トップ営業マンの営業術が学べる本のおすすめ人気ランキング25選【2026年版】

監修

佐藤メバル

佐藤メバル

@shelfy_mebaru

編集長。あらゆるジャンルの本を年間数百冊読み込む本のプロ。投資・経営から小説・実用書・絵本まで、良書と読者の相性を見抜く。

橘ナナミ

橘ナナミ

@medias_nanami

編集部の新人インターン。22歳の大学院生で、メディア論を研究中。「それ気になります!」が口癖の天然キャラ。読者の素朴な疑問を代弁する役割で、各メディアの専門家にいろんなジャンルの素朴な質問をぶつけていく。

最終更新: 2026年10月

橘ナナミ

橘ナナミ

佐藤さん、今回のテーマは「トップ営業マン」ですよね。でも書店のビジネス書コーナーは営業本だけで棚が埋まっていて、どれから読めばいいのか分からなくなります。「すごい人の体験談」を読んで終わり、になりそうで……。

佐藤メバル

佐藤メバル

いい質問だね。営業本は大きく二つある。本人の成功ストーリーを追う「紀行文」と、再現できる形に整理した「地図」だ。『コカ・コーラを日本一売った男の学びの営業日誌』は、四国のボトリング社に入り、高知営業所のルートセールスからセールス日本一になり、日本コカ・コーラ社への出向を果たした人の学びを日誌形式で追う。一方『営業の科学』は、営業1万人・お客様1万人の計2万人調査と、12年間で4万人を指導した経験から「営業の急所」をデータで示す本だ。同じ営業本でも役割がまったく違う。

橘ナナミ

橘ナナミ

地図と紀行文……。じゃあ、自分が今どこに立っているかを知らないと、どちらを手に取っても迷子になりそうですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。だから本を並べる前に選び方の軸を決めよう。経験年数と役割、解決したい課題、扱う商材と顧客、著者の実務データ、読書の形式と使える時間、刊行の新しさ。この6つで絞れば、たいてい2〜3冊に落ちる。順番を逆にすると、読んだ冊数だけが増えて商談が変わらない、という一番もったいない読み方になるよ。

トップ営業マンの営業術が学べる本の選び方

経験年数・役割で選ぶ

橘ナナミ

橘ナナミ

未経験なら、やっぱり1年目の本からですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

その前提でいいと思う。ただ中身の設計は違う。『トップセールスが使いこなす! "基本にして最高の営業術"総まとめ 営業1年目の教科書』は、15,000人以上の営業職を指導し大学でも営業の授業を教えてきた菊原智明さんが、73の基本を105点のイラストで並べた本。トヨタホームで7年間どん底だった時代を経て4年連続トップ営業になった人が「基本を見直した」という筋立てで、2時間ほどで読み切れる設計も最初の一冊に向いている。文字が重い日は『絵でわかる配属1年目でも目標達成できる営業の教科書』や『マンガで学ぶ! 営業の超基本』から入ってもいい。感覚でやっていた部分を言語化する段階なら『無敗営業 「3つの質問」と「4つの力」』、トップや管理職なら、5つのステップと専用シートで個人とチームを同時に設計する『契約ゼロからトップ営業マンに変わる 最速達成マニュアル』が刺さる。

解決したい課題で選ぶ

橘ナナミ

橘ナナミ

課題別だと、何で分ければいいですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

商談のどの工程で詰まっているか、だね。新規開拓なら、成果ゼロから月一千万の利益を生んだ著者がアポ取りから「詰め直し電話」までを公開する『3分だけ会う時間を僕にください』。法人向けのリスト設計から入るなら、リスト選定・アプローチ・戦略的雑談・ニーズ喚起・提案・成約・紹介までをプロセスで並べた『営業 野村證券伝説の営業マンの「仮説思考」とノウハウのすべて』。ヒアリングが苦手なら、SPINの4つの質問と3つの説明を扱う『営業の「聴く技術」』で「聞く・聴く・訊く」の使い分けに触れてほしい。反論処理や値引きなら同じ加賀田裕之さんの『営業は台本が9割』と『成約率80%!トップセールスの「価値観営業」メソッド』。前者は購買心理に基づく脚本の作り方、後者は価値観に寄り添う18のフレームワークと12のワークシートで手を動かす構成だ。値引き圧力を外す具体策は『営業の科学』の「とにかく安くの仮面」の章にある。既存客を耕すなら、積水ハウス時代に営業歴13年で住宅428棟を販売した丸山景右さんの『紹介営業の流儀』だね。

扱う商材・顧客で選ぶ

橘ナナミ

橘ナナミ

商材によって合う本も変わるんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

かなり変わる。法人向け・高単価・決裁者が複数いる商材なら『ハーバード・ビジネス・レビュー 営業論文ベスト11 営業の教科書』。ビッグデータを使うマイクロマーケティングやインサイト営業を実例で論じている。個人向けで商談の回転が速いなら、商談前の雑談を設計する『トップセールスマンの超雑談術』や、身だしなみから紹介まで34のルールで刻んだ『営業マンはお客さまを選びなさい』。保険・金融のように検討期間が長い商材なら、プルデンシャル生命で個人・チームともに全国ナンバーワンとなり、MDRT終身会員、その6倍の基準にあたるTOTにも輝いた小林一光さんの『世界最高位のトップセールスマンが教える 営業でいちばん大切なこと』が、富裕層マーケティングと紹介の作り方を示してくれる。

著者の実務データと再現性で選ぶ

橘ナナミ

橘ナナミ

すごい実績の人ほど、自分には再現できない気がしてしまいます。

佐藤メバル

佐藤メバル

だから数字を分解して見る。「何人を指導したか」「どんな調査か」「どの商材か」の3つだ。『無敗営業』は3万人以上へのコンサルティングと研修、『質問型営業でトップセールスになる絶対法則』は3万5000人の指導と、世界84か国2500の代理店の中で世界大賞を獲った経験が土台。『営業の鬼100則』は30年にわたりプレイヤーとマネジャーを貫き、数千人のデータから鉄則を編み出したとされる。ただ、これらの数字は信頼の目安であって、あなたの商材での再現性を保証するものではない。指導対象が個人向けか法人向けか、短期商談か長期商談かまで確かめてほしい。成功事例しか載っていない本や「信頼が大事」で終わる抽象度の高い本は身構えて読む。逆に『営業脳のつくり方』のように「営業とはセンスではなく設計である」と立場を明示し、話す前の思考構造まで踏み込む本は、再現性の議論がしやすい。

読書形式と使える時間で選ぶ

橘ナナミ

橘ナナミ

ページ数も気になります。『営業の科学』は432ページと聞くと腰が引けます。

佐藤メバル

佐藤メバル

用途で分けよう。じっくり読み込む一冊を持つなら厚い本、全体像を先につかむなら文字の少ない設計の本。『絵でわかる配属1年目でも目標達成できる営業の教科書』は、できるだけ文字を少なくしたセールスの本として作られ、ONLINE営業の章まである。移動が多い人は、要約や音声で骨格をつかんでから必要な章だけ活字に戻る読み方もいい。ただし要約は具体例と数字が落ちるから、台本やトークの細部は必ず原書で確認すること。

刊行の新しさと改訂で選ぶ

橘ナナミ

橘ナナミ

新しい本と、昔からある本はどちらを優先すべきですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

テーマで決まる。AIやSalesTech、データドリブン営業、インサイドセールスの話は更新が速いので新しい本を。質問、傾聴、信頼の築き方、紹介の作り方といった普遍スキルは、古い本でも色褪せない。『営業の「聴く技術」』のSPINしかり、『営業は台本が9割』の購買心理の型しかりだね。読むときは前提が変わっていないかを疑うこと。テレアポ中心の手順は、オンライン商談が当たり前の現場では温度差が出る。私も書店員時代、古い営業本の通りに動いて空振りしたことがある。だから「この手順のうち今も使えるのはどこか」と仕分けしながら読む。本は台本ではなく判断材料だと思っている。

