サッカーのルールが学べる本のおすすめ人気ランキング25選【2026年版】

監修

佐藤メバル

佐藤メバル

@shelfy_mebaru

編集長。あらゆるジャンルの本を年間数百冊読み込む本のプロ。投資・経営から小説・実用書・絵本まで、良書と読者の相性を見抜く。

橘ナナミ

橘ナナミ

@medias_nanami

編集部の新人インターン。22歳の大学院生で、メディア論を研究中。「それ気になります!」が口癖の天然キャラ。読者の素朴な疑問を代弁する役割で、各メディアの専門家にいろんなジャンルの素朴な質問をぶつけていく。

最終更新: 2026年10月

橘ナナミ

橘ナナミ

佐藤さん、今日のテーマは「サッカーのルール本」ですか。正直、審判をやる人だけが読むものだと思っていました。

佐藤メバル

佐藤メバル

いい質問だね。それがね、書店にいると一番動くのが「観戦していて、なぜ笛が鳴ったのかわからない」という人なんだ。ワールドカップのたびにルール本の棚が動くのは、審判志望者より観戦者のほうが多いくらいだよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど!私もそれです。オフサイドが何度説明を聞いても、試合中にピンとこなくて。

佐藤メバル

佐藤メバル

オフサイドは、「ずるを防ぐためのルール」という骨格から入ると一気に楽になる。ただ、その骨格を書けている本と、条文をなぞるだけの本では、理解のしやすさがかなり違う。だから「どの本でも同じ」ではないんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

同じルールなのに、本で差が出るんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

差が出る。だからこそ、目的・レベル・形式・競技・鮮度・実用性の6つで選ぶと失敗しない。順番に見ていこうか。

サッカーのルールが学べる本の選び方

目的別で選ぶ:観戦/審判/指導者・コーチ/選手

橘ナナミ

橘ナナミ

純粋に観戦を楽しみたい人なら、どのあたりですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

観戦入門なら『サッカー観戦きほんのき』がいい。目で見てわかる、というコンセプトどおり、観戦の視点でルールを追える。大会の盛り上がりとセットで読みたいなら『【図解】ワールドカップに今からでも間に合う!サッカーの基本ルールと観戦の楽しみ方・各国チーム分析』で、ルールに加えてポジションや戦術まで入っているよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

審判を目指すなら?

佐藤メバル

佐藤メバル

小幡真一郎さんの『すぐに試合で役に立つ! サッカーのルール・審判の基本』。反則の理解だけでなく、審判の知識、ジャッジのポイント、合図(シグナル)まで踏み込み、クイズも収録されている。指導者なら日本サッカー協会の『イラスト・図解でかんたんアップデート! サッカーの最新ルール』で、「育成年代に役立つルール」の章とスコアカードの付録が現場向きだね。

レベル別で選ぶ:完全な初心者/再確認したい経験者/審判資格の取得者

橘ナナミ

橘ナナミ

完全な初心者には、どの本がいいですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

小学生なら『超カンタンにわかる! 少年サッカールール』。写真とイラストで「オフサイドってどこで見分けるの?」という素朴な疑問から入る。『よくわかる!少年サッカールール』は、シュミレーションのように時代とともに解釈が変わった反則にも触れている。

橘ナナミ

橘ナナミ

ある程度知っている人の再確認なら?

佐藤メバル

佐藤メバル

『30秒でわかる サッカー』が面白い。1話6ページで、ルールを歴史と科学の両側からほどく。審判資格を取る段階なら、岡田正義さんの『サッカーのルール ビジュアル解説で正しくわかる 11人制・8人制・フットサル・ジャッジ』が軸になる。

形式別で選ぶ:イラスト・図解中心/文章中心/クイズ・漫画

橘ナナミ

橘ナナミ

図解と文章、どちらが頭に入りますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

まず図解。岡田さんのビジュアル解説本は、一覧表も使って間違いやすいポイントを絵で見せる。文章中心で腰を据えるなら、中西哲生さんの『サッカーのルールと試合運び』で、ポジションや審判、違反と罰則まで面で押さえられる。

橘ナナミ

橘ナナミ

クイズや漫画の手もありますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

ある。『クイズでおぼえるサッカールール』は日本サッカー協会監修でQ&A全100問。『最新版 覚えやすい サッカールールブック』も試合の流れに沿った構成で、最後に100問のテストが待っている。漫画なら『ハジメテノサッカー・ルールブック』の対話劇風が取っつきやすいよ。

対象競技別で選ぶ:11人制/8人制/フットサル

橘ナナミ

橘ナナミ

子どもが8人制をやっていると、11人制の本だけでは足りませんよね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこだ。『11人制と8人制サッカーのルール』は、両者を対比しながらイラストを多く使って説明している。フットサルまで含めるなら松崎康弘さんの『間違いやすいジャッジがひと目でわかる! サッカーとフットサルのルール 第2版』。ボールを足で扱う共通点があるからこそ、違いを明確にしたほうが理解が早い。

鮮度別で選ぶ:最新の競技規則に準拠しているか/旧版・絶版か

橘ナナミ

橘ナナミ

ルール本では鮮度が特に大事ですよね。

佐藤メバル

佐藤メバル

一番事故が多いところ。ハンドの解釈やゴールキックの方法は改正で変わる。日本サッカー協会の『イラスト・図解でかんたんアップデート! サッカーの最新ルール』は、まさにその改正をイラストで更新するために作られた本だ。

橘ナナミ

橘ナナミ

古い本は避けたほうが?

佐藤メバル

佐藤メバル

目的次第だね。『少年サッカー―ルールとテクニック』のような昔の本や版が古いものは、当時のルール資料として読むもの。今の判定を確認する用途には向かない。競技規則の改正に「対応」と書いてあるか、版と刷を必ず見てほしい。

実用性別で選ぶ:持ち歩けるサイズか/自宅でじっくり読む前提か

橘ナナミ

橘ナナミ

持っていく用と、家で読む用は分けたほうがいいですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

分けていい。審判としてグラウンドに持っていくなら、松崎さんの『間違いやすいジャッジがひと目でわかる! サッカーとフットサルのルール 第2版』がポケット版として作られている。スマホなら公式の競技規則のPDFが一番軽い。家で読み込むなら、岡田正義さんの『わかりやすいサッカーのルール』。解釈を誤りやすいオフサイドを中心に、フリーキックやペナルティーキックからゲームの進行まで、正確なイラスト・図版で説明している。「現場で引く1冊」と「家で理解する1冊」を分けるのがコツだよ。

サッカーのルールが学べる本をひと目で比較

橘ナナミ

橘ナナミ

えっ、25冊もあるんですか!?まずどう見ればいいんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

焦らず焦らず(笑)。まずはこの一覧で全体像を眺めてみよう。価格・著者・対象読者をまとめて見られるから、自分に近そうなのが分かるはず

#画像名称おすすめ対象価格一言
1
サッカーのルール ビジュアル解説で正しくわかる 11人制・8人制・フットサル・ジャッジ (コツがわかる本!)
サッカーのルール ビジュアル解説で正しくわかる 11人制・8人制・フットサル・ジャッジ (コツがわかる本!)子どもの試合で審判を頼まれた保護者、U12年代を指導するコーチ、そして8人制やフットサルも含めてルールを正しく押さえたいプレーヤー。まず全体像をつかんでから細部へ進みたい人の入門書として最適。¥1,51811人制・8人制・フットサルを一冊で
2
徹底図解でわかる! サッカーのルール この一冊で少年8人制・フットサルにも対応 (コツがわかる本!)
徹底図解でわかる! サッカーのルール この一冊で少年8人制・フットサルにも対応 (コツがわかる本!)図やイラストで視覚的にルールを覚えたい少年プレーヤーと、その保護者。8人制やフットサルまで含めてひととおり押さえておきたいコーチや、審判デビュー前の人にもちょうどいい。-元本にあたる図解ルールブック
3
最新版 覚えやすい サッカールールブック (学研スポーツブックス)
最新版 覚えやすい サッカールールブック (学研スポーツブックス)ルールを一度読んだだけで終わらせたくない小学生年代のプレーヤーと、クイズ形式で理解を確かめたい指導者や保護者。8人制サッカーの説明もあるので少年サッカーの入口にぴったり。-試合の流れで覚える100問つき
4
イラスト・図解でかんたんアップデート! サッカーの最新ルール (SAN-EI MOOK ELGOLAZO BOOKS)
イラスト・図解でかんたんアップデート! サッカーの最新ルール (SAN-EI MOOK ELGOLAZO BOOKS)コーチやプレーヤーとしてサッカーに関わっている人、子どもの試合や所属リーグで審判を務める機会がある人。改正された箇所だけを短時間で確認したい読者にも向く。-改正点を図解でアップデート
5
間違いやすいジャッジがひと目でわかる! サッカーとフットサルのルール 第2版
間違いやすいジャッジがひと目でわかる! サッカーとフットサルのルール 第2版練習や試合の合間に判定をすぐ確認したい初心者から中級者のプレーヤー、そしてサッカーとフットサルの両方を楽しんでいる人。審判を頼まれた保護者の手元にも置きやすい。¥1,078ポケット版、間違いやすい判定

サッカーのルールが学べる本のおすすめ人気ランキング

橘ナナミ

橘ナナミ

一覧だけだとピンと来ないので...1冊ずつ詳しく教えてください!

