書影
この本を一言で言うと
シリーズ累計145万部を誇るグロービスMBAシリーズの経営戦略編——戦略の立案から実行まで、実務直結のフレームワークをコンパクトに体系化した定番テキスト。
この本の概要
グロービス経営大学院が1999年に刊行し、2017年に全面改訂した経営戦略の定番テキスト。MBAと銘打っているが内容は学部初学者レベルから入れる設計で、POINTとCASEと理論解説の3ステップ構成がわかりやすい。事業経済性(規模の経済・経験曲線・範囲の経済)、自社の強みの構築・活用(RBV)、戦略のダイナミック・プロセスという3つの基本コンセプトを軸に、環境分析・資源配分・戦略マネジメント・応用(事業創造・グローバル)まで網羅。具体例はIoT、ビッグデータ、MVNOなど改訂時点の最新ビジネストレンドを盛り込んでいる。MBA入学前の予習から在学中の参照書まで幅広く使える一冊。
「MBA行く前に読んでおけばよかった」と入学後に思った本
グロービスに入学した直後、教授から「この本を読んでくることが前提です」と言われた。正直、入学前に読んでいなかった自分を後悔した。
各章がPOINT(要点)→CASE(事例)→理論という構成になっていて、理論の前に「こういう問題がある」という文脈が来るのが読みやすい。いきなり理論から入るテキストより、なぜその理論が必要かが先にわかる。
MBAっぽい難しさを期待していたが、実際には親切な設計だった。逆に言うと、ある程度経営学を学んだ人間には物足りないかもしれない。でもそれは狙い通りで、著者も「初めて経営戦略を学ぶ人向け」と書いている。
264ページとコンパクトにまとまっているので、授業の準備や復習に何度も見返している。重要な概念に索引があるので、特定のフレームワークを確認したいときに辞書代わりにも使える。シリーズのマーケティング編やアカウンティング編と合わせて使うと、MBA的な知識の全体像がつかめる。
— グロービスMBA在学中の中堅マネージャー・伊藤(36歳)
この本で学べること
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本の目次
- 1第1部: 経営戦略の基本コンセプト(事業経済性・強みの構築・戦略ダイナミクス)
- 2第2部: 実務に使えるフレームワーク(環境分析・資源配分・戦略マネジメント)
- 3第3部: 経営戦略の応用(事業創造・グローバル経営・競争優位の再考)
良い点・気になる点
良い点
- ○POINT→CASE→理論の構成が直感的で初学者に優しい
- ○コンパクトにまとまっており、忙しいビジネスパーソンでも読み切れる
- ○MBA教育で実際に使われているテキストとして実践的
気になる点
- △各理論の深さは入門レベルで、経営学を学んだ人には物足りない
- △事例はやや古くなっており、2020年代の事業環境への対応は限定的
みんなの評判・口コミ
★★★★★4.5
授業の理解が深まる。教授の話が何を指しているかを理解するためのベースラインが手に入る感覚。入学前に読んでいれば授業についていくのがより楽だったと思う。
★★★★★4.0
経営戦略の基礎語彙を整理するのに最適。RBVや競争優位の概念を正確に理解した上で実務に使えるようになった。コンパクトなのがいい。
★★★★★3.0
深さはないが入門書としては良くまとまっている。新卒や異動したばかりの社員に「まず読んでおいて」と渡す本として使っている。
★★★★★5.0
CASE→理論という構成が自分には合っていた。理論から入ると抽象的すぎてついていけないが、事例が先にあることで「ああ、この問題を解くための理論なのか」とわかる。
著者について
こんな人におすすめ
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よくある質問
Q. 旧版(1999年版)との違いは何ですか?▼
A. 2017年の新版では全体の構成が刷新され、具体例がすべて差し替えられています。IoT・ビッグデータ・MVNOなど最新ビジネストレンドへの言及が追加されており、実質的に別書と考えてよいです。
Q. グロービスに通っていない人でも使えますか?▼
A. はい。MBA在学者向けに書かれていますが、独学で経営戦略を学ぶすべての人に使える入門テキストです。
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