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"働く"を自分でデザインする おんな・ひとり・フリーランス (DO BOOKS) - MAIN
初心者副業

【要約・書評】『"働く"を自分でデザインする おんな・ひとり・フリーランス (DO BOOKS)』の評判・おすすめポイント

佐賀晶子|||0ページ

★★★★4.5
(4件)

この本を一言で言うと

内閣府・大企業・ベンチャーを経てフリーランスになった著者が、仕事・お金・地方移住・学び直しまでを赤裸々に綴った、生き方の実践エッセイ。

この本の概要

本書は、パーソナルコーチ・広報コンサルタントとして活躍する著者・佐賀晶子が、自分の働き方を自分でデザインしていく過程をエッセイ形式で綴った一冊だ。内閣府での公務員経験を皮切りに、大企業、ベンチャー、そしてフリーランスへ——その軌跡は、多くの働く女性が心のどこかで思い描きながらも踏み出せずにいるキャリアの地図と重なる。 単なる「フリーランスの始め方ノウハウ本」ではないところが本書の真骨頂で、仕事の不安、お金の現実、住宅ローンの壁、孤独感といった、きれいごとを抜きにした本音が随所に顔を出す。読んでいると「この人も同じことで悩んでいたんだ」と思わず膝を打つ場面が続く。テクニックより先に、生き方への向き合い方を問い直させてくれる。 著者が実践する岐阜と東京の二拠点生活も本書の大きなテーマだ。地方に暮らすリアルなコストや人間関係、都市との往来で生まれる発見が具体的に描かれており、「地方移住」を漠然と憧れとして抱いていた人に対して、理想と現実の両面から考えるヒントを与えてくれる。特に地域コミュニティとの関わりや、地方でのフリーランスとしての仕事の作り方は読み応えがある。 後半では婚活・学び直し・終活まで踏み込む構成が独特で、「フリーランスとしてどう稼ぐか」より「人生をどう生きるか」という問いへと読者を引っ張っていく。働き方の本でありながら、最終的には自分の人生を主体的に選び取ることへの宣言書として読み終える——そんな一冊だ。

「これ、私のことだ」と思いながら最後まで読んでしまった

正直に言うと、「フリーランス本」というジャンルにちょっと食傷気味だった。「月収100万円達成」「案件獲得の秘訣」みたいな本は何冊か読んだことがあって、でも現実の自分との距離感に疲れてしまって。だからこの本も、最初はあまり期待せずに手に取った。 でも、読み始めて10分で姿勢が変わった。 著者の佐賀さんが描くのは、成功談じゃない。「内閣府にいた頃、ずっと違和感があった」とか「大企業でもベンチャーでも、何かが足りない感じがした」とか——そういう、きれいに整理できない感情の話からはじまるのだ。それが妙にリアルで、自分の毎日の朝の通勤電車と重なった。 特に刺さったのは、お金の話を赤裸々に書いているところ。住宅ローンをどう考えるか、フリーランスになったら収入の波にどう備えるか——数字が出てくるわけじゃないけど、「こういうことで不安になるんだよね」という感触が伝わってきて、逆にそれが安心感になった。「不安でいいんだ、でも動いた」という著者の姿勢に、静かに背中を押される感じ。 二拠点生活(岐阜と東京)の話も、単なる「田舎暮らし礼賛」じゃないところが好きだった。移住のロマンだけじゃなく、地域のしがらみや不便さ、それでも得た豊かさがちゃんと書いてある。私自身、地元に戻ることを考えながらもふんぎりがつかなかったのだけど、この章を読んで「完全移住じゃなくてもいい」という選択肢が急にリアルになった。 婚活から終活まで扱う後半は、最初「えっ、そこまで行くの」と驚いたけど、読み終えると全部つながって見えてくる。結局これは「自分の人生を自分で選ぶ」という一本の話であって、働き方はその一部にすぎないのだと。 男性の読者にも刺さると聞いて、それも納得した。フリーランスとか女性とか関係なく、「このまま会社員でいていいのか」という問いに向き合いたい人なら、性別問わず読む価値がある。ノウハウは少ないけど、問い直す力は強い。そういう本だった。

35歳 大手メーカー勤務でフリーランス転身を検討中の女性

この本で学べること

本の目次

  1. 1Chapter1 違和感に気づけば本音が目を覚ます
  2. 2Chapter2 決断のとき――動き出すと世界が手を差し伸べてくれる
  3. 3Chapter3 雇われないという選択肢――フリーランスのはじめ方
  4. 4Chapter4 お金を味方につけると人生がはずむ
  5. 5Chapter5 地方にあるもうひとつの暮らし
  6. 6Chapter6 学びが私を自由にする
  7. 7Chapter7 婚活から終活へ――意味ある未来を選び取る

良い点・気になる点

良い点

  • ノウハウ本にありがちな「成功者の武勇伝」ではなく、不安や迷いを含めた等身大の実話が読める
  • お金・住まい・人間関係など、フリーランス転身に伴う現実的な課題を幅広くカバーしている
  • 二拠点生活の具体的なリアルが描かれており、地方移住や多拠点生活を検討する人の参考になる
  • エッセイ調で読みやすく、スキルや知識の有無にかかわらず誰でもスラスラ読み進められる

気になる点

  • 具体的なフリーランス案件の獲得方法や契約・経理の実務については詳しく書かれていないため、実践的なハウツーを求める人には物足りないかもしれない
  • 著者の経歴・価値観・環境(二拠点生活など)が特殊なため、全てのケースにそのまま当てはまるわけではない
  • 後半の婚活・終活パートは働き方との関連が薄く感じる読者もいる可能性がある

