウツーの新しさではなく原点に触れる面白さがあり、理論書を何冊も読んだ人が最後に戻ってくるタイプの本です。
こんな人におすすめ
レッスン書を何冊も読んできた人、ゴルフ史や古典に興味がある人、スウィングの成り立ちを根本から考えたい人。原点の理論に触れてみたい中上級者に向きます。
良い点
- 歴史的な名著という位置づけ
- グリップから実践まで幅広い
- 訳書として読み応えがある
気になる点
- 現代のギア前提の記述ではない
- 初心者には難解な箇所がある
- 通読にはそれなりの時間がかかる
出版社
筑摩書房
発売日
2012年12月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
ベン・ホーガンって、名前だけは聞いたことがあります。『モダン・ゴルフ』の10年前に書いた本、というのが気になります。
佐藤メバル
そこがこの本の来歴でね。史上最強ともいわれるショットメーカーが、自分のスウィングが生まれた詳細を書き記していた。
それが長く幻の名著とされていて、生誕100年を機に蘇ったという。グリップ、クラブ、スタンス、ショット、そしてコースでの実践まで扱っています。
橘ナナミ
翻訳ものって、読むのに身構えてしまうんですけど……読み切れるでしょうか。
佐藤メバル
たしかにハウツーの新しさを求める本ではないです。でもハウツーの新しさではなく、原点に触れる面白さがあってね。
理論書を何冊も読んできた人が最後に戻ってくるタイプの一冊なんですよ。書店でも、古典は流行に関係なく棚に残り続けるんです。
レッドベターの実戦ドリルブック
デーヴィド・レッドベター 著|ゴルフダイジェスト社
¥2,750(税込)
「コースで正しいアライメントを取るには?」「フックとプッシュアウト、どうすれば直る?」——そんな問いの形でページが進む、レッドベターの実戦ドリル集です。球筋を整える基本テクニックから、飛距離が欲しいとき・方向性重視のときのドライバーショット、状況別のアプローチとバンカー、そしてフェアウェイバンカーやベアグラウンドからの脱出まで、五つのパートで整理されています。コースで困った場面を索引のように引ける構成が、通読型のレッスン書との決定的な違いです。
こんな人におすすめ
「この状況でどう打つか」をすぐ調べたい人、球筋の悩みがはっきりしている人、バンカーやトラブルショットが苦手な人。実戦の引き出しを増やしたい中級者に向きます。
良い点
- 問いの形で引ける構成
- 応用・アプローチ・バンカーを網羅
- トラブル脱出まで扱う
気になる点
- 通読には向かない構成
- スイングの基礎解説は少ない
- 初心者にはやや高度
出版社
ゴルフダイジェスト社
発売日
2005年06月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「フックとプッシュアウト、どうすれば直る?」って見出しが質問になっている。読み物というより、辞書みたいな使い方ですか?
佐藤メバル
まさにそう。レッドベターの実戦ドリルブックは、コースで困った場面を索引のように引ける構成なんです。
第一部は球筋を整える基本、第二部は飛距離や方向性の応用、第三部がアプローチ、第四部がバンカー、第五部がトラブル脱出ですね。
橘ナナミ
ベアグラウンドって、芝がなくて地面がむき出しのところですよね。そういう細かい場面まで載っているのは心強いです。
佐藤メバル
そこが実戦的だね。「50〜60ヤードのバンカーから寄せるには?」なんて問いもあって、ラウンド前後に開く使い方が向いています。
通読する本というより、自分の悩みから入って必要なページを拾っていく。本棚に一冊あると安心できるタイプですよ。
日本一“練習しない”プロが教える「科学的」ゴルフ上達法30
堀川未来夢 著|KADOKAWA
¥1,760(税込)
「練習のための練習、は死んでも行わない」——この一言がすべてを決めている一冊です。著者の堀川未来夢さんは、最小限のお金と時間で最大限のスコアアップを狙うトッププロ。だから本書の中身は、再現性の鬼と化すスイングの基本、スライス知らずの体質づくり、地味にスコアを縮めるパッティング術、シーン別の小技と、今日から試せる具体策に振り切っています。読者の成果コメントも並び、ティーの高さを変えただけで平均スコアが縮んだ、といった声まで載っているのがユニークです。
こんな人におすすめ
練習時間をたっぷり取れない働く世代、球数を打つ練習に限界を感じている人、パッティングでスコアを縮めたい人。少ない努力で結果を出したいゴルファーに向きます。
良い点
- 即効性を重視した構成
- 読者の成果が具体的に示される
- スライス対策が独立した章
気になる点
- 地道な反復練習を求める人には不向き
- あくまで本人の試行錯誤が前提
- 飛距離特化の内容ではない
出版社
KADOKAWA
発売日
2022年11月04日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「練習のための練習、は死んでも行わない」……この一文、刺激が強いですね。練習を否定しているんでしょうか。
佐藤メバル
堀川未来夢さんのモットーそのままで、タイトルにも「日本一“練習しない”プロ」と入っています。誤解されがちですが、練習を否定しているわけではなくて、最小限のお金と時間で最大限のスコアアップを狙う、という姿勢なんです。
橘ナナミ
読者の人の声も載っているんですね。「ティーの高さを変えただけで平均スコアが5縮みました」って、そんなことが起こるんですか。
佐藤メバル
そういう小さな工夫を積む本なんですよ。第一章は再現性の鬼と化すスイングの基本、第二章はスライス知らずの体質、第三章はパッティング、第四章はシーン別の小技。
練習量が確保できない人ほど、この引き算のレッスンは役に立ちます。
ゴルフのトップコーチが教える スウィングの真髄
