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Webマーケティング最強の1冊目 ~予算/知名度/センスに頼らず成果を得る方法 - MAIN

【要約・書評】『Webマーケティング最強の1冊目 ~予算/知名度/センスに頼らず成果を得る方法』の評判・おすすめポイント

西 俊明|||0ページ

★★★★4.5
(4件)

この本を一言で言うと

270社超の現場経験から体系化された「弱者のWebマーケティング戦略」を、戦略立案からSEO・SNS・広告・リスク対策まで1冊で学べる実務入門書——予算もセンスもなくていい、正しい順番さえ踏めば成果は出せる。

この本の概要

本書は、ある日突然Web担当者に任命されて途方に暮れている人のためのWebマーケティング実務入門書です。著者の西俊明氏は中小企業診断士として270社以上のコンサルティングを手がけてきた実績を持ち、その現場経験をもとに「予算も知名度もセンスもない会社」がWebで成果を出すための弱者の戦略を体系化しています。 構成は「戦略編」と「施策編」の二部構成。戦略編ではまず自社にとっての成功の定義を明確にし、リサーチを通じて顧客像と自社の強みを洗い出し、認知から購入までの導線を設計します。いきなりSEOやSNSに飛びつくのではなく、戦略を固めてから施策に落とすという順番を徹底している点が本書の大きな特徴です。 施策編では、Webサイトの構築・運用、記事コンテンツの作り方、SNS活用、SEO、Web広告と、主要チャネルを網羅的にカバーしています。さらに最終章では炎上リスクや法的トラブルなど「守り」のマーケティングにも紙幅を割いており、攻めと守りの両面から実務の全体像を1冊で把握できる構成です。 336ページで全領域を扱う性質上、個々の施策を深掘りするというよりは全体の地図を手に入れるための本です。各章で得た知識を起点に専門書へステップアップしていく使い方が最も効果的でしょう。タイトルどおり「最初の1冊」として、全体像をつかんでから個別の学びを深めていくための出発点になる一冊です。

「で、何からやればいいの?」に初めてまともに答えてくれた本だった

今年の春に異動でWeb担当になったんですが、前任者が退職していて引き継ぎがほぼゼロだったんですよ。上司からは「とりあえずSNSとSEOやっといて」と言われたものの、そもそもSEOって具体的に何するの?という状態。Webマーケティングの本を何冊か買ってみたんですけど、どれもリスティング広告の運用テクニックとかSNSの投稿術とか、いきなり施策の話から始まるんですよね。いや、自分が知りたいのはそこじゃないんだって。「うちみたいな小さい会社が、限られた予算で、まず何から手をつけるべきか」——これがずっと分からなかった。 この本はまさにそこから始めてくれます。戦略編の冒頭で「あなたの成功はどこにあるのか」って問いかけてくるんですけど、これが刺さった。PVを増やすこと自体が目的じゃなくて、事業のゴールから逆算して施策を選ぶんだっていう、考えてみれば当たり前のことをちゃんとステップで教えてくれる。うちの場合は問い合わせ数がKPIなんだな、とこの時点で整理できたのが大きかったです。もうこれだけで買った価値あったなと。 第2章のリサーチの部分がまた良くて、競合分析の方法が具体的に書いてあるんです。自社の強みなんて正直考えたことなかったけど、著者のフレームワークに沿って書き出してみたら意外と差別化ポイントが見えてきて。270社を見てきた人の「中小企業あるある」がそのまま載っている感じで、首がもげるほど頷きました。「あ、うちだけじゃないんだ」って思えたのも地味に救われた。 施策編はSEO、SNS、Web広告、コンテンツ作りと一通り網羅されていて、それぞれ「何から始めるか」と「最低限やるべきこと」が明確。特にSEOの章はテクニカルな話に深入りしないで、中小企業のWeb担当者が現実的にできる範囲にフォーカスしてくれていて、読んだ翌日にはタイトルタグの見直しを始めてました。こういう「明日からできる」感があるのが嬉しい。 正直言って、各チャネルの深掘りは専門書にかないません。SNS運用だけで1冊、SEOだけで1冊っていう世界なので、本書の各章はあくまで入口レベルです。でもそれでいいんですよ。この本の価値は全体の地図をくれることにある。どのチャネルに力を入れるべきかの判断基準が手に入るから、次に読む本を選ぶ時にも迷わなくなった。Web担当を任されて途方に暮れている人がいたら、タイトルどおり最強の1冊目として全力で薦めたいです。