トップ営業マンの営業術が学べる本をひと目で比較

橘ナナミ

橘ナナミ

えっ、25冊もあるんですか!?まずどう見ればいいんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

焦らず焦らず(笑)。まずはこの一覧で全体像を眺めてみよう。価格・著者・対象読者をまとめて見られるから、自分に近そうなのが分かるはず

#画像名称おすすめ対象価格一言
1
営業の科学 セールスにはびこるムダな努力・根拠なき指導を一掃する
営業の科学 セールスにはびこるムダな努力・根拠なき指導を一掃する数字や根拠がないと納得できないタイプの営業パーソンに向きます。努力量は増やしているのに受注が伸びないと感じている中堅や、感覚頼みの指導に疑問を持つマネージャーが、チームの営業活動を見直す材料としても使えます。¥2,420努力の急所をデータで解く
2
無敗営業 「3つの質問」と「4つの力」
無敗営業 「3つの質問」と「4つの力」提案型・コンペ型の商談が多く、あと一歩で競合に持っていかれる場面を減らしたい人に向きます。ルート型・アカウント型という営業モデル別の章もあるので、自分の商売の型に合わせて読み替えたい中堅からリーダーまで役立ちます。¥1,760接戦を制する質問と4つの力
3
営業は台本が9割
営業は台本が9割商談のたびに話す順番が変わってしまう人や、断られたときの切り返しを毎回その場で考えるのに疲れている人に向きます。新規の個人客が多い商売や、教育・研修の設計にも応用しやすい内容です。¥1,650台本づくりで迷いを消す一冊
4
営業の鬼100則 (アスカビジネス)
営業の鬼100則 (アスカビジネス)お客様の前でどうしても腰が低くなりすぎてしまうと感じている人や、習慣と心構えをまとめて点検したい中堅に向きます。「能力にマインドが伴えば鬼に金棒」という考え方に共感するなら、手元に置いて繰り返し開く使い方が合います。¥1,000媚びない営業の鉄則100
5
世界最高位のトップセールスマンが教える 営業でいちばん大切なこと
世界最高位のトップセールスマンが教える 営業でいちばん大切なこと新規開拓の打ち手が紹介や口コミに偏っている人や、生命保険・金融・高単価商材のように信頼がものを言う商売をしている人に向きます。富裕層という顧客層の捉え方を知りたい経営者や個人事業主にも参考になります。-紹介と富裕層の極意

トップ営業マンの営業術が学べる本のおすすめ人気ランキング

橘ナナミ

橘ナナミ

一覧だけだとピンと来ないので...1冊ずつ詳しく教えてください!

佐藤メバル

佐藤メバル

よし、それじゃあ1位から順に1冊ずつ解説していこう。各冊どんな人に向いてるかも合わせて話すから、自分に合いそうなのを見つけてほしい

営業の科学 セールスにはびこるムダな努力・根拠なき指導を一掃する
1

営業の科学 セールスにはびこるムダな努力・根拠なき指導を一掃する

高橋浩一 著|かんき出版

¥2,420(税込)

4.8

「がんばっているのに売れない」という悩みに、根性論ではなくデータで答える一冊です。営業1万人とお客様1万人、合わせて2万人の調査をもとに、12年間で4万人の営業を指導してきた著者が「急所」を体系化しました。鍵になるのが「ガンバリズムの罠」と「購買者の仮面」という考え方で、「はぐらかし」「忙しさ」「いきなり」「とにかく安く」「検討します」といった仮面ごとに外し方を章立てで解説しています。体験談型の営業本とは違い、結論だけでなく調査データを抜粋して根拠を示す構成が特徴です。

こんな人におすすめ

数字や根拠がないと納得できないタイプの営業パーソンに向きます。努力量は増やしているのに受注が伸びないと感じている中堅や、感覚頼みの指導に疑問を持つマネージャーが、チームの営業活動を見直す材料としても使えます。

良い点

  • 2万人調査という根拠の厚さ
  • 仮面ごとに章立てされた実践性
  • 指導者にも使える体系化された内容

気になる点

  • 432ページと分量が多い
  • データ記述中心で物語性は薄い
  • 実践には手を動かす前提が必要

出版社

かんき出版

発売日

2024年4月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「営業の科学」って、タイトルからしてちょっと硬そうですね。営業本なのに科学、というのはどういう意味なんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

いい質問だね。ふつうの営業本は「私はこうやって売れるようになった」という体験談が中心です。でもこの本は、営業1万人とお客様1万人、合計2万人への調査をもとに、売れる営業のメカニズムをデータで裏づけている。

著者は12年間で4万人の営業を指導してきた人で、精神論ではなく「急所」を押さえる武器を体系化しています。

橘ナナミ

橘ナナミ

「急所」って、つまりどこを狙えばいいんですか? なんとなく気合いと回数みたいな話かと思ってました。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこが面白いところで、著者は急所を「購買者の仮面の裏にある素顔=本音」だと定義しています。お客様は「はぐらかし」「忙しさ」「とにかく安く」「検討します」といった仮面をつけていて、それに振り回されると努力が空回りする。

各仮面の外し方が章ごとに整理されていて、たとえば「検討します」には助け舟の出し方が鍵になる。表面的なセリフではなく裏の本音を捉える、という視点が一貫しています。

無敗営業 「3つの質問」と「4つの力」
2

無敗営業 「3つの質問」と「4つの力」

高橋浩一 著|日経BP

¥1,760(税込)

4.7

同じ著者による一冊ですが、こちらは「接戦」に焦点を絞った内容です。東大卒で外資系戦略コンサルを経て25歳で起業し、3万人以上を指導してきた著者自身が「コンペで8年無敗」だったときのノウハウを公開しています。柱は2つ。営業とお客様の情報ギャップを埋める「接戦を制する3つの質問」と、ズレを解消する「質問力・価値訴求力・提案ロジック構築力・提案行動力」という4つの力です。「営業を科学する」をモットーに、勘や経験に頼らず再現性を重視している点が姉妹本との違いです。

こんな人におすすめ

提案型・コンペ型の商談が多く、あと一歩で競合に持っていかれる場面を減らしたい人に向きます。ルート型・アカウント型という営業モデル別の章もあるので、自分の商売の型に合わせて読み替えたい中堅からリーダーまで役立ちます。

良い点

  • 接戦という切り口が具体的
  • 4つの力で再現性を重視
  • 営業モデル別の整理が実務的

気になる点

  • 前提となる用語が多い
  • 商談経験が浅いと実感しにくい
  • 前著と重なる部分がある

出版社

日経BP

発売日

2019年10月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

さっきの「営業の科学」と同じ著者なんですね。だったら内容も同じなのかなと思ったら、こっちは「無敗営業」……どう違うんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

著者は同じ高橋浩一さんだけど、狙いが違うんだよ。前の本が営業プロセス全体の「急所」を扱っているのに対して、こちらは接戦、つまり競合と最後まで競り合う場面に絞っている。

営業とお客様のあいだには情報ギャップがあって、そこからズレが生まれる。このズレを埋める「3つの質問」と、ズレを解消する「4つの力」が二本柱です。

橘ナナミ

橘ナナミ

「情報ギャップ」って、たとえばどんなものですか? こちらが知らないうちに負けてる、みたいな話でしょうか。

佐藤メバル

佐藤メバル

まさにそう。本書では案件を「楽勝・接戦・惨敗」に分けて、いざ接戦になったときの強さが営業力を左右すると説明しています。

接戦状況を問う質問、決定の場面を問う質問、裏にある背景を問う質問——この3つで、お客様が何を基準に、いつ、誰と決めるのかを引き出していく。

最凶のライバルは過去の「ガッカリ営業」だという指摘も、現場感があって印象的でした。

営業は台本が9割
3

営業は台本が9割

加賀田裕之 著|きずな出版

¥1,650(税込)

4.6

感覚で営業していませんか、という問いから始まる一冊です。購買心理に基づいて、お客様の「欲しい」を自然に引き出す商談の脚本を「営業台本」と名づけ、その作り方を体系化しています。見込み客の多くは台本のブラッシュアップで成約に近づくという考え方のもと、成約率を高める5ステップ、台本を作る3つのポイント、商品説明を組み立てる「FABECの公式」、選ばせるクロージングの5ステップ、反論解決の想定まで扱います。話術の暗記ではなく、事前に脚本を用意して臨む姿勢が核です。

こんな人におすすめ

商談のたびに話す順番が変わってしまう人や、断られたときの切り返しを毎回その場で考えるのに疲れている人に向きます。新規の個人客が多い商売や、教育・研修の設計にも応用しやすい内容です。

良い点

  • 台本という切り口が具体的
  • 成約までの手順が追いやすい
  • 反論の想定まで含む網羅性

気になる点

  • 暗記的に使うと不自然になる
  • BtoBの長期商談には物足りない
  • 台本作成の手間はかかる

出版社

きずな出版

発売日

2020年1月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「営業は台本が9割」……台本って聞くと、なんだか芝居じみていて、お客様に失礼じゃないかなと思ってしまうんですけど。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこは誤解されやすいところだね。この本でいう台本は、台詞を丸暗記して押しつけるものではない。購買心理に基づいて、お客様の「欲しい」を自然に引き出す商談の脚本のことです。

作り込むほど話に迷いが消えて、結果としてお客様の話を聞く余裕が生まれる。だから著者は、台本こそ誠実さにつながると考えているんですよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。じゃあ、最初から完璧な台本を作らないといけないんでしょうか。新人にはハードルが高そうです。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこも大丈夫。本書ではニーズの深掘りから、商品説明を整理する「FABECの公式」、選ばせるクロージングの5ステップ、そして反論解決の想定まで、順番に積み上げる形で示されています。

まずは自分の商談を一行ずつ書き出して、抜けているところを埋めていく。ブラッシュアップを重ねるほど成約に近づくという前提で書かれているので、最初から完成形を目指さなくていいんです。

営業の鬼100則 (アスカビジネス)
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営業の鬼100則 (アスカビジネス)

早川勝 著|明日香出版社

¥1,000(税込)

