この本を一言で言うと
スタディサプリ人気講師・岡本梨奈が講義形式で古文読解の手順と解き方を1冊にまとめた、読むだけで実力がつく参考書。
この本の概要
オンライン予備校「スタディサプリ」で数万人の受講生から最上位評価を得てきた岡本梨奈先生による古文読解の入門書。先生と生徒の講義形式で書かれており、まるで授業を受けているような感覚で読み進めることができる。文法を学んだあとに「実際の文章が読めない」という受験生の壁を正面から取り上げ、問題文の読み方・設問の解き方を具体的な手順で解説している。古文常識・作品常識も同時に扱い、和歌対策のパートも収録。苦手意識がある人が最初に手に取る一冊として最適な構成になっている。336ページとボリュームはあるが、会話調の文体なので読むスピードは速い。
文法はできるのに読めない——そのモヤモヤを解消してくれた本
正直、古文って文法覚えるのが精一杯で「読む」というステップに踏み込めてなかったんですよね。助動詞の意味は言えるのに、文章を渡されると主語が誰なのかすら迷う。そのもどかしさを感じていたところでこの本に出会いました。
岡本先生の説明、めちゃくちゃ具体的なんです。「主語を補う」「敬語で人物関係を整理する」というのは他の本にも書いてあるんですが、この本は「なぜそうするのか」「どの場面でどう使うのか」まで会話形式でかみ砕いてくれている。読んでいて「あ、そういうことか」が続く感覚がある。
和歌の章が地味に良くて、共通テストの和歌問題に対して「こう見ればいい」という視点をくれた。それだけでも買う価値があったかなと思っています。
1冊読み終えると、古文を「なんとなく読む」から「意識的に読む」に変われた気がします。演習量は少ないので次の問題集に早めに移るべきですが、読解入門書としてはかなりおすすめです。
— 高校3年生(理系だけど国語が心配な受験生)
この本で学べること
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本の目次
- 1第1章 古文読解の基本ルール
- 2第2章 主語・述語の把握
- 3第3章 敬語と人物関係の整理
- 4第4章 古文常識・作品常識
- 5第5章 設問の解き方
- 6第6章 和歌の読み方と解き方
良い点・気になる点
良い点
- ○講義形式の会話体でとっつきやすく、独学でも授業感覚で進められる
- ○読解法と設問解法の両方を網羅しており、これ1冊で基礎が完成する
- ○和歌対策まで含まれており、共通テスト対策に直結する
気になる点
- △336ページとボリュームがあり、時間がない時期には取り組みにくい
- △演習問題は少なめなので別途問題集との併用が必要
みんなの評判・口コミ
★★★★★5.0
文法は一通りやったのに古文が全然読めなかったんですが、この本で「主語を補いながら読む」という感覚がつかめました。岡本先生の説明が会話調でテンポよく読めるし、なぜそう読むのかの理由まで書いてくれてるのが助かります。和歌の章も意外とわかりやすかった。
★★★★★4.5
現役時代に文法だけやって撃沈したので、浪人の春にこれを読みました。読み方のマニュアルが整理されていて、「あ、こういうアプローチで読むのか」とすっきり腑に落ちた感じがします。ただ演習量は少ないので、読み終わったらすぐ問題集に移らないと定着しないと思います。
★★★★★4.0
学校の授業で文法をやり始めたタイミングで購入。まだ受験は先ですが、読解の全体像をつかむのに役立ちました。会話形式なので教科書より読みやすいです。ただ内容は基礎〜標準レベルなので、難関大志望の人はこれだけだと物足りないかもしれない。
★★★★★3.5
子どもへのプレゼントで購入しました。中身を少し見たら先生と生徒の会話スタイルで書いてあって、親が読んでも面白い。子どもも「読みやすい」と言っていますが、まだ取り組み中なので成果はこれから。入門書として選んで正解だったと思っています。
著者について
こんな人におすすめ
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よくある質問
Q. 文法をまだ完璧に覚えていなくても使えますか?▼
A. 基本的な文法知識(助動詞の意味・活用など)があれば読み進められます。文法の完全習得を待つより、読解の感覚をつかみながら並行して文法を固めるほうが効率的な場合が多いです。
Q. 問題集としても使えますか?▼
A. 本書は主に「参考書」として機能します。読解の考え方・手順を学ぶ本なので、演習は別途問題集(古文ポラリスなど)と組み合わせるのがおすすめです。
Q. 難関大(早慶・旧帝大)受験にも対応していますか?▼
A. 本書は基礎〜標準レベルの位置づけです。難関大を目指す場合は本書で読解の土台を作ったうえで、ハイレベルな問題集・過去問演習に進む必要があります。