子育て支援センターについて学べる本のおすすめ人気ランキング25選【2026年版】

監修

佐藤メバル

佐藤メバル

@shelfy_mebaru

編集長。あらゆるジャンルの本を年間数百冊読み込む本のプロ。投資・経営から小説・実用書・絵本まで、良書と読者の相性を見抜く。

橘ナナミ

橘ナナミ

@medias_nanami

編集部の新人インターン。22歳の大学院生で、メディア論を研究中。「それ気になります!」が口癖の天然キャラ。読者の素朴な疑問を代弁する役割で、各メディアの専門家にいろんなジャンルの素朴な質問をぶつけていく。

最終更新: 2026年10月

橘ナナミ

橘ナナミ

佐藤さん、「子育て 支援 センター 本」で調べているんですけど、出てくるのが支援員向けの研修テキストばかりで……。赤ちゃんがいるお母さんが読む本を探している人が、これでいいのかなって思っちゃいました。

佐藤メバル

佐藤メバル

いいところに気づいたね。実はそこがこのテーマのいちばん難しいところなんだ。子育て支援センターで働く人が読む本と、センターに通うお父さんお母さんが読む本は、同じ棚に並んでいても役割がまったく違う。まず「誰が読むのか」を決めないと、書名を眺めているだけでは選べないよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど!じゃあ、支援する側の本と、支援される側の本で分けて考えるんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。たとえば『詳解 地域子育て支援拠点ガイドラインの手引 第4版』は、子育てひろばの基本原則になるガイドラインを解説した、従事者の土台になる一冊。一方で『三歳までの子どものこころ相談室』は、三歳までという時期に焦点を絞り、〈可愛いと思えません〉といった親の戸惑いまでQ&Aで扱っている。前者は職員の研修用、後者は相談の場で親と一緒に開く本、という使い分けができるんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

同じ「子育て支援センターの本」でも、立ち位置が全然違うんですね。読み方を間違えると、必要な人に届かなさそうです。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこが今日のテーマだね。選び方の軸を一緒に整理していこう。

子育て支援センターについて学べる本の選び方

読む人別(親/支援センター職員/祖父母・パパ)で選ぶ

橘ナナミ

橘ナナミ

まずは読む人で分けるんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

うん。職員・支援員なら『子育て支援員研修テキスト 第3版』や『自治体の子育て支援担当になったら読む本』、保育者として保護者と向き合うなら『保育者のための0・1・2歳児の子育て支援ハンドブック』。逆に親の側が手に取るなら、『子育て支援は親支援』のように「支援される自分」を否定しない本が入り口になる。

悩み別(寝かせつけ/食事/イヤイヤ/発達/しつけ)で選ぶ

橘ナナミ

橘ナナミ

寝ない・食べない・イヤイヤ、みたいに悩みから引く選び方もできますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

できるよ。『保育者のための0・1・2歳児の子育て支援ハンドブック』は「寝ない」「食べない」「トイトレはいつから?」「赤ちゃん返り」など61例の相談を、生活・発達・人間関係などのカテゴリーで引ける。発達が気になるときは『3歳までの親子支援と保育・療育』のように、0歳期からの支援と療育の実際を追える本が助けになる。

情報の根拠(研究・臨床・体験談)で信頼度を見分ける

橘ナナミ

橘ナナミ

育児書って、言い切りの強い本も多くて。どれを信じればいいんでしょう。

佐藤メバル

佐藤メバル

根拠の種類を見るといい。『フィンランドのネウボラに学ぶ 母子保健のメソッド』はエビデンスからフィンランドの保健活動の有効性を検討しているし、『子育て支援に活きる心理学』は発達心理学や臨床心理学などの第一人者が分野ごとに解説している。体験談か、臨床か、研究か。著者が何を根拠に語っているかを確かめてから読むと、振り回されにくいよ。

形式(ワーク・事例・文章量・索引の有無)で読みやすさを選ぶ

橘ナナミ

橘ナナミ

分厚い研修テキストは、正直ちょっと身構えちゃいます。

佐藤メバル

佐藤メバル

なら形式で選ぼう。『ワークで学ぶ 子育て支援』や『演習 子育て支援』は、講義部分とワークを交互に置いて手を動かしながら進める形。『エピソードでわかる子ども・子育て支援』は日常の「あるある」から入る読みやすい入門書だよ。索引や目次の粒度も、相談の現場では大事な選定ポイントになる。

入手性(図書館在庫・電子書籍・価格帯)で選ぶ

橘ナナミ

橘ナナミ

研修テキストって、けっこう高いイメージがあります。

佐藤メバル

佐藤メバル

価格帯は幅があるからね。施設でまとめて研修用にそろえる本は、まず図書館や勤務先の蔵書を確認するのが現実的。手元に置いて何度も引く本——たとえば相談のたびに開く『保育者のための0・1・2歳児の子育て支援ハンドブック』のようなタイプ——だけを、電子書籍の対応も見たうえで自分で買う、という選び方が無理がない。

出版年(最新の知見かロングセラーか)で選ぶ

橘ナナミ

橘ナナミ

改訂版が多いのも気になります。

佐藤メバル

佐藤メバル

制度が動く分野だからね。『子育て支援員研修テキスト』はこども基本法やこども家庭庁の設置をふまえて統計やガイドラインを見直した第3版、『地域子育て支援拠点で取り組む利用者支援事業のための実践ガイド』も制度改正に対応した第2版。制度の本は新しい版を、支援の姿勢や理念の本は息の長い一冊を、と役割で分けるといい。

子育て支援センターについて学べる本をひと目で比較

橘ナナミ

橘ナナミ

えっ、25冊もあるんですか!?まずどう見ればいいんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

焦らず焦らず(笑)。まずはこの一覧で全体像を眺めてみよう。価格・著者・対象読者をまとめて見られるから、自分に近そうなのが分かるはず

#画像名称おすすめ対象価格一言
1
三歳までの子どものこころ相談室: 子育て支援センターQ&A
三歳までの子どものこころ相談室: 子育て支援センターQ&A子育て支援センターや保健センターで、保護者の切実な相談を受ける立場の方。制度の知識はあるけれど、目の前の「可愛いと思えない」という声にどう応えるか迷っているとき。また、0〜3歳の子を持つ親が自分の感情を責めずに読む座右の書としても。Q&A形式なので必要な項目から拾い読みできます。¥1,5403歳までの心を支えるQ&A
2
詳解 地域子育て支援拠点ガイドラインの手引 第4版: 子ども家庭福祉の制度・実践をふまえて
詳解 地域子育て支援拠点ガイドラインの手引 第4版: 子ども家庭福祉の制度・実践をふまえて子育てひろばの従事者で、初任から中堅まで。自治体や団体で研修を設計する担当者、運営主体として拠点に関わる人。日々の実践をガイドラインに照らして確かめたいとき、巻末資料と実践例を手引きとして引く使い方に向く。¥2,420拠点ガイドラインの決定版
3
地域子育て支援拠点で取り組む利用者支援事業のための実践ガイド 第2版
地域子育て支援拠点で取り組む利用者支援事業のための実践ガイド 第2版子育てひろばなどで利用者支援専門員として働く人、これから研修を受ける人。自治体で研修を設計する担当者や、実践のスキルアップを図りたい中堅の支援者。日々の相談対応を見直したいときに、短い分量で要点をつかみたい場面に向く。¥2,200利用者支援専門員の必携書
4
地域とともに歩む子育て支援――いつ、どこで、誰が、なにを支援するか
地域とともに歩む子育て支援――いつ、どこで、誰が、なにを支援するか自治体の子育て支援担当や、地域で支援活動を始めたい人。支援機関に勤める実践者で、制度的な枠を超えて当事者に寄り添う方法を探している人。自分の地域の取り組みを置き換えて考える材料として、現場の記録を読み込みたい場面に向く。¥18現場調査で描く支援の現在
5
地域子育て支援のい・ろ・は: どの保育園でもできる子育てひろばからセンターに (保育園経営ブックレット 1)
地域子育て支援のい・ろ・は: どの保育園でもできる子育てひろばからセンターに (保育園経営ブックレット 1)地域子育て支援にこれから乗り出す私立保育園の管理者・経営層。すでに子育てひろばを運営していて方向性を整理したい園の担当者。分厚いガイドラインの本に入る前の導入として、まず全体像を短時間で掴みたい場面に向く。-保育園発ひろばの入門

子育て支援センターについて学べる本のおすすめ人気ランキング

橘ナナミ

橘ナナミ

一覧だけだとピンと来ないので...1冊ずつ詳しく教えてください!

