広告営業の本のおすすめ人気ランキング25選【2026年版】

監修

佐藤メバル

佐藤メバル

@shelfy_mebaru

編集長。あらゆるジャンルの本を年間数百冊読み込む本のプロ。投資・経営から小説・実用書・絵本まで、良書と読者の相性を見抜く。

橘ナナミ

橘ナナミ

@medias_nanami

編集部の新人インターン。22歳の大学院生で、メディア論を研究中。「それ気になります!」が口癖の天然キャラ。読者の素朴な疑問を代弁する役割で、各メディアの専門家にいろんなジャンルの素朴な質問をぶつけていく。

最終更新: 2026年10月

橘ナナミ

橘ナナミ

佐藤さん、「広告営業」の本を探しているんですけど、書店で見たら営業論の本と広告運用の本が同じ棚に並んでいて、どれから読めばいいのか分からなくなっちゃいました。

佐藤メバル

佐藤メバル

いいところに気づいたね。広告営業は名前がひとつでも中身は全然違う。媒体社で広告枠を売る人、代理店で提案する人、広告主の側で運用する人。まず自分がどの立場かを決めないと、本選びは迷子になるよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

私はまだ「代理店の営業」をぼんやり想像しているだけなので、余計に迷います…。

佐藤メバル

佐藤メバル

それなら入口は『わかる!!広告営業マニュアル』だね。戸練直木さんが、代理店営業の基本業務からクライアントとのコミュニケーション、オリエンやプレゼンの場でやるべきこと、利益の考え方まで体系立てて書いている。同じ著者の『勝てる広告営業。』は50のキーワードで引く形だから、辞書みたいに手元に置く使い方ができる。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど! でも、周りにはまだたくさんありますよね。絞る軸ってありますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

目的、レベル、形式、鮮度、実践度、職種。この6つで切っていくと、自分に必要な数冊まで落ちてくる。

広告営業の本の選び方

目的別

橘ナナミ

橘ナナミ

目的別だと、どんな分け方になりますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

業界理解なら『この1冊ですべてわかる 新版 広告の基本』や『デジタル時代の基礎知識『広告』』。媒体運用なら『ゼロからわかる!ネット広告の教科書』、提案営業なら『広告営業力』、クリエイティブならオグルヴィの『「売る」広告』。ただ、法務だけは今回のラインナップに専門書がないから、そこは別で補ってほしい。

レベル別

橘ナナミ

橘ナナミ

レベル別はどうでしょう。

佐藤メバル

佐藤メバル

未経験・新人なら『わかる!!広告営業マニュアル』と『広告界就職ガイド2025』。実務1〜3年目は『基礎から学ぶWeb広告の成功法則』や『リスティング広告のやさしい教科書。』。マネジメント層は『2030年の広告ビジネス』で、業界がどこへ向かうかを先に押さえる。

形式別

橘ナナミ

橘ナナミ

図解か文章か、って気にしたほうがいいんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

気にしたほうがいい。『図解入門ビジネス 最新ネット広告の基本と仕組みがすべてわかる本』は仕組みを絵で追える。逆に『広告営業力』は12人のインタビューで、文字から現場の空気を読む本だね。

鮮度別

橘ナナミ

橘ナナミ

古い本は避けたほうがいいですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そこは分けて考えたい。運用の話は鮮度が命で、Google広告やMeta広告の教科書は改訂版を選ぶ。一方で『「売る」広告』のような原理原則の本は、発行年では判断しない。古くても色褪せないからね。

実践度別

橘ナナミ

橘ナナミ

手を動かす本と、考える本、どっちを先に?

佐藤メバル

佐藤メバル

両方要るよ。管理画面の操作なら『「本業が忙しくて広告まで手が回らないよ!」という人のためのGoogle検索広告入門』、店舗やサロンなら『店舗やサロンのためのMeta広告集客・販促の教科書』。思考法なら『現代広告の心理技術101』だね。

職種別

橘ナナミ

橘ナナミ

職種で必要な章が変わるというのは?

佐藤メバル

佐藤メバル

媒体社の営業なら媒体の構造、代理店なら提案と折衝、広告主のインハウスなら運用と効果測定。『広告営業力』は代理店とクリエイティブエージェンシーの12人のホンネを集めた本だから、代理店志望には刺さると思う。

広告営業の本をひと目で比較

橘ナナミ

橘ナナミ

えっ、25冊もあるんですか!?まずどう見ればいいんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

焦らず焦らず(笑)。まずはこの一覧で全体像を眺めてみよう。価格・著者・対象読者をまとめて見られるから、自分に近そうなのが分かるはず

#画像名称おすすめ対象価格一言
1
わかる!!広告営業マニュアル
わかる!!広告営業マニュアルこれから広告会社を受ける就職活動中の学生、代理店に配属された1年目、そして「連絡係」から抜け出したい中堅営業まで幅広く効きます。面接で仕事内容を具体的に語りたい人や、オリエン・プレゼンの前に全体の流れを確認したい場面にも。業界研究の最初の一冊としても使いやすい。-広告営業の全体像をつかむ一冊
2
勝てる広告営業。: 50のキ-ワ-ドで知る
勝てる広告営業。: 50のキ-ワ-ドで知る広告営業に興味を持ち始めた学生、異動で営業を任されたばかりの人、用語につまずくたびに手元で開きたい人に。通読より辞書的に使いたい場面や、研修の副読本として配る用途、面談前の用語確認にも向いています。¥64050の入口から広告営業を覗く
3
広告営業力: 広告代理店・クリエイティブエージェンシーに所属する12人のホンネと仕事のやり方。
広告営業力: 広告代理店・クリエイティブエージェンシーに所属する12人のホンネと仕事のやり方。「広告営業って実際どんな人がやっているの?」を知りたい就活生、職場の先輩たちの考え方を知りたい若手、転職を検討している人に。12人を読み比べることで、自分に近い働き方やロールモデルを見つける使い方もできます。¥1,76012人のリアルな仕事と本音
4
グッドイメージ 若き広告代理店営業マンの運命
グッドイメージ 若き広告代理店営業マンの運命広告業界に進もうか迷っている学生、配属が決まったばかりで気持ちを上げたい人、物語として業界の熱量に触れたい人に。通勤・通学の移動中や、研修の前に空気をつかんでおきたい場面の読み物としても向きます。-広告営業を小説で追体験する
5
広告代理店はこれから稼げるようになるか
広告代理店はこれから稼げるようになるか広告代理店への就職や転職を考えている人、業界の未来をざっくり掴みたいビジネスパーソン、経営目線で代理店と付き合いたい人に。勉強会やゼミの題材、同僚との議論のきっかけとしても使いやすい一冊です。-代理店のこれからを考える一冊

広告営業の本のおすすめ人気ランキング

橘ナナミ

橘ナナミ

一覧だけだとピンと来ないので...1冊ずつ詳しく教えてください!

佐藤メバル

佐藤メバル

よし、それじゃあ1位から順に1冊ずつ解説していこう。各冊どんな人に向いてるかも合わせて話すから、自分に合いそうなのを見つけてほしい

わかる!!広告営業マニュアル
1

わかる!!広告営業マニュアル

戸練直木 著|グラフィック社

4.8

就活生の「広告会社の営業って毎日何をしているんですか?」という素朴な疑問に正面から答えてくれる一冊です。基本業務から、クライアントとのコミュニケーションの取り方、利益の考え方、オリエンやプレゼンの場でやるべきこと、企画実施までのフローまで、広告営業の仕事を体系立てて解説しています。中堅営業の「このまま連絡係で終わりたくない」という切実な声にも応える構成で、実務の地図として使えるのが強み。ネット広告の運用本とは違い、代理店営業という職種そのものを描いている点がユニークです。

こんな人におすすめ

これから広告会社を受ける就職活動中の学生、代理店に配属された1年目、そして「連絡係」から抜け出したい中堅営業まで幅広く効きます。面接で仕事内容を具体的に語りたい人や、オリエン・プレゼンの前に全体の流れを確認したい場面にも。業界研究の最初の一冊としても使いやすい。