佐藤メバル

佐藤メバル

よし、それじゃあ1位から順に1冊ずつ解説していこう。各冊どんな人に向いてるかも合わせて話すから、自分に合いそうなのを見つけてほしい

サッカーのルール ビジュアル解説で正しくわかる 11人制・8人制・フットサル・ジャッジ (コツがわかる本!)
1

サッカーのルール ビジュアル解説で正しくわかる 11人制・8人制・フットサル・ジャッジ (コツがわかる本!)

岡田正義 著|メイツ出版

¥1,518(税込)

4.8

ラインの規格や意味といった土台から、試合進行、オフサイド、ファウルと不正行為、審判のシグナルまでを一冊に凝縮した図解中心のルールブック。11人制・8人制・フットサルを並べて解説しているため、競技ごとの違いが明確になり、それぞれにふさわしいジャッジが身につく。豊富な画像と図で間違いやすいポイントを示し、改正規則にも対応。もとは2014年発行の別タイトルを、新たな監修を立てて再編集した一冊で、初心者が最初に体系立てて学ぶのに向く。

こんな人におすすめ

子どもの試合で審判を頼まれた保護者、U12年代を指導するコーチ、そして8人制やフットサルも含めてルールを正しく押さえたいプレーヤー。まず全体像をつかんでから細部へ進みたい人の入門書として最適。

良い点

  • 11人制・8人制・フットサルを1冊で比較できる
  • 図解と一覧表が多く間違いやすい点がわかる
  • 審判の役割やシグナルまで踏み込んでいる

気になる点

  • 元本は2014年発行のタイトルを再編集したもの
  • 競技規則の全文を読みたい人には物足りない
  • 直近の細かな改正は別途確認が必要

出版社

メイツ出版

発売日

2022年8月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

佐藤さん、サッカーのルール本っていろいろあって迷います。まず最初に手に取るなら、どれがいいんでしょう?

佐藤メバル

佐藤メバル

まず挙げたいのが岡田正義さんの一冊だね。11人制だけでなく、U12年代の8人制とフットサルまで1冊で見られるのが大きい。

フィールドに描かれるラインの規格や意味から始まって、試合進行、オフサイド、ファウルと不正行為、審判のシグナルまで、審判を務める人が困らない範囲を凝縮している。

図解や一覧表が多いから、文字を追うより先に絵で理解したい人に向いているよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

8人制とフットサルって、別々に覚え直さないといけないんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そこがこの本の勘所でね。ボールを足で扱うという意味では同じ性質のスポーツだから、ルールには重なるところがある。

でも違いを明確にすることで、それぞれの競技にふさわしいジャッジができるようになる、という考え方で書かれている。

競技の特性からルール一般、試合進行、オフサイド、ファウル、審判へと段階を踏めるのも安心だね。

徹底図解でわかる! サッカーのルール この一冊で少年8人制・フットサルにも対応 (コツがわかる本!)
2

徹底図解でわかる! サッカーのルール この一冊で少年8人制・フットサルにも対応 (コツがわかる本!)

濱口和明 著|メイツ出版

4.7

メイツ出版「コツがわかる本!」シリーズの一冊で、11人制に加えて少年8人制とフットサルまで視野に入れた図解のルールブック。のちに監修を新しくして再編集された版の元本にあたるため、姉妹本と読み比べると、ルール解説がどう更新されてきたかを追えるのが面白い。徹底図解という言葉どおり、図で仕組みを飲み込みたい人に向いた作りで、128ページのコンパクトさも扱いやすい。

こんな人におすすめ

図やイラストで視覚的にルールを覚えたい少年プレーヤーと、その保護者。8人制やフットサルまで含めてひととおり押さえておきたいコーチや、審判デビュー前の人にもちょうどいい。

良い点

  • 図解中心で視覚的に理解しやすい
  • 少年8人制とフットサルにも対応
  • 128ページで持ち歩きやすい

気になる点

  • 元本なので最新の改正は反映されていない
  • 文章での詳細な解説は多くない
  • 競技規則そのものを調べる用途には向かない

出版社

メイツ出版

発売日

2014年4月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

えっ、これさっきの本とタイトルがそっくりですよ。表紙も同じシリーズみたいですし……。

佐藤メバル

佐藤メバル

よく気づいたね。こちらは元本で、著者は濱口和明さん、同じメイツ出版の「コツがわかる本!」シリーズなんだ。

のちに監修を新しくして再編集されたのが、さっきの岡田正義さんの版。11人制・8人制・フットサルを図解で扱うという骨格は共有しているから、見比べると解説がどう更新されたかがわかって面白いよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

じゃあ、これから買うなら新しいほうを選べばいいんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

それが目的次第でね。最新の改正規則に沿って学びたいなら新しい版、図解でルールの骨格をつかみたいだけなら元本も十分役に立つ。

128ページとコンパクトで、少年8人制とフットサルまで一冊で見られる構成は共通している。両方並べて、ルールの書き方が変わっていく過程を楽しむ読み方もできるよ。

最新版 覚えやすい サッカールールブック (学研スポーツブックス)
3

最新版 覚えやすい サッカールールブック (学研スポーツブックス)

高田静夫 著|学研プラス

4.6

試合の流れそのものを目次にした構成が最大の特徴で、前半・ハーフタイム・後半・アディショナルタイム・アフター・ザ・ゲームと章が進んでいく。アディショナルタイムに用意された100問のテストで、覚えたつもりを確認できるのが他のルール本と大きく違うところ。ハーフタイムにはシステムの話、アフター・ザ・ゲームにはマークやオフサイドトラップ、ルールの移り変わりが置かれ、巻末には用語解説も付く。

こんな人におすすめ

ルールを一度読んだだけで終わらせたくない小学生年代のプレーヤーと、クイズ形式で理解を確かめたい指導者や保護者。8人制サッカーの説明もあるので少年サッカーの入口にぴったり。

良い点

  • 試合の流れに沿った章立てで頭に入る
  • 100問のテストで理解度を確認できる
  • 戦術やルールの移り変わりまで触れる

気になる点

  • 110ページで情報量は絞られている
  • 審判の実務手順は別の本で補いたい
  • ルール以外の章は好みが分かれる

出版社

学研プラス

発売日

2017年2月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

目次が「前半」「ハーフタイム」「後半」ってなってるんですけど、これ、普通の本と並びが違いますよね?

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、そこがこの本の一番の売り。前半は試合に必要なものや進行の基本、ハーフタイムはルールから少し離れてシステムの話、後半は反則やフリーキックの解説。

アディショナルタイムには100問のテスト、アフター・ザ・ゲームにはマークやオフサイドトラップとルールの移り変わりが置かれている。

読み終わるころには試合を一通り見た感覚が残る構成だよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

100問のテストって、けっこう本気で復習させられますね。小学生でも解けますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

イラストつきで、小学生の8人制サッカーについても説明しているから、そこを入口にしている子なら十分ついていける。

巻末にはサッカー用語解説も付いている。110ページと薄いので、まず一周してからテストで穴を探し、間違えた章に戻る、という勉強の回し方がしやすい一冊だね。

イラスト・図解でかんたんアップデート! サッカーの最新ルール (SAN-EI MOOK ELGOLAZO BOOKS)
4

イラスト・図解でかんたんアップデート! サッカーの最新ルール (SAN-EI MOOK ELGOLAZO BOOKS)

公益財団法人日本サッカー協会 著|三栄書房

4.4

2019年のルール改正でハンドの解釈やゴールキックの方法が変わり、新ルールが定着するまでの過渡期に合わせて作られた一冊。審判員の便利グッズとしてスコアカードとチェックシートが付くなど、実務を強く意識した構成が特徴。序章から主な反則、進化するルール、試合前・試合中に確認すべきルール、育成年代に役立つルール、審判員にチャレンジする章まで並ぶ。

こんな人におすすめ

コーチやプレーヤーとしてサッカーに関わっている人、子どもの試合や所属リーグで審判を務める機会がある人。改正された箇所だけを短時間で確認したい読者にも向く。

良い点

  • 協会名義で改正点を確認できる
  • スコアカードとチェックシート付き
  • 審判にチャレンジする章がある

気になる点

  • 改正当時の内容なので以後の変更は別途確認
  • ルール全体の網羅性は高くない
  • 試合前チェックなど実務寄りの構成

出版社

三栄書房

発売日

2022年2月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

2019年の改正でハンドの解釈とゴールキックの方法が変わった、って聞いたんですけど、そのあたりを確認できる本ですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、まさにその過渡期のために作られた一冊で、公益財団法人日本サッカー協会の名義で出ている。新ルールが定着するまで混乱しがちなところを、イラストと図解でかんたんにアップデートしようという狙いだね。

