この本を一言で言うと
イラストとたとえ話を駆使した見開き構成で、複雑な無機化学を誰でも理解できるレベルまで噛み砕いた参考書。
この本の概要
「宇宙一わかりやすい高校化学」シリーズの無機化学編。左ページに平易な文章解説、右ページにイラスト図解という見開き構成を採用し、視覚的に知識が定着しやすい工夫がされている。無機化学は元素の性質・反応・製法など暗記量が多く挫折しやすい分野だが、本書はたとえ話を多用してイメージで捉えられるよう設計されている。2022年度以降の新課程に対応した最新版で、別冊の確認問題と章末チェックを活用すれば、知識の定着から問題演習まで一冊でこなせる。共通テストから国公立2次まで幅広い試験に対応する基礎力を養える。
「暗記地獄」だった無機化学が、この本で景色が変わった
正直に言う。無機化学、最初は本当に嫌いだった。元素ごとに反応が違って、「なんでこうなるの?」がずっとわからなかった。教科書読んでも頭に入らないし、授業についていけない。そんな状態でこの本を手に取った。
開いてすぐ気づいた——右ページの図がとにかくわかりやすい。テキストを読んで、右の図解を見ると「あ、こういうことか」ってなる。たとえ話が多くて、なんか友達に説明してもらってる感覚に近い。塩素の反応とか、酸化還元の流れとか、図で見ると急に腑に落ちた。
別冊の問題集も地味に良い。読んで満足するんじゃなく、ちゃんと手を動かす機会があるのが助かる。最初は解けなくて落ち込むけど、本編に戻って確認してまた解く、のサイクルがうまく回った。
難関大を狙うなら問題集は別途必要だけど、「無機化学が何もわからない」状態から抜け出すには間違いなくこの本が早道だと思う。
— 現役の理系受験生
この本で学べること
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本の目次
- 1第1章 非金属元素(水素・ハロゲン・酸素・硫黄・窒素・リン・炭素・ケイ素)
- 2第2章 金属元素(アルカリ金属・アルカリ土類金属・アルミニウム・鉄・銅・その他)
- 3第3章 無機物質の工業的製法・利用
良い点・気になる点
良い点
- ○イラストが豊富でビジュアル的に覚えやすく、挫折しにくい
- ○新課程対応済みで受験に直結した内容になっている
- ○別冊問題集との連携で理解から演習への流れがスムーズ
気になる点
- △基礎入門向けのため、難関大の応用問題演習には別途問題集が必要
- △既に基礎が固まっている人には内容が平易すぎる場合がある
みんなの評判・口コミ
★★★★★5.0
化学が本当に苦手で、教科書を読んでも全然頭に入らなかった。この本は右ページの図解がわかりやすくて、無機化学のあの複雑な反応式も「なんでそうなるか」がわかった。別冊の問題も解きやすくて、授業が追いつくようになった。
★★★★★4.5
独学で無機を固めるのに使った。予備校なしだと不安だったけど、この本は解説が丁寧で一人でも進められる。ただ難関大の過去問に比べると問題レベルが低めなので、演習は別途やった方がいい。基礎固めとしては文句なし。
★★★★★4.0
受験期に使っていた。当時、無機化学は暗記だと思っていたけどこの本で概念から理解できた。ただ、図が多い分ページ数が増えて持ち運びが少し不便。内容の質は高いと思う。
★★★★★3.5
授業の補助として生徒に紹介している。視覚的なアプローチは初学者に有効で、内容は正確。ただ受験化学全体を網羅するには理論・有機と3冊揃える必要があるので、その点はコスト面で生徒に伝えている。
著者について
こんな人におすすめ
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よくある質問
Q. 旧課程の「宇宙一」と内容はどう違いますか?▼
A. 2023年2月発売の本書は2022年度以降入学の新課程対応版です。旧課程版とは別物で、熱化学方程式からエンタルピーへの変更など新学習指導要領の改訂点を反映しています。
Q. この1冊だけで共通テストに対応できますか?▼
A. 無機化学の基礎理解には十分ですが、共通テスト対策としては理論化学編・有機化学編も合わせて使うことを推奨します。また問題演習は別途問題集が必要です。
Q. 難関国公立を目指す人にも向いていますか?▼
A. 基礎固めには最適ですが、難関大レベルには「化学標準問題精講」などの演習書を組み合わせることをお勧めします。本書で概念を理解した上で問題集を解くのが効果的な使い方です。