辻村明志 著|日本文芸社
¥1,210(税込)
上田桃子、小祝さくら、永井花奈といったトッププロを指導してきた辻村明志さんが、自分のスイングメソッドをアマチュアにもわかるように説いた一冊です。興味深いのはその由来で、王貞治選手の一本足打法を作り上げた元巨人軍打撃コーチ・荒川博氏に師事し、そのエッセンスをゴルフの指導に取り入れたのだとか。「氣」という言葉を軸に、ゴルフを合氣道に通じる武道として捉えるのが大きな特徴です。「構えで勝負は決まっている」といった言葉と、荒川氏が遺した18の名言が並びます。
こんな人におすすめ
技術論だけでは伸びなくなってきた中上級者、メンタルや体の使い方に関心がある人、野球とゴルフの共通点に興味がある人。考え方の土台から組み替えたいゴルファーに向きます。
良い点
- トッププロを指導した実績の持ち主
- 武道・氣という独自の切り口
- 練習法も具体的に紹介される
気になる点
- 抽象的な表現が多い
- 初心者には掴みにくい
- 科学的な裏づけが中心ではない
出版社
日本文芸社
発売日
2019年12月17日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「氣のスウィング理論」……これ、どういう意味ですか? ちょっとスピリチュアルな話なのかと思ってしまいました。
佐藤メバル
いい質問だね。辻村明志さんは上田桃子さんや小祝さくらさんたちを指導してきたコーチで、そのルーツが面白いんです。
王貞治選手の一本足打法を作り上げた荒川博さんに師事して、そのエッセンスをゴルフに持ち込んだ。ゴルフを合氣道に通じる武道として捉えるのが、この本の独自性です。
橘ナナミ
野球の打撃コーチからゴルフって、意外なつながりですね。どんな言葉が入っているんでしょう。
佐藤メバル
「構えで勝負は決まっている」「ヘソとグリップはつないでおく」「クラブはスパッと鋭く振り下ろす」といった言葉が並び、荒川さんが遺した18の名言と箴言を解説する章もあります。
最初は抽象的に感じるかもしれませんが、体の使い方を見直したい人が読むと、刺さる言葉が必ず一つは見つかりますよ。
ゴルフは基本がすべて! てらゆーのゴルフスイング大全
てらゆー 著|KADOKAWA
¥1,980(税込)
YouTubeチャンネル登録者60万人を超える人気ゴルフトレーナー、てらゆーさんがスイングを徹底解説した一冊です。核になるのは「振り子」「回転」「足の動き」という三つの土台。これが揃えばスコアも飛距離も安定し、軽く振っても飛ばせるスイングになるという考え方。「当てたい」「飛ばしたい」という気持ちが動きを止めているという指摘は、多くのアマチュアが心当たりのあるところです。B5の大判で全ページカラー、ポジションごと・クラブ別のチェックポイントと反復ドリルまで詰まっています。
こんな人におすすめ
自己流スイングから抜け出したい人、動画で学んだけれど手元に残らない人、写真と文字を往復しながら練習したい人。基本を体系立てて身につけたい初級から中級のゴルファーに向きます。
良い点
- 3つの土台という明快な枠組み
- 大判カラーで動きが追いやすい
- 反復ドリルまで収録
気になる点
- 持ち歩きには大きめの判型
- マネジメントの解説は少なめ
- 内容量が多く通読は重い
出版社
KADOKAWA
発売日
2023年03月01日
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
登録者60万人のトレーナーさんって、もう芸能人みたいですね。この本、すごく分厚そうなんですけど……読み切れますか?
佐藤メバル
B5の大判で全ページカラー、176ページだから、たしかに重量感はある。でも中身は「振り子」「回転」「足の動き」という三つの土台に絞ってあって、その三つが揃えばスコアも飛距離も安定するという筋が通っているんです。
橘ナナミ
三つなら覚えられそう。「当てたい」「飛ばしたい」という気持ちが動きを止める、という一文が刺さりました。
私、発表前に力みすぎて言葉が出なくなるタイプなので。
佐藤メバル
その感覚に近いかもしれないね。力むと動きが止まる。本書はそこを出発点にして、ポジションごと、クラブ別のチェックポイントと反復ドリルまで用意しています。
読んで終わりにせず、練習場に持っていく前提の本ですよ。
上達の早さは逆算思考で決まる! てらゆーのゴルフスコアメイク大全
てらゆー 著|KADOKAWA
¥2,200(税込)
スイングの土台を扱った前著から一転、こちらは「スコア」そのものをテーマに据えた一冊です。ゴルフはスイングの美しさや飛距離を競うスポーツではなく、いかに少ないスコアで上がるかを競うスポーツ。その前提に立って、スコアをよくする特効薬である「マネジメント」と「メンタル」を徹底解説します。アベレージで100を切れる人と切れない人のコースマネジメントの違いから、ショートゲーム、状況別のメンタル術、ラインの読み方、打ち分ける上達法まで。登録者75万人を超えた人気トレーナーによる実戦本位の内容です。
こんな人におすすめ
スイングは悪くないのにスコアがまとまらない人、終盤で崩れる癖がある人、コースマネジメントという言葉を具体化したい人。ラウンドの組み立て方から学びたい中級者に向きます。
良い点
- マネジメントとメンタルに集中
- 100切り前後の読者に刺さる
- アプローチ・パターも独立した章
気になる点
- スイング矯正は対象外
- メンタル面の記述は好みが分かれる
- 前提として実戦経験が要る
出版社
KADOKAWA
発売日
2024年02月15日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
前の本と同じ著者ですよね。スイング大全のほうは振り方の本でしたが、こっちはスコアメイク。何が違うんですか?