審判員の便利グッズとしてスコアカードとチェックシートが付いているのも実用的で、育成年代に役立つルールの章まで並んでいる。

橘ナナミ

橘ナナミ

改正点を追う本なんですね。ルールの全体をゼロから覚えるのには向いていませんか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そこは役割分担だね。この本は覚え直すための本で、ゼロから覚えるための本ではない。だから図解で骨格を入れた一冊を横に置いて、改正された箇所だけここで確認する、という使い方がいちばん力を発揮する。

ハンドやゴールキックのように解釈が動いた項目は、映像で見たときに差が出やすいからね。

間違いやすいジャッジがひと目でわかる! サッカーとフットサルのルール 第2版
5

間違いやすいジャッジがひと目でわかる! サッカーとフットサルのルール 第2版

松崎康弘 著|マイナビ

¥1,078(税込)

4.3

最新の競技規則に準拠したポケット版のルールブックで、間違いやすいルールの解釈や改正部分をクローズアップして、イラストや写真の実例で示していく作り。通読するためというより、あの判定はどうだったっけと引くための一冊。初心者から中級者のプレーヤーが増えているフットサルについても、最新の競技規則を併せて紹介しているのが心強い。

こんな人におすすめ

練習や試合の合間に判定をすぐ確認したい初心者から中級者のプレーヤー、そしてサッカーとフットサルの両方を楽しんでいる人。審判を頼まれた保護者の手元にも置きやすい。

良い点

  • ポケット版で持ち運びやすい
  • 間違いやすい判定を実例で示す
  • フットサルの競技規則も併せて確認できる

気になる点

  • 全体像を学ぶには情報が絞られている
  • 写真とイラスト中心で文章解説は控えめ
  • 改正部分の詳細な背景までは踏み込まない

出版社

マイナビ

発売日

2015年8月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

ポケット版って書いてある……。これって、持ち歩いて使うものなんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、松崎康弘さんのこの本は最新の競技規則に準拠したポケット版で、間違いやすい解釈や改正部分をクローズアップして、イラストや写真の実例で示していくんだ。

全部を読むというより、この判定はどうだったっけと引くための一冊だね。フットサルの最新競技規則も併せて紹介しているから、両方やっている人には助かるよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

サッカーとフットサルって、そんなに違うものなんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

同じ足でボールを扱う競技でも、コートの広さも人数も交代の扱いも違うからね。フットサルをやる人が増えているのに、サッカーのルールブックしか持っていない、という人が多い。

この本は160ページで、その両方を一冊で見られるのが強み。バッグに入れておいて、試合の前にさっと確認する使い方が似合う本だよ。

すぐに試合で役に立つ! サッカーのルール・審判の基本 (SPORTS LEVEL UP BOOK)
6

すぐに試合で役に立つ! サッカーのルール・審判の基本 (SPORTS LEVEL UP BOOK)

小幡真一郎 著|実業之日本社

4.1

サッカーをはじめようという人からすでにプレーしている人までを対象にしたルールブックで、ジャッジのポイントと合図(シグナル)まで詳しく解説しているのが持ち味。オフサイドや反則といった基本の理解を深めつつ、審判員にとっても役に立つ内容を丁寧に置いている。楽しく学べるクイズも収録され、少年サッカーや草サッカーでも役に立つ充実の内容。

こんな人におすすめ

これからサッカーをはじめる人、すでにプレーしている人、そして審判として笛を吹く機会がある人。草サッカーや少年サッカーの現場で、判定の根拠を言葉にできるようになりたい読者に。

良い点

  • 審判のジャッジと合図まで詳しい
  • クイズで楽しく学べる
  • 草サッカーや少年サッカーでも役立つ

気になる点

  • 電子版は紙面画像で文字拡大ができない
  • ページ数の記載がなく分量がつかみにくい
  • 競技規則の原文確認には向かない

出版社

実業之日本社

発売日

2013年9月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

審判の合図まで載っているルール本って、そんなに多くないですよね?

佐藤メバル

佐藤メバル

そうだね。小幡真一郎さんのこの本は、ジャッジのポイントと合図(シグナル)まで詳しく解説しているのが強み。

基本知識やオフサイド、反則の理解を深めつつ、審判員にとっても役に立つ内容を丁寧に置いている。楽しく学べるクイズも収録されていて、少年サッカーや草サッカーでも役に立つように作られているんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

クイズがあると、審判をする前に自分の理解を試せますね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこがいいんだよ。ルールを読んだだけでは、いざ笛を吹く場面で手が止まる。クイズで引っかかったところが、そのまま自分の弱いところになる。

ただ、電子版は紙のページを画像にした作りなので、文字だけを拡大することはできない。スマホで読むつもりなら、その点は覚悟しておいてほしい。

超カンタンにわかる! 少年サッカールール 8人制サッカー、フットサルもバッチリ!
7

超カンタンにわかる! 少年サッカールール 8人制サッカー、フットサルもバッチリ!

ファンルーツ 著|主婦の友社

4.1

オフサイドやフリーキックといった少年サッカーの基本ルールを、写真とイラストでわかりやすく解説する一冊。サッカー未経験のパパ&ママ審判やコーチも必見とうたい、ホイッスル、ファウル、イエローカードといったレフリングのポイントもしっかり説明している。2011年から導入された8人制サッカーやフットサル、新しいルールにも対応している。

こんな人におすすめ

これからサッカーをはじめる少年と、その審判を任されたサッカー未経験のパパ&ママ。少年チームのコーチとして、まず基本ルールを押さえたい人にも向いている。

良い点

  • 写真とイラストでとっつきやすい
  • 8人制とフットサルにも対応
  • 審判デビューの親に向けた記述がある

気になる点

  • 少年向けのやさしい内容で上級者向けではない
  • 改正の細部は発行時点の情報にとどまる
  • 成人の競技規則を通しで学ぶ用途には向かない

出版社

主婦の友社

発売日

2014年6月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

パパ&ママ審判って言葉を聞いたことがあるんですけど、そういう人向けの本なんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

まさにその層を強く意識した一冊で、サッカー未経験のパパ&ママ審判やコーチも必見とうたっている。

オフサイドやフリーキックといった少年サッカーの基本を写真とイラストで説明していて、ホイッスル、ファウル、イエローカードといったレフリングのポイントもしっかり押さえている。

8人制とフットサルにも対応しているから、いまの現場に合わせやすいよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

写真とイラストの両方を使っているのがいいですね。文章だけだと、走っている絵が浮かばないので。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、動きが激しい競技だからね。オフサイドはどこで見分けるのか、ファウルスローって何か、直接フリーキックと間接フリーキックの違いは何か、ゴールはどの瞬間に決まるのか。

意外に正確に知らないまま観ている人が多い問いを、順番に拾ってくれる。160ページで、入門として過不足がない。

よくわかる!少年サッカールール―オールカラー (主婦の友ベストBOOKS)
8

よくわかる!少年サッカールール―オールカラー (主婦の友ベストBOOKS)

ファンルーツ 著|主婦の友社

3.9

国際ルールを基本に置きながら、グラウンドやゴールの大きさなど成人と少年の違いを丁寧に切り分けて解説するオールカラーの一冊。ファウルを受けたあと大げさに倒れるシミュレーションのように、時代とともに解釈が変わってきた反則にも触れている。直接フリーキックと間接フリーキックの反則の種類、オフサイド、各種の再開方法まで整理されている。

こんな人におすすめ

少年サッカーに関わる保護者やコーチ、そして観戦中のもやもやを家で解消したい人。成人と少年のどこが違うのかを、比べながら理解したい読者に向く。

良い点

  • オールカラーで見やすい
  • 少年と成人の違いを切り分けて解説
  • 時代で変わる反則の解釈にも触れる

気になる点

  • 発行時点のルールに基づく内容である
  • 上級の審判実務までは踏み込まない
  • 同著者の入門版と重なる部分がある

出版社

主婦の友社

発売日

2008年10月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

同じ著者の少年サッカールール本がもう一冊ありますね。何が違うんでしょう?

