求人広告営業を学べる本のおすすめ人気ランキング25選【2026年版】
監修

佐藤メバル
@shelfy_mebaru
編集長。あらゆるジャンルの本を年間数百冊読み込む本のプロ。投資・経営から小説・実用書・絵本まで、良書と読者の相性を見抜く。

橘ナナミ
@medias_nanami
編集部の新人インターン。22歳の大学院生で、メディア論を研究中。「それ気になります!」が口癖の天然キャラ。読者の素朴な疑問を代弁する役割で、各メディアの専門家にいろんなジャンルの素朴な質問をぶつけていく。
最終更新: 2026年10月
橘ナナミ
佐藤さん、今回のテーマは「求人広告の営業」ですね。でも、求人広告の営業って、ふだん何をしているんでしょう? 本を読む前に、そもそも業務が想像できなくて。
佐藤メバル
いい質問だね。求人広告の営業は大きく4つの工程に分かれる。採用に困っている企業を訪ねる新規開拓、ヒアリングしての提案、求人原稿の制作、そして反響を見ての改善だ。書店員だったころ、求人誌の営業の人が毎月うちの店に来て、社員の写真を撮らせてほしいと言っていたよ。あれがまさに「取材」で、原稿づくりの一工程なんだ。
橘ナナミ
えっ、原稿も営業の人が書くんですか! じゃあ「営業の本」と「原稿の本」を両方読まないといけないんですね。
佐藤メバル
そう。この職種は採用の知識と営業の技術の両輪でできている。片方だけでは成果につながらない。だから今日は、目的・立場・経験値といった軸でどう選ぶかに分けて見ていこう。
求人広告営業を学べる本の選び方
目的別で選ぶ — 原稿か、提案か、業界か、数字か
橘ナナミ
まずは「何を鍛えたいか」ですよね。
佐藤メバル
原稿を書くなら『求人広告の作り方』。坂本隆志さんが約40年の制作経験から、営業職やエンジニア職など職種別の実例で書き方を示してくれる。取材が苦手なら同じ著者の『求人広告の取材方法』を先に読むといい。提案を鍛えるなら『成果に直結する「仮説提案営業」実践講座』や『ドリルを売るには穴を売れ』。業界を知るなら『求人広告半世紀』、数字で語るなら『セールス・イズ 科学的に「成果をコントロールする」営業術』のようにデータを起点にした本だね。
立場別で選ぶ — 媒体社の営業か、代理店の営業か
橘ナナミ
媒体社と代理店って、読む本が違うんですか?
佐藤メバル
重心が変わる。代理店や制作会社なら『わかる!!広告営業マニュアル』や『広告営業力』で広告営業の型を押さえる。媒体社の求人広告営業なら、『中小企業が採用で成功する絶対法則』のように採用する側の論理を深く知っているほうが、提案が刺さるんだ。
経験値別で選ぶ — 新人・中堅・マネージャー
橘ナナミ
私みたいな新人はどこから始めれば。
佐藤メバル
新人は『営業1年目の教科書』か『絵でわかる配属1年目でも目標達成できる営業の教科書』。名刺交換や話し方といった基本から入れる。中堅は『営業は台本が9割』や『成約率80%!トップセールスの「価値観営業」メソッド』で商談を型にする。マネージャーなら『中小企業が採用で成功する絶対法則』で採用計画やKPI設計まで視野を広げるといい。
形式別で選ぶ — マンガ・図解か、専門書か
橘ナナミ
分厚い本は身構えてしまいます。
佐藤メバル
なら『マンガで学ぶ! 営業の超基本』から。ダメなチームが育っていく過程を追える。図解なら『絵でわかる配属1年目でも目標達成できる営業の教科書』は文字が少ない。逆に文例を手元に置きたいなら、『人が集まる!求人票実例集 160職種』のような実例集が強いよ。
鮮度別で選ぶ — 市場系は新しめ、営業術はロングセラー
橘ナナミ
古い本は避けたほうがいいんでしょうか。
佐藤メバル
使い分けだね。媒体の動きやオンライン商談の話は新しめを。『Zoom営業の教科書』はWeb会議が前提の実務を扱っている。一方で『時代、場所、業種を選ばず、どんな人でも成功する 新規開拓営業の教科書』のような心理に基づく営業術は古びにくい。
入手性別で選ぶ — 絶版・改訂版・電子書籍
橘ナナミ
買う前に確認することはありますか?
佐藤メバル
同じ著者で版が複数あるもの、電子書籍のほうが読みやすいものがある。『求人広告半世紀』のような歴史本は古書でしか出回らないこともあるから、図書館も選択肢に入れて。ハローワーク関連は制度が変わるので、手に取る前に最新版かを必ず確かめてほしい。
求人広告営業を学べる本をひと目で比較
橘ナナミ
えっ、25冊もあるんですか!?まずどう見ればいいんですか?
佐藤メバル
焦らず焦らず(笑)。まずはこの一覧で全体像を眺めてみよう。価格・著者・対象読者をまとめて見られるから、自分に近そうなのが分かるはず
求人広告営業を学べる本のおすすめ人気ランキング
橘ナナミ
一覧だけだとピンと来ないので...1冊ずつ詳しく教えてください!
佐藤メバル
よし、それじゃあ1位から順に1冊ずつ解説していこう。各冊どんな人に向いてるかも合わせて話すから、自分に合いそうなのを見つけてほしい

上手な求人広告の出しかた―元リクルートのベテラン営業マンが教える、中小企業のための人材採用法
内田ひろし 著|ライティング
¥2,463(税込)
元リクルートの営業マンが、中小企業のために求人広告の出し方をまとめた一冊。百六十ページと薄く、媒体選びから原稿の書き方、反応が来ないときの見直し方まで、現場で使う順番で語られる。理論書というより手順書に近く、読んだ翌日から求人票を書き換えられるのが強み。同じ求人広告の本でも、原稿テクニックに特化した本とは違い、採用活動全体の流れのどこでつまずくかを示してくれる。
こんな人におすすめ
初めて求人広告を出す中小企業の経営者、兼務で採用担当になった事務職、リクルート出身者の視点を知りたい人。ページ数が少ないので通勤中でも読み切れる。
良い点
- 元リクルート視点の実務手順
- 百六十ページで読み切りやすい
- 媒体選びから原稿まで一冊で
気になる点
- 大企業の採用には物足りない
- 図版は多くない
- 発行年がやや古め
出版社
ライティング
発売日
2016年4月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
佐藤さん、求人広告の本ってたくさんありますよね。最初の一冊に何を選べばいいのか、全然わからなくて。
佐藤メバル
いい質問だね。迷ったらまず薄い本から始めるのが僕のすすめで、この本は百六十ページ。元リクルートで営業をしていた内田ひろしさんが、中小企業が求人広告を出す手順を、媒体の選び方から原稿の書き方まで順番どおりに並べている。
手順書として使えるのが強みだよ。
橘ナナミ
手順書! 理論の話より、明日なにをすればいいかが書いてある感じですか?
佐藤メバル
そう。たとえば応募が来ないときに、条件を変えるのか、原稿を変えるのか、媒体を変えるのか。順番を間違えるとお金だけ消えてしまう。
書店員時代、採用に悩む小さな会社の担当者さんが、分厚い理論書よりこういう一冊を求めて棚に来るのを何度も見てきたよ。

