この本を一言で言うと
世界の主要経営理論30を網羅し、実務に使える「思考の軸」を提供する史上初の体系的解説書。
この本の概要
早稲田大学ビジネススクール教授・入山章栄が、100年近くにわたって積み重ねられてきた世界の経営学の「標準理論」約30を、初めて一冊に体系化した832ページの大著。イノベーション論、取引費用理論、センスメイキング理論、エージェンシー理論など、学術誌に生き残り続けてきた理論のみを厳選。それぞれを「なぜ生まれたか」「どんな問いに答えるか」という視点で解説し、単なる知識の羅列ではなく「ビジネスパーソンが現実の問題を考え抜くための羅針盤」として機能するよう設計されている。週刊ダイヤモンドベスト経済書2020第1位、15万部突破。各章が完結しているため、気になる理論から読める構成も実用的。難しい概念も平易な語り口でつかみやすく、理論の面白さに引き込まれる一冊。
「なんとなく知っていた」を全部ひっくり返された
コンサルに出入りしてもらうたびにフレームワークの話が出るが、正直ずっとモヤモヤしていた。SWOTとかRBVとか、言葉は知ってるが「で、何?」という感覚が抜けなかった。
この本を手に取ったのは後輩に勧められたから。最初の100ページで「あ、これは普通の本じゃない」と気づいた。フレームワークじゃなくて、その背後にある「理論」の話をしている。理論とは何かというと、ある現象がなぜ起きるかのメカニズムを説明するもの。フレームワークは整理の道具に過ぎず、理論があって初めて意味を持つ、という話が刺さった。
全部読むのに3ヶ月かかったが、後悔はない。特にセンスメイキング理論の章を読んで、うちの組織でリーダーシップが機能しない理由が少しわかった気がした。部下が「方針の意味」を理解していないのではなく、「自分たちの現実の解釈を共有できていない」という問題だったんだと。
分厚くてとっつきにくそうだが、各章が独立して読めるので、悩みに応じて開けばいい辞書としても使える。経営の現場にいる人間には、20代のうちに読んでおけばよかったと思う本だ。
— 製造業・経営企画部長の田中(47歳)
この本で学べること
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本の目次
- 1第1部: 知の探索・知の深化の理論(両利きの経営)
- 2第2部: 取引費用理論
- 3第3部: エージェンシー理論
- 4第4部: 資源ベース理論(RBV)
- 5第5部: センスメイキング理論
- 6第6部: 制度理論
- 7第7部: 組織エコロジー理論
- 8第8部: モチベーション・リーダーシップ理論
良い点・気になる点
良い点
- ○約30の主要理論を一冊で網羅——他に類書が存在しない唯一無二の書
- ○平易な語り口で832ページが苦にならない読みやすさ
- ○各章完結型で自分のテーマに応じて使い回せる実用性
気になる点
- △1冊で30理論を扱うため、各理論の深さは入門レベルにとどまる
- △理論の紹介が中心で、具体的な実践手順は別書で補う必要がある
みんなの評判・口コミ
★★★★★5.0
フレームワークと理論の違いを初めて腹落ちさせてくれた本。SWOTやRBVが「なぜ有効なのか」まで説明してくれる本は他にない。コンサルへの発注判断の質が上がった気がする。
★★★★★4.5
授業で断片的に学んでいた理論が全部つながった感覚。各教授がバラバラに教えることが、この本だと体系として見渡せる。受験前に読んでおきたかった。
★★★★★4.0
両利きの経営と知の探索の章が特に参考になった。ただ一冊で全部カバーする分、深さは物足りない。気になった理論の原著に進む足がかりとして使っている。
★★★★★4.5
クライアントに説明するとき「なぜこのフレームワークを使うのか」を論理立てて話せるようになった。チームの新人研修の副読本として活用している。
著者について
こんな人におすすめ
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よくある質問
Q. 832ページもあって読み切れるか不安です▼
A. 各章が独立しているため、興味のある理論の章だけを選んで読むことができます。辞書のように使う読み方も著者自身が推奨しています。
Q. 経営学の知識がなくても読めますか?▼
A. はい。著者は学術的な難解さを極力排し、口語的な文体で書いています。経営学を初めて体系的に学ぶ人向けの入門書としても機能します。
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