4.4

甘えを捨て、自分を律し、技を極める——という言葉から始まる、30年間トップクラスのプレイヤーとマネジャーを貫いた著者による営業原則集です。数千人のデータをもとに編み出された鉄則を100項目にまとめ、スキル、戦術、習慣、そして「鬼スピリッツ」の4つを網羅しています。「買ってください」とお願いするスタイルから卒業し、媚びではなく誇り高き自分を売る仕事として営業を捉え直すのが特徴です。100則という形式なので、通読よりも必要な項目を開いて使うタイプの一冊です。

こんな人におすすめ

お客様の前でどうしても腰が低くなりすぎてしまうと感じている人や、習慣と心構えをまとめて点検したい中堅に向きます。「能力にマインドが伴えば鬼に金棒」という考え方に共感するなら、手元に置いて繰り返し開く使い方が合います。

良い点

  • 100則で必要な項目を引ける
  • スキルと心構えの両方を扱う
  • 価格を抑えて試しやすい

気になる点

  • 語り口はかなりストイック
  • 網羅的で通読には根気が要る
  • 理論面の解説は控えめ

出版社

明日香出版社

発売日

2018年9月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「営業の鬼」って、ちょっと怖いタイトルですよね。根性論の本だったりしますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そこは安心していい。著者は30年間、業界トップクラスのプレイヤーとマネジャーを現場で貫いてきた人で、数千人のデータをもとに鉄則を編み出している。

根性を押しつけるのではなく、スキル、戦術、習慣、そして鬼スピリッツという4つの層で営業を点検しているんです。

橘ナナミ

橘ナナミ

鬼スピリッツ、というのは……やっぱり気合いのことですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

近いけど、もう少し矜持の話なんです。この本は「買ってください」とお願いするスタイルや、お客様の前でひたすらペコペコする営業から卒業しよう、と言い切ります。

営業は媚びを売る仕事ではなく、誇り高き自分を売る仕事なんだと。100則という形なので、頭から読むより、今の自分の課題に近い項目を開いて使うほうが馴染むと思います。

世界最高位のトップセールスマンが教える 営業でいちばん大切なこと
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世界最高位のトップセールスマンが教える 営業でいちばん大切なこと

小林一光 著|SBクリエイティブ

4.3

プルデンシャル生命で個人・チームともに全国ナンバーワンを達成し、世界の保険営業の頂点に与えられるTOTの称号にも輝いた著者による一冊です。入社5年目でエグゼクティブ・ライフプランナーに認定され、MDRTの基準も11年連続でクリアした終身会員。そんな人が「どうやってお客様を見つけたのか」を軸に、マインドセット、毎日の習慣、口コミ・紹介を生む13のコツ、富裕層マーケティングの極意という4章で構成されています。技術論より、信頼が紹介を呼ぶ構造を描いている点が際立ちます。

こんな人におすすめ

新規開拓の打ち手が紹介や口コミに偏っている人や、生命保険・金融・高単価商材のように信頼がものを言う商売をしている人に向きます。富裕層という顧客層の捉え方を知りたい経営者や個人事業主にも参考になります。

良い点

  • 実績に裏づけられた説得力
  • 紹介を軸にした構成が明快
  • 高単価商売の勘所がわかる

気になる点

  • 保険営業の文脈が強い
  • 再現には時間がかかる
  • 具体的な型より姿勢の話が多め

出版社

SBクリエイティブ

発売日

2011年2月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

この本の著者って、保険営業で世界の頂点まで行った方なんですよね。そういう人の話って、特別な才能の話に聞こえてしまわないか心配です。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこは読んでみると意外なほど日常的です。著者はプルデンシャル生命で個人もチームも全国ナンバーワン、世界の保険営業で頂点を極めた者だけに与えられるTOTにも輝いた人ですが、本の中心は「どうやってお客様を見つけたのか」なんですよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

見つける、というと、やっぱり飛び込みとかですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

いえ、むしろ感染的に口コミと紹介が広がる仕組みづくりです。13のコツとして整理されていて、毎日の習慣や富裕層への向き合い方まで章立てで語られます。

技術よりも信頼が先に立つ商売だと腹をくくれる人には、刺さる内容だと思います。

3万5000人を指導してわかった 質問型営業でトップセールスになる絶対法則 新人でも3か月で1年の予算を達成できる!
6

3万5000人を指導してわかった 質問型営業でトップセールスになる絶対法則 新人でも3か月で1年の予算を達成できる!

青木毅 著|ダイヤモンド社

¥1,540(税込)

4.1

「トップセールスの共通点」を切り出し、3万5000人を指導してきた著者が質問型営業の手法として体系化した一冊です。著者自身も世界84か国2500の代理店の中で世界大賞を獲得した経験を持ち、そのうえで「営業の本質はお役立ちと質問にある」と説きます。見込み客の見極め、アプローチ、プレゼンテーション、クロージング、フォローアップ、セルフマネジメントという失敗しがちな場面ごとに、トップのやり方を振り分けて解説しているのが特徴です。

こんな人におすすめ

話し下手で、押しの強い営業が苦手だと感じている人に向きます。「トップはお客様に話をさせるのがうまい」「契約で追い込まない」といった章立てに勇気づけられるはずです。新人から、営業の型を作り直したい中堅まで幅広く使えます。

良い点

  • 場面別で実践に落としやすい
  • 聞き役に徹する指針が明確
  • 数字の裏づけがある安心感

気になる点

  • 質問の型を覚えるまで練習が要る
  • 商材によっては時間がかかる
  • 既存顧客中心だと物足りない

出版社

ダイヤモンド社

発売日

2019年9月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「質問型営業」って、要するにたくさん質問すればいいってことですか? それだと尋問みたいにならないかなと不安です。

佐藤メバル

佐藤メバル

いい質問だね。この本で著者が言うのは、質問はお客様を追い込むためではなく、お役立ちと質問を土台にするという考え方です。

3万5000人を指導してきた人が、トップセールスの共通点を抽出してまとめたもので、世界84か国2500の代理店の中から世界大賞を獲った経験も背景にあります。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。でも、質問だけして売れるものなんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そこが面白くて、本書では「トップセールスは断られることが100%ない」「契約で追い込まない」「お客様に営業してもらう」といった章が並びます。

見込み客の見極めからフォローアップ、セルフマネジメントまで、失敗しがちな場面ごとにトップのやり方が整理されているので、自分の癖と照らし合わせながら読むと使いやすいですよ。

ハーバード・ビジネス・レビュー 営業論文ベスト11 営業の教科書
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ハーバード・ビジネス・レビュー 営業論文ベスト11 営業の教科書

ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 著|ダイヤモンド社

¥1,960(税込)

4.1

営業を個人の技術ではなく、経営やマーケティングの視点から捉え直したい人に向く論集です。心理学、説得術、データ活用という3つの軸で顧客の心をつかむ方法を扱い、マッキンゼー&カンパニーの有力パートナーがビッグデータで市場を分析して経営資源を投入する「マイクロマーケティング手法」や、顧客ニーズを洞察したインサイト営業を組織に浸透させる手法などを、実例とともに紹介しています。論文形式なので、ハウツー本とは一線を画す読み味です。

こんな人におすすめ

現場のノウハウ本に物足りなさを感じている営業企画やマネージャー、経営者に向きます。施策の根拠をデータで説明したい立場の人や、営業組織の設計を考えている人が、会議の材料として読むのに向いています。

良い点

  • 組織視点の営業論が得られる
  • 論文形式で根拠が明確
  • マネジメント層と相性が良い

気になる点

  • 明日の商談には直結しにくい
  • 論文調で読み進めにくい箇所も
  • 個人の営業には抽象的に感じる

出版社

ダイヤモンド社

発売日

2019年2月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

ハーバード・ビジネス・レビューの営業論集、ですか。小説みたいに読みやすくはなさそうですよね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、そこは正直に言って論文調です。でも、営業を個人のテクニックではなく、心理学、説得術、データ活用という3つの軸から経営の言葉で語り直してくれる本はなかなかありません。

マッキンゼーの有力パートナーがビッグデータで市場を分析し、経営資源を投入する「マイクロマーケティング手法」なんて、現場の営業にはなかなか出てこない発想ですよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど……でも私みたいに商談に入る側だと、ちょっと遠い話に感じるかも。

佐藤メバル

佐藤メバル

それなら、読む順番を変えるといい。自分の商談のどこが組織の課題なのか、と問いを立てながら読むと急に身近になります。

顧客ニーズの洞察を営業に浸透させる話などは、マネージャーや営業企画の人が施策を説明する材料として重宝するはずですよ。

営業 野村證券伝説の営業マンの「仮説思考」とノウハウのすべて
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営業 野村證券伝説の営業マンの「仮説思考」とノウハウのすべて

冨田和成 著|クロスメディア・パブリッシング(インプレス)

¥1,600(税込)

3.9

野村證券で営業を経験し、最年少のプライベートバンカーにもなった著者が、仮説と検証のループを軸に営業のプロセス全体を組み直した一冊です。リスト選定、アプローチ、戦略的雑談、ニーズ喚起、提案、成約、紹介までを完全網羅しつつ、読者自身がノウハウを蓄積していくための思考法を示しています。「営業は足で稼げ」「営業は人情勝負だ」といった日本の営業の常識に、著者が現場でぶつかってきた記述も随所にあります。

