リモート営業が学べる本のおすすめ人気ランキング24選【2026年版】

監修

佐藤メバル

佐藤メバル

@shelfy_mebaru

編集長。あらゆるジャンルの本を年間数百冊読み込む本のプロ。投資・経営から小説・実用書・絵本まで、良書と読者の相性を見抜く。

橘ナナミ

橘ナナミ

@medias_nanami

編集部の新人インターン。22歳の大学院生で、メディア論を研究中。「それ気になります!」が口癖の天然キャラ。読者の素朴な疑問を代弁する役割で、各メディアの専門家にいろんなジャンルの素朴な質問をぶつけていく。

最終更新: 2026年10月

橘ナナミ

橘ナナミ

佐藤さん、今日のテーマは「リモート営業の本」ですよね。でも正直、最初は「もうZoom商談って当たり前だし、今さら本を読む必要あるのかな」って思ったんです。

佐藤メバル

佐藤メバル

いい質問だね。そこが分かれ道だ。たしかに「Zoomの操作」を覚えるだけなら本はいらない。でも書店員時代に営業書の棚を作っていて痛感したのは、リモート営業の本は「ツールの本」と「プロセスの本」が同じ顔で並んでいることなんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

同じ顔……ですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。『リモート営業入門』は、外資系IT企業でインサイドセールスの仕組みづくりに関わった著者が、顧客の興味付けからキーパーソンとの対話、クロージングまで、営業プロセスそのものを組み替える話をしている。一方『Zoom営業の教科書』は、Zoomを営業で使うための基本からトークスクリプト、ケーススタディまで。順番を間違えると「操作は完璧なのに受注できない」になる。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど……道具の前に、商談の設計図なんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

それと鮮度も大事だ。リモート営業の本は一時期にまとめて出ているから、対面なしが前提の本と、ハイブリッドが前提の本が混在している。今日はそこも含めて選び方を整理していこう。

リモート営業が学べる本の選び方

目的別で選ぶ

橘ナナミ

橘ナナミ

目的別って、どう分けるんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

「基礎固め」「商談スキル」「組織・仕組み」「ツール活用」の4つだね。基礎なら『リモート営業入門』、商談スキルなら『リモート営業で結果を出す人の48のルール』——「対面は2回目以降で契約を取るが、リモートは1回目で契約を取る」のように対比で語ってくれるので、自分の癖に気づきやすい。組織なら『インサイドセールス 訪問に頼らず、売上を伸ばす営業組織の強化ガイド』、ツールなら『Zoom営業の教科書』だ。

レベル別で選ぶ

橘ナナミ

橘ナナミ

新人と管理職では、やっぱり違いますよね。

佐藤メバル

佐藤メバル

全然違う。新人には『非対面営業の教科書』を推したい。米国のトップセールスから学んだ、顧客データの収集・活用、アクションプランの作成、その公開という3つの習慣に絞っていて、明日やることが決まる。管理職なら『無敗営業 チーム戦略』。オンライン商談は「段取り」と「納得感」で決まると置いて、チームの勝ちパターンづくりまで話が進む。

営業手法別で選ぶ

橘ナナミ

橘ナナミ

インサイドセールスの本、すごく多いですよね。

佐藤メバル

佐藤メバル

多い。インサイドセールスは分業の設計だから、本ごとに担当フェーズが違う。立ち上げなら『インサイドセールス 実践の教科書』、テレアポ寄りなら『超効率的に結果を出す テレアポ&リモート営業の基本』、対面からの転用を考えるなら『コンタクトレス・アプローチ』。オンライン商談そのものを深掘るなら『Zoom時代のリモート営業入門』だね。

商材別で選ぶ

橘ナナミ

橘ナナミ

商材でも変わるんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

変わるよ。BtoBのSaaSなら『THE MODEL』や『デジタルインサイドセールス』で、マーケティングからカスタマーサクセスまでの流れを俯瞰する。医療機器のように説明と信頼構築が要る商材なら『リモート営業の極意』が近い。中小企業の社長に直接話すなら『30分の面談だけで売上140%達成! 社長ダイレクトZoom営業』だ。

形式別で選ぶ

橘ナナミ

橘ナナミ

電子と紙、どっちがいいんでしょう?

佐藤メバル

佐藤メバル

商談の合間に画面で見返すなら電子が便利。逆に手順や型を体に入れるなら紙で書き込みたい。『リモートでも結果の出る質問型営業』は動画付きで、顔・声・反応のトレーニングに向いている。学習スタイルで選んでいい。

出版年・版で選ぶ

橘ナナミ

橘ナナミ

古い本は避けたほうがいいですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

一概には言えない。ただ、紙版の刷りに合わせて内容を更新している本もあるし、ハイブリッド前提で書かれた『無敗営業 チーム戦略』のように前提そのものが新しい本もある。「いつ、どんな前提で書かれたか」を確認してから選ぶといい。

リモート営業が学べる本をひと目で比較

橘ナナミ

橘ナナミ

えっ、24冊もあるんですか!?まずどう見ればいいんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

焦らず焦らず(笑)。まずはこの一覧で全体像を眺めてみよう。価格・著者・対象読者をまとめて見られるから、自分に近そうなのが分かるはず

#画像名称おすすめ対象価格一言
1
リモート営業入門 (日経文庫)
リモート営業入門 (日経文庫)リモート営業に切り替えたばかりで、まず全体像と用語を押さえたい人。オンライン商談の前に何から手をつけるかを整理したい営業担当者。道具の話ではなく営業プロセスの地図が欲しい管理職にも向く。-最初の一冊に最適
2
リモート営業の極意 外資系トップセールスが教える"会わなくてもバンバン売る"技術
リモート営業の極意 外資系トップセールスが教える"会わなくてもバンバン売る"技術BtoB営業でリモート比率を上げたい担当者。上司にリモート経験者がおらず、独学で悩んでいる人。アポイントからデモ、クロージングまで具体的な手順が欲しい中堅層にも向く。-実践テクニックの網羅版
3
超効率的に結果を出す テレアポ&リモート営業の基本
超効率的に結果を出す テレアポ&リモート営業の基本テレアポに苦手意識があり、リモート商談の前段でつまずいている営業担当者。電話を減らすのではなく、効率よく回したい人。基本の型を揃えたい新人教育やOJTの教材としても使える。¥1,650テレアポの苦手意識に効く
4
Zoom時代のリモート営業入門
Zoom時代のリモート営業入門対面が減る中で自分の立ち位置に不安を感じている営業担当者。オンラインでの第一印象や礼儀作法を顧客側の目線から見直したい人。営業の未来を考える管理職の材料にもなる。-選ばれる営業の分かれ道
5
リモート営業で結果を出す人の48のルール
リモート営業で結果を出す人の48のルール対面で結果を出してきたのに、リモートに移って数字が落ちた人。昔の成功パターンを一度疑いたい中堅やベテラン。研修で対面との違いを共有したいマネージャーにも向く。¥1,030対面との違いが一目でわかる

リモート営業が学べる本のおすすめ人気ランキング

橘ナナミ

橘ナナミ

一覧だけだとピンと来ないので...1冊ずつ詳しく教えてください!