佐藤メバル

佐藤メバル

よし、それじゃあ1位から順に1冊ずつ解説していこう。各冊どんな人に向いてるかも合わせて話すから、自分に合いそうなのを見つけてほしい

三歳までの子どものこころ相談室: 子育て支援センターQ&A
1

三歳までの子どものこころ相談室: 子育て支援センターQ&A

小柳晴生 著|木立の文庫

¥1,540(税込)

4.8

こども家庭庁の開設で制度の枠組みは動きましたが、その縦割りを補うのは現場の大人と子どものメンタル面です。この本は、子育て支援センターの相談室に寄せられたQ&Aを軸に、三歳までというKey-Ageに焦点を絞って「心とからだ」の交流現場を伝えます。電動自転車に象徴される利便性が進んでも、子育てはそれほど楽にならない——そのギャップが大人の戸惑いを生み、《可愛いと思えません》《叩いてしまいます》といった声も絞り出される。制度解説の硬い本とは違い、相談者の言葉そのものから支援の形を考える一冊です。

こんな人におすすめ

子育て支援センターや保健センターで、保護者の切実な相談を受ける立場の方。制度の知識はあるけれど、目の前の「可愛いと思えない」という声にどう応えるか迷っているとき。また、0〜3歳の子を持つ親が自分の感情を責めずに読む座右の書としても。Q&A形式なので必要な項目から拾い読みできます。

良い点

  • 3歳までに絞ったKey-Age視点
  • 現場の生々しいQ&Aを収録
  • 制度より心の交流に焦点

気になる点

  • 3歳以降の相談は扱いが薄い
  • 体系的な制度解説は期待薄
  • Q&Aゆえ通読には不向き

出版社

木立の文庫

発売日

2023年1月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

子育て支援センターの本って、制度の解説ばかりだと思っていました。でもこれは『可愛いと思えません』みたいな、生々しい相談が載っているんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

いいところに気づいたね。制度は整っても、現場では言葉にしづらい感情が渦巻いている。この本は三歳までという時期に絞って、大人と子どものメンタル面をQ&Aで拾っていきます。

電動自転車に象徴される利便性が進んでも子育てはそれほど楽にならない、その戸惑いが《叩いてしまいます》といった相談になって表れる。

相談者の生の声から支援を考える構成なんです。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。制度の本を読んでも、この言いにくい気持ちは見えてこないですもんね。これは実際に窓口に立つ人向けの本なんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、支援センターや保健センターの相談員にこそ手に取ってほしい。ただ、0〜3歳の子を持つ親が自分の感情を責めずに読むのにも向いています。

逆に3歳以降や制度全体の体系は薄いので、そこは別の本で補うといい。必要な項目から拾い読みできるのもQ&Aの強みですよ。

詳解 地域子育て支援拠点ガイドラインの手引 第4版: 子ども家庭福祉の制度・実践をふまえて
2

詳解 地域子育て支援拠点ガイドラインの手引 第4版: 子ども家庭福祉の制度・実践をふまえて

渡辺顕一郎 著|中央法規出版

¥2,420(税込)

4.7

地域子育て支援拠点、いわゆる子育てひろばは、児童福祉法に基づく子育て支援事業の一つで、子育て支援の中核的機能を担うことが期待されています。運営主体は市町村や社会福祉法人などで、保育士から子育て経験者、児童厚生員まで多様な実践者が支える。親子の出会いと交流の場であり、同時に地域社会を作りだす場でもあります。本書は、その基本原則となるガイドラインをわかりやすく解説し、初任者から中堅者のスキルアップまで幅広く使える。第4版として子ども家庭福祉の制度と実践をふまえ更新されているのが強みです。

こんな人におすすめ

子育てひろばの従事者で、初任から中堅まで。自治体や団体で研修を設計する担当者、運営主体として拠点に関わる人。日々の実践をガイドラインに照らして確かめたいとき、巻末資料と実践例を手引きとして引く使い方に向く。

良い点

  • ガイドラインを逐条的に解説
  • 研修テキストに使える構成
  • 実践例と巻末資料が充実

気になる点

  • 一般の親向けではない
  • 制度改正で改版が必要
  • 実践の情緒面は薄め

出版社

中央法規出版

発売日

2023年1月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

“ガイドライン”って聞くと、法令の条文みたいで身構えてしまいます。これもそんなに硬い本なんでしょうか?

佐藤メバル

佐藤メバル

硬さはあるよ、でもこれは現場の基本原則を噛み砕いた手引です。子育てひろばは児童福祉法に基づく事業で、子育て支援の中核を担うと期待されている。

運営主体は市町村や社会福祉法人などで、保育士から子育て経験者、児童厚生員まで多様な人が支えている。その共通の土台になるのがガイドラインで、第4版では制度と実践をふまえて更新されているんです。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど、多様な人が関わるからこそ共通の土台が要るんですね。これは主に誰が読む想定の本なんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

まず子育てひろばの従事者、初任者から中堅まで。自治体や団体の研修テキストとしても使いやすい。目次も子ども家庭福祉と子育て支援、基本的視点、拠点、課題、実践例、巻末資料と整理されている。

ただ一般の親向けではないし、制度が動けば改版が要る。手元に置く研修書として考えるといいね。

地域子育て支援拠点で取り組む利用者支援事業のための実践ガイド 第2版
3

地域子育て支援拠点で取り組む利用者支援事業のための実践ガイド 第2版

橋本真紀 著|中央法規出版

¥2,200(税込)

4.6

子ども・子育て支援法に基づく「利用者支援事業」の従事者に向けた実践ガイドの改訂版です。子育てひろばなどに従事する「利用者支援専門員」の研修テキストとして活用でき、最新の制度改正にも対応しているため、実践者のスキルアップにも最適とされています。拠点事業全体のガイドラインを扱う本に対し、こちらは利用者支援事業に的を絞り、家庭と地域の支援資源をつなぐ日々の実践に引き寄せた内容。第2版として制度改正を反映している点が、現場で使ううえでの安心につながります。

こんな人におすすめ

子育てひろばなどで利用者支援専門員として働く人、これから研修を受ける人。自治体で研修を設計する担当者や、実践のスキルアップを図りたい中堅の支援者。日々の相談対応を見直したいときに、短い分量で要点をつかみたい場面に向く。

良い点

  • 利用者支援事業に特化
  • 研修テキストとして使える
  • 最新の制度改正に対応

気になる点

  • 制度改正で改訂が必要
  • 一般向けの内容ではない
  • 事例の量は限られる

出版社

中央法規出版

発売日

2025年3月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

さっきの本とタイトルが似ていて混乱しそうなんです。この二冊、どう使い分ければいいんでしょうか?

佐藤メバル

佐藤メバル

いい質問だね。さっきは拠点事業全体のガイドラインの手引。こちらは利用者支援事業、つまり子育てひろばなどで利用者支援専門員として働く人向けに絞った実践ガイドです。

子ども・子育て支援法に基づく事業で、研修テキストとしても使える。第2版で最新の制度改正にも対応しています。

橘ナナミ

橘ナナミ

利用者支援専門員って、具体的にはどんな仕事をする人なんですか? 家庭と支援をつなぐ、と聞いても想像しづらくて。

佐藤メバル

佐藤メバル

家庭と地域の支援資源をつなぐ役割だね。この本は、その日々の実践に役立つようにまとめられている。実践者のスキルアップにも向いているよ。

ただ137ページと絞った分量なので、事例の網羅性は高くない。制度改正を追いかける前提で、改訂を確認しながら使うのがいい。

地域とともに歩む子育て支援――いつ、どこで、誰が、なにを支援するか
4

地域とともに歩む子育て支援――いつ、どこで、誰が、なにを支援するか

平野恵久 著|明石書店

¥18(税込)

4.4

多様化するニーズに対応できる子育て支援とは何かを、地域の子育て支援センター、子ども食堂、社会的養護施設など支援機関・団体への綿密な調査から描き出します。参加型支援から個々に寄り添う伴走型支援まで、地域とともに歩むあり方を探る構成。子育て支援センターの複数の現場、子ども食堂、病児保育、多文化共生の取り組み、児童養護施設の高機能化・多機能化、電子母子手帳やオンライン支援、産前産後ケア、いのちの授業まで。実名の現場を訪ねた記録が核になっています。

こんな人におすすめ

自治体の子育て支援担当や、地域で支援活動を始めたい人。支援機関に勤める実践者で、制度的な枠を超えて当事者に寄り添う方法を探している人。自分の地域の取り組みを置き換えて考える材料として、現場の記録を読み込みたい場面に向く。

良い点

  • 実名の現場調査が豊富
  • 伴走型支援まで視野に入る
  • 支援のかたちを幅広く網羅

気になる点

  • 特定地域の事例に偏る
  • 理論より記録寄りの構成
  • 制度の解説は薄め

出版社

明石書店

発売日

2024年11月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

子ども食堂に病児保育、社会的養護施設まで出てくるんですね。支援の入り口って、思っていたよりずっと多いんだ。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、そこがこの本の面白さ。子育て支援センター、子ども食堂、病児保育、多文化共生の取り組み、児童養護施設の高機能化まで、綿密な調査で訪ねている。