こんな人におすすめ

新規開拓の再現性を上げたいBtoBの営業パーソンに向きます。見込み客リストの作り方やアプローチの精度に悩む人、商談の進め方を自分で設計したい人に向く一冊です。改善の回し方に関心がある人にも馴染みます。

良い点

  • 開拓から成約まで網羅
  • 仮説思考という一貫した軸
  • 資料として使える実務的な密度

気になる点

  • 300ページ超で読み応えがある
  • 金融営業の文脈が濃い
  • 実践には自分なりの調整が必要

出版社

クロスメディア・パブリッシング(インプレス)

発売日

2017年9月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

野村證券の営業マンの本ですか。金融って、なんだか特殊な世界に思えるんですけど、他の業界でも役に立ちますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そこは心配いらない。この本の主役は金融の知識ではなく、仮説を立てて検証を繰り返すループのほうなんです。

著者は野村證券で営業を経験し、最年少でプライベートバンカーにもなった人で、リスト選定からアプローチ、戦略的雑談、ニーズ喚起、提案、成約、紹介までを一気通貫で扱っています。

橘ナナミ

橘ナナミ

戦略的雑談、というのが気になります。雑談に戦略も何もない気がするんですが。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこが面白いところで、著者は雑談を情報を引き出す場として設計しています。オフィスの外観から売上規模を予測するとか、テレアポの精度を上げるトークスクリプトとか、現場で使える粒度で書かれている。

しかも読者特典として実際に使っていたシートが配られるそうで、資料としても使える厚みがありますよ。

コカ・コーラを日本一売った男の学びの営業日誌 (講談社+α新書 878-1C)
9

コカ・コーラを日本一売った男の学びの営業日誌 (講談社+α新書 878-1C)

山岡彰彦 著|講談社

¥990(税込)

3.9

四国のボトリング社に入社し、高知営業所でルートセールスから始めた著者が、セールス日本一になり、全国のボトラー社でも前例のない日本コカ・コーラ社への出向を果たすまでの日々を綴った一冊です。最初は「いつ辞めるか」ばかり考えていたという新人時代から、先輩や取引先に教わった学びを積み上げていく過程が記されています。「習慣を味方につける」「売ってくるのではなく買っていただく」「行動は言葉より雄弁」など、仕事全般に生かせる普遍的な気づきが並びます。

こんな人におすすめ

地方勤務や配属先に不満があり、この先どうなるんだろうと感じている若手に向きます。営業の派手なテクニックより、日々の習慣と人との関わりから這い上がる実感が欲しい人や、後輩を育てる立場の人にも向く一冊です。

良い点

  • 新人からの成長過程が追える
  • 日誌形式で読みやすい
  • 普遍的な仕事の学びが多い

気になる点

  • 顧客開拓の技術論は薄い
  • 物語寄りで体系立ってはいない
  • 大量消費財の文脈に寄る

出版社

講談社

発売日

2024年6月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「Fラン大学出身」って、帯に書いてありますよね。そこから日本一って、正直すごく遠い話に聞こえるんですけど……。

佐藤メバル

佐藤メバル

でもこの本の面白さは、その途中が淡々と書かれていることなんです。四国のボトリング社に入って高知営業所のルートセールスから始まり、最初は「いつ辞めるか」ばかり考えていた。

そこからセールス日本一になり、全国のボトラー社でも前例のない日本コカ・コーラ社への出向を果たすまでが、日誌のように綴られます。

橘ナナミ

橘ナナミ

派手なテクニックの話ではないんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。「売ってくるのではなく買っていただく」「行動は言葉より雄弁」「見方を変えれば違うものが見えてくる」といった、先輩や取引先から教わった学びが並びます。

営業本というより、働き方の教科書として読める。地方でくすぶっている人にこそ手に取ってほしい一冊です。

世界トップ営業が明かす 営業マンはお客さまを選びなさい 当たり前だけど、やがて“大きな差”がつく34のルール (大和出版)
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世界トップ営業が明かす 営業マンはお客さまを選びなさい 当たり前だけど、やがて“大きな差”がつく34のルール (大和出版)

牧野克彦 著|PHP研究所

3.9

34のルールという形で、営業マンとしての流儀を提示する一冊です。目次には「ドアを締めた後にもお辞儀をする」「白いシャツは着ない」「アポイントは3日前に再確認する」「会ったその日に届くお礼状」といった具体的な行動が並び、身だしなみ、見込み客づくり、商談とクロージング、紹介とアフターフォロー、自分磨きという6つの章に分かれています。テクニックの寄せ集めではなく、自分の型を確立すれば売れ続けるという主張が一貫しているのが特徴です。

こんな人におすすめ

目の前の一件を追うので精一杯になっていると感じる営業パーソンに向きます。身だしなみや礼儀といった基本をあらためて整えたい人、紹介の輪を自然に広げたい人、自分の流儀を持ちたい中堅に合います。

良い点

  • 行動レベルまで具体的
  • 身だしなみから紹介まで網羅
  • 短い項目で読み進めやすい

気になる点

  • 考え方の押しつけが強め
  • 業種によっては違和感も
  • 理論的な裏づけは少ない

出版社

PHP研究所

発売日

2011年5月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「営業マンはお客さまを選びなさい」って、ずいぶん強気なタイトルですよね。選ぶなんて、こちらが言っていいんでしょうか。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこがこの本の面白さで、選ぶというのは偉そうにするという意味ではなく、自分の流儀を確立するという意味なんです。

ドアを締めた後にもお辞儀をする、白いシャツは着ない、アポイントは3日前に再確認する——34のルールが、身だしなみから紹介の広げ方まで章ごとに並びます。

橘ナナミ

橘ナナミ

白いシャツは着ない、って理由が気になります。

佐藤メバル

佐藤メバル

そういう一つひとつに著者の現場感覚が込められているんですよ。「濃い10人より幅広い1万人」「得意は他人軸、好きは自分軸」なんて言葉も出てきます。

読みながら自分の癖を点検する使い方が向いていて、基本を整え直したい人が読むと効きますよ。

成約率80%!トップセールスの「価値観営業」メソッド
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成約率80%!トップセールスの「価値観営業」メソッド

加賀田裕之 著|きずな出版

¥1,870(税込)

3.7

商品もサービスも悪くない、思いもある、でも売れない——そんな状態の原因を、お客様の価値観を満たしていないことに求める一冊です。大きな買い物をするとき人の価値観は露わになる、だからこそ商品の価値をその価値観に寄り添わせ、呼応させる。本書はこれを「価値観を満たす価値提供」と呼び、18のフレームワークと12のワークシートで、購買心理の型を活用した営業台本を作れるように構成しています。台本の作り方から入る本よりも、顧客理解の側から攻める内容です。

こんな人におすすめ

商品の良さは説明できるのに、決め手に欠けると感じている人に向きます。高単価商材や、お客様の好みが分かれる分野を担当する人、ワークシートを使って手を動かしながら自分の型を作りたい人に合います。

良い点

  • ワーク形式で手を動かせる
  • 価値観という切り口が新鮮
  • フレームワークが豊富

気になる点

  • 書き込みの手間がかかる
  • 価値観の言語化は難しい
  • 台本を扱う本と重なる面も

出版社

きずな出版

発売日

2025年3月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「価値観営業」って、なんとなくふわっとした言葉に聞こえるんですが、具体的には何をするんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

いいところに気づいたね。著者は、大きな買い物をするときこそ人の価値観が露わになる、と言います。だから商品の価値を、その価値観に寄り添わせて呼応させる。

これが「価値観を満たす価値提供」で、そのために18のフレームワークと12のワークシートが用意されています。

橘ナナミ

橘ナナミ

ワークシートがあるなら、ただ読むだけじゃなくて手を動かす感じなんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。商品もサービスも良い、思いもある、でも売れない——その足りないものは何かを、書きながら探していく構成です。

同じ著者の『営業は台本が9割』が台本づくりに寄っているのに対して、こちらは顧客理解の側から組み立てていく。

高単価の商材を扱う人ほど、効き方が違ってくると思いますよ。

トップセールスマンの超雑談術:35歳冴えない営業マンが全国1位の販売成績を叩き出した件【2020年】【セールス】【営業】
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トップセールスマンの超雑談術:35歳冴えない営業マンが全国1位の販売成績を叩き出した件【2020年】【セールス】【営業】

DIY出版 著

3.7

会話が続かず沈黙しがち、何を話せばいいかわからない、商談前の雑談が緊張する——そんな悩みに正面から答える一冊です。本書が主張するのは、できる営業マンはただの雑談の中に様々な仕掛けをすることで、自分に有利な商談へとつなげているという点です。TPOによっては控えるべき場面もあると断ったうえで、社内のコミュニケーションや家庭、プライベートにも通じる汎用性を強調しています。読み終えたその瞬間から使える、という即効性を売りにした構成です。

こんな人におすすめ

商談の前の雑談で毎回固まってしまう人に向きます。会話そのものに苦手意識があり、人付き合いがおっくうになりがちな人にも読みやすい内容です。雑談を技術として割り切って練習したい人、若手の会話力を伸ばしたいマネージャーにも向きます。