佐藤メバル

佐藤メバル

こちらはオールカラーで、国際ルールを基本にしながら、成人と少年の違いを切り分けて解説するのが特徴。

グラウンドやゴールの大きさ、フィールドに持ち込めるもの・いけないものなど、比べると違いが出るところを丁寧に扱っている。

さらに、シミュレーションのように時代とともに解釈が変わってきた反則にも触れているんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

シミュレーションって、そこまで大きく取り上げられるものなんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

解釈が変わってきた例として、この本がわざわざ取り上げているくらいには動いてきた論点なんだよ。直接フリーキックと間接フリーキックの反則の種類、オフサイド、キックオフやスローイン、ゴールキック、フリーキック、コーナーキックと再開方法も並ぶ。

この1冊であなたもサッカー通、というつくりで、観戦のお供にも向いている。

11人制と8人制サッカーのルール: 子どものサッカーを応援する保護者へ/ルールを知りたいジュニア選手へ/今までなかった画期的な解説書
9

11人制と8人制サッカーのルール: 子どものサッカーを応援する保護者へ/ルールを知りたいジュニア選手へ/今までなかった画期的な解説書

●KAMARL 著

3.9

競技規則の条文番号に沿って、第1条のフィールドから第17条のコーナーキックまでを順に追う電子書籍。11人制と8人制サッカーを対比しながら、イラストを多く使って違いを示す構成で、シュートを決めたのに笛が鳴って試合が止まった、あの「なぜ」を埋めていく。子どもの試合を観る親御さんと、ルールをあまり知らないジュニア選手に向けて書かれている。

こんな人におすすめ

子どもの試合を観に行くけれど笛の意味がわからない親御さん、そしてルールをあまり知らないジュニア選手。条文順にきっちり整理して、あとから引き直したい人にも向いている。

良い点

  • 11人制と8人制を並べて対比している
  • 条文順でリファレンスとして引きやすい
  • イラストを多く使った電子書籍

気になる点

  • 電子書籍での提供が前提になっている
  • 図版のボリュームは紙の図解本に譲る
  • 審判の実務手順は扱いが薄い

出版社

詳細情報なし

発売日

2023年7月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

これ、電子書籍なんですね。条文の番号がそのまま目次になっているのは珍しい気がします。

佐藤メバル

佐藤メバル

競技規則の条文に沿って、第1条のフィールド、第2条のボールと進み、第17条のコーナーキックまでを順に追う作りだね。

11人制と8人制サッカーを対比しながら、イラストをたくさん使って違いを示してくれる。ゴールにシュートを決めたのに笛が鳴って試合が止まった、あの「えっ、どうしたの」を埋めていくのが目的の本だよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

それ、まさに観戦中に何度もありました。親が読む想定の本なんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

子どもの試合を観戦する親御さんと、ルールをあまり知らないジュニア選手のために書かれている。条文順に整理されているから、あとから「あの場面は第何条だっけ」と引き直すのにも向いている。

審判の実務や書式まで踏み込むタイプではないけれど、試合観戦がより楽しくなること間違いなし、というのがこの本の狙いだね。

サッカーのルールがわかる本: 子どものための イラストでわかるサッカーのルール (ワールドカップとサッカーの本 こどもシリーズ)
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サッカーのルールがわかる本: 子どものための イラストでわかるサッカーのルール (ワールドカップとサッカーの本 こどもシリーズ)

NicoleDamon 著|Independently published

¥1,760(税込)

3.9

サッカーのルールがわからず「なぜ試合が止まったの」「どうしてオフサイドなの」と思ったことのある子どもと初心者に向けた入門ガイド。ゴール、ファウル、オフサイド、PK、VAR、イエローカードと、試合を見るときに知っておきたいポイントを、シンプルな言葉とわかりやすい説明で並べている。イラストを楽しみながらサッカーをもっと好きになる一冊。

こんな人におすすめ

サッカーを見始めたばかりの子ども、これからルールを覚えたい人、そして試合の流れや審判の判定を理解して観戦を楽しみたい親子。最初の一冊として手に取りやすい。

良い点

  • 40ページで読み切れる短さ
  • VARやカードまで触れている
  • 子ども向けのやさしい言葉づかい

気になる点

  • 40ページなので詳細な解説はない
  • 審判の実務には触れていない
  • 図の情報量は図解専門書に譲る

出版社

Independently published

発売日

2026年5月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

40ページ……すごく薄いですね。これで足りるんでしょうか?

佐藤メバル

佐藤メバル

対象を子どもと初心者に絞っているから、この薄さは弱点ではなく設計なんだ。ゴール、ファウル、オフサイド、PK、VAR、イエローカードと、試合を見るときに知っておきたいポイントだけを、シンプルな言葉とわかりやすい説明で並べている。

イラストを楽しみながら読めるので、初めて試合を観る子が最後までたどり着きやすい。

橘ナナミ

橘ナナミ

VARまで入っているのは意外です。子ども向けなのに。

佐藤メバル

佐藤メバル

いまの試合はVARで止まる場面があるからね。そこを説明できないと「なぜ止まったの」が解決しない。ただ、40ページで扱える範囲は限られているから、細かい判定の話は別の本で補う前提で考えてほしい。

最初の一冊として観戦の入口をつくり、面白くなってきたら分厚いルールブックへ進む。そういう順番が合っている本だよ。

おぼえようサッカーのルール(おぼえようルールシリーズ)
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おぼえようサッカーのルール(おぼえようルールシリーズ)

小幡真一郎 著|ベースボール・マガジン社

¥1,870(税込)

3.7

写真とイラストでルールを解説しつつ、よいプレーにつながる「テクニカル・アドバイス」を添えているのが他のルール本と違うところ。直接フリーキック、間接フリーキック、プレーと反則、警告と退場、プレーの再開方法と、反則の種類ごとに章を立てて整理している。ジュニア選手はもちろん、指導者も保護者もルールを正しく知ることでサッカーが楽しくなる、という立場の一冊。

こんな人におすすめ

ジュニア年代の選手、ルールと技術を結びつけて教えたい指導者、そして試合で感じた疑問を持ち帰る保護者。144ページで要点を押さえたい人に向く。

良い点

  • 反則の種類ごとに章立てて整理
  • テクニカル・アドバイス付き
  • 写真とイラストで理解しやすい

気になる点

  • 144ページで網羅性は絞られている
  • 審判の判定実務は概要までにとどまる
  • 上級者向けの深い解説は少なめ

出版社

ベースボール・マガジン社

発売日

2023年8月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「テクニカル・アドバイス」って何ですか? ルールブックなのに技術の話が出てくるのが不思議です。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこがこの本の面白さで、よいプレーにつながるアドバイスが添えられているんだ。ルールをただ覚えるのではなく、知っていることでプレーの選択が変わる、という見方だね。

直接フリーキック、間接フリーキック、プレーと反則、警告と退場、プレーの再開方法と、反則の種類ごとに章を立ててあるから、引くときも探しやすい。

橘ナナミ

橘ナナミ

ジュニア選手だけじゃなく、指導者や保護者も、と書いてありますね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、ルールを正しく知ることでサッカーがもっと楽しくなる、という立場で書かれている。写真とイラストでわかりやすく、という基本も押さえている。

144ページなので、競技規則の細部を全部載せるというより、現場でよく起きる反則を整理して渡してくれる一冊だと思っておくと、期待がずれないよ。

クイズでおぼえるサッカールール
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クイズでおぼえるサッカールール

日本サッカー協会 著|カンゼン

3.7

日本サッカー協会の監修で、Q&A形式の問題が全100問。試合の基本ルールだけでなく、戦術用語やフィジカル、面白知識ドリルまでクイズの範囲が広いのが特徴。2016/17シーズンからの大きな改正でキックオフや交代選手の人数がどう変わったか、という確認にも向いている。小・中学生年代のプレーヤーはもちろん、保護者やコーチも一緒に学べる。

こんな人におすすめ

小・中学生年代のプレーヤーと、親子やチームで一緒にルールを学びたい保護者・コーチ。判定の理由を自分の言葉で説明できるようになりたい人にも向いている。

良い点

  • 協会監修でQ&Aが100問そろう
  • 戦術用語や雑学まで範囲が広い
  • 親子やチームで楽しめる作り

気になる点

  • 体系立てた講義形式ではない
  • イラスト図解の詳細さは別書に譲る
  • 改正当時の内容なので以後の変更は別途確認

出版社

カンゼン

発売日

2018年4月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

クイズが100問! これ、全部やったらけっこう力がつきそうですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

日本サッカー協会の監修で、Q&A形式の全100問。試合の基本ルールに加えて、戦術用語やフィジカル、面白知識ドリルまで範囲が広いのが特徴だね。

2016/17シーズンからの大きな改正で、キックオフや交代選手の人数がどう変わったか、という確認にも向いている。

小・中学生年代のプレーヤーはもちろん、保護者やコーチも一緒に楽しめる。

橘ナナミ

橘ナナミ

判定に納得がいかないとき、親が一緒に考えるのにもよさそうですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

まさにそこなんだよ。はじめににも、競技規則を正しく理解していれば選手はよりフェアにプレーできるし、観戦中に不用意に判定を非難する言動もなくなる、と書かれている。

世界のトップレベルで活躍する選手はルールをよく理解しているからこそ、フェアでタフな魅力あるプレーを届けられる、という視点がこの本ならではだね。

ハジメテノサッカー・ルールブック 1 初心者さん向けのサッカーのルール解説
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ハジメテノサッカー・ルールブック 1 初心者さん向けのサッカーのルール解説

ゆきやなす 著|ナンバーナイン

3.7

対話劇風の漫画でルールを解説するのが珍しい作りで、しかも全12ページと短い。ゴールチャンスになる可能性があるルールを中心に絞り込んでいるので、長い文章を読む前にまず雰囲気をつかみたい人に向く。あわせて2022年のワールドカップを家で観たレポート漫画が収録され、ルール解説と観戦記がひとつになった一冊になっている。

こんな人におすすめ

漫画でないと読み進めにくいという人、まず短時間でサッカーの見どころをつかみたい入門者。ワールドカップ観戦の思い出を読み物として楽しみたい人にも向く。

良い点

  • 漫画形式でとっつきやすい
  • 全12ページで短時間に読める
  • 観戦レポート漫画も収録

気になる点

  • 12ページなので扱う範囲は限られる
  • 審判や競技規則の全体は網羅しない
  • 網羅的なルールブックの代わりにはならない

出版社

ナンバーナイン

発売日

2024年11月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

漫画でルール解説!? しかも全12ページ。これは読んだうちに入るんですか……?

