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【要約・書評】『配色事典 応用編 (青幻舎ビジュアル文庫シリーズ)』の評判・おすすめポイント

和田三造|||0ページ

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この本を一言で言うと

和田三造の配色集続刊。日本の四季72パターン+昭和初期のデザイン事例165点を収録。

この本の概要

大正・昭和の色彩ノートに続く応用編。和田三造による『配色總鑑B篇』と『新作五百図案集』を復刻し、日本の12ヶ月をテーマにした3〜7色の多色配色72パターン、および昭和初期の服飾・インテリア・グラフィックデザインから抽出した165点の配色例を掲載。「長春色」「花浅葱」「梅鼠」など趣のある日本の伝統色名を英訳付きで収録しており、イラストや時代考証にも活用できる。巻末には切り取って使える172色のカラーチップ付き。前作同様ドイツの新聞にも高く評価された。

季節配色の引き出しはここから全部持ってきてる

仕事で和のブランドの色を考えるとき、まず開くのがこの本。季節ごとの多色配色が72パターン入ってて、春夏秋冬それぞれに「こういう色の重ね方があったか」って毎回発見がある。 特に気に入っているのが伝統色名のところ。「梅鼠」とか「花浅葱」って言葉自体に詩みたいな力があって、色を選ぶときの言語化にも使える。英訳がついてるのも地味にありがたくて、海外のバイヤーに説明するときに重宝している。 昭和初期のグラフィックデザインの配色例は、今見ると逆に新鮮。ポスターや広告の色使いが今のフラットデザインとは全然違う厚みがあって、「こういうの今やったら面白そう」って思う組み合わせがたくさんある。 カラーチップが切り取り式なのもよかった。本から切り取るのは少し勇気がいるんだけど、実際の生地に当てながら色を選ぶのは全然精度が違う。前作と一緒に使って初めて真価を発揮する本だと思う。

着物ブランドのデザイナー(40代)

この本で学べること

12ヶ月にふさわしい3〜7色の多色配色を72パターン収録。季節感を表現したいあらゆる制作に活用できる。

服飾・インテリア・グラフィックなど当時の実例から抽出。大正・昭和の雰囲気を正確に再現できる。

「花浅葱」「梅鼠」など情緒ある色名の英語表記も併記。国際的なプロジェクトでも使いやすい。

巻末のカラーチップは切り取って手元の色合わせに実際に使用可能。実務での活用を想定した設計。

本の目次

  1. 1配色總鑑B篇について
  2. 2日本の12ヶ月・季節の多色配色(72パターン)
  3. 3昭和初期の服飾配色例
  4. 4昭和初期のインテリア配色例
  5. 5昭和初期のグラフィックデザイン配色例
  6. 6伝統色名索引(日本語・英語)
  7. 7172色のカラーチップ

良い点・気になる点

良い点

  • 季節感・和のテイストを取り入れた多色配色が充実
  • 伝統色名の英訳付きで国際対応もできる
  • カラーチップが切り取り式で実用的
  • 前作と合わせて使うと配色の引き出しが大幅に増える

気になる点

  • CMYK・RGB値の記載があるかは確認が必要
  • 現代のデジタルデザイントレンドとは距離感がある
  • 昭和初期テーマのため現代的なカラーは少ない

著者について

こんな人におすすめ

よくある質問

Q. 前作『配色事典』との違いは何ですか?
A. 前作が基本の348配色パターンを中心とするのに対し、本書は季節感ある多色配色と昭和初期の実例デザインに特化した応用編です。両方揃えると参照範囲が大きく広がります。
Q. カラーチップはどう使いますか?
A. 巻末のチップは切り取り式で、実際の生地・紙・商品との色合わせや、プレゼン時の色サンプルとして使えます。
Q. 英語での読者向けに使えますか?
A. 伝統色名に英訳が付いており、海外向けのJapanese-styleデザインプロジェクトでも活用できます。

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