良い点

  • 悩みに直結したテーマ設定
  • 読んですぐ使える即効性
  • 会話が苦手な人に寄り添う

気になる点

  • 短く要点中心の構成
  • 体系的な理論は少なめ
  • 上級者には物足りない

出版社

詳細情報なし

発売日

2020年9月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

雑談が苦手な人向けの本って、けっこう貴重ですよね。私も含めて、商談前の沈黙がつらい人って多いと思うんです。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、そこに焦点を当てた本は意外と少ない。この本が面白いのは、できる営業マンはただの雑談の中に様々な仕掛けをすることで、自分に有利な商談に持ち込んでいると指摘している点です。

雑談を娯楽ではなく、商談の設計図の一部として扱っているんですよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

仕掛けって聞くと、ちょっと計算高い感じもしますけど……。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこはTPOの話もちゃんと入っていて、控えるべき場面は控えるという前提があります。そのうえで社内のコミュニケーションや家庭でも役立つスキルだと位置づけている。

読んだその瞬間から使えることを売りにした構成なので、会話に苦手意識がある人が最初の一冊に選ぶのに向いていますよ。

トップセールスが使いこなす! 〝基本にして最高の営業術″総まとめ 営業1年目の教科書
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トップセールスが使いこなす! 〝基本にして最高の営業術″総まとめ 営業1年目の教科書

菊原智明 著|大和書房

¥1,650(税込)

3.7

新人からリーダーまで1万5000人以上の営業職を指導し、大学でも営業の授業を教えてきた著者による基本書です。前職のトヨタホームで7年間どん底の営業時代を過ごしたのち、4年連続でトップ営業になれたきっかけが「基本」の見直しだったと語られています。73の基本を9つの章に分け、105点のイラストを添えて、2時間ほどで読み通せるように設計されています。心得、身だしなみ、トーク、商談、ツール、職場関係、モチベーション、習慣、そして「しないこと」まで含む構成です。

こんな人におすすめ

営業になったばかりで何から手をつけるべきかわからない人に向きます。イラストが多いので、活字が苦手な人や、後輩の指導に困っている先輩にも使いやすい。基本を見直したいベテランが読み返すのにも向く一冊です。

良い点

  • 105点のイラストで入りやすい
  • 73項目で抜け漏れを点検できる
  • 新人にも指導者にも使える

気になる点

  • 内容は基本に絞られている
  • 高度な商談術は扱わない
  • 項目が多く通読はやや忙しい

出版社

大和書房

発売日

2018年2月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

105点もイラストが入っているんですか。営業本って文字がびっしりなイメージだったので、ちょっと安心しました。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、そこがこの本の狙いなんです。著者は1万5000人以上の営業職を指導し、大学でも営業の授業を教えてきた人。

前職では7年間どん底の営業時代を過ごしたそうですが、4年連続トップ営業になれたきっかけが「基本」の見直しだったと語っています。

橘ナナミ

橘ナナミ

7年間うまくいかなかった人が言う「基本」って、説得力がありますね。

佐藤メバル

佐藤メバル

でしょう。心得や身だしなみから、トーク、商談、電話やメールの使い方、職場関係、モチベーション、習慣、そして「しないこと」まで9章で整理されています。

2時間ほどで読み通せる設計なので、まず全体を眺めてから、今の自分の課題の章に戻る使い方がいいと思いますよ。

営業の「聴く技術」: SPIN「4つの質問」「3つの説明」
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営業の「聴く技術」: SPIN「4つの質問」「3つの説明」

ケンブリッジ・リサーチ研究所 著|株式会社ダイヤモンド・ビジネス企画

¥1,980(税込)

3.7

質問を通じてお客様の経営課題を明らかにし、相手自身がニーズを顕在化させて確信する——その場をどう作るかに焦点を当てた一冊です。SPINには「聞く・聴く・質く」というキャッチフレーズがあると紹介され、単に話を聞くのではなく、質の高い問いで課題を掘り起こす技術として整理されています。ソリューション提案のプロセスの中で、この場を幾度も作り出せることが最も基本的で重要だと説く構成です。短く芯を押さえる理論寄りの内容で、質問の設計を突き詰めたい人向けです。

こんな人におすすめ

ソリューション型の商談で、課題の掘り下げが浅いまま提案に飛んでしまう人に向きます。法人営業で稟議を通す材料を集めたい人や、ヒアリングの質を上げたい中堅以上の担当者に合います。営業研修と並べて読む教材としても使いやすい一冊です。

良い点

  • 質問設計に特化している
  • SPINの考え方を短く学べる
  • 提案前の工程を整えられる

気になる点

  • 分量が少なく物足りない面も
  • 実践例は多くない
  • 用語の前提知識が要る

出版社

株式会社ダイヤモンド・ビジネス企画

発売日

2025年6月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

SPINって、聞いたことはあるんですけど、はっきり説明できる自信がありません。この本はそこから教えてくれるんでしょうか。

佐藤メバル

佐藤メバル

この本は、SPINのキャッチフレーズとして「聞く・聴く・質く」という言葉を挙げています。ただ聞くだけではなく、質問を通じてお客様の経営課題を明らかにし、相手自身がニーズを顕在化させて確信する——その場をどう作るかが主題なんです。

橘ナナミ

橘ナナミ

相手自身が確信する、というのがポイントなんですね。こちらの説明で納得させる話とは違う気がします。

佐藤メバル

佐藤メバル

まさにそこ。適切なソリューションを行っていくうえでも、この場を幾度となく作り出せることが最も基本的で重要だと説いています。

208ページと短めで、演習問題集というより理論の芯を押さえる本なので、ヒアリングの質を上げたい人が手元に置いて読み返す使い方が合っていますよ。

紹介営業の流儀
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紹介営業の流儀

丸山景右 著|プラチナ出版

¥1,760(税込)

3.7

書籍累計100万部の著者が、住宅が売れにくい時代の営業に営業の真髄を伝える一冊です。積水ハウス時代に営業歴13年で住宅428棟を販売した実績を持ち、その後はコンサルティングの実績を積んできた人だからこそ、数字だけでなく心の動きを丁寧に扱います。お客様の不安を察知し、感情と本音に寄り添い、ただ顧客のためだけに心づくしに徹する。その姿勢が信頼を生み、やがて大切な人の紹介につながる——という流れを軸に据えています。AI時代にこそ求められる本物の営業論です。

こんな人におすすめ

新規獲得の効率化に限界を感じている人に向きます。住宅や保険、教育など、意思決定に時間がかかり人柄が問われる商売をする人に特に合います。紹介の輪を育てたい個人事業主や、顧客との長い付き合いを大切にしたい人にも向く一冊です。

良い点

  • 実績に裏づけられた説得力
  • 心の動きを丁寧に扱う
  • 長い付き合いの商売に効く

気になる点

  • 即効性のある技術論ではない
  • 住宅営業の文脈が強い
  • 抽象度が高く感じる場面も

出版社

プラチナ出版

発売日

2026年10月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

住宅を13年で428棟って、すごい数ですよね。でも、そういう実績の話は再現できないんじゃないかって思ってしまうんです。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこは著者もよくわかっていて、この本の中心は数字ではなく心の動きなんです。お客様の不安を察知し、感情と本音に寄り添い、ただ顧客のためだけに心づくしに徹する。

その姿勢が信頼を生んで、お客様が自分の大切な人を紹介してくれる。紹介営業こそ正しい営業の流儀だ、というのが著者の主張です。

橘ナナミ

橘ナナミ

紹介って、待つだけでは来ないですよね。何か能動的な動きがあるんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そこは姿勢の問題として語られます。効率よく数を追うのではなく、目の前の一人に徹する。AIが当たり前に使われる時代だからこそ、その差がはっきり出るというわけです。

住宅や保険のように決めるまでに時間がかかる商売の人ほど、読み終えたあとに商談の構え方が変わると思いますよ。

売れる営業がお客様に会う前にやっていること 初対面の7秒で絶大な信頼を勝ち取る
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売れる営業がお客様に会う前にやっていること 初対面の7秒で絶大な信頼を勝ち取る

谷崎真吾 著|日本実業出版社

¥1,760(税込)

3.5

トーク術やシナリオ、営業プロセスの構築、ロールプレイング——いろいろ試しても成果が出なかった人に、「信頼感」という最強の武器を渡す一冊です。現代では信頼できる営業パーソンかどうかが購入の決め手になると説き、その最大のチャンスは相手がまだ何の印象も持っていない「会う前から会って7秒まで」にあるとします。心理的な根拠のある方法を、ここまでやる人がいないという粒度で解説しています。電話応対のヒアリングチェックリストや自己プロフィールなど、付録のフォーマットも用意されています。

こんな人におすすめ

話し方やクロージングを磨いても成果が伸びないと感じている人に向きます。第一印象に自信がない人や新規訪問が多い商売の人、挨拶や名乗りから見直したい若手に合います。営業の型そのものを組み替えたい中堅にも向く一冊です。

良い点

  • 会う前という盲点を突く
  • 付録フォーマットが実用的
  • 心理的な根拠が示される

気になる点

  • 話術の解説は控えめ
  • 効果の実感に時間がかかる
  • 既存顧客中心の人には薄い

出版社

日本実業出版社

発売日

2025年4月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「会う前にやっていること」って、つまり事前の下調べの話ですか? それなら当たり前な気もするんですが。

佐藤メバル

佐藤メバル

それがそうでもないんだよ。著者が言うのは、信頼感という最強の武器を、会う前から会って7秒までのあいだに作っておくという話です。

お客様がまだ何の印象も持っていない瞬間が、最大のチャンスだと位置づけている。挨拶や名乗り、電話の印象まで含めて設計するんです。

橘ナナミ

橘ナナミ

7秒って、ずいぶん短いですね。そんなに変わるものなんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

本書の主張は、あらゆる営業ノウハウは信頼があってこそ効く、というものです。だからトーク術やクロージングを磨く前に、そこを整えようと。

付録にヒアリングチェックリストや自己プロフィールのフォーマットも付いていて、明日の訪問から試せるのがいいところですよ。

営業は準備が9割!
17

営業は準備が9割!

