NHKすくすく子育ての本のおすすめ人気ランキング16選【2026年版】
監修

佐藤メバル
@shelfy_mebaru
編集長。あらゆるジャンルの本を年間数百冊読み込む本のプロ。投資・経営から小説・実用書・絵本まで、良書と読者の相性を見抜く。

橘ナナミ
@medias_nanami
編集部の新人インターン。22歳の大学院生で、メディア論を研究中。「それ気になります!」が口癖の天然キャラ。読者の素朴な疑問を代弁する役割で、各メディアの専門家にいろんなジャンルの素朴な質問をぶつけていく。
最終更新: 2026年10月
橘ナナミ
「すくすく子育て」って、Eテレの番組ですよね。その名前のついた本が、こんなにたくさん出ているんですか?
佐藤メバル
そう。番組の公式本もあれば、番組に出演している先生が監修した本もある。書名も表紙の雰囲気も似ているから、書店の棚の前で止まってしまう人が多いんだよ。
橘ナナミ
私、まだ子どもはいないんですけど、友だちが出産を控えていて。「お祝いに一冊贈りたいけど、どれがいいかわからない」と相談されました。何を見て選べばいいんでしょう?
佐藤メバル
いい質問だね。すくすく子育ての本は、読み手の「読む時期」と「解決したい悩み」で、刺さる一冊がはっきり変わる。そこを整理してから選ぶと、失敗がぐっと減るよ。
橘ナナミ
じゃあ、その整理のしかたから教えてください!
佐藤メバル
目的、月齢、役割、形式、鮮度、著者。この順で見ていこう。
NHKすくすく子育ての本の選び方
目的別:叱り方・離乳食・病気・自分のケアのどれを解決したいか
橘ナナミ
目的別って、具体的にどう分かれるんですか?
佐藤メバル
叱り方・ほめ方なら、新星出版社から出ている叱り方に特化した番組本や、鈴木あきえさんの『子どもと親のきずなを深めるやさしい声かけ』。離乳食なら野崎洋光さんの『和の離乳食 本物の味を赤ちゃんから』や『2歳からのおやつBOOK』。病気なら『赤ちゃんの病気&ケア 新版』。自分の心と体なら『産後ママの体と心 トラブル解消BOOK』だね。まず「今いちばん困っていること」を一つに絞るのがコツだよ。
月齢・年齢別:0歳中心か、イヤイヤ期か、しつけか
橘ナナミ
月齢で変わるのはなぜですか?
佐藤メバル
0歳中心なら病気とケア、ことばの育み方。2歳前後のイヤイヤ期なら『親って大変!私たちの子育て手帖』で、実際に2歳4か月のママの悩みと専門家の答えが読める。3歳以降のしつけなら育児ビギナーズブックの『しつけ』が候補になる。読む時期に合わない本は、実感が湧かないまま枕元で眠ってしまうんだよね。
役割別:通読する1冊か、必要なときだけ引く辞書か
橘ナナミ
そこはどう使い分けるんでしょう?
佐藤メバル
『親って大変!私たちの子育て手帖』はマンガとQ&Aで読み通せるから、最初の1冊に向く。逆に『Q&Aですっきり!育児のお悩み解決BOOK』や『先生教えて! まるごとQ&A』は、困ったときに開く辞書として強い。通読用と辞書用を分けて持つのが、いちばん読み負けない形だよ。
形式別:紙・電子・中古のどれで手に入れるか
橘ナナミ
電子でも読めるんですか?
佐藤メバル
配信状況は変わるから、買う前に各ストアで確認してね。夜間授乳中は片手で読める電子が強い。ただ、中古でしか見かけない本もある。育児ビギナーズブックのように新刊での入手が難しいものは、古書を探すことになる。手間を取るか、価格を取るかだね。
鮮度別:医療・安全の情報は新しい版を優先する
橘ナナミ
中古でも内容が同じなら、安いほうがいいですよね?
佐藤メバル
そこは線を引いてほしい。病気や健診・予防接種は、制度も医療の常識も動く。『赤ちゃんの病気&ケア』のように「新版」とつくものを選ぶ、『健診・予防接種』のようなテーマは新しい版を選ぶ。読み物としての中古はありだけど、医療と安全だけは新刊優先と覚えておこう。
著者別:制作班の公式本か、出演の先生が監修した本か
橘ナナミ
著者を見るポイントは?
佐藤メバル
番組の制作班が編んだ公式本か、番組に出演する専門家が書いた本か。『ことばの育み方』は中川信子さん、『健診・予防接種』は宮田章子さん、『産後ママの体と心 トラブル解消BOOK』は対馬ルリ子さんの監修。誰の視点で書かれているかがわかると、信頼度の確認もしやすくなるよ。
NHKすくすく子育ての本をひと目で比較
橘ナナミ
えっ、16冊もあるんですか!?まずどう見ればいいんですか?
佐藤メバル
焦らず焦らず(笑)。まずはこの一覧で全体像を眺めてみよう。価格・著者・対象読者をまとめて見られるから、自分に近そうなのが分かるはず
NHKすくすく子育ての本のおすすめ人気ランキング
橘ナナミ
一覧だけだとピンと来ないので...1冊ずつ詳しく教えてください!
佐藤メバル
よし、それじゃあ1位から順に1冊ずつ解説していこう。各冊どんな人に向いてるかも合わせて話すから、自分に合いそうなのを見つけてほしい

