この本を一言で言うと
「勝とうとするな、負けるな」——インデックス投資の原点となった、個人投資家必読の古典的名著。
この本の概要
ウォール街の伝説的投資コンサルタント、チャールズ・エリスが1975年に発表して以来、半世紀にわたって読み継がれる投資哲学の古典。タイトルの「敗者のゲーム」とは、アマチュアのテニスと同じ構造を指す——プロは優れたショットで勝つが、アマチュアは自滅(ミス)した方が負ける。現代の株式市場は機関投資家が9割を占めており、個人投資家が市場を出し抜こうとするのはプロの土俵に上がるようなものだとエリスは言う。解決策はシンプル。低コストのインデックスファンドに長期投資し、「ミスをしないこと」を徹底する。第8版では現代のETF活用や行動ファイナンスの知見も加えられ、内容がさらに充実している。難解な数式は一切なく、投資の本質を誰にでもわかる言葉で伝える一冊。
この本で学べること
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良い点・気になる点
良い点
- ○半世紀の実績に裏付けられた普遍的な投資哲学を、難解な数式なしで平易に解説している
- ○「なぜインデックス投資が合理的か」を論理的かつ具体的なデータで説明しており、納得感が高い
- ○第8版ではETFや行動ファイナンスの知見が追加され、現代の投資環境にも対応した内容になっている
気になる点
- △インデックス投資の結論はシンプルなため、すでに知識がある中上級者には目新しさを感じにくい部分もある
- △米国市場・制度を前提とした記述が多く、日本の税制やNISAとの対応を自分で読み替える必要がある
みんなの評判・口コミ
★★★★★5.0
最初に読んだのは投資を始めた頃で、正直「これだけ?」と思いました。でも10年経った今、この本に書かれたことを忠実に実践してきた自分のポートフォリオが、あれこれ売買を繰り返していた友人のリターンを大きく上回っています。シンプルな真理は何度読み返しても色あせない。
★★★★★5.0
投資の本を何冊か読んで混乱していたところにこれを読んだら、すっきりしました。「難しいことをしなくていい」という結論に最初は拍子抜けしたけど、理由を理解すると納得しかない。さっそくアクティブファンドを解約してインデックスファンドに切り替えました。
★★★★★5.0
顧客に投資の基本を説明するとき、この本の内容を引用することが多いです。「なぜインデックス投資なのか」を感情論でなく論理とデータで説明できる稀有な書籍。原著第8版では行動ファイナンスの観点も充実しており、より実践的なアドバイスがしやすくなりました。
著者について
こんな人におすすめ
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よくある質問
Q. 「敗者のゲーム」というタイトルはどういう意味ですか?▼
A. アマチュアのテニスでは、優れたショットで相手を倒すのではなく、自分がミスをしないことで勝てるという構造を指しています。現代の株式投資も同様で、プロ機関投資家が支配する市場では「市場を出し抜こうとするミス」を犯さないことが勝利への道だとエリスは主張しています。
Q. インデックス投資以外の戦略についてはどう述べていますか?▼
A. 個別株のアクティブ運用や市場タイミング投資を否定はしていませんが、長期的に市場平均を継続して上回れるアクティブファンドは統計的に非常に少なく、コストを差し引けばさらに少数であると明示しています。大多数の投資家にとってはインデックス投資が合理的な選択だと結論づけています。
Q. 第8版で追加・更新された内容は何ですか?▼
A. ETF(上場投資信託)の活用方法、行動ファイナンスの視点から見た投資家心理の落とし穴、現代のデジタル投資環境への言及などが追加されています。基本的な哲学は変わりませんが、現代の投資家がより実践的に活用できる内容が充実しています。
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