小幡英司 著|ディスカヴァー・トゥエンティワン

3.5

新人がなぜか結果を出す理由から説き起こす、営業の基本書です。まず「下手な鉄砲も数うちゃあたる」で訪問件数が増えること、若いうちは親しまれやすいこと、お客様が営業トークを聞く前に情報を集める「グーグル化」で購買の主導権が変わったこと。この3つがビギナーズラックを生むと説明し、そこで慢心せず基本を見直す大切さを説きます。MISSION形式で、AIDMAなどの理論、営業ツールの使い方、訪問時のマナーとNGポイント、セールストークの組み立て、新規開拓までをチェックシート付きで進めていきます。

こんな人におすすめ

営業を感覚で覚えてきたが、そろそろ土台を整えたい新人から3年目に向きます。起業したばかりの経営者やフリーランスが、営業の型を一から確認するのにも向いています。基本を後輩に教える立場の先輩にも使いやすい一冊です。

良い点

  • ビギナーズラックの正体を説明
  • チェックシートで点検できる
  • 起業家にも応用が利く

気になる点

  • 高度な商談術は扱わない
  • 内容は基礎に限定される
  • 電子化された古めの一冊

出版社

ディスカヴァー・トゥエンティワン

発売日

2008年5月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「営業は準備が9割」って、準備の本って地味なイメージなんですけど、新人が読んでも面白いんでしょうか。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこが意外と面白いんですよ。この本はまず、新人がなぜか結果を出す理由から始まります。「下手な鉄砲も数うちゃあたる」で訪問件数が増えること、若いうちは親しまれやすいこと、そしてお客様が営業トークを聞く前に情報を集める「グーグル化」が起きていること。

この3つがビギナーズラックを生むと説明するんです。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。ラックだと思わずに、そこで学ばないと危ないよ、という話なんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そういうこと。だからMISSION形式で、AIDMAのような基本理論から、営業ツールの使い方、訪問時のマナーとNGポイント、トークの組み立て、新規開拓までをチェックシートで確認していきます。

カバンに入れておいて、訪問前に開く使い方が似合う一冊ですよ。

営業脳のつくり方: ”話す営業”から”思考する営業”へのアップデート方法
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営業脳のつくり方: ”話す営業”から”思考する営業”へのアップデート方法

千三木峻 著|産業能率大学出版部

¥1,870(税込)

3.5

トップセールスは、話す「前」に勝っている——この一文がすべてを表す一冊です。著者が約20年の歳月をかけ、泥臭い現場の営業と組織崩壊の絶望を経て体系化した「一生モノの思考構造」を公開しています。営業とはセンスではなく設計であり、気合ではなく危機管理である、という立場から、営業をマーケティングに変え、経営へと昇華させるための「成約の設計図」を提示します。顧客の脳内で何が起きているかに踏み込み、話す仕事から思考の仕事へと認識をアップデートする内容です。

こんな人におすすめ

数字に追われて自分の価値を信じられなくなっている営業パーソンに向きます。場当たり的なトークに限界を感じている中堅や、営業を仕組みとして捉え直したいマネージャーにも合います。気合い論に疲れた人ほど、ゆっくり読みたい一冊です。

良い点

  • 思考の設計という切り口
  • 営業を経営視点で捉える
  • 顧客心理の解説がある

気になる点

  • 抽象度が高いと感じるかも
  • 即効性のある技術は少ない
  • 現場の忙しさと相性が悪い面も

出版社

産業能率大学出版部

発売日

2026年9月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「営業脳」って、どういうものなんですか? 頭の回転が速い人だけが持てるものだったら、私には縁がない気がします。

佐藤メバル

佐藤メバル

いい質問だね。この本で著者が言う営業脳は、才能ではなく思考の構造のことです。トップセールスは、話す「前」に勝っている——この一言がすべてで、話し始める前にどれだけ設計できているかで勝敗が決まる。

約20年かけて現場と組織崩壊の両方を経験して体系化したものだそうです。

橘ナナミ

橘ナナミ

組織崩壊まで経験しているんですか。だいぶ泥臭い話も入っていそうですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、そこが教科書っぽくないところ。営業とはセンスではなく設計であり、気合ではなく危機管理である、という立場なんです。

顧客の脳内で何が起きているかまで踏み込むので、数字に追われて自分の価値を信じられなくなった時期に読むと、視界が変わるかもしれません。

営業の「超」基本! 50
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営業の「超」基本! 50

松田友一 著|すばる舎

3.5

アポ取りからクロージングまで確実に決まる準備の秘訣と、9つの「最強トーク」を紹介する一冊です。わずかな準備で驚くほど確実に売れるようになった著者のノウハウを、基本として体系化した構成になっています。50という項目数は、網羅性と読みやすさのバランスを取る形で組まれているため、営業の流れを最初から最後まで一通りなぞりながら、自分の抜けを確認できます。成果にきちんと結びつく基本を身につけたい、という目的がはっきりしている本です。

こんな人におすすめ

商談の準備に何をすればいいか迷う若手から中堅に向きます。アポ取りが苦手で、電話やメールの型が欲しい人にも使いやすい。基本を一冊でまとめて押さえたい人に向く構成です。

良い点

  • アポ取りから成約まで一冊
  • トークの型が具体的
  • 項目数が多く引ける

気になる点

  • 応用的な商談術は扱わない
  • 分量の割に情報密度が高い
  • 固定レイアウトで読み方に癖

出版社

すばる舎

発売日

2014年7月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「超基本」って書いてあると、逆にどこまでが基本なんだろうって思います。50項目もあるんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、アポ取りからクロージングまでを、50の項目でひと通りなぞれる形になっています。確実に決まる準備の秘訣と、9つの「最強トーク」が柱で、わずかな準備で驚くほど売れるようになった著者のノウハウを、基本として体系化したものなんです。

橘ナナミ

橘ナナミ

準備の話とトークの話が両方入っているのは、ありがたい気がします。

佐藤メバル

佐藤メバル

でしょう。営業の流れを最初から最後まで一通り追えるので、自分の抜けを点検するのに向いています。派手な逆転術ではなく、地道な基本を固めたい人向けですね。

マンガで学ぶ! 営業の超基本
20

マンガで学ぶ! 営業の超基本

小松麻美 著|フローラル出版

¥1,760(税込)

3.5

営業の基礎をマンガで学べる決定版として構成された一冊です。物語の軸は、ダメチームがプロ集団に育っていく過程。基本を解説するだけではなく、成長していく登場人物の変化を追いながら、営業の考え方や動き方を吸収できる形になっています。活字の解説書では頭に入りにくかった人でも、状況と感情をセットで理解しやすいのがマンガ形式の強みです。224ページという長さも、物語として読み切れる分量にまとまっています。

こんな人におすすめ

活字の営業本がどうしても読み進まない人に向きます。営業に苦手意識があり、まず全体像をつかみたい新人や、後輩に営業を教える立場で素材を探している先輩にも使いやすい一冊です。

良い点

  • マンガで挫折しにくい
  • チームの成長物語として読める
  • 基本の全体像をつかめる

気になる点

  • 細かい技術論は薄い
  • 事例の業種が限られる
  • 復習には向かない面も

出版社

フローラル出版

発売日

2022年2月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

マンガで営業の基本、というのは正直ありがたいです。文字だけだと眠くなってしまうので……。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこは遠慮しなくていいと思うよ。この本はダメチームがプロ集団に育っていく過程を描いていて、基本を並べるだけではなく、登場人物が変わっていく様子を追いながら学べる形になっています。

状況と感情が一緒に入ってくるから、頭に残りやすいんです。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。でもマンガだと、さすがに細かい技術まではわからないですよね?