佐藤メバル

佐藤メバル

入るよ、役割が違うだけだね。対話劇風の漫画で、ゴールチャンスになる可能性があるルールを中心に解説している。

ルールブックを開く前に、まずサッカーの見どころを短時間でつかみたい人に向いている。長い説明を読むのが苦手な子でも、登場人物のやりとりとしてなら入っていけるんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

2022年のワールドカップの家観戦レポート漫画も入っているんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、そこもこの本の個性でね。解説と観戦記がひとつになっていて、試合を見ながら感じた疑問や盛り上がりがそのまま残っている。

ただ12ページだから、オフサイドの細かい判定や審判の手順までは当然カバーしていない。漫画で入口をつくって、そこから先は別の一冊に進む、という段取りがいいと思う。

サッカー初心者向けルール、解説: サッカー観戦でふと疑問に思ったルールや用語を分かりやすく解説 (花奈出版)
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サッカー初心者向けルール、解説: サッカー観戦でふと疑問に思ったルールや用語を分かりやすく解説 (花奈出版)

ゆゆ 著

3.7

ワールドカップで日本代表が優勝候補のドイツ代表、スペイン代表を破ったことをきっかけに、サッカー観戦が面白いと感じた人に向けた解説書。実況や解説が何を言っているのかわからないという段階から、ルールと用語をやさしく埋めていく。世界中で議論された「三苫の1mm」のような話題も取り上げ、観戦の視点が変わる入口になる。

こんな人におすすめ

ワールドカップをきっかけにサッカー観戦を始めた人、解説者の言葉が頭に入ってこないと感じている初心者。試合の見方を少し変えたい読者にちょうどいい。

良い点

  • 観戦目線で用語から解説する
  • 話題になったシーンを取り上げる
  • 初心者にやさしい言葉づかい

気になる点

  • ルール全体を体系立てては扱わない
  • 審判を務める人の実務には向かない
  • プレーする人向けの技術解説はない

出版社

詳細情報なし

発売日

2023年4月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「三苫の1mm」って、あの話題のことですよね。ルールの本で取り上げられているんだ。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、世界中で議論された場面を、ルールと用語の解説と一緒に扱っている。この本の出発点は、ワールドカップで日本代表が優勝候補のドイツ代表、スペイン代表に勝ったこと。

それをきっかけに他の試合も見てみたいと思った人が、解説や実況の話していることがわからないまま終わってしまうのは悲しい、という問題意識で書かれているんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

わかります。実況で専門用語が飛び交うと、試合より言葉を追うのに必死になってしまって。

佐藤メバル

佐藤メバル

だから、知っておきたい用語とルールを簡単に、わかりやすく、という方針なんだね。読むとサッカー観戦の視点が変わり、より面白く試合が見られるはず、というのがこの本の約束。

逆に、プレーする人の技術を伸ばすための本ではないから、そこは自分の目的に合わせて選んでほしい。

サッカールールブック (SKILL BOOKS 5)
15

サッカールールブック (SKILL BOOKS 5)

有紀書房

3.7

有紀書房のSKILL BOOKSシリーズに並ぶ174ページのルールブック。書名どおりルールの基本を一冊にまとめた体裁で、シリーズで揃えて競技ごとの基本を確認したい人に向く。内容紹介がほとんど出回っていないぶん、書店で目次を確かめてから手に取ると安心できるタイプで、図解中心の入門書と並べて辞書的に使うのもいい。

こんな人におすすめ

手元に一冊、ルールの基本を置いておきたい人、シリーズで揃えて読むのが好きな読者、そして図解の入門書を読んだあとの確認用を探している人。

良い点

  • 174ページでまとまった分量がある
  • シリーズの一冊として揃えやすい
  • 手元に置くリファレンスに向く

気になる点

  • 内容紹介が少なく中身を事前に確認しにくい
  • 図版の量は手に取るまで判断しづらい
  • 最新改正への対応は発行時点に左右される

出版社

有紀書房

発売日

1995年2月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

この本、検索しても内容紹介がほとんど出てこないんです。どう紹介すればいいんでしょう。

佐藤メバル

佐藤メバル

こういうときは、分かっていることを正直に伝えるのがいちばんいい。有紀書房のSKILL BOOKSシリーズの一冊で、174ページ。

競技ごとの基本をシリーズで揃えて確認するという性格の本だね。目次を書店で確かめてから手に取る、という選び方が安心なタイプで、図解の入門書の隣に置いて辞書のように使うのが合っている。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。レビューが少ない本は避けたほうがいい、というわけではないんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。情報が少ないから判断できない、というだけの話で、中身が悪いとは限らない。ただ、最新の改正がどこまで反映されているかは発行時点に左右されるから、そこは自分で確認してほしい。

手元に一冊基本を置いておきたい人には、こういうシリーズ本が案外働いてくれるものだよ。

サッカー観戦きほんのき: 目で見てわかるサッカー・ルール
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サッカー観戦きほんのき: 目で見てわかるサッカー・ルール

永嶋正俊 著|アドスリー

3.5

書名に「観戦」と「目で見てわかる」を掲げているのが特徴で、ピッチで起きていることを目で追いながらルールを理解する方向に寄せた197ページ。審判として笛を吹くためというより、試合を見る側の「今のは何だったの」を解いていくスタンス。分量に余裕があるので、観戦前に通読し、気になる場面をあとから引き直す使い方もしやすい。

こんな人におすすめ

スタジアムやテレビで試合を見る時間が長い人、観戦中に感じた疑問を家で解消したい人。ルールを審判の道具としてより、観戦の道具として使いたい読者に向く。

良い点

  • 観戦者目線で書かれている
  • 197ページで分量に余裕がある
  • 「目で見てわかる」を掲げた構成

気になる点

  • 審判実務の手引きとしては物足りない
  • 最新改正の反映は発行時点に左右される
  • 図版の詳細は手に取って確認したい

出版社

アドスリー

発売日

2002年5月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『サッカー観戦きほんのき』……書名からして、審判の本とは違う感じがします。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、審判として笛を吹くためというより、試合を見る側の疑問を解いていく方向の本だね。永嶋正俊さんが書いていて、197ページと分量にも余裕がある。

目で見てわかる、という言葉を掲げているとおり、ピッチで起きていることを目で追いながらルールを理解する使い方を想定しているんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

観戦の道具として使うなら、通読するより気になったときに引くほうがいいですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

両方できるのが厚さの強みだよ。一度通して読んでおくと、試合中に今のは何だったのと引っかかったとき、どのあたりを開けばいいか見当がつく。

審判実務の手引きとしては物足りないけれど、そのぶん観戦者が知りたいことに寄り添ってくれる一冊だと思う。

【図解】ワールドカップに今からでも間に合う!サッカーの基本ルールと観戦の楽しみ方・各国チーム分析: サッカー観戦が100倍楽しくなる本
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【図解】ワールドカップに今からでも間に合う!サッカーの基本ルールと観戦の楽しみ方・各国チーム分析: サッカー観戦が100倍楽しくなる本

芦田みらい 著

3.5

サッカーの基本ルールをやさしく整理したうえで、ポジションとフォーメーション、試合の見方、各国チームの分析までを一冊に入れた観戦ガイド。試合時間やピッチの見方、オフサイド、PK、VARといった基本を押さえ、ボールだけを追わない観戦術やハイプレス、カウンターといった言葉の意味へ進む。2026年大会の開催地や出場国の広がりを前提に書かれている。