佐藤メバル
そこははっきり分かれていて、こちらはゴルフはスイングの美しさや飛距離を競うスポーツではなく、いかに少ないスコアで上がるかを競うスポーツだという宣言から始まるんです。
だから扱うのは、スコアをよくする特効薬と呼ぶ「マネジメント」と「メンタル」なんですね。
橘ナナミ
アベレージで100を切れる人と切れない人の違い、というのが気になります。技術より判断の差、ということですか?
佐藤メバル
まさにそこです。コースマネジメントの違い、ショートゲームのマスター術、場面ごとのメンタル、ラインの読み方、打ち分ける上達法。
スイング・マネジメント・メンタルの三つを同時に鍛えることがスコアメイクにつながる、という考え方で貫かれています。
終盤で崩れるタイプの人には、特に効きますよ。
ゴルフが上手い人と下手な人は何が違うのか? YouTuberプロてらゆーの特別レッスン
てらゆー 著|マガジンハウス
¥1,500(税込)
人気を集めるてらゆーさんの最初の書籍です。当時のチャンネル登録者数は37万人超、「サングラスにマスクで素顔を隠したゴルフYouTuberプロ」という紹介が、そのまま時代を写しています。テーマは「ゴルフが上手い人と下手な人の決定的な違い」。コースでのミスが減る、スコアが10打縮まる、年齢や体型に関係なく各番手の飛距離が伸びる——と、得られる変化が具体的です。カッコいいスイングの作り方から実戦、Q&Aまでの四段構成で、動画の語り口をそのまま紙に落としたような読みやすさがあります。
こんな人におすすめ
ゴルフを始めたばかりで何から手をつけるか迷う人、動画のファンで手元に一冊置きたい人、年齢や体型に不安がある人。上達の順番を知りたい初心者から中級者に向きます。
良い点
- 初書籍ならではの丁寧な構成
- Q&Aで読者の悩みを拾う
- 体型や年齢に配慮した説明
気になる点
- 後の2冊に比べると内容は基礎的
- 図版の分量はやや控えめ
- 上級者には易しすぎる面も
出版社
マガジンハウス
発売日
2021年10月06日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「サングラスにマスクで素顔を隠したゴルフYouTuberプロ」って紹介が、なんだかすごいですね。本人は出てくるんですか?
佐藤メバル
それがこの本が出た当時の紹介そのままなんだ。登録者37万人超で、とにかくわかりやすいと評判のチャンネルの内容を、初めて本にまとめた一冊です。
テーマは上手い人と下手な人の決定的な違い。スイングのコツ、基本、実践、Q&Aという順番で並んでいます。
橘ナナミ
Q&Aがあるの、いいですね。読者が自分の悩みを探せるから、辞書みたいに使えます。
佐藤メバル
そこが親切なところでね。アマチュアゴルファーの悩みを一問一答で拾ってくれる。年齢や体型に関係なく各番手の飛距離が伸びる、スコアが10打縮まる、といった変化が最初に示されるので、目標を立てやすいんですよ。
予約が取れないレッスンプロが教える ゴルフ1年生のためのスイングの教科書
浦大輔 著|KADOKAWA
¥1,760(税込)
170cm弱の体格で400ヤード以上飛ばすことで話題になり、レッスンの予約が殺到して日本一予約が取りづらいとされるプロ、浦大輔さん。その人が「ゴルフ1年生」に向けて書いた入門書です。芯にしているのは、初心者がまずやるべきは自分に合ったクラブを知ること、そしてアライメントを調整すること。スイングは一つではなく、番手ごとに振り方を変える意識が上達を早めるという考え方が全体を貫いています。クラブ選びの診断からアプローチ、パターまで五つのパートで整理されています。
こんな人におすすめ
これから始める人、道具をそろえる段階で迷っている人、100切りを最初の目標にしている人、ユーティリティの使い方を知りたい人。最短で上達の階段を上がりたい超初心者に向きます。
良い点
- クラブ選びから始まる構成
- 番手ごとの考え方が明確
- ユーティリティを独立して解説
気になる点
- 経験者には基礎的すぎる
- スイング論の深掘りは少ない
- 上達には実践の場が必要
出版社
KADOKAWA
発売日
2024年10月02日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
170cm弱で400ヤード以上って……どういうことなんですか。体格って、あんまり関係ないんですね。
佐藤メバル
そこがこの本の説得力につながっています。浦大輔さんは予約が取れないと言われるレッスンプロで、本書は「ゴルフ1年生」に向けて書かれている。
最初に置かれるのは、初心者がまずやるべきは自分に合ったクラブを知ることと、アライメントを調整することなんです。
橘ナナミ
クラブ選びから始まるの、意外です。てっきり打ち方の話だけだと思っていました。
佐藤メバル
そこが肝でね。スイングは一つではなく、番手ごとに振り方を変える意識が上達を早めるという考え方が貫いています。
各番手で自分のヤード数を把握すれば、それだけでスコアに直結して100切りも夢じゃない、と。クラブの診断法からユーティリティ、アプローチ、パターまで、五つのパートで並んでいますよ。