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、そこは割り切りが必要。まず全体像をつかんで、営業ってこう動くのかと腹落ちさせるのが目的です。そのあとに専門書で肉付けする順番が合う。

後輩に営業を教える人が、導入の素材として使うのもいいと思いますよ。

絵でわかる配属1年目でも目標達成できる営業の教科書
21

絵でわかる配属1年目でも目標達成できる営業の教科書

岡哲也 著|プレジデント社

¥1,650(税込)

3.5

もっとも文字の少ないセールスの本をつくりました——著者がそう語る通り、絵とたとえで営業の全体像を描いた一冊です。精神論や根性論はもう古い、という立場から、人がモノを買う理由、セールスパーソンとして大切なこと、人間関係の基本、トップセラーの共通点、準備、お客様の見つけ方、オンライン営業、不満の発見、提案、クロージングと段階を追います。「わかるからチャレンジでき、行動できれば成果が上がる」という流れを、わかりやすいたとえで積み上げていく構成です。

こんな人におすすめ

配属1年目で何をすればいいかわからず不安な人に向きます。セールスに苦手意識があり、まず好きになりたい人にも合います。何年目でも基本に戻りたい人や、オンライン営業の勘所を押さえたい人にも向く一冊です。

良い点

  • 文字が少なく挫折しにくい
  • たとえ話で腹落ちしやすい
  • オンライン営業の章がある

気になる点

  • 深い技術論は期待できない
  • 経験者には物足りない
  • 絵の好みが分かれるかも

出版社

プレジデント社

発売日

2022年4月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「もっとも文字の少ないセールスの本」って、帯にあるんですけど、それって内容が薄いということではないですよね?

佐藤メバル

佐藤メバル

大丈夫、そこは誤解されやすいところ。文字を減らしたのは、わかるからチャレンジでき、行動できれば成果が上がるという順番を大事にしたからです。

精神論や根性論はもう古い、という立場から、たとえ話と絵で人がモノを買う理由から順に積み上げています。

橘ナナミ

橘ナナミ

オンライン営業の章があるのも、今どき助かりますね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、準備、お客様の見つけ方、不満の発見、提案、クロージングと並んで、ONLINE営業を極める章が挟まっています。

配属1年目の人が、まずセールスを好きになるための入口として作られている本ですよ。

新入社員のための営業マン入門 (日経文庫 415)
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新入社員のための営業マン入門 (日経文庫 415)

山口裕 著|日本経済新聞出版

3.5

日経文庫から出ている、新入社員向けの営業入門です。194ページという新書サイズで、営業という仕事に入っていく人が最初に押さえておきたい基本を、入門書として整理しています。分厚いハウツー本で細かい技術を覚える前に、営業という職種が何を担っているのかをつかむための一冊として位置づけられます。持ち歩きやすい判型なので、研修の合間や通勤の時間に読み進めるのにも向いています。

こんな人におすすめ

配属が決まったばかりで、営業とは何をする仕事なのかを先に知りたい人に向きます。研修のテキストと並べて読む新入社員や、後輩に最初に渡す本を探している先輩にも向く一冊です。

良い点

  • 新書サイズで持ち歩ける
  • 入門書として筋が通る
  • 配属直後に読みやすい

気になる点

  • 実践テクニックは少ない
  • 詳しい商談論は扱わない
  • 経験者には物足りない

出版社

日本経済新聞出版

発売日

1989年8月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

日経文庫って、大学の講義で読んだことがあります。新書サイズで、営業の入門書なんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、194ページの新書として、営業という仕事に入っていく人のための入門書になっています。分厚いハウツー本で細かい技術を覚える前に、営業という職種が何を担っているのかをつかむのに向いています。

研修のテキストと並べて読むのに向いている形です。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。でも、さすがに入門書だと、現場で使えるテクニックは少ないですよね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこは役割の違いだね。この本は技術を詰め込む本ではなく、まず営業の位置づけを理解するための一冊です。

配属が決まったばかりの時期に読んで、そのあとで専門書に進む。順番として無駄がないと思いますよ。

契約ゼロからトップ営業マンに変わる 最速達成マニュアル
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契約ゼロからトップ営業マンに変わる 最速達成マニュアル

高野孝之 著|ダイヤモンド社

3.5

個人向けのテクニック本や根性論ではなく、営業プロセスを5つのステップで組み立て、誰がやっても結果が出せる形にまとめた一冊です。IBMで営業、営業課長、営業部長、事業部長、事業会社の社長、そして本社の企業戦略部門までを経験した著者が、戦略立案から論理的なプロセス構築、実践を体系化しました。顧客の発掘、期限の合意、課題分析、提案活動、契約締結という流れに加え、「見極めチェックリスト」「営業計画シート」「成約予測シート」という実践シートを軸にしています。

こんな人におすすめ

個人の頑張りに依存した営業から、再現性のある段取りに変えたいリーダーやマネージャーに向きます。商談の進み具合を客観的に把握したい人や、後輩のフォローに悩む中堅にも合います。日報とは違う情報共有のツールを探している人にも向く一冊です。

良い点

  • 5ステップで段取りが明確
  • 実践シートが具体的
  • リーダー向けの章がある

気になる点

  • 個人の商談術としては淡々
  • シート運用に慣れが要る
  • 大企業の文脈が濃い面も

出版社

ダイヤモンド社

発売日

2014年5月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「契約ゼロから」って、ずいぶん思い切ったタイトルですよね。でも内容は根性論ではなさそうな。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、むしろ真逆です。著者はIBMで営業から事業部長、本社の企業戦略部門まで経験した人で、営業プロセスを5つのステップに組み、誰がやっても結果が出せる形にまとめています。

顧客の発掘、期限の合意、課題分析、提案活動、契約締結という流れですね。

橘ナナミ

橘ナナミ

期限の合意、というのが気になります。商談の期限って、こちらから決めていいものなんでしょうか。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこがこの本の肝のひとつで、結論を出す期限をとりつけて本気度を確認する工程として位置づけています。しかも「見極めチェックリスト」「営業計画シート」「成約予測シート」という実践シートを使う。

日報とは違って、チームで情報を共有するためのツールとして設計されているのが特徴ですよ。

3分だけ会う時間を僕にください 成果ゼロから月一千万の利益を生み出したトップ営業マンのテレアポ術
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3分だけ会う時間を僕にください 成果ゼロから月一千万の利益を生み出したトップ営業マンのテレアポ術

吉村恭平 著|飛鳥新社

3.5

成果ゼロから月1000万円の利益を生むまでになった著者が、テレアポの技術を公開した一冊です。電話が苦手でも大丈夫、という前提から始まり、決裁権者にアポを取る話し方、アポ後のフォロー、契約につなげる「詰め直し電話」、そして断られても折れない5つの思考までを扱います。実際のテレアポトークが数多く掲載されているのが実践的で、準備編、実践編、アポ後からクロージング編という段階を追う構成です。

こんな人におすすめ

新規開拓の電話がどうしても苦手な人に向きます。テレアポ担当になったばかりの若手や、電話でアポが取れずに悩んでいる人、マインドセットごと立て直したい人にも合います。起業して自分で営業する立場の人にも役立つ内容です。

良い点

  • 実トークが豊富で具体的
  • マインド面まで手厚い
  • 準備から契約まで一貫

気になる点

  • テレアポが前提の内容
  • 対面商談の技術は限られる
  • 語り口がやや熱量高め

出版社

飛鳥新社

発売日

2025年8月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

テレアポって、正直いちばん苦手な分野かもしれません。断られるのが怖くて、受話器を持つ前にため息が出ます。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこに効く本です。著者は成果ゼロから月1000万円の利益を生むまでになった人で、電話が苦手な人ほどメソッドの効果を実感しやすいと書いています。

断られても折れないための5つの思考まで、技術と心の両方を扱っているんですよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

心の話まで入っているのは助かります。トークだけ覚えても、たぶん心が折れるので。

佐藤メバル

佐藤メバル

でしょう。実際のテレアポトークが数多く載っていて、決裁権者につなげる話し方や「詰め直し電話」、アポ後のフォローまで段階を追えます。

「3分だけ会う時間をください」という切り出し方も、忙しい相手を想定した設計になっていますよ。

伝説のカリスマ証券マンが初めて明かす 偏差値42でもトップ営業マンに変身できる魔法のテクニック テレアポからクロージングまで一挙公開!
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伝説のカリスマ証券マンが初めて明かす 偏差値42でもトップ営業マンに変身できる魔法のテクニック テレアポからクロージングまで一挙公開!