参加型支援から伴走型支援へ、地域とともにある形を探っているんです。電子母子手帳やオンライン支援、いのちの授業にも触れているよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

伴走型支援という言葉はよく聞くんですが、参加型とどう違うのか、実はいまいち掴めていませんでした。

佐藤メバル

佐藤メバル

場を提供して来た人を迎えるのが参加型、こちらから寄り添って一緒に歩くのが伴走型。産前産後ケアや家庭訪問型支援の実践が並んでいる。

ただ特定の地域の事例に寄るので、理論の体系は薄い。現場の記録として読み、自分の地域に置き換えて考える本だね。

地域子育て支援のい・ろ・は: どの保育園でもできる子育てひろばからセンターに (保育園経営ブックレット 1)
5

地域子育て支援のい・ろ・は: どの保育園でもできる子育てひろばからセンターに (保育園経営ブックレット 1)

全国私立保育園連盟経営強化委員会 著|筒井書房

4.3

「どの保育園でもできる子育てひろばからセンターに」という副題のとおり、保育園経営の視点から地域子育て支援の基本を「い・ろ・は」で整理した小冊子です。69ページと薄く、ハードルが低いのが持ち味。網羅的な制度解説ではなく、これから子育てひろばを始めたい園、すでに実施して模索している園が、最初の一歩の方向を確かめるための道しるべになっています。短い一冊だからこそ、園の経営陣で共有しやすいのが強みです。

こんな人におすすめ

地域子育て支援にこれから乗り出す私立保育園の管理者・経営層。すでに子育てひろばを運営していて方向性を整理したい園の担当者。分厚いガイドラインの本に入る前の導入として、まず全体像を短時間で掴みたい場面に向く。

良い点

  • 69ページで読み切りやすい
  • 園経営の視点で整理
  • 最初の一歩が具体的

気になる点

  • 内容は入門レベル
  • 制度解説は最小限
  • 単体では物足りない

出版社

筒井書房

発売日

1999年7月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

この本は69ページで、一覧のなかでは飛び抜けて薄いですよね。あえてこの薄さにしているんでしょうか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、そこが役割なんだ。これは私立保育園の経営強化委員会が作ったブックレットで、副題のとおり最初の一歩を示す“いろは”。

網羅的な制度解説ではなく、これから始めたい園、すでに始めて模索している園が方向を確かめるためのものなんです。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。じゃあ、いきなり分厚いガイドラインの解説本に挑む前に、ここから入るのもよさそうですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

その入り方が賢い。薄いぶん肩が凝らず、園の経営陣で共有しやすい。ただ内容は入門レベルなので、実務の細部や法令はほかの本で補って。

短く始めて、深い本へという順番がおすすめですよ。

3歳までの親子支援と保育・療育 「こども家庭センター」のあり方をさぐる
6

3歳までの親子支援と保育・療育 「こども家庭センター」のあり方をさぐる

全国発達支援通園事業連絡協議会 著|クリエイツかもがわ

¥1,980(税込)

4.1

こども家庭庁への移管や児童福祉法改正のなかで、特に障害のある子や育てにくい子が虐待に遭いやすい時期として注目される0歳期からの子育て支援と、就労家庭の増加にともなう児童発達支援の役割を扱います。あかちゃんひろば、健診後のフォローアップ、併行通園、移行支援、自治体の仕組みなど、保育者・発達相談員・保健師が連携した全国各地の取り組みを紹介。コラムには親ごさんの声も収録され、第5章では国の制度の現状と課題まで踏み込みます。

こんな人におすすめ

児童発達支援や療育に関わる保育者・発達相談員・保健師。自治体で母子保健と障害児支援のつなぎを担当する人。低年齢からの療育と、保育所・幼稚園への移行支援の実際を、他職種との連携ごと学びたい実践者に向く。

良い点

  • 0歳期からの実践が豊富
  • 自治体の仕組みまで論じる
  • 親の声のコラムを収録

気になる点

  • 事例が地域ごとに断片的
  • 理論の体系は薄め
  • 制度改正で内容が更新されうる

出版社

クリエイツかもがわ

発売日

2023年11月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

“育てにくい子”という言葉に、ちょっとドキッとしました。0歳のうちから支援が必要な子がいるんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そうなんだ。障害のある子や育てにくい子は、特に虐待に遭いやすい時期として注目されている。だから0歳期からの支援と、共働きが増えた今の児童発達支援の役割が大きなテーマになる。

あかちゃんひろばや健診後のフォロー、併行通園、移行支援まで、全国各地の連携事例が並んでいるよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

保育者だけじゃなく、保健師さんや発達相談員さんも一緒に関わるんですよね。立場が違う者どうしの連携は難しそうです。

佐藤メバル

佐藤メバル

その連携が肝心。自治体の仕組みづくりの章もあって、第5章では制度の現状と課題まで踏み込む。コラムには親ごさんの声も収録されている。

ただ地域ごとの事例が中心なので、体系立てて学ぶなら別の教科書と併せてね。

フィンランドのネウボラに学ぶ 母子保健のメソッド 子育て世代包括支援センターのこれから
7

フィンランドのネウボラに学ぶ 母子保健のメソッド 子育て世代包括支援センターのこれから

横山美江 著|医歯薬出版

¥3,520(税込)

4.1

子育て世代包括支援センターの保健師・助産師など母子保健関係者必携とされる一冊です。フィンランド発のネウボラを正しく理解し、日本に活かすヒントをまとめています。健やか親子21の「切れ目ない妊産婦・乳幼児への保健対策」はネウボラがモデルとされ、フィンランド国立健康福祉研究所のガイドラインをもとに、保健師がどう家族を支え、なぜ児童虐待予防に効果を発揮するかを具体的に紹介。日本の取組事例や産前・産後ケアまで接続しているのが読みどころです。

こんな人におすすめ

子育て世代包括支援センターの保健師・助産師。自治体で母子保健と子育て支援のつなぎを設計する担当者。ネウボラを日本の制度にどう活かすか、エビデンスから考えたい人に向く。制度の比較と多職種協働の設計を腰を据えて学びたい場面に。

良い点

  • エビデンスに基づく比較
  • 日本の事例まで接続
  • 虐待予防の視点が明確

気になる点

  • 価格帯が高め
  • 現場向けで一般には難解
  • 制度改編で補足が必要

出版社

医歯薬出版

発売日

2018年10月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

ネウボラって、名前はよく聞くのに、説明できるほどは知らなくて。恥ずかしながら、この機会に理解したいです。

佐藤メバル

佐藤メバル

フィンランドの母子保健の仕組みだね。健やか親子21でも「切れ目ない支援」のモデルとされている。この本はフィンランド国立健康福祉研究所のガイドラインを土台に、保健師がどう家族を支え、なぜ虐待予防に効くのかを具体的に紹介している。

日本の取組事例や産前・産後ケアまでつないでいるのが強みだよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

フィンランドの仕組みを、日本にそのまま持ってくるのは難しそうです。何を持ち帰れるんでしょう?

佐藤メバル

佐藤メバル

継続支援の設計と多職種協働だね。エビデンスで日芬の活動を比べているから、制度の違いも見えてくる。ただ価格帯が高めで内容も専門的、制度は動くから補足は必要。

保健師・助産師が腰を据えて読む本だよ。

子育て支援はじめの一歩
8

子育て支援はじめの一歩

新澤誠治 著|小学館

3.9

保育園園長40年、子育て支援センター所長3年を務めた著者が、一貫して「全ての園が子育てセンターに」と主張し実践してきた記録です。地域の人間関係が薄れ、核家族で孤立する専業主婦の育児不安やストレスを出発点に、気軽に相談でき語り合える場をどうつくるかを具体的に考えます。ひとりで育てるのではなく多くの人と育てていると感じられること、ほっとできるたまり場を作ることが支援の一番の目的だと説く。著者の生い立ちから書き起こし、現場訪問記も収録します。

こんな人におすすめ

これから子育て支援センターを始めたい保育園や、実施しながら模索している人。支援の理念を自分の言葉で語りたい現場リーダー。母親の孤立に問題意識を持つ人。現場訪問記を手がかりに、自園の取り組みを組み立てたい場面に向く。

良い点

  • 園長40年の実体験に基づく
  • 現場訪問記が実務に役立つ
  • 理念から丁寧に語る

気になる点

  • 制度データは古め
  • 特定の立場からの主張
  • 網羅性は高くない

出版社

小学館

発売日

2002年9月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『全ての園が子育てセンターに』って、かなり強いメッセージですよね。ここまで言い切れるのはなぜなんだろう。