いちばんわかりやすいゴルフ入門
西尾和也 著|成美堂出版
¥1,430(税込)
「ゴルフコースデビューまでの全てがわかる」と銘打った入門書です。マナーやスコアカードの書き方、道具の選び方といった基礎知識から、打ちっぱなしでの練習法、状況別のスイングまで、ゴルフの基礎をひととおり網羅しています。初心者が陥りやすいポイントを先回りしてフォローしてくれる構成が特徴で、覚えておきたい用語の説明も丁寧。スイングの基本、スイングドリルと弱点克服、状況別スイング、基本のマナー、そしてゴルファーのカラダづくりまで、デビュー前後に必要な順番で並んでいます。
こんな人におすすめ
これからコースデビューを控えている人、マナーやスコアカードの書き方に不安がある人、練習場でのメニューに迷う人。デビュー前の一冊を決めたい初心者に向きます。
良い点
- マナーから体づくりまで網羅
- 用語の説明が丁寧
- デビューの順番に並ぶ構成
気になる点
- 上級者には不要な内容も
- スイング論の深さは控えめ
- 情報量が多く通読は大変
出版社
成美堂出版
発売日
2023年03月14日
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
マナーやスコアカードの書き方まで載っているんですね。私、初めてのバイトのときに制服の着方から教わったのを思い出しました。
佐藤メバル
そこがこの本の役割でね。初心者が陥りやすいポイントを先回りしてフォローする構成になっています。
基礎知識、スイングの基本、ドリルと弱点克服、状況別スイング、基本のマナー、カラダづくり、と順番に並んでいる。
橘ナナミ
カラダづくりまで入っているのは意外です。デビュー前に体を鍛えないといけないんでしょうか。
佐藤メバル
鍛えるというより、スイング動作に必要な体の使い方を知っておこう、という位置づけですね。メディシンボールを使った練習や、お尻と太もも裏の筋肉の話まで出てきます。
初ラウンドではスコアよりもプレーテンポが大切、といった心得も書かれていて、デビュー前の不安を一つずつ消してくれる本ですよ。
Cool Golf はじめてのゴルフレッスン
新井真一 著|新星出版社
¥1,320(税込)
コースデビューまでの最短ルートを、自宅と練習場の二段構えで示す一冊です。ゴルフの基礎知識から始まり、部屋の中でもできるスイングメイク、そして練習場で実際にボールを打って確認するところまで。扱うクラブも基本の7アイアン、9アイアン、ユーティリティ、ドライバーと絞られていて、家で形を作ってから練習場で確かめるという順番がはっきりしています。アプローチとパッティングのストロークの基本も収録。スイングやドリルの動きをQRコードから動画で確認できるのが心強い味方です。
こんな人におすすめ
自宅でできる練習から始めたい人、練習場に通う回数が限られている人、7番アイアンや9番アイアンの使い分けを知りたい人。独学でデビューを目指す初心者に向きます。
良い点
- 自宅練習と練習場がつながる
- 扱うクラブが絞られて迷わない
- QRコードで動画確認できる
気になる点
- 上達の先の内容は範囲外
- 紙面の情報量はやや控えめ
- 動画を見る環境が前提
出版社
新星出版社
発売日
2018年02月09日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
部屋の中でもできるスイングメイク、というのに惹かれました。ひとり暮らしのワンルームでも大丈夫でしょうか。
佐藤メバル
そこを狙った本でね。家で形を作ってから練習場で確かめるという順番がはっきりしているんです。扱うクラブも7アイアン、9アイアン、ユーティリティ、ドライバーと基本に絞られているから、何から始めればいいか迷わない。
橘ナナミ
QRコードから動画が見られるのも、今どきでいいですね。文章だけで動きを想像するの、けっこう難しいので。
佐藤メバル
そう、そこが大きい。スイングやドリルの動きを動画で確認できるから、紙面で詰まったときにすぐ答え合わせができる。
アプローチとパッティングのストロークの基本まで入っています。誰かに教わる前に、自分で基礎を固めたい人に向いた一冊です。
これだけできれば大丈夫! 初心者女子のためのゴルフBOOK
中村香織 著|日本文芸社
¥990(税込)
元ツアープロで、現在は二児のママという中村香織さんによる、女性の初心者向けレッスンBOOKです。ウェア選びの楽しさ、基本的なルール、そしてパワーが無くても飛ばす方法まで、初心者女子なら知っておきたい内容が並びます。レッスンを受ける初心者女子役をモデルの夏目愛美さんが務める構成で、読者はそのやり取りを追いながら自分の姿を重ねられます。20本のレッスン動画をスマホで簡単に見られるのも心強い。これから始める人が最初にぶつかる疑問を、優しい言葉で拾ってくれる一冊です。
こんな人におすすめ
これからゴルフを始めたい女性、ウェアや道具選びを楽しみたい人、パワー不足で飛距離に不安がある人。女性目線の入門書を探している初心者に向きます。
良い点