中小企業が採用で成功する絶対法則 -求人広告で予算を無駄にしないためにやるべきこと
小口正史 著|日本法令
¥2,530(税込)
リクルートやマイナビなど採用業界の出身者十二名が、知見を出し合った三百ページ超の大著。企業力・戦略力・改善力の三つで採用力を分解し、ターゲット設定、求人原稿、写真、チャネル、面接まで一気通貫で解説する。序章の採用失敗あるある二十四、採用できる会社の特徴十など、自社の現在地をチェックしながら読める構成が独特。薄い入門書の次の一冊として最適。
こんな人におすすめ
採用を任されたが何から手をつけるか決められない担当者、採用計画を数字で立てたい経営者、採用支援のサービスを始めたい人。
良い点
- 採用失敗あるあるが刺さる
- 原稿・写真・面接まで網羅
- 採用支援の始め方も収録
気になる点
- 三百ページ超で重い
- 実践には時間がかかる
- 事例は地方中小が中心
出版社
日本法令
発売日
2025年4月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
三百ページ超って、採用の本で一番厚いんじゃないですか? 読み切れるかな……。
佐藤メバル
全部を一度に読む本じゃないよ。辞書みたいに、いま困っている章から開く使い方が合っている。序章の採用失敗あるある二十四には、面接者が見極めしかしない、自社の魅力が語れない、求人情報が業務説明書のようになっている、なんて項目が並ぶ。
心当たりを数えるだけで学びになる。
橘ナナミ
あるある、って聞くと読んでみたくなりますね。十二人で書いているから、視点もばらけるんですか?
佐藤メバル
そこが面白いところ。出身が違う十二人が、それぞれの現場感で書いている。地方採用を中心に支援している人の話も入っていて、都市部の成功例をそのまま真似してもうまくいかない、という現実にも触れているよ。

求人広告の作り方
坂本隆志 著
求人広告の現場で四十年近く原稿を書き続けてきた著者が、制作のノウハウを明かす一冊。取材の段取りから、販売職・エンジニア職・経理職・営業職などの職種別実例、キャッチコピーの作り方まで、言い当てる技術として語られる。悪例や空虚なコピー例も載り、なぜそのコピーが刺さらないのかが腹に落ちる。営業マニュアルとは違う、原稿サイドの教科書。
こんな人におすすめ
広告代理店や制作会社で求人広告を担当する人、自社で求人原稿を書く採用担当者、キャッチコピーで悩んでいる人。
良い点
- 四十年の現場ノウハウが濃い
- 職種別の実例が豊富
- 悪例で学べるのが珍しい
気になる点
- 文章術の本ではない
- 題材の時代設定がやや古い
- 体系的な索引はない
出版社
詳細情報なし
発売日
2024年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
求人広告なんて誰が作っても同じ、と思っている人に向けた本だそうですね。佐藤さん、実際どうなんですか?
佐藤メバル
まったく同じにはならないよ。著者の坂本隆志さんは求人広告の原稿を長年書き続けてきた人で、読みどころはキャッチコピーは「つまみ上げるか、言い当てるか」という考え方。
言い当てるというのは、その人の中にすでにある気持ちを言葉でそっと当てにいくことなんだ。
橘ナナミ
大声で釣るんじゃなくて、当てる。たしかに大きすぎる言葉は、読んでいて少し冷めますもんね。
佐藤メバル
その違和感を著者も書いている。大げさにすればするほど現場はしらける、と。エース級の人が他社に移ってしまう会社の募集や、国際空港内の免税店の販売職など、具体的な職種の実例が並ぶから、自分の原稿と見比べながら読めるはずだよ。

求人広告の取材方法
坂本隆志 著
同じ著者による、取材に特化した一冊。「私も取材はいまでも苦手です」と書き出すところから始まり、準備の四つのポイント、質問書の実例、経営陣・中堅社員・採用担当・若手といったポジション別、営業・エンジニア・事務・販売の職種別の質問フレーズまで並ぶ。顔を上げて対話するための作法が具体的で、炎上クライアントの実例も収録され、笑いながら学べる。
こんな人におすすめ
取材が苦手なライターや制作担当、経営者に何を聞けばいいかわからない人、営業として顧客の話を引き出したい人。
良い点
- ポジション別・職種別の質問例
- 質問書の実例がそのまま使える
- 炎上事例が笑えてためになる
気になる点
- 原稿の書き方は扱わない
- 取材経験者が対象
- 現場の暗黙知が多い
出版社
詳細情報なし
発売日
2024年8月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
これって前の『作り方』と一緒に読む本ですか? それとも単独でも大丈夫ですか?
佐藤メバル
単独でも読めるけれど、並べると効く。原稿を書く前段階で、会社の何を聞き出すかが決まっていないといい原稿にならないからね。
この本のいいところは、取材の作法を六つに分けて、メモは要らぬ、顔をあげて対話をせよ、なんて言い切っているところ。
橘ナナミ
メモを取らない取材って、不安じゃないですか? 忘れちゃいそうで。
佐藤メバル
そこは著者も自覚的で、相手の話を遮って下を向くより、目を見て相づちを打つほうが濃い話が出る、という実感なんだろうね。
簡単に答えてくれそうな話題から始める、という順番も書いてある。経営者にいきなり売上を聞くのではなく、入りやすいところから入る。営業の商談にも通じる作法だよ。

人が集まる!求人票実例集 160職種:そのまま使える文例と解説
五十川将史 著|誠文堂新光社
ほぼすべての職種を網羅した百六十種の求人票の実例と、その考え方を並べた実例集。開発・製造技術から事務、販売、営業、介護、飲食、輸送、清掃まで十六のカテゴリーで構成される。読む本というより引く本で、自分の職種のページを開いて書き方を真似るところから始められる。ハローワークでも有料媒体でもアレンジして使えると明記されているのが心強い。
こんな人におすすめ
求人票のフォーマットがほしい採用担当者、社労士や経営コンサルタント、商工会議所で経営相談に乗る人。
良い点
- 百六十職種の実例を収録
- 媒体を選ばずアレンジ可能
- 考え方の解説も付いている
気になる点
- 電子版は機能制限あり
- 読み物としては不向き
- 自社にない職種も多い
出版社
誠文堂新光社
発売日
2022年5月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
百六十職種って、すごい数ですね。自分の業種が載っていなかったらどうしよう。
佐藤メバル
十六のカテゴリーに分けて、開発・製造技術から医療、社会福祉、事務、販売、営業、介護、飲食、保安、輸送、清掃まで並んでいるから、かなり網羅的だよ。
著者の五十川将史さんは千社以上の求人に関わってきた人で、前著のあとに「やり方はわかった、フォーマットがほしい」という声が多数届いて生まれた本なんだ。
橘ナナミ
読者の声からできた本なんですね。それって、けっこう信頼できます。
佐藤メバル
うん。似た職種のページを開いて、使われている言葉を自分の会社の言葉に置き換える。それが一番早いスタートになる。
ゼロから文章を書くより、ずっと現実的だよ。