良い点

  • 営業の一日から企画フローまで体系立てて学べる
  • 就活生と中堅、両方の疑問に応える構成
  • 利益の考え方まで踏み込んでいる

気になる点

  • 現場の最新変化は別途キャッチアップが必要
  • マニュアル色が強く物語性は薄い
  • ネット広告の運用ノウハウは範囲外

出版社

グラフィック社

発売日

2015年2月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

佐藤さん、これ就活生向けって書いてありますけど、『広告会社の営業って毎日何してるんですか?』って、まさに私が友だちに聞かれたやつです。

佐藤メバル

佐藤メバル

いいところに目をつけたね。この本は、その素朴な疑問に答えるところから始まって、基本業務、クライアントとのコミュニケーション、利益の考え方、オリエンやプレゼンでやるべきこと、企画実施のフローまでを体系立てて並べている。

「毎日」を具体的に描くのが狙いで、同じ営業本でも精神論より現場の手順に寄っているんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。じゃあ中堅の人にも効くんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

うん、そこが面白いところでね。「このままただの連絡係で終わりたくない」という中堅の声にも応える作りになっている。

任される仕事と、求められる営業の差を埋める道具として読めるんだ。ネット広告の運用本とは役割が違うから、棚は分けて考えたいね。

勝てる広告営業。: 50のキ-ワ-ドで知る
2

勝てる広告営業。: 50のキ-ワ-ドで知る

戸練直木 著|誠文堂新光社

¥640(税込)

4.7

『50のキーワードで知る』というタイトルどおり、広告営業の世界をキーワード単位に区切って渡してくれる一冊です。同じ著者による体系型のマニュアルとは対照的に、辞書や用語集に近い使い方ができるのが持ち味。最初から通読するより、気になった言葉から入り、必要になった場面で戻ってくる。価格も手に取りやすいので、広告営業の入門書を一冊目に買う前の肩慣らしにも向いています。

こんな人におすすめ

広告営業に興味を持ち始めた学生、異動で営業を任されたばかりの人、用語につまずくたびに手元で開きたい人に。通読より辞書的に使いたい場面や、研修の副読本として配る用途、面談前の用語確認にも向いています。

良い点

  • キーワード単位で必要な所だけ拾える
  • 入門書の前段として手に取りやすい
  • 営業の言葉に慣れるのに向く

気になる点

  • 体系立てて一冊で理解したい人には物足りない
  • 物語性やケースの厚みは期待できない
  • 実践の手順書としては別途一冊必要

出版社

誠文堂新光社

発売日

2009年5月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

あれ、これ佐藤さんがさっき話してた戸練直木さんの本ですよね。しかも『50のキーワード』って書いてある。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、同じ著者の本だね。こちらは全体を50のキーワードに区切って、必要なところから拾える形にしている。

用語集に近い使い方ができるのが強みで、通読して覚えるというより、会議や商談で出てきた言葉を家に帰って引く、みたいな読み方に向いている。

橘ナナミ

橘ナナミ

辞書みたいな感じかあ。じゃあ最初の一冊には向かないんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

入口としては悪くないよ。ただ、仕事の流れを一本につなげて理解したいなら、体系立てて書かれたマニュアルのほうが先かな。

これはその手前に置くか、隣に並べて行き来する。価格も控えめだから、試しに棚に入れておくにはちょうどいいと思うよ。

広告営業力: 広告代理店・クリエイティブエージェンシーに所属する12人のホンネと仕事のやり方。
3

広告営業力: 広告代理店・クリエイティブエージェンシーに所属する12人のホンネと仕事のやり方。

広告営業力制作チーム 著|誠文堂新光社

¥1,760(税込)

4.6

広告代理店やクリエイティブエージェンシーに所属する12人の「ホンネと仕事のやり方」を集めたインタビュー集です。同じ『広告営業』でも人によって進め方が違うことが見えてくるのが最大の読みどころ。マニュアル本が手順を教えるのに対し、こちらは判断の背景や失敗の受け止め方まで語られます。254ページと厚めなので、就活前の業界研究にも、転職を考えている人の比較材料にもなります。

こんな人におすすめ

「広告営業って実際どんな人がやっているの?」を知りたい就活生、職場の先輩たちの考え方を知りたい若手、転職を検討している人に。12人を読み比べることで、自分に近い働き方やロールモデルを見つける使い方もできます。

良い点

  • 12人分の仕事観を読み比べられる
  • 手順ではなく判断の背景がわかる
  • 就活や転職の比較材料になる

気になる点

  • 体系的な知識は別の本で補う必要
  • インタビュー集のため濃淡はある
  • 運用ノウハウはほぼ扱わない

出版社

誠文堂新光社

発売日

2008年8月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

今度は12人ですか! 一人のやり方を追うんじゃなくて、並べて読む感じなんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。代理店やクリエイティブエージェンシーで働く12人が、自分の仕事のやり方とホンネを語っている。同じ肩書きでも仕事の組み立て方が違うのが面白くてね。

書店員だった頃、こういう本は就活生より、むしろ入社3年目くらいの人がよく買っていったよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

3年目の人が? なぜでしょう。

佐藤メバル

佐藤メバル

自分のやり方がこれでいいのか、と迷い始めるのがちょうどそのあたりだからね。マニュアルは手順を教えてくれるけれど、判断の理由までは教えてくれない。

そこを埋めるのが12人分の語りの価値なんだ。読む順番は決まっていないから、気になる人から拾うのでもいいと思うよ。

グッドイメージ 若き広告代理店営業マンの運命
4

グッドイメージ 若き広告代理店営業マンの運命

藤田万蔵 著|文芸社

4.4

広告業界を舞台にした小説です。昼夜を問わず働く若手の広告営業マンが、仕事漬けの毎日の中で「チャラチャラした業界が嫌い」と言う一人の女性と出会い、仕事と恋の両方で成長していきます。人と人とのコミュニケーションを商売にする現場を、物語として間近に感じられるのが実務書との決定的な違い。384ページと読み応えがあり、業界の空気を先に体で知りたい人に向いています。

こんな人におすすめ

広告業界に進もうか迷っている学生、配属が決まったばかりで気持ちを上げたい人、物語として業界の熱量に触れたい人に。通勤・通学の移動中や、研修の前に空気をつかんでおきたい場面の読み物としても向きます。

良い点

  • 業界の空気を物語で体感できる
  • 仕事と恋の両面から人物を描く
  • 営業現場のコミュニケーションが伝わる

気になる点

  • 実務の手順や数字は学べない
  • フィクションなので事例としては使えない
  • 物語の好みで評価が分かれる

出版社

文芸社

発売日

2017年9月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

えっ、これ小説なんですか? タイトルだけ見るとビジネス書かと思ってました。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、小説なんだよ。昼夜を問わず働く若手の広告営業マンが主人公で、仕事漬けの毎日の中で一人の女性と出会い、仕事と恋の両方で成長していく。

数字や手順ではなく空気を掴むための一冊だね。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。じゃあ仕事の勉強にはならないですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

ならないことはないよ。この商売は人と人とのコミュニケーションそのものが商品だから、その現場を物語で追うのは、実務書を読む前の助走になる。

384ページあるから、まず体で業界を知ってから、手順の本に戻ってくる。そういう順番もいいと思うよ。

広告代理店はこれから稼げるようになるか
5

広告代理店はこれから稼げるようになるか

西澤佑美 著

4.3

ポイ活やYouTubeなどで活躍の幅を広げている広告代理店を題材に、これからどこへ伸びていくのかを解説する一冊です。あのサイバーエージェントも広告代理店であるという指摘は、業界の見取り図をぐっと広げてくれます。個別の運用テクニックではなく、業界の行き先を考える視点を渡してくれるのが、入門マニュアルやノウハウ本との違い。「時代の流れに従っていこう」という著者の構えが通底しています。

こんな人におすすめ

広告代理店への就職や転職を考えている人、業界の未来をざっくり掴みたいビジネスパーソン、経営目線で代理店と付き合いたい人に。勉強会やゼミの題材、同僚との議論のきっかけとしても使いやすい一冊です。

