この本を一言で言うと
帝国の支配に抗う禁断の森「レーエンデ」を舞台に、少女テッサと亡命貴族の青年が運命に抗いながら自由を求めて戦う王道ファンタジー大作。
この本の概要
聖イジョルニ帝国が支配する世界。その辺境に広がる銀霧の森「レーエンデ」は、かつて独立した民族が暮らし、今は帝国に反逆の地として恐れられている。城主の娘テッサは、外の世界に出ることを禁じられ鬱屈した日々を送っていた。そこへ家族を殺された亡命貴族の少年ルーチェが逃げ込んでくる。
二人の出会いが、レーエンデの運命を動かし始める。帝国の圧政、革命、裏切り、そして愛。『アルスラーン戦記』の田中芳樹や『霧のむこうのふしぎな町』の柏葉幸子など多くの作家が絶賛した、2023年の話題作。紀伊國屋書店ベストセラー第1位を記録した本格ファンタジー。496ページのボリュームがあるが、読み始めると止められない語り口の巧みさが際立つ。
「レーエンデ国物語」を読んで、ファンタジーへの偏見が完全に消えた
正直に言うと、国産ファンタジーにあまり期待していなかった。ハリポタや指輪物語みたいな海外のやつと比べると、どこか薄くなっちゃうイメージがあって。
でもこれは違った。
レーエンデという禁断の銀霧の森。そこを支配しようとする帝国。主人公のテッサは城主の娘なんですけど、怪力の持ち主で粗削りな魅力があって最初からキャラが立ってる。そこに亡命してきた貴族の少年ルーチェが加わって、二人のやり取りがもうずっと面白い。
政治的な構図もちゃんと書かれていて、「帝国の圧政」という設定が単なる背景じゃなくて、登場人物の生き方に直結してくる。これが読んでいて刺さる。
田中芳樹とか柏葉幸子とかそうそうたる作家が推薦コメントを書いていて、読む前から期待値上がってたんですが、それを裏切らなかった。500ページ近くあるのに気がついたら読み終わっていた。
続巻が待ち遠しい。
— 29歳・IT企業勤務の女性
この本で学べること
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本の目次
- 1序章 銀霧の森
- 2第一章 出会い
- 3第二章 レーエンデの掟
- 4第三章 帝国の影
- 5第四章 革命前夜
- 6終章 誓い
良い点・気になる点
良い点
- ○丁寧な世界構築と政治的な緊張感が海外ファンタジーに負けない読み応え
- ○ヒロインと男性主人公の関係性の変化が丁寧に描かれており感情移入しやすい
- ○田中芳樹・柏葉幸子ら著名作家の推薦コメントが物語の品質を保証
気になる点
- △単価が2000円超と他の文庫本より高め
- △シリーズの第一作で続巻があるため、続きが気になって我慢できなくなる
みんなの評判・口コミ
★★★★★5.0
久しぶりにこんなに本を読む手が止まらなかった。テッサの怪力キャラと、貴族出身で線が細いルーチェのコンビが最高すぎる。帝国対レーエンデの構図も重くなりすぎず、でもしっかりと切実に描かれていて読み応えあり。
★★★★★4.5
田中芳樹の推薦を見て手に取った。政治的な駆け引きと個人の感情が交錯する構成は確かに系譜を感じる。世界観の作り込みも丁寧で、続巻が出るたびに買う作家になった。
★★★★★4.0
普段ラノベを読んでいるが、これは一線違うしっかりしたファンタジー。ラノベ的な軽さがなく最初は少し重く感じたが、読み進めるうちに世界に引き込まれた。主人公二人のやり取りが楽しい。
★★★★★4.5
お客様によく聞かれるので読んでみたが、これは確かに面白い。500ページ近くあるのに疲れない文体で、一気読みしてしまった。日本のファンタジーの新しい旗手が現れた印象。
著者について
こんな人におすすめ
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よくある質問
Q. シリーズものですか?▼
A. はい、シリーズ作品です。第一作として本書が発売後、続巻が刊行されています。第一作で物語はひとつの区切りがつきますが、続きが読みたくなる終わり方です。
Q. 2000円以上するのは単行本だからですか?▼
A. はい、単行本での販売です。496ページのボリュームがあることを考えると、コストパフォーマンスは高い方です。電子書籍版も販売されています。
Q. 海外ファンタジーが好きな人でも楽しめますか?▼
A. 田中芳樹のアルスラーン戦記、柏葉幸子、各ファンタジー作家から絶賛されており、海外ファンタジー好きな読者にも「日本ファンタジーはこうでなくっちゃ」と評されています。十分楽しめます。