「求人票」で欲しい人材を引き寄せる 中小企業のための「ハローワーク採用」完全マニュアル
五十川将史 著|日本実業出版社
¥3,520(税込)
ハローワーク求人を専門とする社労士が、求人票の書き方を徹底指南する一冊。ハローワークインターネットサービスの活用法まで踏み込み、正社員からパートの採用まで、初めて求人票を作る人からベテランまでを対象にする。ダウンロードできる原稿のつくり方の特典も付き、手を動かしながら読み進められる構成が特徴。
こんな人におすすめ
ハローワーク経由の採用が中心の中小企業、初めて求人票を作る総務や経理兼任の担当者、支援先に求人票を提案したい社労士。
良い点
- ハローワーク専門の視点が濃い
- 原稿の型をダウンロードできる
- パート採用にも対応
気になる点
- 有料媒体の話は薄め
- 専門用語がやや多め
- 応募後の面接は範囲外
出版社
日本実業出版社
発売日
2024年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
ハローワーク専門の社労士さんって、聞いたことがないです。そんなに特化した分野なんですか?
佐藤メバル
著者の五十川将史さんは、ハローワークの求人票だけを扱ってきた社労士なんだ。ハローワークは求人票の書き方に様式のクセがあって、そこを掴まないと応募が動かない。
この本はその様式の内側の書き方を一冊ぶんかけて説明している、かなり珍しい本だよ。
橘ナナミ
様式のクセって、たとえばどんなところですか?
佐藤メバル
たとえば仕事の内容を業務説明書のように書くと読まれない、というのはこの本でも繰り返し出てくる。読み手が知りたいのは業務の一覧じゃなくて、そこに入った自分がどう働くかだからね。
ダウンロードできる原稿の型があるから、書きながら覚えられるのも助かるよ。

求人募集をしても応募がない・採用できない会社に欲しい人材が集まる方法 他社より条件が悪くても、広告費が0円でも、採用できる
関根コウ 著|現代書林
¥1,650(税込)
条件が悪くても広告費がゼロでも採用できると掲げた一冊。著者は採用支援の現場で応募者を集めてきた人で、求人原稿の八つのテクニック、面接のメソッド、ドタキャンや早期退職を防ぐ方法までを並べる。都市部ではなく人口五万から三十万ほどの地方都市で結果を出してきたという前提が、同じ立場の読者には特に響く。百八十ページでテンポよく読める。
こんな人におすすめ
給与や待遇で他社に見劣りすると諦めている担当者、広告費をかけられない小規模事業者、地方で人を採りたい経営者。
良い点
- 原稿テクニックが八つに整理
- 面接・定着まで一冊で扱う
- 百八十ページで読みやすい
気になる点
- 事例の詳細は簡潔
- 大都市の採用には不向き
- 体系書ではない
出版社
現代書林
発売日
2024年4月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
広告費ゼロで採用できるって、ちょっと強気なタイトルですよね。本当なんですか?
佐藤メバル
そこは著者の書き方に誠実さがあって、支援先で獲得した応募者と採用の数字を挙げたうえで、その舞台が人口五万から三十万ほどの地方都市だと明かしている。
都会の成功談を地方に持ってくる話ではないと自分で断っているわけだね。同じ条件の読者ほど信じやすい。
橘ナナミ
なるほど。で、原稿のテクニックっていうのは具体的にどんな内容なんですか?
佐藤メバル
タイトルや書き出しの作り方から、写真の扱い、応募のハードルをどう下げるかまで、八つの型として並んでいる。
そのうえで面接で人を見分ける方法、ドタキャンや早期退職を防ぐ工夫まで続く。目の前の応募を増やすだけで終わらせない構成になっているのが、この本の親切なところだよ。

ハローワークインターネットサービス活用バイブル (ハローワーク版すごい求人票 最新版)
山崎広輝 著|standards
¥2,420(税込)
ハローワークインターネットサービスの使いこなしに特化した一冊。家を建てるときは設計図を作るというたとえから始まり、設計図なしに求人票を作ると失敗すると説く。すごい求人シートというひな形を紹介しながら、採用の設計図をどう作るかを順番に解説する。ネット上の情報だけでは組み立てられないと感じている人に向く。
こんな人におすすめ
ハローワークのウェブサービスを使い始めた担当者、採用計画を書いたことがない経営者、求人票のひな形がほしい人。
良い点
- 最新システムの実務に踏み込む
- 求人シートのひな形を紹介
- 設計図という一貫した視点
気になる点
- システム改定で古くなる
- 紙の求人票は範囲外
- 独学向けの構成
出版社
standards
発売日
2022年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
求人票の設計図って、聞き慣れない言葉です。普通の求人票と何が違うんでしょう。
佐藤メバル
この本のたとえがうまいんだ。家を建てるときに設計図なしで着工する人はいないのに、なぜか採用は設計図なしで求人票を作ってしまう。
そして決まって、応募がない、来ても欲しい人じゃない、採れてもすぐ辞める、と言う。原因は設計図の不備だと著者は言い切る。
橘ナナミ
じゃあ設計図って、事業計画から人員を逆算していく感じですか?
佐藤メバル
そう。売上と利益の計画があって、どの職種で人を増やすのか、欲しい人材は誰か、どう応募を集めるか。そこまで書いてから求人票のフォーマットに落とす。
ハローワークの使い方の本でありながら、採用計画の立て方の本でもあるわけだね。そこで紹介される求人シートがひな形として役に立つよ。

わかる!!広告営業マニュアル
戸練直木 著|グラフィック社
広告会社の営業担当が毎日なにをしているのかを、体系立てて解説したマニュアル。基本業務から、クライアントとのコミュニケーションの取り方、利益の考え方、オリエンからプレゼン、企画実施までのフローまでを扱う。就活生の素朴な疑問と、中堅営業の連絡係で終わりたくないという焦り、両方に応える作りが百六十ページに凝縮されている。
こんな人におすすめ
広告会社を志望する学生、広告代理店に入ったばかりの若手、求人広告を扱う媒体社の営業、クライアント側の窓口担当。
良い点
- 業務の全体像が体系的
- 学生にも中堅にも届く
- 百六十ページで把握しやすい
気になる点
- デジタル広告は薄め
- 深掘りは別書が必要
- 業界経験者が前提の記述も
出版社
グラフィック社
発売日
2015年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
広告営業って、華やかなイメージがあるんですけど、実際は何をする仕事なんでしょう。
佐藤メバル
その素朴な疑問に正面から答えてくれる本だよ。就活生の毎日何してるんですか、という問いと、中堅のただの連絡係で終わりたくない、という声の両方を想定して書かれている。
業務の流れ、クライアントとの距離の取り方、利益の考え方まで、順番に並んでいる。
橘ナナミ
利益の考え方って、営業なのに? 売ればいいってもんでもないんですね。
佐藤メバル
広告は、予算の組み方ひとつで利益が消える世界だからね。オリエンを受けて、プレゼンをして、実施して、検証する。
そのどこで何を握るのかを知らずに走ると、ただの伝令になってしまう。書店員時代に広告の営業さんと話していても、この工程を頭に入れている人はやっぱり強いなと思ったものだよ。