こんな人におすすめ

ワールドカップをきっかけに観戦を深めたい初心者、推し国や推し選手を見つけたい人。日本代表の現在地や一次リーグの対戦国まで知りたい読者にも向く。

良い点

  • 基本ルールから観戦術まで一冊で
  • ポジションとフォーメーションの解説が厚い
  • 各国チーム分析の章がある

気になる点

  • 分析は執筆時点の情報である
  • 審判の実務には触れていない
  • ワールドカップ中心で日常の試合観戦は薄め

出版社

詳細情報なし

発売日

2026年5月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

2026年のワールドカップって、もうこんなに詳しく分析した本が出ているんですか。

佐藤メバル

佐藤メバル

開催地がカナダ、メキシコ、アメリカの3カ国で、出場国も48カ国に広がる、という前提で書かれた観戦ガイドだね。

基本ルールの整理から、ポジションとフォーメーション、各国チームの分析までを一冊に入れている。

GK、DF、MF、FWの役割に加えて、サイドバック、ボランチ、ウイング、シャドーといった専門ポジションまで扱っているから、なぜこの選手はここにいるのかがほどけていくよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

「ボールだけを追わない観戦術」という章が気になります。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこが読みどころだね。走り出す選手、相手を引きつける選手、パスコースを消す選手、あえて前に出ず後ろでバランスを取る選手。

ボールに触っていない時間にこそ選手の賢さが出る、という視点をくれる。グループステージの勝ち点計算と、負けたら終わりの決勝トーナメントで試合の意味が変わる、という整理も実践的だよ。

30秒でわかる サッカー: ルールと科学でひもとく世界一のスポーツ (30秒でわかるシリーズ)
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30秒でわかる サッカー: ルールと科学でひもとく世界一のスポーツ (30秒でわかるシリーズ)

NingentteWinner 著

3.5

ルールの「なぜ」を、歴史と科学の両方からほどいていくのが他にない切り口。1863年のロンドンで手を使うかどうかで競技が分かれた日のこと、オフサイドで必要な相手選手を3人から2人に変えただけで得点が跳ね上がった1925年のこと、回転をかけたボールが曲がり、かけないボールが揺れる空気の流れのこと。記録や研究に裏づけのある話だけを扱っている。

こんな人におすすめ

サッカーを習っている子どもの「なぜ」に答えたい親、ルールの背景を親子で話したい人。長く見てきたつもりの競技を、もう一度知り直したいベテラン観戦者にも向く。

良い点

  • 歴史と科学の両面から迫る構成
  • 1話6ページの読み切り型
  • 推測を書かず出典に基づく姿勢

気になる点

  • 競技規則の実用リファレンスではない
  • イラスト中心で文章量は多くない
  • 審判や試合運営の実務は扱わない

出版社

詳細情報なし

発売日

2026年8月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

30秒でわかる、って、1話が30秒で読めるんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、1話6ページで、アイコン、問いかけ、全面イラスト、本文、そして最後にポイントと豆知識が並ぶという型が決まっている。

ルールを歴史と科学の両側からほどいていくのがこの本の個性だね。1863年のロンドンで手を使うかどうかをめぐって競技が分かれた日のこと、オフサイドで必要な相手選手を3人から2人に変えただけでリーグ全体の得点が跳ね上がった1925年のこと。

どれも記録や研究に裏づけのある話ばかりだよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

ボールが曲がる話も出てくるんですね。物理の話として読めるのが面白いです。

佐藤メバル

佐藤メバル

回転をかけたボールが曲がり、回転をかけないボールが揺れる、その空気の流れの話だね。推測やうわさ話は書かず、年代がはっきりしないことははっきりしないまま書く、という姿勢も誠実でいい。

ルールの実用書ではないけれど、サッカーを習っている子どもの「なぜ」に答えたいとき、親子で読むのに向いている。

Q&A式しらべるサッカー〈2〉サッカーの基本―ルールとテクニック
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Q&A式しらべるサッカー〈2〉サッカーの基本―ルールとテクニック

ベースボールマガジン社 著|ベースボール・マガジン社

3.5

Q&A形式で「しらべる」ことに振ったシリーズの一冊で、テーマはルールとテクニックの基本。31ページという薄さで、疑問から答えへ一直線に引けるのが持ち味。分厚いルールブックを開くほどではない小さな疑問を、自分で調べて埋めていく使い方に向く。調べ学習の延長でサッカーを見直したい子どもにも手に取りやすい。

こんな人におすすめ

自分で調べて納得したい小学生年代のプレーヤー、学校やクラブでサッカーについて調べる機会のある子。要点だけを短時間で確認したい大人にも向く。

良い点

  • Q&A形式で引きやすい
  • 31ページで短時間に読める
  • ルールとテクニックを併せて扱う

気になる点

  • 31ページで扱える範囲は限られる
  • 深い解説や図版は期待しにくい
  • 競技規則の網羅には向かない

出版社

ベースボール・マガジン社

発売日

2010年5月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

31ページでQ&A式……これは調べ学習向け、という感じですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

まさにそこを狙ったシリーズでね。Q&A形式でサッカーの基本を調べるという体裁で、ルールとテクニックの両方を扱っている。

分厚いルールブックを開くほどでもない小さな疑問を、自分で引いて埋めていく使い方に向いている。シリーズの2巻として、学校やクラブでサッカーについて調べる場面でも使いやすい。

橘ナナミ

橘ナナミ

子どもが自分で読むには、短いほうがいいですもんね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そうだね。31ページなら最後までたどり着けるし、調べたという達成感も残る。ただ、競技規則を網羅する本ではないから、これ一冊で判定のすべてがわかる、という期待はしないほうがいい。

あくまで疑問の入口として使い、深く知りたくなったら図解の専門書へ進む、という順番が合っているよ。

サッカーのルールと試合運び (世界のサッカー大百科 4)
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サッカーのルールと試合運び (世界のサッカー大百科 4)

中西哲生 著|岩崎書店

3.5

シリーズ名に「大百科」を掲げる一冊で、ルールだけでなくポジション、試合のすすめ方、審判、監督、違反と罰則、サッカー用語までを47ページに収めている。競技規則の条文を順に追うのではなく、試合がどう運ばれるかを軸にした構成なので、ルールと戦術の橋渡しをしたい人に向く。実践も試合観戦もますます楽しくなる、という立場の本。

こんな人におすすめ

ルールと試合の流れをまとめて知りたい小・中学生のプレーヤー、これから観戦を楽しみたい入門者。監督や審判の役割まで知りたい人にも向いている。

良い点

  • ルールと試合運びをまとめて扱う
  • 審判や監督の役割まで触れる
  • 用語解説つきで調べやすい

気になる点

  • 47ページで各項目は概要まで
  • 図解の細かさは専門書に譲る
  • 最新改正の反映は発行時点に左右される

出版社

岩崎書店

発売日

2010年2月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

中西哲生さんの本なんですね。世界のサッカー大百科、というシリーズの4巻ですか。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。47ページの一冊で、ルールだけでなくポジション、試合のすすめ方、審判、監督、違反と罰則、サッカー用語までをまとめて扱っている。

競技規則の条文を順に追うのではなく、試合がどう運ばれるかを軸にしているのが特徴だね。ルールと戦術の橋渡しをしたい人に向いている。

橘ナナミ

橘ナナミ

監督の役割まで入っていると、試合の見方が変わりそうです。

佐藤メバル

佐藤メバル

うん、そこがこの本の持ち味。反則と罰則を覚えるだけでは、なぜ選手がああ動くのかは見えてこない。審判や監督の立場にも触れながら、実践も試合観戦もますます楽しくなる、というのがこの本の狙いだよ。

47ページだから各項目は概要までだけれど、最初に全体の地図を描くにはちょうどいい分量だね。

サッカー・ルールの発見: ルールに隠された秘密を探る歴史と発見の旅
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サッカー・ルールの発見: ルールに隠された秘密を探る歴史と発見の旅

福田純 著|悠光堂

3.5

現在のルールを覚えるための本ではなく、ルールに隠された秘密を歴史から探るという方向の147ページ。オフサイドはそもそも何を防ぐために生まれたのか、なぜ手を使ってはいけないのか。決まりごとの由来をたどっていくと、いま当たり前に見えているルールが、揉めながら形を決めてきたことがわかる。暗記ではない理解につながる一冊。

こんな人におすすめ

ルールの理由まで知りたいサッカー好き、審判や指導者の立場で判定の背景を押さえたい人。歴史や読み物としてルールに触れたい読者にも向いている。

良い点

  • ルールの由来を歴史から掘る
  • 147ページで読み応えがある
  • 暗記ではない理解につながる

気になる点

  • 実践的な判定手順は載っていない
  • 最新ルールの確認には向かない
  • 図解やイラストは中心ではない

出版社

悠光堂

発売日

2018年8月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『サッカー・ルールの発見』……ルールを覚える本ではなく、ルールを探検する本みたいですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そのとおりで、ルールに隠された秘密を歴史から探るという方向の147ページなんだ。オフサイドはそもそも何を防ぐために生まれたのか、なぜ手を使ってはいけないのか。