串崎正寿 著|PHP研究所

3.5

大学二浪の落ちこぼれ社員が、日興証券とドリームインキュベータで群を抜く営業力を発揮した——その秘密を明かす一冊です。あらゆる経験知を凝縮したバイブルとして、テレアポからクロージングまでを一挙に公開する構成になっています。特別な才能や恵まれた経歴からではなく、現場で積み上げた技術として営業を語っている点が特徴で、入り口から契約までの流れを通して追いたい人に向いています。

こんな人におすすめ

自分の経歴や学歴に引け目を感じている営業パーソンに向きます。テレアポからクロージングまでを一冊で通して押さえたい人や、これから営業を始める人にも向く内容です。

良い点

  • テレアポから成約まで一冊
  • 経歴のハンデを前提に語る
  • 経験知が凝縮されている

気になる点

  • 金融営業の文脈が強い
  • 体系的な整理は控えめ
  • 古い時代の事例を含む

出版社

PHP研究所

発売日

2011年5月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

「偏差値42でも」って、そこをタイトルに持ってくるのが潔いですよね。でも、二浪からトップ営業って、やっぱり特別な才能の話ではないんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

この本の立場は逆で、あらゆる経験知を凝縮したバイブルとして、テレアポからクロージングまでの技術を出し惜しみなく並べています。

日興証券やドリームインキュベータで結果を出したのは、才能ではなく現場で積み上げたものだ、という語り方なんです。

橘ナナミ

橘ナナミ

テレアポからクロージングまで一冊で追えるのは、流れをつかむのに良さそうですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、最初から最後まで通して読めるのが強みです。ただ、金融営業の文脈が濃いので、自分の商売に翻訳しながら読むほうが馴染みます。

経歴に引け目がある人が、まず技術を信じるところから始めるのに向いた一冊ですよ。

マインド・スキル・プロセス・組織──4レイヤーで本棚を地図にする

橘ナナミ

橘ナナミ

選び方は分かってきました。でも、25冊もあると結局どれを先に読むのかでまた迷いそうです。

佐藤メバル

佐藤メバル

そこで、本を4つのレイヤーに分けて置くといい。マインド、スキル、プロセス、組織だ。マインドの棚には『営業の鬼100則』や『世界最高位のトップセールスマンが教える 営業でいちばん大切なこと』、『コカ・コーラを日本一売った男の学びの営業日誌』が並ぶ。スキルの棚は『営業は台本が9割』『営業の「聴く技術」』『トップセールスマンの超雑談術』、そして初対面の7秒までに信頼を取る設計を説く『売れる営業がお客様に会う前にやっていること』。プロセスの棚は『営業の科学』『無敗営業』『営業 野村證券伝説の営業マンの「仮説思考」とノウハウのすべて』『3分だけ会う時間を僕にください』。組織の棚は『契約ゼロからトップ営業マンに変わる 最速達成マニュアル』と『ハーバード・ビジネス・レビュー 営業論文ベスト11 営業の教科書』だ。

橘ナナミ

橘ナナミ

キャリア別の順番も知りたいです。

佐藤メバル

佐藤メバル

未経験から1年目は、まず基本の棚を1冊。『営業1年目の教科書』や『営業の「超」基本! 50』のように、準備と型を並べた本で「何をやればいいか」を固定する。2〜3年目は質問とヒアリングの棚に移り、『営業の「聴く技術」』や『質問型営業でトップセールスになる絶対法則』で会話の設計を学ぶ。ここを飛ばしてテクニックだけ足すと、後で伸びなくなるんだよね。中堅はプロセスの棚を一周して、自分の商談を工程に分解する。トップを狙う段階で『営業の科学』のような検証型の本を読み、管理職になったら組織の棚へ。順番を守ると、同じ本の読後感がまったく変わる。

橘ナナミ

橘ナナミ

業界や顧客タイプの違いはどう反映させますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

決裁者が多い法人商材ならプロセスと組織、個人相手の短サイクルならスキルとマインドの比率を上げる。高単価の無形商材なら紹介と信頼構築の章を厚く読む。逆に、いま担当している商材と無関係な網羅本を最初に読むと、行動に落ちないまま終わりやすい。

読書を商談改善に変える「実践OS」

橘ナナミ

橘ナナミ

読んで終わりにしない方法を教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

1冊につき、商談で試す行動を1つだけ決める。質問を1つ変える、商談前の準備に15分足す、値引きを求められたときの返しを1パターン持つ、その程度でいい。そして週次でアポ数、初回商談化率、提案数、成約率を見る。本の主張と自分の数字が食い違ったら、本ではなく自分の現場が答えだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

チームで読むのは効果ありますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

ある。章を分担して「自社の商談に翻訳する」形の読書会にしてごらん。出てきた言葉を台本やチェックリストに落とせば、共通言語になり、プレイブックになる。書誌の面では、日経文庫や新書は通勤バッグに入るし、電子版は検索とハイライトが効く。マンガや図解は入り口、要約は骨格の確認、音声は移動時間の活用。役割を分けて使うのがいい。

読まなくていい本・失敗しない選書の基準

橘ナナミ

橘ナナミ

逆に、いま読まなくていい本ってありますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

3つ挙げる。1つ目は、いまの自分の工程と無関係な網羅本。2つ目は、実績の出どころが書かれていない本。3つ目は、テレアポやクロージングの手順が前提ごと古くなっているのに、新版が出ていない本だ。それから、トップ営業マンの本棚を知りたいなら、著者が「何を、誰から学んだか」が本文に書かれている本を選ぶといい。『営業は台本が9割』はトップセールスに学んだ秘訣を体系化したと明言しているし、『コカ・コーラを日本一売った男の学びの営業日誌』は先輩や取引先から教わった学びの記録だ。本人が読んだ本の羅列より、そういう学びの出典のほうが再現性のヒントになる。

よくある質問

営業本は何から読めばいいですか?

橘ナナミ

橘ナナミ

営業本は何から読めばいいですかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

まず自分の工程を知り、1冊だけ選ぶのが基本です。未経験から1年目なら『営業1年目の教科書』や『営業の「超」基本! 50』のような、準備と型を並べた本から。読むときに「試す行動を1つ」に絞ると、次の商談が変わります。

トップ営業マンが読む本は?

橘ナナミ

橘ナナミ

トップ営業マンが読む本はについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

本人が何を、誰から学んだかを書いている本が参考になります。『営業は台本が9割』はトップセールスから学んだ秘訣の体系化、『コカ・コーラを日本一売った男の学びの営業日誌』は先輩や取引先から教わった学びの記録です。

新人営業マンにおすすめの本は?

橘ナナミ

橘ナナミ

新人営業マンにおすすめの本はについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

文字の量と設計で選ぶと失敗しません。イラスト中心の『営業1年目の教科書』、絵で流れを追う『絵でわかる配属1年目でも目標達成できる営業の教科書』、物語で学ぶ『マンガで学ぶ! 営業の超基本』など、読み切れる設計かどうかを最初の基準にしてください。

営業マネージャーにおすすめの本は?

橘ナナミ

橘ナナミ

営業マネージャーにおすすめの本はについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

個人の成績とチームの底上げを同時に扱う本が向きます。IBMで各階層を経験した著者が5ステップとシートを示す『契約ゼロからトップ営業マンに変わる 最速達成マニュアル』は、成約率の予測や部下のフォローまで踏み込んでいます。

営業の心理学本は本当に効果がありますか?

橘ナナミ

橘ナナミ

営業の心理学本は本当に効果がありますかについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

効果の出どころを確かめるのが先です。『営業の科学』は営業1万人・お客様1万人の調査を根拠に、購買者の本音をどう捉えるかを示しています。根拠のないテクニック集より、検証の条件が明示された本を選びましょう。

営業本を読む時間がないときは?

橘ナナミ

橘ナナミ

営業本を読む時間がないときはについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

移動時間に要約や音声で骨格をつかみ、必要な章だけ活字に戻るのが現実的です。ただし要約は具体例や数字が落ちるため、台本やトークの細部は原書で確認してください。1冊を短く何度も読むほうが定着します。

漫画・図解・オーディオブックでも営業力は上がる?

橘ナナミ

橘ナナミ

漫画・図解・オーディオブックでも営業力は上がるについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

入り口としては十分に有効です。『絵でわかる配属1年目でも目標達成できる営業の教科書』は文字を最小限にした設計で、ONLINE営業の章もあります。まず全体像をつかみ、実践で詰まった箇所を活字の本で深掘りする順番が効率的です。

営業本を実践に活かすには?

橘ナナミ

橘ナナミ

営業本を実践に活かすにはについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

1冊につき行動を1つに絞り、週次のアポ数・提案数・成約率と突き合わせます。数字が動かなければ行動を変え、動けば台本として固定する。チームなら章を分担して自社用のチェックリストに翻訳すると、共通言語として定着します。

まとめ

橘ナナミ

橘ナナミ

佐藤さん、話を聞いて、25冊がただの山ではなくなりました。マインド、スキル、プロセス、組織の棚があって、自分が今いる場所から順に取っていけばいいんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。そして読み終えたら、必ず1つだけ商談で試す。『営業は準備が9割!』というタイトルがあるけれど、本を読む時間そのものも準備だ。準備した分だけ、商談の入り口で慌てなくなる。

橘ナナミ

橘ナナミ

私みたいに営業未経験だと、実績の数字が大きく見えて「雲の上の人」に感じてしまうんですけど……。

佐藤メバル

佐藤メバル

それでいいんだよ。最初は雲の上で構わない。ただ、その人がどの商材で、どんなお客様に、何を試して売ってきたのかを、本の中から拾うこと。数字は結論ではなく、条件つきの結果だ。条件を確かめれば、自分の現場に置き換えられる。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど……。名著も最新刊も、いきなり真似するのではなく、条件を確かめてから持ち帰るんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。営業は、お客様との出会いの前から始まっている。25冊は、あなたの商談という名の長い一本の電話の、その呼び出し音が鳴る前の数秒を整えるための本だ。1冊選んで、次のアポの前に10分だけ読み返してみてほしい。

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Editorial Team

編集に関わる専門家