広告営業力: 広告代理店・クリエイティブエージェンシーに所属する12人のホンネと仕事のやり方。
広告営業力制作チーム 著|誠文堂新光社
¥1,760(税込)
広告代理店やクリエイティブエージェンシーに所属する十二人のホンネと仕事のやり方をまとめた一冊。教科書的なマニュアルとは違い、複数の実務者の語りが並ぶので、同じ仕事でも会社によって流儀が違うことが見えてくる。前の『わかる!!広告営業マニュアル』が仕事の地図なら、こちらは地図に載らない現場の空気を伝えるインタビュー集に近い。
こんな人におすすめ
広告会社への転職を考えている人、営業の流儀を複数知りたい若手、部下の指導に迷う広告会社の管理職。
良い点
- 十二人分の多様な視点
- ホンネの語りが読み物として面白い
- 会社ごとの違いがわかる
気になる点
- 体系的な教科書ではない
- 発行年がやや古め
- 業界外にはやや遠い
出版社
誠文堂新光社
発売日
2008年8月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
十二人のホンネって、インタビュー集みたいな本ですか? マニュアルと何が違うんでしょう。
佐藤メバル
地図と現地の違いだね。マニュアルは仕事の流れを教えてくれるけれど、実際の営業は会社の文化や上司の癖で全然違う。
この本は十二人がそれぞれのやり方を語るから、正解が一つじゃないことが体でわかる。新人が読むと安心するし、中堅が読むと自分の型を相対化できる。
橘ナナミ
なるほど、同じ広告営業でも全然違う働き方があるんですね。佐藤さんはどっちから読むべきだと思います?
佐藤メバル
流れをつかむならマニュアルから、迷いがあるならこっちから。ただ、どちらも受注の現場の話なので、読み終えたら自分が担当する業種の求人広告やキャンペーンを一本、実際に書き出してみるといい。読むだけでは営業力はつかないからね。

求人広告半世紀
リクルート 著|KADOKAWA(メディアファクトリー)
リクルートが編んだ、求人広告というジャンルの半世紀をたどる大著。個々のテクニックを教える本ではなく、求人広告がどう社会に根づいてきたかをたどる読み物としての性格が強い。なぜ採用が変わったのか、なぜ今の媒体があるのかが、出来事と人々の証言で立体的に見えてくる。実務書を読んだあとに、視座を上げる一冊として置いておきたい。
こんな人におすすめ
採用や広告の仕事に長く携わる人、業界の成り立ちを知りたい編集者や記者、人事や採用の企画を立てる管理職。
良い点
- 業界史として貴重
- リクルート自身が編んでいる
- 証言が豊富で読み応えがある
気になる点
- すぐ使えるノウハウは少ない
- ページ数が多く覚悟が要る
- 文章量が多く重い
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
発売日
1991年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
これ、テクニックの本じゃないんですよね? ページ数も多いって聞いて、正直びっくりしました。
佐藤メバル
そう、これは読み物だね。求人広告という仕組みが、この半世紀でどう広がって、どう変わってきたか。リクルート自身が編んでいるから、当事者の証言がたくさん入っている。
採用の現場が何を求めてきたかの記録として読むと、いま使っている媒体の見え方まで変わるよ。
橘ナナミ
現場の記録……。でも、いま求人票を書いている人が読む意味って、あるんでしょうか。
佐藤メバル
あるよ。たとえばうちの会社の魅力が伝わらない、と悩むとき、その悩み自体がどの時代から続いてきたのかを知ると、焦りが減る。
書店員時代、業界史を読んでいる営業さんは、お客さんに昔はこうだったと語れて強いなと思った。視座の本だね。

ドリルを売るには穴を売れ
佐藤義典 著|青春出版社
¥1,815(税込)
十二万部を超えるロングセラーの新装版で、マーケティングの入門書として読み継がれてきた一冊。ドリルを売るには穴を売れとは、商品ではなく顧客にとっての価値から考えよ、という意味。ベネフィット、ターゲティング、差別化、4Pという流れを、新人が閉店寸前のレストランを立て直す物語と並行して学べる。営業の前にマーケティングの言葉を手に入れたい人へ。
こんな人におすすめ
営業や企画に配属された若手、商品の価値を言葉にできない人、採用広報や求人原稿を書く担当者。
良い点
- 物語と理論が並行して進む
- マーケティングの基本が一冊
- 新装版で手に取りやすい
気になる点
- 実践ノウハウは少なめ
- BtoBの深い話はない
- 入門書ゆえ物足りない人も
出版社
青春出版社
発売日
2006年12月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
ドリルを売るには穴を売れ、って有名なフレーズですよね。でも意味を説明しろと言われると、うまく言えません。
佐藤メバル
ドリルが欲しいんじゃなくて、壁に穴をあけたいんだ、という話だね。人を採るときも同じで、求職者が欲しいのは募集枠じゃなくて、その先の生活や成長なんだよ。
この本は、ベネフィット、ターゲット、差別化、4Pというマーケティングの骨格を、閉店寸前のレストランを立て直す物語と一緒に進めてくれる。
橘ナナミ
物語と並行って、頭に入りやすそうですね。求人の仕事にも本当に使えますか?
佐藤メバル
使えるよ。たとえば残業が少ないと言うのではなく、その人が帰宅後に何を得られるかまで書く。求人原稿が刺さらない原因は、だいたいここで止まっている。
マーケティングの言葉を身につけてから営業の本に戻ると、理解が早いよ。

マンガで学ぶ! 営業の超基本
小松麻美 著|フローラル出版
¥1,760(税込)
営業の基礎をマンガで学べる入門書。ダメチームがプロ集団に育っていく過程を追う構成で、物語として感情移入しながら基本を押さえられる。文字中心の営業本が重たく感じる人や、部下に営業の基本を渡したいが本を読まない人に向く。二百ページを超えるが、通勤や休憩時間に少しずつ読み進められる。
こんな人におすすめ
営業に配属されたばかりの新人、活字の営業本が苦手な人、若手に営業の基本を渡したい上司。
良い点
- マンガで挫折しにくい
- チームの成長物語として読める
- 新人に渡しやすい
気になる点
- 深いノウハウは少ない
- ベテランには物足りない
- 業界固有の話はない
出版社
フローラル出版
発売日
2022年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
マンガで営業を学ぶって、正直、内容が薄いんじゃないかと思ってしまうんですが……。
佐藤メバル
その気持ちはわかる。ただ、営業の基本は知っているかより、やれているかで差がつく分野でね。この本は、ダメチームがプロ集団に育っていく過程を追うから、読者が自分を重ねながら基本を体に入れられる。
文字の本を読んで実行できない人には、こちらのほうが効くことがある。
橘ナナミ
あ、それなら新人さんに渡すのもよさそう。うちの編集部にも、本を読まない人がいますし。
佐藤メバル
そうそう。書店員時代、営業研修の課題図書にする会社さんもあってね、若手がこれなら最後まで読めたと言うのを何度も聞いたよ。
基本は読んで理解するものじゃなく、できているか確認するものだから、読みやすい形は強い味方なんだ。

