この本を一言で言うと
古文の文章を読みながら場面で単語を覚えるZ会の独自単語集。36大学の入試分析に基づく約400必須語を文脈の中で習得できる。
この本の概要
Z会出版が提供する古文単語集で、単語を孤立した形で暗記するのではなく「文章を読みながら場面で覚える」という独自のアプローチを採用している。36の主要大学の入試問題を分析し、頻度10以上・頻度5以上に分類した必須語約400語に加え、派生語・関連語を含む計約1000語を掲載する充実の内容。漢字表記を取り入れることで語義を類推しやすくし、古文特有の「現代語との意味のズレ」を自然に習得できる。各文章には読解を助けるコラムが充実しており、単語学習と同時に古文常識・作品知識も身につく構成。別冊では本文の文法解説や連語の説明が丁寧にまとめられており、文章を読む際の詰まりどころを解消できる。単語集でありながら小説的な読み進め方ができる稀有な一冊で、長文読解の演習効果も兼ね備えている。ロングセラーとして受験生に使われ続けている信頼性の高い単語集。
単語帳なのに読み物として機能する不思議な一冊
単語帳って、単語と意味がずらっと並んでいて、ひたすら眺めるものじゃないですか。でもこの『読み解き古文単語』は違う。古文の文章が載っていて、その中で単語を覚えていくスタイルなんです。
最初は「えっ、これ単語帳なの?」と思いました。でも読み進めるうちに、文章の場面と一緒に単語のイメージが焼きついていく感覚がある。「ああ、この場面でこの語が使われてたな」という引き出しが増えていくのが嬉しい。漢字表記が載っているのも独特で、「ああ、漢字で書くとそういう意味か」という納得感がありました。
36の主要大学の入試問題を分析して作られた必須語約400語というのも、信頼感がある。Z会らしい緻密な設計です。コラムも充実していて、読んでいると平安時代の世界観がどんどん見えてくる。別冊の文法解説も詰まったときに役立ちます。
古文が嫌いで単語帳を開く気になれない、という人にこそ試してほしい一冊です。
— 受験生
この本で学べること
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本の目次
- 1第1章 物語・随筆(必須語170語)
- 2第2章 日記・紀行(必須語120語)
- 3第3章 和歌・論説(必須語110語)
- 4別冊 文法解説・連語説明
- 5巻末 チェック欄一覧
良い点・気になる点
良い点
- ○文脈の中で単語を覚えるため記憶が長期定着しやすい
- ○単語習得と読解演習が同時にできるコスパの高い学習設計
- ○漢字表記で語義を推測する力がつき、未知語への対応力も鍛えられる
気になる点
- △単語が文章内に散りばめられているため、辞書的な引き方には不向き
- △1999年改訂版と古く、新課程対応が明示されていない
みんなの評判・口コミ
★★★★★5.0
普通の単語帳だとすぐ飽きてしまうんですが、この本は文章を読みながら単語を覚えるので全然飽きない。気づいたらページが進んでいる感じ。読解力も並行して上がっていくのが実感できました。文章ごとのコラムも面白くて、古文の世界観が好きになっていきました。共テ模試の点数も上がりました。
★★★★★4.0
単語帳というより読み物として使いました。漢字表記が載っているのが独特で、意味の類推がしやすかったです。別冊の文法解説も丁寧で、文章を読んでいて詰まったところをすぐ確認できる。難点は単語をランダムに確認しにくい点で、チェック欄での復習に慣れるまで少し時間がかかった。
★★★★★3.5
単語集というより長文読解集という印象です。それ自体は良いことなんですが、時間が足りない受験生には少し重いかも。基礎単語をさっと覚えたい人には向かないと思う。でも文章の中で語を覚えていく方法は確かに効率的で、Z会らしい本質的な設計だなと感じました。
★★★★★4.5
共テ対策で使いましたが、想像以上に効果がありました。単語を覚えながら文章の展開にも慣れていくので、本番で古文を読むスピードが上がった気がします。1000語近く掲載されているのも安心感があります。ただ発行年が古いので、最新の傾向への完全対応は別途確認が必要です。
著者について
こんな人におすすめ
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よくある質問
Q. 普通の単語帳と何が違うのですか?▼
A. 通常の単語帳は単語と意味が一覧形式で並んでいますが、この本は古文の文章を読みながら文脈の中で単語を覚える形式です。場面のイメージと結びついた語彙は記憶に長く残りやすく、読解力の向上も同時に期待できます。
Q. 約1000語というのはすべて覚える必要がありますか?▼
A. 必須語約400語が優先すべき中核で、残りは派生語・関連語です。まず必須語を完璧にし、その後余裕があれば関連語まで広げていくのが効果的な使い方です。志望校のレベルに応じて目標語数を設定しましょう。
Q. 1999年改訂版と古いですが、現在の入試にも使えますか?▼
A. 古文の語彙自体は時代による変化が少ないため、掲載語の内容は現在も十分通用します。ただし新課程への明示的な対応や最新の入試傾向との照合は、他の最新教材で補完することをおすすめします。