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合同会社設立・登記・運営がまるごとわかる本 第2版
初心者副業

【要約・書評】『合同会社設立・登記・運営がまるごとわかる本 第2版』の評判・おすすめポイント

「合同会社まるごとわかる本」プロジェクトチーム|||0ページ

★★★★4.5
(4件)

この本を一言で言うと

設立準備から登記、届出、運営までを24人の専門家が丸ごとカバー——合同会社をつくって回すための実務がこの一冊で完結する総合ガイド

この本の概要

合同会社は株式会社とくらべて設立コストが安く、意思決定も速い。小規模ビジネスや副業の法人化で選ばれることが増えている法人形態だ。本書は中小企業診断士・税理士・司法書士・社会保険労務士など24名の専門家チームが、検討段階から設立後の運営まで、実務で必要になる知識をひとまとめにした一冊になっている。 第2版では印鑑届出の任意化や直近の法改正を反映し、定款のサンプルや登記申請書の記載例も新しくなった。「個人事業主のままでいいのか、法人にすべきか」という最初の判断材料から、具体的な設立スケジュールや費用感まで、検討初期に浮かぶ疑問にきちんと答えてくれる構成だ。 本書が目を引くのは、登記完了後の手続きにもしっかりページを割いているところだ。税務署への届出、年金事務所や労働基準監督署への届出、ハローワークへの届出など、設立直後に駆け回ることになる届出先と必要書類をひとつずつ丁寧に解説している。ここが手薄な本は意外と多いので、実務書としての完成度の高さが際立つ。 設立後1年間の運営——資金調達、変更登記、決算手続きなど——もフォローしており、つくって終わりではなく、走り出してからの見通しまで持てる構成になっている。合同会社という選択肢を本気で考えている人が手元に置いておきたい実務書だ。

「設立後の届出地獄」を事前に知れたのが一番デカかった

副業でWebサイトの運営をやっていて、年商が800万くらいまで来たのでそろそろ法人化かなと思って買った本。合同会社って正直「株式会社の廉価版でしょ」くらいにしか思ってなかったんだけど、読み始めたらその認識がだいぶ変わった。 まず驚いたのが、著者が24人いること。税理士、司法書士、社労士、中小企業診断士……。一人で全分野をカバーしようとするとどこかしら薄くなるものだけど、この本はそれぞれの専門家が自分の守備範囲を書いているので、章ごとの情報密度がちゃんと高い。定款のサンプルも「こう書けば通ります」で終わらず、なぜその書き方にするのかという背景まで触れてくれるのが良かった。 自分にとって一番ありがたかったのは第5章の届出パート。登記が済んだあとに税務署、都道府県税事務所、市区町村、年金事務所、労基署、ハローワーク……と、こんなに届出先があるのかと正直引いた。しかも届出ごとに期限がバラバラ。これを事前に知らなかったら間違いなくパニックだったと思う。届出先ごとに必要書類と期限が一覧表になっているので、チェックリストとしてそのまま使えたのが実用的すぎた。 第2版で印鑑届出の任意化に対応しているのも地味にデカい。ネットだと古い記事と新しい記事が混在していて、実印がいるのかいらないのかよく分からなくなるんだけど、この本は2023年時点の制度ベースで統一されているから変に迷わなくて済んだ。 あえて不満を挙げると、IT系に特化した事例がもっと欲しかったかな。内容自体は業種を選ばない汎用的なつくりなんだけど、自分みたいにWebサービスやSaaSをやっている人間からすると「ソフトウェア事業で合同会社にするときの留意点」みたいな切り口があったら刺さり方が違ったと思う。 あと308ページあるので一気読みはそこそこ大変。ただ章ごとに独立しているから、拾い読みでも全然問題ない。設立前に第1〜3章、登記のタイミングで第4章、設立直後に第5〜6章、みたいにフェーズごとに開けばいい。 総合的には、合同会社の設立を考えている人が最初に手に取る本としてかなりおすすめ。専門家に相談する前の予習に使うと打ち合わせの質が全然変わる。自分はこの本を読んでから税理士に相談しに行ったら「よく調べてますね」って言われて、それだけで2090円の元は取った気分だった。

35歳 IT企業勤務 副業の法人化を検討中

この本で学べること

24名の専門家による多角的な解説

中小企業診断士、税理士、司法書士、社会保険労務士など各分野のプロが自身の専門領域を担当して執筆しているため、設立前の検討から届出・運営まで偏りなく実務知識を得られる

設立後の届出手続きを網羅的にカバー

税務署・年金事務所・労働基準監督署・ハローワークなど、設立直後に必要となる届出先と書類を一覧で整理。提出期限や添付書類まで具体的に示されており、チェックリストとしてそのまま活用できる

第2版で最新の法改正に対応

印鑑届出の任意化をはじめ、近年の制度変更をきちんと反映。ネット上にある古い情報に振り回されず、2023年時点の正確な手続きを確認できる

個人事業主・株式会社との比較が明確

合同会社を選ぶメリット・デメリットを個人事業主や株式会社と並べて具体的に比較。設立費用、税負担、意思決定の自由度など、法人形態を決めるために必要な情報がまとまっている

定款サンプル・登記書類の記載例が充実

定款の条文例や登記申請書の記載方法が実際の書式に即したサンプル付きで掲載されており、書類作成時に迷うことなく進められる

本の目次

  1. 1第1章 合同会社設立を思い立ったら
  2. 2第2章 設立計画を立てる
  3. 3第3章 基本事項を決め、定款を作成する
  4. 4第4章 登記手続を行う
  5. 5第5章 いろいろと届け出る
  6. 6第6章 設立後1年のあれこれ

