この本を一言で言うと
化学の標準〜応用レベルを丁寧にカバーする、新演習への橋渡しとなる演習書。
この本の概要
『化学の新標準演習』は、三省堂の卜部吉庸氏による大学受験化学の演習書で、同著者の『化学の新演習』の一段下、標準レベルに位置づけられる一冊。理論・無機・有機にわたる全分野を網羅しており、ページ数368ページと問題数が多い点が特徴。基礎的な事項を確認しながら標準的な入試問題を解く練習が積める構成で、化学の基礎を一通り終えた受験生が実戦力をつけるのに適している。各問題には解説が付いており、答えに至る思考の筋道を確認できる。新演習のような最難関レベルの問題は少ない分、幅広い問題パターンに触れられる。国公立中堅校から難関私大の標準問題まで対応できる力を養うのに適した演習書として評価されている。
新演習は無理だったけどこれなら続けられた
夏休みに化学の演習書を探してて、書店で新演習と新標準演習を見比べた。新演習を立ち読みしたら問題の雰囲気が難しすぎて即閉じた。でもこっちはまだ解説を読んで「あーそういうことか」ってなれる感じがして購入。368ページあるから最初は「こんなの終わるの?」って思ったけど、毎日少しずつ進めてたら2ヶ月でひと通り回せた。途中で自分の苦手が有機の反応式周辺だってわかって、そこを重点的にやり直したのも良かった。国公立の過去問と並行して使うと、問題形式の違いにも気づけて力がつく。新演習は怖いけどこれなら頑張れる、そういう人に届いてほしい一冊。
— 国公立薬学部志望の高3女子
この本で学べること
✓
✓
✓
本の目次
- 1第1章 理論化学
- 2第2章 無機化学
- 3第3章 有機化学
良い点・気になる点
良い点
- ○問題数が豊富でアウトプット練習をたっぷり積める
- ○難しすぎず、解きながら達成感を感じられる難易度
- ○同著者の新演習・新研究とシリーズとして連携しやすい
気になる点
- △最難関大(東大・医学部)の対策には物足りない場合がある
- △出版年が古いため新課程の一部対応が不十分な可能性がある
みんなの評判・口コミ
★★★★★3.5
問題の質は高い。ただ2016年刊行なので新課程対応という点では最新書籍に分があると思う。内容自体はほぼ変わらないが、学校で紹介するときは補足が必要な場合もある。
★★★★★4.0
化学をほぼゼロから独学してる身としては、新演習は無理だったけどこっちなら解説を読みながら進められた。368ページは多いけど、一冊やり切ると自信がつく。
★★★★★4.5
重要問題集と迷ったけど、解説の丁寧さでこっちを選んだ。問題数が多いから飽きずに続けられるし、解いていると自分の弱点が可視化されてくる。センターで化学が安定してきた実感がある。
★★★★★5.0
薬学部の入試に必要な範囲がしっかりカバーされていて助かった。特に有機化学のパートは豊富な問題数で、パターン習得に使いやすい。新演習は難しすぎるのでこれくらいがちょうどいい。
著者について
こんな人におすすめ
✓
✓
✓
よくある質問
Q. 重要問題集(数研出版)とどちらを選ぶべきですか?▼
A. 解説の丁寧さを重視するなら新標準演習、問題数の絞り込みと網羅性のバランスを重視するなら重要問題集がおすすめです。
Q. 新演習との難易度差はどのくらいですか?▼
A. 新標準演習は標準〜やや応用レベル、新演習は難関大向けのハイレベルです。新標準演習→新演習の順に進めるのが一般的なルートです。
Q. 新課程(2022年以降入学)の内容に対応していますか?▼
A. 2016年刊行のため新課程完全対応ではありません。エンタルピーなど新課程追加事項は別途確認が必要です。