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【要約・書評】『鎌田の化学基礎をはじめからていねいに』の評判・おすすめポイント

鎌田真彰|ナガセ|2014-03-27|272ページ

4.0
(4件)

この本を一言で言うと

化学が苦手な人のために、会話口調の丁寧な文体と豊富な図解で化学基礎をゼロから分かりやすく解説した入門参考書。

この本の概要

「鎌田の化学基礎をはじめからていねいに」は、東進ブックス「名人の授業」シリーズの一冊。化学が苦手な高校生や、化学基礎を一から学び直したい人を対象に、会話口調の親しみやすい文体と豊富な図解で化学の基礎を丁寧に解説している。改行を多く取り読みやすくデザインされた紙面は、化学の教科書に拒否感を持つ人でも取り組みやすい。物質の構成・化学結合・化学式・物質量・酸塩基・酸化還元といった化学基礎の全分野をカバー。各章末には「まとめ」と「確認テスト」が掲載されており、学習内容を定着させながら読み進めることができる。化学用語の説明も欄外に設けられており、初めて化学を学ぶ人でも置いてきぼりにならない工夫が随所に施されている。鎌田のDoシリーズに進む前のファーストステップとして最適な一冊。

化学の授業が分からなすぎて泣きそうだったけど、この本で少し希望が持てた

化学の授業、マジで意味が分からないんですよね。先生の話を聞いても「molって何?」「原子と分子って違うの?」みたいな状態で、教科書を読んでも難しくて眠くなる。 友達に「はじめからていねいにシリーズ読んでみたら?」って言われて買ったのがこれ。読み始めたら文体がまず全然違った。改行が多くてメールみたいな感じで、なんか読める気がする。molの説明とかも「なんでmolっていう単位を使うのか」から書いてくれてて、ようやく意味が分かった気がした。 確認テストもついてて、章ごとに「理解できたかな?」って確認できるのもよかった。化学嫌いの人こそ読んでみてほしい一冊です。

高校1年生・化学が大嫌いで授業についていけていない

この本で学べること

本の目次

  1. 1第1章 物質の構成
  2. 2第2章 化学結合
  3. 3第3章 物質量(mol)
  4. 4第4章 化学反応式
  5. 5第5章 酸と塩基
  6. 6第6章 酸化還元反応
  7. 7各章末 まとめ・確認テスト

良い点・気になる点

良い点

  • 会話口調で読みやすく、化学アレルギーがある人でも取り組めるハードルの低さ
  • 図解が豊富でイメージしながら理解できる
  • 確認テストで理解度を確認しながら進めることができる

気になる点

  • 2014年出版のため新課程(エンタルピー等)の内容は未対応
  • 入門書として設計されているため、難関大志望者には内容が不十分

みんなの評判・口コミ

4.5

学校の授業が全然わからなくてずっと置いてきぼりだったけど、この本を読んだら「なんだ、こういうことか」ってなる場面が多くて感動した。会話みたいな文体で読みやすいし、molの概念とかもやっと理解できた気がします。

4.0

化学基礎だけ使うので、難しくない本を探してこれにしました。教科書より断然わかりやすくて、要点がどこかすぐ分かる。ただ新課程対応じゃないっていうのをあとから知ったので、そこは確認した方がいいです。

4.0

現役のときに化学基礎でつまずいたまま受験したので、浪人してこの本でやり直しました。基礎から丁寧に説明してくれるので、苦手意識が少し薄れた。Doシリーズにつなぐ前段階として使いやすかったです。

3.5

子供が化学が全然分からないと言っていたので購入しました。本人は「読みやすい」と言っていました。ただ出版が古いので最新の課程に完全対応しているかどうか確認してから買う方がいいかもしれません。

著者について

こんな人におすすめ

よくある質問

Q. 化学を全く知らない状態から使えますか?
A. はい。タイトルの通り「はじめからていねいに」をコンセプトとしており、化学の前提知識がなくても読み始められます。中学理科の知識があれば十分です。
Q. 新課程(2022年以降入学)に対応していますか?
A. 2014年出版のため、新課程で追加されたエンタルピーなどの内容には対応していません。新課程の学習には補足が必要な場合があります。
Q. この本を終えたら次は何を読めばいいですか?
A. 化学基礎の理解が固まったら、同じ鎌田先生の「鎌田の理論化学の講義」「鎌田の有機化学の講義」、および「福間の無機化学の講義」(Doシリーズ)に進むのが自然な流れです。