佐藤メバル

佐藤メバル

著者は園長40年、支援センター所長3年。ほっとできるたまり場を作ることが支援の一番の目的だと、実践から言い切っている。

電動自転車の便利さが進んでも、孤立するお母さんは減らない。多くの人と一緒に育てていると感じられることが、何より励みになるという視点なんです。

橘ナナミ

橘ナナミ

理念の本かと思っていたら、現場訪問記も入っているんですね。それなら実務の人の手にも届きそうです。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこが実務に効く。これからセンターを始める園や、実施しながら模索している人に役立つ。著者の生い立ちから書き起こすので、支援の源流も見える。

ただ制度データは古めなので、最新の法令は別途確認してね。入門の一冊として読みやすいよ。

保育者のための子育て支援ガイドブック: 専門性を活かした保護者へのサポート
9

保育者のための子育て支援ガイドブック: 専門性を活かした保護者へのサポート

武田信子 著|中央法規出版

¥1,980(税込)

3.9

保育者が専門性を活かして保護者をサポートするためのガイドブックです。150ページとほどよい分量で、現場で保護者と向き合うときの視点を整理できます。具体的な相談への答え方を並べるハンドブックが会話例中心なのに対し、こちらは保育者の専門性とは何か、それをどう保護者支援に活かすかという役割の土台から考えさせる構成。制度と現場の橋渡しとして、園内研修の読み合わせにも使いやすい一冊です。

こんな人におすすめ

保育所・認定こども園で保護者対応に悩む保育者。初任から中堅まで、自分の支援を言語化したい人。園内研修のテキストを探している担当者。明日の対応というより、日々の関わりの軸を整えたい場面に向く。

良い点

  • 専門性の土台から整理
  • 現場の迷いに対応
  • 研修にも使いやすい

気になる点

  • 具体的なQ&Aは少なめ
  • 即効性は薄い
  • 制度解説は最小限

出版社

中央法規出版

発売日

2018年6月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

“専門性を活かした保護者サポート”って、言葉にすると難しそうですが、要は保育者が保護者と向き合う話ですよね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。保育者は子どもが好きで入職しても、保護者支援を求められて戸惑うことが多い。この本は、保育者の専門性とは何か、それをどう支援に活かすかという役割の土台から考えさせる。

具体的な相談例が中心のハンドブックに対し、こちらは立ち位置を整える本なんです。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど、具体的な答えというより、考え方を整える本なんですね。それなら園内の研修の読み合わせにも使えそうです。

佐藤メバル

佐藤メバル

その使い方が合っている。150ページで読みやすく、園内研修のテキストにも向いているよ。ただ即効性のある会話例は少ないから、明日の対応に困っているなら相談例の多い本と併せて。

土台と実践を分けて持つのがコツだね。

保育者のための0・1・2歳児の子育て支援ハンドブック: 保護者のお悩みにはこう答える
10

保育者のための0・1・2歳児の子育て支援ハンドブック: 保護者のお悩みにはこう答える

伊能恵子 著|中央法規出版

¥2,200(税込)

3.9

保育者になったのに、現場では保護者支援も期待されて戸惑う——そんな声に応える本です。知っていることを一方的に伝えても反応が薄いのは、保護者が求めている対応とのミスマッチかもしれない。核家族化が進み、保護者は自分の子育てが合っているか不安で、つらさや喜びを共感してほしくて声をかける。0・1・2歳児のよくあるお悩み61例を、生活・発達・人間関係・親の悩み・デジタル・くせに分類し、会話例と意図、根拠、NG対応まで解説します。

こんな人におすすめ

保育所・認定こども園の0〜2歳クラス担任。一時預かりや地域子育て支援拠点で保護者対応をする人。「寝ない」「食べない」「トイトレはいつから」といった相談への答え方を、明日の現場で使える形で知りたい初任者に向く。

良い点

  • 61例の会話例が具体的
  • NG対応も明示
  • 現場ですぐ使える

気になる点

  • 3歳以上は対象外
  • 会話例依存になりがち
  • 制度解説はない

出版社

中央法規出版

発売日

2023年10月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

61例ってすごい数ですね。『トイトレはいつから?』みたいな、保護者からよく聞く話がずらりと並んでいる。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、しかも嬉しいのは会話例がそのまま載っていること。生活・発達・人間関係・親の悩み・デジタル・くせの6カテゴリーで、会話の意図や根拠、やってはいけないNG対応まで書いてある。

保護者は正解を求めているというより、不安を共感してほしいだけかもしれない、という前提が効いているんです。

橘ナナミ

橘ナナミ

知識を伝えるだけじゃ、かえって反応が薄くなることもあるんですね。これ、3歳児クラスの担任でも使えますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

対象は0・1・2歳に絞っているから、そこは割り切って。一時預かりや地域拠点でも使える構成だよ。ただし会話例に頼りすぎると自分の言葉が出なくなるので、意図の部分を読んで応用するのが大事です。

子育て支援員研修テキスト 第3版
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子育て支援員研修テキスト 第3版

子育て支援員研修テキスト刊行委員会 著|中央法規出版

¥2,860(税込)

3.7

子育て支援分野で活躍する「子育て支援員」養成研修のテキストです。厚生労働省のシラバスに準拠し、基本研修と専門研修の4コースすべての内容を網羅。第3版ではこども基本法やこども家庭庁の設置をはじめ、子どもをめぐる統計数値を更新し、授乳・離乳支援ガイド、食事摂取基準、心肺蘇生法の見直しも反映しています。地域保育、地域子育て支援、放課後児童、社会的養護まで全部を一冊に収めた、研修の拠りどころとなる決定版です。

こんな人におすすめ

子育て支援員研修を受講する人、これから受ける人。一時預かりやファミリー・サポート・センターで働きたい人。研修の講師や運営を担う自治体職員。試験対策から実務の確認まで、必要な項目を引く辞書として手元に置きたい場面に向く。

良い点

  • 厚労省シラバス準拠
  • 4コースを一冊で網羅
  • 統計・ガイドを最新化

気になる点

  • 339ページで重い
  • 試験対策寄りの記述
  • 実践の情緒面は薄い

出版社

中央法規出版

発売日

2024年4月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

339ページ! これはもう、読む本というより辞書みたいなものですね。全部通読する人はいるんでしょうか。

佐藤メバル

佐藤メバル

研修の公式テキストだからね。厚生労働省のシラバスに準拠して、基本研修と専門研修の4コースを一冊で網羅している。

地域保育、地域子育て支援、放課後児童、社会的養護まで。第3版ではこども基本法やこども家庭庁の設置をふまえて統計を更新し、授乳・離乳支援ガイドも見直しているよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

受講する人だけじゃなく、研修を教える側や、運営する自治体の担当者もこの一冊を使うものなんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、研修の講師や運営をする自治体職員にも役立つ。ただしページ数が多く、記述は試験対策寄り。実践の情緒面は薄いから、現場の会話例が欲しいときは別の本を足して。

辞書として手元に置き、必要な項目を引く使い方が向いているね。

地域型保育の基本と実践〔第2版〕子育て支援員研修〈地域保育コース〉テキスト
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地域型保育の基本と実践〔第2版〕子育て支援員研修〈地域保育コース〉テキスト

家庭的保育研究会 著|福村出版

¥3,080(税込)

3.7

概ね3歳までの子どもの保育の基礎知識と、保育者としての基本姿勢を身につけ、多様な保育ニーズに応える保育力を養うテキストです。子育て支援員研修の地域保育コースに対応し、保育需要の高まりと多様化に対応した改訂版。地域型保育の概要から、生活と遊び、発達と心理、食事と栄養、小児保健、保育内容と計画、環境整備、運営、安全の確保とリスクマネジメント、職業倫理、保護者への対応、特別に配慮を要する子どもへの対応、見学実習オリエンテーションまで章立てで網羅します。

こんな人におすすめ

地域型保育、たとえば家庭的保育や小規模保育の現場で働く人、これから担う人。子育て支援員研修の地域保育コース受講者。0〜2歳児の保育を体系的に学び直したい実践者で、実習前の予習をしたい場面に向く。

良い点

  • 0〜2歳保育を体系的に網羅
  • 研修コースに対応
  • 実習オリエンテーション付き

気になる点

  • 価格が高め
  • 記述はテキスト調
  • 事例の物語性は薄い

出版社

福村出版

発売日

2023年6月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

さっきの支援員テキストと重なる部分もありそうですが、こちらは地域型保育に絞った一冊なんですよね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、概ね3歳までの保育に焦点を当てて、基礎知識と保育者としての基本姿勢を身につけるためのテキスト。