佐藤メバル

佐藤メバル

よし、それじゃあ1位から順に1冊ずつ解説していこう。各冊どんな人に向いてるかも合わせて話すから、自分に合いそうなのを見つけてほしい

リモート営業入門 (日経文庫)
1

リモート営業入門 (日経文庫)

水嶋玲以仁 著|日経BP

4.8

「会えなくても成果を出す」ための営業プロセス見直しから説く入門書。著者の水嶋玲以仁氏はデル、マイクロソフト、グーグルで訪問しない「インサイド・セールス」の仕組みづくりに携わった人物で、本書は興味付けからキーパーソンとの対話、クロージングまでの組み替えを扱う。会議をオンラインに置き換えるだけでは終わらない、ツールの組み合わせや資料の見せ方までをコンパクトに収めた。日経文庫のサイズゆえ通勤かばんに入れ、商談前に該当章を開く使い方もできる。

こんな人におすすめ

リモート営業に切り替えたばかりで、まず全体像と用語を押さえたい人。オンライン商談の前に何から手をつけるかを整理したい営業担当者。道具の話ではなく営業プロセスの地図が欲しい管理職にも向く。

良い点

  • 営業プロセスから順に学べる
  • コンパクトで読み返しやすい
  • 外資系ITの実務経験が根拠

気になる点

  • 実践の細部は他書が必要
  • 商談スクリプトは薄め
  • 事例の分量は多くない

出版社

日経BP

発売日

2020年9月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「リモート営業 本 おすすめ」で最初に出てくるのがこの日経文庫の入門書でした。入門と言い切れる理由はどこにあるんでしょう?

佐藤メバル

佐藤メバル

いい質問だね。著者の水嶋氏はデル、マイクロソフト、グーグルで、訪問しない営業の仕組みづくりに携わってきた人なんだ。

この本は「会えなくても成果を出す」ために、営業プロセスそのものを組み替えるところから説いている。興味付けからキーパーソンとの対話、クロージングまで、ツールの組み合わせや資料の見せ方までを一冊に収めている。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど、ツールの話じゃなくてプロセスの話なんですね。コンパクトだと、逆に物足りなさはないんでしょうか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そこは役割分担だと思う。まず地図を手に入れるのがこの本で、実践の細部を足したいなら別の本を重ねればいい。

日経文庫のサイズだから、通勤かばんに入れて商談前に該当章だけ開くこともできる。最初の一冊として無理なく読めるのが価値だよ。

リモート営業の極意 外資系トップセールスが教える"会わなくてもバンバン売る"技術
2

リモート営業の極意 外資系トップセールスが教える"会わなくてもバンバン売る"技術

財津優 著|WAVE出版

4.7

外資系医療機器メーカーで数年にわたりトップセールスを続けた著者が、メール・電話・ビデオ会議を組み合わせて、新規獲得から既存客への提案までを遠隔で回す技術をまとめた一冊。ノウハウを持つ上司が少なく、個々の裁量で手探りになりがちな現状を出発点に、アポイント設定から初回商談、2回目以降、デモ、クロージングまで章立てで追う。電話営業が快適になる道具や堂々とカンニングする工夫など、現場目線の細部が濃い。

こんな人におすすめ

BtoB営業でリモート比率を上げたい担当者。上司にリモート経験者がおらず、独学で悩んでいる人。アポイントからデモ、クロージングまで具体的な手順が欲しい中堅層にも向く。

良い点

  • 商談フェーズ別に手順が細かい
  • メール・電話・会議を横断
  • 現場の工夫が具体的

気になる点

  • BtoCにはやや不向き
  • 構成がやや詰め込み気味
  • 図解は少なめ

出版社

WAVE出版

発売日

2021年3月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「極意」って少し強い言葉に見えるんですが、どんな人が書いているんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

外資系の医療機器メーカーで、数年にわたってトップセールスの座にいた人だよ。医療機器は顧客が専門家で、説明の正確さが問われる世界だから、遠隔でも信頼を作る技術が鍛えられる。

この本はメール、電話、Web会議を組み合わせて、営業プロセスの大半をリモートで行うためのテクニックを章ごとに整理している。

橘ナナミ

橘ナナミ

すべての営業プロセスをリモート化する必要はない、という項目もあって、そこは安心しました。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、向き不向きを見極めて配分するという話だね。だから「リモート一辺倒の教科書」ではない。対面と組み合わせる前提で、どこを遠隔に寄せると強いかを詰めている。

商談フェーズごとの手順が細かいから、自分の商談のどこが弱いかを照合しながら読むのがいいと思うよ。

超効率的に結果を出す テレアポ&リモート営業の基本
3

超効率的に結果を出す テレアポ&リモート営業の基本

伊庭正康 著|日本実業出版社

¥1,650(税込)

4.6

「ゲーム感覚でできるようになる」を掲げ、テレアポとリモート営業の効率的なやり方を基本から解説する一冊。電話での新規開拓とオンライン商談を切り離さず、営業の入り口から型として揃えるところが持ち味だ。256ページと厚すぎないので、基本を反復して身につける用途に向く。成果を焦って自己流になりがちな人が、まず守るべき手順を確認するのにも使える。

こんな人におすすめ

テレアポに苦手意識があり、リモート商談の前段でつまずいている営業担当者。電話を減らすのではなく、効率よく回したい人。基本の型を揃えたい新人教育やOJTの教材としても使える。

良い点

  • テレアポと遠隔商談を一冊で
  • 基本に絞って読みやすい
  • 効率化の視点が明確

気になる点

  • 応用や組織論は薄い
  • 事例の分量は多くない
  • 中級者には物足りない

出版社

日本実業出版社

発売日

2021年10月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

タイトルに「ゲーム感覚」って入っているのが意外でした。営業の本でこの言葉は珍しくないですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そこがこの本の狙いなんだと思う。テレアポは断られる回数が多くて、どうしても気持ちが重くなる。だから効率的なやり方を基本から積み上げて、手順として身につければ、根性ではなく回数と改善の対象にできる。

電話とリモート商談をひと続きで扱っているのも、この本らしいところだね。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。じゃあ、まず新人さんに渡す一冊という感じですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

入り口としてはいいと思う。ただ、256ページとコンパクトなので、組織の仕組みやKPIの設計までは踏み込まない。

個人が明日の架電を変えるための本だね。逆に言えば、今日の行動を変えたい人には無駄がない。基礎を反復する前提で使うといいよ。

Zoom時代のリモート営業入門
4

Zoom時代のリモート営業入門

朝倉千恵子 著|実業之日本社

4.4

トップセールスとして知られ、現在は人材教育に力を注ぐ著者が「リモート営業の時代には、真に世に求められる営業職はたった3%になる」と警鐘を鳴らす入門書。リアル営業との相違を説きながら、選ばれる営業と選ばれない営業の分かれ道を扱う。著者自身が完全リモートでリノベーション物件を完成させた実体験を軸に、積水ハウスグループのプロジェクトチームとのやり取りを紹介する点が他書にない。

こんな人におすすめ

対面が減る中で自分の立ち位置に不安を感じている営業担当者。オンラインでの第一印象や礼儀作法を顧客側の目線から見直したい人。営業の未来を考える管理職の材料にもなる。

良い点

  • 発注者側の体験が生々しい
  • 選ばれる条件を具体提示
  • 第一印象の章が実践的

気になる点

  • 実践手順の網羅性は中程度
  • 著者の経験談が中心
  • ツール解説は控えめ

出版社

実業之日本社

発売日

2020年10月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「真に求められる営業職はたった3%」という言葉が目次に見えて、ちょっとドキッとしました。

佐藤メバル

佐藤メバル

その警告から始まる本だね。著者はトップセールスとして知られ、いまは各業界の営業研修や人材教育に力を注いでいる人。

面白いのは、自分が完全リモートでリノベーションを発注した側になった体験を丸ごと載せていることだよ。

営業される側の心理が生々しく残っている。

橘ナナミ

橘ナナミ

営業の本なのに、お客さん側の話が入っているんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこがこの本ならではだよ。施工を請け負った積水ハウスグループのプロジェクトチームとの完成までのプロセスを通じて、「あなたに頼みたい」と思われる条件を引き出している。