親って大変!私たちの子育て手帖 NHK Eテレ番組「すくすく子育て」公式
NHK『すくすく子育て』制作班編 著|マイナビ出版
¥1,527(税込)
NHK Eテレ「すくすく子育て」の内容を一冊にまとめた、悩み解決の入門書です。特徴は、質問の部分がマンガで描かれていること。イヤイヤ期の対応など、自分の姿を重ねながら読み進められます。専門家の答えも具体的で、倉石哲也さんは「行動を観察して、どういう気持ちなのか想像してみましょう」と助言し、坂上裕子さんは「いい母、いい子という基準が高すぎないか」と問いかけます。読みながら気持ちが軽くなる構成が、他の番組本との違いです。
こんな人におすすめ
育児の合間の数分で読みたい人、イヤイヤ期の対応に困っている人、「私だけが大変なの?」とひとりで悩んでいる人が、肩の力を抜くヒントを探す場面に向きます。質問がマンガ中心なので、活字が苦手でも負担になりません。
良い点
- 質問がマンガで描かれ状況を想像しやすい
- 専門家の答えが具体的でやさしい
- 忙しい合間でも読み進められる構成
気になる点
- 番組内容をまとめた性格で体系的な育児書ではない
- 悩みごとの構成で通読には向かない
- 扱えるテーマの範囲は限られる
出版社
マイナビ出版
発売日
2019年8月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
佐藤さん、この本って番組の公式本なんですよね。テレビでやっていたことを、そのまま読む感じなんでしょうか?
佐藤メバル
近いけれど、少し違うんだよ。番組に寄せられた悩みを選んで、質問の部分をマンガで描き直している。たとえばイヤイヤ期の相談なら、倉石哲也さんが「行動を観察して、どういう気持ちなのか想像してみましょう」と答えている。
読む側が状況を思い浮かべやすい作りなんだ。
橘ナナミ
マンガだと、文字だけの育児書よりずっと入ってきやすそうです。専門家の答えも、やさしい言い方なんですか?
佐藤メバル
そう、そこがいいところでね。坂上裕子さんは「いい母、いい子という基準が高すぎないか」と問いかけてくれる。
正解を押しつけず、親の気持ちを整理するところから始める。断罪しない答え方だから、落ち込んでいる時でも開ける一冊だと思うよ。

Q&Aですっきり!育児のお悩み解決BOOK: NHKすくすく子育て
日本放送出版協会 著|NHK出版
NHK出版から出ている、番組名を冠したQ&A形式の育児書です。タイトル通り、ひとつのお悩みに対して質問と答えを並べ、読んだあとに「すっきり」できることを狙った構成。185ページと、手に取って読み切れるボリュームにまとまっています。答えへのたどり着き方が決まっているQ&A形式は、ひとつだけ悩みを確かめたいときに力を発揮します。番組発の本の中でも、整理された情報を求める人向けの一冊です。
こんな人におすすめ
いくつもの悩みを一つずつ確認したい人、育児書を最初から通読する時間が取れない人が、必要な項目だけ拾い読みする場面に向きます。185ページという見通しのよさも、最初の一冊として手に取りやすい理由です。
良い点
- 困りごとから逆引きしやすいQ&A形式
- 185ページで見通しが立ちやすい
- 番組名を冠したNHK出版の一冊
気になる点
- 扱う悩みの範囲は目次を見ないと分かりにくい
- 通読して学ぶタイプの本ではない
- 発行からの時間経過で情報が古くなる可能性
出版社
NHK出版
発売日
2008年12月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
さっきの手帖と、この「すっきり!」は何が違うんでしょう? 同じすくすく子育てですよね。並んでいると迷ってしまいます。
佐藤メバル
いいところに気づいたね。作りが違うんだよ。手帖のほうは悩みをマンガで見せて、気持ちに寄り添う読み物。
こちらの「すっきり!」はQ&Aの形で、質問と答えが整理されている。だから「この悩みの答えだけ知りたい」という引き方に向いているんだ。
橘ナナミ
じゃあこの本は、最初から順に読むというより、辞書みたいに必要なところを引く使い方になるんでしょうか?
佐藤メバル
そういう使い方が似合う本だと思う。全部読まなくてもいい、というのは忙しい人には大きいよね。ただ、確かな情報として分かっているのは構成とページ数までだから、扱うテーマが自分に合うかは中身を見て確かめてほしい。目次を味方につけるのがコツだよ。

NHK Eテレ 「すくすく子育て」 先生教えて! まるごとQ&A
NHKEテレ「すくすく子育て」制作班 著|宝島社
番組内の人気企画「先生教えて!」のQ&Aコーナーを丸ごと一冊にした本です。番組での反響をもとにベストセレクションとして選ばれているので、お母さんたちが本当に困ったことが軸になっています。司会のくわばたりえさんのインタビューも収録され、当時、第二子の出産準備中だった彼女の言葉が読めるのが、他の番組本にはない持ち味。番組の空気ごと持ち帰るような一冊です。
こんな人におすすめ
番組を見ていてQ&Aコーナーが好きだった人、他の家庭が何に困ったのかを知りたい人が、当事者のリアルな悩みに触れたい場面に向きます。199ページあるので、少しずつ読み進める楽しみもあります。
良い点
- 番組で反響の大きかった質問が中心
- くわばたりえさんのインタビューを収録
- 199ページで読み応えがある
気になる点
- 番組を見ていないと入りにくい面がある
- Q&A形式のため体系的な学習には向かない
- 扱う悩みは選別されている
出版社
宝島社
発売日
2015年7月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
佐藤さん、くわばたりえさんって、この番組の司会をされていた方ですよね? この本にも登場するんでしょうか?
佐藤メバル
登場するよ。しかも収録されているのはインタビューで、当時、第二子の出産準備中だったそうだ。番組のQ&Aコーナーを丸ごと本にしたのがこの一冊で、反響の大きかった質問がベストセレクションとして選ばれている。
出演者と親の目線の両方が入っているのが面白いところだね。
橘ナナミ
佐藤さん、番組で実際に反響があった質問から選んでいるなら、読んですぐ役に立つ内容が多そうですよね? 気になります。
佐藤メバル
そう思う。ただ、いいところは実用だけじゃない。他のお母さんが何に困って、先生がどう答えたか、そのやりとりを読むこと自体が「自分だけじゃない」という支えになる。
199ページあるから、一度に読まず、少しずつ開くのもいいと思うよ。

