ゴルフウェッジ2本のおすすめ人気ランキング19選【2026年版】
監修

佐藤メバル
@shelfy_mebaru
編集長。あらゆるジャンルの本を年間数百冊読み込む本のプロ。投資・経営から小説・実用書・絵本まで、良書と読者の相性を見抜く。

橘ナナミ
@medias_nanami
編集部の新人インターン。22歳の大学院生で、メディア論を研究中。「それ気になります!」が口癖の天然キャラ。読者の素朴な疑問を代弁する役割で、各メディアの専門家にいろんなジャンルの素朴な質問をぶつけていく。
最終更新: 2026年10月
橘ナナミ
佐藤さん、今日のテーマは「ゴルフ ウェッジ 2 本」だそうですね。でも私、ゴルフはやったことがなくて、ウェッジが何をするクラブなのかから分かっていません……。
佐藤メバル
いい質問だね。ウェッジはグリーン周りや100ヤード以内を受け持つクラブで、ピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジ、ロブウェッジといった番手の総称なんだ。今日はその中から「2本だけ選ぶならどうするか」を考える。この問題を14本全体のセッティングとして扱っているのが、鹿又芳典さんの『誰でもスコアアップできる! クラブ選び&セッティング術』だね。クラブのせいで出ていた余計なミスをなくす、という入口から書かれている。
橘ナナミ
14本も入るんですか!? そのうちの2本を選ぶとなると、けっこう悩みそう……。
佐藤メバル
そこは浦大輔さんの『Golf ゴルフはクラブが7割』が効く。上達はスイングが9割だと思われがちだけど、実際にボールを打つのはクラブそのものだと指摘している。だからまず手持ちの番手のロフトを確認して、足りない距離を逆算する。順番にいこう。
橘ナナミ
2本で本当に足りるんでしょうか? 少ない気がしてしまうんですが。
佐藤メバル
足りる人と足りない人がいる、というのが正確なところ。ロフトの階段がつながっている人は2本で足りる。逆に間がガバッと空いている人は、2本では埋まらない。今日は「自分の階段が埋まるかどうか」を基準に考えていこう。
ゴルフウェッジ2本の選び方
PWロフトから逆算してロフトを決める
佐藤メバル
起点は手持ちのピッチングウェッジのロフト。42〜44度なら48〜50度と54〜56度、45〜46度なら50〜52度と56度前後、47〜48度なら52〜54度と58度、という具合に埋めていく。4〜6度刻みでつなぐのが基本だよ。
橘ナナミ
もっと細かく刻んだほうが寄せやすそうな気もしますけど。
佐藤メバル
刻みすぎると2本が同じ距離になって、片方が使わなくなる。森守洋さんの『ゴルフクラブの原理原則』は「クラブが主、体は従」という立場で、クラブが正しく動くことを先に押さえている。ロフトの階段も同じで、理屈から決めると迷わなくなるんだ。
1本目はバンカー脱出か、距離の階段か
橘ナナミ
2本のうち1本目って、何を優先すればいいんでしょう。
佐藤メバル
迷ったらサンドウェッジ、つまり56度前後を1本目に置いて、もう1本でアイアンとの間を埋める。これが王道だね。永井延宏さんの『ゴルフ最後の壁があっさり破れるウェッジワークの極意』は、バンス、ソール、そしてコッキングというキーワードからウェッジを理解する本で、サンドウェッジで100ヤード飛ぶなら使い方が間違っていると指摘している。前作の『ゴルフ上達のカギを握る超ウェッジワーク』も同じ立場で、正しい使い方を覚えるとサンドウェッジの飛距離が落ち、逆にドライバーは伸びる、という話をしているんだ。
予算帯で選ぶ
佐藤メバル
予算は「〜1.5万円」「1.5〜2.5万円」「3万円以上」くらいで区切ると整理しやすい。1本ずつ買い足すなら、まず手頃な1本で試して、足りない距離がはっきりしてからもう1本を足す。この順番なら無駄が出にくい。セールや型落ちを狙うのも手だけど、溝の状態とセットで見てほしい。
橘ナナミ
いきなり2本買うより、1本ずつ検証したほうがよさそうですね。
2本セットで買うか、単品で組むか
佐藤メバル
セット商品は割安で揃う反面、片方が自分の距離に合わないリスクがある。ロフトの刻みが固定されるからね。単品で組めば階段は自由に設計できる。自分のロフトがはっきりしている人は単品、まだ分からない人はセットで当たりをつける、という分岐が現実的だよ。
シャフトはスチールかカーボンか
佐藤メバル
スチールは重くて安定しやすく、カーボンは軽くて振りやすい。ヘッドスピードが落ちてきた人やレディース、シニア、小柄な人は軽量カーボンや短めの長さが合いやすい。2本で揃えるか、1本だけ軽くするかも好みが分かれるところだね。
ヘッド形状・ソール幅・バウンス角
橘ナナミ
ヘッドの形って、そんなに違うんですか?
佐藤メバル
違うよ。宮本大輔さんの『クラブ特性 インパクト 操作法 ゴルフスイング解析図鑑』は、クラブの操作にはひとつだけ正解があり、それに合わせる体の動かし方は人それぞれ、という整理をしている。ウェッジも同じで、ソールが広くバウンスが大きいものは砂や深いラフで滑りやすく、狭くバウンスが小さいものは硬い地面やフェアウェイ向き。ネック形状も含めて、自分のミスの出方に合わせると失敗が減る。
ゴルフウェッジ2本をひと目で比較
橘ナナミ
えっ、19冊もあるんですか!?まずどう見ればいいんですか?
佐藤メバル
焦らず焦らず(笑)。まずはこの一覧で全体像を眺めてみよう。価格・著者・対象読者をまとめて見られるから、自分に近そうなのが分かるはず
ゴルフウェッジ2本のおすすめ人気ランキング
橘ナナミ
一覧だけだとピンと来ないので...1冊ずつ詳しく教えてください!
佐藤メバル
よし、それじゃあ1位から順に1冊ずつ解説していこう。各冊どんな人に向いてるかも合わせて話すから、自分に合いそうなのを見つけてほしい
ゴルフ最後の壁があっさり破れるウェッジワークの極意
永井延宏 著|青春出版社
¥1,100(税込)
「サンドウェッジで100ヤード飛ぶ」という自慢は、実はウェッジを正しく使えていないサインかもしれない——本書はそこから始まります。バンス、ソール、コッキングというキーワードでウェッジという道具を理解し、正しい動きを身につけることで、グリーンまわりで自信を持ってプレーできるようにする一冊。道具の構造から入るので、感覚頼みのレッスンでつまずいた人ほど納得しやすいはずです。同著者による別の一冊と並べると、ウェッジワークの理解が立体的になります。
こんな人におすすめ
グリーン周りのザックリやトップに悩み、感覚ではなく理屈からウェッジを立て直したい人。サンドウェッジの飛距離が安定しない、寄せの番手選びが毎回迷うという場面で効きます。練習場でウェッジだけを打ち込む時間を作れる人ほど収穫が大きいです。
良い点
- バンス・ソール・コッキングで整理
- 道具の理解から入るので再現性が高い
- グリーン周りの不安を減らせる
気になる点
- ウェッジ以外のクラブ選びは対象外
- パッティングの内容は含まれない
- 写真より文章で読ませる構成
出版社
青春出版社
発売日
2015年12月10日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
佐藤さん、“バンス”ってよく聞くんですけど、いまだに何のことか分かってなくて。この本はそこから説明してくれるんですか?
