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【要約・書評】『配色事典―大正・昭和の色彩ノート (青幻舎ビジュアル文庫シリーズ)』の評判・おすすめポイント

和田 三造|||0ページ

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この本を一言で言うと

大正・昭和初期の名著を復刻した、CMYK値付き348パターンの配色見本帖。

この本の概要

画家・和田三造が1933年から編纂した日本初の配色集『配色總鑑』を新装復刻した一冊。大正から昭和初期にかけてのモダンな色使い348パターンを収録し、すべての色表にCMYK値とカラーチップを付記。当時は「配色」という概念が一般に普及していない時代に、いち早く色彩の体系化に取り組んだ和田三造の仕事は、日本色彩研究所設立にまで発展した。現代においても色彩感覚の普遍性が評価され、ドイツの名門紙にも「未知の色合いに魅了される」と紹介された。カラーコーディネーターやインテリアデザイナーはもちろん、伝統的な日本の色彩文化を研究したいすべての人に対応した実用的な資料集。

職場の棚に10年以上置いてある本

うちの会社では新人が入るたびにこの本を紹介している。最初は「なんで昭和の本を?」って顔をするんだけど、使い始めるとだいたい手放せなくなる。 大正・昭和初期の配色ってどこかモダンなのに懐かしい、絶妙なバランスがある。くすみがかった赤と淡い緑の組み合わせとか、今のトレンドカラーと並べても全然負けない。むしろ「この色どこで見つけたの?」って言われることの方が多い。 個人的に気に入ってるのは、全部にCMYK値がついてること。配色見本帖って「きれいだけど実際にどう使うの?」ってなりがちなんだけど、この本は数値があるから即座に使える。ファッションや和柄のテキスタイルを作るとき、ここから色を拾ってそのまま使うことも多い。 文庫サイズも地味に助かる。作業机の端に置いておいても邪魔にならないし、打ち合わせにも持っていける。古い本だけど今でも現役で使える実用品。

テキスタイルデザイナー(30代)

この本で学べること

日本初の配色集を復刻。当時の感性と現代デザインに通じる普遍的な色の組み合わせを網羅している。

実務での再現に必要なCMYK数値をすべての配色に付記。デジタル制作にも直接使える。

1927年に日本標準色協会(現・日本色彩研究所)を創設し、映画衣装でアカデミー賞も受賞した多彩な芸術家の視点。

青幻舎ビジュアル文庫シリーズとして手軽に手元に置ける設計。作業中の参照がしやすい。

本の目次

  1. 1配色總鑑について——和田三造の色彩思想
  2. 2大正・昭和の配色パターン(1〜100)
  3. 3大正・昭和の配色パターン(101〜200)
  4. 4大正・昭和の配色パターン(201〜348)
  5. 5CMYK値・カラーチップ一覧
  6. 6解説:近江源太郎(日本色彩研究所理事長)

良い点・気になる点

良い点

  • CMYK値付きで実務に即座に使える
  • 復刻元の資料価値が高く歴史的希少性がある
  • 348パターンと収録数が豊富
  • 文庫サイズで扱いやすくコスパが高い

気になる点

  • デジタルツール向けのRGB・HEX値は掲載されていない
  • 配色の理論解説は少なく見本集としての性格が強い
  • 現代のトレンド系配色は収録されていない

著者について

こんな人におすすめ

よくある質問

Q. デジタルデザインに使えますか?
A. CMYKの数値は掲載されていますが、RGB・HEX値の記載はありません。変換ツールを使えばデジタル制作にも応用できます。
Q. 英語版はありますか?
A. 本書の元となった『A Dictionary of Color Combinations』として英語版も出版されており、海外でも高く評価されています。
Q. 初心者でも使いやすいですか?
A. 配色理論の解説よりも見本集としての構成のため、色の組み合わせを直感的に選ぶ用途に向いています。理論を学ぶには別の入門書との併用がおすすめです。

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