ゼロから始める!法人営業: ずっと勝ち続ける新規開拓営業の新常識
藤原智浩 著|産業能率大学出版部
¥1,650(税込)
法人開拓には努力なんて必要ない、という強い言葉で始まる一冊。著者自身が、努力しても成果が出なかった時期を持ち、その経験から抑えるべきポイントを整理した。新規開拓を反響営業に切り替えるという筋道で、順番と手順を二百ページ余りに並べている。気合いを足すのではなく、構造を変える話であるところが特徴。
こんな人におすすめ
法人営業に異動したばかりの人、新規開拓で成果が出ず悩む中堅、営業の型をゼロから作り直したい人。
良い点
- 著者自身の失敗談が出発点
- 開拓の順番を体系化
- 反響営業への切替を狙う
気になる点
- 既に数字を出す人には物足りない
- BtoCには向かない
- 事例は簡潔
出版社
産業能率大学出版部
発売日
2023年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
努力なんて必要ない、って、営業本にしては思い切った言い方ですよね。反発もありそうです。
佐藤メバル
でも、その一文の前に著者自身の失敗が書かれているんだ。セミナーに通い、本も読み、勉強しているのに成果がゼロだった時期があった。
だからこそ、抑えるべきポイントが抑えられていないだけ、と言い切れる。自分の体験の裏づけがあるから、きつい言葉が説教に聞こえない。
橘ナナミ
たしかに、努力が足りないって言われると、いちばん傷つきますもんね。
佐藤メバル
そう。だからこの本は、気合いを足す話をしない。反響営業に切り替えるための構造の話をする。法人営業は相手が会社だから、こちらが頑張る量より、どの順番で当たるかのほうが効く場面が多いんだよ。

時代、場所、業種を選ばず、どんな人でも成功する 新規開拓営業の教科書
永嶋信晴 著|青月社
新規開拓営業の定番とされてきた一冊で、営業代行のプロが三十のエッセンスにまとめている。飛び込みやテレアポで疲弊した人に向けて、チラシを板とクギにたとえ、目的に合う板の選び方、クギの材質、打ち方と力加減、下穴のあけ方まで具体的に語る。心理法則と本能を土台にした技術論で、決して古くならないと著者は言う。
こんな人におすすめ
新規開拓で心が折れかけている人、飛び込みやテレアポが中心の営業職、チラシやポスティングを試したい個人事業主。
良い点
- 三十のエッセンスに整理
- チラシの作り方が具体的
- 心理に基づく普遍的な内容
気になる点
- デジタル集客は薄い
- 業種によっては遠い
- 図版は多くない
出版社
青月社
発売日
2013年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
チラシが板で、クギの打ち方まで出てくるって、どういうことですか?
佐藤メバル
新規開拓を、板にクギを打つ作業にたとえているんだ。どの板に打つのか、クギの材質は合っているか、先端の形は整っているか、打つ前に下穴をあけているか。
一つずつ条件を揃えるという視点で営業を見直すと、根性論から抜け出せる。
橘ナナミ
下穴をあける、っていうのが、いきなり売り込まないってことですか?
佐藤メバル
そう。この本では自己紹介チラシの作り方まで踏み込んで、最強のチラシは履歴書だと言う。人間性を見せてから入る。
飛び込み営業は無理にテンションを上げなくていい、という考え方が貫かれていて、書店員時代に営業職の常連さんが何度も買っていったのを覚えているよ。

営業は台本が9割
加賀田裕之 著|きずな出版
¥1,650(税込)
感覚で営業していませんか、と問いかける一冊。トップセールスに学んだ秘訣を体系化した営業台本、つまり購買心理に基づき、お客様の欲しいを自然に引き出す商談の脚本の作り方を中心に据える。ニーズの深掘り、成約率を上げる五つのステップ、FABECの公式、選ばせるクロージング、反論の想定まで、再現できる形に落とし込んでいる。
こんな人におすすめ
感覚頼りの営業から抜けたい人、商談のたびに結果が変わると悩む人、新人に型を教えたい上司。
良い点
- 台本という具体の作り方
- 購買心理に基づく構成
- 反論処理まで想定
気になる点
- 暗記が苦手な人には負担
- 複雑な商談は別途
- 実践には練習が必要
出版社
きずな出版
発売日
2020年1月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
台本が九割って、じゃあ話し方のセンスはいらないってことですか?
佐藤メバル
センスでやっていた人が、同じ結果を出せなくなるのがいちばん怖い。著者の加賀田裕之さんは、トップセールスが無意識にやっていることを台本という形に書き出した。
再現できる形にしたのがポイントだね。ニーズの深掘りも、見込み客の多くは台本のブラッシュアップで成約に届くと書いている。
橘ナナミ
台本って聞くと、なんだかガチガチの印象があったんですけど、逆なんですね。
佐藤メバル
逆。緊張して言葉が出ないときほど、台本があると楽になる。商談の入りから質疑、クロージングまで、選ばせるクロージングの五ステップなんかも具体的だよ。
次の価値観営業の本でさらに深くなるから、この二冊は並べて読むといい。

セールス・イズ 科学的に「成果をコントロールする」営業術
今井晶也 著|扶桑社
¥1,760(税込)
勘や偶然、根性ではなく理論で売ると掲げる一冊。営業支援の会社が積み重ねてきた膨大なデータから、売れるマインド、アポの獲得方法、営業プロセスを七分割して否定材料をなくす方法などをまとめる。もともと法人向けに高額で提供していたノウハウを一般読者向けに噛み砕いたのが特徴で、具体的な手順が詰まっている。
こんな人におすすめ
数字が安定しない営業担当、営業プロセスを分解したいマネージャー、新人研修の教材を探している人。
良い点
- データに基づくメソッド
- プロセスの七分割が実用的
- マインドと技術の両方を扱う
気になる点
- 前提知識がやや必要
- 事例は法人営業が多い
- 分量が多め
出版社
扶桑社
発売日
2021年8月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
成果をコントロールするって、営業でそんなことが可能なんですか?
佐藤メバル
全部を思い通りにはできないよ。でも、プロセスを分解して、どこで否定材料が生まれているかを潰していけば、結果のぶれは小さくできる。
この本は、商談を七つに分けて、それぞれの段階でつまずきを消すという考え方で貫かれている。
橘ナナミ
七分割って、たとえばどう分けるんですか?
佐藤メバル
アポから初回商談、提案、クロージングまでの各段階を、それぞれ独立した工程として見る。一括りに商談が下手と悩むと直しようがないけれど、分ければ手が入る。
もとは顧客向けに高額で提供していた内容を、一般向けにわかりやすくしたと書かれていて、その分だけ現場の具体が濃いよ。