ツールの使い方より、人として選ばれるかどうかに重心がある一冊だね。

リモート営業で結果を出す人の48のルール
5

リモート営業で結果を出す人の48のルール

菊原智明 著|河出書房新社

¥1,030(税込)

4.3

「対面営業とリモート営業の違い」を明確に示すことに徹した一冊。主導権は誰が持つか、契約は何回目で取るか、第一印象はどこで決まるか、遅刻の許容度、雑談の要否、そして靴にお金をかけるか椅子にお金をかけるか。対面の常識がオンラインで通用しない場面を48のルールとして並べていく。224ページと軽く、通勤時間に数項目ずつ拾い読みできる構成が心地いい。

こんな人におすすめ

対面で結果を出してきたのに、リモートに移って数字が落ちた人。昔の成功パターンを一度疑いたい中堅やベテラン。研修で対面との違いを共有したいマネージャーにも向く。

良い点

  • 対比形式で違いが頭に入る
  • 1項目が短く拾い読みできる
  • 行動レベルまで踏み込む

気になる点

  • 体系的な理論書ではない
  • 事例は最小限
  • 既視感のある項目もある

出版社

河出書房新社

発売日

2021年1月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「椅子にお金をかける」というルールがあって、え、そこ?と思わず笑ってしまいました。

佐藤メバル

佐藤メバル

いいところに目をつけたね。対面なら靴を見られるけれど、画面越しの商談で相手が見るのは上半身と背景、そして自分が座り続ける環境だ。

だから投資すべき場所が変わる。この本はそういう対面の常識が裏返る瞬間を48個集めているんだよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

一つひとつが短いので、通勤中でも読めそうですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこが使いどころだね。理論を積む本ではなく、自分の癖を点検するチェックリストとして強い。契約が何回目で決まりやすいか、遅刻の許容度がどう変わるか、といった前提が変わるだけでも、商談の組み立て方はかなり変わるからね。

Zoom営業の教科書
6

Zoom営業の教科書

株式会社採用戦略研究所 著|ザメディアジョン

¥1,320(税込)

4.1

感染拡大に伴って爆発的に普及したWeb会議ツールに絞り、営業で活用するための基礎的なノウハウを1冊に凝縮した教科書。基本の使い方から営業で実践すべきポイント、すぐ使えるトークスクリプト、業種やシチュエーション別のケーススタディまでを積み上げる。「やり方がわからない」「ちょっとあやしい」という不安を出発点にしているので、ツールに不慣れな人が最初に手に取る入門として素直に読める。

こんな人におすすめ

Zoomでの商談にまだ慣れていない営業担当者と、その管理者。社内に講師がいないチームが基礎を揃える教材として使いやすい。トークスクリプトをそのまま試したい人にも向く。

良い点

  • 操作と営業の両方をカバー
  • スクリプトがすぐ使える
  • 場面別の事例を収録

気になる点

  • 特定ツール依存が強い
  • 応用範囲は限定的
  • 理論面は最小限

出版社

ザメディアジョン

発売日

2020年9月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

今はいろんなオンライン会議ツールがあるのに、あえて一つの名前を冠した本というのは珍しい気がします。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこは時代と目的がはっきりしている本だね。感染拡大で急に普及した時期に、操作の不安と営業の不安を同時に解くために作られている。

だから基本の使い方と、営業で押さえるべきポイントが同じ一冊に入っているんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

トークスクリプトが載っているのも、実務的で助かりそうです。

佐藤メバル

佐藤メバル

そのまま試して自分の言葉に直していく前提の材料だと思う。159ページと薄いから、明日の商談前に一気に読めるのも利点だね。

ツール名に依存する分、別のツールを使う人は読み替えが必要だけど、基礎を揃える用途には十分だよ。

オンライン営業の新常識: 勝ち残りへの4つのトランスフォーム
7

オンライン営業の新常識: 勝ち残りへの4つのトランスフォーム

竹内雄司 著

4.1

提案営業型のBtoB法人営業に向けて、オンラインで顧客との信頼関係を育みながら新規案件と顧客を獲得するための改革の羅針盤。コロナが「モノの価値」より人間関係を売るという常識を根本から揺さぶったという認識から出発し、営業個人と会社組織の両方に求められる変革を4つのトランスフォームとして整理する。個人の技術論に留めず、支援する本社組織にも問いを立てる点が他の入門書と一線を画す。

こんな人におすすめ

BtoBの提案営業を担当し、オンラインで信頼関係を作る方法に悩む人。営業を支える本社側の企画・支援部門の担当者。個人と組織を同時に変えたいマネージャーにも向く。

良い点

  • 個人と組織の両面を扱う
  • BtoB提案営業に焦点
  • 問いの立て方が本質的

気になる点

  • 具体手順は多くない
  • BtoCには不向き
  • 抽象度がやや高め

出版社

詳細情報なし

発売日

2020年12月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

タイトルに「新常識」とありますが、何が常識だったんでしょう?

佐藤メバル

佐藤メバル

この本の見立てでは、これまでの営業は「モノの価値」より人間関係を売り込むことが重視されてきた。ところがオンライン商談になると関係性だけで押し切るのが難しくなり、モノの価値をきちんと話せるかが問われるようになる。

その変化を4つのトランスフォームとして整理しているんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

営業マン向けというより、会社の変え方の話にも見えます。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、そこが特徴だね。営業担当者だけが頑張っても限界があるとして、支援する側の組織にも目を向けている。

個人の技術書を何冊も重ねるより、組織の前提を組み替える視点が欲しい人に向く一冊だよ。

テレワーク・オンライン時代の営業術
8

テレワーク・オンライン時代の営業術

菊原智明 著|日本能率協会マネジメントセンター

3.9

「従業員マインド」から「起業家マインド」へシフトすることで結果は出せると説く一冊。テレワーク時代の商談術だけでなく、訪問できない状況で武器になる営業レター、SNSやメールの活用、発信力と発想力、自宅での行動術と時間の使い方、心と体を守る方法までを扱う。同じ著者のルール本より守備範囲が広く、会社に行かずに働く前提そのものを組み直す内容になっている。

こんな人におすすめ

在宅中心の働き方で生活リズムと成績が乱れている営業担当者。訪問できない状況で新しい打ち手を探している人。部下の自己管理を支えるヒントが欲しい管理職にも向く。

良い点

  • 商談以外の打ち手も広い
  • 在宅の時間術まで踏み込む
  • 心身の管理に触れている

気になる点

  • 論点が多く焦点が分散
  • 営業理論の深掘りは浅い
  • 好みが分かれる文体

出版社

日本能率協会マネジメントセンター

発売日

2020年10月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

これ、営業術というより働き方の本みたいに見えるんですが、そうなんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

それでいいんだと思う。会社にもお客様のところにも行かず、結果を出さなければならないという前提から始まっているからね。

だから商談術だけでなく、起業家のように自分で自分を回す発想や時間の使い方まで広がる。7章立てで、営業レターやSNS活用、体調管理まで含むんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

同じ著者の方がリモート営業のルール本も書いていましたよね。どう使い分けたらいいんでしょう?