佐藤メバル
いい質問だね。この本はバンス、ソール、コッキングという三つのキーワードを軸に、ウェッジという道具を理解していく構成なんだ。
冒頭で「サンドウェッジで100ヤード飛ぶ人は、おそらくウェッジの正しい使い方ができていません」とズバリ書かれていて、飛距離の自慢が実は勘違いかもしれないと気づかされる。
道具の形から入るので、感覚に頼ってきた人にも腹落ちしやすいよ。
橘ナナミ
えっ、飛ぶほうがすごいと思ってました……。じゃあ、この本を読み終えると、グリーン周りで何が変わるんでしょう?
佐藤メバル
正しい動きをマスターできれば、グリーンまわりで自信を持ってプレーできるようになる、と本書は言い切っている。
寄せで迷わなくなることが狙いなんだ。書店員時代、ウェッジの棚は「とりあえず買ったけれど使い方が分からない」というお客さんが一番多かったジャンルでね。
そういう人にこそ最初に渡したい一冊だよ。
ゴルフ上達のカギを握る超ウェッジワーク
永井延宏 著|青春出版社
¥1,047(税込)
「オレはサンドウェッジで100ヤード飛ばす」——そう人に自慢していませんか、と問いかける一冊。正しいウェッジワークを身につけると、サンドウェッジの飛距離は落ち、逆にドライバーは伸びる。世界のトッププロも実践するという「コッキング」の極意を軸に、グリーン周りの考え方を組み立てていきます。同著者の後の一冊が道具の理解を整理した本なら、こちらは飛距離とコッキングの関係に焦点を絞った先駆け。読み比べるとウェッジ観が更新されます。
こんな人におすすめ
サンドウェッジを“飛ばすクラブ”として使ってしまっている人。得意番手がサンドで、100ヤード前後を打ち分けたい場面に向きます。ドライバーの飛距離まで伸びるという逆転の発想を、一度試してみたい人にもおすすめです。
良い点
- コッキングを軸にした一貫した構成
- 飛距離の考え方を転換できる
- 世界のトッププロの実践に触れる
気になる点
- 図版中心の入門書ではない
- コッキングの習得に時間がかかる
- ウェッジ以外のクラブは範囲外
出版社
青春出版社
発売日
2008年10月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
同じ永井さんの本でも、こっちはタイトルに“超”がついてますね。何が違うんでしょう? あ、でも先にこっちを読むべきなんでしょうか?
佐藤メバル
この一冊は「オレはサンドウェッジで100ヤード飛ばす、と人に自慢していませんか?」という問いから入るんだ。
正しいウェッジワークが身につくと、サンドウェッジの飛距離は落ちて、代わりにドライバーの飛距離が伸びる。
世界のトッププロも実践するコッキングの極意が核になっている。グリーン周りの番手を“飛ばす道具”として使っていた人ほど、読みながら考え方がひっくり返るはずだよ。
橘ナナミ
サンドの飛距離が落ちるのに、ドライバーは伸びるって、なんだか不思議じゃないですか? どういう仕組みなんでしょう?
佐藤メバル
そこが面白いところでね。コッキングの使い方を覚えると、ウェッジが“遠くへ飛ばす道具”から、狙った距離を打ち分ける道具に変わってくる。
振り方の無駄が減るから、他のクラブの動きも良くなる、という整理なんだ。理屈としてつながっているのが、この本の気持ちよさだよ。
誰でもスコアアップできる! クラブ選び&セッティング術
鹿又芳典 著|実業之日本社
¥1,078(税込)
クラブ選びと14本のセッティング次第で誰でもシングルになれる——と大胆に言い切る一冊。著者は、クラブのせいで生じていた余計なミスをなくし、ストロークの平均点を上げることが先だと説きます。飛距離はクラブで、スコアはセッティングで。個々のショットの性能と、スコアという結果は分けて考えよ、という整理が肝です。ウェッジ1本の話ではなく、14本全体の組み合わせからグリーン周りを見直せるのが、他のレッスン書との違いです。
こんな人におすすめ
番手選びに毎回迷う人、スコアが伸び悩む人。自分のプレースタイルやスイング、ミスの傾向に合ったクラブを選び、14本のセッティングを組み直したい場面で役立ちます。買い替えの前に読みたい人にもぴったりです。
良い点
- 14本全体のセッティングで考える
- ミスの傾向から選ぶ視点が実践的
- 飛距離とスコアを分けて整理
気になる点
- 個々の打ち方の技術書ではない
- 買い替え前提に読める部分がある
- 選び方は試打環境に左右される
出版社
実業之日本社
発売日
2021年03月18日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
“誰でもシングルになれる”って、すごい断言ですよね。クラブを替えるだけで本当にスコアって変わるんでしょうか……半信半疑です。
佐藤メバル
著者も、その疑問を先回りして書いているよ。「たかがクラブでそんなにスコアが変わるとは思えない」という人もいるかもしれないが、私の目から見ればアマチュアゴルファーのほぼ100%が、クラブを見直すことでスコアアップが図れる、と。
実際、クラブを換えて大幅にスコアアップしたお客さんがたくさんいるとも書いている。グリーン周りの悩みも、実は番手構成の問題かもしれないね。
橘ナナミ
14本のセッティングって、ウェッジを2本にするか3本にするか、みたいな話ですよね。私、そこは毎回なんとなく決めてました……。
佐藤メバル
まさにそこなんだ。この本は「飛距離はクラブで、スコアはセッティングで」と役割を分けて考える。個々のショットの結果にはクラブの性能が効くけれど、スコアという結果は14本の組み合わせで決まる、という整理だね。
ウェッジを1本足す、アイアンを1本抜くという判断が、寄せの選択肢を増やすことにつながる。自分のミスの傾向から逆算して読むと面白いよ。
Golf ゴルフはクラブが7割
浦大輔 著|エクシア出版
¥1,760(税込)
上達のカギはスイング技術が9割、クラブ性能は1割——そんな思い込みを古くからの誤解だと著者は指摘します。ボールを打っているのはクラブそのもの。だからクラブの重要度は最低でも7割、時にはそれ以上だと位置づける。最大の特徴は、従来のようなスイングレッスンを一切行わないこと。体やクラブの動かし方ではなく「そもそもどんなクラブを選ぶべきか」に焦点を当て、クラブを正しく選べばスイングも自然に良くなるという新しいサイクルを提案します。
こんな人におすすめ
スイング練習に行き詰まりを感じている人。練習量を増やす前に道具を見直したい場面に向きます。自分のクラブが自分に合っていないかもしれないという事実を受け入れ、専門家とともに見直したい人、買い替えの判断材料を先に欲しい人にも。
良い点
- スイングレッスンを一切しない潔さ
- クラブの重要度を再定義する視点
- 行き詰まりの突破口になりうる
気になる点
- 打ち方の技術は学べない
- クラブ選びは専門家の支援が前提
- クラブへの投資が前提になりがち
出版社
エクシア出版
発売日
2026年09月30日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
スイングレッスンを一切しない、って書いてあるのが意外でした。クラブを見直すだけで、本当に上達するんでしょうか?