生活と遊び、発達と心理、食事と栄養、小児保健、運営、リスクマネジメント、職業倫理、保護者対応、特別に配慮を要する子どもへの対応まで章で追える。

橘ナナミ

橘ナナミ

家庭的な保育や小規模保育の現場で働く人向け、ということですか? 実習の前の予習にも使えそうですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

その通り。子育て支援員研修の地域保育コースの受講者や、0〜2歳の保育を体系的に学び直したい人に向く。

見学実習オリエンテーションやグループ討議の章もあるから、実習前の予習にもいい。ただ価格は高めで、記述はテキスト調。体系の地図として使う本だね。

自治体の子育て支援担当になったら読む本
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自治体の子育て支援担当になったら読む本

水畑明彦 著|学陽書房

¥1,810(税込)

3.7

自治体の子育て支援部門に配属された方向けに、子ども・子育て支援の基礎知識、制度のポイント、担当者の心構えと実践のコツをまとめています。「はじめての福祉部門で不安」「子どもがいたことがないから心配」「制度や法律が多くて難しそう」という声に寄り添い、子育て支援の全体図がつかめる構成。母子保健、家庭での子育てと育成支援、幼児教育・保育、障がいのある子どもへの支援、経済的支援とひとり親家庭支援、社会課題のしわ寄せを受ける子どもへの支援まで章立てで追い、現役公務員がやさしい言葉で解説します。

こんな人におすすめ

自治体の子育て支援部門に配属された1年目。福祉部門が初めてで不安な職員。制度と実務の全体像を短時間でつかみたい新任担当者。配属直後のおともとして、また手続きの復習として参照したい場面に向く。

良い点

  • 全体図を1冊でつかめる
  • 現役公務員の実感ある解説
  • 配属直後に使いやすい

気になる点

  • 深掘りは各論に譲る
  • 自治体規模で差が出る
  • 更新は改訂待ち

出版社

学陽書房

発売日

2023年4月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

“担当になったら読む本”というタイトルが心強いです。まさに辞令を受け取ったその日に欲しい一冊ですよね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、現役公務員がやさしい言葉で書いているのが強み。子育て支援は子ども・子育て支援の略で、重層的で切れ目のない支援が求められる。

母子保健、幼児教育・保育、障がい児支援、経済的支援、ひとり親家庭支援、そして社会課題のしわ寄せを受ける子どもへの支援まで、全体図がつかめるよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

子どもがいないから不安、という声にも寄り添ってくれるんですか? 実は私もそこが気になっていました。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこが丁寧なんだ。経験の有無に縛られない謙虚さを持て、と終盤でも触れている。ただ各論の深掘りは専門書に譲る形なので、制度を詳しく詰めるなら別の一冊を。

配属1年目の伴走者として、まずこれを通読するのがおすすめです。

基礎から学ぶ子育て支援の実際 改訂版
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基礎から学ぶ子育て支援の実際 改訂版

太田敬子・檜垣昌也編著 著|大学図書出版

¥2,310(税込)

3.7

先行版の改訂版で、子育て家庭が出会う課題をさまざまな社会資源を活用して支援することを求め、保護者や家族のニーズへの気づきから支援へ進める過程を最新データとともに記述します。育児不安、ひとり親、児童虐待、DV、貧困など多くの事例で支援の具体的方法を説明し、ワークや演習課題で学生の考察を深められる構成。日常的な関わりを通じた相互理解から、インテーク、支援計画、記録と評価、関係機関との連携までプロセスを丁寧に追います。

こんな人におすすめ

保育士養成課程で子育て支援を学ぶ学生。事例検討やワークを授業に取り入れたい教員。育児不安・ひとり親・虐待・DV・貧困など幅広い支援を、プロセスに沿って学び直したい実践者に向く。

良い点

  • 事例と演習が豊富
  • 支援プロセスを丁寧に追う
  • 最新データを反映

気になる点

  • 授業向けの構成
  • 実務の即答向きでない
  • 事例は要約的

出版社

大学図書出版

発売日

2024年9月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

育児不安、ひとり親、虐待、DV、貧困……テーマが本当に幅広いですね。大学の授業の教科書みたいです。

佐藤メバル

佐藤メバル

実際、保育士養成課程の教科書として作られている。でも読み物としても使えるよ。インテークの大切さ、支援計画の立て方、記録と評価、関係機関との連携までプロセスの流れで学べる。

各講に演習課題があるから、自分の支援を書き出しながら読むと理解が深まる。

橘ナナミ

橘ナナミ

各講に演習課題があると、頭のなかでわかったつもりになってしまうのを、毎回きちんと防げそうですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこが狙い。事例を通じてニーズへの気づきを練習できる。ただ演習中心なので、明日の保護者対応の即答を求めるなら会話例の本を足して。

考える教材として、腰を据えて取り組む一冊です。

演習 子育て支援-実践から深める支援のまなざしと専門性-
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演習 子育て支援-実践から深める支援のまなざしと専門性-

隣谷正範 著|教育情報出版

3.7

保育者として子育て支援を体系的に学ぶなかで、保育現場に勤めた際の「際たる事例」を多く取り入れ、実際の場面への理解から関わり方を学べる構成です。ダウンロード可能な演習問題で実践的な理解を深め、体験的に学習できるのが特徴。理論編で基礎知識と価値・倫理、技術、展開を押さえ、演習編で日常場面や文面、環境構成、行事を活用した支援を考え、ショート事例編で保育所等の支援、プロセス事例編で乳児院・児童養護施設・児童発達支援事業所の支援まで扱います。

こんな人におすすめ

保育士養成課程の学生で、事例から技術を学びたい人。乳児院や児童養護施設、児童発達支援事業所の支援を学びたい実践者。演習問題を授業や研修で使いたい教員。手を動かしながら判断力を鍛えたい場面に向く。

良い点

  • 施設別の事例まで収録
  • ダウンロード演習付き
  • 理論と実践を往復できる

気になる点

  • 演習前提の構成
  • 通読には向かない
  • 制度改正で補足必要

出版社

教育情報出版

発売日

2025年9月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

乳児院や児童養護施設、児童発達支援事業所の事例まで入っているんですね。保育所の外の支援も学べるんだ。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこがこの本の射程の広さ。理論編で価値・倫理や技術、展開を押さえ、演習編で日常場面や文面、環境構成、行事を活用した支援を考えていく。

ダウンロードできる演習問題で体験的に学べるのが特徴だよ。プロセス事例編は施設ごとの支援を追う。

橘ナナミ

橘ナナミ

“際たる事例”って、現場で本当に困り切った場面のことですよね。それを教材にするのは勇気が要りそうです。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、そこを教材にしている。ただ演習前提の構成だから通読には向かない。授業や研修で手を動かしながら使うのが合っている。

制度改正で古くなる部分は補いながら、現場の判断力を鍛える本としてどうぞ。

ワークで学ぶ 子育て支援
16

ワークで学ぶ 子育て支援

菊地篤子 著|みらい

¥2,420(税込)

3.5

保育士養成課程の「子育て支援」の内容を、豊富なワークや事例を通して学べる一冊です。第1編で子育て支援の概論を学び、第2編で支援の実際を事例を通して学べるよう構成。講義部分とワークを交互に示し、ワークに取り組むことで講義部分の内容をより深く理解できるよう編集されています。現場の“際たる事例”から入る演習本に対し、こちらは講義とワークの往復で概念から実践へ積み上げていく設計が特徴です。

こんな人におすすめ

保育士養成課程で子育て支援を学ぶ学生。ワークを授業やゼミに取り入れたい教員。概念から実践へ、順を追って積み上げたい学習者。ひとりで読むより、仲間と答えを突き合わせる場面に向く。

良い点

  • 講義とワークを交互に配置
  • 概論から実際へ積み上げる
  • 授業で使いやすい

気になる点

  • 独学だと答え合わせが曖昧
  • 事例の物語性は薄い
  • 実務の即応性は低い

出版社

みらい

発売日

2024年3月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

さっきの演習本と、どう使い分ければいいんでしょう? どちらもワーク形式に見えるので、正直迷っています。

佐藤メバル

佐藤メバル

いい比べ方だね。現場の“際たる事例”から技術を学ぶ本に対し、こちらは第1編で概論、第2編で実際と、講義とワークを交互に進める構成で、概念から実践へ積み上げる。

授業の流れに沿って理解を確認しながら進めたい人に向いているよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

ひとりで黙々と解くより、授業やゼミで仲間と一緒に使うほうが、ずっと向いている気がするんですよね。

佐藤メバル

佐藤メバル

その通り。ワークは答え合わせの議論があってこそ深まる。独学だと正解が曖昧になりやすいから、仲間と使ってね。

実際の支援の細部は事例の多い本で補うとして、学びの骨組みを作る一冊です。

子育て支援: 15のストーリーで学ぶワークブック
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子育て支援: 15のストーリーで学ぶワークブック