良い点

  • 代理店業の広がりを俯瞰できる
  • ポイ活やYouTubeなど具体例が身近
  • 未来志向で議論のきっかけになる

気になる点

  • 個別の運用ノウハウは扱わない
  • 予測が中心で結論は読者次第
  • 実務手順を知りたい人には遠い

出版社

詳細情報なし

発売日

2023年8月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

ポイ活にYouTube……これって広告代理店の話なんですね。なんか意外です。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこがこの本の面白さだね。広告代理店というとCMを作る会社という印象が強いけれど、ポイ活もYouTubeも代理店の仕事の射程に入っている。

あのサイバーエージェントも広告代理店だという指摘に、はっとする人は多いんじゃないかな。

橘ナナミ

橘ナナミ

じゃあ、これからも稼げるようになるって話なんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

タイトルは問いかけの形になっていて、答えを押しつけない。これからどう伸びていくのかを一緒に考える本だと思って読むといいよ。

手順を覚える本ではないから、業界研究の座談会のネタにも向いている。一冊で結論を出すというより、会話の材料として使うイメージだね。

0からはじめるネット広告代理店開業ガイド
6

0からはじめるネット広告代理店開業ガイド

西和人 著|秀和システム

¥1,980(税込)

4.1

ネット広告代理店の立ち上げを、初期投資や在庫、資金繰りといった現実的な論点から解説する開業ガイドです。初期投資ほぼゼロ・在庫不要・定期収入が得やすいといった特徴が並び、5年連続で2桁成長するインターネット広告市場を背景に、ビジネスの仕組みから成功の秘訣までを一冊にまとめています。運用の教科書ではなく「商売としてどう成り立たせるか」に軸足を置いた点が、他のネット広告本との大きな違いです。

こんな人におすすめ

副業や独立を考えている人、小さく始めて仕組み化したい個人、ネット広告の仕事を事業として捉えたい人に。開業前のリスク確認や、家族に説明する材料、開業後の収支の見通しを立てる場面でも役立ちます。

良い点

  • 開業の流れと資金の考え方がまとまる
  • 在庫不要など始めやすさが具体的
  • 市場の成長背景から説明している

気になる点

  • 運用スキル自体は別途習得が必要
  • 開業前提なので会社員には直接向かない
  • 個別の業種事情までは踏み込まない

出版社

秀和システム

発売日

2020年9月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『0からはじめる』って、つまり何も知らない私でも読めます?

佐藤メバル

佐藤メバル

読み物としては読めるけれど、これは始める人向けの本だね。初期投資、在庫、資金繰り、利益率、定期収入、他のビジネスへの広がり。

開業の判断材料が順番に並んでいる。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。運用のテクニックが載ってる本とは違うんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、そこが大事なところ。この本は商売としてどう成り立たせるかに軸足がある。だから実際に手を動かす段になったら、別に運用の教科書が要る。

逆に運用だけ学んで仕組みを知らないと、いつまでも代わりが効かない働き方になる。両方そろえて初めて一人前だと思うよ。

売れるネット広告社グループ 時価総額1000億円へ 創業者 全告白
7

売れるネット広告社グループ 時価総額1000億円へ 創業者 全告白

加藤公一レオ 著|青志社

¥1,870(税込)

4.1

ネット広告界で存在感を放つ売れるネット広告社グループの創業者による告白です。幼少期の苦労、母への想い、20代を遊びゼロで捧げた修業、34歳での起業、初月から黒字、そして上場まで。「個人の成功」を捨てて「組織の勝利」に賭けるまでの道のりが、25歳で書いた人生50年計画とともに語られます。経営論や広告論ではなく、一人の人間の物語として読ませる点が類書と一線を画します。

こんな人におすすめ

起業を考えている人、経営者の覚悟に触れたいビジネスパーソン、組織づくりに悩むマネージャーに。「リスクのない起業」という考え方を知りたい場面や、長期の目標を立て直したい時期にも向いています。

良い点

  • 創業から上場までの道のりが追える
  • 組織論まで踏み込んで語られる
  • 意思決定の背景が本人の言葉で読める

気になる点

  • 著者自身の物語で客観分析ではない
  • 再現性は読者が自分で考える必要
  • 実務ノウハウ集ではない

出版社

青志社

発売日

2026年3月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

この表紙の熱量すごいですね……『全告白』って書いてあります。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、これは告白の本なんだ。ネット広告の会社を立ち上げて上場させるまでの話だけれど、軸になっているのはビジネスより、もっと個人的な想いだね。

母を驚かせるほどの贅沢をさせたい、その一心だったと本人が書いている。

橘ナナミ

橘ナナミ

へえ、経営書というより物語みたいですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこが読みどころ。25歳で書いた人生50年計画が今も手元にあって、それに沿って生きてきたと語られる。

数字やフレームワークを期待すると外れるけれど、なぜ続けられたのかを知りたい人には刺さると思う。逆境を事実で超えろ、という言葉の重みも、この経歴の裏づけがあってこそだね。

広告界就職ガイド2025
8

広告界就職ガイド2025

株式会社マスメディアンマスナビ編集部 著|宣伝会議

¥1,870(税込)

3.9

広告業界を目指す人のための就職ガイドです。業界の成り立ちから最新事例、未来予想までをゼロから解説し、大手8社のエントリーシートを公開。電通の人事担当者に必要なスキルとマインドを聞き、採用人数・採用フローをまとめ、業界185社をデータベースとして掲載しています。職種研究と企業研究を同時に進められる構成が強みで、業界解説書としても面接対策本としても使えます。

こんな人におすすめ

これから広告業界を受ける学生、業界研究をどこから始めればいいか迷っている人、職種ごとの先輩の声を読みたい人に。エントリーシートの準備や企業選びの段階、面接前の情報整理にも役立ちます。

良い点

  • 業界の全体像と就活情報が一冊に
  • 職種別の先輩インタビューが豊富
  • 企業データベースとしても使える

気になる点

  • 実務のノウハウは学べない
  • 対象年度の情報なので更新が必要
  • 社会人には就活向けすぎる

出版社

宣伝会議

発売日

2023年11月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

185社って書いてありますよ。こんなに広告の会社ってあるんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこに気づけるだけでも、この本を開いた意味があるよ。広告会社、制作会社、デジタルマーケティング会社まで含めると、選択肢は思っているよりずっと広い。

職種研究と企業研究を一枚で進められるのがこのガイドの使いどころだね。

橘ナナミ

橘ナナミ

就活生向けですもんね。私、大学院でメディア論をやってるので、業界研究としても読めそうです。

佐藤メバル

佐藤メバル

うん、研究の一次資料としても面白いと思う。エントリーシートの公開や人事担当者の話は、現場が何を見ているかの記録だからね。

ただ年度の情報だから、読むときは自分で最新に更新しながら使ってほしい。そこだけ気をつければ長く付き合える一冊だよ。

現役の大手広告代理店クリエーターが教える、「必ず」ひらめく10のアイデア発想法
9

現役の大手広告代理店クリエーターが教える、「必ず」ひらめく10のアイデア発想法

ひろおみ 著

3.9

現役の大手広告代理店クリエイターが、アイデアを必ず発想できる10の型を図解で示す一冊です。常識の反転法、逆算発想法、なりきり法、ランダムワード法など、名前のついた手順として並んでいるので、「今日は何も浮かばない」という状態から抜け出せるのが強み。発想だけでなく、論理的に相手へ伝える方法まで型で解説している点が、ひらめきを待つタイプの本との違いです。

こんな人におすすめ

企画職やクリエイターを目指す人、会議の前日にアイデアを求められる人、発想を教える立場の先輩や講師に。専門職でなくても、日々の仕事の工夫や、チームの壁打ちの場面で使える一冊です。

良い点

  • 10の型として手順が明快
  • 図解中心で読み返しやすい
  • 発想から伝え方まで一貫している

気になる点

  • 型の暗記には実践の反復が必要
  • 広告以外の職種では応用が要る
  • 理論の深掘りは控えめ

出版社

詳細情報なし

発売日

2021年1月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『必ずひらめく』って断言してますけど、本当にひらめくんですか? 私、締切前日に真っ白になるタイプなので気になります。