良い点・気になる点

良い点

  • 24名の専門家による分担執筆で、設立・登記・届出・運営の全工程が高い精度でカバーされている
  • 設立後の届出手続き(税務署、年金事務所、労基署等)を一覧で整理しており、実務で即使える
  • 第2版で印鑑届出の任意化など最新の法改正に対応しており、情報の鮮度が高い
  • 定款サンプルや登記書類の記載例が豊富で、書類作成時の参照資料として優秀

気になる点

  • 308ページとボリュームがあり、通読するにはある程度の時間が必要
  • 業種別の具体的な事例(IT系、飲食系など)は少なく、汎用的な解説が中心
  • 複数著者の分担執筆のため、章によって文体や説明の粒度にばらつきがある

みんなの評判・口コミ

t
taro

MLエンジニア

★★★3.5

合同会社の設立手続きがひと通り載っているけど、自分のケースにぴったり当てはまる事例は少なかった。定款のサンプルは参考になったものの、社員1名の場合と複数名の場合とでもう少し分けて解説してくれるとありがたかった。基本知識を固めるには十分だが、複雑なケースは別途専門家に相談する必要があると感じた。

n
nao

バックエンドエンジニア

★★★★4.0

個人事業主から合同会社への法人成りを考えていて購入。株式会社との違いが費用面でも手続き面でもきれいに整理されていて、最終的に合同会社に決める後押しになった。第5章の届出先一覧は設立後に何度も開いて確認した。税務まわりの解説がもう少し踏み込んでいたら満点だったかもしれない。実務書としては十分な内容だと思う。

s
sho

メーカー営業

★★★★4.5

設立準備から運営までこの一冊で回せるのが最大の強み。登記申請書の記載例がそのまま使えるくらい具体的で、ここだけでも買った価値があった。24人の専門家が関わっているだけあって、章ごとの記述に信頼感がある。第2版で印鑑届出の任意化にも対応済みで、最新の制度をベースに手続きを進められた。合同会社設立を考えている人にまず勧めたい。

のり

ソリューション営業

★★★★★5.0

会社設立が初めてだったけど、この本だけで司法書士に頼まず自力で登記まで終えられた。各章の冒頭にある「この章で分かること」が地味に便利で、今どのステップにいて次に何をすればいいかが常に見えていた。設立後の届出も漏れなくこなせたのは、本書のチェックリスト的な構成のおかげ。2090円でこの情報量はコスパが良すぎる。

こんな人におすすめ

個人事業主で法人化を検討している人

売上が伸びてきて合同会社への法人成りを考え始めた個人事業主。株式会社との比較を含め、判断材料を得られる

副業を法人化したいサラリーマン

副業の規模が大きくなり、節税や信用力のために法人格を持ちたいと考えている会社員

設立手続きを自分でやりたい人

司法書士に依頼せず、定款作成から登記申請まで自力で進めたい人。書類のサンプルが充実しているので実務に直結する

設立後の届出や運営に不安がある人

登記は終わったものの、その後どこに何を届け出ればいいのか分からない人。届出先と期限を一覧で確認できる

よくある質問

Q. 合同会社と株式会社、どちらで設立すべきか迷っています。この本で判断できますか?
A. 『合同会社設立・登記・運営がまるごとわかる本 第2版』の第1章で、合同会社と株式会社の違いが設立費用・意思決定の仕組み・対外的な信用力など複数の切り口で比較されています。それぞれのメリット・デメリットが整理されているので、自分のビジネスに合う法人形態を選ぶための判断材料になります。
Q. 法律の知識がなくても読めますか?
A. 『合同会社設立・登記・運営がまるごとわかる本 第2版』は法律の専門知識がない方を想定して書かれています。専門用語にはかみ砕いた解説が添えられており、手続きの流れも順を追って説明されているため、初めて法人設立に取り組む方でも無理なく読み進められます。
Q. 一人で合同会社を設立する場合にも対応していますか?
A. はい。『合同会社設立・登記・運営がまるごとわかる本 第2版』では、社員1名での設立を前提にした定款例や手続き上の注意点も取り上げられています。一人合同会社は実際に多いパターンなので、本書でもそのケースをしっかりカバーしています。
Q. 設立後の届出先がたくさんあって不安です。この本でカバーできますか?
A. 『合同会社設立・登記・運営がまるごとわかる本 第2版』の第5章で、税務署・都道府県税事務所・市区町村・年金事務所・労働基準監督署・ハローワークへの届出が網羅的に解説されています。届出先ごとに必要書類と提出期限が整理されているので、漏れなく対応できます。
Q. 電子定款の作成方法は載っていますか?
A. 『合同会社設立・登記・運営がまるごとわかる本 第2版』では、紙の定款と電子定款の両方について解説されています。電子定款を選ぶと収入印紙の4万円が不要になるメリットについても触れられており、設立コストを抑えたい方の参考になります。
Q. 第1版と第2版の違いは何ですか?
A. 第2版では印鑑届出の任意化をはじめとする最新の法改正に対応しています。登記手続きの説明や定款サンプルも刷新されており、2023年時点の正確な制度に基づいた内容です。これから設立する方は第2版を選ぶのがおすすめです。
Q. この本だけで合同会社を設立できますか?
A. シンプルな構成の合同会社であれば、『合同会社設立・登記・運営がまるごとわかる本 第2版』の手順に沿って進めることで、専門家に依頼せず自力で設立することは十分可能です。ただし、出資構成が複雑だったり特殊な事業内容だったりする場合は、本書で基礎を押さえたうえで専門家に相談することをおすすめします。

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