佐藤メバル
著者の浦大輔さんは、多くのゴルファーが「上達のカギはスイング技術が9割、クラブ性能は1割程度」と思い込んでいるけれど、これは古くからの誤解だと指摘する。
ボールを打つのはクラブそのものだから、重要度は最低でも7割、時にはそれ以上だと位置づけているんだ。スイングをいじる前に、クラブが合っているかを見ようという順番の入れ替えだね。
橘ナナミ
順番を入れ替えるだけ、と聞くと簡単そうですが……クラブを選び直すだけで、スイングまで変わっていくものなんですか?
佐藤メバル
そこが本書の提案の核で、クラブを正しく選ぶだけでスイング自体も自然と良くなっていくというサイクルを説いている。
「自分のクラブは自分に合っていないかもしれない」という事実を受け入れ、専門家とともに見直すことこそ最短の上達ロードマップだと語っているよ。
だから一人で悶々と練習するより、まず道具の相談に行く。その背中を押してくれる一冊だね。
スピンを操る The Approach Palette
伊澤秀憲 著|日本文芸社
¥2,200(税込)
アプローチに特化した一冊で、著者はセオリーとされる打ち方やスタンス、グリップに対して時に真逆の考えを取り入れ、独自の「アプローチパレット」という概念を導き出しています。14項目の概要、ライの知識、シチュエーション例、練習法とドリルまでを段階的に整理。タイガー・ウッズのパレット考察を扱った特別コラムも収録されています。打ち方を一つに絞らず選択肢を持つという発想が、他のアプローチ本との大きな違いです。
こんな人におすすめ
寄せの引き出しを増やしたい中・上級者。ライや状況ごとに打ち方を選び分けたい場面で力を発揮します。感覚だけでなく理論としてアプローチを組み立て直したい人、プロの技術を体系として眺めたい読者にも向いています。
良い点
- 14項目のパレットで整理されている
- ライの知識から練習法まで一冊
- タイガー考察など読み物としても
気になる点
- 用語の抽象度がやや高い
- 初心者には情報量が多め
- 動画視聴が前提の部分がある
出版社
日本文芸社
発売日
2023年10月03日
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
“アプローチパレット”って、聞いただけでちょっと構えてしまうんですけど……。どういう意味なんでしょう?
佐藤メバル
名前は難しく聞こえるけれど、要はアプローチの引き出しを並べて整理したものなんだ。本書ではセオリーとされる打ち方やスタンス、グリップに対して、時に真逆の考えを取り入れながら、14項目のパレットとしてまとめている。
ライの知識やシチュエーション例、練習法とドリルまで続くから、目の前の一打をどのパレットで塗るか選ぶ感覚に近い。
タイガー・ウッズのパレット考察という特別コラムも入っているよ。
橘ナナミ
真逆の考え、というのが気になります。これまでのレッスンで習ったことを、いったん外していいんでしょうか?
佐藤メバル
そこは著者も意識していて、セオリーを頭ごなしに否定するのではなく、アプローチの深さと面白さを多くの人に知ってほしいという立場で書かれている。
だからすべてを捨てる必要はなくて、選択肢が増えるイメージで読めばいい。実際、プロでもスコアを崩す要因の一つがアプローチだと言われるくらいだから、引き出しを増やす価値は大きいよ。グリーン周りが楽しみになる一冊だね。
The アプローチ スコアを20打縮める「残り50ヤード」からの技術
タッド尾身 著|講談社
¥1,100(税込)
タイガー、マキロイ、ミケルソンも体現したという欧米式のショートゲームを、50ヤード以内という範囲に絞って解説する一冊。グリーン周りをスマートに切り抜けてスコアを大幅に縮める技術を、アプローチの基本、距離コントロール、球種の打ち分け、ラフや傾斜、バンカーの状況別ショットまで順に扱います。パターやFW、UTを使う状況にまで触れているのが特徴で、日本で散見するアプローチの勘違いを正すところから始まります。
こんな人におすすめ
グリーン周りでザックリやトップを繰り返し、スコアを崩してしまう人。残り50ヤード以内を得意にしたい場面に効きます。欧米式の考え方を基礎から知りたい人、クラブを増やさず打ち方を整理したい読者にも。
良い点
- 50ヤード以内に範囲を絞った構成
- 球種と状況別が細かく整理
- パターやUTの使い所にも言及
気になる点
- スイング全体は対象外
- 欧米式という前提に好みが分かれる
- 短い距離に特化している
出版社
講談社
発売日
2023年07月21日
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
“欧米式”って、日本のレッスンと何が違うんでしょう? グリーン周りの常識が変わるんでしょうか?
佐藤メバル
本書はまずアプローチの正解という章を置いて、日本で散見するアプローチの勘違いを指摘するところから始まる。
そのうえでグリーン周りをスマートに切り抜けてスコアを20打確実に縮める欧米式の技術を、距離コントロールやピッチ&ラン、ランニングアプローチ、バンプ&ランといった球種ごとに整理しているよ。
ロン・ストックトン氏が推薦の言葉を寄せているのも、内容の裏づけになっているね。
橘ナナミ
バンカーも載ってるんですね。目玉とか、硬い砂とか……苦手な状況がそのまま目次にある気がして、ちょっと気が重いです。
佐藤メバル
そこが実戦的でね。ザックリやトップの修正法に加えて、バンカーの基本から状況別のショット、目玉や左足上がり・左足下がり、ターゲットが近い・遠い、柔らかい砂・硬い砂まで並んでいる。
さらにパターやFW、UTを使う状況にも触れているから、クラブ選択ごと見直せる。50ヤード以内を“怖い場所”から“稼げる場所”に変える本だよ。
ゴルフクラブの原理原則
森守洋 著|主婦の友社
¥2,970(税込)
「ゴルフスイングの原理原則」に続くシリーズ第2弾として、正しいクラブの動きを知ることが良いスイングの習得につながるという立場から書かれた一冊。序章で「なぜクラブが主、体は従でなければいけないのか」を据え、クラブの特性、グリップの内圧変化、スイングを「棒振り」と「面合わせ」に分けて見る視点、ラウンドでの活かし方までを章立てで進みます。クラブ目線でスイングを見直すという一貫した軸が特徴です。
こんな人におすすめ
スイングを一生懸命磨いているのにスコアが伸びない人。動きの改善が目的化してしまっている場面で効きます。クラブ側から動きを整理し直したい中級者、原理から納得して練習したい読者にも向いています。
良い点
- クラブ目線で一貫して解説
- 章立てが学習の道筋になる
- 練習メニューまで踏み込む
気になる点
- 抽象度が高く初心者には重め
- 図や写真の好みは分かれる
- 即効性を求める人には遠回り
出版社
主婦の友社
発売日
2025年03月28日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
“クラブが主、体は従”って、言葉だけ聞くと逆のような気がします。体を動かすのがゴルフですよね? どういう意味なんでしょう?