佐藤メバル

佐藤メバル

いい質問だね。この本は才能の話をしていないんだ。常識の反転法、逆算発想法、なりきり法、ランダムワード法といった、名前のついた型を10個並べている。

手順があるから再現できるという考え方なんだよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど、発想も型で練習するんですね。あ、でも最後に伝え方も載ってるって。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、そこが評価したいところでね。発想して終わりにせず、論理的に伝えるところまで型で示している。ひらめきの本はたくさんあるけれど、会議で通すところまで面倒を見てくれる本は意外と少ない。

アイデア会議の前日に開く一冊として置いておくといいよ。

2030年の広告ビジネス デジタル化の次に来るビジネスモデルの大転換
10

2030年の広告ビジネス デジタル化の次に来るビジネスモデルの大転換

横山隆治 著|翔泳社

¥1,870(税込)

3.9

2014年刊行の『広告ビジネス次の10年』で示した予想が現実になったことを踏まえ、その先を描く一冊です。「マーケティング支援」から「事業支援」へという転換を軸に、クリエイティブのAI化、SNS起点のプランニング、コネクテッドTVの時代、エージェンシーとSIerの連携など、7つのトレンドを並べます。単なる予測ではなく、現業をどう再構築するかまで踏み込むのが強みです。

こんな人におすすめ

広告会社で中長期の戦略を考える人、クライアント側で広告会社の役割を問い直したい人、業界の地図を更新したい経験者に。社内勉強会の教材や、来期の方針を議論する場面の材料としても使えます。

良い点

  • 前著の予想を検証してから次を示す
  • 7つのトレンドで整理されている
  • ビジネスモデル転換まで踏み込む

気になる点

  • 実務の手順は扱っていない
  • 前提知識がないとやや難しい
  • 予測が中心で答えは示されない

出版社

翔泳社

発売日

2023年4月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『広告ビジネス次の10年』で予想したことが、今では当たり前になっている……って書いてあります。そんなに当たってるんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

データを使ったマーケティングが主流になる、ネット広告の効果指標に認知や態度変容が加わる、動画広告用のクリエイティブが進む。

このあたりは確かに今の前提になったね。前著の予想を検証してから次の10年を描く、という誠実な組み立てがこの本の土台なんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

じゃあ今回の7つのトレンドも、未来の前提になるかもしれないんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そういう気持ちで読むと面白いよ。ただ、これは手順の本じゃない。デジタル化に対応できても儲からなくなっていく代理業が、ビジネスモデルをどう転換せざるを得ないかまで踏み込んでいるから、ある程度現場を知っている人のほうが読み応えがあると思う。

この1冊ですべてわかる 新版 広告の基本
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この1冊ですべてわかる 新版 広告の基本

波田浩之 著|日本実業出版社

¥1,650(税込)

3.7

ロングセラーの全面改訂版です。4マス媒体と肩を並べるようになったネット広告の最新情報を盛り込み、動画広告、ネイティブ広告、オウンドメディア、ターゲティング、ポジショニング、広告会社の仕事、出稿手続きまでを1項目1〜2ページでコンパクトに解説します。辞書的に引ける粒度と、通読しても流れがつかめる構成を両立しているのが、分厚い専門書との違いです。

こんな人におすすめ

広告の仕事に配属されたばかりの人、経験が浅く用語でつまずく人、広告の全体像を一度整理したい実務者に。打ち合わせ前の確認や、新入社員研修の副読本として配る用途にも向いています。

良い点

  • 1項目1〜2ページで引きやすい
  • 4マスとネットの両方をカバー
  • 出稿手続きまで踏み込んでいる

気になる点

  • 各論の深さは専門書に譲る
  • 網羅型ゆえ通読は淡々と進む
  • 最新動向は自分で更新が必要

出版社

日本実業出版社

発売日

2018年4月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『この1冊ですべてわかる』って、ずいぶん強気なタイトルですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

これは長く読まれてきた本の全面改訂版でね。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌の4マスと、今は肩を並べるようになったネット広告の両方を、1項目1〜2ページでコンパクトに並べている。

手元に置いて引く辞書として強い一冊だよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。ネットだけの本とは違うんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。動画広告やネイティブ広告、オウンドメディア、ターゲティング、ポジショニング、広告会社の仕事、出稿手続きの実際まで入っている。

広告経験が浅い人や、これから目指す人にちょうどいい粒度だと思うよ。まず一冊と言われたら、これを薦める場面が多いね。

デジタル時代の基礎知識『広告』 人と商品・サービスを「つなげる」新しいルール(MarkeZine BOOKS)
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デジタル時代の基礎知識『広告』 人と商品・サービスを「つなげる」新しいルール(MarkeZine BOOKS)

小林慎一 著|翔泳社

¥1,628(税込)

3.7

紙媒体からウェブ媒体まで、多様な広告の特徴・つくり方・運用施策を、見開き片面図版の構成で解説する入門書です。実例を100点以上掲載しているのが強みで、ファネルの考え方、企画、制作、関わる職種、効果測定と改善まで章立てで追えます。少ない予算でも実施できる施策やブランディングの見直しまで視野に入っている点が、図解入門のなかでも実践寄りです。

こんな人におすすめ

広告を扱う部署に配属された人、マーケティング部署で知識を更新したい人、少ない予算で集客したい小規模事業者に。見開き単位で拾い読みしやすいので、移動中の確認や企画前の下調べにも向きます。

良い点

  • 見開き図版で初心者でも読みやすい
  • 実例が多く具体的な像が結べる
  • 効果測定と改善まで一冊で追える

気になる点

  • 高度な運用論は別の本が必要
  • 網羅型のため各論は浅め
  • 事例は自分で更新していく必要

出版社

翔泳社

発売日

2020年9月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

見開きで片面が図版って書いてあります。これ、苦手な人にも優しそうですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこがこの本の設計のうまさでね。口コミを起源とする広告が、看板、ビラ、新聞、雑誌、ラジオ、テレビ、ウェブと広がってきた流れを、図で追える。

実例が100点以上載っているから、言葉だけでなく像が結べるんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

ファネルって言葉も出てきますね。聞いたことはあるんですけど……。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこも章で扱っているよ。広告を企画して、作って、効果を測って改善する。関わる職種まで含めて一冊でなぞれるから、配属されたばかりの人の最初の地図になる。

ただ、運用の深い話は専門書に譲る部分もあるから、二冊目をどう選ぶかは自分で決めていい。

「売る」広告[新訳]
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「売る」広告[新訳]

デイヴィッド・オグルヴィ 著|海と月社

¥3,080(税込)

3.7

30年間読み継がれてきた広告人のバイブルとされる一冊の新訳です。「史上もっとも成功を収めた広告人」と呼ばれる著者が、すぐれた広告とは何か、どう作ればよいのかを、考え方とテクニックの両面からまとめています。往年の名広告やテレビCMなど貴重な図版250点超を眺めながら学べる構成で、事例の蓄積という点では他の入門書の追随を許しません。

こんな人におすすめ

広告の作り方を原理から考えたい人、コピーや企画の判断軸を持ちたい人、業界経験者で古典に戻りたい人に。図版を見るだけでも価値があり、後輩に薦める一冊を探している場面の候補にもなります。

良い点

  • 図版250点超で視覚的に学べる
  • 考え方と技術の両方が収録
  • 長く読み継がれた定番の新訳

気になる点

  • 現代のネット広告の話は中心でない
  • 価格はやや高め
  • 時代背景の知識があると尚良い

出版社

海と月社

発売日

2010年9月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

3080円……高いですね。でも『新訳』ってことは、ずっと読み継がれてきた本なんですよね?

