書影
この本を一言で言うと
株価の短期予測は不可能というランダム・ウォーク理論を50年以上かけて実証し続け、インデックスファンドへの長期投資こそが最善策だと説く投資の古典的名著。
この本の概要
1973年の初版以来、半世紀以上にわたって版を重ね続けるバートン・マルキールの代表作。株式市場におけるランダム・ウォーク仮説を軸に、ファンダメンタルズ分析・テクニカル分析・アクティブ運用ファンドのいずれもが長期的には市場平均に勝てないことをデータで示す。「美人投票」で有名なケインズの比喩を引きながら、株価形成のメカニズムを平易に解説した上で、効率的市場仮説の現実的な含意として低コストのインデックスファンドへの分散投資を結論として提示する。第13版では暗号資産やESG投資といった現代的テーマも加わり、古典の骨格を保ちながら時代に合わせて更新されている。投資哲学の土台として何度も読み返せる一冊だ。
この本で学べること
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本の目次
- 1第1部 株式とその価値
- 2第2部 プロの投資家はどこまで頼れるか
- 3第3部 新しいランダム・ウォーク論
- 4第4部 ランダム・ウォーク・ガイドを実践する
- 5第5部 ウォール街のランダム・ウォーカーのための実践ガイド
良い点・気になる点
良い点
- ○50年以上のデータと実証研究に裏付けられた信頼性の高い投資哲学を提供している
- ○ファンダメンタルズ・テクニカル・アクティブ運用の限界を公平に検証しており、バランスが良い
- ○版を重ねるごとに内容が更新されており、第13版では現代的な投資テーマにも対応している
気になる点
- △分量が多く後半の専門的な議論はやや難解で、初心者には読み切るのにエネルギーが必要
- △米国市場を中心とした内容であり、日本市場特有の話題はほとんど扱っていない
みんなの評判・口コミ
★★★★★5.0
インデックス投資を続けてきたが、なぜそれが正しいのか理論的に理解できていなかった。この本を読んでやっと腹落ちした。データに基づく論証が説得力抜群で、今後もブレずに続けられそうです。
★★★★★4.0
アクティブファンドで何年もやってきたけど、この本のデータを見て考えが変わりました。少し分厚くて読むのに時間がかかりますが、一度読む価値は十分あります。
★★★★★5.0
効率的市場仮説の教科書として大学で紹介されて読みました。学術的な内容を一般向けにうまく噛み砕いていて、理論と実践の両方を学べる稀有な本だと思います。
著者について
こんな人におすすめ
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よくある質問
Q. 初心者でも読めますか?▼
A. 前半は比較的読みやすいですが、後半は専門的な内容も増えます。投資の基本的な用語(株価、配当、ファンドなど)を理解していると読みやすいです。完全な初心者より、少し経験を積んだ人に向いています。
Q. 第13版と旧版の違いは何ですか?▼
A. 最新版の第13版では暗号資産(ビットコイン等)やESG投資、ファクター投資(スマートベータ)など現代的なテーマが追加・更新されています。基本的な主張は変わりませんが、現代の投資環境に対応した内容になっています。
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