佐藤メバル
これがこの本の一番おいしいところでね。序章のタイトルがまさに「なぜ『クラブが主、体は従』でなければいけないのか」で、ゴルフスイングはゴルフクラブが生み出すものだという立場から始まる。
クラブが正しく動くとはどういうことか、グリップを扱うのに不可欠な内圧変化、スイングは棒振りと面合わせでできている、という整理が続くんだ。
体の形を覚える前に、クラブがどう動きたいかを知ろうという順番だね。
橘ナナミ
なるほど……じゃあ練習の仕方も変わりそうですね。スコアが良くならない理由にも触れているんですか?
佐藤メバル
そこもちゃんと章として立てていて、クラブ目線でラウンドするという章で、スイングを磨いてもスコアが良くならない理由を扱っている。
そのうえで「クラブが主、体が従」のマスターメニュー、最後にはゴルフクラブの基礎知識とクラブにまつわるあれこれまで続く。
読み終えると、練習場で何を意識するかがはっきり変わってくるよ。
クラブ特性 インパクト 操作法 ゴルフスイング解析図鑑
宮本大輔 著|イースト・プレス
¥1,760(税込)
クラブの操作には1つだけ正解があるが、それに合わせた体の動かし方は人それぞれ違う——この前提に立って書かれた一冊。クラブの特性、インパクトの原理原則、クラブの操作概念を押さえたうえで、自分に合った体の動かし方を身につける方法をイラスト図解で解説します。ミスショットの分析と改善法、練習ドリルまで収録され、正解はひとつ、動かし方は人それぞれという整理が腹に落ちます。
こんな人におすすめ
人と同じ動きをしているつもりなのに球が揃わない人。クラブ操作を原理から学び直したい場面に向きます。ミスショットの原因を自分で分析できるようになりたい人、練習ドリルを順番に試したい読者にも。
良い点
- イラスト図解で理解しやすい
- ミス分析と改善法まで収録
- 練習ドリルが多数紹介されている
気になる点
- 図解の好みは分かれる
- 上級者には物足りない可能性
- 実践には反復練習が必要
出版社
イースト・プレス
発売日
2023年07月07日
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
クラブの操作には正解が1つだけ、でも体の動かし方は人それぞれ……この言い方、すごく気になります。矛盾してませんか?
佐藤メバル
いいところに気づいたね。クラブの操作には1つだけ正解がある。でも、それに合わせた体の動かし方は人それぞれ違うはずだ——これがこの本の出発点なんだ。
だから、体の形を全員同じに揃えるのではなく、クラブの正しい使い方を学んだうえで、自分に合った体の動かし方を見つけていく。
その方法をイラスト図解で丁寧に追いかけているよ。
橘ナナミ
クラブを知る、インパクトの原理原則、操作概念……目次を見るだけでも順番がありそうですね。どんなふうに読み進めればいいんでしょう?
佐藤メバル
PART1でゴルフクラブを知り、PART2でインパクトの原理原則、PART3でゴルフクラブの操作概念。
そのうえでPART4でスイングの習得方法、PART5でクラブ操作が身につくドリル、PART6でミスショットの分析と改善法という流れになっている。
おすすめの練習方法もたくさん紹介されているから、読みながら練習メニューを組み替えていくといい。ミスが出たときに原因を自分で見に行けるのが強みだよ。
Japan Brand Collection2026 PREMIUM GOLF CLUB Best72
サイバーメディア
¥1,500(税込)
世界のゴルフシーンで活躍するプロゴルファーの丸山茂樹氏を監修に迎え、全国のゴルフ場を厳選して紹介する一冊。コース設計、レストランや大浴場といったファシリティ、おもてなしの心まで、すべてにおいて一流のクラブを近隣の宿泊施設とあわせて掲載しています。クラブの性能や打ち方を扱う本ではなく、ラウンドという体験全体からゴルフを考える編集になっているのが、他のゴルフ書との違いです。
こんな人におすすめ
遠征ラウンドやゴルフ旅行を計画している人。コース選びの参考を探している場面や、宿泊先までまとめて検討したいときに役立ちます。仲間との幹事役を任された読者にも心強い一冊です。
良い点
- 全国のゴルフ場をまとめて比較できる
- 宿泊施設まで併せて紹介
- 施設やおもてなしの視点がある
気になる点
- 技術や練習法の内容はない
- 掲載内容は時期により更新される
- 予約や料金は別途確認が必要
出版社
サイバーメディア
発売日
2026年04月15日
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
この本、ウェッジの技術書が並ぶ中でちょっと毛色が違いますよね。ゴルフ場の紹介だって聞いて、びっくりしました。
佐藤メバル
そう、これは技術書ではなくてね。丸山茂樹氏を監修に迎えて、編集部が丸山プロとともに厳選した全国各地のゴルフ場を紹介している。
コース設計、レストランや大浴場といったファシリティ、おもてなしの心まで見たうえで、近隣の宿泊施設も併せて載せている。
クラブの話からは離れるけれど、ラウンドという体験全体からゴルフを見る一冊なんだ。
橘ナナミ
ウェッジの練習をするにしても、行くコースによって砂の硬さが違いますもんね。そういう視点でも使えそうです。
佐藤メバル
そこはうまくつながるね。ゴルフ旅行をより豊かにする、というのがこの本の目的だから、コースの個性を知っておくと、ラウンド前の準備も変わってくる。
バンカーやグリーン周りの芝がどんな場所かを事前に思い描けるだけで、寄せの組み立ても変わってくるよ。技術書と並べて棚に置いておくといい。
わっほー・まっちゃんと学ぶ!アプローチ技術のすべて
岩男健一 著|東洋館出版社
¥1,760(税込)
アプローチの最初のステップとして、ボールのライを確認することを最重要に置いた一冊。地面の硬さや芝の状況を一瞬で判断し、それに適した打ち方を選ぶ。左足下がりや芝が薄いライでは高い球を選ばないといった判断基準が、難易度別に初級・中級・上級・応用へと積み上がっていきます。各段階に卒業検定が用意され、ライから逆算して打ち方を決める考え方が身につきます。
こんな人におすすめ
練習場では打てるのにコースで寄らない人。ライを見ずに同じ打ち方をしてしまう場面に効きます。初級から上級まで段階的に練習したい人、動画と本を行き来しながら技術を確認したい読者にも。
良い点
- ライ判断を最初に置いた構成
- 難易度別で少しずつ進める
- 卒業検定で到達度を確認できる
気になる点
- 初級者には情報量が多め
- 動画併用が前提になりやすい
- 内容はアプローチに限定される
出版社
東洋館出版社
発売日
2024年09月19日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
“わっほー・まっちゃん”って、YouTubeで見たことあります! 本にも動画が連動しているんですか?