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、30年読み継がれてきたと言われるバイブルでね。著者は史上もっとも成功を収めた広告人と評される人。

すぐれた広告とは何か、どう作るのかを、考え方とテクニックの両面からまとめている。

橘ナナミ

橘ナナミ

図版が250点以上って書いてあります。CMも載ってるんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

往年の名広告やテレビCMの図版が収録されているよ。眺めているだけでも当時の感覚が伝わってくる。ネット広告の手順を知りたい人には向かないけれど、判断軸を持ちたい人には、何度も戻ってくる価値がある本だと思う。

「ダイレクト・レスポンス広告」を使って高額商品をバンバン売る法 (DOBOOKS)
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「ダイレクト・レスポンス広告」を使って高額商品をバンバン売る法 (DOBOOKS)

辻壮慈(「辻」は1点しんにょう) 著|同文舘出版

¥1,650(税込)

3.7

お客様から直接反応をもらうダイレクト・マーケティングを使った広告戦略のノウハウを公開する一冊です。チラシ広告とは別次元だと位置づけ、アイキャッチ、ヘッドコピー、ボディコピー、オファー、アクセスという5つの型で構成を分解します。0.3〜0.7秒で判断されるという前提から、成約率の高い2ステップ販売まで踏み込み、テレアポや飛び込みに代わる手段を探す営業マンに向けた実践書になっています。

こんな人におすすめ

高額で売りにくい商品を扱う会社の営業やマーケター、新規開拓の手法を変えたい人、チラシやネット広告の反応に悩む人に。テレアポや飛び込みに頼らず、広告を味方につける最初の一冊としても。

良い点

  • 5つの型で構成が明確
  • 高額商品に特化した視点が得られる
  • 2ステップ販売など具体策が豊富

気になる点

  • 低額商品には過剰な設計になる
  • 営業現場の運用は別途工夫が必要
  • 表現のトーンはやや強め

出版社

同文舘出版

発売日

2018年1月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『バンバン売る法』って……タイトルがすごいですね。これ、普通のチラシと何が違うんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そこが著者の主張の出発点でね。ダイレクト・レスポンス広告はチラシとはまったく別次元だと位置づけている。

アイキャッチ、ヘッドコピー、ボディコピー、オファー、アクセスという5つの型に分けて、どこで何を決めるかを示しているんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

0.3〜0.7秒で判断されるって書いてあるの、怖いですね。そんな一瞬で見られてるんだ。

佐藤メバル

佐藤メバル

だからアイキャッチの設計が最初に来る。そして魅力を感じても半数は行動しない前提で、2ステップ販売のように後押しの仕組みを組む。

テレアポや飛び込みで苦しんでいる営業の人にこそ読んでほしい内容だよ。

見せるだけで売れてしまう「事例広告」の方法
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見せるだけで売れてしまう「事例広告」の方法

村中明彦 著|ダイヤモンド社

¥452(税込)

3.7

値段が高い、目に見えない、説明しにくい商品が売れる理由を「事例広告」に求める一冊です。普通の会社に大企業を上回る説得力を持たせるという発想が核で、事例を社内展開して死に筋商品がヒットになった例、資料請求が3倍になった例、漢方薬局で客単価が5倍になった例などが並びます。インタビューのやり方、写真の撮り方、本文やキャッチコピーの作り方まで具体的に踏み込むのが強みです。

こんな人におすすめ

説明が難しい商材を扱う経営者やマーケター、お客様の声を資産に変えたい営業担当、小さな会社で広告を作る人に。インタビューや写真の撮り方まで必要な場面や、社内展開を考える場面でも役立ちます。

良い点

  • 事例を軸にした説得力の作り方が学べる
  • インタビューや撮影の手順まで具体的
  • 小さな会社でも実践しやすい

気になる点

  • 事例収集の手間は自社で負担する
  • 数値の効果は自社次第
  • Web広告の運用論ではない

出版社

ダイヤモンド社

発売日

2011年2月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『事例を見せるだけ』って、そんなに簡単なんでしょうか。大学のゼミでも事例紹介はよくやるんですけど、並べるだけじゃ伝わらない気がします。

佐藤メバル

佐藤メバル

いいところに気づいたね。この本が扱っているのは、ただ並べる事例ではなく説得力を持つ事例なんだ。普通の会社が大企業を上回る説得力をどう作るか、というのがテーマでね。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。載せるだけじゃダメなんだ。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。だからインタビューのやり方、写真の撮り方、本文の書き方、キャッチコピーの作り方まで具体的に説明している。

値段が高い、目に見えない、説明しにくい。そういう商材を扱う人ほど効くと思うよ。

あなたも、3秒でお客がつかめる。 プロが教える“儲かる広告”“売れるコピー”のコツ
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あなたも、3秒でお客がつかめる。 プロが教える“儲かる広告”“売れるコピー”のコツ

荻野浩一朗 著|大和出版

3.5

タイトルが示すとおり、最初の3秒でお客様の関心をつかむという視点から、儲かる広告と売れるコピーのコツをまとめた一冊です。プロが教えるという立場を掲げ、247ページにわたってコピーづくりの勘所を扱います。読み手は最初の一瞬で読むかどうかを決めるという前提に立ち、制作の手を動かす前後に開ける実務書として使えるのが、理論書や図鑑型の広告本との違いです。

こんな人におすすめ

チラシやネットの広告文を自分で書く人、コピーで反応が変わることを実感したい個人事業主、制作の実務を始めたばかりの人に。書き出しの一案を探す場面や、文章を短く研ぐ練習の場面でも使えます。

良い点

  • タイトルどおり最初の一瞬に焦点
  • 実務で使えるコピーの勘所
  • 手に取りやすい分量

気になる点

  • 詳細な中身は手に取って確認したい
  • 運用の数値管理は範囲外
  • 上級者には基礎的に映る

出版社

大和出版

発売日

2004年5月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『3秒でお客がつかめる』。3秒って、あっという間ですよね。そんなに短いんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

短いよ。だから広告の世界では、最初の一瞬で読む人を選び取る、という言い方をする。この本はその一瞬に焦点を当てて、コピーの勘所をまとめている。

タイトルそのものが主張になっている本だね。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。私、レポートの書き出しでいつも悩むので他人事じゃないです。

佐藤メバル

佐藤メバル

その感覚は近いと思うよ。読み手は最初の一行で読むかどうかを決める。だから冒頭の作り方を練習するのは、広告でも文章でも共通だね。

実務に入る前の一冊として置いておくといい。

現代広告の心理技術101――お客が買わずにいられなくなる心のカラクリとは
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現代広告の心理技術101――お客が買わずにいられなくなる心のカラクリとは

ドルー・エリック・ホイットマン 著|ダイレクト出版

¥26(税込)

3.5

「なぜ、商品はいいのに売れないのか」から始まる一冊です。売れた広告の見かけのデザインや上辺の文章をまねても売れない理由を、顧客心理の側から解き明かします。11歳からカタログ広告で注文を取っていたという著者が、心理学者チームのコンサルティングと膨大な実測データをもとに、消費者心理の原則とテクニックを並べる。恐怖の使い方まで踏み込むのが、小手先のハウツー本との違いです。

こんな人におすすめ

広告やセールスページの反応に悩む制作者、顧客心理から設計を組み直したいマーケター、コピーを書く実務者に。小手先の模倣から抜け出したい場面や、改善の方向を整理したい時期に向きます。

良い点

  • 顧客心理を軸にした一貫した説明
  • 実測データに基づく原則と技法
  • 模倣が効かない理由が腹に落ちる

気になる点

  • 分量が多く読み通すには時間が要る
  • 心理の理解に一定の前提知識が要る
  • 日本の商習慣への置換は自分で必要

出版社

ダイレクト出版

発売日

2011年12月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『売れた広告をまねしたのに売れない』……これ、身につまされます。私もレポートで似たようなことをやりました。

佐藤メバル

佐藤メバル

その感覚が入口だね。著者は、見かけのデザインや上辺の文章をまねしても売れないと言い切る。大事なのは顧客の心理状態の把握だと。

橘ナナミ

橘ナナミ

じゃあ、きれいな文章や写真は関係ないんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そうではないんだよ。下手な文章やそこそこの写真でも売上を上げている広告は現にある、というのが著者の指摘。

つまり文章の巧拙より、どういう状況のお客さんに何を見せるかで決まる。11歳からカタログ広告で注文を取っていた人が書いた本だから、説得力があるんだ。

明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045)
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明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045)

佐藤尚之 著|アスキー

3.5

さまざまな広告賞を受賞している現役クリエイティブ・ディレクターが、現場から語るコミュニケーション・デザインの話です。ネットの普及、情報洪水、市場の成熟で消費者はガラリと変わり、マスメディアへの接触は減り、広告はスルーされ、しかも信じられない。友人からのクチコミのほうが信頼される時代に、どう「効く」広告を仕掛けるかを実例で示します。

こんな人におすすめ

広告やマーケティングの担当者、モノづくりの側から伝え方を考えたい人、新書サイズで業界の変化を掴みたい人に。打ち合わせの前に視点を切り替えたい場面や、チームで読んで議論する用途にも向きます。

良い点

  • 現役クリエイターの現場感が濃い
  • 消費者変化を前提に組み立てている
  • 実例ベースで具体的

気になる点

  • 新書のため各論は凝縮されている
  • 手法の手順書ではない
  • 執筆当時の事例が中心になる

出版社

アスキー

発売日

2008年1月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『明日の広告』って、未来の話ですか? それとも今の話?