成果に直結する「仮説提案営業」実践講座
城野えん 著|日本実業出版社
¥1,980(税込)
BtoB営業とマーケティングで武器になる、仮説を立てる提案営業を解説する実践講座。仮説の立て方、資料の作成、商談への落とし込み、オンラインでの進め方まで、豊富な図解で示す。事前準備や、会議と会議の間の簡単な報告、進捗ミーティングの重要性まで触れるのが、商談の外側まで見ている証拠。順序立てた提案力は業界を問わず通じるとされる。
こんな人におすすめ
BtoBの提案営業を担う人、顧客の課題を先に仮説で示したい中堅、提案資料の作り方に迷う人。
良い点
- 図解が多く理解しやすい
- 仮説から商談まで一貫
- オンライン商談にも触れる
気になる点
- BtoCには向かない
- 基礎知識がある前提
- 分量は標準的
出版社
日本実業出版社
発売日
2022年8月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
仮説提案って、お客さんに聞く前に答えを決めつけるってことですか? 失礼になりませんか?
佐藤メバル
いい質問だね。ニュアンスは逆で、相手のことを調べたうえで、おそらくこういう課題があるのでは、と持っていく。
相手の時間を節約する提案なんだよ。いきなり何にお困りですかと聞かれるより、当たっていれば話が早いし、外れていても会話の起点になる。
橘ナナミ
なるほど。外れてもいいんですね。じゃあ仮説の立て方が肝心そう。
佐藤メバル
そう。この本は仮説をどう立てるかから始まって、資料の作り方、商談への落とし込み、オンラインのコツまで図解つきで並べる。
会議と会議の間の短い報告や進捗の会議を大事にしろという記述もあって、商談の外側まで設計しているのが実践的だよ。

成約率80%!トップセールスの「価値観営業」メソッド
加賀田裕之 著|きずな出版
¥1,870(税込)
『営業は台本が九割』の著者による、一段深い一冊。真のニーズは顧客の価値観にあるとし、十八のフレームワークと十二のワークシートで成約率を高める道筋を示す。大きな買い物をするとき人の価値観は露わになる、そこに商品の価値を寄り添わせ呼応させるのが価値観を満たす価値提供。書いて考える構成で、読み終えるころには自分の営業台本ができている。
こんな人におすすめ
台本を作ったが刺さらないと感じる人、顧客の本音を掴みたい中堅、ワーク形式で手を動かしたい人。
良い点
- ワークシートで手が動く
- 価値観という切り口が深い
- フレームワーク十八点収録
気になる点
- 記入の手間がかかる
- 前著を読むと理解が早い
- 即効性より定着重視
出版社
きずな出版
発売日
2025年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
前の『営業は台本が九割』と同じ著者なんですね。二冊読む意味ってあるんですか?
佐藤メバル
あるよ。前著は台本という型の話で、こちらはその台本の中身を、顧客の価値観に寄せる話。同じ商品でも、何を大事にして買うかは人によって違う。
そこに寄り添わせるのが価値観営業で、十八のフレームワークと十二のワークシートで書き込みながら学ぶ構成になっている。
橘ナナミ
ワークシートって、埋めるのは大変そうですけど、自分の商材で考えられるのはいいですね。
佐藤メバル
そう。読みっぱなしにしないのが狙いなんだろうね。大きな買い物をするとき、人は自分の価値観を隠さない。
そこを掴めれば、押し込みではなく納得で決まる。即効性より、自分の型を作る本だと思って取り組むといい。

トップセールスが使いこなす! 〝基本にして最高の営業術″総まとめ 営業1年目の教科書
菊原智明 著|大和書房
¥1,650(税込)
営業の基本を網羅した、いちばんやさしくて使える一冊を目指して作られている。前職で七年間どん底の営業時代を過ごした著者が、四年連続でトップ営業になったきっかけは基本の見直しだったと明かす。名刺交換、小物へのこだわり、顔全体を見て話す、プレゼンのポイントは三つです、など七十三の基本をイラストつきで並べる。
こんな人におすすめ
営業一〜三年目の若手、これから営業になる人、基本の見直しをしたいベテラン、部下指導に困る上司。
良い点
- 七十三の基本が整理されている
- イラストが多く読みやすい
- 指導の教材にも使える
気になる点
- 上級者には物足りない
- 業界固有の話は少ない
- 網羅ゆえ一つは浅い
出版社
大和書房
発売日
2018年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
イラストが百点以上あるって、正直、営業の本でそんなに必要なんですか?
佐藤メバル
必要かどうかは別として、読みやすさの設計としては理にかなっているよ。著者の菊原智明さんは前職で七年間、どん底の営業を経験している。
そこで四年連続トップになったきっかけが、特別な裏技ではなく基本の見直しだったと書いている。
橘ナナミ
どん底からトップって、なんか刺さりますね。基本って、たとえばどんなことですか?
佐藤メバル
一回の名刺交換で名前と特徴まで覚える、目だけでなく顔全体を見て話す、商談では共感を大事にする。小さなことだけれど、抜けると確実に効いてくる。
大学で営業の授業を教えている人でもあるから、教え方の手順がうまい。指導する立場の人にもいいよ。

絵でわかる配属1年目でも目標達成できる営業の教科書
岡哲也 著|プレジデント社
¥1,650(税込)
精神論や根性論はもう古い、という立場から、もっとも文字の少ないセールスの本を目指して作られた一冊。人がモノを買う理由、セールスパーソンとして大切なこと、人間関係の基本、トップセラーの共通点、準備、見込み客の見つけ方、オンライン営業、不満の発見、提案、クロージングと、章がつまずく順番に並ぶ。
こんな人におすすめ
配属一年目の営業職、数字の作り方がわからない若手、文字の多い営業資料が苦手な人。
良い点
- 絵が中心で読みやすい
- つまずく順番に章が並ぶ
- オンライン営業も収録
気になる点
- 文章の情報量は少なめ
- ベテランには物足りない
- 用語の深掘りはない
出版社
プレジデント社
発売日
2022年4月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
配属一年目でも目標達成できる、って、その年次の人には切実なタイトルですよね。
佐藤メバル
そう。著者の岡哲也さんは、わかりやすいたとえでセールスを好きになってほしいから、あえてもっとも文字の少ないセールスの本を作ったと書いている。
人がモノを買う理由から始まって、準備、見込み客の見つけ方、オンライン営業、提案、クロージングまで並んでいる。
橘ナナミ
文字が少ないと、逆に大事なことが削られてないか心配になるんですが。
佐藤メバル
そこは順番で補っている。配属一年目がつまずく順番に章が並んでいるから、いま自分がどこで止まっているかが見つけやすい。
まず売り込みではなく、人はなぜ買うのかから入る。営業の前に一度立ち止まりたい人にちょうどいいよ。