NHK Eテレ「すくすく子育て」 使えて楽しい! 子育てアイデア傑作選
NHK「すくすく子育て」制作班 著|宝島社
番組内で2008年から毎年行われている「すくすくアイデア大賞」。その歴代の応募作から、反響の大きかったアイデアを選りすぐった一冊です。主役はママたちのおもしろくて役立つ工夫。悩みに答える本ではなく、暮らしの工夫を集めた本という点で、他のすくすく子育て本とは性格がはっきり違います。今すぐ役立ち、実践できるものが中心で、読むというより使う楽しさがあります。
こんな人におすすめ
毎日の育児にちょっとした工夫を足したい人、家族でアイデアを眺めたい人が、一家に一冊として手元に置き、必要な場面で開くのに向きます。専門家の答えではなく同じ立場の人の知恵なので、まねのハードルが低いのも魅力です。
良い点
- アイデア大賞から選んだ実践的な内容
- 読むだけでなく使える構成
- 家族で眺めても楽しい
気になる点
- 体系的な育児の知識は得にくい
- 悩み相談の答えを求める人には不向き
- アイデアの好みが分かれる
出版社
宝島社
発売日
2016年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
アイデア大賞って、視聴者の方が応募したものですよね。つまり、専門家の先生の意見ではないんですか? ちょっと意外でした。
佐藤メバル
そこがこの本の持ち味なんだ。2008年から毎年続いている企画で、その歴代の中から反響の大きかったものを選んでいる。
専門家の答えではなく、同じ立場の人が実際にやっている工夫だから、まねしやすい。ハードルの低さがいいんだよ。
橘ナナミ
なるほど。悩みを解決する本というより、自分の引き出しを増やすための本なんですね。そう考えると気軽に開けそうです。
佐藤メバル
まさにそれ。一家に一冊と紹介されている通り、最初から最後まで読む本というより、困ったときに開いてまねする本だね。
実践して「使えた」という体験が増えると、育児のしんどさも少し変わってくる。そういう種類の一冊だよ。

NHK E Terre Sukku Parenting and Love Conveys How to Scolding
NHK「すくすく子育て」制作班 著|新星出版社
¥1,000(税込)
子育ての中でも特に人気のテーマ、「叱り方・ほめ方」だけに絞った一冊です。番組でおなじみのQ&Aスタイルで、さまざまなシチュエーションのお悩みに答えています。オールカラーの四コママンガとイラスト付きで、初めてのママ・パパでもやさしく読めるのが特徴。テーマを一点に絞った分だけ、叱る場面・ほめる場面の具体例が集まっています。2003年から続く番組の蓄積が背景にある本です。
こんな人におすすめ
つい怒りすぎてしまうと悩む人、ほめ方が分からないと感じている人が、場面ごとの伝え方を具体的に知りたいときに向きます。オールカラーの四コマで情景が浮かぶので、自分の言い方を振り返る材料にもなります。
良い点
- 叱り方とほめ方にテーマを絞っている
- オールカラーの四コママンガ付き
- 場面ごとのQ&Aで引きやすい
気になる点
- 育児全体を網羅する本ではない
- テーマが絞られている分、好みが分かれる
- 文章中心で読みたい人には軽く感じられる
出版社
新星出版社
発売日
2016年4月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
叱り方とほめ方だけに絞った本って、けっこう多いですよね。みんな、そこに一番悩むからなんでしょうか。
佐藤メバル
そうだと思うよ。番組でもこのテーマは特に人気がある。この一冊は2003年から続く番組のQ&Aを、叱り方・ほめ方にしぼってまとめている。
オールカラーの四コママンガが付いているから、初めてのママやパパでも情景が浮かびやすいんだ。
橘ナナミ
四コマだと、文章だけで読むより、自分の言い方を思い出しやすそうですね。つい強く言ってしまう場面とか。
佐藤メバル
そう、そこが狙いだね。叱ることそのものをなくすのではなく、伝え方を選べるようにする本なんだ。叱り方を練習するという発想が、気持ちを少し楽にしてくれる。
215ページあるから、必要な場面から開いていくといいよ。

子どもと親のきずなを深めるやさしい声かけ
鈴木あきえ 著|Gakken
人気タレントの鈴木あきえさんと、20年以上続くNHKの番組「すくすく子育て」がタッグを組んで作った一冊です。テーマは子どもへの声かけ、親子のコミュニケーション。鈴木さんは番組の司会を約5年間務めた人で、対人関係やコミュニケーションに長けた立場から言葉の選び方を提案します。叱る・ほめるの前にある、ふだんの一言に焦点を当てている点が、他の番組本との違いです。
こんな人におすすめ
子どもへの声のかけ方に迷う人、ほめ方やしかり方の前に日々の会話を見直したい人が、親子をつなぐ言葉を探す場面に向きます。日本全国のママパパの声が土台にあるので、ひとりの経験談とは違う広がりがあります。
良い点
- 声かけという毎日使うテーマを扱う
- 司会経験者の実感がこもる
- 親子のコミュニケーションに焦点
気になる点
- 病気や発達などは扱わない
- 声かけの好みは家庭ごとに違う
- 実践には日々の継続が必要
出版社
Gakken
発売日
2024年11月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
タレントの方が関わった育児本って、正直、実体験のエッセイなのかなと思っていました。これは違うんでしょうか?
佐藤メバル
いい質問だね。鈴木あきえさんは番組の司会を約5年務めた人で、この本は番組とのタッグで作られている。だから体験談というより、対人関係やコミュニケーションを軸にした声かけの提案なんだ。
親の悩みで多い「声かけ」「ほめかた・しかりかた」に正面から向き合っている。
橘ナナミ
司会を5年も続けていると、たくさんの家庭の話を聞いていそうです。説得力がありそうですね。そこが気になります。
佐藤メバル
そこは大きいよね。20年以上続いている番組が背景にあるから、ひとりの経験ではなく、全国のママパパの声が土台にある。
叱る前に交わす一言を変えるだけで、親子の距離はけっこう変わる。そういう本なんだよ。