佐藤メバル

佐藤メバル

どちらかというと、変わってしまった消費者にどう向き合うか、という今の話だね。マスメディアへの接触が減って、広告はスルーされ、しかも信じられない。

ブログを含めた友人からのクチコミのほうがずっと信頼される、という前提から始まる。

橘ナナミ

橘ナナミ

たしかに、私も広告より友だちの感想を信じます。

佐藤メバル

佐藤メバル

その感覚がまさにこの本の出発点。現役のクリエイティブ・ディレクターが実例を使って、届くコミュニケーションの組み立て方を語っている。

広告やマーケティングの人だけでなく、モノを作る側にも読んでほしいと言っているのが印象的だよ。

ゼロからわかる!ネット広告の教科書
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ゼロからわかる!ネット広告の教科書

土居靖典 著|ナツメ社

¥2,310(税込)

3.5

ネットで集客したいけれど予算をかけられない、担当者は自分ひとり、社内にノウハウがない。そんな中小企業や個人ビジネスに向けて、リスティング広告の基礎から出稿方法、運用のしかたまでを手取り足取り解説する一冊です。知識ゼロから自分でGoogle広告を運用できるところを目指し、しくみ、設定、収益につながる運用と効果測定までを順に追います。

こんな人におすすめ

中小企業の広告担当をひとりで任された人、少ない予算で集客したい個人事業主、社内にノウハウがない状態から始める人に。出稿前の設定確認や、月次の運用見直しの場面でも開きやすい一冊です。

良い点

  • 出稿から運用まで手順が追える
  • ひとり担当の前提で書かれている
  • 効果測定まで順に整理されている

気になる点

  • 検索連動型が中心で他媒体は薄い
  • 大規模運用には別の専門書が必要
  • 前提知識ゼロ向けで丁寧な分だけ長い

出版社

ナツメ社

発売日

2026年5月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『ゼロからわかる!』って、まさに私みたいな人のための本ですね。担当者は自分ひとりって書いてあります。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。ネットで集客したいけれど予算はかけられない、担当者は自分ひとり、社内にノウハウがない。その前提で書かれているのがいいところでね。

知識ゼロから自分でGoogle広告を運用できるように、しくみから出稿、運用、効果測定まで手順で並べている。

橘ナナミ

橘ナナミ

検索結果に出る広告から始めるんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

リスティング広告から入るのが現実的だという判断だね。ただ、これ一冊で全部の媒体をカバーするわけではないから、動画やSNSに広げる段では別の本を足すといい。

最初の一本として迷わないのが、この本のいちばんの価値だと思うよ。

図解入門ビジネス 最新ネット広告の基本と仕組みがすべてわかる本
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図解入門ビジネス 最新ネット広告の基本と仕組みがすべてわかる本

佐藤和明 著|秀和システム新社

¥1,760(税込)

3.5

DSPやSSP、PMP、アドベリフィケーションなど、広告市場を支えるアドテクノロジーを、豊富な図解で解説する入門書です。ネット広告の裏側で何が動いているのかを知りたいビジネスパーソンに向けて、市場や歴史、種類、最新の仕組み、出稿の流れと効果測定までを整理します。広告主・掲載メディア・生活者の要望を満たすためにデータが複雑にやり取りされる面白さを伝える点が、運用ハウツー本との違いです。

こんな人におすすめ

広告主側で媒体社や代理店と交渉する人、仕組みから理解して発注したい担当者、アドテクの用語につまずく人に。社内勉強会の教材や、新しい媒体を検討する場面の下調べとしても使えます。

良い点

  • 図解が多く仕組みが頭に入る
  • アドテク用語をまとめて押さえられる
  • 市場や歴史から説明している

気になる点

  • 実際の運用ノウハウは別途必要
  • 技術の更新が速く情報は古びる
  • 用語の量が多く最初は圧倒される

出版社

秀和システム新社

発売日

2019年4月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

DSP、SSP、PMP……もう呪文みたいです。これ全部覚えるんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

覚えるというより、関係性で掴むんだね。広告主の要望と、掲載メディアの事情と、生活者の行動。その三つを満たそうとしてデータが複雑にやり取りされている。

その裏側の仕組みを図で見せるのがこの本の役割だよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。仕組みがわかると、媒体社さんとの打ち合わせも変わりそうですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、発注する側が仕組みを知っていると話が早くなるし、無理な注文も減る。図解が多いから最初の一冊にはいいけれど、技術の進みが速い分野だから、読んだあとも更新は続けてね。

改訂2版 ネット広告ハンドブック
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改訂2版 ネット広告ハンドブック

徳久昭彦 著|日本能率協会マネジメントセンター

¥2,090(税込)

3.5

改訂2版として更新された、ネット広告のハンドブックです。304ページという分量を辞書的に使うのが想定された作りで、用語や仕組みを必要なときに確認する用途に向いています。入門書を一冊読んだあと、実務で迷ったときに戻ってくる二冊目としての価値が高く、体系立てて読み通す教科書や、特定の媒体に絞った運用書とは役割がはっきり分かれます。

こんな人におすすめ

実務でネット広告に関わるようになった人、用語や枠組みを都度確認したい担当者、研修のテキストを探している部署に。会議や商談の直前に開く使い方や、若手に渡す一冊としても向いています。

良い点

  • 改訂版で情報が更新されている
  • ハンドブックとして引ける構成
  • 幅広い論点を一冊でカバー

気になる点

  • 通読して学ぶ本ではない
  • 特定媒体の深掘りは別書が必要
  • 入門者にはやや硬い

出版社

日本能率協会マネジメントセンター

発売日

2016年5月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

ハンドブックって、つまり辞書みたいな位置づけなんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そう考えていいと思う。入門書を一冊読んだあとに、実務で迷ったとき戻ってくるための本だね。必要なときに引くという使い方が想定されていて、改訂2版として情報も更新されている。

橘ナナミ

橘ナナミ

じゃあ最初の一冊には向かないですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

人によるけれど、最初から通読すると少し硬いかもしれない。ただ、手元にあると安心するタイプの一冊ではあるよ。

書店員をやっていたときも、こういう本は研修の時期にまとめて動いたね。新人に渡す本を選ぶ場面でも、外しにくい一冊だと思う。

基礎から学ぶWeb広告の成功法則 Web広告を成功に導く考え方から、明日使える運用テクニックまで
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基礎から学ぶWeb広告の成功法則 Web広告を成功に導く考え方から、明日使える運用テクニックまで

本間和城 著|マイナビ出版

3.5

種類が多すぎて何をやればいいか分からない、という人のための一冊です。これからWeb広告に入る人、1〜3年程度関わっている人、部下に基礎を教えるマネージャーを対象に、「ユーザーをどう動かすか」という視点で解説します。入札価格やキーワード数のようなテクニックだけでは運用はうまくいかないという立場から、設計、測定、改善、媒体別の特徴、クリエイティブまでを章立てで追います。

こんな人におすすめ

Web広告を始めたばかりの人、基本を教える側になったマネージャー、用語は知っているが設計で迷う実務者に。媒体が増えて整理したい場面や、チームの運用方針をそろえる場面にも役立ちます。

良い点

  • ユーザー視点で一貫して説明される
  • 設計から改善まで章立てが明快
  • 教える立場の使い方も想定

気になる点

  • 操作手順の細部は別途確認が必要
  • 電子版は閲覧環境に制約がある
  • 上級の運用術は範囲外

出版社

マイナビ出版

発売日

2016年8月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『種類が多すぎて何をやればいいか分からない』。これ、まさに今の気持ちです。リスティング、ディスプレイ、アフィリエイト、動画、SNS……多すぎません?