佐藤メバル

佐藤メバル

ルール本は対面との違いを点検する実務チェック、こちらは働き方と発想の組み替えが主眼だね。数字が落ちた原因が生活リズムにあると感じる人には、こちらが効くと思うよ。

リモートでも結果の出る質問型営業 ~10年先も使える営業表現(顔・声・反応)のトレーニング~
9

リモートでも結果の出る質問型営業 ~10年先も使える営業表現(顔・声・反応)のトレーニング~

西野よしこ 著|ビジネス教育出版社

3.9

累計20万部を突破した質問型営業の最新作で、好感度アップとは一線を画し「売れる営業表現」に焦点を当てる。顔・声・反応という手がかりを、画面越しでも機能する形に鍛え直す構成だ。動画が付属し、人気講師の講義を本書から受けられるところが他のリモート営業書にない。読み物として理解するだけでなく、練習して身につける前提で作られている点が特徴だ。

こんな人におすすめ

話し方や見え方に自信がなく、商談の反応が薄いと感じている営業担当者。質問の設計と表現を同時に鍛えたい中堅。研修の自習教材として動画を活用したいチームにも向く。

良い点

  • 動画で講義が受けられる
  • 顔・声・反応に絞った構成
  • 質問型営業の蓄積が土台

気になる点

  • シリーズ未読だと前提が薄い
  • 動画の視聴環境が要る
  • 理論書ではない

出版社

ビジネス教育出版社

発売日

2022年3月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

質問型営業って名前は聞いたことがあるんですが、リモートだと何が変わるんでしょう?

佐藤メバル

佐藤メバル

対面なら表情や間の取り方で伝わるものが、画面越しだと落ちやすい。この本はそこを顔・声・反応という3つの手がかりに分けて、売れる表現として鍛え直す。

好感度を上げる話ではなく、売るための表現に絞っているのが面白いところだね。

橘ナナミ

橘ナナミ

動画が付いていると聞いて、そこも珍しいなと思いました。

佐藤メバル

佐藤メバル

練習を前提にしているからだと思う。人気講師の講義が本書から受けられるので、読みっぱなしで終わりにくい。

ただし累計20万部のシリーズの蓄積が土台にあるから、初めて触れる人は表現以前の考え方を別で補うと理解が早いよ。

すぐに成果が出るリモート営業【事前準備編】: 準備不足で失敗しないために
10

すぐに成果が出るリモート営業【事前準備編】: 準備不足で失敗しないために

佐々木昌宏 著

3.9

対面とはちがった難しさがあるリモート営業で成果を出すための、事前準備に絞った教科書。接続環境を整えること、伝わりやすさを左右する見え方、数的根拠を示すグラフ活用、身だしなみ、背景機能のメリットとデメリット、ビデオのオン・オフのルール、発声と発話、商談相手との調整までを11のセッションで扱う。商談本番ではなく直前の準備に全振りした構成は類書にない切り口だ。

こんな人におすすめ

商談で詰まることが多く、原因が準備にあると気づいた人。環境と見せ方を一から整えたい在宅営業の担当者。チーム共通の準備チェック項目を作りたいリーダーにも向く。

良い点

  • 事前準備だけに集中
  • 項目が細かく点検しやすい
  • 環境づくりから学べる

気になる点

  • 商談本番の話は薄い
  • 分量は多くない
  • 応用事例は限られる

出版社

詳細情報なし

発売日

2021年5月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「事前準備編」って思い切った切り方ですよね。そこだけで一冊になるものなんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そこが面白いところで、リモート営業の失敗は商談の最中ではなく、始まる前の準備で決まっていることが多いんだ。

接続環境、見え方、グラフの作り方、背景機能の使いどころ、ビデオのオン・オフ、発声。セッションが11個に分かれているから、自分の弱点だけ拾える。

橘ナナミ

橘ナナミ

マイクのミュートが礼儀作法かどうか、なんて項目もあって細かいですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そういう細部が相手の印象を左右するのが画面越しの難しさだね。この本は商談の進め方を扱わないので、そこは続きや別の本で補う前提だよ。

逆に言えば、準備でつまずいている人が最初に読むには一番の近道だと思う。

コンタクトレス・アプローチ テレワーク時代の営業の強化書
11

コンタクトレス・アプローチ テレワーク時代の営業の強化書

長尾一洋 著|KADOKAWA

3.7

1991年の創業以来、6900社のクライアントに営業支援を行ない、感染拡大以前からテレワークを活かした営業スタイルを提案してきた著者が、「会わずに売れる」手法をコンタクトレス・アプローチとして提示する。ビジネスモデル、営業マネジメント、セルフマネジメント、営業方法という4つの観点から逆転の経営戦略を説き、訪問・商談・受注までのノウハウを、経営者と管理職の目線でまとめている。

こんな人におすすめ

営業のやり方を組織として作り替えたい経営者と営業マネージャー。在宅前提でビジネスモデルを見直したい企画担当者。個人の技術書では物足りない立場の人に向く。

良い点

  • 経営視点まで踏み込む
  • 支援実績に裏打ちされる
  • 4観点で整理されている

気になる点

  • 個人の実務には遠い
  • 具体スクリプトは薄い
  • 経営者向けの語り

出版社

KADOKAWA

発売日

2020年8月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「コンタクトレス」って言葉自体がまだ珍しく感じます。リモート営業とは何が違うんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

手法の名前というより、会わずに売る前提でどこまで組み替えるかという発想だね。著者の会社は1991年の創業以来、6900社の営業支援をしてきた。

感染拡大より前からテレワークを活かした営業を提案してきた人だから、場当たりの対処ではなく戦略として語っている。

橘ナナミ

橘ナナミ

目次にマネジメントの章が二つ並んでいるのも気になります。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこが重心だよ。営業マン個人のコツだけでなく、部下をどう見るか、自分をどう律するかまで含めて、訪問・商談・受注の流れを組み直す。

組織を動かす立場の人が読むと効く一冊だと思う。

テレワークでも売れる新しい営業様式 ~直接会わずに成果を出すテクニックとマネジメントとは
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テレワークでも売れる新しい営業様式 ~直接会わずに成果を出すテクニックとマネジメントとは

藤本篤志 著|技術評論社

3.7

感染が収束しても営業スタイルは元に戻らないという前提に立ち、対面ありきではない成果の出し方を、数多くの営業コンサルティング実績を持つ著者が整理する。オンライン商談の進め方に加えて、在宅勤務で成績を落とさない働き方と、離れた部下をマネジメントする方法までを扱うのが持ち味。商談の流れを物語仕立てで追いながら、ツール運用の落とし穴にも触れていく。

こんな人におすすめ

在宅中心に切り替えて生活と商談のリズムが崩れている営業担当者。離れた部下の様子が見えない営業マネージャー。ツール運用のつまずきを先に潰しておきたい人にも向く。

良い点

  • 商談とマネジメントを両立
  • つまずき所を先回り
  • 働き方の章が実践的

気になる点

  • 特定ツールの話が混じる
  • 物語形式の好みが分かれる
  • 理論の深掘りは控えめ

出版社

技術評論社

発売日

2020年7月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

目次に「1日300分の商談時間を確保する」とあって、数字が具体的だなと思いました。

佐藤メバル

佐藤メバル

この本は精神論ではなく時間の設計から入るんだ。移動がなくなった分、商談に使える時間は増えるはずなのに、在宅だとオンとオフが溶けて減ってしまう。

だから1日のリズムを決めるところから説いている。商談の流れを物語で追う章もあって、読み進めやすいよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

部下のマネジメントの章も厚いですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこが類書と違うところ。離れた部下をどう見るか、報連相をどう設計するかまで踏み込む。無料版の時間制限や個人IDの扱いなど、実務で転びやすい穴にも触れているから、管理者が読んでも損がない一冊だよ。