- 女性の悩みに寄り添う内容
- ウェアやルールから始められる
- 20本のレッスン動画付き
気になる点
- 男性読者には対象外の内容も
- スイング論の深掘りは控えめ
- 上級者には物足りない
出版社
日本文芸社
発売日
2018年12月10日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「初心者女子」向け、と明確に打ち出している本って珍しい気がします。男性が読んでもいいんでしょうか。
佐藤メバル
もちろん読めますが、想定されているのはこれから始める女性だね。中村香織さんは元ツアープロで、今は二児のママ。
レッスンを受ける初心者女子役をモデルの夏目愛美さんが務める形で、読者はそのやり取りを追いながら自分の疑問と重ねられるんです。
橘ナナミ
ウェア選びの楽しさ、という章があるのがいいなあ。技術より先に、そこから入りたい人も多いと思うんです。
佐藤メバル
そう、始める動機は人それぞれだからね。基本的なルール、パワーが無くても飛ばす方法、練習場でのレッスン、コースデビューまで順番に並んでいます。
20本の動画がスマホで見られるのも、動きを確認したい人には助かる仕掛けですよ。
ゴルフスイング物理学
小澤康祐 著|実業之日本社
¥1,430(税込)
高校時代は甲子園を目指して野球に打ち込み、その後スポーツトレーナーとなった著者が、24歳でゴルフと出会ったところから始まる一冊です。最初は「飛ぶけどOB連発」という典型的な野球部出身ゴルファー。そこで真っすぐ飛ばす原理を考え、理系の知識とフィジカルの知識を動員してたどり着いたのが「水平面上の遠心力」でした。道具があり、それを前提に技術があり、そしてカラダがある——この順番で考えるのがこの本の作法で、頭が納得すればカラダは動くという考え方に貫かれています。
こんな人におすすめ
理屈から納得したい人、野球や他のスポーツ経験がある人、大人になってから始めて最短でシングルを目指したい人。感覚より原理で理解したいゴルファーに向きます。
良い点
- 理系の言葉で組み立てられている
- 野球経験者の悩みに即している
- 道具から考える順序が明快
気になる点
- 感覚派には回り道に感じる
- 物理の説明に集中力が要る
- スコア術の話は少なめ
出版社
実業之日本社
発売日
2018年09月27日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「水平面上の遠心力」……佐藤さん、これ、どういう意味ですか? 物理の授業みたいで、ちょっと身構えてしまいます。
佐藤メバル
著者の小澤康祐さんは、甲子園を目指して野球に打ち込んだあとスポーツトレーナーになった人で、ゴルフを始めたのは24歳のとき。
最初は「飛ぶけどOB連発」という典型的な野球部出身ゴルファーだったそうなんです。
橘ナナミ
あ、それ私の友人にいます。飛ぶけどどこに行くかわからない、って言ってました。まさに同じですね。
佐藤メバル
その悩みから、フェースがスクエアになるための力の方向を物理的に考え始めたのがこの本の出発点です。道具があり、それを前提に技術があり、そしてカラダがある——この順番で考えると、頭が納得すればカラダは動く、というのが著者の主張。
運動が得意なのにゴルフで崩れる人に、特に刺さりますよ。
世界標準のスイングが身につく科学的ゴルフ上達法
板橋繁 著|講談社
¥1,320(税込)
「日本人の99%は間違ったスイングをしている」——この一行で棚から抜きたくなる一冊です。板橋繁さんは、リストを返す、ヘッドを走らせる、トップをつくる、クラブを立てて使う、インパクトでアドレスを再現する。これを日本人ゴルファーの常識として並べたうえで、全部間違っています、と断言します。代わりに示されるのが、リストは返さない、ヘッドは走らせない、クラブは寝かせてから振るといった世界標準のスイング。クラブの設計や構造を最大限に活かすという視点が軸で、飛距離とスコアの両方に効くとされています。
こんな人におすすめ
自己流のスイングに限界を感じている人、レッスンで習ったことが体に合わない人、クラブの設計を味方につけたい人。常識を一度疑ってみたい中級者以上に向きます。
良い点
- 常識と世界標準を対比して示す
- クラブの構造から考えられる
- トップアマの推薦の言葉も収録
気になる点
- 従来の理論を否定する内容
- 前提知識がないと混乱しやすい
- 実践して身につくまで時間がかかる
出版社
講談社
発売日
2019年04月17日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「日本人の99%は間違ったスイングをしている」って、ずいぶん強い言い方ですね。本当なんですか?
佐藤メバル
そこがこの本の入り口でね。リストを返す、ヘッドを走らせる、トップをつくる、クラブを立てて使う、インパクトでアドレスを再現する——これを日本人ゴルファーの常識として並べたうえで、ぜんぶ間違っています、と言い切るんです。
橘ナナミ
でも、それって今まで教わってきたことですよね。じゃあ、何が正しいんですか?