佐藤メバル
そう、QRコードから動画と対応しているから、本で読んだ打ち方をそのまま映像で確認できる。内容はライの見極めを軸にしていて、たとえば左足下がりや芝が薄いライではボールを上げるのが難しいから、高い球を打つ選択は避けるという判断を最初に教えてくれる。
クラブは58度を使いこなす、ボールはスピン系がマスト、バンカーショットのボール位置は右寄り、という基本も明快だよ。
橘ナナミ
卒業検定まであるんですね。初級・中級・上級・応用って分かれているから、自分のレベルから始められそうで助かります。
佐藤メバル
そこがうれしいところでね。目指すべき最初の壁は100切り、次に80台、そしてシングルと、段階ごとに練習メニューが組まれている。
10ヤードや30ヤード、50ヤード、逆目、夏の深いラフ、冬の枯芝、目玉やディボットまで状況が細かく分かれているから、自分の苦手な場面を名指しで練習できる。
練習では音を頼りに自分の感覚を大事にする、という考え方もいいね。
ゴルフ 寄せが安定する!サイコーアプローチ
菅原大地 著|池田書店
¥1,320(税込)
理想のアプローチは「もっとも失敗しないアプローチ」だと説く一冊。トップでグリーンを大きく越えてしまうミスを避けるために、あえてトップを狙って振り、クラブのリーディングエッジをボールの赤道の少し下に当てて低い球を打つ。高く上げたいときは、今度はあえてダフらせる。ピタッと寄せるという非現実的な目標を捨て、想定外のムダ球をとことん減らすという発想の転換が核です。
こんな人におすすめ
寄せのミスで大叩きしてしまう人。トップやダフりが怖くて振り切れない場面で効きます。成功率の高い寄せを覚えたい初級から中級の人、練習ドリルを順番に試したい読者にも向いています。
良い点
- 失敗を減らす発想が一貫している
- ドリルとQ&Aが収録されている
- 低い球と高い球の使い分けが明確
気になる点
- きれいな球筋を求める人には不向き
- スピンで止める技術は中心でない
- 動画を見る環境があるとより良い
出版社
池田書店
発売日
2021年09月13日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
“トップをあえて狙う”って、最初はぎょっとしました。トップって失敗ですよね? 狙って打つものなんですか?
佐藤メバル
そこがこの本の面白さなんだ。理想のアプローチはもっとも失敗しないアプローチで、グリーンを大きく越えてしまうミスを防ぐために、あえてトップを狙って振る。
クラブのリーディングエッジをボールの赤道の少し下に当て、低い球を打つことを心がけると、想定内の転がしになる。
ピタッと寄せるという非現実的な目標を手放して、想定外のムダ球を減らすというコンセプトだよ。
橘ナナミ
じゃあ、どうしても高い球で止めたいときは、どうするんでしょう? 我慢するしかないのかな、と気になっています。
佐藤メバル
そこもちゃんと用意されていて、高く上げたいときは今度はあえてダフらせる。クラブのソールを地面に当てにいく打ち方に切り替えると、今度はトップをしない打ち方になる。
トップ狙いとダフり狙いを切り替えるという整理がとても実践的でね。シチュエーション別の攻略と悩み解消のQ&A、練習ドリルまで入っているから、順番に試していくといいよ。
アプローチ、お見事!
ゴルフダイジェスト社
¥607(税込)
飛距離に自信がなくても、ショートゲームを磨けばスコアはグングン上がる——その立場から、『週刊ゴルフダイジェスト』で紹介したショートゲームレッスンの中から厳選した24レッスンを収録した一冊。アプローチの基本、実戦で役立つテクニック、パッティング術といったテーマ別に読みやすくまとめられています。雑誌レッスンを一冊に束ねた手軽さが持ち味で、厚い理論書の入り口としても使えます。
こんな人におすすめ
まず1冊、短いレッスンをまとめて読みたい人。アプローチとパターを同時に確認したい場面や、通勤や空き時間に少しずつ読み進めたいときに便利です。雑誌の切り抜きを探す手間を省きたい読者にも。
良い点
- 24レッスンがテーマ別に整理
- アプローチとパットを一冊で
- 短く読みやすい構成
気になる点
- 理論の深掘りは少なめ
- 掲載当時の内容が前提になる
- 図版の大きさは好みが分かれる
出版社
ゴルフダイジェスト社
発売日
2012年11月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
これは雑誌の記事をまとめた本なんですね。24レッスンもあって、どこから読めばいいんでしょう?
佐藤メバル
テーマ別にまとまっているから、目次から自分の課題を選べばいい。アプローチの基本、実戦で役立つテクニック、パッティング術という並びになっているので、まず基本を押さえてから実戦の場面に進むのが素直な読み方だね。
飛距離に自信がなくても、ショートゲームを磨けばスコアはグングン上がる、というのがこの本の立場。手軽さが持ち味だよ。
橘ナナミ
パッティングも入っているのがうれしいですね。寄せてから入れるところまで、ひとつながりで練習できそうです。
佐藤メバル
そう、そこが実は大きい。寄せとパットはセットで練習しないと、ラウンドでつながらないからね。24本という数も、一気に読むより1日1本ずつ試すくらいがちょうどいい。
書店員時代、こういう雑誌系のレッスン本は“読み終わったら練習場に持っていく”お客さんが多かった。理論書の前の一冊としても使いやすいよ。
武器になるショートゲーム
森守洋 著|青春出版社
¥1,026(税込)
ダウンブローはアイアンショットだけのものではなかった——アプローチやパッティングにもダウンブローの要素を取り入れることで、ダフリやトップをなくし、寄せでキュキュッとスピンをかけ、ワンパット圏内に寄せられるようになる。そんな立場から、スコアアップのカギを握る50ヤード以内を最短で攻略する考え方を示した一冊です。腕の回旋を意識して距離感のブレを抑えるという整理が、他のアプローチ本との違いになっています。
こんな人におすすめ
寄せの距離感が毎回ばらつく人。ダフリやトップを減らしたい場面や、バンカーショットをラクに出せるようになりたいときに効きます。50ヤード以内を最速で改善したい読者にも向いています。
良い点
- ダウンブローを寄せに応用する視点
- 距離感とバンカーを同時に扱う
- 50ヤード以内に絞った構成
気になる点
- 言葉の専門性がやや高め
- スイング全般の話は少ない
- 実践には反復練習が必要
出版社
青春出版社
発売日
2013年12月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
ダウンブローって、アイアンでボールをとらえるときの言葉だと思ってました。アプローチでも使うんですか?