NHKすくすく子育て_産後ママの体と心 トラブル解消BOOK
【監修】対馬ルリ子【編】NHK出版 著|日本放送出版協会
¥66(税込)
出産後にママの体と心に起きるトラブルに焦点を当てた一冊です。監修は対馬ルリ子さん、編はNHK出版。赤ちゃんの育て方ではなく、産後の母親自身の体調や気持ちの揺れを扱っているのが特徴で、主役を赤ちゃんからママに戻す構成になっています。159ページと厚すぎないので、産後の落ち着かない時期でも手に取りやすく、同じ番組発の本の中では珍しい切り口です。
こんな人におすすめ
産後の体調不良や気分の落ち込みが気になる人、赤ちゃん中心の育児書に少し息苦しさを感じる人が、自分自身のケアを確認する場面に向きます。横になったまま少しずつ読める分量なのも、この時期にはありがたいところです。
良い点
- 産後のママ自身の体と心に焦点
- 監修は対馬ルリ子さん
- 159ページで取り組みやすい
気になる点
- 赤ちゃんのお世話の手順は扱わない
- 産後の時期を過ぎた人には対象外
- 必要な人とそうでない人が分かれる
出版社
日本放送出版協会
発売日
2010年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
佐藤さん、これは赤ちゃんの本ではなくて、ママの本なんですね。すくすく子育ての本なのに、ちょっと意外でした。
佐藤メバル
そこがこの本の価値だと思うよ。監修は対馬ルリ子さんで、編はNHK出版。産後の体と心に起きるトラブルを扱っている。
育児書は赤ちゃんが主役になりがちだけど、ここでは主役をママに戻してくれる。それが他の本との違いなんだ。
橘ナナミ
産後の時期って、赤ちゃんのお世話で精一杯で、自分のことは後回しになってしまいそうですよね。まわりも赤ちゃんの話ばかりでしょうし。
佐藤メバル
まさにその状況だから、こういう本が要るんだね。159ページと厚すぎないから、横になったまま少しずつ読める。
誰かに読んでもらうというより、自分で自分の状態を確かめるための本だよ。手元にあると落ち着ける一冊だと思う。

赤ちゃんの病気&ケア 新版: 1歳までに知っておきたい NHKすくすく子育て
日本放送出版協会 著|NHK出版
¥1,650(税込)
1歳までに知っておきたい赤ちゃんの病気とケアをまとめた、新版として出された一冊です。235ページという厚みがあり、同じ番組発の本の中でも情報量を求める人向け。病気への備えを先に手元に置くという性格の本で、困ったときに読む悩み相談本とは役割がはっきり違います。健康面をがっちり押さえておきたいときの軸になる存在です。
こんな人におすすめ
初めて赤ちゃんを迎える人、熱や湿疹などで慌てたくない人が、受診の目安を前もって知っておきたい場面に向きます。1歳までという時期を区切っているので、いつ頃に何を読めばいいかの見当も立てやすくなります。
良い点
- 1歳までという時期を区切ってまとめている
- 235ページで情報量がある
- 病気とケアをまとめて確認できる
気になる点
- 対象が1歳までに限られる
- 読み込むには厚めの分量
- 最終的な判断は受診が優先される
出版社
NHK出版
発売日
2007年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
235ページって、シリーズの中ではけっこう厚いですよね。病気の本は、読むというより備える感じなんでしょうか。
佐藤メバル
そうだね。1歳までに知っておきたいことを、病気とケアにまとめてある。先に読んで備えるタイプの本で、夜に熱が出たとき、あわてずページを開けるようにしておく。
読んで安心材料を持っておく、という使い方が似合うよ。
橘ナナミ
なるほど。でも、読んだからといって、自分で判断していいわけではないですよね? そこは気をつけたいです。
佐藤メバル
その通りで、そこは大切なところ。受診すべきかどうかの目安を知るための本であって、診断する本じゃない。
だからこそ、かかりつけの場所を決めておく話とセットで考えるといい。備えと相談先の両方を持つ、という発想だね。