非対面営業の教科書 米国トップ企業での体験からつかんだ3つの習慣 (大和出版)
13

非対面営業の教科書 米国トップ企業での体験からつかんだ3つの習慣 (大和出版)

原裕平 著|大和出版

3.7

ニューヨークで内勤の営業スキルの高さに衝撃を受けた著者が、日米のトップセールスから学んだ非対面営業を3つの習慣としてまとめた一冊。顧客データの収集と活用、アクションプランの作成、そしてアクションプランの公開という順で、非対面の時間そのものをどう過ごすかを組み立てる。自前のFAQやアイスブレイク・トピックス、1日を4つのブロックに分けるスケジューリングなど、地味だが効く道具立てが具体的だ。

こんな人におすすめ

訪問が減って手持ち時間が増え、その使い方に迷っている営業担当者。準備と記録を仕組みにしたい中堅。派手な速効性より、行動の習慣を整えたい人に向く。

良い点

  • 時間の使い方から設計する
  • 道具立てが具体的
  • 日米比較の視点が新鮮

気になる点

  • 派手な速効性はない
  • ツール論は控えめ
  • 習慣化に時間がかかる

出版社

大和出版

発売日

2021年3月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「非対面の時間をどう過ごすかがカギ」という一文が、地味ですけど刺さりました。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこがこの本の中心なんだ。著者はニューヨークで、内勤の営業の人たちのスキルの高さに衝撃を受けたと書いている。

移動がなくなった時間を雑談で溶かすのか、データと計画に変えるのかで差がつくというわけだね。

橘ナナミ

橘ナナミ

アクションプランを公開する、という習慣も面白いです。

佐藤メバル

佐藤メバル

見える化して周囲のサポートを得る狙いがある。自前のFAQを作る、アイスブレイクの話題を蓄える、1日を4つのブロックに分ける。

どれも派手じゃないけれど、再現できる形になっているのが強みだよ。

無敗営業 チーム戦略 オンラインとリアル ハイブリッドで勝つ
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無敗営業 チーム戦略 オンラインとリアル ハイブリッドで勝つ

高橋浩一 著|日経BP

¥1,760(税込)

3.7

4万部を突破した前著に続くチーム戦略の指南書で、勝ちパターンをつくる、活動の実態を見える化する、人が育つ仕組みをつくる、コミュニケーションのバランスを整えるという4つの要点に整理する。オンライン商談については段取りと納得感で決まるとし、初回からの要件整理、10分の電話商談で接点を増やす、顧客と一緒につくるモードへの転換という具体策を示す。図表を多用し、組織で読む前提に作られている。

こんな人におすすめ

個人の技量に頼らず営業チームを強くしたいマネージャー。オンラインと対面を混ぜたハイブリッド営業の型が欲しい組織。育成の仕組みづくりに悩む責任者にも向く。

良い点

  • チーム単位の設計が厚い
  • オンライン商談の具体策がある
  • 図表が多く共有しやすい

気になる点

  • ページ数が多く重い
  • 個人の即効薬ではない
  • 組織導入が前提

出版社

日経BP

発売日

2020年10月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「無敗」って強い言葉ですけど、個人の技量の話ではないんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこが前著からの進化で、個人の能力に頼らずチームで勝つにはどうするかに重心を置いている。4つの要点に分けて、勝ちパターン、見える化、育成の仕組み、コミュニケーションのバランスを扱う。

オンラインとリアルを混ぜた前提で書かれているのが今っぽいところだね。

橘ナナミ

橘ナナミ

目次に「二人三脚」という言葉があって、そこも気になります。

佐藤メバル

佐藤メバル

提案をぶつけるのではなく、顧客と一緒につくるモードに移るという話だよ。初回からの要件整理に勝負をかける、短い電話で接点を増やす、といった具体策が並ぶ。

分量があるから、チームで章を分担して読む使い方が現実的だと思う。

30分の面談だけで売上140%達成! 社長ダイレクトZoom営業
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30分の面談だけで売上140%達成! 社長ダイレクトZoom営業

峯村昌志 著|ぱる出版

¥1,470(税込)

3.7

面談相手を中小企業の社長に絞り、全国どこへもリアル対面なしで営業する手法を公開する一冊。日経グループの会社で複数部門のトップを取った著者が、企業の発掘とリストアップ、テレアポ、面談の心構えと事前準備、本番、クロージング、リピートと紹介までを順に扱う。社長だから即断即決という前提を活かし、短い面談に賭ける組み立てが特徴だ。

こんな人におすすめ

中小企業向けに法人営業をしている担当者。短い面談で決める型が欲しい人。移動を減らして商談数を増やしたい営業パーソン。録画を活用して自分の商談を振り返りたい人にも向く。

良い点

  • 対象を社長に絞り切る
  • 発掘から紹介まで一貫
  • 録画前提の進め方も紹介

気になる点

  • 大企業向けには不向き
  • 商材を選ぶ手法
  • 事例は絞られる

出版社

ぱる出版

発売日

2023年3月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

相手を社長に絞る、というのは思い切りがありますね。担当者を飛ばしていいんでしょうか?

佐藤メバル

佐藤メバル

中小企業なら決める人が社長だから、即断即決が期待できるという理屈だね。移動なしで全国を回れるオンライン面談と組み合わせれば、数も稼げる。

この本は発掘、テレアポ、面談準備、本番、クロージング、リピートと紹介までを一続きで扱っている。

橘ナナミ

橘ナナミ

「レコーディング機能で安心」という項目も目を引きました。

佐藤メバル

佐藤メバル

録画しておけば、自分の話し方を見返せるし、同席できない人にも共有できる。30分という短い枠で何を話すかを決め切るから、準備の質がそのまま結果になる。

商談の長さより密度で勝つ発想の本だよ。

インサイドセールス 訪問に頼らず、売上を伸ばす営業組織の強化ガイド
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インサイドセールス 訪問に頼らず、売上を伸ばす営業組織の強化ガイド

茂野明彦 著|翔泳社

¥1,731(税込)

3.5

セールスフォースとビズリーチのインサイドセールス部門を成長させた立役者が、立ち上げから運用までの知識とメソッドをまとめた強化ガイド。インサイドセールスとテレアポの違い、種類と役割といった基礎から、立ち上げ方法、オンライン商談のテクニック、チームマネジメント、他部門との連携までを行動レベルに落とす。導入企業へのインタビューも収録し、体系を一通り押さえられる。

こんな人におすすめ

インサイドセールス部門の立ち上げを任された経営層とチームリーダー。非対面で成約させる指標を知りたい担当者。転職を考えて実務の全体像を掴みたい人にも向く。

良い点

  • 立ち上げと運用を一冊で
  • 指標の考え方に触れる
  • 導入企業の声を収録

気になる点

  • BtoB前提の内容
  • 読み通すには厚め
  • 運用初期は情報過多

出版社

翔泳社

発売日

2020年12月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

インサイドセールスって、テレアポと何が違うんですか? 名前だけ聞くと同じに見えてしまうんですが。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこはこの本が最初に整理しているところだね。電話をかけること自体が目的ではなく、購買意欲の高い相手を見極めて商談につなぐ役割として設計されている。だから指標も動き方も変わってくる。

橘ナナミ

橘ナナミ

立ち上げの話が厚いのも、そういう理由なんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。セールスフォースとビズリーチで部隊を作り上げた人が書いているから、採用、KPI、テクニック、マネジメント、他部門との連携まで一続きで語られる。