佐藤メバル
まさにそこがこの本の主張でね。ダウンブローはアイアンショットだけのものではなかった、というところから始まる。
ダフリやトップをなくしたい、寄せでキュキュッとスピンをかけたい、いつでもワンパット圏内にピタッと寄せたい——そうした願いは、アプローチやパッティングにダウンブローの要素を取り入れることで実現できると説いている。
橘ナナミ
なるほど。腕の回旋という言葉も出てきますけど、そこを意識できると何が変わるのか、教えてください。
佐藤メバル
そこがグリーン周りが急に安定するポイントでね。本書は距離感がブレないアプローチと、ラクに出せるバンカーショットを柱に据えている。
腕の回旋を意識すると、手先で合わせにいく動きが減って、同じ振り幅で同じ距離が出しやすくなる。スコアアップのカギを握る50ヤード以内を、最短ルートで押さえにいく一冊だよ。
Cool Golf ショートゲーム・マスター
新井真一 著|新星出版社
¥1,320(税込)
ドライバーの300メートルもパターの1メートルも、ゴルフでは同じ1打にカウントされる——この当たり前を出発点に、スコアをまとめるために最も重要なショートゲームを一冊にまとめた入門書です。パッティングとアプローチの基本から、状況別のアプローチの打ち方までを理解できる構成で、いきなり100切りを目指す人に向いています。パターの1メートルも1打という視点でラウンドを見直せます。
こんな人におすすめ
100切りを目標にしている初級者。ドライバー練習ばかりでスコアがまとまらない場面で効きます。パッティングとアプローチを基礎から確認したい人、コースデビュー前後に一冊欲しい読者にも。
良い点
- 100切りという目標が明確
- パットとアプローチを一冊で
- 状況別の打ち方まで収録
気になる点
- 上級者には基本的な内容
- 突き詰めた理論書ではない
- 動画併用が前提になりやすい
出版社
新星出版社
発売日
2018年02月09日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
“ドライバーの300mもパターの1mも同じ1打”って、言われてみれば当たり前なんですけど、ハッとしました。
佐藤メバル
そういう一言が刺さる本だね。この一冊は、スコアをまとめるために最も重要なのがショートゲームだという立場で書かれている。
パッティング、アプローチに始まり、状況別のアプローチの打ち方を理解しておくことがスコアに直結する、といきなり100切りを目指す構成になっているよ。
スイングやドリルの動きを動画で確認できるQRコードが付いているのもありがたいね。
橘ナナミ
私、まさにドライバーばかり練習してました……。状況別って、どんな場面が載っているんでしょう?
佐藤メバル
グリーン周りのさまざまな状況を想定して、打ち方が整理してある。大事なのは、コースでのラウンドに必要なショートゲームに強くなるという目的がぶれていないことだね。
ドライバーに振り回されず、少ない打数で上がる感覚を先に覚えると、コースでの組み立てがぐっと楽になる。
初めてスコアを数える人にこそ読んでほしい一冊だよ。
無意識のショートゲーム
デイブ・ストックトン 著|青春出版社
¥1,760(税込)
残り30ヤード以内は1ラウンドで50打以上——なのに多くの人はドライバーやアイアンのフルスイングの練習に力を入れすぎている。逆にいえば、ショートゲームさえ上手くなれば、ショットはそのままでもスコアが急によくなる。PGAのトッププロも心酔するという著者が、すべての状況に対応できるたった2種類のアプローチショットを伝授する一冊です。覚えることを増やさず、絞り込む発想が新鮮です。
こんな人におすすめ
練習時間が限られている人。短い距離の打ち方を絞り込みたい場面や、技術を足すより引き算で整理したいときに効きます。バンカーが待ち遠しくなるという感覚を味わってみたい読者にも。
良い点
- 2種類に絞った明快な構成
- 30ヤード以内の重要性を再認識
- バンカーへの意識が変わる
気になる点
- 多くの球種を覚えたい人には物足りない
- フルスイングの内容は対象外
- 実践には反復練習が必要
出版社
青春出版社
発売日
2013年08月24日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
たった2種類のアプローチショットで、すべての状況に対応できるんですか? 逆に不安になるんですけど……。
佐藤メバル
その不安はもっともなんだけど、本書の出発点が効いているんだ。残り30ヤード以内は1ラウンドで50打以上あるのに、多くの人はドライバーやアイアンのフルスイングの練習に力を入れすぎている。
逆にいえば、ショートゲームさえ上手くなれば、ショットはそのままでもスコアが急によくなる。だから覚えることを増やすのではなく、2種類に絞るほうが現実的だという整理なんだよ。
橘ナナミ
PGAのトッププロも心酔する達人、という紹介も気になります。そんな人が絞り込んだ2種類なら、確かに信じたくなりますね。
佐藤メバル
そう、そこが説得力になっている。そして面白いのが最後の一文でね。これからは、バンカーに入れるのが待ち遠しくなるかもしれません、と締めくくられている。
苦手な場所が楽しみに変わるという感覚は、技術より先に欲しいものだと思うよ。30ヤード以内の練習の価値を見直したい人に向いているね。
SHINSEI Health and Sports ゴルフ アプローチ職人 ショートゲームで最強になる
新井真一 著|新星出版社
¥935(税込)
アプローチを極めてショートゲームの達人になり、いつでも80台以下のスコアを出せる技術を身につけるためのレッスン。著者は国内ツアーハーフ28の最小記録保持者で、その日の調子やコースコンディションに左右されない安定感が持ち味とされています。ドライバーに振り回されずスコアメイクを重視する大人のゴルファーに向けた一冊で、調子に左右されない技術という言葉が効きます。
こんな人におすすめ
スコアの波が大きくて安定しない人。80台を常連にしたい中級者や、ドライバーよりスコアメイクを大事にしたい場面に向きます。初心者から大人のゴルファーまで長く手元に置きたい読者にも。
良い点
- スコアメイク重視の姿勢が明確
- 記録を持つプロの技術に触れられる
- 初心者にも配慮した構成
気になる点
- 派手な飛距離の話は出てこない
- 上級者には基礎的に映る可能性
- 実践にはコース経験が必要
出版社
新星出版社
発売日
2016年11月14日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
“ハーフ28の最小記録保持者”って、すごい数字ですよね……。その人のアプローチって、やっぱり特別なんでしょうか?