しつけ (NHKすくすく子育て 育児ビギナーズブック 1)
日本放送出版協会 著|NHK出版
¥329(税込)
すくすく子育ての育児ビギナーズブック、その第1巻が「しつけ」です。94ページと薄く、テーマをひとつに絞った構成。最初の一冊として手に取りやすいサイズ感が最大の持ち味で、分厚い育児書を前に途方に暮れる前に読めるのがいいところ。番組で扱われてきた知見を、しつけという入口からコンパクトに押さえられます。シリーズの中でも基本の位置づけの本です。
こんな人におすすめ
しつけをいつからどう始めるか迷う人、分厚い育児書に手が出ない人が、まず短時間で全体像をつかみたい場面に向きます。薄さを入口にして、足りない部分を他の巻や別の本で補う読み方もできます。
良い点
- 94ページで読み切りやすい
- しつけという入口のテーマ
- シリーズ第1巻で基本を押さえる
気になる点
- ページ数が少なく物足りない人もいる
- しつけ以外のテーマは扱わない
- 発行からの時間経過には留意したい
出版社
NHK出版
発売日
2010年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
佐藤さん、94ページって育児書としてはかなり薄いですよね。薄いと内容が足りない気がしてしまうんですが、どうなんでしょう。
佐藤メバル
いい質問だね。このシリーズはテーマをひとつに絞って、コンパクトにまとめる方針なんだ。しつけという大きすぎるテーマを、最初の一冊として手に取れる形にしている。
分厚い本を前に途方に暮れるより、まず全体像をつかむほうが前に進める人もいるんだよ。
橘ナナミ
たしかに、分厚い育児書だと私も積んでしまいそうです。シリーズの1巻から読む意味はあるんでしょうか。
佐藤メバル
しつけは、多くの親が最初につまずくところだからね。番組で扱われてきた知見が、この大きさに収めてある。
まずこれで見通しを立てて、足りない部分を他の巻や別の本で補う。薄さを入口にする、という読み方ができる一冊だと思うよ。

NHKすくすく子育て 育児ビギナーズブック(5) ことばの育み方 (NHKすくすく子育て 育児ビギナーズブック 5)
中川信子 著|日本放送出版協会
「うちの子、ことばが遅いのでは?」という不安に答える一冊です。監修は中川信子さん。知育教材を使って教え込むより大切なことがある、という立場から、赤ちゃんのことばを育むからくりと、成長に応じたふれあいのヒントを示します。教え込むのではなく、関わりから育つという考え方が軸。同じ番組発のビギナーズブックの中でも、目に見えない発達を扱う点で異色の一冊です。
こんな人におすすめ
ことばの遅れが気になって検索してしまう人、早期教育に漠然とした不安がある人が、日々の関わり方のヒントを求める場面に向きます。96ページなので、気になった日にすぐ読み始められるのも助かります。
良い点
- ことばの遅れという不安に応える
- 知育教材偏重への疑問に答える
- 成長段階に沿った関わりを紹介
気になる点
- 96ページで専門的な詳細は限られる
- 発達の個人差は本だけでは判断できない
- 医療的な相談の代わりにはならない
出版社
日本放送出版協会
発売日
2010年11月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
佐藤さん、「ことばが遅いのでは」って、まわりでもよく聞きます。これは早期教育の本とは違うんですか?
佐藤メバル
そこが大事なところでね。むしろ逆なんだ。知育教材で教え込むより、大切なことがあるという立場の本で、赤ちゃんのことばが育つからくりと、成長に応じたふれあいのヒントが書かれている。
教え込む前にふれあう、という考え方だね。
橘ナナミ
なるほど。教材を買う前に読む本、という感じなんですね。監修の中川信子さんは、番組にも出ていた方なんでしょうか?
佐藤メバル
この本は番組に出演していた先生が監修したと紹介されている。96ページの中に、ことばに関する不安を解消するための内容がまとまっているよ。
焦って何かを買い足す前に、今日の関わりを少し変える。遠回りに見えて、それが近道なんだ。

赤ちゃんケア (NHKすくすく子育て 育児ビギナーズブック 3)
日本放送出版協会 著|NHK出版
¥697(税込)
育児ビギナーズブックの第3巻は「赤ちゃんケア」。94ページのコンパクトな一冊で、赤ちゃんのお世話の基本を押さえる位置づけです。同じシリーズの「しつけ」が心の入口なら、こちらは体の入口。毎日の世話の手順を確認するための本で、体調がおかしいときの判断を扱う本とは役割が分かれています。シリーズを並べて必要なところから読む楽しみがあります。
こんな人におすすめ
これから赤ちゃんを迎える人、沐浴や抱っこなどお世話の基本をひととおり確認したい人が、出産前に一度目を通す場面に向きます。94ページなので、分からないことを全部覚えようとしなくても済みます。
良い点
- 94ページで要点を確認しやすい
- 赤ちゃんのお世話の基本を扱う
- シリーズ内で役割が分かれている
気になる点
- より詳しいケア本が必要になることも
- 動画のほうが分かりやすい手順もある
- 94ページでは扱える範囲が限られる
出版社
NHK出版
発売日
2010年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
同じシリーズで、しつけ、病気、赤ちゃんケアって並んでいますよね。この3巻はどう使い分ければいいんでしょう。
佐藤メバル
分け方がはっきりしているんだ。3巻は赤ちゃんのケア、つまり毎日のお世話の基本。病気の巻は、体調がおかしいときの判断。
しつけの巻は、心の育ちに関わる部分。体と心と困ったときで棚を分けて考えると選びやすいよ。
橘ナナミ
じゃあ、出産前に読むなら、このケアの巻から始めるのが自然なんでしょうか? 何も分からないまま産むのが不安で。
佐藤メバル
その使い方でいいと思う。94ページだから、沐浴や抱っこの基本をひととおり眺めておくのにちょうどいい。
分からないことを全部覚える必要はなくて、どこに何が書いてあるかを知っておくだけで、産後のあわて方が変わってくるよ。