Zoom営業の教科書
株式会社採用戦略研究所 著|ザメディアジョン
¥1,320(税込)
感染拡大を機に広がったWeb会議ツールのZoomを、営業で活用するための基本を一冊にまとめた本。基本的な使い方から、営業で実践すべきポイント、すぐ使えるトークスクリプト、業種やシチュエーション別のケーススタディまでを収録する。画面の向こうの空気を読むには何をすればいいか、不安の解消から入る構成が親切。
こんな人におすすめ
Zoom商談を始めたばかりの営業、オンラインに苦手意識がある中堅、社内にオンライン営業の型を配りたい管理職。
良い点
- 基本操作から商談まで一冊
- スクリプトがすぐ使える
- 場面別のケースが豊富
気になる点
- ツール仕様の変化が早い
- 対面営業の深掘りはない
- 分量はやや軽め
出版社
ザメディアジョン
発売日
2020年9月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
今さらZoomの本? と思ったんですけど、営業で使うとなると話が別なんでしょうか。
佐藤メバル
そうなんだよ。会議ができれば営業ができるわけじゃない。この本は、まだZoom営業を始めていない人が多いという前提から書かれていて、やり方がわからない、ちょっとあやしい、というネガティブな感情をまず解消しようとするところから入る。
不安の解消から始まるのが親切なところだね。
橘ナナミ
たしかに、画面越しだと沈黙が怖いとか、資料の見せ方とか、勝手が違いますもんね。
佐藤メバル
そこを、基本の使い方、営業で押さえるべきポイント、すぐ使えるトークスクリプト、場面別のケーススタディという順で埋めていく。
ツールの仕様は変わるから、読み方としては操作の暗記より、画面越しの設計のところを重点的に読むといいよ。

常識破りの新規営業: もうテレアポ・飛び込みで悩む必要なし 内向型営業の強化書
渡瀬謙 著
明るく元気な声で、抑揚をつけて、笑顔を忘れずに、という新規営業の常識を全否定するところから始まる一冊。著者自身が口下手で人見知り、あがり症の内向型だと言い、暗く静かな声で、棒読みで、無感情に、と対極のやり方を示す。ただし奇をてらった手法ではなく、新規開拓の原理原則に沿っていると強調する。
こんな人におすすめ
テレアポや飛び込みで消耗している人、内向型で営業に向かないと悩む人、新人に営業の型を渡したい上司。
良い点
- 内向型の視点で書かれている
- 断られるストレスの軽減に触れる
- 事例が多く応用しやすい
気になる点
- 向き不向きがある
- BtoBの商談論ではない
- 文体がやや強め
出版社
詳細情報なし
発売日
2026年4月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
暗く静かな声で、棒読みで、無感情に……って、それでアポが取れるんですか? むしろ逆な気がします。
佐藤メバル
そこがこの本の肝でね。著者の渡瀬謙さんは、自分が幼少期から口下手で人見知り、あがり症の内向型だと言う。
明るく元気に振る舞おうとすると、その演技の分だけ疲れて続かない。続けられる形にしたら、むしろアポが取れたという話なんだ。
橘ナナミ
続けられるかどうか、か。たしかに無理してテンションを上げるの、一日で疲れます。
佐藤メバル
しかも、奇をてらった手法じゃないと本人が断っている。新規開拓の原理原則に沿っているから、暗く話せばいいという話ではない。
テレアポや飛び込みで苦しい思いをしている人ほど、読む価値があるよ。事例も多めに載っている。

凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク
佐藤昌弘 著|日本実業出版社
¥1,310(税込)
お客が欲しいというものを、売ってはいけない、という一文から始まる一冊。心理学とセラピーを学んだ著者が、千社以上の指導で培った実践感覚を盛り込む。ダメセールスの典型例、ほとんどの人が陥るアリ地獄、心理じゃんけんの法則、顧客が持っている六十の欲求と交流分析、五分で信頼関係を築く法まで、トークの内側に踏み込む。
こんな人におすすめ
話し方は悪くないのに成約しない人、顧客の欲求を掴みたい中堅、心理学の視点で営業を見直したい人。
良い点
- 心理学の視点が濃い
- 具体のトーク例が豊富
- 短いトレーニングも収録
気になる点
- 内容がやや散らばる
- 読み返しが必要
- 実践には時間が要る
出版社
日本実業出版社
発売日
2003年12月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
お客が欲しいというものを、売ってはいけないって、どういう意味ですか? 売るのが営業なのに。
佐藤メバル
これがこの本の核だね。顧客が口にしたこれが欲しいは、たいてい表面的な答えなんだ。本当に満たしたいのはその奥にある。
だから表向きの要望に合わせて売るだけでは、値引き競争になる。潜在的な欲求を聞き出すところから始まる、というマーケッターの視点だよ。
橘ナナミ
なるほど。じゃあ、聞き方の技術が中心なんですね。
佐藤メバル
そう、顧客が持っている六十の欲求や交流分析、五分で信頼関係を築く法、心理じゃんけんの法則なんて言葉も出てくる。
ダメセールスの典型例も載っていて、自分の癖を確認できる。派手な裏技ではなく、言葉の裏側を読む訓練の本だと思って読むといい。