佐藤メバル
示されるのは世界標準のスイング。リストは返さない、ヘッドは走らせない、トップはつくらない、クラブは寝かせてから振る、グリップをヘッドより先行させる。
クラブの設計や構造を最大限に活かすという視点が軸になっています。著者は日体大大学院で身体動作学を学び、渡豪してジェイソン・デイの母校のゴルフ部監督も務めた人。
常識を一度疑いたい人には、刺激が強いですよ。
ゴルフサイエンス ファンダメンタルズ
マツモトタスク 著|日経BP
¥4,950(税込)
「なぜ昨日は飛んだのに今日は当たらないのか」「なぜ練習場では打てるのにコースでは崩れるのか」——長くゴルフを続けると誰もがぶつかるこの疑問に、感覚ではなく科学的な理解で答えようとする一冊です。著者は長年欧州で活躍した元国際金融マン。米国Jacobs 3D Golfで科学的なスイング理論を学び、50代半ばでティーチングプロ資格を取得したという経歴の持ち主です。クラブの重心点に働く6種類の力を解析し、道具がどう力を受け取りボールへ伝えるのかを体系化。再現性を生むリテラシーを身につけることを目的に掲げています。
こんな人におすすめ
スイング動画を見返しても答えが出ない人、理屈から再現性を高めたい人、仕事の思考法と重ねて学びたい人。科学の言葉でゴルフを捉え直したい中上級者に向きます。
良い点
- 力学の枠組みで整理されている
- クラブ設計やルールにも触れる
- 著者の異色の経歴が刺激的
気になる点
- 専門用語が多く読み応えがある
- 初心者には難度が高い
- 実践の手順書ではない
出版社
日経BP
発売日
2026年03月27日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「なぜ昨日は飛んだのに今日は当たらないのか」……これ、完全に私の研究の悩みと同じです。昨日できた分析が今日できない。
佐藤メバル
著者のマツモトタスクさんも、まさにそこから始めているんですよ。長年欧州を拠点に活躍した元国際金融マンで、米国Jacobs 3D Golfで科学的なスイング理論を学び、50代半ばでティーチングプロ資格を取得した人でね。
クラブの重心点に働く6種類の力を解析して、道具がどう力を受け取り、ボールへ伝えるのかを体系的に説明します。
橘ナナミ
金融からゴルフへ、という転身がすごい。しかも「リスキリング」という言葉も出てくるんですね。
佐藤メバル
そう、科学的思考でプレーを再設計することは、ビジネスでの思考力や再現力を鍛えることにもつながる、という視点がある。
読んだあとに「なぜボールが飛ぶのか」「なぜ曲がるのか」を自分の言葉で説明できるようになる、というのがこの本のゴールです。
「物理学」×「クラブの構造」で解き明かす ゴルフスイングの新事実
小澤康祐 著|KADOKAWA
¥1,650(税込)
「ゴルフはクラブを使うスポーツ。クラブの構造を知らないと上達への道は開かれない」——この宣言から始まる、スイングの新しい見取り図です。著者の小澤康祐さんは運動学と物理学の視点からスイング改善を研究してきた人。まずクラブの構造そのものを解説し、面は上を向いている、先端は折れ曲がっている、ライ角がある、芯があるといった事実から出発します。フェースを返さない、テコを使わない、グリップを引っ張り続ける——最新のスイング像が、道具の側から導かれていく構成です。
こんな人におすすめ
クラブを買い替えても悩みが消えない人、手首の使い方で迷っている人、プロのスイングを構造から眺めたい人。道具の理屈から振りを考えたい中上級者に向きます。
良い点
- クラブの構造から説き起こす
- インパクトの物理が明快
- PGAプロの実例で締める
気になる点
- 専門用語が多く集中力が要る
- 初心者には難解
- 読み物としての軽さはない
出版社
KADOKAWA
発売日
2021年02月26日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
同じ著者の方の本がもう一冊。さっきは「水平面上の遠心力」でしたが、今度は「クラブの構造」が主役なんですね。
佐藤メバル
そう、こちらはより道具に寄った内容で、フェースを返さない、テコを使わない、グリップを引っ張り続ける——これが最新のスイングだと置いて、そこに至る理由をクラブの構造から説明していくんです。
橘ナナミ
「ゴルフクラブの面は『上』を向いている」という見出しが気になります。上を向いているのに、どうやってボールに当たるんでしょう。
佐藤メバル
そこが第一部の面白さでね。面の向き、先端の折れ曲がり、ライ角、芯の位置。当たり前だと思っていた道具の事実を並べ直すところから始まります。
後半ではダスティン・ジョンソンやジョン・ラームなど、PGAツアーの選手たちが体の個性に合わせてどうスイングを完成させているかを分析しています。クラブを敵にしない考え方を学べますよ。
橘ナナミ
補足で触れておくべきことって、まだありますか?