二宮祐子 著|萌文書林

¥1,980(税込)

3.5

15のストーリーを通して子育て支援を学ぶワークブックです。事例を読みながら考えを書き込む形式で、支援の流れを物語として追体験できます。講義とワークを交互に進める本が概念の積み上げを重視するのに対し、こちらはストーリーを軸に、場面ごとの判断を自分ごととして考えさせる構成。160ページで取り組みやすく、ゼミや研修の導入にちょうどいい分量で、理論書と組み合わせて使うのが想定されています。

こんな人におすすめ

保育士養成課程の学生で、物語から支援を考えたい人。ゼミや研修の導入教材を探している教員・研修担当。事例を自分ごととして読み、判断を書き留めたい初学者。理論の前に実感をつかみたい場面に向く。

良い点

  • 15の物語で飽きずに進む
  • 書き込み式で考えが残る
  • 導入教材に最適

気になる点

  • 理論の網羅性は低い
  • 独学では補足が必要
  • 事例の深さは控えめ

出版社

萌文書林

発売日

2018年5月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

“15のストーリーで学ぶ”というのは、小説みたいに物語として読み進められるんでしょうか? ちょっと気になります。

佐藤メバル

佐藤メバル

近い感覚で読めるよ。支援の場面を物語として追い、自分ならどう考えるかを書き込む。概念を積み上げる本に対し、こちらはストーリーの流れの中で判断を練習する作りなんだ。

ゼミや研修の導入にちょうどいい分量だね。

橘ナナミ

橘ナナミ

でも、物語を追うだけでは大事な理論が抜け落ちてしまわないか、正直ちょっと心配になるんですよね。そこはどう補うんでしょう?

佐藤メバル

佐藤メバル

そこは自覚的でいい。理論の網羅性は高くないから、概論の教科書と併せて使うのが前提だよ。逆に、先に理論を詰め込むと身につかない人には、この物語から入る順番が効く。自分ごと化がこの本の役割です。

エピソードでわかる子ども・子育て支援: 子どもの育ちを支える
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エピソードでわかる子ども・子育て支援: 子どもの育ちを支える

西村太志 著|北樹出版

¥2,530(税込)

3.5

日常の子ども・子育てに関わる、あるあるエピソードを通して、子どもと子育てをさまざまな側面から解説する読みやすい入門書です。子どもの発達の特徴、成長のなかでの安全、教育や学校等への適応の問題とサポート、子育て中の保護者の心理を扱い、さらに子育てを取りまく社会の制度、行政から民間に至るまでの支援を紹介します。子ども・子育てを「個」から、「社会」から読み解くのが特徴で、入門書として肩肘を張らずに読めるのが持ち味です。

こんな人におすすめ

子ども・子育て支援を初めて学ぶ学生。教育や保育の現場に入る前の予習をしたい人。保護者支援だけでなく、社会の制度まで見渡したい初学者。堅苦しくない入口から、全体の地図を広げたい場面に向く。

良い点

  • あるあるから入れて読みやすい
  • 個と社会の両面を扱う
  • 制度の見取り図になる

気になる点

  • 専門的な深掘りは薄い
  • 事例は短め
  • 実践技法は少ない

出版社

北樹出版

発売日

2025年10月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

“あるあるエピソード”から入る入門書なんですね。こういう堅苦しくない本は、最初の一冊に向いていそうです。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、子どもの発達や安全、学校への適応とサポート、保護者の心理、そして制度や行政・民間の支援まで、個と社会の両面から読み解いていく。

子育て支援を初めて学ぶ人の入口としてちょうどいい。152ページだから、通読もしやすいよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

でも入門書って、読み終えたあとに物足りなさを感じてしまって、次に何を読めばいいか迷うこともありますよね。

佐藤メバル

佐藤メバル

その通りで、専門的な深掘りや実践技法は少なめ。あるあるが短いぶん、自分で体験と結びつける読み方が要る。

入門の一歩として読んで、気になった章から専門書へ進む。地図を広げるつもりで使うのがいいね。

子育て支援に活きる心理学―実践のための基礎知識
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子育て支援に活きる心理学―実践のための基礎知識

繁多進 著|新曜社

¥2,640(税込)

3.5

現場の子育てをバックアップする知見を、発達心理学、教育心理学、認知心理学、臨床心理学、精神分析学、比較行動学など、分野ごとの第一人者が懇切に解説します。子育て支援専門職から保育・教育のプロ、そして親にも役立つ、心理学の基本的な理論と知識をまとめた一冊。面接やカウンセリングの技術に寄る相談ガイドに対し、こちらは理論の地層を丁寧に積む構成で、207ページのなかで各分野の要点に触れられます。

こんな人におすすめ

子育て支援専門職として心理学の基礎を押さえたい人。保育・教育の現場で理論的な裏づけが欲しい人。子育て中の親が理論から安心を得たいとき。分野ごとに辞書的に引き、判断の根拠を確かめたい場面に向く。

良い点

  • 6分野の第一人者が執筆
  • 理論を幅広く押さえる
  • 索引的に参照できる

気になる点

  • 技術の即効性は薄い
  • 分野ごとに温度差
  • 通読には根気が要る

出版社

新曜社

発売日

2009年3月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

発達、教育、認知、臨床、精神分析、比較行動学……心理学だけで6分野も並ぶんですね。こんなに幅があるとは。

佐藤メバル

佐藤メバル

それぞれの第一人者が書いているのが贅沢なところ。理論の地層を積む本で、現場の判断の裏づけになる。

面接の技術に寄る相談ガイドに対し、こちらは基礎を広く押さえる。保育・教育のプロにも、親にも開かれた一冊だよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

理論って、現場では遠回りに感じてしまうこともありそうです。それでも読む意味はどこにあるんでしょう?

佐藤メバル

佐藤メバル

遠回りに見えて、迷ったときの拠りどころになる。ただ即効性のある技術は薄いし、分野ごとに書きぶりも違う。

辞書的に引く使い方が現実的だね。なぜそう関わるのかを説明できるようになりたい人に効く本です。

心理学で学ぶ! 子育て支援者のための子育て相談ガイドブック
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心理学で学ぶ! 子育て支援者のための子育て相談ガイドブック

神村富美子 著|遠見書房

¥2,090(税込)

3.5

保育園や幼稚園、学童保育、小中学校の先生、支援施設の援助職など、子育て支援者の「子育て相談」の悩みに応える一冊です。子育て支援を専門にする臨床心理士が書いた、今日から役立つガイドで、クレームの多い親、とっつきにくい保護者、虐待が疑われる子、複雑な事情のある家庭など、さまざまな相手との関わり方を扱います。話の聞き方、カウンセリングのしかた、アドバイスのしかた、性格やこころの病の解説を、具体的な事例を通して学べます。

こんな人におすすめ

保育園・幼稚園・学童保育・小中学校の先生で、保護者対応に困っている人。支援施設の援助職。クレームや複雑な事情を抱えた家庭への関わり方を、具体的な事例から知りたい実践者に向く。

良い点

  • 具体的な事例が豊富
  • 聞き方と助言の技術
  • 難しい相手への処方箋

気になる点

  • 心理学の理論は絞られる
  • 現場ごとの差は補足必要
  • 事例依存になりがち

出版社

遠見書房

発売日

2010年5月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

“クレームの多い親”“とっつきにくい保護者”って、ここまではっきり書いてあると逆に正直で、安心します。

佐藤メバル

佐藤メバル

現場では誰もが感じていることだからね。子育て支援を専門にする臨床心理士が、話の聞き方、カウンセリングのしかた、アドバイスのしかた、性格やこころの病の解説まで、具体的な事例で示している。今日から役立つ実用性が持ち味だよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

理論より技術寄りの本なんですね。繁多さんの心理学の本とは、具体的にどこがどう違うんでしょうか?