佐藤メバル
肩書きだけではなくてね、この本の売りは、その日の調子やコースコンディションに左右されない安定感だと言われているところなんだ。
アプローチを極めてショートゲームの達人になれば、いつでも80台以下のスコアを出せる技術が身につく。ドライバーに振り回されず、スコアメイクを重視する大人のゴルファーに捧げる1冊、と位置づけられているよ。
橘ナナミ
大人のゴルファー向け、とありますけど、私みたいな初心者が読んでも大丈夫なんでしょうか……ついていけるか不安です。
佐藤メバル
大丈夫、もちろん初心者も身につけたいアプローチ・テクニックだと書かれているから、入口は開かれている。
ただ、全体のトーンはスコアをまとめにいく方向に寄っているので、飛距離を伸ばしたい時期の人より、そろそろ80台を安定させたいという人のほうが刺さると思う。
同じ著者の別の一冊と並べると、上達の階段がよく見えるよ。
桑田 泉のクォーター理論 90切りを常識にするアプローチ&パットの攻略法
桑田泉 著|マイナビ出版
¥1,628(税込)
「ゴルフの原理原則」を理解するために、感覚ではなく理屈に則ってショートゲームを組み立てる一冊。クォーター理論の根幹に沿って、スコアメイクの肝となるアプローチとパットを中心に、実践的な技術とストロークのポイントを手順を追って紹介します。持ち運びしやすいサイズにまとめられ、通勤時の電車内でも扱いやすい。雑誌や周囲のアドバイスに惑わされない軸を持てるのが強みです。
こんな人におすすめ
ベテランだがスコアが伸び悩んでいる人。感覚的なゴルフに限界を感じている場面や、情報が多すぎて何を信じればいいか分からないときに効きます。通勤時間を学習に変えたい読者にも。
良い点
- 理屈から組み立てる一貫性
- アプローチとパットを同時に扱う
- 持ち歩きやすいサイズ感
気になる点
- 独自理論の前提を受け入れる必要
- 感覚派には窮屈に感じられる
- 図解のボリュームは控えめ
出版社
マイナビ出版
発売日
2016年12月27日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
クォーター理論って、名前だけ聞くとすごく独特ですよね。どんな考え方なのか、まったく想像がつきません。
佐藤メバル
常識をくつがえす独自の指導法と、驚くべき成果でゴルフ界を席巻している、と紹介される桑田泉プロの理論でね。
この本ではその根幹に沿って、スコアメイクの肝となるアプローチとパットを中心にしたショートゲーム攻略を、感覚ではなく理屈に則って理解できるようにしてくれている。
雑誌やテレビ、周囲のアドバイスなど溢れる情報に惑わされず、手順を追って原理原則をつかむ構成だよ。
橘ナナミ
持ち運びやすいサイズ、というのも書いてありますね。電車の中で読みながら、ラウンド前に考えを整理するのに良さそうです。
佐藤メバル
そう、そこは意識的に作られていて、通勤時の電車内でも扱いやすいサイズにまとめられている。無理にドライバーを振り回すのではなく、ミスなく確実にスコアを縮める方法を身につける、というのが全体の方向だね。
スコアメイクに悩むベテランの感覚的な誤解を解き、改めてゴルフを再学習するのに向いている一冊だよ。
練習なしでも10打よくなる!アプローチ・パター
ゴルフ上達アカデミー 著|永岡書店
¥968(税込)
プロや上級者が重視するのはアプローチとパター——なぜならスコアアップの秘訣は寄せワンが取れるかどうかにかかっているから。そのために必要な技術、情報、練習法を一冊に盛り込んだハンディブックです。30ヤードのピッチ&ランのおさらいから、50ヤード以内の基本、シーン別の応用、バンカー、パッティング、練習法と道具まで章立てで進みます。寄せワンという目的から逆算した構成が特徴です。
こんな人におすすめ
スコアの最後の一打を減らしたい人。アプローチとパターをまとめて練習したい場面や、かばんに入れてコース前後に確認したいときに便利です。道具の見直しまで一緒に考えたい読者にも。
良い点
- 寄せワンという目的が明確
- バンカーからパットまで網羅
- 練習法と道具の章もある
気になる点
- 内容はコンパクトにまとまっている
- 深い理論を求める人には物足りない
- 上級者向けの応用は限られる
出版社
永岡書店
発売日
2021年05月31日頃
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
“練習なしでも10打よくなる”って、タイトルが強気ですよね。それって、どういう理屈なんですか?
佐藤メバル
プロや上級者が重視するのはアプローチとパターで、その理由はスコアアップの秘訣が寄せワンを取れるかどうかにかかっているから、というのが著者たちの立場なんだ。
つまり新しい技術を大量に覚えるのではなく、グリーン周りとパットで無駄を減らせば10打は変わる、という主張だね。
そのために必要な技術、情報、練習法をハンディブックとして一冊にまとめているよ。
橘ナナミ
30ヤードのピッチ&ランをおさらいするところから始まるんですね。基本に戻る感じがして、ちょっと安心します。
佐藤メバル
その順番がいいんだ。30ヤードのピッチ&ラン、ピタッと寄せるアプローチの基本、ザックリとトップの撲滅や距離感の作り方、ライ別や季節ごとの応用、砂の状態別のバンカー、1回で決めるパッティング、そして練習法と道具。
最後に道具まで触れているから、ウェッジ選びの見直しにもつながる。かばんに入れておける一冊だよ。
【バーゲン本】超簡単!欧米流アプローチ&パットで90切り
吉田洋一郎 著|Gakken
¥550(税込)
スコアに直結するアプローチとパッティングの技術は欧米流で決まり——そう位置づけて、科学的な研究の繰り返しで生み出された技術レッスンを紹介する一冊。簡単に実践できるヒントが詰まっていて、グリーン周りからの打数が計算できるものになっていく、と説きます。90切りを目標に据えた構成で、再現性のある寄せとパットを求める人に向いています。
こんな人におすすめ
90切りを目前にしている人。グリーン周りの打数が読めずに崩れてしまう場面や、感覚より理屈で組み立てたいときに効きます。短い時間で要点をつかみたい読者にも向いています。
良い点
- アプローチとパットを同時に扱う
- 実践しやすいヒントが中心
- 90切りという目標が明確
気になる点
- 深い理論の解説は控えめ
- 欧米流という前提に好みが分かれる
- バーゲン本のため流通が変わりやすい
出版社
Gakken
発売日
詳細情報なし
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
“欧米流”で、しかもバーゲン本なんですね。こういう本って、内容はコンパクトにまとまっているんでしょうか?
佐藤メバル
コンパクトだけれど、方向ははっきりしているよ。スコアに直結するアプローチとパッティングの技術は欧米流で決まり、という立場で、科学的な研究の繰り返しで生み出される技術レッスンを紹介している。
簡単に実践できるヒントが満載で、あなたのグリーン周りからの打数が計算できるものになる、というのが狙いだね。目指せ90切り、とゴールも明快だよ。
橘ナナミ
打数が計算できるようになる、ってところがいいですね。寄せが“当たったら儲けもの”にならないようにしたいです。
佐藤メバル
そこがこの本のいちばんうれしい効果だと思う。うまく寄せることより、何打で上がるかを見積もれるようになる。
グリーン周りが運任せでなくなるだけで、ラウンドの組み立てがぐっと落ち着くよ。短い距離の技術を欧米流の考え方で整理したい人には、手に取りやすい一冊だね。
「打ち方」と「ロフト選び」はセットで設計する
橘ナナミ
クラブを選んだあとに、打ち方の話が来るんですね。逆じゃないんですか?
佐藤メバル
順番はどちらでもいいけど、切り離せない。たとえば菅原大地さんの『ゴルフ 寄せが安定する!サイコーアプローチ』は、ピタッと寄せるのを目標にせず、もっとも失敗しないアプローチを掲げている。トップをあえて狙って低い球を打ち、高く上げたいときはあえてダフらせる、という発想だね。こういう打ち方をするなら、58度のような難しい番手を無理に持たなくてもいい。
橘ナナミ
なるほど……。じゃあ、ソールを地面に当てていく打ち方なら、バウンスが大きいほうがいいとか。
佐藤メバル
そう、そこがつながる。開いて使うならバウンスが効くし、振り幅で距離を作るならロフトは近めに刻む。岩男健一さんの『わっほー・まっちゃんと学ぶ!アプローチ技術のすべて』は、まずライを判断してから打ち方を選ぶ、という順番を徹底していて、ボール選びまで含めてクラブ選択の話をしている。ライが悪ければ上げる選択をしない、という判断が先なんだ。
橘ナナミ
「ライを見てから」って、クラブを選ぶ前の話ですもんね。
佐藤メバル
そう。伊澤秀憲さんの『スピンを操る The Approach Palette』は、ライの知識をパレットとして整理している。タッド尾身さんの『The アプローチ』は50ヤード以内を欧米式の発想で組み立てていて、バンカーも含めて状況別に打ち分ける。デイブ・ストックトンたちの『無意識のショートゲーム』にいたっては、全ての状況に対応できるのはたった2種類のアプローチショットだと伝えている。2本のウェッジと2種類の打ち方、という発想は相性がいいんだ。
中古・型落ち・新溝ルールとメンテナンス
橘ナナミ
中古で2本揃えるのって、ありなんですか?