【契約率76.2%】営業・即アポ ~6万5026時間の会話分析からわかった! ~
堀口龍介 著|ぱる出版
¥1,540(税込)
のべ六万五千時間を超える通話を録音・解析して確立したという即アポのメソッドをまとめた一冊。センスや人柄、熱意、根性に頼らず、契約につながるアポを効率よく取る手順を示す。第一声、自己紹介、趣旨説明、ベネフィット、日時設定という五つの要点、契約率を上げる抑えの四大ポイント、へびのしっぽ話法など、会話の順番が具体的に並ぶ。
こんな人におすすめ
アポが取れずに悩む営業、取れても契約につながらない人、テレアポ中心のチームを率いるマネージャー。
良い点
- 会話分析に基づく具体的な型
- アポから契約まで一貫
- Web集客の章も収録
気になる点
- 分量が多め
- 電話営業が前提
- 実践には記録と検証が必要
出版社
ぱる出版
発売日
2020年1月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
六万五千時間って、桁がすごいですね。こんなに録音して分析するものなんですか?
佐藤メバル
ここがこの本の信頼できるところで、感覚ではなくデータから型を作っている。第一声、自己紹介、趣旨説明、ベネフィット、日時設定という五つの要点、契約率を上げるための抑えの四大ポイント、相手に気づかせないへびのしっぽ話法など、会話の順番まで決まっている。
橘ナナミ
順番が決まっていると、緊張しても迷わなさそうです。録音チェックも大事なんですか?
佐藤メバル
大事。この本では自己流の限界にも一章を割いていて、録音して振り返ること、アポの訴求率と取得率の関係を見ることを勧めている。
読み終えたら自分の通話を一本録ってみる、そこまでやって一人前の読者になれる本だよ。
業務工程で読む — 開拓・提案・原稿・検証のどこに効かせるか
橘ナナミ
さっきの4工程に、それぞれ本を割り当てるとどうなります?
佐藤メバル
新規開拓なら『ゼロから始める!法人営業』や『常識破りの新規営業 もうテレアポ・飛び込みで悩む必要なし 内向型営業の強化書』。後者は「明るく元気な声で」という定石を否定して、内向型でもアポが取れると説く。テレアポで消耗している新人に効く。アポ取りそのものを科学したいなら『営業・即アポ』で、通話の録音分析から組み立てた会話ロジックが読める。
橘ナナミ
提案の工程は?
佐藤メバル
『成果に直結する「仮説提案営業」実践講座』だね。事前に仮説を立てて商談に臨む。あわせて『凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク』のように、お客が欲しいと言ったものをそのまま売らないという発想を持っておくと、ヒアリングの質が変わる。
橘ナナミ
原稿と検証はどうでしょう。
佐藤メバル
原稿は『求人広告の作り方』と『人が集まる!求人票実例集 160職種』、検証は『求人募集をしても応募がない・採用できない会社に欲しい人材が集まる方法』だね。応募が集まる原稿の作り方から面接、ドタキャンや早期退職の防止まで一冊でつながっている。数字を追うなら、応募単価や反響率の考え方は『中小企業が採用で成功する絶対法則』のKPI設計のパートが参考になる。
採用する側の心理と、法規制という手薄な領域
橘ナナミ
提案先は採用担当者や経営者ですよね。その心理はどこで学べばいいんでしょう。
佐藤メバル
『中小企業が採用で成功する絶対法則』は、採用失敗の「あるある」を並べたうえで、採用できる会社の特徴を挙げている。経営者が採用コストを投資と考えているか、といった視点はそのまま商談の切り口になる。『「求人票」で欲しい人材を引き寄せる』や『ハローワークインターネットサービス活用バイブル』は、設計図なしで求人票を作る危うさから説き起こす本だ。
橘ナナミ
労働条件の明示とか、年齢制限とか、法規制の話は出てきますか?
佐藤メバル
ここは競合の記事でも手薄な領域だね。求人票は募集要項の書き方次第で法規制に関わる。『「求人票」で欲しい人材を引き寄せる』は、日本唯一のハローワーク求人専門社労士が書いていて、この周辺を押さえる入口になる。原稿を書く立場なら、うっかりした表現が後で問題にならないよう、一度は通しておきたい。
橘ナナミ
キャリアパスによっても変わるんですよね。
佐藤メバル
そう。HRテックに移るなら『セールス・イズ 科学的に「成果をコントロールする」営業術』のようなデータで成果を管理する考え方が効く。逆に地方の中小企業を担当するなら、条件が悪くても採る工夫を扱った『求人募集をしても応募がない・採用できない会社に欲しい人材が集まる方法』のほうが現場に近い。媒体の選定そのものを考えるなら、『上手な求人広告の出しかた』の視点も外せない。
読んだあとに何をするか
橘ナナミ
読んで終わりにしないために、何をすればいいですか?
佐藤メバル
一冊読んだら、担当企業の求人原稿を1本だけ書き直してみる。『求人広告の作り方』なら、まず取材メモから「絶対に書いてほしい3つ」を抜き出す。『人が集まる!求人票実例集 160職種』なら、自分の担当職種の実例を1つ選んで自社の言葉に置き換える。提案なら、仮説を1行で書いてから商談に行く。この小さな試行が、読書をスキルに変える。
橘ナナミ
なるほど。読む→ひとつ試す、を繰り返すんですね。
よくある質問
求人広告の営業に本当に役立つ本はどれですか?
橘ナナミ
求人広告の営業に本当に役立つ本はどれですかについて教えてください。
佐藤メバル
原稿・提案・開拓・検証のどの工程を鍛えたいかで変わります。原稿なら『求人広告の作り方』、提案なら『成果に直結する「仮説提案営業」実践講座』、新規開拓なら『ゼロから始める!法人営業』が入口になります。ひとつの工程に絞って選ぶのが失敗しないコツです。
新人の求人広告営業が最初に読むべき1冊は?
橘ナナミ
新人の求人広告営業が最初に読むべき1冊はについて教えてください。
佐藤メバル
まずは『営業1年目の教科書』か『絵でわかる配属1年目でも目標達成できる営業の教科書』で営業の基本を固めるのがおすすめです。そのうえで担当企業の原稿と向き合うなら『求人広告の作り方』へ進むと、業務の流れとつながります。
媒体社の営業と代理店の営業で読むべき本は違いますか?
橘ナナミ
媒体社の営業と代理店の営業で読むべき本は違いますかについて教えてください。
佐藤メバル
違います。代理店なら『わかる!!広告営業マニュアル』や『広告営業力』で広告営業の型を。媒体社なら『中小企業が採用で成功する絶対法則』のように採用する側の論理を深く押さえると、提案の説得力が変わります。
求人原稿の書き方を学べるおすすめ本は?
橘ナナミ
求人原稿の書き方を学べるおすすめ本はについて教えてください。
佐藤メバル
『求人広告の作り方』が職種別の実例つきで基本を教えてくれます。取材が苦手なら同じ著者の『求人広告の取材方法』を先に。文例を手元に置きたいなら『人が集まる!求人票実例集 160職種』が便利です。
営業スキルと採用知識、どちらを優先して学ぶべきですか?
橘ナナミ
営業スキルと採用知識、どちらを優先して学ぶべきですかについて教えてください。
佐藤メバル
どちらか一方では成果につながりにくい職種です。まず自分の苦手なほうから始めるのが現実的で、商談が苦手なら営業本、提案が浅いと言われるなら採用本へ。両輪で考えることが長い目で効きます。
古い本や絶版本でも読む価値はありますか?
橘ナナミ
古い本や絶版本でも読む価値はありますかについて教えてください。
佐藤メバル
あります。市場やデジタルの話題は新しめを選びたい一方、『時代、場所、業種を選ばず、どんな人でも成功する 新規開拓営業の教科書』のような心理に基づく営業術は古びにくい。絶版なら図書館も選択肢に入れてください。
応募単価や反響率など数字を学べる本はありますか?
橘ナナミ
応募単価や反響率など数字を学べる本はありますかについて教えてください。
佐藤メバル
『中小企業が採用で成功する絶対法則』は採用コストの考え方やKPI設計に触れていて、数字で提案する土台になります。あわせて『セールス・イズ 科学的に「成果をコントロールする」営業術』のようなデータ起点の営業本を読むと、根拠のある提案が組み立てやすくなります。
漫画や図解で気軽に読める入門書はどれですか?
橘ナナミ
漫画や図解で気軽に読める入門書はどれですかについて教えてください。
佐藤メバル
『マンガで学ぶ! 営業の超基本』はチームが育つ過程を追える入門書。図解なら『絵でわかる配属1年目でも目標達成できる営業の教科書』が文字少なめで読みやすいです。まず雰囲気をつかんでから専門書へ進むのも手です。
まとめ
橘ナナミ
25冊もあると、どれから買えばいいか迷います……!
佐藤メバル
全部読む必要はないよ。まず自分の工程をひとつ決める。原稿を書くなら『求人広告の作り方』、提案なら『成果に直結する「仮説提案営業」実践講座』、アポ取りなら『営業・即アポ』。そこから隣の工程に広げていけば、自然につながっていく。
橘ナナミ
営業と採用の両方を学ぶのは大変そうだと思っていましたけど、順番が決まれば少し安心しました。
佐藤メバル
そう。求人広告の営業は、企業の「人を採りたい」という切実な気持ちの真ん中に立つ仕事だ。採用の知識だけでも、営業の技術だけでも足りない。両方を持っている人だけが、採用担当者の隣に座れる。
橘ナナミ
「採用担当者の隣」、いい言葉ですね。
佐藤メバル
求人広告は、企業と求職者のあいだに架ける橋だよ。本はその橋の設計図を何枚も持たせてくれる。まずは一枚、自分の担当企業の橋をかけ直すところから始めよう。