導入企業へのインタビューも入っていて、自社に合う形を選ぶための材料が揃う一冊だよ。

インサイドセールス 実践の教科書 立ち上げから組織づくり、事業成長まで
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インサイドセールス 実践の教科書 立ち上げから組織づくり、事業成長まで

栗原康太 著|翔泳社

¥2,200(税込)

3.5

インサイドセールスに10年以上携わってきた著者陣が、顧客を見つけ、管理・分析し、関係性を築く方法を惜しみなく紹介する実践の教科書。立ち上げ期、成長期、拡大期、成熟期という組織の成長フェーズごとに現場ノウハウを分け、図解を多用しながら整理する。実践企業8社の事例を収録し、組織の段階に応じてどこを読むかを選べる構成が使いやすい。

こんな人におすすめ

インサイドセールスをこれから立ち上げる担当者と、営業力強化に取り組む責任者。組織のフェーズに合った打ち手を選びたいリーダー。事業再生や新規事業の担当者にも向く。

良い点

  • 成長フェーズ別に整理
  • 8社の事例を収録
  • 図解が多く読みやすい

気になる点

  • 分量が多く重い
  • 立ち上げ前には過剰
  • 自社用の取捨選択が必要

出版社

翔泳社

発売日

2024年12月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

さっきの本と似たタイトルですが、こちらの方がページ数が多いですね。何が違うんでしょう?

佐藤メバル

佐藤メバル

こちらは組織の成長段階で章を分けているのが特徴だね。立ち上げ期、成長期、拡大期、成熟期と、いまの自分たちがどの段階かを確かめながら読める。

逆にいきなり全部を真似すると、段階を飛ばして失敗するよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

8社の事例が載っているのも、自社に近いものを探せそうですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこが実践の教科書と呼ばれる所以だよ。図解が多いから、読み込むというより参照する使い方に向く。巻末には組織フェーズ別のチェックリストと用語解説も付いている。

必要な章から開くのが現実的な読み方だね。

インサイドセールススペシャリスト教本: インサイドセールスを始める上でおさえておくべき基礎から応用まで (MyISBN - デザインエッグ社)
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インサイドセールススペシャリスト教本: インサイドセールスを始める上でおさえておくべき基礎から応用まで (MyISBN - デザインエッグ社)

ベルフェイス株式会社 著|デザインエッグ社

¥2,080(税込)

3.5

日本の時間当たり労働生産性が主要先進国で最下位に留まるという問題意識から、働き方改革を実現しながら生産性を高める切り札としてインサイドセールスを位置づける教本。800社以上のインサイドセールス立ち上げに携わった経験を基に、成功への最短ルートを示すとしている。実態が単なるテレアポで終わってしまうケースや、基礎的な情報不足で失敗する例への問題提起も含む。

こんな人におすすめ

インサイドセールスを初めて学ぶ担当者と、導入を検討し始めた経営層。短時間で全体像を掴みたい人。用語と位置づけを揃えてから現場に入りたい新人にも向く。

良い点

  • 薄く全体像が掴める
  • 立ち上げ経験の蓄積が背景
  • 問題提起が明確

気になる点

  • 詳細な実務手順は少ない
  • 事例の記述は限られる
  • 物足りなさは残る

出版社

デザインエッグ社

発売日

2018年12月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

96ページと薄めですけど、それで全体像が掴めるものなんでしょうか?

佐藤メバル

佐藤メバル

厚みより密度で選ぶ本だね。800社以上の立ち上げに携わった経験から、成功への最短ルートを示すという目的がはっきりしている。

日本の生産性が主要先進国で最下位という問題提起から入り、インサイドセールスを働き方改革の切り札として位置づける。

橘ナナミ

橘ナナミ

単なるテレアポで終わってしまうケースが多い、という指摘も気になります。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこが著者たちの問題意識なんだろうね。基礎から応用までを一冊で眺められるから、導入前に全体像を揃える用途に向く。

細かい手順は別の本で補う前提で、最初の地図として使うのがいいと思うよ。

デジタルインサイドセールス――最新テクノロジーによる法人営業改革の実践
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デジタルインサイドセールス――最新テクノロジーによる法人営業改革の実践

吉田融正 著|ダイヤモンド社

¥1,650(税込)

3.5

就業人口が激減する中でインサイドセールスの導入が加速するという見立てから、法人営業をより強靭にする最新テクノロジーの活用法までを扱う一冊。導入のノウハウとデジタル活用を一冊でつなぐところが、組織論中心の類書との違いだ。営業プロセスの一端を担わせることで効率と効果を同時に狙う考え方を、実践的にまとめている。

こんな人におすすめ

インサイドセールスにツール導入を絡めて検討している企画担当者と経営層。人手を増やさず営業を強くしたいマネージャー。デジタル活用の勘所を掴みたい現場の担当者にも向く。

良い点

  • 導入とデジタル活用をつなぐ
  • 経営視点と実務の橋渡し
  • コンパクトにまとまる

気になる点

  • ツールの詳細は薄い
  • 現場手順は限られる
  • 前提知識が要る箇所あり

出版社

ダイヤモンド社

発売日

2017年12月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「デジタル」がつくと、ツールの解説本という印象になるんですが、そうなんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

操作説明ではないんだ。就業人口が減っていく中で、営業プロセスの一部をインサイドセールスに担わせて、効率と効果を同時に上げるという考え方が土台にある。

そのうえで、法人営業を強くする最新テクノロジーの使い方まで踏み込む。

橘ナナミ

橘ナナミ

導入のノウハウとテクノロジーの話が一冊に入っているのは、確かに珍しいですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこが持ち味だよ。組織論だけの本だと「で、何を使うのか」が抜けがちだし、ツールの本だと戦略が抜ける。

この本はその間をつなぐ。仕組みとして定着させる視点が欲しい人に向くと思う。

インサイドセールス 究極の営業術<第1巻>―――協創と自律性の高いこれからのインサイドセールス
20

インサイドセールス 究極の営業術<第1巻>―――協創と自律性の高いこれからのインサイドセールス

水嶋玲以仁 著|ダイヤモンド・ビジネス企画

3.5

グーグル、デル、マイクロソフトなど世界有数の外資系企業で20年間活躍した著者が、インサイドセールスの最新かつベストな手法をまとめた一冊。セールスフォースやマルケトなど最前線の企業の事例も網羅し、理論と実践の両方をカバーする。同じ著者の入門書が全体像の地図だとすれば、こちらは個別の手法と事例を厚く積んだ位置づけで、読み比べると理解が深まる。

こんな人におすすめ

インサイドセールスの実践手法を一段深く知りたい担当者とリーダー。先進企業の事例を自社の設計に参照したい企画担当者。入門書を読んで物足りなかった人にも向く。

良い点

  • 20年の外資経験が背景
  • 先進企業の事例を網羅
  • 理論と実践の両方を扱う

気になる点

  • 入門には情報量が多い
  • 第1巻のため続き前提
  • 既刊の再配信版がある

出版社

ダイヤモンド・ビジネス企画

発売日

2025年11月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「究極」に「第1巻」がついているのが気になります。シリーズの入り口なんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そう捉えていいと思う。著者はグーグル、デル、マイクロソフトなどで20年間活躍した人で、理論と実践の両方を一冊に詰めている。

セールスフォースやマルケトなど、最前線にいる企業の事例も入っているから、実務の解像度が高いんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

同じ著者のリモート営業の入門書もありましたよね。順番としてはどちらから読めばいいですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

地図が欲しいなら入門書、手法と事例を厚く積みたいならこちら、という選び方かな。ただ、この本は以前に配信されていた同名作品の再配信版と明記されているので、すでに持っている人は確認してからにしたほうがいいよ。