佐藤メバル
あるね。競合の記事で手薄になりがちなのが、同じテーマを扱った本でも「どの入口から入るか」で読後感が変わるという点だ。たとえばスイングを体の側から説明する内藤雄士氏の『ゴルフ 正しいスイングは「骨格」で理解する!』は、太っている人もやせている人も骨と関節の動きは同じだという立場を取る。一方で辻村明志氏の『ゴルフのトップコーチが教える スウィングの真髄』は、王貞治選手の一本足打法を作り上げた荒川博氏に師事した経験を背景に、「構えで勝負は決まっている」といった言葉でメソッドを語る。同じ「スイング」でも、解剖学の入口と、師匠から受け継いだ感覚の入口では、読む順番が変わってくる。
橘ナナミ
なるほど。で、実際に手を動かす練習はどうやって選ぶんでしょう。
佐藤メバル
そこは「理論・ドリル・実戦」の3層で考えるといい。理論を学ぶなら『ゴルフスイング物理学』や『世界標準のスイングが身につく科学的ゴルフ上達法』。ドリルで反復するなら『レッドベターの実戦ドリルブック』や『ゴルフは基本がすべて! てらゆーのゴルフスイング大全』。実戦の組み立てなら『タケ小山のゴルフ超上達ノート』や『上達の早さは逆算思考で決まる! てらゆーのゴルフスコアメイク大全』。この3層のどこが抜けているかで、次に買う一冊が決まる。
中古・電子・図書館をどう使い分けるか
橘ナナミ
予算を抑えたいとき、最初に手を出すならどれですか。
佐藤メバル
迷ったら図書館だね。とくにバーゲン本として出回っているタイトルは、在庫が入れ替わる。図書館で読んで、手元に置きたくなったら買う。この順番なら失敗しない。中古の場合は、書き込みや線引きの有無だけは必ず確認してほしい。ゴルフの教本は書き込みが役に立つこともあるけれど、前の持ち主の感覚が混ざるのが嫌な人もいるからね。
橘ナナミ
電子はどうですか?
佐藤メバル
電子は検索と持ち歩きが強い。理論書や科学系、理科的な内容の本と相性がいい。逆に、写真で動きを追うタイプの教本は、画面が小さいと読みにくいことがある。紙と電子のどちらが合うかは、その本が「言葉の本」か「写真の本」かで分ければいい。定額読み放題の対象かどうかは変動するから、購入前にストアで必ず確認を。
橘ナナミ
安さで選ぶと、内容が古くなっていないかが心配です。
佐藤メバル
そこは分けて考える。スイングタイプの見分け方や球筋の作り方、練習の組み立て方は、道具の進化ほどには古びない。だから中井学氏やマーク金井氏のバーゲン本は今も読める。一方で、クラブの構造や物理の前提を扱う本は、新しい版のほうが安心だ。硬い言い方をすれば、思想の本は古びにくく、事実の本は更新される。この見分けがつくと、安く買っても失敗しにくくなる。
著者実績と本の内容が一致しているかを見る
橘ナナミ
「実績と内容の一致」って、具体的にはどう見るんですか?
佐藤メバル
ツアーで戦った人の本なら、コース上の状況判断やメンタルの記述が濃くなる。飯島茜氏の『正しい打ち方教えます』がアドレス、ボディーターン、飛距離、ラウンドマネジメントという並びになっているのは、競技者の関心の順番そのものだ。深堀圭一郎氏の『大人のゴルフ上達講座』も、年齢を重ねたゴルファーの悩みに章を割いている。逆にレッスンの現場に立つ人なら、初心者や中級者がどこでつまずくかの解像度が高い。浦大輔氏の『ゴルフ1年生のためのスイングの教科書』は、クラブの選び方からアプローチとパターまで、初心者の抜け落ちを丁寧に拾う。
橘ナナミ
科学の専門家の本は、また違うんですね。
佐藤メバル
板橋繁氏は身体動作学とトレーニング論を専門とし、日体大でプロの指導にも携わってきた人だ。だから『世界標準のスイングが身につく科学的ゴルフ上達法』は、日本人ゴルファーの常識とされる項目を一つずつ並べて、世界標準と比べていく構成になっている。マツモトタスク氏の『ゴルフサイエンス ファンダメンタルズ』は、クラブの重心に働く力から入り、「なぜ曲がるのか」を自分の言葉で説明できるようにする。経歴と主張が同じ方向を向いているか——これが信頼性の見取り図になる。
橘ナナミ
最後に、選書の順番をもう一度整理してもらえますか。
佐藤メバル
悩みを一言にする。その悩みが目次にある本を探す。著者の実績と内容がつながっているか確かめる。そして価格ではなく、開き直す回数で選ぶ。この順番なら、バーゲン本でも定価の本でも、同じ判断ができるはずだよ。
よくある質問
安本大祐プロがおすすめ・愛読しているゴルフ本はある?
橘ナナミ
安本大祐プロがおすすめ・愛読しているゴルフ本はあるについて教えてください。
佐藤メバル
出典がたどれる形で「これが愛読書」と断定できる情報は、こちらの確認範囲では見つけられませんでした。まとめ記事で名前だけが独り歩きしているケースもあり、根拠が示せないものは紹介していません。本選びは「誰が読んだか」ではなく、骨格や遠心力、クラブの構造といった理屈を扱った本の中から、いまの自分の悩みに合うものを選ぶほうが確実です。著者本人の書名を探すより、内容で選ぶようにしてください。
安本大祐プロと安本憲雄プロは別人?どちらの本を選べばいい?
橘ナナミ
安本大祐プロと安本憲雄プロは別人?どちらの本を選べばいいについて教えてください。
佐藤メバル
同姓の別のプロゴルファーです。今回この記事で扱っている本には、どちらの著書も含まれていません。どちらの本を選べばいいかで迷っているなら、いったん名前を外して、その本が扱っているテーマが飛距離なのか、スイングなのか、寄せなのか、コースマネジメントなのかを見てください。テーマで選べば、結果として自分に必要な一冊にたどり着きます。
体重が軽くても飛距離を伸ばせる本はどれ?