25歳 従業員30人のメーカーでいきなりWeb担当に任命された営業出身の社員。マーケティングの勉強はゼロからのスタート

この本で学べること

施策の前にまず戦略を固める

いきなりSEOやSNSに手を出すのではなく、事業のゴール設定→顧客と強みのリサーチ→認知から購入までの導線設計という順番で戦略を組み立てる構成です。この順番を守ることで、限られたリソースを無駄な施策に費やすリスクを避けられます。

「弱者の戦略」で予算・知名度のハンデを超える

大企業と同じ戦い方をしても勝てないという前提に立ち、270社以上のコンサルティング経験から中小企業が持つリソースで最大の成果を出す考え方を体系化しています。予算やセンスに頼らず、正しい手順を踏むことで成果を出す実践的な方法論です。

Webマーケティングの全チャネルを1冊で網羅

Webサイト構築、コンテンツ作成、SNS、SEO、Web広告と、主要チャネルのすべてを1冊でカバーしています。各チャネルの位置づけと優先順位が全体像の中で理解できるため、断片的な知識に振り回されなくなります。

「守り」のマーケティングまでカバー

攻めの施策だけでなく、炎上リスク・法的トラブル・レピュテーション管理など守りの側面にも1章を割いています。中小企業では一度のトラブルが致命傷になりかねないため、リスク対策を初期段階から学べる構成は実務的に大きな意味があります。

顧客の購買プロセスに沿った導線設計を学べる

顧客が商品を認知してから購入に至るまでのプロセスを理解し、各段階で何をすべきかを設計する思考法が身につきます。ファネル全体を見渡すことでボトルネックを特定し、適切な施策を打てるようになります。

本の目次

  1. 1第1章 あなたの「成功」はどこにあるのか
  2. 2第2章 リサーチから自社の「顧客」と「強み」を洗い出す
  3. 3第3章 商品の「認知」から「購入」まで誘引するには
  4. 4第4章 すべての礎になる「Webサイト」の構築と運用
  5. 5第5章 ユーザーが読みたくなる「記事やコンテンツ」の作り方
  6. 6第6章 「ソーシャルメディア」で顧客との信頼を積み重ねる
  7. 7第7章 検索エンジンに評価してもらう「SEO」の勘どころ
  8. 8第8章 ムダなく最速で集客を増やす「Web広告」の秘訣
  9. 9第9章 リスクを回避する「守り」のマーケティング

良い点・気になる点

良い点

  • 戦略から施策まで一冊で全体像を把握でき、Webマーケティングの地図が手に入る
  • 270社超の中小企業コンサルティング経験に基づく実践的なアドバイスが豊富
  • 予算やセンスがなくても実行できる「弱者の戦略」に特化している
  • 炎上リスクなど守りのマーケティングまでカバーしている点が手堅い

気になる点

  • 各チャネルの解説は入門レベルにとどまり、深掘りには専門書が必要
  • 336ページで全領域を扱うため、すでに実務経験がある人には物足りない部分がある
  • BtoBとBtoCの違いに踏み込んだ解説がやや薄い

みんなの評判・口コミ

けんじ

Web担当者

★★★★4.0

Web担当になって半年、何も分からないまま手探りでやってきたけど、この本を読んでようやく全体像が見えた気がします。戦略から入る構成がいいですね。自分がやってきたことがいかに場当たり的だったか痛感しました。ただ、各チャネルの話はどうしても広く浅くになるので、SEOやWeb広告はこの後に専門書を読まないとちょっと厳しいかなと。最初の地図としてはすごく良い本ですが、これ1冊で実務が完結するわけではないです。入門書としての役割は十分果たしてくれるので、まず1冊目に迷っている人にはおすすめします。

m
miku

Webマーケター

★★★★4.5

Webマーケターとして働いていますが、新人の後輩に最初の1冊として何を薦めるかずっと悩んでいました。戦略立案からSEO、SNS、広告、リスク対策まで一通り網羅していて、全体像をつかませるにはちょうどいいバランスだと思います。著者の270社超のコンサル経験が随所に活きていて、中小企業のリアルな課題感をちゃんと拾っている。自分自身も改めて基本を整理し直す良い機会になりました。経験者でも一度立ち返って読む価値はあります。

