この本を一言で言うと
古典常識・文法・和歌の76項目を、読解に「使う」観点で厳選・整理した桐原書店の実践的知識集。豊富なビジュアルと読解への応用解説が特長。
この本の概要
桐原書店から刊行された古文読解のための実践的知識集。副題に「常識・文法・和歌」と示す通り、古典常識・文法・和歌の3分野にわたる76項目を収録している。単に知識を羅列するのではなく、それぞれの知識が読解でどのように使われるか、実際の文章の中に情報がどのような形で現れるかを豊富なビジュアルとともに解説した点が特長だ。知っておくべき知識だけでなく、「その知識を使ってどう読むか」までを示した実用的な設計になっている。240ページで古典常識から和歌の修辞法まで幅広くカバーしており、知識を得点に直結させるための橋渡し教材として位置づけられる。新課程対応については確認が必要な部分があるが、古文読解の実践力を高める教材として受験生から高い評価を得ている。
「知ってるけど読めない」がなくなった。古文攻略の橋渡し本
模試の古文でいつも半分以下しか取れなかった。文法はやった。単語帳も1周した。なのに点が取れない。なんで?ってずっと疑問だった。
先輩に相談したら「古典常識と和歌がわかってないと高得点は取れないよ」と言われて初めてその存在に気づいた。え、そんなに重要だったの?と思いながら手に取ったのがこの本。
読んで最初に感じたのは「知識の整理の仕方が全然違う」ということ。ただ「こういう慣習があります」「枕詞はこれです」と並べるのではなく、「この知識が文章の中でどう現れるか」「これを知っていたらここでこう読める」という使い方まで書いてある。
特に和歌のパートが自分にとって衝撃だった。掛詞とか序詞とか名前は知っていたけど、和歌問題を解くときに何をどう考えればいいか全然わかっていなかった。この本で読み方の筋道がはっきりして、和歌問題が初めて解けるようになった感覚があった。
ビジュアルが多いのも良くて、何度も見返しやすい。300円という価格が信じられないコスパ。知識と読解の橋渡しが欲しかった人にドンピシャな本。
— 古文で点数が伸び悩んでいる高校3年生
この本で学べること
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本の目次
- 1第1部 古典常識(場面・人物・文化・しきたり)
- 2第2部 古典文法の識別(助動詞・助詞・敬語の読解活用)
- 3第3部 和歌(枕詞・序詞・掛詞・縁語・本歌取り)
良い点・気になる点
良い点
- ○知識を「使う」ために整理されており、実際の読解で活かしやすい
- ○豊富なビジュアルで視覚的に記憶できるため定着率が高い
- ○古典常識・文法・和歌をまとめて整理できる効率的な一冊
気になる点
- △価格300円と安価だが、文法の基礎がない状態では内容が難しく感じる
- △新課程への対応状況を確認した上で使う必要がある
みんなの評判・口コミ
★★★★★5.0
古典常識も文法識別も和歌もこれ一冊で整理できるのがすごい。特に「この知識がどう読解に使われるか」まで書いてあるのが他の本と違う点。ただ羅列されているだけじゃなくて、使い方まで教えてくれる感じで、読んでいて「なるほど」という場面が多かった。
★★★★★4.5
和歌解釈が苦手だったんだけど、この本の和歌のパートが本当に良かった。修辞法を解説しながら「どうやって和歌を読むか」まで書いてあるので、和歌問題への向き合い方が変わった。古典常識のパートもコンパクトにまとまっていて、何度も読み返している。
★★★★★4.0
古文で点数が取れない理由が古典常識や和歌の知識不足だとわかってからこの本を買った。ビジュアルが多くて視覚的に頭に入りやすい設計で、読んでいて苦にならない。ただある程度文法の基礎がないと理解しにくい箇所もあるかもしれない。
★★★★★3.5
古文の知識を読解に繋げる教材として非常に優秀だと思っています。単なる暗記集と違い、知識の活かし方まで示してくれる構成が生徒の読解力向上に直結している印象。和歌と古典常識が同一教材でカバーできるのも効率的。新課程対応の確認は自分で補っています。
著者について
こんな人におすすめ
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よくある質問
Q. 文法の基礎がない状態でも使えますか?▼
A. 文法識別のパートは一定の文法知識を前提としています。完全な初学者よりは、文法の基礎が身についた状態で使うと効果的です。文法の基礎固めを先に終えてから本書で整理・応用するのが推奨される使い方です。
Q. 新課程対応ですか?▼
A. 2017年刊行で旧課程準拠の部分があります。新課程で追加・変更された事項は自分で確認が必要です。ただし、古典常識・和歌・文法識別の本質的な内容は新課程でも大きく変わらないため、主要な知識は現在でも十分活用できます。
Q. この本だけで古文の知識は足りますか?▼
A. 古典常識・文法・和歌の三分野を実践的に整理する教材として優れていますが、古文単語帳は別途必要です。また、読解演習は問題集で別途行うことをおすすめします。本書は知識と読解を繋ぐ橋渡し的な役割で使うのが効果的です。