佐藤メバル

佐藤メバル

そこを整理するのがこの本の役割だね。著者は、入札はいくらから、キーワードは何個、といったテクニックだけでは運用はうまくいかないと言う。

ユーザーをどう動かすかという視点で捉え直そう、と。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。種類を覚えるより、目的から考えるんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。だから設計、効果測定、改善、媒体ごとの特徴、クリエイティブまで順に並んでいる。部下に基礎を教えるマネージャーも対象にしているから、教え方の参考にもなるよ。

読み終わったら、日常で続けられる練習まで紹介してくれているのも親切だね。

リスティング広告のやさしい教科書。 改訂新版 ユーザーニーズと自社の強みを捉えて成果を最大化する運用メソッド
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リスティング広告のやさしい教科書。 改訂新版 ユーザーニーズと自社の強みを捉えて成果を最大化する運用メソッド

桜井茶人 著|インプレス(MdN)

3.5

好評だったリスティング広告の教科書を、現在の情報に合わせてリニューアルした改訂新版です。出稿の手順だけでなく、成果を上げるためのプロの考え方を伝えるのが軸で、キーワードや広告文についても実例をベースに思考のプロセスから解説します。検索連動型とディスプレイの組み合わせ方、機械学習の精度が高まった現在の自動化の扱いまで踏み込む点が、操作マニュアルとの違いです。

こんな人におすすめ

これからリスティング広告を出す人、成果が上がらず悩んでいる運用者、運用の勘所を体系的に押さえたい人に。成功事例と失敗事例を読み比べたい場面や、改善の手順を確認したい時期にも向きます。

良い点

  • 思考のプロセスから解説している
  • 成功例と失敗例の両方が載る
  • 自動化の潮流も踏まえている

気になる点

  • 電子版は固定レイアウトで端末を選ぶ
  • 設定手順は画面変更で古くなる
  • 他媒体の運用は別書が必要

出版社

インプレス(MdN)

発売日

2020年11月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

あ、これ固定レイアウトの電子書籍なんですね。大きい画面じゃないと読みにくいのかな。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、購入前に無料サンプルで確認しておくといいね。中身のほうが本題で、これは2018年に出た本を今の情報に合わせて作り直した改訂新版。

成果を上げるためのプロの考え方を伝えるところが軸になっている。

橘ナナミ

橘ナナミ

設定の手順だけじゃないんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。キーワードや広告文を、実例をベースにどう考えたかまで書いている。しかも今は機械学習の精度が上がって、細かく設定するより目標を決めて自動化したほうが成果が出る場合も増えている。

その潮流も踏まえてあるから、ただの操作本で終わらないんだ。

「本業が忙しくて広告まで手が回らないよ!」という人のためのGoogle検索広告入門(できるビジネス) (できるビジネスシリーズ)
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「本業が忙しくて広告まで手が回らないよ!」という人のためのGoogle検索広告入門(できるビジネス) (できるビジネスシリーズ)

今井悠人 著|インプレス

3.5

時間がなくても、専門知識ゼロでも、少額予算でも成果を出せることを目指した一冊です。1,000を超える広告アカウントの運用支援に携わった著者が、配信前の準備やアカウント開設から運用時にやるべきことまでをステップ・バイ・ステップで解説します。代理店に依頼できない規模の会社が、本業と兼務で取り組む前提で書かれている点が、他のリスティング広告本と大きく違います。

こんな人におすすめ

自社の集客を自分でやりたい経営者、本業と兼務で広告を回す担当者、一度挑戦して挫折した人に。アカウント開設から運用までの手順を順番に確認したい場面や、少額で試したい段階に向きます。

良い点

  • 兼務前提で手順が簡潔に整理
  • 挫折経験のある人にも配慮
  • 少額予算での進め方がわかる

気になる点

  • 大規模運用には物足りない
  • 他媒体への展開は範囲外
  • 画面変更で手順は古くなる

出版社

インプレス

発売日

2025年11月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

タイトルがすごい。『本業が忙しくて広告まで手が回らないよ!』って、叫んでますね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこがこの本の立ち位置でね。時間がない、専門知識がない、予算も少ない。その三つを前提にしている。1,000を超える広告アカウントの運用支援に携わった人が、ステップ・バイ・ステップで書いている。

橘ナナミ

橘ナナミ

代理店に頼めない規模の会社のための本なんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。むしろ一度挑戦して挫折した人を想定している。だから無理のない順番で、開設前の準備から運用の見直しまで並んでいる。

全部を完璧にやらなくても、続けられる形に落とすのが狙いだと思うよ。

店舗やサロンのためのMeta広告集客・販促の教科書 ゼロからはじめて成果を出す! Meta広告入門・活用ガイド
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店舗やサロンのためのMeta広告集客・販促の教科書 ゼロからはじめて成果を出す! Meta広告入門・活用ガイド

おだゆきえ 著|つた書房

¥2,200(税込)

3.5

毎日SNSを投稿しているのに集客につながらない、という不安に応える一冊です。AIが「今すぐ客」を見つけてくれるというMeta広告の特徴を軸に、1日500円から始める少額戦略、小規模店舗向けのターゲット設計、来店につながるLP設計、クリックされる広告文、改善のPDCAまでを図解と事例で解説します。お客様心理を「気づく・共感・安心・想像・決断」の5ステップで整理する点が固有の切り口です。

こんな人におすすめ

美容室やネイルサロン、スクールなどの小規模店舗の経営者、SNS運用に疲れている現場の人、広告に苦手意識がある人に。来店までの導線を設計したい場面や、少額で試したい最初の一歩にも向きます。

良い点

  • 店舗目線で専門用語を避けている
  • 少額から始める前提で書かれている
  • LPや広告文まで一連で扱う

気になる点

  • 大規模な広告運用には向かない
  • Meta広告に限定した内容
  • 業種によっては事例の置き換えが必要

出版社

つた書房

発売日

2026年5月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

1日500円からって書いてあります。コーヒー一杯分くらいですね。それで本当に効果あるんでしょうか。

佐藤メバル

佐藤メバル

著者はそこを出発点にしているね。この本の中心は、AIが今すぐ客を見つけてくれるというMeta広告の特徴。

あなたのお店を必要としている人に、ピンポイントで届けられるという考え方なんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。SNSを毎日更新するのとは違うんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、投稿して待つのと、広告で届けに行くのは別の仕事。だからこの本は、ターゲット設計からLP、広告文、PDCAまで一連で扱っている。

しかも著者自身が、最初から広告に詳しかったわけではない人だというのが大きい。店舗目線で書かれているから、苦手意識のある人ほど読みやすいと思うよ。

広告営業は「3つの型」に分けて考える

橘ナナミ

橘ナナミ

さっき職種の話が出ましたけど、媒体社・代理店・広告主で、読むべき本ってそんなに違うんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

違う。媒体社の営業は自社の枠をどう売るかが仕事だから、媒体の構造と広告商品の理解が先に来る。代理店の営業はクライアントの課題を預かって提案する立場だから、折衝と企画の筋道が要る。広告主のインハウスは限られた予算で自分で回すから、運用と効果測定の実務が中心になる。

橘ナナミ

橘ナナミ

同じ「広告営業」なのに、全然別の職業みたいですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。媒体社型なら『この1冊ですべてわかる 新版 広告の基本』で業界の地図を持って、『図解入門ビジネス 最新ネット広告の基本と仕組みがすべてわかる本』でアドテクの裏側を押さえる。代理店型なら『わかる!!広告営業マニュアル』から入って『広告営業力』で先輩の思考を盗む。広告主型なら、最初から実務に寄った本のほうが役に立つ。