決まりごとの由来をたどっていくと、いま当たり前に見えているルールが、けっこう揉めながら形を決めてきたことがわかる。

橘ナナミ

橘ナナミ

審判の判定に納得がいかないとき、理由を知っていると見方が変わりそうですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

まさにそこにつながる。判定の手順を覚える本ではないけれど、なぜそのルールがあるのかを知っていると、笛の意味を背景から理解できるようになる。

ルールの暗記で行き詰まった人に、視点を変えてくれる一冊だと思うよ。

サッカー 最新版: ルール・ハンドブック (スポーツ・ルール・ハンドブック 1)
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サッカー 最新版: ルール・ハンドブック (スポーツ・ルール・ハンドブック 1)

浅見俊雄 著|ベースボール・マガジン社

3.5

ベースボール・マガジン社のスポーツ・ルール・ハンドブックシリーズの一冊で、137ページ。競技ごとに同じ体裁で揃えられるシリーズなので、ほかのスポーツと並べて手元に置きたい人に向く。書名に「最新版」とあるとおり発行時点の競技規則に沿った内容で、用語や判定を確認するリファレンスとして使うのが自然な一冊。

こんな人におすすめ

手元にリファレンスを置きたい審判や指導者、シリーズでスポーツのルールを揃えている読者。試合の前に要点だけを確認したい人にも向いている。

良い点

  • シリーズで揃えやすい体裁
  • 137ページの実用分量
  • 書名どおり最新版としてまとまる

気になる点

  • 改正対応は発行時点までにとどまる
  • 初心者向けのやさしい図解は少なめ
  • 内容紹介が少なく中身は確認が必要

出版社

ベースボール・マガジン社

発売日

1987年2月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『スポーツ・ルール・ハンドブック』シリーズ、ということは他の競技の巻もあるんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そういう体裁のシリーズで、これがサッカーの巻。浅見俊雄さんの名義で137ページだね。同じ形で並べて手元に置けるのがシリーズ本の良さで、競技ごとにルールを確認する習慣がある人に向いている。

書名に「最新版」とあるとおり、発行時点の競技規則に沿った内容になっている。

橘ナナミ

橘ナナミ

審判をしている人が、試合前に確認するような使い方ですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そこが自然な使い方だと思う。用語や判定を引くリファレンスとして、辞書のように使う。ただ、内容紹介が多く出回っている本ではないから、書店で目次を確かめてから選ぶと安心だよ。

初心者向けのやさしい図解を期待すると、少し方向が違うかもしれない。

わかりやすいサッカーのルール (スポーツシリーズ)
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わかりやすいサッカーのルール (スポーツシリーズ)

岡田正義 著|成美堂出版

¥770(税込)

3.5

解釈を誤りやすいオフサイドを中心に据えて、フリーキック、ペナルティーキックからゲームの進行までを正確なイラストと図版で解説する208ページ。競技のフィールドと用具の説明もていねいで、ゴールキックの進め方といったルール改正にも対応している。初・中級者はもちろん、審判員をめざす人の必読書として長く読まれてきた一冊。

こんな人におすすめ

審判員をめざして一歩目を踏み出す人、オフサイドの判定に自信がないプレーヤー。チームでルール勉強会を開きたいコーチの土台づくりにも向いている。

良い点

  • オフサイドの解説が中心で厚い
  • 図版が正確でフィールドと用具も詳しい
  • 審判志望者の入口になる定番

気になる点

  • 208ページで通読には時間がかかる
  • 改正対応は発行時点までにとどまる
  • 初心者にはやや本格的な内容

出版社

成美堂出版

発売日

2020年2月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

オフサイドを中心に、と書いてあります。オフサイドって、そんなに大きな扱いなんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

サッカーのルールでいちばん解釈を誤りやすいのがオフサイドでね。岡田正義さんのこの本は、そこを中心に据えて、フリーキック、ペナルティーキックからゲームの進行までを正確なイラストと図版で解説している。

競技のフィールドと用具の説明もていねいで、ゴールキックの進め方といったルール改正にも対応した208ページだよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

初・中級者はもちろん、審判員をめざす人も必読、と。かなり本格的なんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、審判を志す人が最初に手にする一冊として長く読まれてきた。厚いぶん通読には時間がかかるから、まずオフサイドの章をじっくり読んで、そこから周辺に広げるのがおすすめだよ。

判定に迷ったときの拠りどころになってくれる。

サッカーのルール 特装版 改訂版: 図解コーチ
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サッカーのルール 特装版 改訂版: 図解コーチ

安田一男 著|成美堂出版

¥188(税込)

3.5

成美堂出版の「図解コーチ」シリーズに連なる特装版で、191ページ。図解を軸にコーチの目線でルールを整理するというシリーズの性格がうかがえる作りで、指導する側が知っておきたい判定のポイントを押さえたい人に向く。改訂版としてまとまっているので、手元に置いて何度も引き直す辞書的な使い方がしやすい。

こんな人におすすめ

指導者としてルールを説明できるようになりたいコーチ、チームの大人が揃えておく一冊を探している人。目次を見て中身を確かめてから選びたい読者にも。

良い点

  • 図解コーチシリーズの一冊
  • 191ページで辞書的に使える
  • 改訂版としてまとまっている

気になる点

  • 内容紹介が少なく中身は要確認
  • 最新改正の反映は発行時点に左右される
  • 初心者向けの導入説明は薄い可能性がある

出版社

成美堂出版

発売日

1999年11月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『図解コーチ』シリーズの特装版、ですか。これはコーチ向けの本なんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

シリーズ名のとおり、図解を軸にコーチの目線でルールを整理する性格の本でね。安田一男さんの名義で191ページ、改訂版としてまとまっている。

チームの指導者として、知っておきたい判定のポイントを押さえ、選手に説明できるようになりたい人に向いているんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

手元に置いて、何度も引き直す使い方がよさそうですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

その使い方が合っていると思う。特装版というだけあって、長く使う前提の作りになっている。ただ、内容紹介が多く出回っている本ではないから、最新の改正がどこまで反映されているかは確認してから選んでほしい。

やさしい導入説明よりも、実務の整理を求める人向けだね。

少年サッカー―ルールとテクニック (1978年) (モンキー文庫)
25

少年サッカー―ルールとテクニック (1978年) (モンキー文庫)

3.5

1978年に出たモンキー文庫の一冊で、少年サッカーのルールとテクニックを扱った158ページ。現在の競技規則を調べる目的で開く本ではないけれど、当時の指導者が何を基本と考え、どんな言葉で子どもたちに伝えていたのかを読む資料として貴重。古いルール本だからこそ、ルールが時代とともに変わってきたことを実感できる。

こんな人におすすめ

サッカーの指導やルールの変遷に関心がある読者、古いスポーツ書を資料として集めている人、子ども時代に読んだ一冊を思い出したい大人にも向く。

良い点

  • 当時の指導観がわかる資料になる
  • 158ページでまとまっている
  • ルールの変遷を実感できる

気になる点

  • 現在の規則と一致しない箇所がある
  • 図版や情報は当時の水準である
  • 実用のルール確認には使えない

出版社

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発売日

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ページ数

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橘ナナミ

橘ナナミ

1978年……私よりずっと前に出た本ですね。これ、今読んでも意味があるんでしょうか。

佐藤メバル

佐藤メバル

今の競技規則を調べる目的で開く本ではないよ。当時の指導者が何を基本と考え、どんな言葉で子どもたちに伝えていたのかを読む資料として貴重なんだ。

モンキー文庫の一冊で158ページ、少年サッカーのルールとテクニックを扱っている。ルールが時代とともに変わってきたことを実感できる。

橘ナナミ

橘ナナミ

古い本を読むと、逆に今のルールの特徴が見えてきそうですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そういう読み方ができる。いまは当たり前になっている判定も、当時の書きぶりと並べてみると、いつ、どう変わってきたのかの手がかりになる。

実用のルール確認には使えないけれど、指導やルールの変遷に関心がある人には面白い一冊だよ。

最新の競技規則に「対応しているか」を横断して見比べる

橘ナナミ

橘ナナミ

競合の記事だと「最新版」とだけ書いてあって、何が更新されているのか分からないものが多いです。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこは編集部で全冊見比べた。日本サッカー協会の『イラスト・図解でかんたんアップデート! サッカーの最新ルール』は、ハンドの解釈やゴールキックの方法が変わった改正を、イラストと図解で更新するために作られている。岡田正義さんのビジュアル解説本も「改正規則に対応で安心」とうたっている。高田静夫さんの『最新版 覚えやすい サッカールールブック』は試合の流れに沿った構成で、巻末に用語解説と、ルールの移り変わりを扱う章がある。