佐藤メバル

佐藤メバル

理論の地層を積む本に対し、こちらは相談の技術に寄せた本。虐待が疑われるケースや複雑な家庭の関わり方も扱う。

ただし事例依存になりやすいから、原理は理論書で補って。二冊並べると強いですよ。

心理相談と子育て支援に役立つ親面接入門
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心理相談と子育て支援に役立つ親面接入門

吉田弘道 著|福村出版

¥1,650(税込)

3.5

子どもの心理相談と並行して行われる親面接について、典型的な事例をもとに実践的なポイントを解説する入門書です。第1章「私だって、いつも一緒は疲れます」、第2章「子どもが離れていくのが淋しいのです」、第3章「もう、どうしたらいいのかわかりません」、第4章「私のことを大事にしてほしいのです」と、親の切実な言葉が章題になっているのが特徴。親子関係、家族関係にどのような気づきが必要かを、各章のポイントとともに示します。

こんな人におすすめ

心理相談や療育の現場で親と面接する支援者。保育や教育のなかで親の思いを丁寧に扱いたい人。親面接の基本的な流れと心構えを、短い分量で学びたい初学者に向く。親の言葉に耳を澄ます練習をしたい場面に。

良い点

  • 章題が親の生の声
  • 事例ベースで具体的
  • 短く要点がつかめる

気になる点

  • 事例数は限られる
  • 技法の網羅性は低い
  • 支援全体は扱わない

出版社

福村出版

発売日

2013年10月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

章題がぜんぶ、親のセリフそのものなんですね。『私だって、いつも一緒は疲れます』……これ、重いです。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、そこがこの本の入り口。子どもの心理相談と並行して行われる親面接を、典型的な事例で解説している。

親子関係や家族関係にどんな気づきが必要かを、各章のポイントで整理する。146ページで要点がつかみやすいよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

親面接って、子どもを支援するのと何が違うんでしょう? 並行して行われると聞いても、いまいち像が掴めません。

佐藤メバル

佐藤メバル

子どもを直接支えるのと並行して、親自身の思いや疲れを受け止める場だね。ただ事例数は限られるし、技法の網羅性は高くない。

入門として読んで、支援全体はほかの本で補う。親の言葉に耳を澄ます練習になる一冊です。

保育者・子育て支援者のための家庭支援ガイド
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保育者・子育て支援者のための家庭支援ガイド

塩谷香 著|ぎょうせい

3.5

保育と子育て支援の現場で、親子を一体的に支える「家庭支援」の役割が強く求められていることを受けた一冊です。「子育ての喜びを感じてもらうには」「家庭とのコミュニケーションの工夫とは」「親子への一体的なサポートとは」といった課題に、幼稚園、保育所、子育てひろば・センター・児童館など、それぞれの特徴を生かした進め方をわかりやすく説明します。毎日の連絡帳から、問題を抱えた母子への数年にわたる支援まで、レベル別の実践例を紹介します。

こんな人におすすめ

幼稚園教諭・保育士・子育て支援に関わる人。連絡帳など日常のやりとりを見直したい担任。長期にわたる家庭支援の流れを知りたい中堅の実践者。保護者視点のコラムも含め、研修で読み合わせたい場面に向く。

良い点

  • 施設ごとの家庭支援を整理
  • レベル別の実践例が豊富
  • 保護者視点のコラム付き

気になる点

  • 制度改正の反映は薄い
  • 事例は要約的
  • 独学より研修向き

出版社

ぎょうせい

発売日

2011年2月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

連絡帳から数年にわたる支援まで、レベルが幅広いですね。同じ“家庭支援”でも、まるで別物みたいです。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこを一冊で見渡せるのが強みだね。幼稚園、保育所、子育てひろば・センター・児童館と、それぞれの特徴を生かした進め方を説明している。

親子を一体で支えるという視点が軸で、保護者視点のコラムも挟まっているよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

親の気持ちのコラムが挟まっていると、支援者が知らずに独りよがりになってしまうのを防げそうですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、そこが効く。ただし制度の反映は薄いから、最新の法令は別で確認して。事例も要約的だから、研修で読み合わせながら自分の現場に置き換えるのがいい。

日常のやりとりを見直す入口になる一冊です。

子育て支援は親支援: その理念と方法
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子育て支援は親支援: その理念と方法

飯田進 著|大揚社

3.5

タイトルどおり「子育て支援は親支援」という立場から、その理念と方法をまとめた一冊です。親と目線を同じくすること、さりげない雰囲気を作ること、地域に根ざし地域からはじまること、親の相談が示唆しているもの、五市一町における実践、相談内容とその背景にあるもの、活動の担い手による座談会、試行錯誤の歴史と成果までを収録。理念と現場を往復しながら、支援の構えそのものを問い直す内容になっています。

こんな人におすすめ

子育て支援の理念を深く考えたい実践者。地域で長く支援活動を続けている人。活動の担い手の声を読みたい支援者や研究者。数字や制度より、支援の姿勢そのものを時間をかけて見つめ直したい場面に向く。

良い点

  • 理念と方法を一貫して提示
  • 担い手の座談会を収録
  • 歴史と成果まで追う

気になる点

  • 制度データは古め
  • 地域事例に限定
  • 読み物としてやや重い

出版社

大揚社

発売日

2000年7月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『子育て支援は親支援』って、思い切って言い切るんですね。親を支えることで、子どもは後回しにならないんでしょうか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そこは誤解しやすいところ。親が孤立してしんどいままでは、子どもも安心できない。だから親と目線を同じくし、さりげない雰囲気を作り、地域に根ざすことを説いている。

理念と方法を一貫して示し、五市一町の実践や担い手の座談会も収録しているんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

活動の担い手の座談会が入っているのはいいですね。理念の話で終わらず、現場の空気まで届きそうです。

佐藤メバル

佐藤メバル

試行錯誤の歴史と成果まで書かれているから、説得力がある。ただ制度データは古めだし、地域事例に限定される。

支援の構えを問い直したい人が、時間をかけて読む本だね。

気持ちに応える子育て支援
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気持ちに応える子育て支援

永瀬春美 著|赤ちゃんとママ社

¥2,200(税込)

3.5

子育て支援や保育に携わる方必読とされる一冊です。各地で支援者向け研修の講師を務める著者が、長年の経験と知識を詰め込んでいます。「気持ちに応える」というタイトルどおり、制度や手順の前に、目の前の親と子どもの気持ちを受け止めることを軸に据える構成。理念を深く掘る本に対し、こちらは研修で培った実感を手元に置ける形でまとめた一冊で、180ページと通読しやすい分量も魅力です。

こんな人におすすめ

子育て支援や保育に携わる実践者。支援者向け研修を受ける人、これから受ける人。気持ちの受け止め方を基本から見直したい人。研修の前後に読み、自分の関わり方を振り返る場面に向く。

良い点

  • 研修講師の経験が濃い
  • 気持ちを軸に一貫
  • 読みやすい分量

気になる点

  • 制度論は薄い
  • 体系的索引はない
  • 事例の詳細は控えめ

出版社

赤ちゃんとママ社

発売日

2016年2月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『気持ちに応える』って、シンプルな言葉なのに、現場で実践するとなるといちばん難しいところですよね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、そこを真ん中に据えた本。各地で支援者向け研修の講師を務める著者が、長年の経験と知識を詰め込んでいる。

制度や手順の前に、目の前の親と子どもの気持ちを受け止める。180ページで通読しやすいのもありがたいね。

橘ナナミ

橘ナナミ

研修の講師をしている人の書いた本なら、受講者がどこでつまずくかも、しっかり分かっていそうですよね。

佐藤メバル

佐藤メバル

まさにそこが持ち味。ただ制度論は薄いし、体系的に引く索引はない。理念を深く掘る本と並べると、実感と理屈の両方が揃う。

研修の前後に読むのに向いている一冊です。

保育の専門性を生かした子育て支援 「子どもの最善の利益」をめざして
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保育の専門性を生かした子育て支援 「子どもの最善の利益」をめざして

亀﨑美沙子 著|わかば社

¥1,650(税込)

3.5

「保護者に対する子育て支援は、子どものためになっているのだろうか」という保育者の声から出発する一冊です。なぜ保育者が子育て支援を行うのか、保育者の行う子育て支援の独自性とは何か、支援においてどう子どもの最善の利益を保障するか、という3つのテーマで解説します。具体的な方法として子育て支援における「6つの視点」を提示するのが特徴。112ページと短く、保育者としての立ち位置を確かめたいときに手に取りやすい構成です。

こんな人におすすめ

保育や子育て支援に携わる実践者。支援に迷いを感じている保育者。保育者をめざす学生で、なぜ支援するのかを根本から考えたい人。少し経験を積んだあとに、自分の支援を点検する物差しとして読み返したい場面に向く。

良い点

  • 問いから始まる構成
  • 6つの視点が明確
  • 短く読み返しやすい

気になる点

  • 事例の分量は少ない
  • 制度説明は最小限
  • 入門には問いが重い

出版社

わかば社

発売日

2018年9月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『保護者への支援は、子どものためになっているのか』——この問い、ドキッとします。善意のつもりで空回りすることもありますよね。

佐藤メバル

佐藤メバル

その問いから始まる本なんだ。なぜ保育者が支援するのか、支援の独自性は何か、どう子どもの最善の利益を保障するか。

3つのテーマで整理し、具体的な方法として6つの視点を提示している。112ページで読み返しやすいよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

6つの視点があると、迷ったときに自分の支援を点検するための、ちょうどいい物差しになりそうですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、迷ったときに立ち返れる。ただ事例の分量は少なく、制度説明も最小限だし、入門者には問いが少し重いかもしれない。