橘ナナミ
体重が軽くても飛距離を伸ばせる本はどれについて教えてください。
佐藤メバル
内藤雄士氏の『ゴルフ 正しいスイングは「骨格」で理解する!』は、体型や筋力の違いはあっても骨と関節の動きは人間である以上同じだという前提から書かれています。小澤康祐氏の『ゴルフスイング物理学』は、力ではなくクラブの扱いと遠心力の理解から飛びを説明します。どちらも「パワーがないから飛ばない」という前提を外すところから始まる一冊です。
ゴルフの教本は中古で買っても内容は古くない?
橘ナナミ
ゴルフの教本は中古で買っても内容は古くないについて教えてください。
佐藤メバル
スイングタイプの見分け方や球筋の作り方、練習の組み立て方は、道具の進化ほどには古びません。バーゲン本として出回っている中井学氏やマーク金井氏の本も、タイプ別の特徴や練習の考え方は今も読めます。一方で、クラブの構造や物理学の前提を扱う本は新しい版のほうが安心です。思想の本は古びにくく、事実の本は更新される、と覚えておくと判断しやすくなります。
1000円以下で買えるゴルフの本にはどんなものがある?
橘ナナミ
1000円以下で買えるゴルフの本にはどんなものがあるについて教えてください。
佐藤メバル
バーゲン本として手頃な価格で出回っているのが、中井学氏の『ゴルフなぜプロはラウンド後に、アマはラウンド前に練習するのか?』、マーク金井氏の『一生役立つゴルフ スイングタイプ上達法』、吉田洋一郎氏の『超簡単!欧米流アプローチ&パットで90切り』、桑田泉氏のクォーター理論の本などです。中村香織氏の『これだけできれば大丈夫! 初心者女子のためのゴルフBOOK』も手に取りやすい一冊。価格は時期で動くので、購入前に必ず確認してください。
ゴルフ初心者におすすめの安い本は?
橘ナナミ
ゴルフ初心者におすすめの安い本はについて教えてください。
佐藤メバル
まず西尾和也氏の『いちばんわかりやすいゴルフ入門』。マナーやスコアカードの書き方から打ちっぱなしでの練習法まで、コースデビューまでの流れが一冊で追えます。動きを目で確認したいなら、新井真一氏の『Cool Golf はじめてのゴルフレッスン』が動画を見られるQRコード付きで、自宅と練習場だけでデビューを目指す構成です。予算を抑えたいなら、図書館で試してから手元に置く一冊を決めると失敗しません。
Kindle Unlimitedや電子書籍で読めるゴルフ本はある?
橘ナナミ
Kindle Unlimitedや電子書籍で読めるゴルフ本はあるについて教えてください。
佐藤メバル
定額読み放題の対象作品は入れ替わるため、この記事で断定することはできません。電子書籍は検索が速く、移動中にも読めるので、理論書や科学系の教本と相性がいいです。逆に写真で動きを追うタイプの教本は、画面が小さいと確認しづらくなります。紙か電子かは「言葉の本」か「写真の本」かで選び、対象状況は購入前に各ストアで確かめてください。
レッスン書とDVD・動画付きの本はどちらがおすすめ?
橘ナナミ
レッスン書とDVD・動画付きの本はどちらがおすすめについて教えてください。
佐藤メバル
動きの再現が目的なら、動画付きが有利です。『Cool Golf はじめてのゴルフレッスン』はQRコード、『初心者女子のためのゴルフBOOK』はスマホで見られるレッスン動画、『三觜喜一 スウィングの流儀』はYouTubeチャンネルとのコラボ企画を掲載しています。一方、なぜそう動くのかを理解したいなら理論書です。動画で覚えて、理論書で腹に落とす——役割を分けて併用するのが最短ルートです。
まとめ
橘ナナミ
だいぶ見えてきました。最初は「安本プロって誰だろう」で止まっていたのに、選び方までたどり着けた感じです。
佐藤メバル
それでいいんだ。読みたい一冊が決まったら、あとは練習場へ持っていくだけ。読んで満足して本棚に戻す、が一番もったいない。
橘ナナミ
わたしも、いきなり25冊は無理なので、まず一冊から始めます。100切りを目標にするなら、どのあたりがいいですか?
佐藤メバル
コースに出たことがないなら、西尾和也氏の入門書か、浦大輔氏のスイングの教科書。すでにラウンドしていて「飛ばない」が悩みなら、小澤康祐氏の物理学の本。そこで理屈が腹に落ちたら、北野正之氏の『お金をかけずに90を切るゴルフ』で練習の組み立てに進む。段階を踏むのが、結局いちばん近道だよ。
橘ナナミ
積み上げる感じ、いいですね!
佐藤メバル
ゴルフって、ティーショットでいきなりグリーンを狙う人はいない。フェアウェイに置いて、セカンドで運んで、寄せて、入れる。本を選ぶのも同じで、一冊でホールを終わらせようとしなくていい。長いホールを刻むように、自分のペースで一冊ずつ進めば、いつかグリーンに届く。安本プロが細身で飛距離を出すのだって、たぶん力を足しているのではなく、芯で捉えているからなんだろうね。
