この本を一言で言うと
物語をイラスト付き現代文で先読みしてからの2ステップで、古文・漢文の苦手意識をゼロにする高校入試対策ドリル。
この本の概要
「古文・漢文はどうにも苦手」という受験生のために、くもん出版が設計した高校入試向けドリル。いきなり原文に当たるのではなく、まずイラスト付きの現代文で物語のストーリーを把握してから、同じ素材を使った実際の入試問題に挑戦する2ステップ方式を採用している。「醒酔笑」「伊曾保物語」「おくのほそ道」「枕草子」「徒然草」など頻出素材35編を厳選収録。文法から入らないため、古文が初めての中学生でも無理なく読み進められる構成になっている。各問題には「出る問ポイント」で解き方の要点も整理されており、入試本番で必要な得点力を短期間で養うことができる。143ページとコンパクトで、スキマ時間の活用にも最適な一冊。
古文が読めなかった自分が、この本で「なんとなく意味が取れる」ようになった話
正直、古文ってずっと意味不明だった。単語も文法もやったはずなのに、文章を見るとパニックになる感じ。そんな状態で本番3ヶ月前に手にとったのがこの本です。
最初に「え、現代語で話読んでいいの?」と思った。でもこれが正解だった。話の流れがわかった状態で古文を読むと、同じ文字列なのに全然違って見えるんです。「あ、ここは誰々が驚いてる場面だ」みたいに文脈が取れるようになる。
素材も枕草子・徒然草・おくのほそ道など、授業で名前だけ聞いたことあるものばかりで親しみやすかった。全部で35編あってボリューム感もちょうどいい。薄い本なので1〜2週間で一周できます。
欠点を言うと、文法の説明は最低限なので「なぜそう読むのか」を深掘りしたい人には物足りないかも。でも苦手意識をなくすという目的なら、これ以上細かくしない方がいいとも思う。古文アレルギーがある人の最初の一冊として自信を持っておすすめできます。
— 高校入試直前の受験生
この本で学べること
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本の目次
- 1古文編(物語・随筆・和歌など頻出素材)
- 2漢文編(書き下し文・返り点の基本と頻出素材)
- 3入試問題チャレンジ
良い点・気になる点
良い点
- ○ストーリー理解を先行させる独自の2ステップで挫折しにくい
- ○コンパクトなので受験直前のまとめ学習にも対応できる
- ○高校入試の頻出素材を網羅していて効率的に対策できる
気になる点
- △2009年刊行と古く、最新の入試傾向への対応は限定的
- △文法解説が薄めで、文法を体系的に学びたい受験生には物足りない
みんなの評判・口コミ
★★★★★5.0
古文が大嫌いだったけど、最初に現代語で話を読んでから原文に入る流れが自分にはすごく合ってた。物語の内容がわかった状態で読むから、古文でも何となく意味が取れるようになって本番も落ち着いて解けた。これで古文への苦手意識がだいぶなくなりました。
★★★★★4.5
子どもが古文・漢文を嫌がっていたので購入。イラストが多く親しみやすいデザインで、子どもが自分からページを開くようになりました。薄くて持ち運びやすいのも良いです。文法の詳しい説明は別冊で補う必要がありますが、入門用としては十分な内容です。
★★★★★4.0
入試対策の導入教材として生徒に勧めています。いきなり文法から入らず読解への橋渡しをしてくれる構成は、古文が苦手な生徒のハードルを下げる効果があります。ただ発行年が古いため、最近の出題傾向との照合は指導側で補う必要があります。
★★★★★3.5
基礎的な素材が揃っているので取り組みやすかったですが、解説の量はやや少なめ。なぜその答えになるのかの根拠説明が薄い箇所があり、理解を深めるには他の解説書と併用したほうがいいと思います。苦手意識をなくす最初の一冊としては悪くない。
著者について
こんな人におすすめ
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よくある質問
Q. 高校入試だけでなく大学受験の準備にも使えますか?▼
A. 高校入試を対象としたドリルです。素材は大学入試でも頻出の古典作品が多く含まれていますが、難易度・問題形式ともに高校入試向けの設定です。大学受験の準備としては基礎づくりの入門用として活用できますが、共通テストや二次試験の対策には別途レベルの高い参考書が必要です。
Q. 文法の知識がゼロでも取り組めますか?▼
A. 取り組めます。本書はいきなり文法事項から入らず、現代語でストーリーを把握してから古文・漢文に触れる設計になっています。基本的な文法は問題を解く中で自然に触れる形なので、予備知識がなくてもスタートできます。
Q. 漢文はどの程度収録されていますか?▼
A. 古文と漢文の両方を収録した1冊構成です。漢文については返り点・書き下し文の基本的な読み方から頻出の入試素材までをカバーしています。古文の比重がやや大きいですが、漢文が苦手な受験生にとっても十分な入門内容です。