自分の支援を点検する一冊として、少し経験を積んでから読むと深く刺さります。

支援センターという「場」から考える——ひろばで本をどう使うか

橘ナナミ

橘ナナミ

そもそも支援センターに、本って置いてあるんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

置き方は施設ごとに違うけど、絵本のコーナーや、保護者向けの育児書を並べた棚を設けているところは多いね。大事なのは「読んで終わり」にしないこと。『子育て支援はじめの一歩』は、保育園園長として40年、子育て支援センター所長として3年関わってきた著者が、現場訪問記も交えてこれからの支援のあり方を綴っている。棚の作り方にも通じる話だよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。貸出や読み聞かせ、相談のときに開く、という使い方もありそうですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。相談の場で『心理相談と子育て支援に役立つ親面接入門』のような本を職員が読んでおくと、親面接のポイントが整理できる。実際に保護者と一緒にページを開くなら、Q&A形式の本が向いている。地域でこの事業が何を担うかは、『詳解 地域子育て支援拠点ガイドラインの手引 第4版』や『地域とともに歩む子育て支援』で、ひろばや子ども食堂、乳児院などの取り組みとあわせて掴んでおきたいところだね。

橘ナナミ

橘ナナミ

センターの中に本棚があることで、相談の入り口も変わりそうです。

支援する側とされる側、それぞれの実務書

橘ナナミ

橘ナナミ

職員向けの本だけでもたくさんあって、どれが必要なのか分からなくなります。

佐藤メバル

佐藤メバル

立場で切ると整理しやすい。自治体の担当になったばかりなら『自治体の子育て支援担当になったら読む本』、保育園などで保護者対応に悩むなら『保育者のための子育て支援ガイドブック』や『保育者・子育て支援者のための家庭支援ガイド』。体系的に学ぶなら『基礎から学ぶ子育て支援の実際 改訂版』や『子育て支援: 15のストーリーで学ぶワークブック』が向いている。

橘ナナミ

橘ナナミ

現場で親と向き合う側と、制度や運営を支える側でも違うんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

うん。『保育の専門性を生かした子育て支援』は「保護者への支援は、子どものためになっているのだろうか」という保育者の問いから出発して、「子どもの最善の利益」を軸に6つの視点を示している。支援する側が立ち止まって考えるための一冊だよ。

エビデンス・出典、そして避けたい本の見分け方

橘ナナミ

橘ナナミ

逆に、選ばないほうがいい本の見分け方も知りたいです。

佐藤メバル

佐藤メバル

出典や根拠が示されず「これが正解」と断定する本、著者が何を根拠に語っているか分からない本は、いったん置いておく。判断材料になるのは、公的なガイドラインやシラバスに準拠しているか、臨床や研究の裏づけがあるか、事例が具体的か、だね。『子育て支援員研修テキスト』は厚生労働省のシラバスに準拠し、授乳・離乳支援ガイドや食事摂取基準、心肺蘇生法などの見直しを反映している。

橘ナナミ

橘ナナミ

口コミはどう見ればいいんでしょう。

佐藤メバル

佐藤メバル

口コミは「その本が誰に効いたか」の記録としては参考になるけど、自分の子に同じ効果がある保証にはならない。賛否が分かれている本ほど、本文の根拠と目次を見て、自分の状況に合う章があるかで判断するのが確実だよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど、レビューを読む順番まで変わりそうです。

よくある質問

子育て支援センターにはどんな本が置いてありますか?

橘ナナミ

橘ナナミ

子育て支援センターにはどんな本が置いてありますかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

施設ごとに異なりますが、絵本のコーナーや、保護者向けの育児書・子育てに関する本を並べた棚を設けているところが多くあります。職員向けの実務書や研修テキストを閲覧用に置いているケースもあります。貸出の可否や対象は施設ごとに違うので、初めて訪れたときにスタッフへ尋ねるのがいちばん確実です。

初めての育児、まずどの本から読めばいいですか?

橘ナナミ

橘ナナミ

初めての育児、まずどの本から読めばいいですかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

最初から最後まで通して読むより、目次を頼りに「いま困っている章」だけ開く読み方から始めるのがおすすめです。0〜2歳の生活の悩みなら、寝ない・食べない・トイトレといった相談を61例扱う『保育者のための0・1・2歳児の子育て支援ハンドブック』のように引ける形の本が役立ちます。三歳までのこころの動きを知りたければ『三歳までの子どものこころ相談室』が入り口になります。全部を読む必要はありません。

育児書は買うべき?図書館で借りられる?

橘ナナミ

橘ナナミ

育児書は買うべき?図書館で借りられるについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

何度も開く「辞書がわり」の一冊は手元に、一度通して読む本は図書館で、という分け方が現実的です。研修テキストや自治体向けの実務書は価格帯が高めなので、まず図書館や勤務先の蔵書を確認するのがおすすめ。電子書籍に対応している本もあり、相談のたびに引く本かどうかを判断基準にすると選びやすくなります。

発達障害が心配なときのおすすめ本はありますか?

橘ナナミ

橘ナナミ

発達障害が心配なときのおすすめ本はありますかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

0歳期からの子育て支援と児童発達支援の実際を、全国各地の事例とともに追える『3歳までの親子支援と保育・療育』が参考になります。保育士養成向けの『基礎から学ぶ子育て支援の実際 改訂版』も、発達障害のある子どもと家庭への支援を一つの講として立てています。ただし本だけで診断はできないので、自治体の健診や相談窓口と並行して読むのが前提です。

子育て支援員・相談員が読むべき本は何ですか?

橘ナナミ

橘ナナミ

子育て支援員・相談員が読むべき本は何ですかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

まず押さえたいのは、厚生労働省のシラバスに準拠した『子育て支援員研修テキスト 第3版』。地域子育て支援拠点の基本原則は『詳解 地域子育て支援拠点ガイドラインの手引 第4版』で確かめられます。相談の技術を深めるなら『心理学で学ぶ! 子育て支援者のための子育て相談ガイドブック』や『心理相談と子育て支援に役立つ親面接入門』。制度・ガイドライン・相談技術の3層でそろえると、現場で迷いにくくなります。

マンガで読みやすい育児書はありますか?

橘ナナミ

橘ナナミ

マンガで読みやすい育児書はありますかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

今回の一覧にマンガ形式の本は入っていません。読みやすさで選ぶなら、日常の「あるある」から入る『エピソードでわかる子ども・子育て支援』や、ワークを解きながら進める『ワークで学ぶ 子育て支援』、15のストーリーで学ぶ『子育て支援: 15のストーリーで学ぶワークブック』のように、事例や演習が中心の本が近い読み心地です。

エビデンスに基づいた育児書の見分け方は?

橘ナナミ

橘ナナミ

エビデンスに基づいた育児書の見分け方はについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

著者が何を根拠に語っているかを確かめるのが基本です。公的なガイドラインやシラバスに準拠しているか、研究や臨床の裏づけが示されているか、事例が具体的かをチェックしましょう。たとえば『フィンランドのネウボラに学ぶ 母子保健のメソッド』は、エビデンスからフィンランドの保健活動の有効性を検討しています。断定の強さではなく、根拠の種類と出典を見て選ぶと振り回されにくくなります。

パパや祖父母向けのおすすめの本は?

橘ナナミ

橘ナナミ

パパや祖父母向けのおすすめの本はについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

専用の本は多くないのが現状ですが、地域の取り組みを知る『地域とともに歩む子育て支援』や、親の気持ちを支援の出発点に据えた『子育て支援は親支援』は、家族の立場で読んでも視野が広がります。読み手の年代よりも、子どもや孫の世代の支援の場を知るという目的で選ぶと、ぴったりの一冊が見つかります。

まとめ

橘ナナミ

橘ナナミ

今日は「誰が、どんな場面で読むか」から選ぶのが大事だと分かりました。支援センターって、予約もいらないし、ただ行っていい場所なんですよね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そういう場所だね。だからこそ、そこで手に取る本も「いつでも開いていい」ものであってほしい。

橘ナナミ

橘ナナミ

全部読み切らなきゃ、と思うと重くなっちゃいますし。

佐藤メバル

佐藤メバル

読破しなくていいんだよ。相談のたびに目次に戻る。気になった章だけ読む。そんなふうに使える本は、支援センターの受付に置かれたチラシのようなもので、必要なときに「いまの自分」に手渡してくれる。棚に並んでいるだけでは力にならないけれど、一度でも開いた本は、次に困ったときの戻り場所になる。

橘ナナミ

橘ナナミ

本棚が、心の相談室の入口みたいですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

いい言い方だね。センターの扉を開けるのと同じ気持ちで、一冊の扉を開いてみてほしい。今日の一覧から、いまの自分にいちばん近い一冊を選んでもらえたら嬉しいよ。

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Editorial Team

編集に関わる専門家