NHKすくすく子育て 育児ビギナーズブック(4) 健診・予防接種 (NHKすくすく子育て 育児ビギナーズブック 4)
宮田章子 著|日本放送出版協会
¥510(税込)
健診・予防接種をテーマにしたビギナーズブックです。監修は宮田章子さん。地域の育児支援やツールを上手に活用すれば、健診は「チェックされる場」から「日ごろの育児不安を相談する場」になり、書き込みが面倒な母子手帳も「便利な育児書」になる、というのがこの本の主張です。受け身の場を相談の場に変える視点が、他のケア本と一線を画します。
こんな人におすすめ
健診が苦手・緊張する人、母子手帳の活用法が分からない人が、地域の支援とつながるきっかけを求めるときに向きます。かかりつけ医の使い方まで含めて、点ではなく線で考える材料になります。
良い点
- 健診を相談の場に変える視点
- 母子手帳の活用法に触れる
- かかりつけ医の使い方まで扱う
気になる点
- 制度や手続きは地域差が大きい
- 96ページで詳細は限られる
- 予防接種の判断は医療機関が優先
出版社
日本放送出版協会
発売日
2010年11月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
母子手帳を「便利な育児書」にする、という言い方が気になります。あれって、書き込むだけで精一杯になりませんか?
佐藤メバル
そこを変えようという本なんだ。監修は宮田章子さん。ポイントは、地域の育児支援やツールを上手に使うこと。
そうすれば健診はチェックされる場から相談する場になり、母子手帳も書き込みが面倒なだけのものではなくなる。場の使い方を変える提案だね。
橘ナナミ
なるほど。健診って毎回緊張するという話を友人から聞いたことがあります。相談の場だと思えば、少し違いますね。
佐藤メバル
そう感じる人は多いんだろうね。かかりつけ医の使い方まで含めて書かれているから、点ではなく線で考える材料になる。
ただ、制度の中身は地域で違うから、手元の案内と重ねて読むのがいい。96ページと薄いから、必要なところだけ拾い読みできるよ。

病気 (NHKすくすく子育て 育児ビギナーズブック 2)
日本放送出版協会 著|NHK出版
¥677(税込)
ビギナーズブックの第2巻が「病気」です。94ページに、赤ちゃんが病気になったときの基本をまとめた位置づけの一冊。同じシリーズの「赤ちゃんケア」が日々のお世話なら、こちらは体調を崩したときの入口です。家に一冊置いて、迷ったときに開くという使い方が似合います。分厚い医学書に進む前に、まず全体の見取り図を持つための本と言えます。
こんな人におすすめ
赤ちゃんが初めて熱を出したとき、どんな病気があるのか知っておきたい人が、受診までの心の準備として読む場面に向きます。94ページなので、家族の誰でも開ける薄さなのも心強いところです。
良い点
- 94ページで病気の全体像をつかめる
- シリーズ内でケアと役割分担
- いざというとき開きやすい薄さ
気になる点
- 医学的な詳細は専門書に譲る
- 症状だけでは判断できない
- 新しい知見は医療機関で確認が必要
出版社
NHK出版
発売日
2010年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
病気の巻と、さっきの「赤ちゃんの病気&ケア」の本、どちらを選べばいいんでしょう。同じようなテーマに見えます。
佐藤メバル
分けるなら、厚さと目的だね。こちらは94ページのビギナーズブックで、まず全体の見取り図をつかむための本。
235ページの「病気&ケア」は1歳までをがっちり押さえる本。入口を選ぶか、辞書を持つか、という違いだと思うよ。
橘ナナミ
なるほど、入口を選ぶか、辞書を持つか。最初は入口から入ったほうが、私でも読み切れそうです。安心です。
佐藤メバル
それでいいと思う。94ページなら、夜中に読むこともできるし、家族の誰でも開ける。大事なのは、症状を見て自分で決めることではなく、相談する準備をしておくこと。そのための一冊だよ。

NHKすくすく子育て 3度の食事を補う 2歳からのおやつBOOK
牧野直子 著|NHK出版
「3度の食事を補う」という視点で作られた、2歳からのおやつの本です。著者は牧野直子さん。79ページと薄く、台所で開ける実用の一冊になっています。おやつを食事の一部として考えるのが軸で、甘いものを与える罪悪感ではなく、栄養をどう補うかという発想になっています。すくすく子育ての本の中でも、食べ物を正面から扱う数少ない一冊です。
こんな人におすすめ
2歳ごろの子どもに何をおやつとして出すか迷う人、食事から足りない分を補いたい人が、毎日の献立の隙間を埋めたい場面に向きます。79ページなので、台所に置いて作る前にさっと見る使い方もできます。
良い点
- おやつを食事の一部として捉える
- 2歳からという対象が明確
- 79ページで台所でも開きやすい
気になる点
- アレルギー対応は個別の確認が必要
- レシピの好みは家庭で分かれる
- 離乳食より後の時期が対象
出版社
NHK出版
発売日
2008年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
おやつって、甘いものをあげているという罪悪感がつきまとうものだと思っていました。この本はそこを変えてくれるんでしょうか?
佐藤メバル
タイトルに「3度の食事を補う」とある通り、おやつを食事の一部として考える本なんだ。著者は牧野直子さん。
2歳からの時期に合わせて、79ページという薄さで作られている。足りない分を補うという発想に切り替わるのが、この本のいちばんいいところだね。
橘ナナミ
79ページなら、台所に置いておいて、作る前にさっと見られますね。レシピ本としても使いやすそうです。
佐藤メバル
その使い方が似合うね。すくすく子育ての本は悩み相談や発達の話が中心だから、食べ物を正面から扱うのは貴重なんだ。
ただ、アレルギーなど個別の事情は家庭ごとに違うから、かかりつけの指示と重ねて使ってほしい。