インサイドセールス構築88+のメソッド: 営業力を最大化 分業と連携のプロセスへ進化
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インサイドセールス構築88+のメソッド: 営業力を最大化 分業と連携のプロセスへ進化

竹口勝二 著|Independently published

¥1,650(税込)

3.5

インサイドセールス構築の目的を営業力の最大化と定め、そのために分業と連携の営業プロセスへ進化させること、顧客関係を強化して顧客価値を高めること、独自のコンタクト手法を学ぶことを柱に据える。88を超えるメソッドという形で項目を積み上げ、責任者、企画部門、現場の担当者それぞれの使い方を想定する。架電の口調を捉えた手法など、細部の解像度が高い。

こんな人におすすめ

連続して売上目標を達成したい営業責任者と経営層。営業生産性の仕組みを企画している企画部門や社内改革派。個人として顧客対応スキルを高めたい向上心のある人にも向く。

良い点

  • 88超の項目で網羅的
  • 分業と連携に焦点
  • 読者別の使い方を提示

気になる点

  • 項目が多く散らばりやすい
  • 体系より実践寄り
  • 事例の記述は控えめ

出版社

Independently published

発売日

2025年10月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「88+」って見たことのない表記で、思わず二度見しました。これは何の数なんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

メソッドの数だね。分業と連携のプロセスへ進化させるという目的に向けて、これだけの手立てを並べている。

架電の口調を捉えた独自のコンタクト手法まで含まれていて、細かいところまで踏み込んでいるのが持ち味だよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

想定読者に責任者と企画部門と個人が並んでいるのも、幅広いですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

それぞれの立場で使う場所が違うという前提なんだろうね。だから通読するより、自分の役割の項目を拾って試すほうが現実的だよ。

ただ項目が多い分、全体の体系を掴むには別の本を併用したほうが早いかもしれない。

最高の成果を出し続けるインサイドセールス組織の作り方
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最高の成果を出し続けるインサイドセールス組織の作り方

BALES編集部 著|クロスメディア・パブリッシング(インプレス)

3.5

最高の成果を出し続けるインサイドセールス組織の特徴を13の要素に分解し、自社のレベルに合った取り組みがわかるようにした一冊。戦略、オペレーション、人材マネジメントの各領域を、パーパス、機能と役割、KPI、業務フロー、ツール活用、ナレッジ共有、他部署連携、体制、スキル、カルチャー、育成、評価、キャリアという項目で整理する。組織フェーズ別チェックリストと用語解説も付く。

こんな人におすすめ

インサイドセールス組織の立ち上げを考えている経営者と、さらに成果を伸ばしたい責任者。自社のいまのレベルを測りたいマネージャー。キャリアアップを目指すビジネスパーソンにも向く。

良い点

  • 13要素で整理されている
  • 組織レベルを測れる
  • チェックリストと用語解説付き

気になる点

  • 現場の即効テクは少ない
  • 組織導入が前提
  • 複数人での分担が現実的

出版社

クロスメディア・パブリッシング(インプレス)

発売日

2023年9月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

組織の本って、うちにはまだ早い気もするんですが、そうでもないんでしょうか?

佐藤メバル

佐藤メバル

立ち上げ前こそ読む価値があると思う。成果を出し続ける組織の特徴を13の要素に分解して、いま自社がどのレベルにあるかを測れるようにしている。

パーパスから評価、キャリアまで、順番に整えていく設計図だね。

橘ナナミ

橘ナナミ

オムロンや京セラ、リクルート、ラクスルといった名前が挙がっているのも、説得力があります。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、そうした企業を多数支援してきた編集部が書いているから、抽象論で終わりにくい。巻末に組織フェーズ別のチェックリストと用語解説が付いているのも親切だよ。

責任者が一人で抱えず、チームで分担して読むのが合っていると思う。

インサイドセールス3.0 共創クリエイター (Never Note)
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インサイドセールス3.0 共創クリエイター (Never Note)

竹口勝二 著|Independently published

¥1,980(税込)

3.5

AIを積極的に活用し、人にしかできない価値提供を共に創る「AIと人の共創」によって顧客価値を最大化させる、インサイドセールス3.0という新しい概念を提唱する一冊。マーケティング、マネジメント、顧客関係強化の3つを柱に、受注から逆算したリード戦略、データの読み解きとチームのエンゲージメント、テクノロジーが進むからこそ重要になる信頼の築き方を体系化する。

こんな人におすすめ

部門の立ち上げや立て直しを任されたマネージャー。AI導入の現場イメージが湧かない経営層。日々の架電に疲弊し、次のキャリアを模索しているプレイヤーにも手に取ってほしい。

良い点

  • AI活用を前提に置く
  • 3つの柱で整理されている
  • キャリアの問いにも触れる

気になる点

  • 概念が先行する面がある
  • 具体的な運用例は限られる
  • 前提知識が要る

出版社

Independently published

発売日

2026年1月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「共創クリエイター」という副題が独特で、営業の本らしくないなと思いました。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこがこの本の狙いで、AIを導入して人を減らす話ではなく、AIと人が共に創るという方向を打ち出している。

だから顧客価値の最大化が中心にあって、マーケティング、マネジメント、顧客関係強化の3つを柱に組み立てているんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

日々の架電に疲れている人のキャリアの話まで入っているんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、そこが他の組織論と違うところ。データの読み解き方やチームのエンゲージメント、そしてテクノロジーが進むほど重要になる信頼の築き方まで扱う。

概念が先に立つ面はあるけれど、これからの方向を考えたい人には刺激になると思うよ。

THE MODEL(MarkeZine BOOKS) マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセス
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THE MODEL(MarkeZine BOOKS) マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセス

福田康隆 著|翔泳社

¥1,980(税込)

3.5

「営業が顧客に初めて接触するとき、すでに商談プロセスの半分以上は終わっている」という認識から、マーケティング、インサイドセールス、営業、カスタマーサクセスという4部門の分業を、共業へ進める道を示す一冊。日米のオラクルやセールスフォース、マルケトで変革を実践してきた著者が、SFAやマーケティングオートメーションの運用、移行判定基準、高精度なフォーキャストまでを具体的に扱う。

こんな人におすすめ

BtoBの営業プロセスを部門横断で組み直したい経営層と責任者。マーケティングと営業の分断に悩む企画担当者。SFAやMAの運用を見直したい情報システム担当にも向く。

良い点

  • 4部門を横断して整理
  • 指標と運用まで踏み込む
  • 実践的なプレイブック

気になる点

  • 前提となる知識が多い
  • 分量が多く重い
  • 組織規模が小さいと過剰

出版社

翔泳社

発売日

2019年1月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「共業」って造語ですよね。分業ではなく共業にする、というのはどういうことなんでしょう?