みんなの評判・口コミ

けんじ

Web担当者

★★★★★5.0

フリーランスに転向したいけど踏み出せない、という状況で手に取りました。ノウハウより先に、著者の正直な迷いと決断のプロセスが書かれていて、読み終わったあとに「動いてみようかな」という気持ちになれました。お金の話も逃げずに書いてくれているところが信頼できます。

こーた

マーケター

★★★★★5.0

男性ですが非常に参考になりました。「おんな・ひとり」というタイトルで手に取るのを少し躊躇しましたが、中身は性別関係なく刺さります。特に二拠点生活の章は、自分も地方移住を考えていたのでリアルな視点が助かりました。きれいごとがなくて読み応えがありました。

ゆうと

EC企業マーケター

★★★★4.5

エッセイとして純粋に面白い一冊でした。内閣府からフリーランスというキャリアの振れ幅が大きいぶん、各ステージでの葛藤が生々しく描かれています。婚活・終活まで踏み込む構成には最初戸惑いましたが、読み終えると「人生全体を自分でデザインする」というテーマとして一貫していて納得しました。

りん

会社員

★★★★4.0

フリーランスの実務ノウハウを期待していたので、その点では少し物足りなかったです。ただ、著者の生き方に対する誠実さと、具体的な生活の変化(岐阜移住・住宅ローン問題など)が丁寧に書かれていて、読後に「自分はどうしたいか」を考えるきっかけになりました。すでにフリーランスの方よりこれから転身を検討している方向けだと思います。

著者について

こんな人におすすめ

関連書籍との比較

タイトル著者レベル評価価格
小さくはじめよう —自分らしい事業を手づくりできる「マイクロ起業」メソッド斉藤 徹初心者★★★★ 4.0¥1,802
仕事がとぎれない ムリせず長く続けられる 女性フリーランスの働き方小川 真理子初心者★★★★★ 5.0¥1,650
フリーランス大全第二版井戸 美枝初心者★★★★★ 4.5¥1,760

よくある質問

Q. 『おんな・ひとり・フリーランス』はフリーランスの実務ノウハウが書かれた本ですか?
A. いいえ、実務マニュアルではありません。『おんな・ひとり・フリーランス』は、著者がフリーランスになるまでの経緯や、なってからの生活・お金・人間関係を等身大のエッセイとして綴った「生き方の実践書」です。案件獲得の手順や経理の具体的な方法よりも、どんな葛藤を経て決断したか、どう生活を変えたかという内面と実態に重きが置かれています。
Q. 『おんな・ひとり・フリーランス』は女性向けの本ですか?男性も読めますか?
A. タイトルに「おんな」とありますが、内容の多くは性別を問わず共感できます。『おんな・ひとり・フリーランス』のAmazonレビューでも男性読者から「非常に参考になった」「性別関係なく刺さる」という声が多く寄せられています。会社勤めへの違和感、フリーランス転身への不安、二拠点生活への憧れなど、テーマは普遍的です。
Q. 『おんな・ひとり・フリーランス』で描かれている二拠点生活とはどのようなものですか?
A. 著者は岐阜と東京の二拠点で生活しています。『おんな・ひとり・フリーランス』では、地方に暮らすことのコストや人間関係のリアル、都市との往来で気づいた発見が具体的に描かれています。単なる「田舎暮らし礼賛」ではなく、不便さやしがらみも含めた等身大の二拠点生活が書かれており、地方移住を検討している人の参考になります。
Q. 『おんな・ひとり・フリーランス』の著者・佐賀晶子さんはどのような経歴の方ですか?
A. 佐賀晶子さんはパーソナルコーチ・広報コンサルタントとして活動しています。キャリアは内閣府での公務員経験からスタートし、その後大企業、ベンチャー企業を経てフリーランスへ転身。『おんな・ひとり・フリーランス』はその多様な経歴を通じて得た学びと実感を綴った一冊です。
Q. 『おんな・ひとり・フリーランス』にはお金の話はどの程度書かれていますか?
A. 第4章「お金を味方につける」を中心に、フリーランスになった際の収入の不安定さや住宅ローンとの向き合い方など、現実的なお金の話が書かれています。『おんな・ひとり・フリーランス』は具体的な数字を羅列するタイプではありませんが、著者の実体験に基づいた「お金との付き合い方の姿勢」が正直に語られており、読者から「逃げずに書いてくれている」と評価されています。
Q. 『おんな・ひとり・フリーランス』で婚活や終活まで扱っているのはなぜですか?
A. 著者にとって「働く」ことは人生全体の一部にすぎないからです。『おんな・ひとり・フリーランス』は仕事の本でありながら、最終的には「自分の人生を自分で選び取る」というメッセージを伝えることを目的としています。婚活・終活も含め、人生のあらゆる選択を主体的にデザインするという一貫したテーマのもとに構成されています。
Q. 『おんな・ひとり・フリーランス』はフリーランス未経験者でも読めますか?
A. はい、むしろ未経験者や転身を検討中の方に向いています。『おんな・ひとり・フリーランス』はすでにフリーランスとして活動している人向けのスキルアップ本ではなく、これからどんな働き方・生き方を選ぶかを考えている段階の人が読むと最も効果的です。専門知識がなくても読みやすいエッセイ形式なので、気軽に手に取れます。

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