橘ナナミ

橘ナナミ

逆に、いきなり全部読もうとするのはダメですよね。

佐藤メバル

佐藤メバル

うん、そこは正直に言うと失敗しやすい。書店員時代、広告志望の学生さんに「営業の本と運用の本、両方読んでおきます」と言われて、どっちも頭に入らないまま面接に行った例を何人も見てきた。自分の型をひとつ決めてから広げたほうが、結果的に速い。

数字と物語、両輪で鍛える

橘ナナミ

橘ナナミ

広告営業って、数字ができないとダメですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

数字は要る。CPAやROAS、LTVといった指標を読めないと、提案が「なんとなく良さそう」で終わってしまう。運用型広告の入門なら『ゼロからわかる!ネット広告の教科書』、中級なら『基礎から学ぶWeb広告の成功法則』や『リスティング広告のやさしい教科書。』が、指標の意味と改善の考え方を丁寧に扱っている。

橘ナナミ

橘ナナミ

でも、数字だけでも足りないんですよね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。数字は提案の材料で、決めるのは人の心だ。だから『「ダイレクト・レスポンス広告」を使って高額商品をバンバン売る法』のように反応を取る型を学ぶ本、『見せるだけで売れてしまう「事例広告」の方法』のように説得の材料を設計する本、『現代広告の心理技術101』のように顧客心理の原則を体系で持つ本が効いてくる。営業心理学と広告心理は、実は同じ場所を突いているんだよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど、指標と心理で両輪なんですね。

90日ロードマップと、買う本・借りる本

橘ナナミ

橘ナナミ

実際、どの順番で読めばいいんでしょう。

佐藤メバル

佐藤メバル

最初の30日で業界の地図、次の30日で自分の職種の実務書、最後の30日でクリエイティブか心理に広げる。順番としては、業界理解→実務→応用だね。

橘ナナミ

橘ナナミ

全部買うのは大変です…。

佐藤メバル

佐藤メバル

だから仕分けしよう。手元に置いて何度も引く本——『わかる!!広告営業マニュアル』『勝てる広告営業。』『この1冊ですべてわかる 新版 広告の基本』は買う。小説の『グッドイメージ』や業界の未来を論じた『2030年の広告ビジネス』、就職ガイドのような一度通して読む本は、図書館や試し読みで十分。費用対効果で考えれば、提案が一件通るだけで本代は軽く超える。

橘ナナミ

橘ナナミ

読まなくていい本はありますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

自分の職種と関係ない型の専門書を、とりあえずで揃えることかな。あと、法務やGA4のような専門領域は、この25冊には含まれていない。必要になった時点で別の専門書に進むほうが、遠回りに見えて近道だよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

最新の動きも追わないとですよね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。Cookie規制やAIによる入札の自動化が進んで、運用の仕事は「設定する」から「目標を設計する」に移っている。運用書を選ぶときは、そうした変化が反映された改訂版かどうかを必ず見てほしい。その意味でも『2030年の広告ビジネス』のような業界の見取り図は、実務書の前に一度通しておくと道しるべになる。

橘ナナミ

橘ナナミ

電子書籍で読めるかどうかも気になります。

佐藤メバル

佐藤メバル

配信状況は変わるから、購入前に必ず各ストアで確認して。通勤時間に読みたいなら電子、書き込みたいなら紙、と使い分けるのがおすすめだね。

よくある質問

広告営業の初心者におすすめの本は何ですか?

橘ナナミ

橘ナナミ

広告営業の初心者におすすめの本は何ですかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

まずは『わかる!!広告営業マニュアル』です。代理店営業の基本業務からオリエン・プレゼン、利益の考え方まで体系立てて解説されているので、仕事の全体像をつかむ入口になります。同じ著者の『勝てる広告営業。』は50のキーワード単位で引けるので、新人のうちは辞書として手元に置くと便利です。

Web広告の知識ゼロでも読める入門書はどれですか?

橘ナナミ

橘ナナミ

Web広告の知識ゼロでも読める入門書はどれですかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

『ゼロからわかる!ネット広告の教科書』は、リスティング広告の基礎から出稿、運用、効果測定まで手順を追って解説しています。図で全体像をつかみたいなら『デジタル時代の基礎知識『広告』』や『図解入門ビジネス 最新ネット広告の基本と仕組みがすべてわかる本』も読みやすいです。

広告営業に営業本は必要ですか?

橘ナナミ

橘ナナミ

広告営業に営業本は必要ですかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

必要です。広告営業は、媒体社・代理店・広告主のどの立場でも結局は提案と折衝の仕事だからです。『広告営業力』は代理店とクリエイティブエージェンシーに所属する12人の仕事のやり方を集めた本で、先輩の思考を追体験できます。心理面を補うなら『現代広告の心理技術101』が役立ちます。

運用型広告を学ぶなら最初に読むべき1冊は?

橘ナナミ

橘ナナミ

運用型広告を学ぶなら最初に読むべき1冊はについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

『リスティング広告のやさしい教科書。』が第一候補です。キーワードや広告文の考え方を実例ベースで解説し、自動化を取り入れる際のアプローチにも触れています。少額予算で自社運用するなら『「本業が忙しくて広告まで手が回らないよ!」という人のためのGoogle検索広告入門』が実務に寄っています。

広告の法律(景表法・薬機法)を学べる本はありますか?

橘ナナミ

橘ナナミ

広告の法律(景表法・薬機法)を学べる本はありますかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

申し訳ありませんが、この25冊の中には景表法・薬機法を体系的に扱う法務専門書は含まれていません。表現規制は実務に直結するので、必要になった時点で法務分野の専門書や業界団体の資料に別途あたることをおすすめします。

コピーライティングやクリエイティブの本も読むべきですか?

橘ナナミ

橘ナナミ

コピーライティングやクリエイティブの本も読むべきですかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

読む価値があります。提案の説得力は最終的に言葉と素材で決まるからです。原理原則ならオグルヴィの『「売る」広告』、発想の型なら現役クリエイターが10の発想法を図解した本、実践なら『見せるだけで売れてしまう「事例広告」の方法』や『あなたも、3秒でお客がつかめる。』が入口になります。

電子書籍やKindle Unlimitedで読める広告本はありますか?

橘ナナミ

橘ナナミ

電子書籍やKindle Unlimitedで読める広告本はありますかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

電子版が用意されている本は少なくありませんが、配信状況や読み放題の対象は時期で変わります。購入前に各ストアで確認してください。通勤など移動中に読みたいなら電子、書き込みながら使いたいなら紙、と使い分けるのがおすすめです。

広告営業の勉強は本と実務どちらを優先すべきですか?

橘ナナミ

橘ナナミ

広告営業の勉強は本と実務どちらを優先すべきですかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

両方ですが、優先は実務です。本は実務で出会った疑問に答えてくれる辞書であり、先回りして地図を渡してくれるガイドでもあります。まず現場で提案を一本通し、その前後で本に戻ると、同じ一冊の吸収量がまったく変わります。

まとめ

橘ナナミ

橘ナナミ

今日話を聞いて、広告営業の本って「営業の本」と「広告の本」の重なるところなんだなと、やっと分かりました。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、そこが難しいところで面白いところ。片方だけだと、数字は読めても提案が刺さらない、あるいは提案は立派でも根拠が薄い、という状態になる。

橘ナナミ

橘ナナミ

私はまず『わかる!!広告営業マニュアル』から始めて、慣れたら運用の本に広げてみます。

佐藤メバル

佐藤メバル

いい順番だね。で、読んだら必ず一度、自分の会社の架空のクライアントで提案書を書いてみて。読むだけでは営業の力にならないから。

橘ナナミ

橘ナナミ

提案書、ですか。ハードル高いですけど…やってみます!

佐藤メバル

佐藤メバル

広告営業の引き出しは、本棚そのものなんだ。オリエンの場で開けられる引き出しが多い人ほど、提案は強い。今日並べた25冊は、その引き出しを増やすための在庫だと思えばいい。焦らず、一冊ずつ自分の棚を作っていこう。

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Editorial Team

編集に関わる専門家