NHKすくすくネットワーク 和の離乳食 本物の味を赤ちゃんから
野崎洋光 著|NHK出版
¥2,632(税込)
和食の料理人、野崎洋光さんによる離乳食の本です。タイトルにある「本物の味を赤ちゃんから」という考え方が軸で、離乳食を特別なものとして切り離すのではなく、だしや素材の味から始めようという一冊。95ページでまとまっています。離乳食を和食の入口として捉える視点は、市販の離乳食本とははっきり違うところです。
こんな人におすすめ
離乳食をどう始めるか迷う人、だしや素材の味を大切にしたい人が、和食の考え方から離乳食を知りたい場面に向きます。95ページなので、献立全体の考え方を短時間でつかむこともできます。
良い点
- 料理人による和の離乳食という切り口
- だしや素材の味から考える
- 95ページで全体像を掴める
気になる点
- 手間をかける前提の内容がある
- 市販品中心の人には遠く感じられる
- アレルギー等は個別の確認が必要
出版社
NHK出版
発売日
2002年9月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
離乳食の本を料理人の方が書くって、珍しい気がします。ふつうは栄養の専門家のイメージでした。ちょっと意外です。
佐藤メバル
そこがこの本の個性だね。野崎洋光さんが「本物の味を赤ちゃんから」という考えで書いている。離乳食を大人の食事と切り離さず、だしや素材の味から始めようという立場なんだ。
和食の入口として離乳食を見る、という発想だよ。
橘ナナミ
なるほど。でも、だしから取るとなると、毎日続けるのは大変そうだなとも思ってしまいます。現実的にはどうなんでしょう。
佐藤メバル
全部を手作りで、と身構えなくていいと思う。この本は95ページで、和の離乳食の考え方と作り方を示している。
忙しい日は市販のものを使いながら、味の基準をどこに置くかを知っておく。その基準があると、選び方も変わってくるよ。