佐藤メバル

佐藤メバル

逆に版が古いものは「当時のルール資料」として扱う。買う前に、版と刷、そして改正点に触れた章や付録があるかを確認する。ここを見ずに買うと、いちばん損をするのがルール本なんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

最新かどうかは、帯の言葉ではなく中身で判断するんですね。

誤解しやすいオフサイド・ハンド・PKの「解説力」を比べる

橘ナナミ

橘ナナミ

同じルールでも、説明のうまさに差が出るんですよね。

佐藤メバル

佐藤メバル

出る。オフサイドなら、『サッカーのルール ビジュアル解説で正しくわかる 11人制・8人制・フットサル・ジャッジ』が「オフサイドとは」「オフサイドになるケース」「オフサイドにならないケース」「オフサイド時の審判の合図」と、ケースを分けて並べている。ここまで場合分けしてくれる本は多くない。

佐藤メバル

佐藤メバル

岡田さんの『わかりやすいサッカーのルール』は、解釈を誤りやすいオフサイドを中心に据えて、フリーキック、ペナルティーキックからゲームの進行までを正確なイラスト・図版で追う。『よくわかる!少年サッカールール』は時代で解釈が変わった反則に触れ、『超カンタンにわかる! 少年サッカールール』は「オフサイドってどこで見分けるの?」「直接フリーキックと間接フリーキックの違いは?」という疑問の形で入っていく。

橘ナナミ

橘ナナミ

PKやVARはどうですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

観戦者向けなら『サッカーのルールがわかる本』が、ファウルとカード、PKとVARをやさしい言葉で整理している。条文の暗記ではなく「判定の理由」を知りたい人に向く。ハンドも同じで、腕の位置の話だけを覚えるより、なぜその解釈になったのかまで書いてある本のほうが、試合中に応用がきくんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

理由から入ると、記憶に残りそうですね。

紙・電子書籍・公式PDFのコスパと、読む順番ロードマップ

橘ナナミ

橘ナナミ

買い方の話も聞きたいです。紙と電子、公式のPDFはどう使い分けますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

三択で考えるといい。紙は持ち歩きと書き込みに強い。松崎さんの本はポケット版として作られていて、審判の現場で開ける。一方、小幡さんの『すぐに試合で役に立つ! サッカーのルール・審判の基本』には紙のページを画像にした電子書籍版があり、文字だけを拡大することはできない。スマホで読むなら、その特性を理解して選ぶ必要がある。

橘ナナミ

橘ナナミ

公式PDFは?

佐藤メバル

佐藤メバル

競技規則そのものを確認したいときの一次資料としては最も軽く、常に最新に近い。ただし読み物としての解説や図解の親切さは別で、そこは書籍の役割だ。だから「PDFで条文、書籍で意味」の併用がコスパはいい。

佐藤メバル

佐藤メバル

読む順番は、まず観戦の1冊で「笛が鳴る理由」をつかむ。次にオフサイドとハンドの章を繰り返す。審判を目指すなら、ビジュアル解説本で全体像、日本サッカー協会の最新ルール本で改正点、公式PDFで条文、という順に重ねていく。一気に読むより、試合を見ながら1つずつ確認するほうが定着するよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

ルールが生まれた背景まで知りたい人は、どの本ですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

『サッカー・ルールの発見』は、ルールに隠された秘密を歴史と発見の旅として追う本。『30秒でわかる サッカー』も、競技が分かれた背景や、オフサイドの条件が変わって得点が跳ね上がった話など、記録や研究に裏づけのある話だけを並べている。覚える前と後に背景を読むと、忘れにくくなる。『サッカーのルールと試合運び』のように、ルールから試合のすすめ方、審判、監督まで広くつなげてくれる本を挟むのもいいね。

よくある質問

サッカーのルールは何で覚えるのがおすすめですか?

橘ナナミ

橘ナナミ

サッカーのルールは何で覚えるのがおすすめですかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

まず観戦用の1冊を決めて、試合を見ながら戻る使い方が定着します。『サッカー観戦きほんのき』のような観戦目線の本か、『クイズでおぼえるサッカールール』のようにQ&A形式で自分に問いかける本だと、用語の暗記ではなく「なぜ笛が鳴ったか」から覚えられます。

サッカーのルールブックの最新版はどれですか?

橘ナナミ

橘ナナミ

サッカーのルールブックの最新版はどれですかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

改正点を章や付録で明示している本を選ぶのが確実です。日本サッカー協会の『イラスト・図解でかんたんアップデート! サッカーの最新ルール』は、改正をイラストで更新するために作られた一冊。加えて公式の競技規則のPDFを併用すると、条文と解説の両方を押さえられます。

小学生でも読めるサッカールールの本は?

橘ナナミ

橘ナナミ

小学生でも読めるサッカールールの本はについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

『超カンタンにわかる! 少年サッカールール』は写真とイラストで「オフサイドってどこで見分けるの?」といった疑問から入り、8人制やフットサルにも対応しています。『よくわかる!少年サッカールール』も、国際ルールと少年サッカーの違いを並べて説明してくれるので、保護者と一緒に読むのに向きます。

審判を目指すならどのルール本がいいですか?

橘ナナミ

橘ナナミ

審判を目指すならどのルール本がいいですかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

小幡真一郎さんの『すぐに試合で役に立つ! サッカーのルール・審判の基本』が実務的です。ジャッジのポイントや合図まで解説され、クイズも収録されています。全体像をつかむなら岡田正義さんのビジュアル解説本、現場で引く用にはポケット版の『間違いやすいジャッジがひと目でわかる! サッカーとフットサルのルール 第2版』を組み合わせるのがおすすめです。

オフサイドがわかるようになる本は?

橘ナナミ

橘ナナミ

オフサイドがわかるようになる本はについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

ケースを分けて書いてある本が効きます。『サッカーのルール ビジュアル解説で正しくわかる 11人制・8人制・フットサル・ジャッジ』は「オフサイドになるケース」「ならないケース」「審判の合図」を並べて整理。岡田正義さんの『わかりやすいサッカーのルール』も、解釈を誤りやすいオフサイドを中心に据えて図版で説明しています。

ルール本は電子書籍と紙のどっちがいいですか?

橘ナナミ

橘ナナミ

ルール本は電子書籍と紙のどっちがいいですかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

持ち歩いて現場で開くなら紙、スマホで軽く読むなら電子です。ただし小幡真一郎さんの『すぐに試合で役に立つ! サッカーのルール・審判の基本』の電子版は紙のページを画像にしたもので、文字だけを拡大することはできません。この点を理解したうえで選ぶと失敗しません。

8人制やフットサルのルールも学べる本は?

橘ナナミ

橘ナナミ

8人制やフットサルのルールも学べる本はについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

『11人制と8人制サッカーのルール』は11人制と8人制を対比しながらイラストで説明します。フットサルまで含めるなら松崎康弘さんの『間違いやすいジャッジがひと目でわかる! サッカーとフットサルのルール 第2版』が、それぞれの競技規則を並べて違いを明確にしています。

最新のルール改正はどこで確認できますか?

橘ナナミ

橘ナナミ

最新のルール改正はどこで確認できますかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

一次資料は日本サッカー協会が公開する競技規則で、常に最新に近い状態で確認できます。ただし読み物としての解説や図解は書籍の役割なので、改正点をまとめた『イラスト・図解でかんたんアップデート! サッカーの最新ルール』のような本と併用し、条文はPDF、意味は書籍という分担がおすすめです。

まとめ

橘ナナミ

橘ナナミ

今日は、ルール本がこんなに「目的別の道具」だとは思いませんでした。私はまず観戦用の1冊から始めて、オフサイドの章を何度も戻って読んでみます。

佐藤メバル

佐藤メバル

それがいい。いきなり全部を覚えようとしないこと。試合を見て、疑問が湧いたら戻る。その往復だけで、半年後の見え方はまるで変わる。

橘ナナミ

橘ナナミ

審判を目指す友人には、岡田さんのビジュアル解説本と、松崎さんのポケット版を薦めてみます。持ち歩きと家読みで分けるんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。そして買うときは、必ず版と刷、改正点の章があるかを確認して。同じ書名でも中身が違うからね。書店員時代に、同じ本を二度おすすめしかけた失敗があるんだ。あれ以来、版の確認は癖になった。

橘ナナミ

橘ナナミ

分かりました。……あ、そういえば佐藤さん。ルールって、試合を止めるためのものだと思っていたんです。でも今日の話を聞いて、止めないためにあるんだなと思いました。

佐藤メバル

佐藤メバル

いいところに気づいたね。ラインを引くのも、オフサイドを決めるのも、「誰もずるをせず、同じ土俵で戦うため」の道具だ。ルール本は、その道具の使い方を書いた取扱説明書なんだよ。ピッチに白い線が引かれているように、手元に1冊あると試合の見え方に一本の線が通る。まずはその一本から引いてみて。

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Editorial Team

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