佐藤メバル

佐藤メバル

部門ごとに仕事を切って渡すだけでは、顧客が途中で置き去りになる。だからマーケティング、インサイドセールス、営業、カスタマーサクセスが同じプロセスを共有するという考え方なんだ。

著者は日米のオラクルやセールスフォース、マルケトで変革を実践してきた人だよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

顧客が接触する前に商談の半分が終わっている、という一文も印象的でした。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこが出発点だね。だから情報発信の設計から商談の移行判定、フォーキャストまでが一続きになる。厚い本だけれど、理論と実践の両方を載せたプレイブックとして、部門をまたぐ立場の人が読む価値は大きいと思う。

商談フェーズ別の割り当てと、読む順番ロードマップ

橘ナナミ

橘ナナミ

フェーズごとに本を分けると、どうなりますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

初回は「会わずに信頼の入口を作る」段階だから、『すぐに成果が出るリモート営業【事前準備編】』で接続環境や見え方、ビデオのオン・オフの考え方を固める。提案では『リモートでも結果の出る質問型営業』のように、顔・声・反応の表現を鍛える。クロージングは『30分の面談だけで売上140%達成! 社長ダイレクトZoom営業』のクロージング篇が具体的だ。

橘ナナミ

橘ナナミ

読む順番も知りたいです。

佐藤メバル

佐藤メバル

入門→実践→組織の3段階で考えよう。1冊目は『リモート営業入門』でプロセスの全体像、2冊目は『リモート営業の極意』のような実践テクニック、3冊目に『インサイドセールス』や『最高の成果を出し続けるインサイドセールス組織の作り方』で仕組みに進む。順番を飛ばすと、テクニックだけが浮いてしまう。

橘ナナミ

橘ナナミ

対面営業の名著って、リモートでも役に立ちますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

役に立つ。ただし読み替えが要る。相手の表情が画面に収まらないぶん、確認は「沈黙を待つ」ではなく「問いを重ねる」に置き換える。雑談は長く取れないから、事前に調べた話題を一つ用意しておく——『非対面営業の教科書』の「アイスブレイク・トピックス」がまさにそれだ。

商材タイプ別の適合と、学習フォーマットの使い分け

橘ナナミ

橘ナナミ

商材別の適合表があると助かります。

佐藤メバル

佐藤メバル

BtoBのSaaSは『THE MODEL』と『デジタルインサイドセールス』、無形商材は『オンライン営業の新常識』、有形商材は『リモート営業の極意』や『テレワーク・オンライン時代の営業術』。個人向けは対面前提の本が多いから、オンライン化の部分だけ『Zoom営業の教科書』で補うといい。主語が自社なのか顧客なのかで選ぶと外さないよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

電子書籍や要約サービスは、どう使い分けますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

要約は「次に読む本を選ぶ」のに向く。でも手順や型は要約では残らない。『インサイドセールス 実践の教科書』のように図解が多い本は電子で拡大しながら眺めるのが向いているし、図解や漫画形式の本は最初の入口にいい。骨格になる1冊だけ紙で手元に置いて、残りは要約で広げるのが現実的だ。

挫折しない読書設計と、失敗しないための注意点

橘ナナミ

橘ナナミ

私、すぐ積読しちゃうんです……。

佐藤メバル

佐藤メバル

なら読む前に「今週の商談1件」を決めて、その案件と照らして読むといい。『テレワークでも売れる新しい営業様式』は商談時間の管理や報連相の設計まで踏み込んでいるから、読んだ分を日々の記録に落としやすい。

橘ナナミ

橘ナナミ

失敗しやすいパターンってありますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

三つある。一つ目はツール本から入って「売れない型」を覚えてしまうこと。二つ目は自社の分業体制を無視してインサイドセールスの本をそのまま真似すること。三つ目は、思想を語る本を現場の手順書として使うこと。ノウハウ本は明日の行動が変わるか、思想本は判断基準が変わるか。どちらを今必要としているかを先に決めてほしい。

よくある質問

リモート営業の本はどれから読めばいいですか?

橘ナナミ

橘ナナミ

リモート営業の本はどれから読めばいいですかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

まずは『リモート営業入門』から始めるのがおすすめです。顧客の興味付けからキーパーソンとの対話、クロージングまでの流れをコンパクトに把握できるので、その後に実践テクニックの本、組織づくりの本へと進むと迷いません。土台になる1冊を先に決めるのがコツです。

リモート営業とインサイドセールスの本は何が違いますか?

橘ナナミ

橘ナナミ

リモート営業とインサイドセールスの本は何が違いますかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

リモート営業の本は、非対面でどう商談を組み立てるかというプロセスや会話術が中心です。一方インサイドセールスは、マーケティングや営業、カスタマーサクセスとの分業・連携まで含めた組織設計の話になります。個人の技術か、仕組みかで選び分けるといいですよ。

対面営業の名著はリモート営業にも役立ちますか?

橘ナナミ

橘ナナミ

対面営業の名著はリモート営業にも役立ちますかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

役立ちます。ただし読み替えが必要です。表情が画面に収まらないぶん、確認は「沈黙を待つ」から「問いを重ねる」へ、雑談は事前に調べた話題を一つ用意する形へ置き換える。ヒアリングの設計や提案の組み立て方は、そのまま使えます。

営業初心者・新人におすすめのリモート営業本は?

橘ナナミ

橘ナナミ

営業初心者・新人におすすめのリモート営業本はについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

『非対面営業の教科書』が向いています。顧客データの収集・活用、アクションプランの作成、その公開という3つの習慣に絞られているので、何から手をつければいいかが明確になります。明日の行動が決まる構成なのが新人にはありがたいところです。

営業マネージャー・管理職向けのおすすめは?

橘ナナミ

橘ナナミ

営業マネージャー・管理職向けのおすすめはについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

『無敗営業 チーム戦略』や『最高の成果を出し続けるインサイドセールス組織の作り方』が候補になります。前者はオンライン商談の勝ちパターンづくり、後者は戦略・オペレーション・人材マネジメントを要素ごとに整理しているので、自社の現在地に合わせて読めます。

古い本でもリモート営業の参考になりますか?最新版は必要?

橘ナナミ

橘ナナミ

古い本でもリモート営業の参考になりますか?最新版は必要について教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

内容によります。商談の進め方や信頼構築の考え方は古くても通用しますが、ツールの使い方や前提は変化が早いので、刷りや改訂の有無を確認しておくと安心です。ハイブリッド前提で書かれた本を一冊混ぜておくと、認識のズレを防げます。

電子書籍と紙の本、リモート営業の学習にはどちらが向いていますか?

橘ナナミ

橘ナナミ

電子書籍と紙の本、リモート営業の学習にはどちらが向いていますかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

手順や型を覚えるなら書き込みできる紙、商談の合間に見返すなら電子が便利です。図解の多い本は電子で拡大しながら読むと理解が早く、動画付きの本は表現のトレーニングに向いています。用途で分けるのがいちばん現実的です。

リモート営業の本は何冊くらい読めば実践できるようになりますか?

橘ナナミ

橘ナナミ

リモート営業の本は何冊くらい読めば実践できるようになりますかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

冊数より順番です。プロセスの全体像をつかむ1冊、会話や提案を鍛える1冊、仕組みを考える1冊。この3冊を、いま担当している商談と照らしながら読めば、実践に移せる土台ができます。読んで終わりにせず、記録に落とすことが大切です。

まとめ

橘ナナミ

橘ナナミ

今日いちばん驚いたのは、「ツールの本」と「プロセスの本」が同じ棚に混ざっているという話でした。

佐藤メバル

佐藤メバル

棚はいつもそうだ。同じテーマでも、読む人の立ち位置が違うからね。

橘ナナミ

橘ナナミ

私だったら、まず『リモート営業入門』を読んで、自分の商談を録画で見返すところから始めます。

佐藤メバル

佐藤メバル

いい順番だ。録画を見ると、自分がどこで早口になったか、相手がどこで黙ったかが分かる。そこに本の答えが重なってくる。

橘ナナミ

橘ナナミ

画面に映らない準備の差が、映像には映る……なんだか不思議です。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。リモート営業の本は、画面には映らない自分の「背景」を作ってくれるんだよ。バーチャル背景を凝るより、何を話すかを整える。それがいちばん強い。

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Editorial Team

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