こーた

マーケター

★★★★★5.0

マーケティング部署に配属されたばかりの頃、先輩がSEOだ広告だとバラバラに指示してくるのに全体のつながりが全然見えなくて困っていました。この本で戦略から施策への流れを理解してから、先輩たちが言っていることがやっと一本の線でつながった感じです。特に第2章のリサーチの部分、自社の強みを書き出すワークは実際にやってみたら発見がたくさんありました。「弱者の戦略」というコンセプトが全編を通して一貫しているのも良いです。中小企業の現場にいる人間として、読んでいて素直に勇気が湧いてきました。

ゆうと

EC企業マーケター

★★★★★5.0

EC企業でマーケティングに携わっていますが、自分の知識が施策寄りに偏っていると感じていたので手に取りました。戦略編で「成功の定義」から始まるのが秀逸で、KPIの置き方を根本から見直すきっかけになりました。施策編もSNSやSEOを個別に解説して終わりではなく、全体の中での位置づけがしっかり整理されているのが良いですね。意外だったのがリスク対策の章で、SNS炎上のケーススタディは具体的で実用的だったので社内でも共有しました。これからWeb担当を始める人には迷わず薦められる一冊です。

著者について

こんな人におすすめ

中小企業のWeb担当者1年目

予算も人手も限られた環境で、何から手をつけるべきかの優先順位が分かります

マーケティングを体系的に学び直したい人

施策の断片的な知識はあるが全体像が見えていない人にとって、戦略から施策への流れを整理できます

中小企業の経営者・事業責任者

Webマーケティングを外注する際にも、何を依頼すべきかの判断基準を持てるようになります

関連書籍との比較

よくある質問

Q. 『Webマーケティング最強の1冊目』はまったくの初心者でも読めますか?
A. はい、『Webマーケティング最強の1冊目』はWeb担当者になったばかりの人を想定して書かれており、専門用語も丁寧に解説されています。マーケティングの知識がゼロの状態からでも無理なく読み進められます。
Q. 『Webマーケティング最強の1冊目』はBtoBビジネスにも使えますか?
A. 『Webマーケティング最強の1冊目』の戦略フレームワークはBtoBにも十分適用可能です。ただし、事例はBtoC寄りのものが多いため、BtoB特有のリードナーチャリングや長期の意思決定プロセスについては別途専門書で補うのがおすすめです。
Q. 『Webマーケティング最強の1冊目』を読めばSEOは十分ですか?
A. 『Webマーケティング最強の1冊目』ではSEOの基本的な考え方と最初に取り組むべきことを学べますが、テクニカルSEOやコンテンツSEOを本格的に実践するには専門書での補強が必要です。本書はあくまで全体像の中でSEOの位置づけを理解するための一冊です。
Q. 『Webマーケティング最強の1冊目』はすでにWebマーケティング経験がある人にも役立ちますか?
A. 施策レベルの知識をすでに持っている人には基礎的に感じる部分もありますが、戦略から施策への一貫した流れを整理し直す目的であれば『Webマーケティング最強の1冊目』は十分に価値があります。特に中小企業のマーケティング全体を俯瞰し直したい場面で有用です。
Q. 『Webマーケティング最強の1冊目』にWeb広告の具体的な運用方法は載っていますか?
A. 『Webマーケティング最強の1冊目』のWeb広告の章では、リスティング広告やSNS広告の基本的な仕組みと始め方が解説されています。ただし、入札戦略の詳細やアカウント構成などの運用テクニックについては専門書に譲る形になっています。
Q. 『Webマーケティング最強の1冊目』と他のWebマーケティング入門書との違いは何ですか?
A. 最大の違いは「戦略編」から始まる構成です。多くの入門書がSEOやSNSなど個別施策から解説を始めるのに対し、『Webマーケティング最強の1冊目』はまず事業のゴール設定と顧客理解を行い、そこから施策に落とし込む流れを重視しています。
Q. 『Webマーケティング最強の1冊目』のリスク対策の章ではどんな内容が扱われていますか?
A. 『Webマーケティング最強の1冊目』の最終章では、SNSでの炎上対策、著作権・景品表示法などの法的リスク、ネガティブな口コミへの対応方法など、Webマーケティングにおける「守り」の施策が具体的に解説されています。

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