Taking It Out Sling (Practical Life Series - NHK Sukuku Parenting)
NHK出版 著|NHK出版
実践ライフシリーズの一冊で、タイトルが示すのは赤ちゃんを連れて出かけるための抱っこ具にまつわる実践です。63ページと薄く、付属のDVDが1枚付いているのが最大の特徴。読むより見て確かめるタイプの本で、同じすくすく子育ての本の中でも異色の存在です。文章で全体を説明する本ではないため、映像で手順を確認したい人に向いています。
こんな人におすすめ
抱っこ具の使い方を手順として確かめたい人、文章だけでは不安な人が、映像で具体的に確認したい場面に向きます。63ページと軽いので、出産前にさっと目を通しておく用途にも向いています。
良い点
- 付属DVDで手順を確認できる
- 63ページで負担が少ない
- 実践ライフシリーズという性格が明確
気になる点
- 本文の情報量は多くない
- DVDを再生できる環境が必要
- タイトルから内容が伝わりにくい
出版社
NHK出版
発売日
2007年10月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
タイトルが英語なんですね。しかもDVD付き。これ、いったいどんな本なんでしょうか? 正直、タイトルだけでは分からなくて。
佐藤メバル
そこは正直に言うと、タイトルから内容が伝わりにくい本だね。実践ライフシリーズの一冊で、63ページ、そこにDVDが1枚付いている。
タイトルのslingは、赤ちゃんを抱くための抱っこ具を指す言葉なんだ。映像で確かめることを前提にした作りだよ。
橘ナナミ
なるほど、読む本というより、見て覚える本なんですね。手順は文章だけだと、やっぱり不安になりますし。そういう本はありがたいです。
佐藤メバル
その通り。だから本文の情報量が多くないことは、欠点ではなく役割の違いなんだ。悩みを読む本、確認する本、見て覚える本、と分けて考える。
棚ごと使い分けるのが、すくすく子育ての本の面白さだよ。
悩み別・全ラインナップの逆引きINDEX
橘ナナミ
番組で扱う悩みと本の対応を、一覧の形で見たいです。
佐藤メバル
いいね。叱り方・ほめ方なら叱り方に特化した番組本と『子どもと親のきずなを深めるやさしい声かけ』。離乳食は『和の離乳食 本物の味を赤ちゃんから』と『2歳からのおやつBOOK』。病気とケアは『赤ちゃんの病気&ケア 新版』、育児ビギナーズブックの『病気』『赤ちゃんケア』。健診・予防接種は同名の1冊。ことばなら『ことばの育み方』。自分の体と心は『産後ママの体と心 トラブル解消BOOK』。暮らしの工夫なら『使えて楽しい! 子育てアイデア傑作選』だね。
橘ナナミ
あれ、睡眠の本はないんですか?
佐藤メバル
正直に言うと、睡眠だけを扱った番組本はこのラインナップには見当たらない。だから睡眠は一般の育児書で補う。番組本は「共感と気楽さ」、一般育児書は「根拠と網羅性」。役割が違うと知っておけば、一冊で全部を済ませようとしなくて済むよ。
橘ナナミ
なるほど。じゃあ「最初の1冊」は?
佐藤メバル
相手が当事者なら『親って大変!私たちの子育て手帖』かな。160ページでマンガ中心、専門家の答えも並ぶ。読み切れずに眠る心配が少ない一冊だよ。
入手性と「積読にしない」買い方
橘ナナミ
新刊で買えない本があると聞いて、少し不安です。
佐藤メバル
育児ビギナーズブックの『しつけ』『病気』『赤ちゃんケア』あたりは、新刊での入手が難しい時期がある。ただ内容は読み物として完結しているから、中古で手に入れるのは十分あり。逆に『赤ちゃんの病気&ケア 新版』のように医療に関わるものは、安さより新しさを優先してほしい。
橘ナナミ
予算の目安も知りたいです。
佐藤メバル
新刊は千円台が中心で、なかには二千円台のものもある。中古なら数百円で見つかることもある。だから「1冊目は新刊で読みやすさを買う、2冊目は中古で安く押さえる、辞書的な1冊は電子で手元に置く」という3層で揃えると、積読になりにくいんだ。
橘ナナミ
贈り物にするときの注意はありますか?
佐藤メバル
「大変」という言葉が入る本は、受け取り方によっては押しつけに感じられることもある。カードを添えて「休めるときに」と一言書く。相手がすでに持っているかもしれないから、さりげなく確認するのも大人の配慮だよ。
橘ナナミ
買う前にチェックする項目も決めておきたいです。
佐藤メバル
版の新しさ、扱う月齢、マンガ中心か辞書型か、電子版の有無、そして中古かどうか。この5つを確認すれば、後悔はかなり減る。
橘ナナミ
番組とあわせて使う方法も気になります。
佐藤メバル
番組を見て「これは」と思った回を、本の同じテーマのページに付箋で印をつける。それだけで我が家の育児ノートになる。本は番組の要約ではないから、本から番組に戻ってもいい。行き来するうちに、自分の子に合う言葉が見つかるよ。
よくある質問
すくすく子育ての本は全部で何冊出ている?
橘ナナミ
すくすく子育ての本は全部で何冊出ているについて教えてください。
佐藤メバル
この記事で扱っているのは、番組の公式本から番組に出演する専門家が監修した本まで合わせて16冊です。ただし全タイトルを網羅した一覧ではなく、同じテーマでも版が分かれているものもあります。書店や図書館の検索で最新の在庫を確かめてみてください。
すくすく子育ての本で一番おすすめなのはどれ?
橘ナナミ
すくすく子育ての本で一番おすすめなのはどれについて教えてください。
佐藤メバル
最初の1冊という前提なら『親って大変!私たちの子育て手帖』です。マンガで悩みが整理され、専門家の答えが並ぶ構成で、育児の合間に読み進めやすい。ただし叱り方、離乳食、産後の体と心など、困っているテーマが決まっているならそちらを優先したほうが役に立ちます。
0歳児の育児に役立つのはどの本?
橘ナナミ
0歳児の育児に役立つのはどの本について教えてください。
佐藤メバル
『赤ちゃんの病気&ケア 新版』『ことばの育み方』『健診・予防接種』、育児ビギナーズブックの『赤ちゃんケア』が候補になります。0歳は月齢で悩みがめまぐるしく変わるので、通読する1冊と、必要なときだけ引く辞書用の1冊に分けて持つのがおすすめです。
叱り方・ほめ方を学べる本はどれ?
橘ナナミ
叱り方・ほめ方を学べる本はどれについて教えてください。
佐藤メバル
叱り方・ほめ方に特化した番組本(新星出版社)と、番組の司会を約5年間務めた鈴木あきえさんの『子どもと親のきずなを深めるやさしい声かけ』です。前者は四コママンガとイラストつきのQ&A、後者は親子のコミュニケーションに軸を置いた内容になっています。
絶版や品薄の本でも今から買える?中古でもいい?
橘ナナミ
絶版や品薄の本でも今から買える?中古でもいいについて教えてください。
佐藤メバル
育児ビギナーズブックの『しつけ』『病気』『赤ちゃんケア』などは、新刊での入手が難しいことがあります。読み物としての中古は十分ありですが、医療・健診・予防接種に関わる情報は古くなりやすいので、そのテーマだけは新しい版を選んでください。
Kindleや読み放題で読めるものはある?
橘ナナミ
Kindleや読み放題で読めるものはあるについて教えてください。
佐藤メバル
配信状況は時期によって変わるため、購入前に各ストアで確認してください。電子版は夜間授乳中でも片手でめくれるのが実用上の強みです。まず電子で試し、手元に置きたい1冊だけ紙で揃える、という選び方もできます。
番組を見ていなくても本は役に立つ?
橘ナナミ
番組を見ていなくても本は役に立つについて教えてください。
佐藤メバル
役に立ちます。『先生教えて! まるごとQ&A』や『Q&Aですっきり!育児のお悩み解決BOOK』は、番組の人気コーナーを本の形にまとめたもので、本だけで完結して読めます。番組と行き来すると、同じテーマがより頭に残ります。
出産祝い・贈り物にしても失礼でない?
橘ナナミ
出産祝い・贈り物にしても失礼でないについて教えてください。
佐藤メバル
内容は励ましや助言なので失礼にはなりませんが、贈り方には配慮が必要です。『親って大変!私たちの子育て手帖』のようなタイトルは、受け取り方によっては「大変そうだから」と響くこともあるので、「休めるときに」と添えるなど一言カードを添えるとやわらぎます。
まとめ
橘ナナミ
今日の話を聞いて、最初の1冊のハードルが下がりました。
佐藤メバル
それはよかった。ただ、すくすく子育ての本は「答えを出してくれる本」というより「一緒に考えてくれる本」なんだ。だから読んですぐ解決しないこともある。それでいい。
橘ナナミ
解決しないのに読む意味って、あるんですか?
佐藤メバル
あるよ。『親って大変!私たちの子育て手帖』には、イヤイヤ期を「親と子が付き合い方を少しずつ学んでいく時期」と書いた先生の言葉がある。解決策より、その見方に救われる人がいるんだ。
橘ナナミ
私の友だちにも、そういう言葉が届くといいな。
佐藤メバル
うん。贈るなら、全部を読ませようとしなくていい。開いたページに付箋が一枚あれば、それが支えになる。
橘ナナミ
なんだか、本が「育児の休憩ベンチ」に見えてきました。走り続けなくても、座って一息つける場所がある感じです。
佐藤メバル
いい例えだね。すくすく子育ての本は、長い坂道に置かれたベンチだよ。座って、番組と本のページを少しめくって、また歩き出す。その往復そのものが、子どもの育ちと親の育ちを支えていくんだと思う。
