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【要約・書評】『オブジェクト指向UIデザイン──使いやすいソフトウェアの原理 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)』の評判・おすすめポイント

ソシオメディア株式会社|||0ページ

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この本を一言で言うと

オブジェクト指向でUIを設計する「OOUI」の理論・プロセス・実践演習を徹底解説した専門書。

この本の概要

本書はオブジェクト指向ユーザーインターフェース(OOUI)の考え方と実践を解説した専門書。タスク(動詞)ではなくオブジェクト(名詞)を起点にUIを設計することで、画面数が減り作業効率・開発効率・拡張性が劇的に向上する。前半は理論とプロセスを詳解し、後半では18の実践演習(ワークアウト)で実際に手を動かしながらOOUIの設計手法を体得できる。GUIの歴史的な背景からモードレスネスの哲学まで、UI設計の本質に迫る内容を収録している。

「なんか使いづらいUI」の原因がやっとわかった

正直、この本を読む前は「UIが使いづらい」という感覚はあっても、なぜ使いづらいのかを言語化できていなかった。この本を読んで、その理由がタスク指向だったからだとわかった。 OOUIの考え方はシンプルで、「もの(名詞)から操作を始める」というだけのことなんですが、これを意識するだけで設計の組み立て方が全然変わる。「メールを送る」という動詞から始めるか、「メール」というオブジェクトを起点にするか——その違いがUIの使いやすさに直結している。 後半のワークアウトが特に良かったです。読んで理解した気になっていたのに、いざ自分でオブジェクトを抽出しようとすると全然できない。何度かやり直して、解説を見てやっと「ああ、こういうことか」と腑に落ちる体験ができた。社内のデザインレビューでも、この本の言葉を使うようになってから議論が整理されやすくなりました。 エンジニア、デザイナー、PMで共通言語として読める本だと思う。チームで輪読するのもおすすめです。

SaaS企業のプロダクトデザイナー(32歳男性)

この本で学べること

オブジェクトを知覚・操作できること、オブジェクト選択→アクション選択の操作順序など、OOUIの4つの原則を明確に解説している。

オブジェクト抽出・ビューとナビゲーションの検討・レイアウトパターン適用という3段階のプロセスを実践形式で学べる。

メモアプリから販売実績照会まで、基礎編9問・応用編9問の演習で実際に設計を考えることで手法が体得できる。

WhirlwindからStar、Macintosh、iPhoneまでGUIの歴史を追いながら、OOUIの思想的背景を理解できる。

ラリー・テスラーやドナルド・ノーマンの考え方を引用しながら、モードレスなUIが使いやすい理由を解説している。

本の目次

  1. 11章 オブジェクト指向UIとは何か
  2. 22章 オブジェクト指向UIの設計プロセス
  3. 33章 オブジェクト指向UI設計の実践
  4. 44章 ワークアウト:基礎編(レベル1〜9)
  5. 55章 ワークアウト:応用編(レベル10〜18)
  6. 66章 オブジェクト指向UIのフィロソフィー

良い点・気になる点

良い点

  • 理論から実践演習まで一冊で完結
  • 18の演習で実際に手を動かして学べる
  • GUIの歴史的背景まで深く理解できる
  • ビジネスアプリケーション設計に直接役立つ

気になる点

  • 専門性が高く初心者には難しい箇所がある
  • モバイルアプリ寄りの設計例が多くWebサイト設計との差異は自分で補完が必要

こんな人におすすめ

よくある質問

Q. プログラミング知識がなくても読めますか?
A. はい。本書はUI設計の考え方を扱う本であり、コードは出てきません。デザイナーやプロダクトマネージャーにも読める内容です。
Q. ワークアウト(演習)は難しいですか?
A. 基礎編から応用編まで段階的に難易度が上がります。各問にヒントと解説があるため、一人でも取り組めますが、前半の理論をしっかり読んだ上で進むと理解が深まります。
Q. Webサイト設計にも使えますか?
A. OOUIの原則はWebアプリケーションにも適用できます。ただし演習はモバイル・デスクトップアプリケーション寄りが多いため、Web設計への応用は自身で考える部分があります。

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