佐藤メバル
ありだけど、見るべき点がある。溝が摩耗していないか、フェース面の傷、ソールの減り、そしてルールへの適合。溝の規定は競技によって扱いが違うから、参加する競技の規定を必ず確認すること。型落ちは狙い目だけど、年式が古いと溝が減っている個体もある。
橘ナナミ
溝が減ると、何が変わるんでしょう。
佐藤メバル
ざっくりいえばスピンがかかりにくくなる。だからこそ普段の手入れが効く。ラウンド後はフェースと溝を拭き、ヘッドカバーをつけておく。これだけで寿命の感じ方が変わるよ。試打するときは、自分の飛距離帯で4〜6度の間隔が実際に階段になっているかを必ず見る。ハンデやヘッドスピード別に実測のギャップを見ておくと、あとで後悔が少ない。買い足して検証するのは1本ずつでいい。
レディース・シニア・小柄な人の2本の始め方
橘ナナミ
家族にゴルフを始めたい人がいるんですけど、体力に自信がないみたいで。
佐藤メバル
その場合は軽量カーボンで、長さとライ角を自分に合わせるのが先。鹿又さんの『誰でもスコアアップできる! クラブ選び&セッティング術』が言うように、個々のプレースタイルやミスの傾向に合わせて14本を組むのが前提だからね。まずはサンドウェッジ1本と、アイアンとの間を埋める1本。永井さんの2冊が扱っているバンスとソールの考え方は、砂地や芝の状態に左右されやすい人ほど効いてくる。
橘ナナミ
若い人もベテランも、同じ考え方でいいんですね。
よくある質問
ウェッジは2本で本当に足りる?何本が正解?
橘ナナミ
ウェッジは2本で本当に足りる?何本が正解について教えてください。
佐藤メバル
手持ちのピッチングウェッジとの間が4〜6度刻みでつながっていれば、2本で足りる人は多いです。逆に間が大きく空いているなら2本では埋まりません。14本全体の階段がつながっているかが判断の基準で、本数そのものに正解はありません。鹿又芳典さんの『誰でもスコアアップできる! クラブ選び&セッティング術』は、この考え方をセッティング全体として整理しています。
PWが44度のとき、2本なら何度と何度を選べばいい?
橘ナナミ
PWが44度のとき、2本なら何度と何度を選べばいいについて教えてください。
佐藤メバル
48〜50度と54〜56度あたりが目安になります。6度前後の間隔でつなぐと、アイアンからグリーン周りまで距離の階段が途切れにくくなります。まずは実際に打って、隣り合う番手の飛距離差が空きすぎていないかを確認してください。
52度と58度の2本でも大丈夫?
橘ナナミ
52度と58度の2本でも大丈夫について教えてください。
佐藤メバル
6度刻みなので成立します。特にピッチングウェッジが47〜48度の人は収まりやすい組み合わせです。ただし58度は開いて使う場面が増える番手なので、菅原大地さんの『ゴルフ 寄せが安定する!サイコーアプローチ』のように、失敗を減らす打ち方から入ると扱いやすくなります。
ウェッジの2本セットを買うのはあり?単品のほうがいい?
橘ナナミ
ウェッジの2本セットを買うのはあり?単品のほうがいいについて教えてください。
佐藤メバル
ありですが、片方が自分の距離に合わないリスクは引き受けましょう。ロフトの刻みが固定されるためです。自分のピッチングウェッジのロフトが分かっている人は単品で組むほうが自由度が高く、まだ分からない人はセットで当たりをつけて、後から1本だけ入れ替えるのが現実的です。
ウェッジ2本のおすすめモデルと相場は?
橘ナナミ
ウェッジ2本のおすすめモデルと相場はについて教えてください。
佐藤メバル
具体的なモデル名と実売価格は本記事のランキング本体でまとめて比較しています。相場は時期や型落ちの有無で動くので、予算帯を「〜1.5万円」「1.5〜2.5万円」「3万円以上」の3つに分けて考え、セールや型落ちを狙うと選びやすくなります。
バウンス角は何度を選べば失敗しない?
橘ナナミ
バウンス角は何度を選べば失敗しないについて教えてください。
佐藤メバル
単体の数字ではなく、ソール幅とセットで考えます。砂が柔らかい、深いラフが多いなら大きめ、硬い地面やフェアウェイからの転がしが多いなら小さめが扱いやすいです。自分のミスの出方を基準にすると外しにくくなります。
スチールシャフトとカーボンシャフト、どっちがいい?
橘ナナミ
スチールシャフトとカーボンシャフト、どっちがいいについて教えてください。
佐藤メバル
スチールは重く安定、カーボンは軽く振りやすいのが大まかな違いです。ヘッドスピードが落ちてきた人、レディース、シニア、小柄な人は軽量カーボンや短めの長さが合いやすいです。2本で揃えるか片方だけ軽くするかは、打ちやすさで決めて構いません。
中古で2本揃えても問題ない?新溝ルールはどう見る?
橘ナナミ
中古で2本揃えても問題ない?新溝ルールはどう見るについて教えてください。
佐藤メバル
問題ありませんが、溝の摩耗とルール適合は必ず確認してください。溝の規定は参加する競技によって扱いが異なるため、競技の規定を確認するのが前提です。年式の古いものは溝が減っている個体もあるので、フェース面の傷とあわせて見て、普段から拭き掃除とヘッドカバーの習慣をつけると長く使えます。
まとめ
橘ナナミ
今日は「2本」の奥深さにびっくりしました。最初は少ないと思っていたのに、逆算、バウンス、シャフト、打ち方まで全部つながっているんですね。
佐藤メバル
そうなんだ。書店員だった頃、ウェッジを4本持っているのに全部同じ距離しか打てない、というお客さんがいた。本数じゃないんだよね。
橘ナナミ
本数じゃない、か……。じゃあ私がもし始めるなら、まずサンドウェッジを1本、それから足りない距離を数えてからもう1本、でいいですか?
佐藤メバル
それでいい。打ち方を学ぶなら、桑田泉さんの『クォーター理論』のように感覚ではなく理屈で組み立てる本もあるし、新井真一さんの『アプローチ職人』のように安定感を軸にした本、『練習なしでも10打よくなる!アプローチ・パター』や『超簡単!欧米流アプローチ&パットで90切り』のように短い距離から始める本もある。読みながら、自分の2本を決めていけばいい。
橘ナナミ
読んでから買う、でも買ってから読む、でもよさそうですね。
佐藤メバル
ウェッジ2本は、14本という長い階段の最後の2段に手すりをつけるようなもの。上る速さは変わらないのに、降りるときに転ばなくなる。その2段を、自分の足の幅に合わせて選んでほしい。
